アニキャラ⭐️ラブラブカップル 鬼畜NTR 作品集 作:みなぽん
獣人という存在は、朝霞万里にとって「教科書の端に載っている補足説明」みたいなものだった。
知ってはいるけれど、現実味がない。町の外れ、壁の向こうに住んでいる人たち――それが彼女の認識だった。
だから、担任が「今日から転入生を紹介する」と言った瞬間も、まさかそれが獣人だとは思わなかった。
「日高繁くんだ。獣人特例生として、しばらくこのクラスで学ぶ」
教室に、ざわりと空気が走る。
ドアの前に立った少年は、背が高く、耳だけが人間とは違っていた。柔らかそうな獣の耳が、緊張したようにぴくりと動く。尻尾は制服の下に隠されているらしい。
「……日高です。よろしく、お願いします」
ぎこちない声。視線は床に落ちたまま。
万里は、その瞬間なぜか胸がちくりと痛んだ。
好奇の視線。値踏みするような沈黙。
――壁の向こうに隔てられる理由が、そこにあった。
席が近かったこともあり、万里は日高とよく話すようになった。
といっても、最初は挨拶程度だった。
「おはよう」
「……お、おはよう」
彼はとても優しく、そして驚くほど純粋だった。
誰かが消しゴムを落とせばすぐ拾い、からかい混じりの言葉にも本気で謝る。
「変なこと言ってごめん……」
「え? あ、ううん、そんなつもりじゃ……」
万里は、そんな彼に少しずつ惹かれていった。
一方で日高は、万里のそばにいると、胸の奥がざわつくのを抑えられずにいた。
――甘い。
彼女から漂う、ほのかな香り。
花のようで、果実のようで、でもどれとも違う。
獣人である彼の嗅覚には、それがはっきりと「特別」だと分かってしまう。
(近づきすぎちゃ、だめだ)
そう思うほど、目で追ってしまう。
凛とした立ち姿。笑うと少しだけ柔らかくなる表情。
弱さを隠さず、それでも前に進もうとする強さ。
――好きになってはいけない。
獣人と人間。
壁の向こうと、こちら側。
放課後、一緒に帰るだけで向けられる視線。
ひそひそと交わされる言葉。
「やっぱり、ちょっと距離感おかしくない?」
「獣人でしょ?」
万里は、拳を握りしめた。
「ねえ、日高くん」
「……なに?」
「私は、普通に一緒にいたいだけだよ」
その言葉に、日高は目を見開いた。
そして、ゆっくりと微笑んだ。
「……ありがとう」
人間と獣人。
越えてはいけないと言われる境界線の上で、それでも惹かれ合ってしまう心。
これは、壁のこちら側で芽生えた、
――小さくて、確かな恋の物語。
体育館の裏にある、使われなくなった倉庫。
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴っても、日高繁はそこにいた。
「ちょっと話あるから来いよ」
そう言われたとき、嫌な予感はしていた。
けれど、断る理由を口にする前に、数人に囲まれて連れてこられてしまった。
倉庫の扉が閉まる。
鈍い音が、胸の奥に響いた。
「最近さ、調子乗ってない?」
背の高い男子が、嘲るように笑う。
「人間の女子とベタベタしてさ。獣人のくせに」
日高は唇を噛みしめた。
何も言い返さない。それが一番被害を広げない方法だと、彼は知っていた。
――人間に危害を加えてはいけない。
獣人特例法。
どんな理由があっても、獣人が人間に手を上げれば、その瞬間に“隔離”される。
拳が飛んできた。
腹に、肩に、顔に。
殴られても、蹴られても、日高は腕で頭を守るだけだった。
「反撃しないの? 牙あるんだろ?」
「やっぱ壁の向こうの連中は臆病だな」
嘲笑。
痛みよりも、屈辱が胸を締めつける。
(……朝霞)
彼女の顔が、脳裏をよぎった。
あの強い瞳。優しい声。
