ドラゴンクエスト4でマーニャ が勇者と出会う前、エンドールに滞在していた時の話。トルネコの息子ポポロがマーニャ とエッチするまでの話。

1 / 1
ドラゴンクエスト4のマーニャ が色々エッチする話です。初恋のような少し切ないかんじもあります。


ドラゴンクエスト4外伝

ポポロの想い人

昼下がりの銀行。

帳簿をめくる母ネネの横で、少年ポポロは小銭を数える手伝いをしていた。

そのとき、重たい扉が開き、ひときわ鮮やかな光景が舞い込んだ。

「すみません、この景品、換金していただける?」

紫の髪を高く結い上げ、白い胸当てとオレンジ色の腰布をまとった女性。

銀行の中が急に舞台のように明るくなった気がした。

ポポロは思わず手を止め、口を半開きにして彼女を見つめてしまう。

「はいはい、こちらで数えますね」

母が慣れた口調で応対する。

女性は柔らかく笑いかけ、ちらりとポポロの方を見た。

「あなたもお手伝いしてるのね。えらいわ」

「……っ!」

声をかけられただけなのに、胸がぎゅっと締めつけられる。

返事をしたかったが、声が出ない。

彼女――マーニャはゴールドを受け取ると軽やかに腰布を揺らし、銀行を後にした。

香りと余韻だけを残して。

 

その夜。

布団に潜り込んでも、ポポロは眠れなかった。

目を閉じれば、昼間の光景がよみがえる。

「……綺麗だったな」

胸が熱く、妙に落ち着かない。

ただ一言ほめられただけなのに、心臓が早鐘のように鳴り続ける。

(あんな人が、この世にいるんだ……)

まだ幼い心には、それが何の感情か分からなかった。

けれど、憧れ、恋慕、そしてどこか切ない熱。

ポポロはその日を境に、マーニャの姿を思い出しては夜ごと胸を焦がすようになった。

あの日以来、ポポロはマーニャの姿を街で見かけるたび、胸がざわめいた。

銀行に景品を持ち込んでくる彼女に会えば、軽く挨拶をする程度。

「こんにちは、ポポロくん」

「……あ、こ、こんにちは」

たったそれだけの会話でも、少年の頬は熱く染まった。

彼女にとっては無数のやり取りのひとつに過ぎなくても、ポポロにとっては一日を彩る特別な出来事だった。

 

ポポロが成長するにつれ、マーニャは彼の心の中で「ただの憧れ」ではなくなっていった。

ふとした仕草や、すれ違ったときに漂う香りまでもが、頭から離れない。

夜、布団に潜り込んで目を閉じれば、思い浮かぶのは彼女の笑顔や腰布の揺れ。

胸の奥が熱く疼き、眠れぬ夜を過ごすこともしばしばだった。

(俺……ずっと、マーニャさんのことばかり考えてる……)

誰にも言えない想いを胸に、少年は少しずつ成長していった。

昼下がり、荷物の配達で城門近くを通りかかったポポロの耳に、兵士たちの会話が飛び込んできた。

槍を立てかけ、雑談混じりに笑い声をあげる。

「なぁ、あの踊り子のマーニャ、知ってるか?」

「おう、カジノに入り浸ってるってやつか?」

「いや、それだけじゃねぇ。……裏で男に身体を売ってるらしいぞ」

「マジかよ、あんな綺麗どころがか? 信じられねぇ」

「兵舎の連中じゃ知ってるやつも多いぞ。非番の日に世話になってるってな」

ポポロの足は思わず止まりかけた。胸の奥に石を落とされたような衝撃。

(そ、そんなわけ……ない。あのマーニャさんが……)

急いで歩き出しながらも、耳に残った声は頭から離れなかった。

 

数日後。銀行前で荷を下ろしていると、商人たちが話す声が風に流れてきた。

「見たか? 昨日も裏通りに立ってたぜ、あのマーニャとかいう踊り子」

「ありゃカジノでスって、体で取り戻してるんだとよ」

「顔も体も一級品だからな。財布に余裕のある連中が群がるって話だ」

笑い混じりの会話に、ポポロの胸は重く沈む。

(やっぱり……ただの噂じゃないのか? 本当に……?)

