ミネルバがヤリチン男と付き合ったと思ったら、テクニックでセックス漬けにされて、浮気されてもセックスで黙らされて、最後にはフォルとネールも捧げちゃう話です。


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ミネルバがヤリチン男と付き合ったと思ったら、テクニックでセックス漬けにされて、浮気されてもセックスで黙らされて、最後にはフォルとネールも捧げちゃう話です。


第1話

「はぁ・・・♥」

 

「ふーッ・・・♥」

 

 ミネルバはヒナギクの家地下室にて、床へぺたりと座り込みながらネールモントと向かい合っていた。

顔の距離は相当に近く、もう少しでキスできそうなほどだ。

 

 そしてそんな状態で彼女は同時に、ひどく興奮していた。

着ている少し窮屈なプラチナ学院の制服の中で、細く引き締まりつつも所々豊満となった肉体は火照り、じっとりとした汗が滲む。

長いポニーテールから、自然と甘酸っぱいオンナの香りが立ち上る。

 

 だがそれは、互いに相手が原因というわけではなかった。

 

「よ~し。じゃ、唇オナホ使うから舌も用意しとけよ。ちゃんと舐めれた方から後でチンポしてやるからな」

 

 すると右から近づいてくる、背が高く筋肉質な裸体を惜しげも無く晒すチャラチャラとした風貌の男。

さらに二人の顔の間へ何ら遠慮なく迫り来る、淫水焼けしきった黒く巨大すぎるチンポ。

 

「えぇ・・・♥」

 

「おう・・・♥」

 

 漂ってくる饐えたきついオス臭に、しかし二人は顔を蕩かせていく。

だらしなく開いた口から出るか出ないかというところで、たっぷりとよだれに塗れた肉ベロを待機させる。

両脚を何度かすり合わせ、どうにか奥のまんこ穴が刺激されないかとはしたなく動く。

 

 つまりミネルバとネールモントが発情しているのは、ソレを待っていたからだった。

 

「あっ♥」

 

「んっ・・・♥」

 

 応じるみたく、後頭部が大きく力強い手で掴まれる。

女性のものとは全く違う、ごつごつとして角ばった男らしい指は、自分の生物としての弱さを分からせてくるようだ。

頭の広い範囲が覆われてしまっているのも相まって。

 

 だからこそ、昂りは最高潮となる。

薄い青色で楚々とした制服に包まれた背筋が、淫靡にくねりながら痙攣していく。

 

「んむっ♥」

 

「ッ♥」

 

 そして、その瞬間、二人の唇の間にチンポは挿入され始めるのだった。

相変わらず冗談みたいな熱さでぬるつく物体に、薄く柔らかい粘膜は引きずられ、形を変えさせられていく。

手入れが行き届きぷるぷるとした感触の唇が、鋭敏な亀頭に味わわれる。

しかも男の、レオンの手が頭を強く押してくるため、著しい密着度でだ。

たっぷりと先端をコーティングする我慢汁のため、早くもセックスみたいなぬちぬちという音が鳴る。

 

 ただ、音はそれだけでない。

 

「んぇ♥」

 

「ふーッ♥」

 

 言いつけ通りすぐさま舌を這わせ、舐りだしたため、彼女らの口内からも奏でられていた。

粘っこさも唇と同等か超えるほどの響きが。

強引にこの行為をされているのであれば決して鳴らない積極的な響きが。

 

 本来であれば真面目で正義感の強い少女は、こんなモノみたいな扱い、さらに二人同時などという軽視に満ちた行為は許さなかっただろう。

 

「へッ♥ へッ♥」

 

 だが、以前までのような「真面目で正義感の強い少女」などこの場には居なかった。

存在しているのは、チンポ狂いとなったメスだけだ。

 

 彼女は率先してその汁を啜り、味わっている。

荒くみっともない息遣いで、性感帯をまさぐられているわけでもないのに気持ちよくて、腰を浮かせながら貪るように肉棒奉仕を続けていく。

 

「あ~キくわ~。やっぱ唇オナホは最高だな。・・・あ、フォルモント。お前はちゃんとマンコ解しとけよ。後で使うからな」

 

「ひゃいッ♥」

 

 妹分がひどい扱いを受けようとも変わらない。

むしろ特にオス味の濃いカリが到来したため、より熱を込めてチン舐めに励む。

まさしく性玩具のように、男性器を悦ばせていく。

 

 あるいは欲望のまま、男性器の全てを堪能する。

 

「ふ~。休憩っと」

 

「はむっ♥」

 

「んっ♥ んぇ♥」

 

 やがて二人の間からチンポが引き抜かれると、どちらともなく相手の唇を蹂躙し始めた。

唇を、舌を、成人指定のステラキネマみたいな激しさで交尾させていく。

だが少なくともミネルバの頭には、ネールモントのことなど微塵も無かった。

 

 あるのはその口に付着した、生臭くもかぐわしいレオンの風味を余すところ無く味わいたいという思いだけだ。

 

「お。レズプレイかなりクるわ~。オカズにすっから続けろ?」

 

 しかし、そうして出来上がる光景は淫猥の一言だった。

何せ、美少女同士が互いを貪りあっているのだ。

押し、押されながら、男性器の残り香を全て奪おうとしているのだ。

 

 絡み合う紅潮しつつある白い肌、赤く小さな可愛らしい肉ベロ、逃がさないとばかりに首や頭を掴む細腕。

上ずった悩ましい吐息と、劣情の激しさをそのまま表すようなぐちゃぐちゃという水音。

 

 それがしかも、ウィンドアッシュの総長と妹分の間で行われているとなれば、オスを悦ばせるのも当然と言えた。

 

「はむっ♥ はふっ♥」

 

「あっ♥ ひゃっ♥」

 

 ただ優勢なのは、普段からキャンディを舐め慣れており、また、男のモノとなるのも早かった青髪のメスだ。

要領も覚えも良い、つまりは床上手でもあるメスだ。

 

 次第に快楽からか弱くなっていく相手を押し倒し、さらにそうなってもなお遠慮なく「チンポ」をむしゃぶりつくしていく。

唇をべろべろと舐め回し、それが終われば口元までも飽きることなく啜る。

いくらプラチナ貴族学院の制服を着ているとはいえ、そんな場所へ通えるような知性は一切感じられないほどだ。

 

