※この作品はR-18です。

九能先輩、撃沈す   作:RNOVEL


原作:らんま1/2
タグ:R-18 らんま
ようこそ、無差別格闘バカ騒ぎの世界へ!

今回のエピソードは、あの「おさげの女」に心奪われた九能帯刀と、そんな彼をからかうことに全力を注ぐ(?)らんまの、ちょっと(いや、かなり)セクシーでハチャメチャなシーンです。原作のワンシーンをモチーフにしています。

物語はR18ではありませんが、挿絵に要素があるため、R18指定です。

1話完結と、短いですが、楽しんでもらえれば嬉しいです

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九能先輩、撃沈す

「九能せ〜んぱ〜い♪」

 

【挿絵表示】

 

浴場の戸を開けて、らんまが顔を覗かせた。肩にタオルをかけ、黒いタンクトップに黄色いショートパンツ。
その姿はラフで気取らないが、男心を揺さぶる破壊力を持っていた。

 

「は、やっ、くぅ〜ん」

 

にこにこと、あどけない笑顔で手を振るらんま。


だが九能帯刀は、洗い場の隅で膝を抱えていた。目は潤み、鼻をすすっている。

 

「着衣のままで入浴するなど……っ、そんな非常識なマネ、ボクにはできーーん!」

 

拳を握り、ふるふると震える九能。


だがらんまは、九能に向かって悪態をつく。

「なにグズグズしてやんだ、バカ野郎」

 

らんまは悪びれもせず、九能に向かって声を投げかけると、くいっと片手でタンクトップの裾をつまんだ。

 

「……ったく、しょうがねえな」

 

軽く肩をすくめてそう言いながら、迷いなくタンクトップを脱ぎはじめる。
らんまは、タンクトップの裾をつまんだ指を、そのまま一気に持ち上げた。

黒い布地が、豊かな胸の曲線をなぞるようにめくれ上がり、肩から滑り落ちる。ほんの一瞬、布がバストのふくらみを乗り越える際に、ぷるんと弾けるような抵抗があった。

 

引き締まった背中、つるりとした肩が現れ、スポッと脱げた黒いタンクトップが、手の中でふわりと舞う。

そのまま、らんまはくるりと半回転──

 

「ほいっ♪」

 

投げた。

 

黒いタンクトップは、緩やかな放物線を描き、湯気の中を漂いながら──

 

ふぁさ……

 

九能の頭に直撃した。

 

「……っ!?これはおさげの女の……っ!」

 

頭上から覆いかぶさるタンクトップ。かすかな香り。
九能の顔は真っ赤に染まり、鼻をすすっていた手が固まる。

 

「さて──下も、脱ごっと♪」

 

そう言うや否や、らんまは腰に両手を添え、黄色いショートパンツのゴムをぐいっと引き下ろした。

太腿のラインをなぞるように、ゆっくりと布が滑り落ちる。脚を交差させるようにして片足ずつ抜くと、軽やかに拾い上げた。

 

くるりと手首を返して、それを軽く放る。

湯気の中を描く柔らかな放物線。

 

ふぁさ……

 

続いて舞い降りたのは、ほんのり温かみを帯びた黄色いショートパンツ。

それは、先ほどのタンクトップの上に、ぴたりと──

 

九能の頭上に、二枚重ねで着地した。

 

「……っ!? こ、これは……!?」

 

おさげの女の匂い、温もり、重み。

九能の顔は、限界を超えて真っ赤に染まり、手も足も動かなくなっていた。

 

「う……うう……っ」

 

頭にタンクトップとショートパンツを乗せたまま、九能は震えていた。

顔は真っ赤、呼吸は荒い。

 

「ほらほら、なにモジモジしてんだよ。これで乳もオマンコも丸出しだぜ? オマエの前で、ぜーんぶ見せてやんだから、早く来いっての!」

 

その言葉は、九能の耳に直接ねじ込まれるように届いた。

理性という名のガラスが、ギリギリときしむ音を立てる。

額に汗。息は荒く、脈は乱れ、心臓がうるさく胸を打つ。

 

(ま、まるだし……っ!? ぼくの……ぼくのために……っ!?)

 

想像ではなく、現実。

妄想でも夢でもない。

“おさげの女”が、堂々と、裸で、笑っている。

 

汗ばんだ掌が震える。視界がぐにゃりと歪む。

 

そして、決壊した。

 

「ぼぼんっ!!」

 

──まるで内側から蒸気が噴き上がるように、九能の頭から湯気が噴出した。

 

目が裏返り、口を開き、理性という最後の支えが粉々に砕け散る音が、脳内に響いた。

「い……今いくぞ……っ!」

 

がばっ、と立ち上がったその瞬間、帯が半分ほどほどけていた。

拳を握りしめ、ぐらつく足取りでらんまの方へ向かって突進。

 

「おさげの女ああああああっっ!!」

 

風呂場に響く絶叫。

らんまは、そんな九能をチラリと見る。

 

「はいはい、そこまでー」

 

呆れたように言いながら、らんまの体がふわりと半身ひねる。

次の瞬間──

 

「ドスッ!!」

 

【挿絵表示】

 

九能の背中に、鋭く突き刺さるような回し蹴り!

 

「ぐぶぁっ!!?」

 

宙を舞い、九能の身体はまっすぐ風呂へと突き落とされる。

 

「どばーーーーーーん!!」

 

激しい水しぶきをあげ、九能は勢いよく湯船に沈んだ。

 

……と、その水面から、ひらりと浮かび上がったのは──

 

札。

 

湯の中でほどけた帯の間から、ぽとりと飛び出していた一枚の紙。

 

「……ネガッ!!」

 

らんまはすかさず跳び上がり、くるっと回って空中でキャッチ。

 

「ネガ、ゲーーーーットォォォ!!」

 

お目当てのものを高く掲げてポーズを決めるらんま。全裸で、堂々と。

 

「わっはははっ、ざまぁみろ、九能! これでもう、こわいものなしだぜ!!」

 

【挿絵表示】

 




最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今回の物語は──原作漫画において、らんまが九能の前でタンクトップだけを脱いだあの名(迷)シーンから生まれた、ちょっとした「もしも」のIFです。

「……もしも、あのとき、タンクトップだけじゃなくて、ぜんぶ脱いじゃってたら?」

そんな妄想(暴走?)から始まったこのエピソードは、らんまの大胆さ全開&九能せんぱいの理性が限界突破する、ギャグとお色気の融合になりました。

たった一枚の「ネガ」をめぐって、ここまで大騒ぎできるのが、らんまワールドの面白さだと改めて実感しています。

執筆やAIイラスト制作の励みになりますので、
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今後の創作のエネルギーになります。ぜひ、よろしくお願いします!

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