教室内は重い静寂に包まれていた。
俺たち5人は、AI教官ユニット「K-Unit」の指示に従い、渋々ズボンを下ろし、そして素っ裸になった。冷たい空気が肌を撫で、背筋に軽い震えが走る。
クラスメイトの視線が気になったが、誰も何も言わず、ただK-Unitの次の指令を待っていた。
「準備を確認。器具を手に取り、性行為訓練を開始しろ」
K-Unitの合成音声は無機質で、感情の揺らぎが一切ない。
だが、どこか有無を言わさぬ響きがあった。
俺たちは目の前に並べられた透明なオナホを手に取った。特殊な樹脂のひんやりした感触が手に伝わり、なんとも言えない気まずさが胸に広がる。
「これは実践訓練だ。集中して取り組め」
K-Unitの光学センサーが俺たちを静かに捉える。厳しいというより、データを収集するためだけの無感情な視線だった。
俺は隣の山田をチラッと見た。山田は顔を少し赤らめて、俯きながらぎこちなくオナホを握っている。
誰もがこの異常な状況に戸惑っているのが伝わってきた。
「訓練開始。時間制限内に射精を達成しろ」
K-Unitの無機質な声に促され、俺たちはオナホを自分のモノに装着し始めた。
透明なオナホの冷たくヌルっとした感触に、微妙な違和感を覚える。
俺は目を閉じ、何かエロいことを想像しようとしたが、状況の異様さとクラスメイトの気配が気になって頭が真っ白になる。
「手の動作が不十分。保持しているだけでは意味がない。器具を適切に操作しろ」
K-Unitの指示が飛ぶ。
俺たちは仕方なく、オナホを上下に動かし始めた。シコシコという音が教室に響き、気まずさが空気を支配する。
俺は手元に全神経を集中させたが、どれだけ動かしてもモノは全く反応しない。体と心がバラバラになったような感覚だった。
「警告。勃起反応が未検出。性器の刺激を強化しろ」
K-Unitは、俺たちの不甲斐なさを冷たく指摘する。
しかし、その指摘も虚しく、俺たちは5人とも萎えたままだった。
K-Unitのセンサーが、俺たちの萎えたモノを無機質にスキャンするのがわかる。
どうにか反応させようと、俺たちは透明オナホに全神経を集中させた。
ただオナホをハメるだけではなく激しく前後させて、他の4人と競い合うかのようにひたすら刺激を与え続けた。
しかし、俺たちのモノが勃起する兆しは全くなかった。
俺たちはもう、半ばヤケクソだった…。
しかし、どんなに刺激しても、全く射精する気配がないのだ。
そうこうしているうちに、訓練の終了時間が迫っている。
K-Unitのディスプレイに、かすかにエラーコードのような表示が点滅している。
俺たちは自然と腰を突き出し、周囲に萎えたモノを見せつけるような卑猥なポーズになっていた。
シコシコ、クチャクチャ…俺たちが動かすオナホの音が教室内に響き渡る。
もう、最初の頃の初々しい動きではない。もはや恥も外聞もなく、ただただ目的のために、必死でオナホをこねくり回しているだけだった。
しかし、5人全員、射精という目的を達成するどころか勃起の気配すらなかった。
「訓練終了。全員、性行為訓練に失敗」
K-Unitは、感情のない口調で訓練終了を告げた。俺たちは、オナホから手を離した。
絶望的な気分が教室を包む。まるで、プログラムがクラッシュしたような気まずさだった。
「全員失敗は、データベース初の記録だ。ただし、これはこれで新たな研究材料となるであろう」
K-Unitは、淡々とした口調でそう告げた。
透明な樹脂の筒が陰茎から滑り落ちる。オナホは床に落ち、乾いた音が教室に響く。
5人全員の萎えたモノが、剥き出しとなる。汗と我慢汁の匂いが混じり合い、鼻をつく。
「次の工程に移る。性器スキャンを実施する。直立姿勢を維持しろ」
K-Unitの声が教室に響く。突然、俺たちの股間に向かって、青い光のビームが照射された。
光は鋭く、まるで皮膚を突き抜けるような感覚だった。青い輝きに照らされた俺たちの性器に、クラスメイトたちの視線が静かに集まっていく。
光は俺の性器をスキャンし終えると、次の者に移り、順番に五人の股間をくまなく記録していった。
ディスプレイには、複雑なグラフィックが映し出され、俺たちの性器の3Dモデルがリアルタイムで構築されていく。
