無限舞闘シリーズ #4 リュウVS黒神めだか 作:ゴールドフォレスト
原作:ストリートファイター
タグ:R-18 残酷な描写 クロスオーバー 戦闘 チート インフレ リョナ ヒロピン リュウ(ストリートファイター) ストリートファイターシリーズ 黒神めだか めだかボックス 球磨川禊 安心院なじみ 哀川潤 バトル 必殺技 中二病
男キャラで最初に戦わせたいキャラはリュウに決めていました。彼は戦う男キャラの基礎なので。
めだかちゃんはねぇ、勿体ないんですよ。西尾維新さんのテーマって『「普通」こそ至上』的なところがあるんですが、個人的に納得いきませんね。私は、救世主は死んでも酷使するというブラック企業的思想の持ち主なので。
・本件では、二次創作者の「キャラクター元設定を生かした上で、二次創作者が想像できる上で魅せられる戦闘範囲で最強のキャラクターに変えて」戦わせる話です。ただし全能同士の戦いはつまらないと二次創作者は思っております。
・本件は『あえて何の関連性もない相手と戦わせる』というコンセプトです。海外のYoutube番組にデスバトルというものがあり、似たキャラクターを死ぬまで戦わせるというのがあるので、あえて似ないキャラを選択します。
・キャラクターは死にます。死んでも生き返ります。受け入れられない方は戻るボタンを。
・基本的には魔人ブウレベルの攻撃性不死性にするつもりです。受け入れられない方は戻るボタンを。
・キャラの姿を変えます。二次創作者が考える最強の姿に。変えない場合もあります。
・ストーリーを入れます。感情を入れます。そうしないと面白くないから。
・基本的には「何だか知らないけどこの相手と戦わなければいけない」という本能で戦いを進めます。戦いを拒むキャラクターも。人質は取りません。
・戦闘ルールはありません。どちらかが死ぬまで。降参するまでです。
・能力設定入れます。中二病的表現あります。受け入れられない方は戻るボタンを。
『拝啓 秋冷という言葉が何処かへ消え去ってしまった暑い中、それでも暢気に神々は出かけてしまった月の中、隆様にはご清福のこととお慶び申し上げます。
さて、面識も無き隆様に不躾な願いなのですが貴方様と「死合い」をしたく所望いたします。
10月〇日の午前10時に別紙地図の黒神家邸宅の1つに御足労頂けたらと存じます。
ここには「逆核シェルター」がございます。我々が存分に力を振るって良いように。
ご承諾頂けたら幸いです。
かしこ
凛!!!』
「凜とは?」
そんなことを思いながら、俺、リュウは手紙に承諾の返信をした。
『死合い』。その言葉を否定した時期があった。殺人拳を邪道と思っていた時期があった。
だが数多の戦いを経て思った。生死でしか決められぬ戦いの領域があると。
俺も命を奪った事はある。数多く。それは俺が背負うべき業である。
数多の世界へ行った。命を奪う事でしか止められぬ敵と数多く出会った。その選択しか出来なかったのは俺の未熟である。
だから目指した。如何に高き存在にも勝てる拳を。如何にか弱き存在も猛者に高める拳を。共に歩める拳を。
これはその道程の1つだ。そう思って俺は、黒神めだかの挑戦を受けることにした。
黒神めだかの名は聞いている。世界的財閥の総帥である若き女性。
俺の本来いる世界とは似て非なる世界の存在。
でも俺は様々な世界を行き来する内に、他の世界の事も耳に入るようになった。
そして、初めて会う者に知られていることも珍しくない。何故だかは知らないが。
地図の邸宅に着いた。呼び鈴を鳴らしても誰も出ない。門を飛び越えて中に入る。
「すみません。人払いをして、チャイムに出られなかったんです。」
その女性は数百メートル先の邸宅から出てきた。大声でしか届かない距離で、普通の声で。
紺色の長い髪、白いスーツの美人。確か年齢は27歳。
「・・・何だか、浮浪者みたいな姿になりましたね。髭まで生やして。」