信じたくない。けれど、日に日に現実味を帯びていく。

 

夜、人気の少ない路地を歩いていると、同年代の若者たちが肩を組んで騒いでいた。

「この前よ、宿の裏で見ちまったんだ。マーニャが客をとって交渉しているとこをよ」

「マジかよ! やっぱり噂は本当だったんだな」

「金さえあれば俺らでも抱けるらしいぜ」

笑い声と共に去っていく彼ら。

ポポロは拳を握り締め、震える息を吐いた。

(あの人を、そんなふうに……。俺の……俺だけの……)

 

布団に潜り込んでも、目を閉じても、噂の断片が甦る。

「身体を売ってるらしいぞ」

「体で取り戻してるんだとよ」

「金さえあれば俺らでも抱ける」

胸が痛む。だが同時に熱く疼く。

「もし本当なら……俺も……」

少年の憧れは、甘く苦しい激情へと変わりつつあった。

夕暮れ時、雑貨屋で母の使いを済ませたポポロは、帰り道をほんの少し外れてしまった。賑やかな通りを避け、細い裏通りへ――。そこは人影もまばらで、ひんやりとした空気が漂っていた。

と、その先から、聞き慣れた声がする。

「フェラは100ゴールド。本番は200。中に出したいなら追加で100ね」

ポポロの心臓が跳ねた。

その声は間違いない。褐色の肌、鮮やかな紫の髪――マーニャ。

銀行にやってきたあの日から、彼が憧れ続けてきた存在。

「ははっ、安いもんだ!」

「こんな上玉、二度とねぇな!」

二人の若者が金袋を手に笑い合う。

ジャラ、と金貨が鳴る音。

マーニャは袋を軽やかに受け取り、腰布を翻すと、二人の肩を軽く叩いた。

「じゃあ、ついてきなさい」

夕暮れの赤に照らされ、白い胸当てが淡く輝く。

その後ろ姿が裏通りの奥へ消えていくまでの一瞬――

ポポロの胸は焼けるように熱く、そして苦しく締めつけられた。

「……やっぱり、噂は……本当だったんだ……」

彼の足は石畳に縫いとめられたように動かず、ただその場に立ち尽くす。

耳にはまだ金貨の音と、男たちの下卑た笑い声が残っていた。

その晩、城門近くの広場で、ポポロは幼なじみたちといつものように腰を下ろしていた。

酒場の残り物をつまみながら、くだらない世間話で盛り上がる――はずだった。

「なぁ、お前ら……昨夜、俺、行っちまったんだよ」

ひとりがわざと声をひそめながらも、得意げに切り出す。

「どこに?」

「決まってんだろ……マーニャだよ、マーニャ!」

その名が出た瞬間、仲間たちの目が一斉に光った。

「うそだろ!? あの踊り子だぞ!」

「カジノの花だろ、誰も手が届かねぇと思ってたのに……!」

語り手の若者はニヤつきながら、指を二本立てて見せた。

「本番200ゴールド。でな、中に出すなら追加で100。俺は迷わず出してやったぜ」

「おいおい、マジかよ! 三百で夢が叶うってのか!」

「踊り子どころか、ありゃもう◯◯◯◯だぜ、完全に。腰振りも声も……もう最高だった!」

男たちの下卑た笑い声が夜の広場に弾けた。

「顔は? 声は? どうだった!?」

「腰布がな、あれがめくれて――ははっ、もうお宝だ! 二度は言わねぇ」

興奮した仲間が次々に身を乗り出す。

「今度は俺も行く! 絶対だ!」

「順番待ちでもいい。あんな女、他にいねぇ!」

ポポロの胸は、押しつぶされるほどの衝撃に満たされていた。

耳に刺さる「200」「300」「最高」という言葉。

羨望と嫉妬が混じり、心の奥底から熱が噴き出す。

……やっぱり、俺も行かなきゃ……。

拳を膝の上で固く握りしめ、ポポロは誰にも聞こえない声で呟いた。

「……絶対、俺も……」

夜のエンドールは、カジノ帰りの客で賑わっていた。

金を手にした者、すべてをすられた者――その熱気が漂う大通りから一本外れた裏通りに、別の熱気があった。

石畳に影が伸び、壁際には数人の男たちが列を作っている。

一様に顔を赤らめ、手に握っているのは金貨の袋。