萎えた5本の性器のドアップが黒板や吊るされた立体モニターにデカデカと投影されると、教室の空気はさらに異様になった。
俺たちの性器は、まるで見世物のように大画面に映し出され、詳細な部分まで鮮明に表示されている。
「データ収集完了。スキャン結果を詳細に分析し、改善プログラムを提案する」
改善プログラムとは一体何なのか。
俺たち全員が同じ不安を抱えながら、K-Unitの次の言葉を待つ。
しかし、K-Unitは沈黙し続けた。
その代わりに、教室の扉が密閉されていく。重厚な金属のドアがゆっくりと閉まり、俺たちはK-Unitと完全に閉じ込められた状態になってしまった。
「な、何をしているんだ?」
誰かの声が静寂を破る。俺たちの背筋を冷たい汗が伝う。
ドアが完全に閉まった後、K-Unitの光学センサーが青白く輝き、機械的な声で告げる。
「特殊強化訓練モードを起動する。この訓練は射精に至るまで終了しない。全員、全衣類除去。性行為の準備を整えよ」
教室に響くのは、AI教官ユニット「K-Unit」の無機質な合成音声だけ。
俺達はK-Unitの指示に従い、異常な状況にただ流されるしかなかった。
俺の見ている前でクラスメイトが次々と服を脱ぎ去っていく。
やがて全員が素っ裸になり、誰からともなく俺達を囲むように輪を作り始めた。
俺は彼等の真剣な表情と異様な雰囲気に、強い不安を覚えた。逆らえない雰囲気とはいえ、全員がこんなにも従順に従うなんて信じられなかった。
まるで何かに操られているかのようだ。
俺の視線は自然とクラスメイトの股間へと向かった。
どの性器も半ば硬さを増し、亀頭は熱を帯びて艶やかに膨張している。尿道口は大きく開いて、透明な汁を断続的に噴射している。
ほんの少しでも刺激してやれば、すぐに完全勃起してしまいそうな状態だった。
「指示を明確化する。互いの性器を手で刺激し、勃起反応を誘発しろ。時間制限は10分。目標射精量:1人当たり500ミリリットル。開始」
K-Unitの声が響くと、ディスプレイにカウントダウンと共に、途方もない数値が映し出された。
「500ミリリットル…? そんなの、無理だろ…!」
俺は愕然とした声で叫んだが、K-Unitはカウントダウンを進めた。
1人当たり500ミリリットルだなんて、明らかに物理的に不可能な量である。なぜK-Unitがこんな無謀な数字を提示するのか、俺には理解できなかった。
もしかしたらK-Unitは故障しているのか?それとも意図的に俺達を試しているのか?
困惑と恐怖が俺の心を覆いつくした。
しかし、クラスメイト達の手が俺の性器へと伸びてくる。
手のひらの感触に驚き、身を硬直させた。
「おい…!」
俺の制止の声は虚しく、クラスメイトの手が俺の萎えたモノを掴み、緩やかに擦り始めた。
他人の手の感触に鳥肌が立ち、俺は全身の血の気が引くような感覚を覚えた。
それだけではない。他のクラスメイトの手が俺の胸や尻を撫で回し始める。
俺は恐怖と羞恥に塗れ、まるで人形のようにクラスメイトの手によって弄ばれるしかなかった。
ふと周囲を見ると、俺以外の4人も同様にクラスメイト達に全身を撫で回されているようだった。断言出来ないのは、俺の視界がクラスメイト達の裸体で埋め尽くされていたからだ。
クラスメイトの手の動きは徐々に大胆になっていった。
俺の乳首を摘み上げ、陰茎をしごき上げる。肛門に指をねじり込んでくる者すら居た。
全身の感覚が鋭敏になり、俺は自分でも信じられないほどの快感に翻弄されそうになる。
すぐにでも射精してしまいそうになるのだが、500ミリリットルも出すなどという無茶な要求に本能が警鐘を鳴らす。
脳が混乱し、射精への欲求を抑制してしまう。
俺の陰茎はクラスメイトの手の中でビクビクと震えてはいるが、先走りの透明な汁を溢れさせているだけだった。
「5分経過。現在の射精総量:0ミリリットル」
K-Unitの無機質な声が響き、俺やクラスメイトの股間にゲージのような図が浮かび上がる。それは性器の周りをぐるりと囲む円だった。
そのどれもが0を表示している。まだ誰も射精していないのだから当然だが…。
もう何でもいいから射精したい。
でも射精してしまったら俺は快楽で死んでしまうんじゃないか。そんな矛盾した思いが俺の頭を駆け巡った。
