ピンポーン、とチャイムが鳴る。
時計を見れば、午後三時。
きっと姉貴だろう。
俺は読んでいた文庫本を閉じ、玄関のドアを開けた。
「ごめん、今日もお願い」
案の定、そこに立っていたのは疲れた顔の姉貴と、その陰に隠れるようにしている小さな少女──咲ちゃんだった。
姉貴はシングルマザーで、昼も夜も働いている。
だから、近所に住む俺が咲ちゃんを預かるのはもう日常茶飯事になっていた。
咲ちゃんは俺の顔を見ると、ぱあっと表情を明るくさせる。
「おじちゃん!」
そう言って俺の足に抱きついてきた。
この瞬間が俺にとって天国であり、地獄でもあった。
「咲、あんまりおじちゃんの邪魔しちゃだめよ」
「はーい」
元気な返事とは裏腹に、咲ちゃんは俺のズボンをぎゅっと掴んで離さない。
その仕草が愛おしくて同時に、腹の底から黒い何かがせり上がってくるのを感じる。
許されない感情。
あってはならない欲望。
俺はこの小さな姪に、どうしようもなく欲情していた。そう、俺はロリコンなのだ。小児性愛者。許されざる性癖。ただ、いうまでもないがこれまでに事件などを起こした事はない。
「じゃあ、頼んだわ。多分、終電近くなると思う」
姉貴はそう言うと、そそくさと踵を返した。
残されたのは俺と咲ちゃんだけ。
しん、と静まり返った部屋の中で、咲ちゃんの無邪気な声が響く。
「おじちゃん、今日なにしてあそぶ?」
俺は無理やり笑顔を作った。
「そうだな……お絵かきでもするか?」
「うん、する!」
咲ちゃんの手は驚くほど小さい。
その手を引いてリビングに向かう俺の心臓は破裂しそうなほどドキドキしていた。
クレヨンと画用紙を広げると、咲ちゃんは夢中になって何かを描き始めた。
俺はソファに座り、そんな彼女の姿をぼんやりと眺める。
小さな背中。
細い首筋。
おさげにした髪が動くたびにさらさらと揺れる。
そのすべてが俺の目を釘付けにした。
だめだ考えるな。
これは姉貴のたった一人の娘なんだ。
俺はこの子を守ってやらなきゃいけない。
そう頭では分かっているのに、俺の下半身は正直に熱を持ち始めていた。
──ああ、咲ちゃんを犯したい。細い両脚を無理やり広げて、中心にあるであろう膣穴を無理やりこじ開けてやりたい
「おじちゃん、できたよ!」
咲ちゃんが描き上げた絵を誇らしげに掲げて見せる。
そこには大きな顔の俺と、小さな咲ちゃんが手を繋いで立っていた。
空にはにこにこ笑う太陽が描かれている。
純粋な好意。
一点の曇りもない信頼に俺は胸が痛くなる。
「上手だなぁ、咲ちゃんは」
俺はそう言って咲ちゃんの頭を撫でた。
髪は子猫の毛のように柔らかく、その感触が俺の黒い感情をチクチクと刺激する。
◆
その日の夜、咲ちゃんは俺の隣でテレビを見ていた。姉貴が咲ちゃんを引き取りにくるまではまだもう少し時間がかかる。
咲ちゃんは子供向けのアニメにきゃっきゃと声を上げて笑っていた。
俺はそんな咲ちゃんの横顔を盗み見ていた。
ふと、咲ちゃんがこてん、と俺の肩に頭を乗せてくる。
「……おじちゃん」
「ん?」
「さきね、おじちゃんのこと、だいすきだよ。いつも遊んでくれてありがとね」
その言葉が最後の引き金だった。
ぷつん、と、俺の中で何かが切れる音がした。
もう無理だ。
我慢できない。
俺はゆっくりと咲ちゃんの方を向き、その小さな体を抱き寄せた。
「おじちゃんもだよ、咲ちゃん」
俺の声は自分でも驚くほど震えていた。
「おじちゃんも、咲ちゃんのことが……大好きだ」
俺は咲ちゃんの体をソファに押し倒し、その上に覆いかぶさる。
「おじちゃん……?」
まだ状況が飲み込めていない咲ちゃんが戸惑いの声を上げた。
その無垢な瞳が俺に残っていた最後の理性を焼き切った。
俺は震える手で咲ちゃんの小さなパジャマに手をかけ、その柔らかい布を引き裂くように剥ぎ取っていく。
そこでようやく、咲ちゃんの顔に恐怖の色が浮かんだ。
俺は自分のズボンのベルトを乱暴に外し、熱く膨れ上がったそれを解放する。
目の前に突きつけられた、醜悪な欲望の塊。
咲ちゃんの瞳が信じられないものを見るように大きく見開かれた。
