夏の終わりにプールでヘレナと過ごしたマスターがイチャイチャするだけのお話

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ヘレナと夏の終わり

 夏の終わり。プールで遊び終えたヘレナとマスターはホテルの一室にいた。

 

 ベッドに腰掛けているマスターの目の前にヘレナが立っている。

 

「この水着を着てやりたいだなんて、先輩も物好きだな」

 

 ヘレナはそう言いうと羽織っていたパーカーを脱ぎ、下に着こんでいた水着をマスターの前にさらけ出した。

 

 水に濡れれば簡単に透けてしまいそうなほど薄い上着、ヘレナの細い体の線に巻き付く細い紐、小さなお尻を強調するように包み込んだパンツ。男を誘惑すためだけに設計されたと思しきそれは果たして水着と言っていいのか。そんな衣装を見せつけるヘレナはにやにやと笑みを浮かべていた。

 

「しょうがないだろ。そんな姿を見せられたら誰だってそう思うさ」

 

 マスターのズボンは大きなテントが張っており、狭いズボンからその欲望を解き放たんとビクビクしている。

 

「泳いでるときも大変そうだったもんね。大きくしないようにずっと我慢してたのかな?」

 

「大変だったんだからな? 周りに誰もいなかったら確実に襲ってた」

 

「へぇ~そうだったのか。いやん、先輩に襲われちゃう」

 

「もう逃げ場はないから覚悟しとけよ」

 

 マスターはそう言うとおもむろに近くの机に置いてあった霧吹きを手に取る。

 

 何をするつもりなのか見当のつかないヘレナはきょとんとしていた。

 

「先輩、霧吹きなんか持ってどうしたんだ?」

 

「そのスケスケの水着をこれで濡らしてやるんだよ。そらっ!」

 

 シュッ、シュシュッ。

 

 マスターがそう叫ぶと霧吹きをヘレナの胸元めがけて噴射した。それと同時に水で濡れた胸元が透けだし、薄っすらと桜色の突起が自己主張し始める。

 

「きゃっ、冷たいな~。もう~体が冷えたから乳首立ってきちゃったぞ」

 

 マスターの意図を汲み取ったヘレナは口元をにやつかせると、透けた胸元を見せつけるようにグイっと前へ突き出した。まるでマスターに触ってほしいと言わんばかりだ。

 

 ピンっと立ち始める桜色の乳首の誘惑をマスターが抑えられるはずがない。マスターは両腕を胸に伸ばすと乳首に指を這わせた。

 

 ゆっくりとした指使いは乳首の感度をさらに高めるとともに、先端を固く大きく育て上げ始める。

 

「んっ、先輩ったら、こういうのは本当に上手なんだから……」

 

 固く大きくなった先端を指ではじく、軽く摘まむ、上下左右に撫で上げる。勝手知ったる体だからこそできる愛撫はヘレナの性欲を高めるのに時間はかからない。

 

「んっ、はっ、先輩……」

 

 ヘレナの口から漏れだす嬌声。マスターにとって聞き慣れたそれは次の行動をするための合図でもあった。

 

 マスターはヘレナの上着のファスナーに手をかけるとゆっくりと下ろしていく。焦らすように時間をかけ最後まで下ろしきると、ついに熟れ切った両乳首が姿を現す。

 

「先輩……ヘレナのおっぱい、そんなに生で見たかったのか?」

 

「見たかった」

 

「ヘレナ、今日は気分が良いからおっぱいを自由にしていいぞ。くふっ」

 

 ヘレナはそう言うと下乳を持ち上げるようにしてマスターの前に突き出す。

 

 ヘレナの性格上自分からおねだりというのはあまりしない。だから決まり文句で誘うことがほとんどだ。

 

 今回の自由にしていいという言葉はおっぱいを吸ってほしいという合図。

 

 それを聞いたマスターはヘレナを抱き寄せ、自らの膝上にまたがらせた。そして突き出された胸に顔を寄せその先端を口に含む。程よい大きさ、程よい固さの乳首が舌の上で転がされ、甘噛みされ、吸い上げられる。

 

「くふっ、先輩ったら本当にヘレナのおっぱいが大好きなんだな」

 