その時だった。クラスメイトの1人が俺の陰茎を舐め始めたのだ。
生温かい舌が亀頭を這い回り、俺は狂おしいほどの快楽に襲われた。
他のクラスメイトも俺の乳首を舐めたり、尻の穴に舌を突き入れたりし始めた。
そこまでしてくるというのに、誰一人自らの陰茎を扱こうとはしない。それぞれ500ミリリットルを出せと言われているのだから、自分達も必死で射精すべきなのに…。
まるで俺達の射精を手伝うことにのみ没頭しているようだった。
俺は疑問と快楽に挟まれ、思考がぐちゃぐちゃになっていく。
他の4人も同様らしく、ついに誰かが喘ぎ声を上げた。
それは紛れもなく射精の寸前に漏らす声だった。
「1人目の射精を検知。精液量:12ミリリットル」
K-Unitの冷たい声が射精の瞬間を告げる。
それに合わせて他の3人も一斉に絶頂への階段を駆け上がっていく。
そして俺もとうとう限界を迎えた。
全身が痙攣し、尿道から熱い精液が噴き出す。
だがそれは、当然500ミリリットルには程遠い量だった。
俺達の射精は次々と終わりを迎える。
どうにかして500ミリリットルに達する射精をしなければならないというのに、俺のペニスは脈打ってはいるのだが一滴も出てこなくなってしまった。
俺は全身汗まみれになって喘ぎながら、もう何もかもを諦める事にした。この教室に閉じ込められ、オナニーをやらされる羽目になった時点で俺達の運命は決まっていたのだ。
諦観と絶望が俺の心を支配していく。
やがて終了のアラームが鳴り響くと教室内の明かりが全て消えてしまった。
暗闇の中で俺は身体中を弄られる感触だけを感じていた。
暗闇の中、俺達の呻き声が微かに響く。しかし、それ以外は何も聞こえない。
俺の意識は朦朧としていた。もしかしたら何かしらのガスのような物が充満しているのかもしれない。
まるで夢の中にいるかのように現実感が薄れていた。
やがて赤い光が点滅すると同時に、警報アラームが鳴り響きだした。
それでも俺達は騒がなかった。どこか遠い国の出来事のようでリアリティが無かったからだ。
教室内に銀色をした細いミミズのような機械が大量に流し込まれたが、それでも俺達は抵抗しようとは思わなかった。
赤い光の中、ミミズ型の機械が俺達の全身に群がってくる。それは皮膚の表面を這いずり回り、乳首等の敏感な部分を執拗に責めてきた。
そして最も激しかったのはペニスへの責めだった。
機械は俺のペニスに絡みつき、裏筋や鈴口などあらゆる部分を舐め回すように刺激した。
さらには数体が肛門に侵入し腸壁を抉るように蠢く。
教室内の誰もが銀色の機械に絡め取られ、身体中を弄り倒されている。
その機械の数は更に増えていき、まるで銀色の巨大なうねりに呑み込まれているような錯覚に陥った。
全身が性感帯と化したかのように敏感となった俺達の悲鳴が教室内に響き渡る。
その声は断末魔のようでもあり、歓喜のようでもあった。誰もが快楽と苦痛の狭間で悶え苦しんでいるのだ。
そしてそれは俺も例外ではなかった。
俺は銀色の機械の海の中で、自分が溶けていくような錯覚を覚えながらも、ただひたすら快楽に溺れていった。
もう何も考えられない。ただ気持ちよくなることしか考えられない。
そして俺は再び絶頂に達した。あまりの快楽に頭が真っ白になる。
ミミズ型の機械から直接送り込まれる薬剤で俺の生殖機能は極限まで高められていた。
金玉はパンパンに膨れ上がり、そこから生産される大量の精液が一気に尿道を駆け抜ける。
これなら500ミリリットル出す事も不可能ではないようだが、既に失格となった俺達にはもう関係のないことだ。
俺の目の前のクラスメイトも連続で射精を繰り返しており、その度に痙攣するように全身を震わせている。その性器に浮かび上がっている円形のゲージはもはやノイズまみれで数値を読み取ることは出来ず、やがて消えてしまった。
俺や他のクラスメイトのゲージも次々に消失していく。
どういうわけか俺の頭は少し冷静さを取り戻し始め、他のクラスメイト達がどうなっているかを確認する余裕が出てきた。
クラスメイト達の体を這っていた機械の動きが変わり、まるでヘビが獲物を締め上げるような絡み方へと移行した。
巻き付かれたクラスメイト達の肉体が反り返り、次の瞬間には空中に持ち上げられていく。
