私達は絶対に幸せになんかなれないけど、それでも生きています。 作:ゴールドフォレスト
原作:タコピーの原罪
タグ:R-18 ガールズラブ タコピーの原罪 久世しずか 雲母坂まりな 東直樹 しずまり 百合 3P セックス
本編要素はなく、完全に私の空想で話が進みます。
2人は共依存になりました。東くんを巻き込みました。
2人とも親になりますが、自分達の親の様にならないようにしてみたら、おぞましい何かになりました。
しずかとまりなは高校生になった。
しずかの母親は年を取って水商売で稼ぎ辛くなった。しずかに暴力を振るうようになった。
まりなの両親は離婚した。まりなは母親の元で暮らし、母親は荒れ、まりなに暴力を振るった。
しずかとまりなは話し合った。高校まで我慢しよう。
そして、卒業したら逃げよう。2人で。
2人は卒業後千葉の郊外で暮らした。東京の家賃は高くて払えなかった。
大学なんか金が払えないのでとても行けなかった。
まりなはコンビニでバイトをしている。時々老婆等に「お嬢さん、顔に傷があるねぇ。苦労してるんだねぇ。可哀想に。」と言われるが、その偽善が一番まりなの心を傷つけた。
そんなことを言われてアパートに帰ってきたときは必ずトイレで吐いた。その後掃除をした。しずかに気づかれないように。
しずかは人と接するのが苦手なため工場で働いた。最初、工場は外国人だけで会話しなくていいと思っていたが、外国人達はよく話しかけてきた。愛想笑いで返した。しかし外国人から「結婚しないの?」とか話しかけられるときは我慢できなかった。私は人を好きになるとかよくわからないのに。
そんなことを言われてアパートに帰ってきたときは必ずトイレで吐いた。その後掃除をした。まりなに気づかれないように。
2人の食事はまりなのコンビニの廃棄弁当だった。時々ビールも余るのでもらってきた。食事をするときの2人の会話は仕事の愚痴ばかりだった。
ある日、まりなは大量に酒類をもらってきた。まりなはしずかに「付き合え。」と言ってきた。まりなはチューハイを飲んだ。ビールを飲んだ。何本も。そしてウィスキーの小瓶に手を出そうとしたとき、
「飲み過ぎだよ、まりなちゃん。」しずかが止めた。
「何があったの、話してよ。・・・友達でしょ。」
まりなは無言である広告チラシを出した。整形手術の広告だった。
「今日、客からもらった。「そんな傷消した方がいい。」って言われて。スマホで値段調べた。30万円だって。そんな金何処にあるんだよ・・・。絶対その客は金なんて出してくれない。単なる自己満足。ムカつく。・・・ふざけんなよ何様だよテメェは!」
「・・・まりなちゃん。」
「私たち、親から逃げて幸せになれると思ってた。・・・少なくとも暴力は振るわれないと思ってた。でも違った。他人の親切心が暴力と同じように痛かった。・・・偽善って言うの?こういうの。よくわからないけど。」
まりなはテーブルに向かい合っていたしずかに近づいた。そして押し倒した。
しずかは、かつてまりなに虐められていた記憶を思い出して震えていた。まりなは、しずかに顔を近づけて言った。
「お前、トイレで吐いてるでしょ。」
「まりなちゃんだって吐いてるでしょ。・・・知ってるよ。」
「質問に答えろよ。吐いてんだろ?掃除してごまかしてんだろ?・・・お前も偽善者か?」
まりなはしずかに顔を近づけて、しずかの唇を奪った。そのまま舌を入れてきて、歯を舐めて、舌を絡ませてきた。
「んん!んんん、んふ!」
しずかは、苦しそうな顔をしたけど抵抗しなかった。
やがて、まりなは口を離してテーブルを片付けて布団を敷き始めた。1人分だけ。
そして、しずかに命令した。
「脱げ。」
しずかは自分の体を抱きしめて震えながら、「嫌だよ・・・。」と答えた。
「じゃあ私が脱ぐから。」
まりなは服を脱ぎ始めた。成熟した女性の身体だった。その腕には生々しい傷跡があった。虐待された傷、そしてリストカットの痕があった。
「・・・まりなちゃん、その傷・・・。」