最近の俺の格好だ。確かに失礼かもしれないが、戦いの場なので、このまま来た。
「では、どうぞこちらに。」
邸内に案内された。
馬鹿でかいエレベーターで地下に向かった。
「・・・何故『死合い』を望む?」
「ある悩みがあって。成長するということについて。」
「難しい議題だな。どう説明すれば良いのやら。」
「こういう時、拳で語り合うんじゃありませんでしたっけ?」
「・・・まぁそうだな。」
地下に着き『逆核シェルター』とやらに入った。何もない直径1キロはありそうな空間。
俺とめだかは対峙した。
「さて、いきなり私の本気を見せましょうか。」
めだかはスーツを掴んで振り払う姿を見せた。制服姿になった。まるで漫画だ。
「おおおおおおおお!!!!!」
掛け声で気が大きく膨れ上がり、髪の毛が荒々しく曲がり、気になびいている。いつか戦った戦士で似たようなことをしていた者達を思い出した。まぁ俺も似たようなものだが。
只でさえ胸が半分見えていた制服が更にボロボロになっていく。スカートがボロボロになってパンツが丸見えだ。・・・正直止めて欲しい。
「これが、私の今の戦闘形態『絶神モード』。かつて乱神モードって状態がありまして。その時は髪が真っ赤になったんですが、今は通常と同じ色で。心を乱さずに戦闘形態へ変身できる。
ところで『女性だからそんなはしたない格好は止めて欲しい。攻撃できないじゃないか。』とか思ってはいないですよね。」
「ああ。」
次の瞬間には俺はめだかの左胸に突きを放った。
「がうっ・・・。」
「半分当たりで、半分間違いだ。その格好は止めて欲しいが攻撃できる。」
めだかは後退した。
「へぇ・・・。じゃああなたも本気を見せてくれるかな?」
「ああ。」
俺は気を高めた。構えていない。気合いを溜めてもいない。それだけで俺の周囲に2色の気が立ち上った。1つは赤黒い波動。殺意の波動。呪言や髑髏などが犇めいている。もう1つは真なる波動・・・いや、名も無き気だ。青白い清流のような波動だ。でもこれが『真』だとは今は思っていない。気に正邪はあれど『真』は無いというのが今の俺の答えだ。2つの気が螺旋を描いて消えていった。
「ふと疑問を感じてな。『気を高めなければ本気を出せないなら、奇襲された時どうするか?』だ。よって瞬時に本気で戦闘に移行できるように気を操れる修行をしたのさ。」
「まずいねぇ。それじゃ私の方が未熟じゃないですか。」
「わからないぞ。一回の戦いで大きく成長することもある。」
「じゃあ、始めましょうか。」
俺達は構えた。
そして互いの拳をぶつけた。
『逆核シェルター』も邸宅も庭も粉々に吹き飛んだ。
「ありゃ。一撃でこれ?」
「星を喰う存在などを倒すとこうなる。」
「ヤバいなぁ。地球がヤバい。」
「では、こういう戦い方は?出来るはずだ。」
俺はめだかに3~4撃寸止めした。めだかも寸止めと分かっていて微動だにしていない。
「・・・そういうのが出来るんだ・・・。というか、寸止めで語れるなら直接打撃不要では?」
「面白くないだろう。」
「伝統派空手否定派ですか?」
「あれはあれで素晴らしいものだ。」
「では、移動しましょう。」
俺達は数秒で邸宅跡地から街中に移動した。ここには何十万人もの人がいる。
・・・誰も俺達に気が付いていない。俺達にぶつからない。『無意識で避けている。』そして『俺達は彼らの意識を気で反らしている。』故に気が付かない。
俺とめだかは攻撃を何度も打ち合った。最初と同じ衝撃が何度も生じた。
・・・破壊が生じない。小石1つ動かない。
「自分でやっててよく分からないんですけど、何故ですか?4次元とか5次元とかそれですか?」
「違う。どの距離で相手に当たるかを最小単位まで絞った感覚の応用だ。簡単に言えば『世界にある全てを砂粒1つまで認識して、目的以外には当たらないようにする。余波も含めて。無意識にそれを行う。』」
「すっごく怖いこと言ってるの気づいてます?神様でも出来ませんよ?」