――こんなところ、見せたくなかった。
そのとき。
「やめて!!」
倉庫の扉が、勢いよく開いた。
息を切らし、肩を震わせながら立っていたのは――朝霞万里だった。
「何してるの……!?」
一瞬、空気が凍りつく。
「朝霞、関係ねーだろ」
「関係ある! 日高くんは、私の……」
言葉が詰まる。
でも、万里は前に出た。
殴られてうずくまる日高の前に、両手を広げて立つ。
「やめて。これ以上やったら……」
震えていた。
声も、脚も。
それでも、逃げなかった。
その背中を見た瞬間、日高の胸が焼けるように痛んだ。
「朝霞、、だめ……だ、、」
自分のせいで、彼女まで傷つくかもしれない。
それだけは、絶対に嫌だった。
「ひひひ、朝霞、人間のくせに、犬野郎の肩を持つのかよ!かばうなら、お前も同じ目に合わせてやるぞ」
「何をされたって私は屈しない!獣人だからって、殴っていい理由なんてない……!」
万里の声は、涙で滲んでいた。
正論を突きつけられて、男たちは狼狽し、反撃は暴力によって行われた。
体育倉庫の埃っぽい空気の中、不良たちの嗤い声が歪むように響いた。
「おいおい……マジで守る気かよ? この犬っころのために」
リーダー格の男が万里の腕を掴んだ。細い指先が震えているのに気づくと、さらに残忍な笑みが広がった。
「……なに、するつもり」
日高が叫んだ。だが数人に背後から押さえ込まれていた。金属パイプが首筋に食い込む。「騒ぐとコイツの顎砕くぞ」――冷たい刃のような警告が鼓膜を刺す。
「へへっ……まずは服脱がせろや」
命令に従い、二人の手下が万里を壁に押し付けた。スカートの裾が膝まで捲れ上がり、白い太腿が露わになる。
「いやっ……! やめてっ!」
悲鳴をあげる万里。だが抵抗も虚しく、ワイシャツのボタンが一つずつ外されていく。汗で肌に貼りついた布地を引き裂くように剥がされる。
ブラジャーのフロントホックがパチンと弾け飛ぶと、豊かな乳房が重力に引かれて揺れた。
「おおっと……結構デカいじゃねぇか」
「乳首ピンク色……綺麗なんだなぁ」
品定めのような下品な言葉が降りかかる。万里は歯を食いしばり、唇を血が出るほど噛みしめた。恥ずかしさで全身が燃えるように熱くなる。
「やめろ! 彼女は関係ないだろ!」
日高の咆哮が倉庫を揺らしたが、金属パイプが頸動脈を圧迫し、彼は膝を折った。呻き声だけが漏れる。
「次は下着だな」
リーダーが舌舐めずりしながら命じる。
一人が万里のショーツに手をかけた。水色の小さな布地を股間から滑らせると、薄い陰毛と湿った割れ目が露出する。
「きゃあああっ!」
「うるせぇな」
口にガムテープが貼られ、声を封じられた。呼吸の度にテープが貼りつき、皮膚が攣れる痛みに眉を寄せた。
リーダーがニヤつきながら歩み寄る。
「なぁ日高、見えるか? 同級生が目の前で犯されるとこ。助けられないクセにヒーロー気取りかよ?」
日高の視界の中で、万里の裸体が浮かび上がる。震える乳房。朱に染まった肌。恥ずかしさに固く閉じた脚の間から、銀糸のように蜜が垂れている。
(違う……俺のせいだ……俺が弱いから……)
自責の念が鎖となって首を締める。喉元から血の味が上がってくる。
「おい、しゃぶれ」
突然リーダーが自身のズボンを下げた。赤黒い肉棒が怒張し、万里の唇に押し当てられる。
「んぅっ!」
必死に顔を背けるが、頬を張られ鼻血が飛び散った。口を開かされると強引に捩じ込まれる。
「舌使えよ」
命令と共に根元まで押し込まれ、苦悶の涙が流れ落ちた。塩辛い粘液が喉を塞ぎ、嗚咽が洩れる。
「ほら、見てみろよ日高。お前の“彼女”が咥えてるぜ?」
嘲笑が刺さるたび、日高は拳を握りしめた。爪が掌に食い込んで血が滲む。