 とはいえだからこそ、観客は興奮した。

 

「あ~出るわ。ミネルバ、受け止めろ」

 

「ふあ♥ ああッ♥」

 

 上機嫌そうな命令が来る。

先ほどまで蕩けていたはずの頭は、耳から入ってきた言葉を瞬時に理解し、身体を起こさせ、精液をぶっかけられるためレオンの前で待機させる。

目を閉じ、少し頭を上向けていると、なんだか祈るようだ。

オス様という、神にも等しい存在に。

 

「ふ~」

 

「あっ♥ はぁ・・・♥ ッ・・・♥ イくッ・・・♥ ~~~♥」

 

 そして、そのまま彼女は、心の底から愛する彼の射精を全身で受け止めるのだった。

ポニーテールで結い、立っていたとしても膝辺りまで垂れ下がる滑らかな青い髪、清らかな制服、何より切れ長ではっきりとした目に小さな口という、可憐かつ力強い顔で。

思わずまぶたが落ち、目尻も蕩けたはしたない表情になる。

発情で開きっぱなしになってしまう唇を通り過ぎて、口内にいくらか粘ついた体液が侵入してしまう。

きっと後処理は相当大変だろう。

 

 だが、彼女の心を満たすのは幸せだけだった。

どこも触れられていないというのに絶頂するほど。

 

 ただ、何も最初からミネルバがこんな下品な女であったわけではない。

こう変化させたのは他でもないレオンであり、そして、二人の出会いはほんの二か月ほど前に遡る。

 

 

 

 

 

「よし。じゃあここ、誰か分かるか?」

 

「はい!」

 

「は~い!」

 

「じゃあ・・・コサメ。答えてくれ」

 

「えっとね~――」

 

 白亜商会による問題が解決し、空白旅団の面々も旅立ってから数週間経ったヒナギクの家。

教室として整備した部屋で、ミネルバは恒例となった勉強会を開いている。

また、参加しているのはウィンドアッシュの団員だけでなく、アッシュ地区やその近くに住む子供たちもだった。

 

 とはいえそうして手を広げるためには、人手が必要だ。

もちろんフォルモントとネールモントを始め、年長の者たちが持ち回りで色々と手伝ってくれているが、時には少なくとも成人ぐらいした男の手だって必要となる。

 

「よし。正解だ。・・・っと」

 

「ミネルバさん。そろそろ」

 

 そこでちょうどよく一週間ほど前ボランティアとして立候補してくれたのが、ドアから密やかに顔を覗かせた金髪で長身の男、レオンだ。

彼は日焼けした肌や鍛え上げられた無骨な身体という粗野な風貌ながら、炊事洗濯といった時間のとられる雑用を全てこなしてくれている。

 

 だからこそ、ミネルバはこうして子供たちを見ることに集中できているのだった。

 

「ん。おう。それじゃ、そろそろメシにすっか!」

 

「わ~い!」

 

「ごはん~!」

 

 当然最初は、失礼ではあるが見た目からやや警戒していたことを覚えている。

 

 だが、彼の人の役に立ちたいという思いは本物だった。

最初こそ頼むのは力仕事ぐらいだったが、あれこれと頼っていたら次々にやってくれることが増えており、もう居なくなってしまえば勉強会すら立ち行かないだろう。

それどころか、現在ウィンドアッシュが子供たちの社会勉強のためとメインで行っている商売だって、支障が出てしまうかもしれない。

 

 レオンという男は、それほどまでよく働いてくれた。

 

 このままこの生活を続けられれば、ゆくゆくは勉強に励む皆が自分のやりたい事をできるようになるかもしれない、と思う。

夢物語でも何でもなく、希望を持って暮らしていけるはずだ。

 

 だからこそ、感謝と共にミネルバから彼への信頼は、短期間でもかなり強くなっていた。

 

 

 

 

 

「ふ~・・・」

 

 以前よりすっかり平和となったものの、同時に忙しくもなった日々の中で、ミネルバにはある大切な息抜きがあった。

それは、少女漫画だ。

ソファに疲れた身体を下ろし、一日の終わりに一人でゆったりと少女漫画を読む時間こそが、彼女にとって最高の癒しだった。

 

 とはいえ、これは誰にもバレてはいけない趣味だ。

何せウィンドアッシュの総長がこんな女の子らしい趣味を持っているなどと知られた日には、これまで築き上げてきた恐ろしいイメージが崩れてしまう。

そうなれば自分という存在の抑止力が薄まり、子供たちがまたひどい目に遭う可能性がある。

そんなこと、絶対にあってはならない。

 

 少し前、「魔王」にはひょんなことからバレてしまったものの、絶対にそれっきりだ。

 

 ただ、同じくらい信頼できる相手には、正直なところ言ってもいいのかもしれないとも思っていた。

例えばフォルやネール、ことによると、レオンぐらいには。

 

「あ、ミネルバさん。こんなとこに居たんすね」

 

 そんな風にぼんやりと考えながら漫画を読んでいると、唐突に背後から声が聞こえてきた。

 

「へっ・・・!?」

 

 驚きながらゆっくり後ろを振り向くと、立っているのは他でもないレオンだ。

色々と思索を巡らせていたせいで、扉が開く音に気付かなかった。

というか、鍵をかけることだって忘れてしまっていたようだ。

人にバレてはいけないと、つい数秒前思ったというのに。

 

「お、おう・・・。って、っていうか、勝手に入ってくんなよっ!それに入るなとも、あたし伝えてたよなっ?」

 

「あ、す、すんません・・・」

 

 咄嗟に読んでいたものを背中に隠し、立ち上がりながら声を少し荒らげてしまう。

地下室には自らの低く少しハスキーな声が木霊していく。

 

「あ・・・。い、いや。こっちこそすまん。急にデカい声出して・・・」

 

 だが、それで少し冷静になった。

うっかりしていた自分だって悪いのだから、ここまで怒らなくてよかっただろうとすぐさま反省する。

 

「いや、だいじょぶっす。っていうか俺のほうこそやっぱすんません。勝手に入っちゃって」

 