「君は出来てるじゃないか。」
「まぁ私の能力はそういうのなんで。」
「では、能力も見せてもらおうか。俺は超能力者とも戦ったから。」
「戦争を起こすスキル『手書きの架空戦記(プロモーションウォーズ)』。」
爆撃や銃撃戦が起きているのに、街の人々には当たらない。気が付いてもいない。
もちろん俺とめだかはその間殴り合っている。それにも何物も影響を与えない。
「それは安心院なじみという人物の能力の一つ。彼女も俺たちと同じことができた。だから地獄を作ったりしても対象以外には影響を与えない。」
「何で安心院さん知ってるんですか?」
「拳で語り合うとはこういうことだ。・・・君にも俺のことがわかるはず。」
めだかは少し考えているようだ。
「・・・本当だ。さらりと言ってますけど、とんでもないことですよこれ。ではこれは?主人公補正のスキル『善行権(エンゼルスタイル)』。」
殴り合った。
「ううっ!」
「ぐっ!」
「主人公補正がかかりませんね。」
「それは概念でしかないからな。例えば、俺はテレビ見ないが占いとかやっているんだろう?今日は悪い運勢だからって外出しないのか?」
「出ますね。」
「それと同じだ。『何となく』と『細心の注意』をすれば何も起きない。」
「要は『運命ぶっ壊してる』ことに気が付かれてないんですね・・・。ちょっとマジで考えたいので時間ください。本物を呼び出すスキル『午前4時の合わせ鏡(リアルクロスオーバー)』。」
球磨川禊が現れた。
『・・・あのさ、めだかちゃん。僕忙しいんだけど?』
「とりあえずリュウさんと戦ってくれ。私は思考をまとめる時間が欲しい。」
『いいよ。・・・僕はね、何十年も主人公をやっている人間が嫌いなんだ・・・。』
本気の球磨川禊と戦った。何度も地球を、宇宙を消そうとしたが打ち消した。打ち消すということ自体を打ち消した。それを『何となく』理解し、『何となくできた』同じ力を与えれば相殺されるから。
「・・・また勝てなかったどころじゃない・・・。無かったことを無かったことにしているのかもわからない・・・。なんだよこれ・・・。」
「言葉が微妙におかしいな・・・。あぁ格好(括弧)つけているということをやめてくれたのか。でも楽しかったぞ。こんな相手と戦うのは初めてだからな。」
「はははは。そして、相手に『楽しかった。また戦いたい』という気分に『無意識に』持っていくのか・・・。」
「そういう風に考えない方がいいぞ。」
「ちょっと待って、ひねくれた僕の心にまで入り込まないで。・・・あのさ、あなた主人公超えた何かだよ。怖すぎる。・・・でもまた会いたいことは事実だね。」
球磨川禊が消えた。
めだかが言った。
「リュウさんは知らないだろうけど、プリキュアシリーズってのがありまして。アニメなんだけど、悪人を浄化するんだ。でも、浄化って洗脳じゃないか?って言う視聴者は少ないんですよ。それは正義VS悪という根底を覆すからなのかな?いずれにしても、リュウさんの攻撃は『根底を覆している』。」
「そういうつもりはないんだがな。」
「とりあえず、もう少し考えさせて。」
安心院なじみが現れた。
「めだかちゃん、僕の使用料は高いぜ。代金はこれだな、『結婚初夜前にめだかちゃんの目の前のテレビが突如写り「いぇーい、めだかちゃん見てる?君の旦那さんこと善吉くんは既に」
「その先を言ったら完全消滅させますよ、安心院さん?」
「怖ぇ。わかりましたよ、戦うよ。・・・マジかよ?リュウってこんななの?」
「獅子目言彦とどっちが戦いやすいですか?」
「言彦対策のスキルは作ったからね。でもそうか・・・。こんな不条理な存在なんだ・・・。」
「何だか散々な言われ様だな。」
「獅子目言彦って知ってる?」
「めだかと拳を合わせて知った。・・・正常な状態の奴と戦いたかったな。」