しずかはまりなと同居しており、当然彼女の入浴後の裸は眼に入った。でも、見ないようにしていた。何となくいけないような気がして。
「・・・死のうと思った傷だよ。ママに暴力振るわれて死のうと思った傷だよ。でもな、リスカじゃ人は死なないんだよ。単なる自己満足なんだよ。私がお前にしたことより遙かに軽い傷だよ。」
「まりなちゃん・・・。」
「脱げって言っただろ。脱がないなら脱がしてやるよ。」
まりなは、しずかを布団に引きずり押し倒した。凄い力だった。そして、そのまましずかの服はまりなに脱がされ下着を外された。華奢なしずかの身体が露わになった。
「恥ずかしいよ、まりなちゃん。私、貧相だから。」
しずかの言葉を無視して、まりなはしずかの乳首を舐め始めた。
「ひゃん!・・・はぁ・・・ん・・・ふぅ・・・。」
「何だ感じてんじゃねぇか。淫乱か?淫乱なのか、お前。」
「ちが、私淫乱なんかじゃ、あはぁっ!」
しずかは、クリトリスを抓まれた。こねくり回された。
「・・・やめてまりなちゃん・・・。お願いだから。」
まりなは答える代わりに自分の右乳房を突き出した。
「私を気持ちよくしろ、淫乱の先輩よぉ。上手いんだろ?」
しずかは答える代わりに、まりなの右乳首を舐めた。そして右手でもう片方の乳房を揉みしだいた。
「はぁ!あ・・・く・・・、気持ち・・・いい・・・。・・・やっぱり淫乱じゃねぇか・・・。上手すぎだろ。」
「お願い・・・、これ以上虐めないで・・・。はぁんっ!」
しずかは、膣内に指を突っ込まれた。掻き回されている。
「嫌ぁ・・・んうっ!はぁ・・・はぁ・・・、お願いまりなちゃん・・・、どうしたら止めてくれるの・・・。」
「私のマンコにも指を突っ込め。気持ちよくしろ。そうしたら止めてやる。」
しずかは、まりなの膣内に指を入れた。最初は恐る恐る。次第に乱暴に。
「は・・・あう・・・。んはぁっ!はぁっ!あんっ!」
まりなが身体を痙攣させている。明らかに気持ちよくなっているはずなのだが。
「・・・こんなんじゃ足りない。もっと気持ちよくさせろ。もっと。もっと!」
しずかは、膣内を掻き回し続けた。
「んお。ふぅ・・・。はぁ!はぁ!あ・・・はん・・・。」
まりなは、しずかの膣内から指を抜いた。しずかは、これで終わるんだと思って自分も指を抜いた。
まりなは、しずかに覆い被さり膣を重ね、こすり始めた。
「や・・・話が違うよ、まりなちゃん!・・・こんなこと、おかしいよ!」
それは指を入れられるより快感は少なかった。しかし背徳感はそれ以上だった。その背徳感が脳を更に興奮させた。
まりなは自分の胸を掴んで、しずかの乳首に自分の乳首を当てて擦り合わせた。
「んふぅ!なぁ・・・気持ちいいだろ・・・。私はお前の友達だから、こういう事をしてるんだ・・・。虐めじゃない・・・。お前が大好きだからこういう事をしてるんだ。」
しずかは顔を赤らめた。そして、何も抵抗の意思を表さなくなった。
2人は、そのまま身体をこすり合わせて果てた。2人の膣口からトロリと体液が流れ落ちた。
その夜、2人は一つの布団で抱き合って寝ていた。まりながぽつりと呟いた。
「・・・ごめん。今日のは憂さ晴らしだった。」
「でも、私のこと好きなのは本当でしょ?」
「・・・うん。」
「それでいいよ・・・。」
2人は自然に唇を重ねて、舌を絡め始めた。しばらくそれは続いた。そして、その行為が終わると2人とも抱き合って眠りについた。
それから2人は、社会で嫌なことがあると、愚痴を言い合い、それでも我慢できないことがあると身体を重ね合わせるようになった。身体を重ねる日は増えていった。それほど、社会は残酷で無慈悲だった。
ある時、セックスをした後、しずかが話し出した。
「まりなちゃん、私達、未来が無いよね。」
「・・・そうだな。」
「お金ないし、高卒だし、頭悪いし、こんな奴雇ってくれる会社なんてないし。
私、身体売った方がいいのかな。ママみたいに。」
しずかは引っ叩かれた。
「私達は、親とは違う・・・。どんなに惨めな生活しててもあいつらとは違う・・・。そんなこと二度と言わないで。殺すから。」