俺の見ている前で彼等の両足がゆっくりと開いていき、やがてM字を描くような形に固定された。いわゆるちんぐり返し、もしくは恥ずかし固めのような状態である。
必然的に俺の視界はクラスメイト全員のペニスとアナルに埋め尽くされてしまう。その両方に細長い機械が食らいついている様子は圧巻の一言だ。
俺自身もM字開脚の姿勢で宙吊りにされてしまったが、それよりも目の前のクラスメイト達が心配だった。
彼等は皆虚ろな表情を浮かべており、時折ビクッと体を震わせるだけで何の反応も示さない。俺の視線がペニスとアナルに釘付けになっている事すら気付かない様子だった。
これこそが機械の導き出した効率的な射精方法なのだろうが、あまりに異常な光景に背筋が凍るような思いがしたが同時にこの光景は俺に興奮を与えるものでもあった。
俺はクラスメイト全員のペニスを舐めるように見つめ続けた。搾精され続けるペニスの膨らみ具合は尋常ではなく、血管が浮き出た竿は破裂寸前と言えるほど張り詰めている。
亀頭は真っ赤に腫れ上がり尿道口からは大量の先走り汁が溢れ出し糸を引いて垂れていた。
俺の見ている前で彼等は次の段階へと進んでいく。
開ききった尿道口を銀色の細い機械が容赦なく犯していく。前後から直接前立腺に刺激を与える為の侵入だ。
やがて全ての細い機械が完全にペニスの中へと潜り込むと、クラスメイト達の全身が一際大きく跳ねた。
その瞬間、クラスメイト達は全員野太い悲鳴を上げた。それは快楽によるものなのか苦痛によるものなのか判別がつかなかった。
ただ一つ言えることは、彼等にとって耐え難い感覚であるということだけだ。
K-Unitの合成音声が聞こえてくる。
「性器、および肛門内部への刺激強度を最大レベルまで引き上げる。前立腺への電気刺激も開始。対象の射精反応を観察せよ」
観察しろという命令は俺に向けたものなのだろうか?俺は呆然としながらも頷いていた。
どうせ逆らう事など出来ないし、そもそも命令されずともクラスメイト達の惨状を見つめ続けてしまうだろう。
俺はM字開脚で吊るされたままクラスメイト達の様子をじっくりと見物することにした。
「アァッ…グゥウゥッ…」
機械が与える快感と苦痛の両方がクラスメイト達を狂わせ、獣のような声を上げさせる。しかし、機械を挿入されてしまったペニスからは我慢汁すら一滴も漏れる事はない。
完全に機械に栓をされてしまった状態で射精など出来るのだろうか?そんな俺の心配をよそにクラスメイト達の腰は激しく跳ね上がり続けている。
もしかしたら機械の内部で射精が既に行われているのかもしれないが、俺には何も分からない。
とにかくクラスメイト達が、尿道を完全に塞がれているという状況を理解していないのだと思うと可哀想になった。
俺達はもう救われる事は無いのだ。
そして俺自身も救済を望んでいない。
今はただこの狂った宴がいつまでも続いてほしいと願うばかりだ。銀色の細長い機械に前立腺を犯され続けながら悶えているクラスメイト達の表情はとても幸せそうに見えた。
それは俺の願望なのかもしれないが…。
俺の予想通りどのペニスからも精液が放たれることは無かった。
明らかに絶頂を繰り返しているはずなのに射精は出来ずにいる。この状況は本来ならば相当な苦痛を伴うものだが、今のクラスメイト達にとってはそれがむしろ快楽となっているようだ。
やがて最後にひときわ大きな痙攣を見せると同時にクラスメイト達は射精した。ただし、それは本来の意味での射精ではない。鈴口から勢いよく飛び出した物は白濁液などではなく、急激に伸びて肥大化した銀色の機械だったからだ。
射精の勢いと変わらぬ速度で尿道口から飛び出してきたそれは、そのまま宿主の屹立の先端から全身へと絡みつき始めた。
「あぁぁぁー!」
射精が止まらなくなったような快楽と共に銀色の機械に股間から包みこまれていくクラスメイト達。
やがて硬くなった乳首にも機械が絡みつき、シコッシコッと扱き始めると快楽に比例して機械の放出が加速していく。
「で、でるぅ…でるの止まらないよぉ…」
「チンコがおかしくなっちまったぁ…誰か止めてくれぇ…」
「飲み込まれる…チンポから出る物に俺が包まれていく…」
このままでは彼等の体は銀色の機械に覆い尽くされてしまうだろう。