「君は、言彦が全盛期でも、正常でも、生き残ることだけのシステムであっても、どっちにせよ『良い勝負をする』んだ。お互いが満足のいく結果になるんだ。無論100%ではない。いや・・・100%でないように歩んでいるだけなのかも・・・。」
「君といい球磨川といい、難しく考えすぎているよ。何も考えずに戦えばいい。」
「じゃあ戦いますか。初めてだよこれは。僕が1京4251兆1213億7816万8542個のスキルを全て使うなんて。」
「随分数が増えたな。」
「まぁ10年くらい暇だったからね。僕がいた頃はジャンプが進撃の巨人を除け者にしたせいで向かい風が吹かれていて。その後で鬼滅の刃等で盛り返すとは思わなかったよね。」
「異世界で聞いたことのある名だな。その世界にも行って」
「止めて。エレン含めた巨人全員でも鬼全員でも、今のあなたに勝つことは不可能に近いから。」
全力の安心院なじみと戦った。よくわからない能力も多々あったが、要は受け流せればいい。直感を信じて。『何となく』を信じて。
安心院なじみが力尽きて倒れていた。
「・・・ほら、こうなった。今の僕には満足感がある。そうさせている。運命とか概念とか全能とか全てと同調して、相手と歩数を合せて少し上回る。相手の気持ちともシンクロして。社交ダンスを踊ってダンスパートナーの技術の高低を問わず、いつの間にかリードして満足感を与える力なんだよ、それは。」
「よく分からないな。俺は踊りが苦手だから。」
「ダンスは例えだよ。君は獅子目言彦を遙かに超える不条理だよ。そして相手にマイナスの要素を一切与えない。・・・不条理極まりない存在だが、正直君に会えたことは僕の3兆にも及ぶ年月の孤独を埋めてくれた事は事実だ。・・・また戦おうぜ。」
安心院なじみが消えた。
めだかがいつの間にか後ろにいてスリーパーをかけてきた。
めだかの両腕を手刀で突いてスリーパーを外した。
「能力もダメ。不意討ちもダメ。真っ向勝負でもダメか。どうすればいい?」
「さぁな。戦いの中で成長する己に挑むといい、としか言えない。ところで、君は成長について悩んでいると言ったが、具体的にはどういうことだ?それは君と拳を合わせてみても頑なに閉ざしていて出てこない。何を悩んでいる?」
「ふふ・・・。戦いの中で聞いてみるといい・・・。初めて上に立った気分ですね。自分の欠点なのに。」
「そうか。そうさせて貰う。そして。」
俺は少し殺気を出した。
「『死合う』といったからには命を奪わせて貰う。もちろん君が降参するなら別だが。」
「絶対降参しない。これは黒神めだかの意地です。私は母にも言った。『どうせなら可愛く笑顔で死にたい』と。」
相変わらず、雑踏の中で。
俺とめだかは戦い続けた。
「「波動拳!!」」
相殺された。
「「昇竜拳!!」」
威力を打ち消し合った。
「「竜巻旋風脚!!」」
蹴りをぶつけ合って互角だった。
「ははは。これですよ。あなたは誰とも互角か少し上。あなたはギャラクタスやサノスに勝てるのに、火引弾やショーンとも互角に戦って満足する。最強議論する人間には訳のわからない存在でしょうね。」
「弾やショーンは弱くないぞ。」
「そうでしょうね。でもね、強さを定義したい、順列を競い合いたい人間は、不確定なあなたは邪魔に思うでしょう。・・・ということで、ここにリストがある。主人公最強スレ、敵役最強スレ、脇役最強スレ、全ジャンル作品最強スレ。あなたと私もランキングに入っている。私と一緒にこの全員と戦いに行きませんか?」
「今の勝負は?」
「これは、私があなたに勝つ戦術だよ。共に戦って学ぶ。それしかあなたを超えられない。」
「いいだろう。」
こうして、俺とめだかはスレとやらのリストに載っている全員と戦った。最初はめだかは俺に戦いを任せ観戦した。めだかの対戦者選考はランダムだった。ランキング上位から下位までごちゃ混ぜだった。明らかに宇宙を破壊できる存在と戦わされた後は、豆のような犬と勝負させられた。そのうちめだかが、
「私も技術の高低問わずダンスでリードして満足感与えるコツを覚えた。」