しずかは頷いた。それでも、涙が出始めて、
「でも、私、お母さんになりたいよ。赤ちゃん産みたいよ。だって私趣味も特技も何もないし、このまま食べて寝てセックスするだけの動物みたいな人生嫌だよ・・・。」
まりなは何も言えなかった。
沈黙が続いた。そして、しずかが言った。
「・・・東くん呼ぼうよ!3人で暮らそうよ!」
「はぁ?」
「大丈夫だよ。こう言えば、東くんは必ず来るから。」
しずかは微笑んだ。邪悪な笑みだった。
3日後、大学生になっている東はしずかとまりなのアパートに来た。
3日前に東が受け取ったメールの内容はこうだった。
「東くん元気ですか?私達は生きているのが辛いです。一週間以内に来て下さい。さもなければ私達は心中します。」
その文章と共にアパートから落ちそうな程身を乗り出した2人の自撮りが添付されていた。
チャイムを鳴らした東を出迎えたのは満面の笑みの2人だった。
「「いらっしゃい、東くん。」」
2人とも口をそろえていった。まるで予行練習をしたみたいに。
「狭いけど、ごめんねー。」
まりなが言った。しずかは東をテーブル前のクッションに座らせ、ペットボトルの水を出した。
「・・・2人とも、何してるの?」
東が切り出した。正直言って怖かった。出来れば早く悩みを言ってもらって帰りたかった。
「私はコンビニでバイト、しずかは工場でバイト。その日暮らし。貯金もあまり貯まらない。後は、2人でセックスして暮らしてる。」
「え?」
「・・・ねぇ東くん。セックスしたことある?とても気持ちいいんだよ。でも、私達処女なんだ。男の人とセックスしたことがないんだよ。
ねぇ東くん。私達、東くんのペットになるよ。その代わり、私達に子供を産ませてよ。そしたら私達、心中なんてしないから。」
いつの間にか東の背中に抱きついていたしずかが言った。
東は心の底から恐怖していた。この2人は異常だ。逃げないと。でも身体が恐怖で動かなかった。
「・・・だ、大体何で僕なんだよ!」
しずかもまりなもその質問には答えられなかった。
それは失われた出来事だから。
まりながテキパキとテーブルを片付けて布団を敷いた。1人分の布団を。しずかが東の服を脱がせ、裸にし、布団に仰向けに寝かせた。東が抵抗する度「心中するよ。」と脅した。
寝ている東の側で、しずかとまりなが服を脱ぎだした。東は震えていた。ペニスもしぼんだままだった。
「東くん、緊張してるのかな?怖いのかな?大丈夫だよ。私が気持ちよくしてあげるから。」
そう言って、しずかが東のペニスを舐め始めた。とても男のペニスを初めて舐めたとは思えない慣れた動作だった。
「ずるいよ、しずか。私もやる。」
まりなも加わって二人してペニスを舐めていた。東は恐怖していた。しかしペニスは勃起してしまった。
しずかは自分の手と東のペニスを並べて、
「へぇ、私の手より大きい。他の人のなんて知らないけど、これなら私達2人とも気持ちよく出来るよね。」
しずかが淫靡な笑みを浮かべた。
「はむっ。ん・・・。んく・・・。んん・・・。」
まりながペニスを咥えてしゃぶりだした。それに合わせてしずかが東に強引にキスをし、口を開けさせ、東の歯や舌を舐め始めた。
ちゅぱ。じゅる。ちゅぱ。ぺろ。れろ。ぺろ。ぺろ。
「・・・ねぇ東くん。私のキス、気持ちよかったら舌を絡めてよ。もっと気持ちよくしてあげるから。」
東の顔を両手で掴みながら、しずかが囁いた。東は恐ろしかったが、従うしかなく、舌を絡めた。
「んん・・・。むぐっ・・・。んふ・・・。東くんの口の中、いい臭い。ねぇまりなちゃんにもキスさせてあげるから、早く出させてよ。」
「ぷはぁ・・・。出ないね、東くんの精液。こうすれば出てくれるのかな?」
まりなは東のペニスをしごき始めた。出る気配はない。
しずかは、東の乳首を舐め始めた。
「東くん、私達は東くんのペットなんだよ。東くんが気持ちよくなるなら何でもするよ。もしして欲しいことがあれば言ってみて。何でもするから。」