「あぁうん・・・。じゃあおあいこだな」

 

 そして謝れば、彼はそれを受け容れ、こちらこそと謝罪を重ねてきてくれた。

気にしていないようで安堵する。

真摯な態度に、より信頼が深まっていく。

 

「ってか。・・・見たか?」

 

「え?見たって・・・」

 

 ただ、もちろんそれ以外に、というかそれ以上に気になることはあった。

「秘密」のことだ。

 

 問いかけに対して、一瞬何のことか分からないという風にか呟くレオン。

さらに安堵しかかる。

 

「あぁいや、見てねぇなら――」

 

「そこに置いてある漫画のことっすか?」

 

「なッ!?」

 

 だがどうやら、残念なことにその存在はバレてしまったようだった。

そういえば、次に読もうと思っていた分を近くへ置いていたことが思い出される。

突然の事に驚きすぎて忘れていた。

 

 すると急激に頭が回転し始める。

 

 どう対応するべきだろうか。

今ならまだバットで頭をぶん殴れば忘れてもらえるだろうか、などとおかしなことを考えつく。

 

「あ~、えっと、ミネルバさん?だいじょぶっすか?俺、なんかやらかしてるっすか?」

 

 とはいえもちろんそんなことできるはずはない。

であれば、どうするべきだろうか。

 

 そこで、もう仕方ないと割り切ってもいいのではないかと直感した。

何せ、彼にならこの秘密を打ち明けてもいいと思ったばかりだ。

それぐらいレオンは信頼できるはずである。

出会ってからあまり長い時間こそ経っていないものの、普段の態度から中々に強くそう思った。

 

「レオン」

 

「はい」

 

「わりぃんだけど、あたしがこういう、その・・・」

 

 ただこうした展開は、それこそ少女漫画であれば交換条件を出されがちだ、とも思う。

すると一瞬口は止まる。

 

「少女漫画っすか?」

 

「そ、そう。その、少女漫画を読んでるってこと、他のヤツには秘密にしてくれねぇか・・・?」

 

「いいっすよ」

 

「ほ、ホントか!?」

 

「はい、もちろん」

 

 だが促されるまま要求を訴えれば、それは意外なほどすんなりと承諾されるのだった。

ほっと胸を撫で降ろす。

 

「あ、でも、ミネルバさんが良ければなんすけど」

 

「ッ・・・」

 

 かと思えば交換条件を突き付けられそうで、また鼓動は早くなっていく。

何か良からぬことを考えているのではないか、という態度に恐怖を覚える。

 

 しかし、次に彼から、しどろもどろになりつつ照れたように顔を赤くしつつ発されるのは、考えもしなかった言葉だった。

 

「代わりに俺と、え~っと・・・」

 

「な、なんだよ」

 

「その、で、デート、してくれないっすか?」

 

「え。なッ。でっ、デートっ!?」

 

 

 

 

 

 数日後行われたレオンとのデートは、非常に楽しいものだった。

ステラキネマを見て、おしゃれな雑貨屋に行き、喫茶店に行く、というベタながらいかにも少女漫画らしい憧れていた流れに、時間はどんどんと過ぎていく。

 

 また、彼は女の子の扱いが非常に上手い。

見た目に沿って慣れているのか鮮やかにエスコートをして、一切の澱みなく楽しませてくれた。

 

 落ちていく太陽を惜しみつつも、次第に二人は心を通わせていく。

そして、最後はミネルバから今日楽しませてくれたお礼として、共に水道橋へ行くこととなるのだった。

 

 

 

「いいとこだろ?」

 

「はい。こんないいとこ教えてもらっちゃって。あざます。ミネルバさん」

 

「おう」

 

「なんか今日は俺が貰ってばっかっすね。誘ったのは俺なのに」

 

「へ?」

 

 透き通るような月明かりが差し込み、足音と微かなせせらぎだけが聞こえる石造りの橋上を、ミネルバはレオンと共に歩いている。

そんな荘厳ささえ感じる場所だからか、それとも今日一日過ごした時間がそうさせるのか、彼女は流れる空気が普段よりずっと甘いように感じていた。

ただ不慣れなため、少しの緊張が身体には走る。

 

「い、いや。そんなことねぇだろ・・・」

 

「いやいや。マジでありがとうございます。デートしてもらっちゃったのも」

 

「お、おお・・・。なんか調子狂うな」

 

 だからか、ちょっとでも褒められたりすれば、これが好意を持つ者同士で行われるあのデートというものだと意識させられれば、簡単に心臓は高鳴った。

さらに、彼の事がより気になっていく。

 

「でも、で、デートしてやったんだからちゃんとあのこと、誰にも言うなよ?」

 

「へ?あ~。ミネルバさんが少女漫画好きってことっすよね」

 

「なっ・・・。あんま口に出すなって・・・。誰が聞いてるか分かんねぇんだしよ」

 

「あ、すんません。・・・つっても、俺は別に好きで良いと思うっすけどね」

 

「それは・・・そうだけどよ」

 

 恥ずべきだとは考えていないものの、隠しているからこそ心のどこかで引け目となっている趣味を肯定されれば猶更だ。

ときめき、落ち着く。

信頼が積み重なり、刺激的なだけではない関係を築けそうだとも思う。

見た目こそ遊び人に見えるが。

 

「だって何が好きかなんて、人の自由じゃないっすか。誰かがそれに文句つけるなんておかしいっすよ」

 

「う・・・。いやでも、あたしはそんな普通の女の子だと思われてちゃいけねぇんだ」

 

「へぇ?」

 

「あの子たちのためにな」

 

「あ~・・・。なら仕方ないっすね」

 

「だろ?」

 

 そして続いた嘘の全く感じられない言葉は、心の奥底まで響くようだった。

 

「えっと・・・。これはマジで、冗談とかじゃなく心から思ったんですけど」

 

「ん?おう」

 

「マジ立派ですね、ミネルバさんって。めちゃめちゃ頑張ってて、スゲェっす」

 

「ふぇっ・・・!?」

 

「俺ならそこまではできないと思います。かなりダラダラ生きてるんで」

 