それを指で転がしながら、時折くぐもった笑い声が漏れる。

「おい、今日は当たりだな……あのマーニャがいる」

「へっ、あんな上玉をたった百二百で味わえるんだから、ありがてぇ話だ」

「まったくだ。踊り子なんて看板は飾りだ、ありゃ完全に◯◯◯◯だぜ」

どっと笑いが広がる。下卑た声が石壁に反響し、夜気をいっそう濁らせた。

誰もが順番を待ちきれない様子で、足を小刻みに踏み鳴らしている。

――その列の最後尾に、ひとりの少年が加わった。

ポポロだった。

金貨の袋を握る手は汗でじっとりと湿っている。

母に渡された小遣いを、数年かけてこつこつと貯めた大切な金。

「本当はこんなことに使ってはいけない」とわかっている。

だが、心は抑えきれなかった。

「……やっと、ここまで来たんだ」

声にならぬ呟きが唇を震わせる。

数年前、銀行に現れた鮮やかな踊り子――マーニャ。

憧れは年月を経ても色褪せることなく、むしろ募る一方だった。

そして噂を聞き、真実を目撃し、もはや退くことなどできなかった。

前の男たちが笑い混じりに値段の話をしている。

「フェラ100、本番200、中は+100、だろ?」

「おいおい、それ以上値切ろうなんざ野暮ってもんだ」

「ふん、どっちにせよ払った分は損なしだ。あの体見りゃわかる」

耳に飛び込む下世話な声。

ポポロは顔を赤らめながらも、心臓を叩く鼓動に逆らえなかった。

その奥で――紫の髪と褐色の肌を揺らす彼女が、自分を待っている。

先頭にいた筋骨の男が袋を差し出した。

「ほらよ、100だ。軽く頼むぜ」

マーニャは小袋を受け取り、腰布を払って跪く。

途端に、路地裏の男たちの視線が集まった。

「おいおい、始まったぞ」

「顔、見てみろよ……もう慣れてるな、あれ」

薄暗がりの中、男の荒い息と群衆の下卑た笑いが混ざる。

やがて男が震え、白濁が弾ける。

「う、イクッ!」

「ほら、顔に出すぞ!」

笑いと共に噴きかかるものを、マーニャは布で拭い、平然と立ち上がった。

「はい、次」

列の後方に立つポポロは、固く拳を握りしめていた。

胸の奥が熱く、鼓動は耳を打ち破りそう。

幼い頃から憧れていたマーニャが、今、衆目の前で男を相手にしている――。

だが、列は少しずつ進む。

次の男が小袋を差し出す音が響くたび、ポポロは自分の番が近づくのを嫌でも意識させられるのだった。

「じゃあ、オレは本番で頼むぜ。ほら、200ゴールドだ」

ごつい手が袋を差し出すと、周りから「おお、本番だ!」と冷やかしの声が上がる。

マーニャは平然と受け取り、男の腰布を乱暴に引き下ろした。

「じゃあ……そこに腰かけて」

薄暗い石壁に背を預けた男が深く息を吐く。

マーニャは褐色の肌をしなやかに揺らしながら跨り、動き出す。

「う、うおお……!」

「見ろよ、あの腰つき……」

「ははっ、踊り子ってより、◯◯◯◯だな!」

群衆は笑いと下卑た歓声で盛り上がる。

やがて男が荒い息を吐き、腰を突き上げた。

「イクぞ……! 中に出す!」

「……追加100ね」

「けっ、好きにしろ!」

短いやり取りのあと、男は全身を震わせ、マーニャは体を受け止める。

そして立ち上がると、さらりと腰布を直した。

「はい、次」

次に前に出たのは、まだ若い商人風の男だった。

「お、おれは……口で。100ゴールド……」

袋を差し出す手は震えている。

「ふふ、かわいいわね」

マーニャは跪き、ゆっくりと男を咥え込んだ。

「じゅぷ……じゅる……っ」

湿った音が路地に響く。

「おお、聞こえるか? あの音……!」

「こりゃたまらん!」

列の中で笑いがこだまする。

やがて若者が背を反らせ、声を張り上げた。

「う、イクッ! 顔に出すぞ!」

「ええ、いいわよ」

飛沫が散り、マーニャの褐色の頬を白く染めた。

彼女は軽く指で拭い取り、笑って立ち上がる。

「はい、次」

 