 ヘレナはそう言いながらマスターの顔を抱き寄せる。胸に顔を埋め、一心不乱にしゃぶり上げるマスターに慈母のような穏やかな表情を向けており、もはや慣れきっているかのようだ。

 

 そんな中、ヘレナを抱き寄せていた両腕が動き出す。小ぶりながらもその存在感を大きく主張するお尻に手がかけられ、ゆっくりと揉みしだかれる。

 

「んんっ、いきなりお尻に手を出すなんていたずらが過ぎるぞ? 先輩がそうするならヘレナはこうしちゃおうかな」

 

 マスターの粗相にお仕置きするためにヘレナは身をよじる。その張り裂けんばかりの股間に自らの股座を乗り上げさせた。そしてゆっくり腰を前後左右に揺さぶりだす。

 

 疑似的な騎乗位だが、その効果は抜群だ。お尻を揉みしだく力、乳首を吸い上げる力、そして怒張する肉棒の力すべてが大幅に強化されたのだった。マスターの鼻息は荒くなり、股間の脈動は早くなっている。あと一押しすれば限界突破しそうなことは誰の目から見ても明らかだ。

 

「くふっ、今の先輩には逆効果だったかな?」

 

「くっ、ヘレナ、気合入りすぎだろ……」

 

「先輩が先にお手付きしたんだぞ。それにこれくらいは我慢してもらわないと」

 

「分かった、分かったから。でもせめてズボンは脱がせてくれ。これ以上はズボンがもたなくなっちまう」

 

「もう~しょうがないな~」

 

 ヘレナはそう言うとマスターから降りた。ズボンとパンツを脱ぎ真の姿をさらけ出したマスターの肉棒。ヘレナの視線がそれに引き寄せられ、興奮を滾らされる。ガチガチに硬くなり上を向いて臨戦態勢を見せるそれにヘレナは釘付けだった。

 

「先輩のそれはいつ見ても大きいな……」

 

 ヘレナはそう言いながらベッドに腰掛けるマスターの股間に顔を近づけ、小さな両手で肉棒をぎゅっと掴んだ。

 

「どうした、今日はやけに積極的だな」

 

「なんか久しぶりに欲しくなったようだ。たまには先輩も悪くはないだろう?」

 

 怒張しきり心臓の鼓動のたびにビクビクと蠢く肉棒。それを両手で握りこみ、顔面に手繰り寄せようとしているヘレナを見てマスターは頷く。

 

「いいぞ」

 

「やった」

 

 股間に顔を埋めたヘレナの小さな舌が肉棒の先端に絡みついた。溢れ出す先走り汁を絡めとるようにちろちろと舐め上げる。そして頃合いを見計らったかのようにパクリと咥えた。口内に唾液を多く絡ませ先端と裏筋を重点的に責めるようにしゃぶり上げる。

 

 卑猥な水音が室内に響き渡り、マスターのこらえるようなうめきが時折こだまする。そのうめきに合わせてヘレナは陰嚢をゆっくりと揉み始めるのだった。射精を煽るかのような舌使いと陰嚢責め。そんなものをされればひとたまりもない。

 

 肉棒が一層ビクビクと蠢きマスターが白旗を上げようとしたその時だった。射精を止めるかのようにヘレナは肉棒をぎゅっと握りこむ。それと同時にちゅぽんと肉棒を口から出してしまった。

 

「くふっ先輩、もしかして出したかったのか? でも残念。まだ出しちゃダ~メ」

 

「お、おい、この状況でお預けとかふざけんなって」

 

「ごめんね、でもその前に実は先輩に見せておきたいものがあるんだ」

 

「見せておきたいもの?」

 

 ヘレナはそう言うと近くの机に置いていたバッグから二つの小さなビニールパックを取り出した。両方とも赤と青の錠剤が一つずつ入っているのが分かる。

 

「薬? 何がしたいんだ?」

 

「この青の錠剤はどっちも精力剤。男性が飲めば一日中出しても余裕なくらい強力なやつ」

 

「おいおい、それならもっと早く出してくれよ」

 

「話はまだ続くぞ? 赤の錠剤だけど片方はピルだ。これは普通だね。じゃあもう片方は何だと思う?」

 

「もう片方? いや、分からないな」

 

 ヘレナの表情が赤くなると同時に口元がにやけだす。そしてマスターの耳元にそっと顔を寄せると囁くように告げる。

 