 これまでの努力も褒められるとなれば、殊更にである。

なんだか信じられる相手からここまで言われると、とてもほっとした。

少しだけだが、涙が出そうにもなってしまう。

子供の頃からしてきたことが、また一つ身を結んだ気になって。

 

「でももし大変だったら、もっと俺に頼ってください。いくらでもいいんで」

 

「へっ。い、いやでもわりぃよ・・・。今だって相当負担かけちまってるだろうし」

 

 そうしてレオンに対する警戒心が下がりきった状態で、ミネルバは狙い澄ましたようにとどめを刺される。

 

「大丈夫っすよ。だって俺、ミネルバさんの事好きなんで」

 

「えッ」

 

 聞こえてきたのは、あまりにまっすぐ好意を表す声だった。

 

「男って、好きな人のためならいくらでもがんばれちゃうんすよ」

 

「い、いや、お前・・・」

 

「え?あぁ、好き。好きっす。ミネルバさん。人としてもそうっすけど、一人の女の子として」

 

「なッ・・・♥」

 

 これまで殆ど向けられてこなかった、異性からの好意だった。

 

 途端に心拍数は跳ね上がる。

ともすれば星骸を相手にしている時より緊張し、手汗が滲む。

 

「あ、ていうかすんません。こういうの、ちゃんと言うべきっすよね」

 

「ちょ、ちょっと待っ。待てってっ・・・♥」

 

「好きです、ミネルバさんっ。俺と付き合ってくださいっ」

 

「~~~っ♥」

 

 だがそれよりも、嬉しいという思いが際限なく湧き上がってくる。

今日一日の楽しかった記憶が、センチメンタルを加速させる周囲の雰囲気が、肥大化しかかっていたレオンへの好意をより膨張させていく。

まだ出会ってから大した時間も経っておらず、これまでどんなことをしてきた人間なのかさえ知らない相手を、好きになってしまっていく。

 

「ホントに、あたしでいい、の、かよ・・・♥」

 

「はい。ってかミネルバさんじゃないとダメっす。ミネルバさん以外考えられないっす」

 

「お、お前なら他に可愛いヤツとかいくらでも居んだろ・・・?♥ な、なんであたしなんだよ・・・♥」

 

「いや、こんな素敵な人、他に居ないっすよ。好きっす。ミネルバさん」

 

「う~・・・♥」

 

 ガツガツとした有無を言わさない攻勢に、押し負ける。

 

「わ、わかったっ・・・♥ つ、付き合ってやるっ・・・。いや・・・。付き合うよ、お前と・・・♥」

 

「え、ま、マジっすか!っしゃ!あざっす!ミネルバさんッ!」

 

「ちょ、声でけぇって・・・♥」

 

 そしてミネルバは、ついに告白を受け容れた。

恋人ができたことで今後どんな楽しい出来事が起こるのか、ワクワクしながら。

 

 しかし、彼女は知らないのだ。

この選択によって、これからの人生が大きく変わってしまうことを。

レオンがただセックスをする目的でミネルバや、何よりウィンドアッシュに近づいたことを。

彼がアッシュ地区へ来たのは、以前いた場所で女性関係でのトラブルにより居られなくなったためだという事を。

 

 そしてさらに、彼女はこれから知ってしまうのだ。

暗くもひどく甘ったるい、メスの破滅的な悦びを。

これから、嫌になる事すら許されないくらいに。

 

 

 

 

 

「おっ、おかえり~」

 

「おう」

 

 レオンと付き合い始めてから、ミネルバはヒナギクの家地下室にて彼と二人きりで過ごすことが多くなっていた。

ウィンドアッシュでの雑用を終えているらしく先に居る彼は、帰宅に気付くと近づきながら出迎えてくれる。

 

「今日もお疲れ。疲れた?」

 

「ん。まぁな。でもいつもと変わんねぇよ・・・っと、ん」

 

 そして、いつも通りまず抱きしめてきた。

頭二つ分ほど背の高い逞しい身体に包まれると、一日の疲れが全て癒されていくようだ。

とりわけ今日は子供たちにスケートボードを教え、その後大勢から喧嘩を吹っ掛けられたのも相まって、回復している感覚も安堵も強い。

 

「う・・・♥」

 

 ただ、運動や戦闘をしてきたということは、恐らく汗もかなりかいているということだ。

なんだか急速に恥ずかしくなってくる。

いつもよりずっと激しく動いたのも相まって。

 

「れ、レオン・・・♥」

 

「ん・・・」

 

 ただ、離してほしいという考えの元に身をよじっても抱擁は解かれない。

それどころかむしろ、まさぐってさえ来た。

自分のものとは違う大きな男の手に、少しべたべたした二の腕を揉まれていく。

 

 すると当然、より羞恥心は燃え盛る。

 

 ただ、彼がこうしてスキンシップをとってくるのは、今日急に始まったというわけでもなかった。

 

「今日かなり動いてきたから、あ、あたし、汗臭くないか・・・?♥」

 

「いや。てかめっちゃいい匂いするわ・・・」

 

「ふえっ・・・♥」

 

 それどころか付き合い始めた翌日から手を握ったり、数日すれば軽く身体同士を触れさせたりということは往々にしてあったのだ。

初めてされた時は驚きのあまり少し逃げてしまったのを覚えているが、それでしゅんとした顔を見て同時に拒否したくないとも思っていた。

そうしているうちに段々と慣れてきて、今では帰宅直後のハグが無いと少し落ち着かないぐらいだ。

 

「ちょっ・・・♥ だとしてもなげぇって・・・♥」

 

「ごめんごめん。でも、もうちょっと・・・」

 

「う~・・・♥ ちょっと、だけ、だからな・・・♥」

 

 ただ、だとしても今日はやけに長かった。

加えていつもよりどことなく手つきがいやらしい。

当たるか当たらないかギリギリの位置で撫で回されている。

 

 次第にミネルバは、どことなく身体の火照りを感じ始めていた。

感じたことが殆ど無いものの心当たりはある甘く湿っぽい心地で、全身がぞくりと震える。

特に触れられている場所は熱と、もっと愛されたいという粘っこい欲を帯びていく。

 

「あっ・・・♥ ッ・・・♥」

 

 さらに、普段の粗野な言葉遣いとは裏腹な、いかにも女の子らしい吐息が高い声と共に漏れ出す。

思わず出てしまったソレは、明らかに快楽からのものだ。

 

