「シャーレだかなんだか知らんが、何か勘違いしているんじゃないのか?」
ゲヘナ地区をフラフラと歩いていた先生を路地裏に連れ込む。後ろめたいことをするわけではないが、決して人に見られたいわけではない。
「議長たちに対して馴れ馴れしくしているようだが、あの方々は立場ある人間だ。部外者が友人のような距離感で話してよい立場ではない」
壁を背に距離を取ろうとする先生のネクタイを引っ張り、顔を強引に近づける。咄嗟に逃げることが出来ないよう、股へ膝を入れて行動を制限する。
「配慮して楽にしろなどと仰られるだろうが、それらはあくまで社交辞令だ。真に受けて下に見るな…ど、……と?」
膝を入れた股間のあたりに違和感がある。視線を落として見ると、女性ではありえない張った状態となっている。
先生は美女にキスをしかねないほど顔を近づけられ、股間を太ももでいじめられ、臨戦態勢となっているのだ。
「き……さま…っ、これはどういうつもりだ?」
問いかけるが、予想外の展開ではない。むしろ、こうなるように誘導したのだ。所詮は下半身で物事を考えるケダモノ、異性から迫られたら簡単にIQが落ちる。
「こんなところに何を隠している?凶器の類でも隠し持って議長へ会いに行こうとしたのではあるまいな?」
言葉に詰まる先生を横目に、チャックを下ろして中の凶器を取り出す。
怒張したソレは普段見かけるおもちゃとは違い、メスを堕とすための存在感を雄弁に放っていた。
「や…やはりそうか!これで議長たちに迫り、あわゆくば関係を持とうとでも思ったのだろうがそうはいかんぞ!なぜなら私がこの場で使い物にならなくしてやるからだ!」
やや動揺をしてしまった彼女は、膝裏で先生のモノを挟む。引き締まった太ももとふくらはぎに挟まれ、先生はうめき声をあげる。
「た、助けを呼ぼうなどと考えるなよ、人が来て困るのはそちらなんだからなっ」
ネクタイを引っ張って顔を寄せ、表情の変化を見ながら調整してしごく。ただうめいて耐える様子に彼女は優位性を感じる。やがてその表情と足から伝わるふくらみに絶頂を予感する。
「そうだっ、そのまま全て吐き出せっ!」
ネクタイをさらに引っ張って舌を絡めたキスをし、足を強く締められ先生は達する。吐き出された劣情は地面へ無駄撃ちされ、絶頂が終わったのを目視して唇が離れる。
「……こんな形で絶頂するなど、他の誰にも知られたくはないだろう。なら…どうすればいいか分かるな?」
紅潮した顔で舌なめずりをする彼女は、まだ満足には程遠いようだ。