「そろそろメインディッシュだな」
リーダーが腰を引き抜き、唾液まみれの性器を見せつけた。別の男が万里の両脚を持ち上げる。
「んっ……んん――ッ!」
必死の抗いも、力を失った四肢では無意味だった。濡れた入り口に亀頭が擦りつけられ、ぐぷりと沈む。
「やめろぉおおおッ!」
日高の絶叫が金切り声となって反響する。だが拘束が緩むことはない。三人がかりで押さえつけられ、獣人としての身体能力すら封じられている。
万里の中を侵入する異物感。鋭い痛み。初めて男を受け入れた証拠に鮮血が滴り落ちる。
(痛い……気持ち悪い……嫌だ……なのに……)
繰り返される抽挿。恐怖と痛みだけのはずだったのに、不意に腰骨が甘く痺れた。
「あれ? なんか締まってきたぞ」
リーダーが腰の動きを速める。粘膜が擦れ合う淫猥な水音が増幅する。
「声出してみろよ……ガムテープ取ってやるぜ」
剥がれたテープの下から紅潮した唇が現れた。喘ぎを飲み込もうとしても漏れてしまう。
「あ……ッ! いやぁ……んっ!」
拒絶の言葉と嬌声が入り混じる。羞恥心とは裏腹に子宮が疼き始めるのを万里は感じていた。分泌された愛液が結合部で泡立ち、卑猥な光沢を帯びる。
「どうだ? マジでイイだろ?」
「ちが……うっ……んっ!」
否定するほど身体は素直に反応した。内部を掻き乱されるたびに思考が溶けていく。意識の片隅で日高の姿を探すが、視界は潤んでぼやけている。
(なんで……? なんでこんなことに……でも……止まらない……)
「一発目行くぞ!」
宣言と共に深く抉られ、熱い塊が子宮口を叩いた。どくんと脈打つ射精に万里の背筋が弓なりに反る。
「あぁッ! なかっ……出てる……っ!」
拒む意志とは逆に膣が収縮し、最後の一滴まで搾り取ろうとするかのようだった。
リーダーが引き抜くと、白濁が内腿を伝い落ちる。息を整える暇もなく次の男が覆いかぶさった。
「順番待ちしてんだよ。休ませねぇぜ?」
新しい肉棒が滑り込む。一度濡れた襞は容易く受け入れてしまい、嫌悪より悦楽の方が勝っていた。
「やだ……やめて……ぁんッ!」
抗議の言葉は喘ぎ声に変わる。三度目の挿入時には既に腰が自然に揺れていた。子宮口が降りてきて亀頭を迎え入れる準備をしている。
「ひひっ……イケよ! レイプされて気持ちよくなっちまえ!」
四人目が中に放つと同時に万里の全身が大きく跳ねた。
「イく……ぅっ……!」
絶頂の波に呑まれた瞬間、涙腺が決壊した。羞恥と屈辱。快楽と自己嫌悪。矛盾する感情が渦巻いて思考が停止する。
五人目が出入りする際には自ら腰を振り始めた。
「もっと……おくまで……ください……」
ついに言ってしまった言葉に我に返るが、肉体は戻れない場所まで堕ちていた。
六人目の射精で胎内は白く満たされ、溢れた精液が床に溜まる。
日高の瞳孔が震えている。恋人同然の少女が目の前で蹂躙される光景。喉奥から迸るのは慟哭ではなく――乾いた吐息。
(助けられなかった……なのに……)
下半身に血が集まってくるのを感じて愕然とする。ズボン越しに硬くなったモノが押さえつけられている。罪悪感と興奮が入り混じり胃液が逆流してきた。
「おい見ろよ日高。勃ってるじゃねぇか」
「やっぱ獣人は雌が泣けば興奮するんだな」
嘲笑と共に拘束が解かれた。ふらつく脚で立ち上がると、床に倒れた万里が弱々しく首を振った。
「だめ……みないで……」
その哀願すら媚薬となった。理性が崩壊する音が聞こえる。少年の本能が暴走し始める。
「お前ら許さない!」
低い唸り声が口から漏れた。獣の部分が目覚めたのだ。
不良たちは一瞬驚いたがすぐに哄笑する。
「おもしれぇ……やってみろよ」