 途端に薄暗い地下室が、淫靡な空気を漂わせていくような気になる。

その空気に、頭がぼんやりと浮かされていくようだった。

一瞬だけ、スキンシップをとるより先にある、恋人たちのする行為が脳裏をよぎる。

 

「ちょっ・・・♥ レオンっ・・・♥」

 

「なに・・・?」

 

「ひあっ・・・♥」

 

 耳元へ男性的な低い声で囁かれると、また声が、嬌声が出た。

加えてレオンの手が当たった場所から湧き出していた気持ちいい感覚が、より強くなっていくのを感じる。

 

 胸が、腰が疼く。

ナニかを求めるように、股間がひくっ♥ と存在を主張してくる。

 

「へへっ。すげぇエロい顔してるわ。今のミネルバ」

 

「なッ・・・♥」

 

 そうした邪な期待は、知らず知らずのうちに顔を蕩けさせていたようだった。

ニヤニヤと見下ろしてくる彼の精悍な瞳に、自らのはしたない姿が一瞬映る。

 

 そこに居たのは、ウィンドアッシュの総長ではなく一人の「女」だ。

うっとりと気だるげな目をして、小さな口は力なく開かれ、全体としてとにかく溶けてしまっている。

ステラキネマを繰り返し見て勉強した、威厳のある力強い姿はどこかへと消えていた。

こんな表情を他の誰かに見られたら、少女漫画が好きであることを知られるよりもずっと舐められてしまうだろう。

 

「あ、あんま見んなよ・・・♥」

 

「え~。俺、彼氏なのに?」

 

「彼氏でも、だ。だって、恥ずかしいし・・・♥」

 

 すぐさま引き締めるが、しかし恋人は嬉しそうにする。

もっと見たいという感情がひしひしと伝わってくるものの、恥ずかしくてそうそう見せられたものではない。

 

「へぇ。じゃあ」

 

 だがミネルバは、これからもっと恥ずかしく淫猥な姿を暴かれていってしまうのだった。

誠実な男の皮をかぶった、レオンという性欲塗れのケダモノに。

 

「無理矢理見せてもらうとすっかな~」

 

「へっ・・・♥ うあっ・・・♥」

 

 次の瞬間、彼はどこか劣情滾る言葉を告げながら滑らかな動きで背後へと移動してきて、肩掛けの特攻服を剥ぎ取ってから先ほどと同じようにきつく抱きしめてきた。

筋肉質でごつごつとした肉体が密着し、両腕が回されているのも同じだ。

 

「ちょっ・・・♥ 腕、腹に当たってっ・・・♥」

 

 ただ、その腕が、裸の腹部へとぴったり触れていた。

鳩尾から鼠径部にかけて、カラダの中でも特に火照りを感じるまんこ穴の近くにまで、熱く太いオスらしさ溢れる肉体が当たっていたのだ。

腕を触られていた時などよりもっと意識してしまう。

既にこれなら、もしより深い場所に近づかれたらどうなってしまうのだろうとも。

 

「ん~?ただ後ろからハグしてるだけだけどな?」

 

「っ・・・♥」

 

 しかしそんな思考は、どことなく興奮させられているとはいえ明らかに先走りすぎていた。

愉しげな声に、そのことを分からされる。

 

 自分ばかり期待してしまって恥ずかしい。

これではウィンドアッシュの総長としてもそうだが、女の子としてもはしたない。

 

 とはいえ、ミネルバがそう考えてしまうよう仕向けたのは他でもない、レオンその人だった。

 

「ま、とか言ってミネルバちゃんが期待してることしちゃうんだけどな」

 

「ひゃあっ♥」

 

 元凶たる彼は腕での抱擁を解くと、手のひらで直接、まず剥き出しのほっそりとした白いお腹をひと撫でしてくる。

下腹部から脇腹までを、フェザータッチで愛撫してくる。

 

 どちらも鋭敏な場所かつ、女好みの優しくもこそばゆい触り方であるために、思わずまた声を出してしまう。

しかも今回はひときわ高く、さらに下半身が少し跳ねさえした。

背筋にもぞわぞわした甘ったるい心地が迸っていく。

 

「へへっ。カワイ~声ゲット~」

 

「なっ・・・♥ お、お前、遊んでるだろッ・・・♥」

 

「ん~?」

 

「ふあぁっ・・・♥」

 

 へそを似た手つきでほじられればさらに迸った。

加えて黙らされる。

反論も反抗も潰されてしまう。

 

 ヨがることに慣れておらず過剰に反応してしまうのもあるが、それくらい気持ちいい。

おまけに、そう押し付けるように啼かされると何やら暗い悦びまでもが肉体をよぎっていく気もした。

 

「あ~マジミネルバの腹気持ちいいな~。もちもちすべすべでいくらでも触ってられそうだわ」

 

「うっ・・・♥ うるせぇよ・・・♥」

 

 ただ、そんな異常な感覚で少し我に返る。

すると、彼はこんな、半ば無理矢理恋人であるとはいえ他人の身体に触れるような人間だったかと思う。

 

 しかし同時に、甘い心地は内心へ横柄な態度を擁護させる。

今まで勉強にウィンドアッシュの活動にと忙しくて経験が無いのもあり、普通の恋人ならこれぐらいは普通かもしれないと思ってしまう。

よく見ていたステラキネマだって、こうして情熱的な恋愛をするではないか、と。

 

 反面少女漫画ではもっと時間をかけて心を通わせ、最後にこんなコトへ至るはずだが。

 

「好きだぜ、ミネルバ。いつもがんばってて、それにこんな可愛くて、マジサイッコーの女だわ」

 

「そ、それッ・・・♥ 褒めてんのかよッ・・・♥」

 

 だから、ミネルバはろくな抵抗ができなかった。

そうなることすらレオンの策略だというのに、だ。

 

 そして、さらに細くも滑らかで健康的な、それゆえオス好みな肢体を、邪な相手に都合よく貪られていく。

 

「ってわけで、おっぱい触ってくな」

 

「な・・・♥ あっ・・・♥」

 