と言い、後はジャンケンしてどちらが勝負をするか決めた。
勝敗はめだかから口止めされているので言わない。少なくとも他者を殺して喜ぶ輩に負けた事は無い。負けると俺達は生き残れないからな。
そして、俺達は戻った。途方もない年月を費やしたが、めだかの能力で旅だって5分しか経過していない。
「しかし、見たことも無い世界が数多くあるもんだな。」
「哀川潤と戦いましたよね。」
「君が唯一俺に戦いを譲った相手だ。」
「彼女は私の世界の神様が『最強』と定義した人物です。そして、私は神様から『最強を捨て、怪物をやめ、人間になれ。』と言われた人間です。・・・私はね、何でもすぐに完璧にこなせるんですよ。楽器を演奏しても完璧に。それで友人達から何を言われたか。『完璧すぎて引く。』でした。どうしろって言うんでしょうね。」
「それが悩みか。」
「ええ。私もあなたと旅をして、すぐにあなたの強さを身につけました。それが私の能力だから。」
「・・・俺はルガールという男と戦った。どんな格闘技術も一瞬で身につけ、更に力を欲している男。その男の生き方を真似て欲しくないが、その男は常に更なる高みを目指しているところは尊敬できる。君は周囲と成長する歩数を併せているんじゃないか?」
「そうですよ。普通でいろ、それが良いと言われたので。」
「それは窮屈な生き方だ。成長速度は人によって違うというのに。」
「教育は『1人が100歩進むより、100人が1歩進んだ方が良い。』と教える人が多いですよ。」
「それは、100歩進める人にとって侮辱だ。そして10年たってやっと1歩進める人に対しても侮辱。どちらも価値がある。成長の価値は他人が決めるものじゃない。自分で決めるもの。」
「・・・そうですよね。私は数ヶ月前まで普通の女の子になっていました。力を失って。付と疑問に思いました。普通に生きてるのが黒神めだかなのかと。そう思ったら、過去以上の力に目覚めました。過去以上の成長速度。・・・そして私はあなたとこれから死合いをする。互角以上でしょうね。」
「どうかな?」
本気のめだかと戦った。
めだかの攻撃方法。自分の攻撃に加えて、安心院なじみを上回る能力を使用、更に最強議論リストで戦った者達の攻撃方法全てを重ねて。
・・・俺はそれら全てを叩き潰して、一撃も食らわずに、めだかに一方的にダメージを与えた。
「黒神ファントム完全版!」
幾つものめだかが現れて光速攻撃を行った。・・・時間差があるが攻撃する瞬間を狙っているのか?一人目を右拳で粉砕。している間に2人目が来るから身体をひねって左脚で蹴り上げて粉砕。3人目が来る。硬直していると思ったか?軸足にしていた右脚から波動拳。宙に浮く。で、右脚を向けて波動拳を3人目に喰らわせる。4人目。左腕があるんだぞ。頭部を掴んで、数人に対してめだかを武器にしてなぎ倒す。着地。これで硬直無しだ。また四肢が使える・・・。繰り返して黒神ファントム完全版とやらを打ち砕いた。
「・・・黒神ファイナル完全版・・・。」
黒神ファントム完全版直後の、めだかによる死角からの攻撃。手刀。あぁ気を抜いていたら胸を貫かれていただろうな。・・・気を抜いていたらな。もうそれは俺の残像だ。俺は君の上空わずか背後にいる。手刀を振り下ろしてめだかの左鎖骨から腹まで引き裂いた。禊という豪鬼の技。
・・・めだかは立ったまま死んでいた。
安心院なじみが現れた。
「あー、やっぱりこうなったね。じゃあ蘇生スキルで。」
めだかが生き返った。
「はぁ・・・はぁ・・・。何で完敗したんですか?」
「君は俺の戦いをダンスパートナーに併せて踊ると例えた。それをさせなかった。君の繰り出す攻撃に対して、完璧に叩き潰す選択肢をした。相手に併せるということは、乱すことも出来るということだ。君は併せることしか学んでいない。」
「滅茶苦茶理不尽じゃないですか。」
「生きることは理不尽だらけだぞ。それこそ自分の才能や成長速度に酔っている暇が無いくらい。俺の友の真似を言おうか。『お前の壁が俺だ。立ち上がれ。』」