結果はあっけないものだった。わずか数分の間に6人の不良が体育用具室で気絶していた。純粋に肉体的な戦いで、人間は獣人の敵ではないのだ。
日高は駆け寄り、震える万里を抱き起こした。全身精液まみれの肢体を凝視し、理性を焼き切ろうとする獣性を抑え込む。
「朝霞……ごめん……全部俺のせいだ……」
涙が零れ落ちる。しかし彼女の腹部からはまだ蜜と精液が混ざったものが滴っている。
「行こう……ここから出よう……」
肩を貸し、倉庫の出口へ向かう。外の風が吹き込むと腐臭から解放され、遠くからチャイムの音が聞こえた。
校舎裏の暗がりに佇む二人。夕闇が迫る中、万里がぽつりと呟いた。
「汚されちゃった……私…もうダメかも……」
日高は唇を噛みしめ、地面に膝をついた。
「違う……君は何も悪くない。俺が……俺が弱かったせいで……」
万里が彼の背中に凭れ掛かる。体温は冷え切っているのに肌は火照っている。吐息が首筋にかかり、お互いの鼓動が重なる。
「助けてくれてありがとう。今夜……慰めてくれる?」
破滅的な願いに日高の理性は限界を超えた。
彼女を強く抱きしめ、そのまま唇を奪う。舌が絡まり合う深いキスの中で――彼らは互いの罪を飲み込んだ。
キミと超えて恋になる!
保健室の窓から差し込む夕陽が、ベッドサイドの消毒液の瓶を琥珀色に染めている。シーツの皺が朝霞万里の輪郭を優しく包んでいた。彼女の細い指先が日高の袖口をそっと摘まむ。震えはもうなかった。
「大丈夫……?」日高が低く尋ねた。彼の喉仏が上下するのが見える。万里の視界の中で、少年の柔らかな獣耳が微かに傾いている。警戒ではなく、心配のサイン。
「うん……」万里は小さく頷くと、自分の体を隠すように膝を立てた。白いルームウェアの裾が太腿の半ばまでめくれる。以前の記憶が脳裏を掠め、指先が再び冷たくなる。「……日高くんの前だと……平気みたい」
「朝霞……」
名前を呼んだだけで胸が締め付けられた。万里は寝返りを打ち、背中を向ける。肩甲骨の辺りが微かに震えている。日高は静かにベッドの縁に腰掛けた。制服のベルトが椅子の脚に当たって硬い音を立てた。
「無理しなくていい」彼は慎重に言った。獣人としての嗅覚が敏感過ぎることが、今はありがたかった。彼女の恐怖と安堵が混ざった匂いを察することができる。「今日はここまでで……」
「違うの」万里が遮った。声は思ったよりしっかりとしている。彼女はゆっくりと振り向く。頬に浮かぶ薄紅色。「……日高くんに……触れてほしい。さっきのこと……上書きしたいの」
その言葉に日高の全身が強張った。喉奥がカラカラに乾く。
「……本当に……?」「うん。でも……怖いのも本当」万里の瞳が揺れた。「だから……ゆっくり……」
「わかった」日高は深く息を吸い込み、自分自身を鎮めた。野生の衝動は鉄格子で押さえつける。彼はまず万里の髪に手を伸ばした。温かな指先が艶やかな黒髪を梳く。サラサラと指の間を通り抜ける感触に万里の瞼が閉じられた。
「痛くない?」「……全然」
次に額へ。額当ての位置を探るような優しい触れ方。「怖くない?」
「……少しだけドキドキしてる」
日高の唇がそこに触れた。柔らかな電流が額から脊椎を這う。
「……温かい」万里の呟きが唇から漏れた。
二人の手が重なる。日高の大きな掌に万里の華奢な指が絡まる。関節が太い指と細い指。異なるサイズが互いを確かめ合う。
「俺たち…ずっとこうしてきたみたいだ」日高が言うと、万里は微笑んだ。
「うん。不思議」
唇が重なる。最初は恐る恐る。鳥が木の枝を啄むような接吻だった。だが万里の方から少し踏み込んだ。
日高の下唇をそっと甘噛みし、舌先で形を辿る。獣人はそれに応えようとせず、ただ受け止めた。万里のリードを尊重するためだ。