 手が次に狙うのは、巨乳でこそ無いが確かな膨らみのある胸だった。

服越しに殆ど全てが覆われる。

体格の違いから、征服されてしまう。

 

「は~やわらけ~」

 

「う・・・♥ ん・・・♥」

 

 その光景だけで、何やら肉体の芯からは抑えきれない震えが湧き上がってきた。

包み込まれている安心感と鋭敏なところを触れられる気持ちよさが、ぞわつく痙攣となったのだ。

先ほどまで触れられていた腹部が前後にくねり、特に下半身がへこっ♥ と最後に突き出される。

少しかかとが持ち上がり、股間に力が入ることで自然と内股になってしまう。

細さがありつつむっちりともしている太ももが、互いに押し合ってむにゅりと肉を溢れさせた。

 

「それに良い匂いまでするとかマジで・・・。へへっ」

 

「ひあぁ・・・♥ 汗臭ぇからっ・・・♥ 嗅ぐなってば・・・♥」

 

「だから臭くねぇって。マジいい匂いだから」

 

「う~ッ・・・♥」

 

 加えて鼻を鳴らして匂いまで嗅がれると、上半身にまで震えはやってくる。

胸を自ら押し付けるように、胴体も正面へ跳ねさせてしまう。

くの字型に折れ曲がる身体へ、しかし手はべっとりと貼り付いたままだ。

 

 また、ミネルバは興奮しているから良い匂いだと誤認されているのではと思っていたが、実際の所彼女が放つ香りはとてつもなくいやらしかった。

汗の酸味とフェロモンが、火照ってより立った女の子の甘い体臭と混ざり合い、嗅げば半強制的にチンポを苛立たせるようなモノとなっていたのだ。

いくらその主から臭いと言われようがむしろ、強い言葉で否定したくなるほどに。

 

「あッ・・・♥」

 

 すると、巨大な手のひらはより柔らかな乳房へとめり込んでくる。

まんこ穴同様期待に満ち満ちて、下着の中で勃起しきっていた乳首が、軽く潰されてしまう。

布地といくらか擦れれば、それだけでかなりの快楽をもたらしてくる。

 

 同じ性感帯である股間が、より昂るような心地好さだった。

初めて溢れ出してくるよだれが、ショーツを濡らし少しずつだがぺっとりとマン肉へ貼り付かせていくのが分かる。

みっともなく形が浮き出ているように思う。

 

 カラダの中でも特にデリケートなそこを触れられたいという浅ましい欲望から、身勝手なオスへの警戒心が消え失せていく。

 

「あ~てかヤバ。チンポ勃起してきたわ」

 

「ッ゛・・・♥」

 

 そんな折、ズボン越しではあるようだが背中へぐっと押し付けられる硬いモノ。

おまんこと対の性器であり、明らかにそのナカへ侵入したがっているチンポ。

 

 今までの行為が単なるスキンシップなどでは無く、セックスへどうにか持ち込むための前戯だったことを表すようなソレに、しかし彼女はただ、発情を深めた。

こんな急に始まったというのに、二人の、何より自らの「初めて」だとしても。

 

「な、ミネルバ。これからちゃんと解すからさ、セックスしようぜ・・・?」

 

「~~~っ・・・♥ なッ・・・♥ い、今から、かよ・・・?♥」

 

「おう。これぜってぇセックスしねぇと収まんねぇわ」

 

「うぁ・・・♥ あ、あんま言うなッ・・・♥」

 

 何せレオンのモノは明らかに大きい。

加えてひどく硬い。

自分に対する欲望を、痛いくらいに表しているのだ。

 

 好きな相手からそこまで激しく求められている証に、半ば強引だったとはいえ心は絆されてしまう。

 

「ん~?ならえっちって言った方がいいか?それとも交尾?」

 

「わ、わかったからッ・・・♥ す、するからっ・・・♥ 言うの、やめてくれ・・・♥」

 

「お、マジ?してくれんの?ミネルバちゃんは?」

 

「う、うん・・・♥」

 

 だから、誘いを断れない。

押されるがまま、彼の悦ぶことを了承してしまう。

処女を明け渡すことにしてしまう。

 

 全身に甘く広がる気持ちよさと初えっちの高揚感が相まって、既に夢でも見ているようなふわふわした感覚となっていた。

恥ずかしくて、未知の事で相当緊張もしているが、好きな人と繋がれるなんて思えば同時に幸せだ。

 

 実際はそんな想いすら、仕向けられたものだというのに。

 

「っしゃ。じゃ、ハマっちまうぐらいめちゃくちゃ気持ちよくしてやるからな・・・」

 

「ひあぁっ・・・♥」

 

 しかしミネルバはそんなことつゆ知らず、袖の無いトップスから手を入れられ、胸に直接触れられる。

 

「あッ・・・♥」

 

 股間に向かって手を伸ばされていく。

 

「ふあぁッ・・・♥」

 

 そして、スカートもホットパンツも押し退けられ、下着越しではあるが、メス肉も男から初めて触れられるのだった。

 

「うわめっちゃ濡れてんじゃん。もしかしてずっと期待してた?」

 

「・・・♥」

 

「へへっ。黙ってても分かるからな?パンツこんなびちょびちょなんだしよ」

 

「うぅ・・・♥」

 

 つまり、期待でそこを濡らしていたことが、バレてしまった。

揶揄する言葉に羞恥を掻き立てられつつ、同時にカラダが芯から火照っていく。

思わず脚をゆっくりと、淫靡な揺らめきでさらに擦り合わせてしまう。

逃げるように身体は反るが、結局はレオンに向かって上半身を押し付けることになる。

まるで縋り付くみたく、肉体を捧げるみたく背中で薄いシャツ越しの胸筋や腹筋をまさぐっていく。

 

「ふ~・・・」

 

「ふぁ・・・♥」

 

 すると急に伸びてきた手で、顎を捕らえられた。

そのまま斜め上を向かされると、彼の顔が、互い違いとなる向きで迫り来る。

じっとりとした視線からは衝動が感じられ、先ほどの何かが琴線に触れたようだと分かった。

 

 自然と目を瞑り、待つ。

 

「ん」

 

「んむっ♥」

 