その光景をずっと見ていたポポロの喉は乾ききっていた。

心臓は激しく打ち、全身が熱を持つ。

あのマーニャが、誰の前でも当たり前のように男たちを受け入れている――。

列は着実に短くなり、やがて自分の番が近づいていく。

「オレは……乱暴にやらせてもらうぜ」

屈強な腕をした荒くれが200ゴールドを差し出す。

「好きにすればいいわ。その代わり、ちゃんと払ってね」

マーニャは腰布を翻し、石壁に両手をついた。

「おらッ!」

背後から突き立てられるたびに、腰布の隙間から褐色の肌が大きく揺れる。

「うわぁ……! すげぇ……」

「腰を突き上げられても崩れねぇ……」

「やっぱりただの踊り子じゃねぇな、完全に◯◯◯◯だぜ!」

周囲は笑いと歓声に包まれる。

やがて荒くれが背を反らせて吼えた。

「イクぞッ! 中だッ!」

「はいはい、追加100ね」

乱暴なやり取りののち、最後の一突きと共に荒くれは力を吐き出した。

マーニャは軽く息を整え、受け取った追加の袋を懐に仕舞うと、

「はい、次」 と笑顔を向ける。

 

「おれは……フェラで。100ゴールド」

まだ冒険に出たばかりらしい若者が震える声で差し出す。

マーニャは跪き、唇を寄せた。

「ん……じゅぷ、じゅるる……」

生々しい水音が響くたびに、若者の顔は歪んでいく。

周囲の野次馬も煽り立てる。

「ほら、早く出しちまえ!」

「次が控えてんだ!」

「う、イクッ! 顔に出すぞ!」

「ふふ、いいわよ……」

白濁が頬を濡らし、マーニャはそれを拭いながら立ち上がった。

「じゃ、次ね」

 