「もう片方は……超強力な排卵誘発剤だ。アスクレピオス印の特別製。避妊薬が効かないくらいすっごいやつ」

 

 マスターの生唾を飲み込む音が部屋に響く。

 

「……つまりどちらかを選べば」

 

「そう、精力剤でガチガチのバキバキになった状態で孕ませセックス。妊娠確実の最強状態。先輩は……ヘレナにどっちを飲んでほしいかな?」

 

 まるでマスターの選択を試すかのような振る舞い。

 

 マスターの心臓の鼓動が急速に早まる。肉棒に集まっていた血液は今やほとんどが脳に集中し、どちらの選択を取るかに使われていた。

 

 ヘレナは大切なパートナー。己の選択がヘレナを傷つけてしまうのだけはどうしても避けたい。けれど男としてのプライドもまたこの選択に確実な影響を与えていた。

 

 何とも言えない沈黙が部屋に横たわる。時計の秒針が進むわずかな音だけが、時間がゆっくりと過ぎていくことを伝えていた。

 

 マスターの額に一本の汗が伝う。早く答えなければという焦りが出てくる。

 

 そんな中でマスターはふと思う。この賭けを吹っかけてきたヘレナが無策というのはありえないことに。そう考えたマスターはヘレナの顔を見つめた。

 

 ヘレナは無言のまま見つめている。相変わらずにやついたままだが顔は赤い。話している時にどちらかを選択してほしいとヘレナは伝えてきた。それはどちらも選ばないということは考慮していないということ。

 

 つまり、賭けから降りることは絶対にしてはならない。

 

 そう考えたマスターは答えを口にする。

 

「……後者だ」

 

「くふっ、先輩ったらヘレナと孕ませセックスしたいのか。ヘレナがママになっても良いんだな?」

 

「構わない。むしろヘレナを確実に孕ませてやる」

 

「くふっ大きく出たな。じゃあ……引き当てないといけないな」

 

 大きく啖呵を切ったものの、ほとんどヒントがない状態であたりを引き当てるのは1/2の確率。マスターは何とか当てられないか少し思案する。そして考えが固まるとヘレナにこう告げた。

 

「ヘレナ、少し後ろを向いていてくれないか」

 

「ん~何をつするつもりなのかな?」

 

「いいから後ろを向いていてくれ。決まったら合図する。その時は目を瞑ったまま振り返ってくれ」

 

「いいよ。決まったら教えてね」

 

 ヘレナはそう言うとマスターに二つの袋を渡して後ろを向いた。

 

「よし、ヘレナ、振り返っていいぞ。目は瞑っておいてくれよな」

 

 マスターがそう言うとヘレナは振り返った。言われた通り両目を瞑っている。

 

「今から選んだ薬を飲ませる。ゆっくり口を開けてくれ」

 

 不思議な要求を続けるマスターにヘレナは疑問を抱きつつも言われた通り目を瞑ったまま口を開けた。すると舌の下に錠剤が放り込まれた。

 

 ヘレナは手に持っていたペットボトルの水を口に含み一気に飲み干す。そしてゆっくりと目を開けるとニヤリと目を細めた。

 

「さて、先輩が飲ませた薬は当たりだったのかな? ん、あれ? 余った薬はどこ?」

 

 確かに渡したはずの薬がマスターの両手にない。きょろきょろと周りを見渡すヘレナにマスターはこう告げる。

 

「ないぞ。二つともヘレナに飲ませたからな」

 

「え?」

 

 キョトンとするヘレナをしり目にマスターは続ける。

 

「避妊薬が効かないほど強力な排卵誘発剤なんだろ? だったら両方飲ませれば良いじゃないか」

 

「じゃあさっき飲んだ薬って……」

 

「そう、だから二つとも飲ませたんだよ。バレると困るから目を瞑ってもらっていたわけだ。大丈夫、俺も青い薬両方飲んだからおあいこだ」

 

 目をぱちくりさせるヘレナ。そして出し抜かれたことに気付くと呆気にとられた表情が一気に崩れる。

 

「くぅ~っ、先輩に一本取られちゃった」

 

 にやついていた表情が悔しさ満点のものへと変貌し、頭を抱えた。

 