 そうして想像通り、次の瞬間にはキスをされていた。

というかキスと言うよりも、口による愛撫みたいだ。

普段からよくキャンディを舐めているためぷるんとした甘い唇が、男らしい大きな口に食まれる。

面白いぐらいに形を変える柔らかな粘膜が、ついばむように堪能されていく。

 

「んぁっ♥」

 

 さらにそんな甘ったるい状態で、上下の性感帯に対する責めも始まった。

 

 再び無遠慮に服の中へと突っ込まれてきた手が、ふっくらとした胸を揉み、弄んでいく。

もちもちとした淫靡かつ心地好い感触を返すソレは、シンプルだがどこか卑猥な運動用のブラジャー共々愉しまれる。

 

「はあぁッ・・・♥」

 

 セットのショーツを履いた「下」もそうだ。

充血して熱くなった膨らみが、指それぞれから交代で食い込まれ、興奮具合を検査される。

あるいはまだ溢れ出し続けている愛液をぬちょつかされて、微かな水音を響かせていく。

 

 服に腕を突っ込まれ、無理矢理みたくされていると思うと、それによる快楽は増すような気がした。

恐らくガツガツと貪られるのが嬉しくてで、他の意図は無いはずだ。

被虐趣味などは。

 

 仰け反っていく上体に反して、下半身は前へと浮き上がっていく。

まんこ穴でオスの角ばった手を感じると、時折強い痙攣が走る。

 

「んっ。んはっ」

 

「はッ・・・♥ むぁッ・・・♥ んッ♥」

 

 口交尾しながらともなれば猶更だ。

戦いに慣れたここのところ負けなしの肉体はしかし、今やただの女の子らしく、男の腕の中でびくっ♥ ぴく♥ とうっとり震わされ続ける。

喉からも、くぐもってはいるがひどく卑猥な低い喘ぎ声を鳴らす。

最早重たいバットを振り回す腕すら、背後の逞しい身体へしがみつき、不安定な肉体を支えていた。

よっぽど気持ちよくて脱力し、そうでもしなければ立っていられないとでも言うように。

細っこく華奢な見た目らしく。

 

 そんな状態で、パンツがずらされる。

 

「ぅぁッ♥」

 

「へへ」

 

 続けて、指が一本、するりとまんこ穴の中へ入ってくるのだった。

初めては指ですら入らないとどこかで聞いていたが、嘘みたく簡単に受け容れる。

 

 多少の圧迫感があり、異物を緩く締め付けているのが分かった。

だがそれより何より気持ちいい。

痛みなども無く、ただ甘い感覚だけが押し寄せてきている。

まだ増やしても大丈夫だと、むしろ増やされたいとさえ思うほどだ。

 

「お。まだ入りそうだな」

 

「ひぐッ♥」

 

 そうしたミネルバの考えを知ってか知らずか、間髪入れず二本目が侵入してくる。

ただやはり不快ではない。

満たされる悦びが膨らんだだけだ。

もっともっと太い、手ではないモノへの期待が膨らんだだけだ。

 

 これより上があるのかと思うと、自然と口元には笑みが浮かぶ。

求めるようになった目が、物足りないとでも言いたげな視線が、彼と交差する。

 

「お~。随分嬉しそうな顔すんじゃねぇか。そんなに指入れられるの嬉しかったか?」

 

「ッ・・・♥」

 

「それともなんだ。チンポ入ってきたらどうなるか、期待しちまったか・・・?」

 

「ひ゛ッ・・・♥」

 

「へぇ・・・」

 

 つい先ほどまでキスしていたのだから、そんな表情は見られ、読み取られてしまったようだった。

図星を突かれる。

 

「いや~まさかウィンドアッシュの総長がこんな淫乱だとはね・・・」

 

「ちがッ・・・♥」

 

「こりゃ、たっぷりハメてやんねぇとだな。誰にもバレねぇように、彼氏の俺が」

 

「ひゃあっ♥」

 

 そして、すらりとした身体はお姫様抱っこで持ち上げられるのだった。

 

 少女漫画を読んで夢想していたシチュエーションに、心は否応なく高鳴る。

だとしては清廉かつキュートな姫扱いというより、ギトギトした欲望にまみれた状況だというのにだ。

 

 そのせいでやはり強引なレオンの行いには抵抗することができない。

むしろ「かっこいい」とさえ考えてしまう。

 

 粗暴であるとしても。

 

「んじゃお姫様。準備すっから待ってな」

 

「う・・・♥ うん・・・♥」

 

 とはいえ、そうして無理矢理女の子の部分を引きずり出されるのは嬉しくもあった。

普段出せない心の奥底を、解放してもらっているような気分だからである。

最早自分でも開けられなくなりつつあった鍵のかかったドアをこじ開けられて、信頼を深めていく。

 

 ベッドに寝かされて、言われるがまま準備を待つ。

 

「ふ~」

 

「へっ・・・♥」

 

 ただ、そんな強い許容があったとしても、やがて服を全て脱ぎ現れた彼のチンポには、思わず恐怖を抱いてしまうのだった。

 

 何せ、巨大にすぎる。

確かに先ほど、指より太いモノを入れられたらどうなるかと懸想したが、とはいえ桁違いに太い。

自分の体内に入る気がしない。

無遠慮に入れられようものなら、怪我をしてしまう気がした。

 

「お?あ~わりぃな。怖がらせちまったか?ちょっと俺のチンポ人よりデカくてよ」

 

「あ、あぁ・・・」

 

「でも、あれぐらい解れてたら入ると思うぜ?んで、た~っぷり気持ちよくしてやるよ。指なんかとは比べ物になんねぇくらいな」

 

「ホントか・・・?」

 

「おう。マジマジ。とりま、一回試してみようぜ?あ、痛かったらすぐ言ってくれよ。そしたらやめるからさ」

 

「おう・・・」

 

 とはいえ、レオンの態度はこれまでの積み重ねも相まって信用できた。

先ほどから快楽でとろとろになっている自分とは違い、ずっと冷静に見えるのもあり。

行為に至るまでは確かにガツガツとしたところもあったが、それも荒療治気味に心を解放させるためだろう。

 

 実際は激しい性衝動から来るひたすら本能的なモノだとしても、ミネルバはそうかなり好意的に考えた。

初めての彼氏で、大好きだからだ。

 