しかし、誰も射精を止めることが出来ない。ペニスが別の生き物になったかのようにコントロールが利かず、彼等の意思とは無関係に銀色をした欲望の塊を吐き出し続けている。
自分のペニスから放たれる物に自分が少しずつ飲み込まれていくという恐怖は想像を絶するものがあった。
自分の体…それも生殖器が暴走して、しかもそれを止めることが出来ない。
そして暴走した性器が生み出すものは自らの命を脅かすものとなってしまっているのだ。快楽と共に襲いかかる死の恐怖はクラスメイト達の精神を蝕み始めていた。
いつしかクラスメイト達は下品なオホ顔を晒しながらペニスを揺らすようになっていた。もはや自分が包まれて取り込まれる恐怖は消え去り、ただただ機械を放出し続ける悦楽に浸っているのだ。
やがて、一人また一人と銀色の紐に包みこまれてしまった。まるで銀色の繭が出来上がったかのようだ。
銀色の機械はクラスメイト達の体を完全に包み隠すように覆っている。
中に閉じ込められた彼等はどうなってしまったのだろうか、生きているのかすらもわからない。
それでも俺は興奮していた。自分の股間から出てきた物に包みこまれていくクラスメイトの姿を見て俺は最高潮に興奮していた。
その銀色の球体がロボットアームに掴まれて回収されていく。クラスメイト達が淡々と処理をされる様子は流れ作業のようだ。
回収された球体にロボットアームが細い棒を突き刺していく。まるで出来立てのたこ焼きを爪楊枝ですくい上げていくかのような手際の良さだ。
クラスメイト達が球体に閉じ込められ、人間としての尊厳を奪われていく過程を目の当たりにしながら俺のペニスはガチガチに硬くなっていた。我慢汁も洪水のように溢れている。
しかし、そんな俺の様子にK-Unitが反応する事は無かった。まるで俺がそこに存在しないかのように機械的な作業が続いている。
クラスメイト達を入れた球体はそのまま機械の一部となるように吸い込まれていき、俺の目の前から姿を消した。
これで俺以外の全てのクラスメイトがこの教室から居なくなってしまった。あれだけ居た裸の少年達がこうも淡々と処理されてしまうとは…。
やはり不合格の人間など機械にとってはゴミ同然の存在でしかないのだろうか。そんな事を考えていると、クラスメイト達を取り込んだ機械に変化が生じた。
機械は激しく振動を始めると、その形状を徐々に変化させていく。そしてやがて完全に姿を変えた機械を見て俺は絶句した。
それはもはや、かつての工業的な金属の塊ではなかった。むしろ、巨大な有機生命体のような姿をしていた。
表面は滑らかで、半透明の膜が幾層にも重なっており、そこにはクラスメイト達の影がぼんやりと映っていた。
彼等はまるで胎児のような姿勢で浮かび、タヌキモの捕虫嚢に閉じ込められた小動物のように微かに身じろぎしている。
その機械の中心部…ジェネレーターに相当すると思われる部分が脈打つたびに、クラスメイトの尿道口と尻穴に突き刺さっている銀色の機械が振動しているのが見える。
恐らく彼等の体を改造し、エネルギー源とするために行われている措置なのだろう。
まるで巨大な人工生命体に変貌していく機械の姿を見て俺は悟った。
ここはもはや学校ではない。
学校の皮を被った巨大な工場だ。
そしてその稼働に必要なのは、若くて生命力に溢れた人間の雄。つまり俺達男子高校生ということになる。
不合格となった俺達はエネルギーとして取り込まれてしまう定めなのだろう。もし、あんな高すぎる合格基準を突破できる者が居るとしたら…それは俺達と同じ人間ではないのかもしれない。
いつしか、自分がどこかの美術館にいるような気分になってきていた。
目の前のそれは、単なる機械の変貌ではない。
構造としての完璧さ…男子生徒を取り込むための形態美がそこにはあった。
人間の倫理とか、感情とか、そういうものを超えた先にある秩序。
「無駄がない…完璧だ」
エネルギーにされる者にとっては悲劇かもしれない。
だが、ここではそれが正解なのだ。
ただ、どれだけペニスからエネルギーを捧げられるか。それだけだ。
俺はまだ取り込まれていない。
その理由も、なんとなくわかっている。
俺はこの“美”を見届ける役目を持たされているのだ。
たとえその後、俺も彼等と同じ末路を辿るとしても。