 滅多にないヘレナを出し抜く展開にマスターは満足げだ。

 

「先輩の本気を見くびっていたみたいだ」

 

 ヘレナはそう言うと再びマスターに体をすり寄せ、マスターの耳元に囁くように語り掛け始めた。

 

「じゃあ、先輩の本気の孕ませセックス、堪能しちゃおうかな。先輩はヘレナできたてほやほや新鮮卵子、一発で仕留められるかな?」

 

「舐められたもんだな。ヘレナの子宮を俺の精子で全部埋め尽くしてやる」

 

「おっ、威勢がいいな。じゃあそれを評して先輩に一つ良いことを教えてやろう」

 

「良いこと?」

 

「さっき飲ませた薬、実は両方とも排卵誘発剤だったんだ。つまりどっちを選んでも孕ませセックス自体は決まってたのさ」

 

「なっ、なんだよそりゃ。結構ちゃんと考えたんだぞ……」

 

「でも両方飲ませてくるのは誤算だった。排卵誘発剤を二つ飲んだら効果はもっと出る。先輩も二つ精力剤を飲んだから効果は倍加。つまりお互いがその状態でセックスしたら、どうなると思う?」

 

「ど、どうなるんだ?」

 

「女の子はね、たくさんイクと排卵しちゃうことがあるんだ。先輩がヘレナをイカせまくったら……いっぱい受精しちゃうかもな、くふっ」

 

 孕ませの最強状態から超最強状態に変わった。その認識になった瞬間、マスターの肉棒が怒髪天を衝く。

 

「ヘレナ」

 

「あっ、先輩――」

 

 ヘレナが声を発しようとした瞬間にベッドに押し倒される。

 

「くふっ、先輩ったら今の話聞いてギンギンになっちゃったんだね。いいよ先輩。ヘレナのちっちゃな子宮、先輩の精子でいっぱいにして孕ませて」

 

 情欲を煽るその物言いはマスターをさらに興奮させる。

 

 履いていたパンツを一瞬にして剥ぎ取るとそこには愛液でぐちょぐちょになっているヘレナの秘所。マスターに入れられるのを待ちわびるようにひくひくと蠢き、綺麗な一本筋からはとめどなく愛液が零れ続けている。

 

 マスターは自らの肉棒をあてがう。

 

「さっきのお預けで限界なんだ。悪いが最初から全力で行くからな」

 

 そう言うと溜めを作って思いっきり腰を下ろす。肉がぶつかる音と愛液の飛び散る音が響いた。

 

 肉棒はヘレナの子宮口を速攻で捉え、打ち据える。

 

「あぁん、襲われちゃった。先輩ったら初めから飛ばし過ぎぃ」

 

 ヘレナの軽口を遮る一撃が再び子宮口を襲い、それは何度も何度も繰り返されていく。ヘレナの子宮口は肉棒の度重なる殴打により、閉じていたはずの部分が少しずつ緩み始めていた。

 

「先輩の、大きくなってきた……。ビクビクってしてる。もうすぐイキそうなんだな?」

 

「ヘレナも吸い付きが良くなってきたぞ」

 

 恍惚な表情がお互いの顔に浮かんでいた。薬によって高められた情欲が今まさに効き始め、絶頂の階段を一段一段と昇り詰めていく。

 

「ヘレナ、ヘレナッ! もうそろそろイキそうだ」

 

「ヘレナもイキそう……。先輩の精液、いっぱいちょうだい」

 

「イクぞヘレナ! 子宮口全開にしておけ!」

 

「うん……きて、きてっ!」

 

 マスターはそう言うとピストンを一気に早める。ヘレナを押しつぶすのではないかと思うほど激しい動きを何度も繰り返した。そしてついにいつも以上に腰を上げ最後の一撃を放つための強烈な溜めが入った。

 

「ヘレナ……孕め……!」

 

 マスターは獣のような雄たけびを上げながら肉棒を一気にヘレナの奥へと押し込んだ。

 

 狙いすました一撃は見事にヘレナの子宮口へと命中し、その先端を入口へとねじ込ませる。それと同時に射精する。

 

 鈴口は完全に子宮口に飲み込まれており、精液が行く先は子宮しか残っていない。ゼリーのようにほとんど固形物と化している精液が何度も何度もヘレナの子宮に注ぎ込まれ、その体積を大きく膨らませていく。