そして、列は一気に短くなった。

残るはポポロひとり。

――あのマーニャが、目の前で次々と男を受け入れてきた。

誰にでも平然と、口を、体を、差し出してきた。

「おい、次の番だぜ」

隣の荒くれがニヤリと笑う。

「……なんだよ、まだガキじゃねーか」

ポポロの背中を冷たい汗が伝う。

それでも、心臓は激しく打ち続け、全身の血が熱に変わっていた。

白濁を拭った布を腰布に戻し、マーニャはゆっくりと息を吐いた。

路地裏にはまだ熱気が残り、見物客たちがざわめき続けている。

「おい、次は……あの坊ちゃんだぜ」

「まさか銀行のせがれが並んでるとはな!」

「へっ、いい身分のくせに、俺らと同じ列に立つとはなぁ」

野次と笑い声が交じり合い、ポポロの背中を押す。

足が竦むのを必死に堪え、ついに彼はマーニャの前へ進み出た。

その瞬間、褐色の肌を揺らす女が涼やかに笑った。

紫の髪が夜風に揺れ、オレンジ色の腰布がひらりと踊る。

「……待たせたわね」

視線が交差した。

マーニャは確かに彼を見ていた。

ポポロは息が詰まり、胸の奥で脈が爆ぜる。

「ま、待ってた……」

声は震え、観衆の笑い声がさらに大きくなる。

「おい、顔が真っ赤だぞ!」

「ははは! ガキがいっちょ前に!」

マーニャは観衆の声をものともせず、ポポロに近づいた。

その距離は、かつて銀行の窓口で遠くに見ていた存在とはまるで違う。

香りさえも届く距離で、憧れの人が自分を見つめている。

「……さあ、どうするの? ゴールドは持ってきたんでしょう?」

ポポロの手の中には、何度も数えて確かめた小さな革袋があった。

汗で湿った指先が震え、金具がかちりと鳴る。

「こ、これ……フェラ、分……」

言葉が途切れ、視線は足元に落ちる。

観衆がざわめいた。

「おい、聞いたか! 坊ちゃん、口でだけだとよ!」

「ははっ、やっぱりまだお子様だな!」

笑いが飛び交う中、マーニャは革袋を受け取った。

涼しげな眼差しで、指先を器用に開き、金貨の重みを確かめる。

「ふふ……確かに。フェラは100ゴールド、本番は200。中に出すなら追加で100」

さらりとした口調で値段を口にすると、また群衆が沸き立った。

「おい、聞いたか? 本番は200だとよ!」

「銀行のせがれなら余裕で払えるだろ!」

「いや、今の様子じゃギリギリで来てるぜ」

ポポロは顔を赤くし、唇を噛む。

実際、彼の袋には100ゴールドと少しの小銭しかなかった。

最初から「お口だけ」のつもりで、それでも一生の思い出にと貯めてきたのだ。

だが――。

目の前のマーニャが、客を前にしながらも自分を真っ直ぐに見つめていることが、全ての思考を吹き飛ばす。

「……じゃあ、始めましょうか」

腰布が揺れ、マーニャの褐色の肌が夜灯に照らされた。

観衆が一斉に息を呑み、ポポロは心臓が喉を突き破りそうになる。

マーニャは革袋を腰の布に差し込み、ゆっくりと膝を折った。

周囲が一斉に息を呑む。

「おい……見ろよ……」

「坊ちゃん、ついに本番だ……」

群衆のささやきが耳に刺さり、ポポロの胸は破裂しそうに高鳴る。

マーニャは何も言わず、褐色の指先でポポロの腰紐に触れた。

結び目がするりとほどかれ、熱を帯びたものが解き放たれる。

その瞬間、観衆から歓声が上がった。

「おぉ! けっこう立派じゃねぇか!」

「さすが銀行の跡取りだな!」

ポポロの顔は真っ赤に染まり、息を詰まらせる。

だが、憧れ続けたマーニャの指が確かに触れているという事実が、羞恥よりも熱を増幅させていた。

マーニャは薄く笑みを浮かべ、舌先を覗かせた。

「ふふ……緊張しなくてもいいわ。ほら……お口でほぐしてあげる」

次の瞬間、温かな感触がポポロを包んだ。

ぬるりと舌が這い、唇が根元を優しく締め付ける。

「う、うあっ……!」

腰が思わず震え、声が漏れる。

観衆が一斉に湧き立った。

「おい、咥えたぞ!」

「なんだよ、あの音……すげぇ……!」

確かに、湿った音が夜に響く。

じゅる、じゅぶ、ちゅぷ――。

マーニャは視線を上げ、涙ぐむような瞳でポポロを見つめながら、律動を続ける。

ポポロの頭は真っ白になった。

憧れ続けた女が、自分のために膝をつき、唇で奉仕している――その現実が、理性を容赦なく溶かしていく。

「……マ、マーニャさん……!」

思わず名前を呼んでしまった。

マーニャは口を塞いだまま微笑むように目を細め、さらに深く咥え込んだ。

観衆はどよめき、誰かが叫ぶ。

「おい、もうイきそうだぞ!」

「顔に出せ! 顔に!」

ざわめきが渦巻く中、ポポロの体は限界へと追い込まれていった。

「……だ、だめだ……もうっ!」

ポポロの声が震え、腰が大きく跳ねた。

次の瞬間――。

どぷっ、びゅるるっ……!