◆
「おじぢゃん、やめでぇえええええ!!!!」
咲ちゃんが泣き叫んでいる。俺も心が痛い。でも、こんな俺に優しくしてくれた咲ちゃんが悪いんだ。
俺は咲ちゃんの細い足首を掴んで、腰をさらに深く突き出した。
チンポの先がぎゅうぎゅう締まる感じがしてたまらない。丁度裏筋あたりにざらついた感触がして俺は危うく射精しそうになった。
ぐじゅ、と肉の擦れる音がやけに大きく聞こえた。
「いやぁああ! おじぢゃん、ごわい、ごわいよぉおおお!」
咲ちゃんは小さな体を震わせ、必死に俺から逃れようともがいている。
でも、その抵抗がまた俺を興奮させた。
「咲ちゃん、大丈夫だよ。すぐ気持ちよくなるからな」
俺は自分でも驚くほど、冷静な声で言った。
まるで他人事のように、この状況を俯瞰しているもう一人の俺がいる。
この小さな体、このか細い声、全部俺のモノなんだという独占欲が俺のすべてを塗りつ潰していく。
姉貴、ごめん。
心の中で誰にともなく謝った。
でも、もう止められないんだ。
俺のチンポは咲ちゃんの奥でさらに硬く、熱くなっていく。
ズプズプと、粘液が絡み合う音が部屋に響く。
「あ……あ……」
咲ちゃんの悲鳴が次第にくぐもった喘ぎに変わっていく。
それがなんだか、たまらなく愛おしかった。
この前、一緒に見に行った動物園を思い出す。
咲ちゃんはキリンを見て目を輝かせていた。
「おじちゃん、キリンさん、首が長くてかっこいいね!」
そう言って俺の手をぎゅっと握ってきた。
その小さな手の感触を、今でもはっきりと覚えている。
なんで、こんなことになっちまったんだろうな。
「咲ちゃん、いくぞ」
俺は咲ちゃんの耳元で囁き、最後の腰突きを入れた。
ドクン、ドクンと脈打つ俺のチンポから、熱い精液がほとばしる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!」
俺は雄叫びをあげ、咲ちゃんの小さな体に覆いかぶさった。
咲ちゃんはぐったりとして動かない。
うつろな目で、天井の一点を見つめている。
その濡れた瞳が俺の加虐心をさらに煽った。
まだだ。
まだ終われない。
俺は咲ちゃんの体をゆっくりと反転させ、うつ伏せにした。
小さく、形のいい尻がぷりんと持ち上がる。
その真ん中にある、固く閉ざされた皺。
俺は自分の唾液で濡らした指で、その入り口を優しくなぞる。
びく、と咲ちゃんの体が震えた。
「や……やめ……」
か細い声が俺の耳に届く。
でも、俺の耳にはもう何も入ってこない。
俺は自分のチンポを、その小さな穴に宛がった。
抵抗はほとんどなかった。
ズブリ、と鈍い音を立てて俺の巨根が咲ちゃんの尻穴を貫く。
「いぎぃいいいいいッ!!!」
咲ちゃんの体が弓なりにしなった。
今まで聞いたことのないような、絶叫。
でも、それが俺には最高の音楽に聞こえた。
俺は咲ちゃんの髪を鷲掴みにし、顔を上げさせる。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔がそこにあった。
「おじぢゃん……ゆるじで……」
咲ちゃんが懇願するように言った。
でも、俺はもう人間じゃなかった。
ただの獣だった。
・
・
・
「あ゙ッ!!!」
「ひい゙ぃぃぃッ!?」
「も、う、やめ、でぇぇぇッ!!!」
咲ちゃんが絶叫する。叫びもするだろう。膣と違って肛門なんてものは、本来セックスに使ったりはしない。愛液の様な潤滑液を分泌したりはしないのだ。それを無理やり入れたり出したりしているのだからそりゃあ痛い。
可哀そうに──だが俺はやめられない。姉貴が来るまであと二時間ちょっとだ。それまでに咲ちゃんのマンコにもアナルにも、たっぷりと出してやる。
咲ちゃんの腹の中を俺の精液で満たしてやる。まずは尻だ。咲ちゃんのお尻が壊れるまで犯してやる。
その後はマンコ。俺のチンポの形に変えてやる。
そうしているうちに姉貴も返ってきて、何もかも終わり。きっと俺は逮捕されて刑務所にいくだろう。でもそれでも良い。こんな素敵な経験ができるのなら、刑務所に行くくらいは何てことなかった。
(了)