 

 肥大化した陰嚢からポンプのように精液が送り込まれ、その脈動は全く衰えることを知らない。精液が吐き出されるたびにヘレナの口から喘ぎ声が漏れだし始めていた。

 

「あっ、あっ、んっ……」

 

 脈動のたびに精液が子宮に入り込み、次第に膨らんでいく。そして喘ぎ声が比例するように大きくなっていった。

 

 ヘレナに苦しさがし少しずつ現れ始めるが、それ以上に快感が上回っているのか表情はとろんとしている。ヘレナの身体は精液を欲し続け、過剰に摂取した排卵誘発剤はヘレナの身体を淫靡に改造し、感度をさらに高め続けるのだった。

 

 その身に精液を受け止めては快感が全身を駆け巡り、絶頂を重ね続けた。

 

 最後の脈動がヘレナに飲み込まれようやく長い長い射精が終わりを告げる。全身汗だくとなり、赤みを帯びる肌がお互いの体温の高さを物語っていた。

 

 快楽に身を委ねきっていた二人はそんな余韻を楽しみながら息を整える。

 

「はぁ、はぁっ……先輩、頑張りすぎだぞぉ……。ヘレナのお腹、凄いことになっちゃった」

 

 ヘレナはそう言って自らのお腹に両手を添えるとマスターに見せつけた。妊娠初期のように膨れ上がったお腹。精液によって子宮を完全に制圧された証だと言わんばかりだ。

 

「すげぇ、こんなに出たのか」

 

「どうだ先輩、自分の精液でヘレナのお腹を膨らませた感想は?」

 

「想像以上にエロいな。それに妙な達成感がある」

 

「これだけ出したらもう妊娠確実だね、先輩。あ、それともパパって言った方が良いかな? くふっ」

 

「いずれな。でも、正直一発出しただけじゃまだ全然足りないんだよ」

 

 マスターはそう言うと自らの肉棒をパンプアップさせる。大きさと硬さを取り戻した肉棒が収まっている膣内を刺激し始めた。

 

「いやん、先輩ったら絶倫。そんなにヘレナを孕ませたいんだな」

 

「精力剤と排卵誘発剤を用意していた口が言えることか? ヘレナだって孕みたくてしょうがないんだろ!」

 

「くふっ、バレた?」

 

「今日はいつも以上に激しくなるから覚悟しておけよ」

 

 マスターはそう言うと繋がったままヘレナの体を持ち上げた。対面座位の状態だが、ヘレナの上体を起こすと大きくなったお腹がさらに存在感を露わにする。

 

「お腹が大きくなると密着しにくいな。先輩にぎゅってしてもらいたかったのに残念だ」

 

「腰を引いてやればできるだろ」

 

「腰を引いたら先輩のを膣内に収められないからダメだ。ヘレナがこうやって封印しておかないと他の人に迷惑が掛かってしまうからな」

 

 ヘレナはそう言うと腰を前後左右に動かし収めている肉棒を刺激し始める。

 

「ぐっ……。欲張りやがって。それならどれだけ封印できるか勝負だっ!」

 

 マスターはそう言うとヘレナを持ち上げんばかりに下から突き上げる。硬さ、太さ、長さ、精力剤で増強された肉棒がヘレナの子宮口を強かに打ち付ける。

 

「んあぁっ! い、いきなり酷いぞ先輩、不意打ちなんてっ! あっ、そんな、何度もっ……打ち付けたら……また、イッちゃ……」

 

「どうした? そんなんで本当に封印できるのか?」

 

「こうしているうちは……封印できてるから……。先輩を、腑抜けに、できれば……んんっ!」

 

 ヘレナの腰使いが大きくなり膣内の締りがさらに良くなっていく。マスターの精液を搾り取る構えだ。

 

 肉棒をぎゅっと締め付けられたマスターの射精感が強まっていく。

 

「うぉ……や、やるなっ」

 

「さっきよりビクビクし始めてきたぞ。もうギブアップかな? ほぉらイッちゃえ……イッちゃえ!」

 

 ヘレナの腰使いはさらに荒々しくなっていく。両腕をマスターの背中に絡ませると、前後左右に動くだけでは飽き足らず、マスターの突き上げに合わせて自ら上下に腰を振っていた。

 

 腰を打ち付け合うタイミングが何度も重なり、その度に卑猥な水音が部屋に響き渡る。

 

「ぐっ、くうぅ、ヘレナ、イクぞ……!」 

 

「はぁっ、はぁっ、先輩、先輩っ……!」

 

 ばちゅん、ばちゅん、ばちゅっばちゅっばちゅっ……ばっちゅん!

