「……なんで」
ヒヨリ、アツコと共にスイーツを食べに来たミサキはパンちゃんに捕らえられていた。
騒動に巻き込まれてすぐそれぞれバラバラに逃げることでリスク分散をした結果、ミサキは触手に捕まり、アツコは何とか逃げ切り、ヒヨリはヌルヌルに脚を取られて転んで気絶している。
「助けを呼ぶことも出来ないし、どうし……ヒャッ!?」
触手が脚を伝い、局部を目指して伸びてくる。暴れて何とかしようとするが、伸縮自在な触手相手ではまるで意味がない。
「こっ……の!離してっ、離せっ!何しようとしてるの!」
ミサキの文句などどこ吹く風で気づけば四肢は見事に巻き付かれてしまっている。
「ひゃぅ……っ」
そしてミサキの股間のものにも巻き付いてくる、だけではない。ぱっと見では分からなかったが、触手の先は何かを咥えこめるようになっており、オナホールのようにぱっくりと玉まで咥えこむ。触手のぬめりはローションのようで、ミサキが暴れるほど強く吸い付いてくる。
同時に後ろの穴へ無理やり侵入してくる。触手の持つぬめりのおかげと言うべきか、一般的な男根ほどのサイズのものを前戯もなしに突っ込まれてもスムーズに受け入れてしまう。
「……ぐっ……、やめ……ろっ!はなっ…んぁっ!?」
逸物を咥えこんでいた触手が吸い付くのをやめたかと思えば、一回り小さな触手が尿道へ強引に入っていく。それと連動するように後ろの穴へ侵入していた触手は太さを増して奥へと進む。キヴォトスであろうとまず体験することの無いであろう感覚の濁流に思考を巡らせるだけの余裕は霧散する。
「……ぁあ”あ”っ!んぐっ!?」
悲鳴を疎ましく思ったのか、新たな触手がミサキの口へも侵入する。3つの穴で抽挿を繰り返す触手は、やがて何かが先端へと送られていく。
(……なに、あれ…… 待って、まさか、噓でしょ無理あり得ない絶対無理!)
尿道に入っている触手からも何かが送られているのだから、ミサキの焦りは至極当然だ。そして、触手がその思いをくみ取らないこともまた当然のことだ。
「んんっ!んんーっ!!」
速くなっていた抽挿は触手が一際太く、奥へと進んで止まる。そして見計らったように一気に解き放たれる。
「…っ…………ぉ……」
人間の絶頂のような数ミリ程度ではない量が注がれる。胃が、腸が、尿道が満ち満ちて、いや満ち溢れていく。お腹は限界まで膨らみ、玉袋も異常なまでに膨らんでいる。
おおよそ注ぎ終えたのか、ずるりと引き抜かれる。それぞれの穴から注がれた何かが音を立てて零れていく。そして、
「ひっ……!うぉえ……っ」
体内で早くも成長したナニカが穴から這い出てくる。忌避感からとっさに抑えようとするが、今の彼女にそんな余力はない。
「なん……イ……っ、ぐっ……! 」
触手の粘液のせいか、身体の生存本能からか、この異常極まる出産は快楽と共に果たされることとなる。出産アクメで劣情を吐き出してとうとう気を失ってしまう。
吐き出した劣情を養分として目を付けられ、悪夢が始まるとも知らずに。
這う這うの体でなんとかパンちゃんから脱出して逃げ出そうとしていた。
それを助けようと女先生が駆け寄るが、脚を取られてあっさりと捕まってしまう
「先生何してるの……っ!」
思わず手を伸ばすが、散々好き放題された後でまともに身体は動いてくれずにまた捕まってしまう
「くっ……このっ!」
抵抗虚しく四肢をからめとられ、これから先生の実に起こる出来事を咥える指も使えないまま見ているしかなかった。
先ほどのミサキで学習したのか、助けを呼ぼうとする口に触手が侵入する。ミサキの逸物よりも太く長いソレはミサキでは届かないところまで無遠慮に入り込んでいく
”…………ぅっ!?”
間髪入れず秘所にも後ろの穴にも入り込む。ミサキで学んでしまったのだろう、そこが入り込める場所だと。悲しいかな、ミサキのせいで先生は効率的に壊されていくのだ。
触手自体のぬめりは拒もうとする肉穴の抵抗を無力化し、うねりながら締め付けの強くなる場所を探す。すなわち敏感で弱いところを無尽蔵に長い触手で刺激しようとしている
数の暴力、否、質量の暴力で弱い部分もそうでない部分も圧して刺激しながら先生の中が埋め尽くされていく。宿主でありながら侵入者に好きなようにされていく。
”……っ…………っ!”
うめき声すらあげられないまま、先のミサキ同様に身体は快楽と解釈することで生きようとしている。それが逆に締め付けを強くし、触手にとって具合が良くなっているにもかかわらず。
先生に入り込む触手へ何かが送られているのがミサキの視界に映る。形状からして恐らくは卵のようで、何がされようとしているのか察してしまう。
「待って…っ、先生にそれはやめてっ!お願いやめてそれだけはっ!」
先生とはただ劣情を満たし合うだけの関係、だというのに焦燥感が一気に湧きあがる。先生は自分のモノじゃない。だけど目の前でバケモノのモノにされる、バケモノのママになろうとしている
「やめてっ!止まって!」
制止の声は届かず、無慈悲に先生へと送り込まれる。喉とお腹が膨らみ、苗床にされてしまった事実が可視化される。
触手が引き抜かれてせき込んだり股間やお尻に力を入れても何も出てきてはくれない。どころか中でうごめいていく。
”ミサキ…ごめ……私は……っ”
話そうとする都合と無関係に産まれていく。口から、秘所から、肛門から、人間ではないものを産み落として、人間ではないものの母となる。
防衛本能か触手の粘液の影響か、先生はミサキと致すときよりも気持ちよさそうな顔をしていて、ミサキは自分でも気づかぬうちに達していた。