「・・・じゃあこんなこと止めろ。」
しずかとまりなの動きが止まった。
「何でこんなことするんだよ・・・。僕は君達と付き合ってもいない。何で自分をペットなんて言うんだよ。もっと自分を大切にしてよ・・・。」
東は涙を流し始めた。この2人がこんなことになるなら手を差し伸べれば良かったと思った。
同時にふと思った。自分にはこの2人に何かをした覚えがある。思い出せない。でもこの2人を助けられなかった感覚がある。思い出せない。
「う、うう・・・。」
東は泣いていた。何故かわからないけど悔しかった。兄のように立派な人物になれていたら救えたのか?それすらよくわからないので泣いていた。
しずかが言った。
「東くん、・・・私達を助けられたら?って思っているでしょ。」
東の心臓の鼓動が早くなった。
「私達もね、こんな未来の無い生活なんて嫌だ、と思ったら東くんのことを思い出した。東くんを利用して酷い目に遭わせた感じがするんだ。
でも、どう償えばいいのかわからなかった。だから償うこと自体を止めたんだ。
もう自分達のことペットって言うの止めるよ。2人とも東くんのお嫁さんになるよ。」
まりなが、いつの間にか細長い物を持ってきた。中身を開けた。中から液体が出てきた。
まりなが言った。
「これ、ローションっていうんだ。暖めてある。塗ると気持ちがいいんだよ。最初から色々なプレイはダメだよね。でも、せっかく遠いところから来てくれたんだから、せめて私達の処女は奪ってよ。」
東はもう自分が逃げられない事を悟った。
しずかとまりなが、東のペニスにローションを塗った。
「うっ!」
「東くん感じてる?・・・良かった。せっかく私達の処女を奪ってもらうんだから、東くんは私達より気持ちよくなってもらわないと。」
まりなはそう言うと、自分の膣にローションを塗った。
「はぁうっ!・・・温かくて気持ちいい・・・。」
しずかも自分の膣にローションを塗った。
「ん・・・く・・・。」
自分の陰部に手を当てて身悶えていた。
「ねぇ、どっちが先に入れる?」
「私。」
「嫌だよ。」
「譲れよ。」
「嫌だよ。」
「じゃあジャンケンで。」
1人の男を裸で寝かして、その足下で裸の2人の女がジャンケンしている。異様な構図だった。
まりなが勝った。
「よっしゃ。」
「ちぇ。」
まりなは東のペニスを持って自分の膣内に入れようと段々しゃがみ始めた。
「東くん。血が出て痛々しいかもしれないけど、心配しないで。私は痛くても気持ち良くなくても平気だから。東くんが気持ち良くなればそれでいいから。」
そう言って膣内にペニスを入れ始めた。どんどん中に入っていく。血が外に漏れてきた。構わず入れていく。全部入った。
「・・・どう、東くん。気持ちいい?」
「気持ち悪い。」
まりなは東の答えを無視して下腹部に力を入れて腰を動かし始めた。
「・・・段々、痛いのに慣れてきた・・・。ねぇ、東くん気持ちいい?」
「っ・・・!!!」
東は段々快感を覚え始めていた。でも認めたくなかった。認めれば自分は一生この2人に支配される。そんな気がしたから。
もう手遅れなのだが。
しずかが東の胸にローションを塗ってきた。ローションで濡れた乳首をこねくり回す。その後舌で舐め始めた。
「あ・・・、あ・・・!」
東は自分でも情けない声を出したなと思った。でも快感には逆らえなかった。
まりなの中に精液をぶちまけた。
「あったかい・・・。私のお腹、東くんの精液で満たされてる・・・。」
「ずるいよ、まりなちゃん。私の分がなくなっちゃうよ。」
「じゃあ休憩しよう。ご飯食べよ。その後、しずかの番で。」
まりなはそう言うとペニスから自分の身体を抜いて、テーブルを持ってきた。しずかは東の身体を拭き、起き上がらせてクッションの上に改めて座らせた。
テーブルに3人の食事が並べられた。もちろんコンビニの廃棄弁当。3人とも裸のままで。異常すぎる光景だった。
「2人は毎日こんなもの食べてるの?」
「そうだよ。」
「・・・何だよこれ。酷すぎるだろ。どうにかならなかったのかよ・・・。」