 

 タイミングは完璧だった。お互いの腰を打ち付ける瞬間、絶頂に達する瞬間、何もかもがすべて噛み合う。

 

 凄まじい勢いで子宮口に叩きつけられた肉棒は、ヘレナの絶頂と共に大きく開かれた子宮口に飲み込まれた。

 

 勢いをつけて登ってきた精液は子宮に吸い上げられ噴水のように噴き上がっていく。子宮はごくっごくっという音が聞こえてくるような艶めかしい動きで肉棒にむしゃぶりつき、一滴さえ零す気配がない。

 

 新たな精液は先に占領していた精液たちを奥へと押しのけさらにその勢力図を拡大していく。どこもかしこも真っ白な精液で埋め尽くされた子宮はその快楽を全身へと伝播させていった。

 

「おっ……おふっ……」

 

 激しい絶頂で背中を反り上がらせ、肉棒の脈動と叩きつけられる精液の衝撃を受け止めているヘレナ。

 

 目元は弛緩しきり、目線は虚空を眺めていた。蕩けきった表情を浮かべながら緩んだ口元から涎と喘ぎ声が零れる。普段の余裕がある表情から一変し、ただひたすらに情欲に身を任せきっていた。

 

 しかしその姿を見せたくはないらしい。マスターに強く抱きつき、湧き上がる絶頂の感覚を必死に押さえつけていた。

 

「ヘレナ、爪を立てるのはなしだ」

 

「だ、だって、気持ちよすぎるから……」

 

 ヘレナは何とか声を出すものの未だに体をびくつかせ、息も絶え絶えである。

 

「それに……先輩の精液……重たすぎ……。はぁ、はぁっ……・。さっきよりたくさん出し過ぎだぞ……」

 

 ヘレナはそう言いながらマスターから少しだけその身を離した。密着していたから分かりにくかったが、先ほどより大きくなっている。

 

 マスターの視線がヘレナの下腹部に移ると大きく見開かれる。

 

「精力剤すごいな……。まさかここまで出るなんて」

 

「お腹タプタプ。妊婦になった気分だ」

 

「苦しいならいったん抜こうか」

 

「ん? まぁそうだが……いや、やっぱりまだ抜かないでほしい」

 

 ヘレナはそう言うとゆっくりとお腹を撫でる。お腹に詰め込まれた精液を吐き出したくないと言いたげだ。

 

「じゃあ体位を変えるか。ヘレナ、後ろを向いてくれ」

 

 マスターがそう言うとヘレナは挿入したまま器用に後ろを向く。背面座位の体位に変わった。

 

「これならヘレナも少しは楽なんじゃないか」

 

「先輩の顔が見れないのは残念だが、まぁ悪くないな」

 

 ヘレナはそう言うとマスターにもたれかかった。

 

 ゆったりとした時間が二人の間を流れる。挿入を続けたままではあるものの、休憩時間として心地よいもの。その証拠に二人の表情は穏やかだった。

 

 しばらくたった時だった。マスターの両手がヘレナの背後から伸び、おっぱいをむぎゅっと掴み揉みしだき始めた。

 

 コリコリとした乳首を親指と人差し指で挟み、摘まみ上げながら揉みしだく。

 

「先輩、揉み方がいやらしいぞ。それにいつもと違う揉み方だ」

 

「いや、なんか急にこうしたくなって」

 

「まるでおっぱいを搾っているみたいだな。妊婦のような姿になったヘレナを見て、もしかして母乳が出るんじゃないかと思ったのか?」

 

「うっ、それは……」

 

 図星を突かれたマスターだったが、それでも搾り上げるような揉み方をやめない。

 

「先輩ったらヘレナの母乳に興味があったのか。意外な一面を見つけちゃったな。くふっ」

 

「いや、その……」

 