白濁が弾け、マーニャの頬や額を鮮やかに染めていく。

観衆が一斉にどよめいた。

「うおお! 出たぞ!」

「顔が真っ白じゃねぇか!」

「さすがは絶倫坊ちゃんだな!」

マーニャは顔を覆いながらも涼やかに笑みを浮かべ、指先で滴る液をすっと拭った。

「ふふ……なかなか勢いあるじゃない」

その余裕ある口調に、ポポロは一層胸を締め付けられる。

「す、すみません……!」

必死に言葉を絞り出すが、マーニャは首を振った。

「謝ることじゃないわ。――でも、まだ元気みたいね」

視線は下へ。

確かに、ポポロの昂ぶりは萎えていなかった。

観衆がそれに気づき、ざわめきがさらに膨れ上がる。

「おい、まだ立ってるぞ!」

「ははっ、若さだな!」

「これなら本番いけるんじゃねぇか?」

マーニャは肩をすくめ、ゆっくりと立ち上がった。

「仕方ないわね。……特別に、続きもさせてあげる」

その言葉に、ポポロの鼓動は耳を打つほど高鳴る。

憧れ続けた女が、自分だけに微笑みかけている。

その一瞬で、彼の七年分の想いがすべて熱に変わった。

「マーニャさん……!」

ポポロの声が震えた。

観衆は息を呑み、次に始まるであろう“本番”を待ち構えるように、夜の路地に静けさが満ちていった。

マーニャは腰布を直すこともなく、白濁の残る頬をぬぐいながら、妖艶な目でポポロを見上げた。

「さあ……。ぼうやの番よ」

マーニャは袋を受け取ると、そのままポポロを抱き寄せ、耳元で囁いた。

「いっぱい溜めてきたんでしょう? なら、ぜんぶ見せて」

熱に浮かされたように、ポポロの手はマーニャの褐色の肩へ、胸当ての隙間へ――。

「んっ……大胆ね」

マーニャの吐息がこぼれる。

ポポロは震えながらも、白い胸当てをそっとずらし、張りつめた乳首を指先でなぞった。

「マーニャさん……すごく、綺麗です……!」

乳首が硬さを増し、マーニャの喉から甘い声が漏れる。

「やぁっ……くっ、そこ、感じるの……っ」

観衆はざわめき、囃し立てる。

「おい見ろ、坊主が乳首いじってるぞ!」

「くははっ、マーニャも声出てるじゃねぇか!」

さらにポポロは膝をつき、腰布の奥へ顔を近づけた。

マーニャが一瞬ためらう間もなく――。

「っ……ああっ!」

舌先が秘められた花を撫でる。

マーニャは腰を反らし、観衆の目も気にせず嬌声をあげた。

「だめっ……そこ、だめぇ……あぁっ……!」

指と舌で繰り返し責め立てるたび、褐色の太ももが震え、透明な雫がポポロの唇を濡らしていく。

「マーニャさん……こんなに……!」

「うぅんっ……いやぁ……見ないでぇ……!」

観衆は逆に盛り上がる。

「おい! 潮吹いてるぞ!」

「坊主、なかなかやるじゃねぇか!」

やがてマーニャの腰が大きく跳ね、声にならない叫びを上げる。

全身を震わせ、観衆の前で果ててしまった。

荒い息を整えながら、マーニャは腰布を握りしめて震えていた。

「はぁ……はぁ……こんな……見られてる前で……」

観衆からは興奮した声が飛ぶ。

「おい、もうやっちまえよ!」

「マーニャの腰布の奥、ぐしょぐしょじゃねぇか!」

ポポロは立ち上がり、まだ熱を帯びて脈打つ自身を見下ろした。

震えを抑え、真剣な瞳でマーニャを見つめる。

「……ずっと、憧れてました。マーニャさん……お嫁さんにしたいくらいに」

その言葉に、マーニャは一瞬だけ驚き、すぐに艶やかな笑みを浮かべた。

「ふふ……可愛いこと言うじゃない。じゃあ……特別に、中まで許してあげる」

腰布を自らほどき、膝を開く。

褐色の太腿の間から滴る雫に、観衆がどっと沸いた。

「おぉっ! 入れるぞ!」

「坊主、夢叶ったな!」

ポポロは震える指でマーニャの腰を掴み、ゆっくりと重なった。

「んっ……はぁぁっ……」

熱が重なり、マーニャの背が大きく弓なりになる。

「すごい……ポポロ……奥まできてる……っ」

ポポロも声を震わせた。

「マーニャさん……あったかい……!」