「……ん…」唾液が絡まる水音が保健室に満ちる。制服のボタンが外され、万里の肌が夕陽を受けて淡く輝いた。豊かな乳房が自由になり、中央の蕾が微かに硬くなっている。
「キレイだ……」日高が感嘆の息を漏らす。
「……嘘」万里は頬を染めた。「こんな……たくさん痕が……」
左肩から胸元にかけて、暴行でついた痣が残っている。青紫の斑点を見て日高の眉間に深い皺が刻まれた。
「俺が治す」
彼は痣の上に唇を押しつけた。皮膚が弱く吸われる微かな痛みが、かえって万里を安堵させた。
「痛くない?」
「ううん……暖かい」
万里の心臓が早鐘を打つ。
やがて彼女のピンク色の蕾に日高のざらついた舌が触れた瞬間、「あっ……」と短い悲鳴が漏れた。
「ダメだった?」日高が即座に口を離す。
「ちがう……」万里は息を荒げながら首を振った。「でも恥ずかしい……」
「俺も同じだ」日高は正直に言った。「朝霞のこと大事にしたい」
彼は慎重に乳房全体を手のひらで包んだ。柔らかさと弾力がダイレクトに伝わる。
指の腹で乳首を転がすと万里の背中が軽く仰け反った。
「ひあっ……そこ……」
「痛い?」
「きもちいい……かも」
お互いの呼吸が混ざり合う。日高の耳がピンと立ち、彼女の微細な反応を捉えようとしている。
万里の指が日高の胸板をなぞった。シャツの下に潜む鍛えられた筋肉を感じながら下へ……。硬くなった隆起に到達すると、万里は初めて明確な欲望を見出した。
「触ってもいい?」
「……いいけど……俺のが大きいかも」
日高は控えめに言った。確かにズボン越しでも膨らみは明らかで、生地を突き破りそうな圧力がある。万里は躊躇なくファスナーを下ろした。
「やば……」彼女が口にする前に剛直が現れ、先端から透明な液体が滲んでいる。
「俺……我慢できなくて……」
「大丈夫」万里は膝立ちになると、それを両手でそっと握った。熱い脈動が掌を通して伝わる。
「わぁ……こんな形……」彼女は観察するように角度を変えながら触れた。カリの段差を指でなぞり、裏筋を親指で押し返す。
「っ……!朝霞……」日高の腰が僅かに浮いた。
「気持ちいい?」
「すごく……」
万里は更に大胆になった。
先端の露を指で広げながら口を開ける。赤い舌が亀頭の側面を這うと、日高の喉から低い唸り声が漏れた。
「んっ……気持ちいいの?」
「いい……良すぎる」
獣尾が左右にパタパタと動く。彼女の小さな口が茎を含み始めると、温かさと湿り気が日高の理性を溶かしていく。
「待って……ストップ」
万里は驚いて口を離した。「……キライ?」
「違う!出そうで……」日高の瞳は真剣だ。
「大丈夫だよ。いっぱいしてあげる」万里の眼差しが妖しく光る。
再び唇が被さる。今回は根本まで深く咥え込み、頬の内側の粘膜で圧迫する。獣人的な硬度と大きさに苦しそうな顔をしながらも執拗に奉仕を続ける。
「朝霞……ッ!本当にヤバい……!」
「出していいよ……私の中に」
その言葉がトリガーになった。日高の全身が強張り、次の瞬間──大量の精液が万里の口腔を満たした。
「ん……っ!」彼女は懸命に嚥下しようとするが量が多く咳き込んでしまう。
「ごめん!」日高が慌ててティッシュを取り出す。「苦しかったよね」
「へいき……」唇の端から垂れる白濁を舐め取る仕草に日高は再び鼓動が激しくなった。
「朝霞……ベッド戻ろう」彼は静かに誘導する。
二人は並んで横になる。万里の足がシーツを割り、秘密の谷間が夕陽に晒された。日高がそこに顔を埋める。
「あっ……そこ……!」彼女は驚いて太腿を閉じかけた。しかしすぐに開く。「……舐めて……全部きれいにして……」