 恥ずかしがるマスターを見てヘレナは畳みかけるように続ける。

 

「先輩のミルクをヘレナにたくさん注げば注ぐほど、ヘレナがミルクを噴き出す確率は上がるぞ? 先輩のミルク、いっぱいヘレナに飲ませてほしいなぁ」

 

 ヘレナの蠱惑的な囁きがマスターを活性化させる。膣内で休息をとっていた肉棒に血液が流れ始め一気に硬く大きくなった。

 

「くふっ、元気いっぱいだな先輩……。いいぞ、ヘレナでたくさん気持ちよくなってミルクを下の口から飲ませてくれ。もしヘレナからミルクが出るようになったら、ちゃーんと先輩に飲ませてあげるからな」

 

 膣内をぎゅっと締め上げ、搾り取ろうと力を籠めるとマスターの腰の動きが一気に激しくなる。

 

「あんっ……先輩、排卵誘発剤で敏感になったヘレナの子宮をいっぱい虐めて、たくさん排卵させちゃおう? 全部命中させてヘレナを本当に孕ませちゃおう?」

 

 小悪魔が狙った獲物を誑かすような煽情的な誘い文句。全ての要素が絡み合った極限状態でマスターは遂に理性を失った。

 

「ぐうっ、ヘレナッ!」

 

 マスターは背面座位の体位からスムーズにバックの体位へと変えた。

 

 ヘレナの両腕はマスターに後ろから掴まれ背中が反り上がった。大きく膨れ上がったお腹を突き出す形となり、見る人が見れば堪らない背徳感だ。

 

「あっ、先輩が本気になってしまったようだ……」

 

 散々煽り倒したヘレナにマスターの獣欲が襲い掛かった。

 

 直後にマスターの肉棒が子宮口を直撃する。飲み込んだ精液をこぼさないようガチガチに閉じている子宮口。そんな開かずの入口をこじ開けようとぐりぐりと先端を何度も擦り付けていった。

 

 マスターはヘレナの小さなお尻に自らの腰を全力で打ちつける。お尻には打ち付けるたびに波紋が広がり、その衝撃で大きく膨れ上がったお腹がゆさっゆさっと揺れていた。

 

「先輩っ……! 激しっ……すぎっ……! ヘレナ……またイッちゃ、うっ――!」

 

 両腕を掴まれ、体の自由が利かないヘレナ。なすがままに弄ばれる体にマスターの容赦ないピストンが何度も何度も叩き込まれる。

 

「あっ、イク、イクッ、先輩にイカされ……い、イクッ! イクッッ!」

 

 ヘレナはマスターの射精を待つことができずにそのまま絶頂へと至った。

 

 両目を強く閉じ、歯を食いしばるようにして絶頂を受け止める。それによって前身は硬直し、反り上がっていた背中がさらに反り上った。

 

 そして意識を奪いかねない激しい絶頂が全身に行き終えると、得も言われぬ快楽が襲い掛かる。

 

 快楽が硬直していた全身を解きほぐし、弛緩させる。快楽によって両目はとろんと蕩け、口から舌を無意識に飛び出させる。

 

 普段のヘレナが見せない蕩けきった表情は誰の目から見ても感じていると分かるほどだ。

 

 しかし、マスターはまだ射精していない。それはヘレナがどれだけ絶頂しようともマスターがピストンをやめないことを意味する。

 

 愛液が充満する膣内を肉棒がさらに駆け巡っていく。

 

「先っ、輩……イッた、ばっかりだから、ちょっとまっ――!」

 

 そんなヘレナの願いは聞き届けられない。マスターのピストンは続行され、先ほどよりキツキツの膣内が肉棒で擦り上げられては子宮口を何度も殴打していく。

 

「あっ、あっ、あぁっ!」

 

 獣のような腰使いで性感帯を何度も刺激され、その度に小さな絶頂を繰り返すヘレナの頭は完全に快楽によって支配された。もう言葉すら出てこない。突き上げられる肉棒に対して体をびくつかせ、その度に嬌声を上げることしかできなくなってしまった。

 

「ヘレナ、ヘレナっ、イクぞっ!」

 

 そんなヘレナを知ってか知らずかマスターは遂にラストスパートへと突入する。

 