「ははは。それは超え甲斐がある。・・・ちなみにもう一つ悩みがあるんですよ。」
「何だ?」
「私、来月結婚するんですよ。恐らく遠からずに母になる。・・・普通になりはしませんか?」
「そんな心配は無い・・・。いや、そんな迷いがでたら拳で語ろうか。ただし死合いはしない。母になった君には生きる義務があるから。」
「そうですね。結婚式の案内出すから来てくださいね。ちゃんとした格好で。」
「・・・それが、今まで出された攻撃の中で一番堪えたな。」
あとがき
補足設定
リュウ:能力名・無し。というより、これは『闘争の境地』である。『戦うものならばどんな存在でもいつかたどり着ける闘法』である。例えるなら短距離で世界新記録を出した人物がいて、それに後続の選手が追いつき、果てしなく記録が超えられていくのに似ている。相手がいかなる高みにいようと追いつける。追い越せる。高みに登った存在が実在しているのだから。それは『同じ存在しているモノなら同じ事が出来る。それを発展させることが出来る。例外はあり得ない。』という狂気を微塵も疑わない事で成立する。
説明
・あらゆる存在に併せて強さを調整できる。
・あらゆる存在より強くなれる。
・あらゆる攻撃を捌くか、もしくは粉砕出来る。
・あらゆる存在に効果がある攻撃が出来る。
・あらゆる存在に同調し、影響を与えられる。または影響を一切与えない。知覚すらさせない。
・もし相手が矛盾をしているようならば、同じように矛盾が出来る。
付加能力:殺意の波動を完全に操れる。およびそれに反する気を自在に操れる。殺意の波動による効果の具体例を言うと、一撃でエアーズロック破壊。深海4000メートルで平然としている。地球崩壊させる巨大隕石破壊。異世界に自在にいける等。
身体能力説明:上限が存在せず、手加減すればどんな相手にもノーダメージの攻撃が出来る。
弱点:無し。
備考: 外見、服装等の変化は一切無い。
黒神めだか:能力名①・完成の中の完成(ジエンド オブ ジエンド)
能力説明
・めだかボックス作品中の完成(ジエンド)の発展版。彼女が『したくてもできなかった』事が存在しない。
能力名②・絶神モード
能力説明
・身体能力に上限が無い。矛盾一切無視。
・弱点:『普通』に妥協してしまうこと。彼女は数ヶ月前までほぼ普通の人間になっていた。それについて疑問に思い、短期間でここまで力を取り戻し、追い抜いた。もしまた『普通』を求めるなら力を失う。
・外見、服装等の変化は、乱神モードの髪が元の髪の色の紺色のままであるだけ。何故制服か?初心に返りたいから。普通の服でも戦える。
めだかの結婚式後、おれはある荒野の道を歩いていた。
後5秒後に、俺の頭上に数百メートル上から女性が俺めがけて落ちてくるので、3メートルほど右に避けた。凄まじい地響きと共に女が着地した。
「うはははははははははは!!!!!!」
哀川潤だった。
「何の様だ。」
「何って失礼だなぁ君は。あたしらは拳で語り合った仲だろう?」
「何となく君はろくな話を持ってこない気がするから。」
「良い話だよ?君の大好きな修行の話だ。」
哀川潤はどこからかリストを出した。・・・百科事典くらいの大きさの。中には顔のイラスト付きで、名前と所業が書かれている。
「そいつらはね?創作世界で悪行を重ねて『裁かれずに放置されている奴ら』の一覧。打ち切り作品の敵キャラとかホラー作品の異形とかAVのレ〇プ犯まで全て網羅している。あたしはねぇ、ハッピーエンド至上主義者だ。そいつらをぶん殴りたくて仕方が無かった。・・・そこに異世界を自由に行き来できる君が現れた。・・・と言うことで、全員ぶちのめしに行く旅をしようぜ。」
「・・・いいだろう。」
「ありがとよ、リュウ。ちなみに、あたしは潤と呼んでくれ。名字で呼ぶな。」
こうして俺は哀川潤と途方もない年月をかける旅に出た。