腰を動かすたびに水音が路地裏に響き、観衆が囃し立てる。

「もっと突っ込め! 腰で刻め!」

「マーニャも感じてやがるぞ!」

マーニャはポポロの首に腕を絡め、熱い吐息を耳元に吹きかける。

「あぁ……だめ、イっちゃう……! もっと……突いてぇっ……!」

ポポロは必死に応え、腰を止めることなく打ち込んだ。

「僕も……もう……! 出そうです……!」

「んんっ……いいのよ……全部、ここに出して……っ」

最後の一撃とともに、二人の身体が強く重なり合う。

ポポロの熱が流れ込み、マーニャは声にならない叫びをあげて全身を震わせた。

観衆は歓声を上げ、拍手すら起こる。

「やったな坊主!」

「最高の見世物だ!」

マーニャは荒い息を整え、ポポロの頬を撫でた。

「……お嫁さん、ね。可愛い坊や。でも――ずいぶん大人になったわね」

荒い呼吸を繰り返しながら、ポポロは力尽きたようにマーニャの肩に顔をうずめていた。

「……はぁ……はぁ……マーニャさん……」

「ん……あぁ……熱かったわね、ポポロ……」

まだ互いの体は繋がったまま、汗と吐息で熱を帯びている。

マーニャは軽く腰を揺らし、余韻を楽しむように囁いた。

「ふふ……本当に絶倫じゃない。……初めてとは思えないわ」

ポポロは顔を赤くし、必死に答える。

「ずっと……憧れてたから……。夢みたいです……」

観衆はその様子にどよめき、口々に囃し立てる。

「おい、聞いたか! お嫁さんにしたいってよ!」

「マーニャに夢中だな、若造!」

「くそ、俺ももう一回並ぶぜ!」

マーニャは観衆に向けて、濡れた髪を払いながら艶やかに微笑んだ。

「はいはい、そんなに焦らないの。順番にね……」

そう言ってポポロの胸を軽く押し、腰布を整える。だが、内腿から滴るものは隠しようがなかった。

「ほら、あなたのせいで……まだ止まらないじゃない……」

その生々しい言葉に、観衆は一層熱を帯びる。

「もう一度だ! 次は俺だ!」

「なら俺も! 行列の続きだ!」

気がつけば、路地裏には再び男たちの列ができはじめていた。

先ほど終えたはずの客までが息を荒げ、戻ってきている。

「ポポロの番で乱れまくったマーニャを見てたらよ……我慢できねぇ!」

「まだいけるぞ、俺は!」

マーニャは肩で息をしながら、しかし観衆を挑発するように笑った。

「ふふ……いいわよ。私も、まだ……物足りないもの」

その一言で、場は完全に熱狂へと変わる。

そしてポポロは、歓声に包まれながらも、隣に立つマーニャを見つめ続けていた。

彼女の艶やかな笑みも、滴る汗も、褐色の肌に浮かぶ朱も――すべてが焼き付いて離れなかった。

エピローグ

ポポロは、胸を高鳴らせながら路地裏へ足を運んだ。

あの日のように、路地裏に彼女がいて、笑いながら客を捌いているのではないか。

ほんのわずかな期待にすがって、探し回る。

だが――どこにもあの褐色の踊り子はいなかった。

胸の奥に冷たい風が吹き抜ける。

その時、耳に飛び込んでくる酔っ払いの声。

「あのマーニャって踊り子、最近見ねぇな」

「ああ、妹の占い師と若い男を連れて街を出てったらしいぜ」

「旅にでも出たんだろうよ。惜しいもんだ、あんな上玉もう二度と……」

ポポロの胸に突き刺さる言葉。

思わず足を止め、立ち尽くした。

――行ってしまったのか。

――もう二度と会えないのか。

けれど、その刹那。

彼の脳裏には、あの夜の熱が蘇った。

肌を重ねた感触、吐息、そして彼女が見せた微笑み。

「……必ず、また会える」

胸の奥で固く誓う。

たとえ何年かかろうと、たとえどんな道を歩むことになろうと。

あの人にもう一度会える日まで、決して諦めない。

そして少年は、大人への階段をさらに一歩登った。

胸に灯った想いを炎に変えて――。

 




マーニャ ってホント最高ですね

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。