「ならないよ。私達自分の親から逃げてきたんだよ。もう逃げられないんだよ。これが私達の精一杯。」
まりなとしずかは東に顔を近づけた。
「東くん、同情するなら私達のことお嫁さんにしてよ。良いお嫁さんになるからさ。」
「気持ちのいいこといっぱいしてあげるからさ。東くんの元気な赤ちゃん産んであげるからさ。」
東は2人の顔から目を背けた。
「そうだ。私、ウチの店で精力ドリンク買ってきたんだよ。1本千円もする奴。2本も。」
まりなが精力ドリンク2本を東の側に置いた。東は手に取らなかった。
「・・・しずか、東くんの口押さえて。私が飲ませるから。」
しずかは黙って東の口をこじ開けた。まりなは精力ドリンクを自分の口に含んで、東の口に口移しで一気に流し込んだ。2本目も。
「うう、おぇ。」
「吐くな。」
まりなは無表情で恫喝した。東は黙っていた。
「ねぇご飯食べようよ。ドリンク効いてくるまで時間あるだろうしさ。」
しずかは東の表情をまるで無視して食事を促した。
3人とも何も言わず食事をした。
食事が終わり、しずかは3人の弁当箱をゴミ袋に捨て、まりなはテーブルを片づけた。
東はまた布団に寝かされた。もう抵抗しなかった。しかしペニスはしぼんでいた。
「まりなちゃん、しぼんじゃったよ。私の番なのに。」
「うるせーよ。大きくすりゃいいんだろ。」
しずかとまりなは東のペニスを再び舐め始めた。ローションも塗りまくった。そしてローションまみれのペニスを2人は構わず舐めていた。
東のペニスは大きくなっていった。東は悔しくて泣きたかった。
「あはっ!これで東くんのペニス、私の中に入れられるね。」
しずかは強引だった。東のペニスを手で掴んで自分の膣に触れさせると一気に根元まで中に入れた。
「つ!くぅぅぅぅぅ!!!!!!」
流石に痛かった。しずかの上半身は仰け反る様な体勢になり、膣から血が出てきた。
しずかはしばらく仰け反る体勢だったが、突然上半身を前屈みにして自分の顔を東の顔に近づけた。まるでホラー映画のクリーチャーのようだった。
「ごめんね、東くん。痛いのはもう慣れた。これから気持ち良くしてあげるからいっぱい私の中に出してね。」
東は恐ろしくて何も言えなかった。
しずかは上半身を再び直立の体勢にし腰を振り始めた。まりながローションを東の胸に塗り、乳首をつねり、舐めていく。
5分くらいで東は射精した。
「はぁぁ!あったかい・・・。東くん、気持ち良くなってくれた?ねぇ。」
東は全然気持ち良くなんか無かった。でも頷いた。殺される気がしたから。
行為が終わって3人は服を着た。帰り際、東は、
「・・・両親と兄貴に相談してみるよ。多分、年50万以内は出せると思う。それで人並みの生活をしてよ。お願いだから。」
「ありがとう、東くん。」
「本当に優しいね、東くんは。」
形式張った言い方の2人を無視して東はアパートを出た。出際に
「「またねー!!!」」と声をかけられた。東は無視した。
ドアが閉まった後、しずかとまりなはハイタッチした。
しずかとまりなは、その後も何度も東にメールして呼び寄せてセックスした。東に対する2人の呼び方が「直樹くん」に変わった。避妊は全くしなかった。させなかった。2人とも直樹の子供を産むつもりだった。
正直、もう1人男を釣る事も考えてはいた。内縁関係で重婚。これで産まれてくる子に害が及ばない筈がなかった。でも2人が離ればなれになるのは嫌だった。しずかとまりなは2人で1つ。それだけは譲れなかった。女2人男2人の共同生活を受け入れてくれる男が見つかる可能性も低かったから2人は重婚を決めた。
その代わり2人の我が儘で決めた重婚が原因で、産まれてくる子に害を及ぼす輩がいたら全力で排除する。2人はそう決意した。
直樹が大学3年の中頃に2人の妊娠が発覚した。2人は小さくても結婚式がしたかった。2人は3人で結婚式が挙げられる式場を探した。もちろん「これは金のかかったお遊びです。」と偽って。馬鹿な式場が引っかかったので2人は直樹を連れてあっという間に準備を進めた。誓いの言葉も神父も披露宴もいらない。ただ2人でウエディングドレスが着られればいい。それだけだった。