柔らかい舌が花弁を丹念になぞる。小陰唇の隙間に沿って往復するうち、蜜が溢れ出してきた。
「すごく濡れてる……」
「言わないで……」
クリトリスを包む皮をそっと剥くと、万里は小さく悲鳴をあげた。
「やだっ……そこ強くしたら……」
「優しくする」
敏感な突起を舌先でチロチロと刺激する。万里の内股が痙攣し始めた。
「ひゃあっ……日高くん……きちゃう……」
絶頂寸前のサイン。しかし日高は止めることなく愛撫を続けた。そして──。
「あぁぁ……ッ!」
全身が弓なりに反り返り、秘所から潮が噴き出した。それは日高の顔を濡らしながらもなお続いた。
「すごい……」彼が呆気に取られていると、万里は赤面しながら腕で顔を覆う。
「ごめん……汚いから……」
「キレイだよ。俺で感じてくれた証拠だ」
彼は指を一本、慎重に挿入した。襞の奥まで探ると熱いぬめりが絡みつく。
「二本目……入れるね」
「うん……」
二本目の指が滑り込む。入口こそ狭いものの、内部は温かく迎え入れてくれる。Gスポットを探るように指の腹で撫でると、万里の腰が再び跳ねた。
「ここ……イイ?」
「んっ……好きかも……」
日高が指を出し入れする間にも、新たな蜜が湧き出てくる。
「そろそろ……いい?」
万里はコクンと頷いた。日高は自らの先端を谷間に添え、ゆっくり体重をかける。
「痛かったら言うんだぜ」
「うん……」
亀頭が裂け目に沈み始める。まだ柔らかな肉壁が押し広げられていく感覚に万里は息を呑む。
「……ッ!」
痛みよりも異物感が強い。だが意外なことに、痛みはすぐに去った。代わりに満たされる充足感が支配する。
先ごろの望まないセックスとは違う。愛するオスとのセックスは自然と体が受け入れていた。
たくましさも激しささもただただ気持ちが良い。
「全部……入った?」
「まだ半分くらい……」
「え……そんなに大きいの……?」
日高は慎重に進めた。腟内の摩擦は滑らかで、柔軟に彼を受け入れていく。やがて根本まで埋没した時、二人は深い呼吸を共有した。
「痛くない?」
「日高くんのだから❤️嬉しい」
日高は動かず、完全に馴染むのを待った。万里の内側が脈動し、彼自身を抱きしめるように蠢く。
「朝霞……温かい」
「私も……あなたを感じてる」
数分間の沈黙の後、万里が腰を僅かに揺らした。
「もう動いていいよ❤️」
日高の律動が始まる。最初は浅く、次第に深く。
パンッ……パンッ……
乾いた肌の衝突音と水音が保健室に響く。
「あっ……あっ……気持ちいい……!」
万里の乳房がリズミカルに揺れる。日高はそこへ口をつけ、蕾を甘噛みした。
「やだ……同時は……あぁんっ❤️」
敏感な二箇所からの刺激に万里の声が裏返る。結合部からは泡立つ白濁が溢れ出し、シーツに染みを作っていく。
「朝霞……俺もう……」
「来て……中に欲しい」
その言葉で箍が外れた。日高の動きが激しくなる。亀頭が最奥を叩き続け、子宮口が降りてくる。
「日高くん……ッ❤️」
万里が自ら腰を回し始めた。
互いの快感を追い求めるリズムがシンクロしていく。
「イく……!一緒に……」
日高の咆哮とともに熱い奔流が解き放たれた。万里の最深部で大量の精液が爆ぜる。
「あぁぁ……出てるっ……❤️」
脈打つたびに万里の内側が収縮し、最後の一滴まで搾り取ろうとする。二人はしっかりと抱き合ったまま、余韻に浸っていた。
夕陽が完全に沈み、部屋は藍色に染まる。
「大丈夫?」日高が優しく問う。
「うん……幸せ」万里は彼の胸に顔を埋めた。「壁なんてないみたい」
日高の耳が微かに震える。
「そうだね。俺たちにとっては」
シーツの中で指を絡め合う。小さな窓から月明かりが差し込み始め、二人の影を一つに重ねていた。