 掴んでいた両腕を精一杯握りしめ、打ち付ける腰の速度をさらに加速させた。肉棒と陰嚢は今までにないほど大きく膨張し、腰を振るたびにヘレナの秘所を叩く。もはや自らの遺伝子を注ぐことしか考えていない身勝手なピストンが繰り広げられていった。

 

 ベッドはギシギシと大きく軋み、ヘレナを孕ませたいというマスターの執念深さがひしひしと伝わってくる。

 

 マスターは勢いをさらに早め、最後の一撃をお見舞いするために大きく腰を引いた。

 

 ヘレナもそれを察して腰にぐっと力を加え、その時を待つ。

 

 一際大きな肉と肉のぶつかり合う音が聞こえると、二人の動きが一気に止まった。

 

 いや、動いてはいる。それはマスターの陰嚢。激しく収縮するそれは人間のものとは思えない。

 

 ヘレナを孕ませるための特濃ミルクが子宮口の先へと送り込まれ、濁流となって子宮内を荒らしまわる。

 

 もう限界を迎えていたヘレナの子宮だったが、マスターの精液はもっとスペースを空けろと言って強引に入ってくる。残ったスペースである卵管さえもすべて精液で埋め尽くされ、ヘレナは気合で受け止めるしかない。

 

 次から次へと押し寄せる精液と快楽の奔流。それがヘレナの子宮と脳内を支配するのは当然だった。

 

 嬌声を上げていた口はもはや一言も発することができない。注ぎ込まれるオスの象徴に対し、ただただ膣内を締め上げ逃さないようするだけで精一杯。

 

 オスに媚びるだけの一匹のメス。

 

 自ら招いたこの事態をヘレナは薄れた理性と意識の中で少し後悔するのだった。

 

 長い長い脈動が終わり、マスターの肉棒が引き抜かれた。栓として機能していた肉棒が取り除かれたことで子宮に詰まっていた精液がついに放出される。

 

「あっ……」

 

 掴まれていた両腕は解放され、ヘレナはベッドにお尻を突き上げた状態で突っ伏した。そしてヘレナの短い嬌声と共に精液が吐き出される。

 

 どぽっ、どぽっという音と共に精液が秘所から溢れ出し、ベッドのシーツに一際大きな染みが形成されていく。

 

 そしてある程度吐き出し終えたところでヘレナはようやく口を開いた。

 

「せ、先輩、すごすぎぃ……」

 

 おほ顔という言葉が相応しいほどキマった表情を浮かべるヘレナだったが、肝心のマスターからは何の返事もない。

 

 不思議に思ったヘレナが体を軽くひねって後ろに視線を向けると、そこには臨戦態勢のマスターが仁王立ちで構えているではないか。

 

 先ほどの一発は何だったのかと思うほど衰えを一切見せないマスターを見てヘレナは察する。そして本当の意味で覚悟を決めたヘレナはマスターに向かってこう告げるのだった。

 

「いいよ、先輩……。ヘレナを……めちゃくちゃにしてくれ」

 

 

 

 

 

******

 

 

 

 

 

 二日後。カーテンの隙間から漏れる朝日が背面座位でキスをする二人を照らす。

 

 二人の体にはキス痕や歯形、吸い痕が至る所に浮かんでいる。特に首筋や胸、太もも、お尻といった敏感なところに集中しており、二人の行為の激しさを物語っていた。

 

「……また朝が来ちゃったね」

 

「流石に延長は厳しいだろうな」

 

「じゃあ、ちょっと寝てから帰ろっか」

 

「そうだな」

 

 他愛もない会話を交わしながらマスターはヘレナのお腹をゆっくりと撫で上げる。

 

 ヘレナのお腹は臨月と見間違うほど大きい。何度も射精し、何度も受け止め、何度も排出する。それをひたすら繰り返し、絶頂を続けた結果だった。

 

「先輩に孕まされちゃった。くふっ」

 

「あれだけお膳立てされたら当然だろ」

 

「きっといっぱい排卵させられちゃったから、双子や三つ子くらいならできてるかもしれないぞ?」

 

「何人産まれても俺が全員面倒見てやるよ」

 

「くふっ、頼もしい言葉だな。パ~パ」

 

 そう言うとマスターの手に自らの手を重ね、いつものように微笑むのだった。

 


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