式の費用は、直樹の兄に打診した。彼は実家のクリニックを継いでいた。2人は直樹の兄が費用を出してくれなければ恫喝するつもりだった。しかしあっさり了承された。2人は「この人は利用できる。」と思った。
まりなは小中高の友人に結婚式の参加の手紙を出した。しずかに友人はいなかったから手紙を書くのを手伝った。直樹の友人にも手紙を送った。当日、結局来たのは数人だけだった。直樹の兄を除いて皆困惑した表情だった。満面の笑みを浮かべていたのはまりなとしずかの2人だけだった。直樹は作り笑いをしていた。直樹は、しずか、まりなの順にキスをして式は短く終わった。
しずかとまりなは2人の両親に「結婚しました。」という写真付きの手紙を送った。2人の母親から返信が来た。内容は2つとも「お前達は狂っている。」云々の短い文章だった。2人はそれを読んで爆笑し、その直後に破いて捨てた。
2人は子供が産まれるまで「良い母親でいること」の準備をした。しずかは、自分に家事の才能があることに気がついた。料理は何でも作れた。掃除も洗濯も完璧だった。まりなは家事の才能が無かったため、家計を支えるため株式投資の勉強をした。必死で覚えた。投資資金は直樹の兄から借りた。彼は投資についても知っていた。損が出た時などの都度まりなは彼に相談した。彼のアドバイスは適切で貯蓄も増えていった。本当に便利な存在だと2人は思った。
2人は5人が住めるマンションを探した。内縁関係ということで銀行から金を借りることは不可能だった。2人はまた直樹の兄に相談した。直樹の兄は流石にマンション購入ほどの高額の資金を貸すことは出来なかったが、賃貸で5人が住めるマンションを見つけてくれ、そこに移り住んだ。直樹も住まわせた。直樹は、後は卒業論文を出すだけだったので、移住に異論は無かった。近所には「2人とも直樹を愛していますが、2人とも子供を身籠もってしまいました。女1人で育てていけないので共同で暮らしています。悪いのは自分達です。子供に罪はありません。だからそっとしておいて下さい。」と涙ながらに伝えた。大方の同意は得られた。先に設定を作っておき後は泣き通せば、人間関係は偽装できることを知った。もし騙せなければ相手を秘密裏に制裁し追い出すだけなのだが。
直樹の就職先は、東京あるいは南関東にさせた。就職先はしずかとまりなが主導で探した。条件は、①土日が必ず休みであること。②ほぼ定時で帰れること。③通勤時間が短いこと。であった。給与は低くても構わない。その分まりなが稼ぐつもりだった。直樹には「良い父親でいること」の義務を果たしてもらわなければならない。そのために多くの時間を子供に割いてもらう必要があった。面接等の練習も2人が調べて指導した。結果直樹は東京都市部の大手会社の事務職に就職した。
出産はまりなの方が早かった。まりなは簡単に子供を産んだ。
1~2ヶ月後、しずかが出産した。しずかは難産だった。何とか子供が産まれた。
2人に共通していたのは「子供に愛情を感じない」事であった。自分達は、あの両親の血を継いでいるんだなと思い知った。その意趣返しもこめて2人は両親に「子供が生まれました。」という写真付き手紙を送付した。どの親からも返事は帰ってこなかった。2人は「自分のパパとママは死んだ。」ということにした。
子供が産まれて2人の信念が最初に揺らぎそうになったのは、いくら子供をあやしても泣き止まないときだった。2人とも自分の子供の首を絞めようとしたことがあった。もう片方が止めた。子供を殺そうとした片方が泣き崩れもう片方が慰めた。やはり自分達は2人で1つなんだと痛感した。
