※本作品の注意点
•生成AIを用いて作成した作品です。
•性徴ネタを取り扱った作品です。

■あらすじ
バーテックスとの戦いに備え、訓練合宿に励む三人。
彼女たちはバーテックスと戦う勇者であるが、第二次性徴期を迎えて他の子の身体の成長が気になる年頃の子でもあった。
露天風呂で疲れを癒す中、第二次性徴期を迎える少女たちの身体の違いが話題になる。

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三者三様の性徴

 バーテックスとの戦いに備え、須美・銀・園子の三人は、人里離れた温泉旅館でトレーニング合宿に臨んでいた。

 露天風呂には湯けむりが立ち込め、夕暮れの風にほんのりと揺れていた。昼間の激しい訓練の疲れを癒すには、この静寂と温もりがちょうどよかった。三人は湯に肩まで浸かり、じんわりと身体を温めていた。

 勇者として戦う使命を背負いながらも、彼女たちは年頃の少女でもある。第二次性徴期を迎える中で、仲間との身体の違いが、ふと気になってしまう――そんな繊細な時期だった。

 湯に浸かってしばらくたった頃、銀が須美の体にじっと視線を向けているのに、須美が気づいた。

 

「なに、銀。そんなにじろじろ見て……」

 

 声には呆れたような響きがあるが、その表情はどこか照れている。

 

「須美ってさ、いつからそんなに成長したのかなって」

 同じ年齢のはずなのに、明らかに違う体つき。それが銀には不思議だったのだろう。

 須美の身体には少女から大人へと変わっていく兆しが、明らかに現れていた。胸元はクラス一と言える大きさになっている、大人顔負けの曲線が目を引く。臀部も丸みを帯びており、影の部分に視線を向ければ、大人としての成長は隠しようもなかった。

 

「なによ、いきなり……」

 

 視線をそらすように、須美は湯の中で少し身じろぎする。

 

「でもほんとに、アタシと全然違うよね」

 

 銀は自分の胸元を見下ろし、自分の胸に手を当てる。

  彼女の身体は、幼さの強い姿だった。胸のふくらみはまだわずかで、全体的に華奢なラインを描いている。少女の部分に至ってはツルリとしていて、まだ大人の兆しを感じられなかった。

 

「いつから大きくなったのさ」

「え……えっと、そうね……去年一年間で…?」

 

 頬をほんのり赤らめながら、須美は小さく答える。

 

「ふたりとも、そういう話するお年頃なんだねぇ~」

 

 園子がふわりとした口調で会話に加わる。

 

「そういう園子はどうなんだよ」

 

 銀は園子に話の矛先を向ける。

 園子の体もまた少女から大人へと変化が始まっていた。

 胸はまだ小ぶりながら、銀よりははっきりと丸い形を見せており、秘めたる部分には大人の兆しが柔らかく生えはじめていた。

 そして何より…

 

「ふっふっふっー。実は私、ついこの前、初潮きたんだ~」

 

 園子は三人の中で唯一初潮が発来しているのであった。

 

「えっ、マジで!?」

 

 銀が思わず声を上げる。

 須美も言葉を失ったまま、園子の顔をまじまじと見つめていた。

 

「うん、ちょっと前にね。最初は、ちょっぴりお腹が痛くてさ~。体調崩したかな~って思ってたら、下着に血がついててびっくりしたよ」

 

 園子が軽やかに語るその様子に、須美の目がぱちくりと瞬いた。

 

「……そのっちが、もう……?」

 

 ぽつりと、須美が呟く。その表情には驚きと戸惑い、そして少しの焦りが入り混じっていた。

 

「えへへ、ちょっと大人に近づいた感じ~?お赤飯でお祝いしてもらっちゃった~」

 

 園子が湯けむりの向こうで微笑むと、須美は湯の中で指をぎゅっと握りしめた。

 

「……正直、ちょっと驚いたわ。そのっちに先を越されるなんて」

「ん?『そのっちに先を越されるなんて』って、どういう意味だ?」

 

 須美がぽつりと漏らしたその言葉に、銀がすかさず首をひねった。

 

「……私、まだ初潮来てないのよ」

「うそ、マジで!?」

 

 銀が目を見開いて声を上げる。

 

「だって須美、あたしたちの中で一番成長してるじゃん!胸だって大きいし、毛もふさふさで、てっきりもうとっくに……!」

「ちょ、ふさふさって……言い方があるでしょ!」

 

 銀の率直すぎる感想に、須美が顔を真っ赤にして抗議すると、園子がくすりと笑って口を挟んだ。

 

「ミノさん、そういうとこ素直で好きだよ~。でもほんと、わっしーがまだって、ちょっとびっくりだよね」

 

 その言葉に須美はため息をひとつこぼし、湯の中で膝を抱え込むようにしてつぶやいた。

 

「わたしだって、そろそろ来ると思ってるんだけど……なんでだか、ずっとまだなのよ」

 湯けむりの向こうで、銀がぽつりと呟いた。

 

「でもそっかぁ…。アタシなんかはまだ何も始まってないって感じだけど、園子は初潮きてて、須美は一番発育してるのにまだって、なんか……順番って関係ないんだね」

 

 その言葉には、どこか安心したような響きがあった。肩の力を抜いたような笑みを浮かべながら、銀はふっと小さく息をついた。

 

「そうそう、だから“三者三様”ってやつだよ、ミノさん」

 

 園子がにこやかに言いながら、湯の中で手をすいと伸ばして銀の肩をぽんと軽く叩いた。

 

「……そうね。焦っても仕方ないのかも」

 

 須美がぼそりと呟き、ぎゅっと抱えていた膝をそっと解いた。湯面に映る自分の姿を見つめながら、その表情には少しだけ晴れやかな色が差していた。

 

「いつか二人に初潮が来たら、お赤飯でお祝いしないとね!」

 

 園子が明るくそう言って笑うと、銀が顔をしかめながらも照れくさそうに、

「や、やめてよ園子、恥ずかしいっての……」

 と抗議する。

 

「ふふっ、でもさ、なんだかんだ言って、そういうのって大事な節目だと思うな~」

 

 園子の笑顔に、須美も自然と微笑み返す。

 

「そうね……。じゃあ、いつか三人ともそろったら――お祝い、しよう」

 

 湯気の向こう、ほんのりと染まる夕空のように、あたたかな沈黙が三人の間に流れた。

 

 

 

 だけど――それはもう、叶わない約束となる。

 その後に起こる、苛烈なバーテックスとの戦いの中で。

 銀は、訪れていなかった大人への変化をその身に残したまま、大切なものを守るために命を落とした。誰よりも子供のままで、けれど誰よりも勇敢に戦い抜いて。

 そして須美は、強力な力と引き換えに足の自由と記憶を失った。初潮が訪れる頃には、かつての大切な友の名さえ、彼女の記憶にはなかった。

 だから、三人で交わしたあのささやかな約束は、誰の手にも届くことはなかった。

 

 けれど――園子だけは、あの湯けむりの中で交わした言葉を今も忘れていない。

 失われたものたちに祈るように、今でも時折思い出すのだ。

 三者三様だったあの頃の、あたたかく、無垢で、何よりも確かなひとときを。

 




 (かつて投稿していた作品は削除しているので残ってませんが)数年ぶりにハーメルンで作品投稿をしました。

 この作品は元々、冒頭のみ手で書いて続きを放り投げていたものをもとに、生成AIを使って続きの作成・全体のブラッシュアップをした作品になります。
 割と前々から完成自体はしていたのですが、内容が内容だけにお蔵入りにしておりました。が、気が向いたので投稿します。そのうちpixivでも投稿しようかと。

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