子供が3歳になったとき、幼稚園に通わせることにした。これは自分達や子供が世間にどう写っているかの実験だった。わざと自分達が内縁関係だと伝えることで、他の子供が、その親がどういう行動に出るかの実験だった。まず幼稚園に、自分達が内縁関係であることを伝えた。受け入れなければ別の幼稚園に移るつもりだったが理解は得られた。と思う。次に、園児達の両親に接触した。マンションの設定を使った。ここでも理解は得られた。と思う。園児達が一番不安だ。子供は無垢な心で平気で人を傷つける。だから2人は自分の子供達にボイスレコーダーを付けて虐め等がないか毎日チェックしている。子供達を泣かせる者は許さないから。自分達のような目に遭わせるわけにはいかないから。
「ただいま。」
直樹が帰ってきた。
「「おかえりなさい。直樹くん。」」
しずかとまりなは口をそろえて言った。
背広を脱がせながら「今日も疲れたでしょう。」とか「もうお風呂沸いているよ。」とか話しかけたが、直樹は黙ったままだ。しばらくして直樹から「今日部署のミスの処理を僕1人に押しつけられた。」と語った。
2人は、
「そんな、酷いよ・・・。直樹くんは頑張ってるのに。」
「それやったの誰?会社の苦情対応室に文句言うから。」
と言ったことに対し、直樹は、
「ごめん、ちょっと黙っていてくれない?うざったいから。」
と返した。直後
「「ごめんなさい!ごめんなさい!」」
と起立して2人は頭を垂れた。
直樹は、
「本当にごめん。・・・風呂入ってくるから。」
と言い、バスルームに入り扉を閉めた直後、
「ちっ、ミスったか。対応。」
「変な同情なんてせずに黙っているべきだったね。」
「しかしどうする?またブラックな会社だったら。転職させる?」
「とりあえず様子を見ようよ。私、晩御飯にGABAとトリプトファン混ぜるから。」
「まぁ精神的に落ち着かせるしかないか。監視強化するわけにもいかないし。」
「そうだよ。直樹くんは部屋の監視カメラのチェックだけで限界だよ。私、子供のボイスレコーダーもチェックしないといけないし。」
「でも、今日は無理だけど直樹くんは帰ったら子供と遊んだり面倒見てもらわないといけない。ストレス抱えられたら困る。良いお父さんを続けてもらわなくちゃいけない。死ぬまで。」
「そうだね。」
直樹の入浴後、3人で食事をした。
子供達は既に食事を済ませて寝かしつけてある。
2人は直樹の趣味・嗜好を全て把握している。その手の情報は日中調べてある。
そして直樹が楽しくなるような会話も心得ている。今日はそういう会話しかしない。
直樹は食事中に「今日はイライラして当たってごめん。」と言った。
2人はもちろん謙遜した。
食後は3人でテレビを見たり談笑して過ごした。
夜10時30分、直樹が「おやすみ。」と言って寝室に入った。
2人は「「おやすみなさい。」」と返した。
良い夢を見てね、直樹くん。
私達は死ぬまで良いお嫁さんを演じ続けるから。
あなたは、良いお父さんでいてね。死ぬまで。
直樹が自分の部屋に入った後、しずかとまりなも寝室に入った。
2人は子供達が寝静まっているのを確認した。
そして2人は毎日行う儀式を始めた。
「今日は私から言うね、まりなちゃん。」
「うん。」
「自分達の子供が虐めに遭っていたら?」
「先生と話す。駄目なら親と話す。それでも駄目ならその子供自体を制裁する。
次、自分達の子供が悪いことをしていたら?」
「子供の目をじっと見て諭す。駄目なら泣き落とす。絶対に子供に罵声や暴力は振るわない。
次、自分達の関係で子供が被害を受けた場合は?」
「虐めの場合と同じ対応をする。ただし、それでも駄目なら自分達が盾になる。子供達にはそれ以上の苦しみを絶対味合わせない。
次、自分達の子供が良い成績を取ったり、良いことをしたり、恋人を連れてきた場合は?」
「喜んであげる。ただし、その喜びは子供達だけのモノ。自分の喜びではないことを戒める。
最後に合言葉。」
「「私達は絶対に幸せになんかなれないけれど、子供達は絶対に幸せにしてみせる。」」
その言葉を最後に2人は抱きつき、キスをし、舌を絡め合った。
そして心の中で子供達に謝った。
ごめんね、こんな歪な親で。
でも、この歪さは私達で終わりにするから。
私達の誓いや合言葉は本物だから。
素敵な夢を見て、子供達。
おやすみなさい。