 すると、寝ているのも相まってやたら大きく見えるオスは、ゆっくりと近づいてくる。

 

「んじゃ、服脱がせるぞ」

 

「おう・・・」

 

 そしてベッドへ膝立ちで上がると、慣れた手つきで服を脱がせてきた。

彼によって、どんどんと細い肢体を隠し、守る布たちが剥がれていく。

ブラジャーが終わると、スカートに靴下、多少シミの滲んでしまったホットパンツ、クロッチ部分がマン肉からしばらく離れなかったショーツまでだ。

 

「ふ~・・・」

 

「ん・・・♥」

 

 やがて、彼女の裸体が表れ出る。

 

 全体として引き締まり、しなやかかつ流れるような曲線美がそこにはあった。

ほっそりとしたくびれや、女の子らしい骨格自体の小ささを感じさせる肩幅が非常に愛らしい。

 

 ただ、その中で骨盤周りが比較的大きめであり、肉付きも良かった。

同様にやはり太ももだってむっちりとしていて、股間のセックスアピールは凄まじい。

一見すると健康美に満ちてはいるものの、その実オス好みな、交尾すると気持ちよさそうな肉体。

 

 それがミネルバのカラダの印象だった。

 

「あ~やば。チンポバキってくるわ。このままぶっかけてぇぐらい」

 

「なッ・・・♥ なんだよ、それ・・・♥」

 

 加えて、乳首もまんこ穴も準備万端という風に興奮しているのだからいやらしい。

当然のように、レオンからは下品な言葉が投げかけられる。

 

 だが、欲望で滾りに滾り、ケダモノみたいになった感情は、何やら彼と同じような発情を呼び起こした。

うっすらと濃厚なチンポ臭が漂ってきているからだろうか。

きゅん♥ きゅん♥ と下の口が結んだり開いたりを繰り返す。

水音を鳴らしながら、いくらかのよだれを溢れさせる。

 

「マジ好きってことね。あ~。こりゃ気を付けねぇと止めらんねぇわ」

 

「・・・♥」

 

 好意まで告げられれば猶更だ。

 

 結果、並外れた欲望をぶつけられる恐ろしさは、少しずつぞくぞくした甘い心地へと変化していく。

巨大なモノを受け容れられなくとも、その時は何かしてあげようと思う。

あるいは、受け容れられるような気さえしてくる。

 

「や、優しく、してくれ・・・♥」

 

「ふ~ん・・・。おう。初めてが良い思い出になるぐらい優し~くイかせるわ」

 

 ずっと秘所を守るように閉じっぱなしだった脚が、力を抑えているらしい強張った手に広げられていった。

無抵抗でいればやがて180度ほど開き、はしたない姿にさせられる。

かっぱりと防御を開け放つと、まるで肉体全てを彼へ捧げているような気になってしまう。

 

 恥ずかしくて、思わず手が口元を隠す。

顔も逸らしてしまう。

きっと頬は、驚くほど赤くなっている。

それほどまで頭が熱い。

 

「しょっ・・・」

 

「あッ・・・♥」

 

 そこで、いつの間にか避妊具を着たチンポがついに膣口へと触れた。

瞬間、理解する。

ソレが入ることを。

そして、「悦び」が待っていることを。

 

「へへ」

 

「ッ゛・・・♥」

 

 どうやらそう思った事を、分かられてしまったようだ。

四つん這いで覆いかぶさられる。

彼はまさしく壁だ。

このまま身体が落ちてくれば、全身は包み込まれてしまうことが分かる。

抵抗などできず、セックスを押し付けられることが分かる。

 

 だが、恐怖はもう無い。

ただただ、チンポが欲しい。

 

「ふー・・・」

 

「んあ゛ぁッ♥」

 

 そうミネルバが感じた時、ついに肉の槍は挿入され始めるのだった。

 

 でっぷりと太った亀頭に、まんこ穴が拡げられていく。

少し細くなり、穴を開くことに優れた先端が、処女肉を掻き分ける。

 

 しかし、痛みなど感じる余裕は無かった。

思わず地下室中に響き渡るほど喘いでしまうくらい、気持ちよかったのだから。

 

「あッ♥ あぁッ♥ うぅぅッ♥」

 

「痛くは・・・ねぇみてぇだな。ってか気持ちよくて何も考えられねぇって感じか?」

 

「はッ♥ はーッ♥」

 

 全身に、蕩けるような快楽が広がっている。

確かに圧迫感は強く強くあるのだ。

ただそれは満たされる甘みとなり、凄まじく擦れる粘膜と相まって激しい悦びを生む。

 

 とはいえ、まだまだミネルバの体内には性感帯がいくつもある。

 

「んじゃ、もっと気持ちよくしてやるよ」

 

「~~~゛ッ♥」

 

 まず狙われるのはクリトリスの裏だった。

てこの原理で上向かされた亀頭が、ぶっちゅりと密着し、そして扱いてくる。

反射的に腰は痙攣し、跳ね上がった。

 

「おっと」

 

「ふああぁッ♥ あッ♥ やぁッ♥」

 

 だが逃げられない。

まるで暴れるのが分かっていたみたく、チンポは執拗に弱点を狙い、挿入を進めながらも擦っていく。

自らも時折びくつき、断続的に密着度を増しながらだ。

また、ミネルバの尻がベッドへと落ちれば、上ぞりによってきつく食い込みながらだ。

機械でも使われているかのように、気持ちいいが止まない。

 

「ふっ」

 

「ん゛お♥」

 

 それどころかさらに増えていく。

処女喪失からものの数秒で先端が奥に達したのだ。

誰の接触もこれまで無かった子宮口は、圧し潰されてまるで開発済みみたく悦びをじゅわじゅわと滲み出させていく。

まんこ穴全体が、チンポに歓喜する。

好きな人のモノであり、前戯によりカラダもたっぷりと発情していたからだ。

 

 そしてこれが続くことも、思い知らされる。

 

「あ゛あぁッ♥ は゛ッ♥ あ゛ッ♥」

 

 休憩も無いままピストンが始まった。

傘みたいなカリによって、単に擦られるだけでも啼かされた肉が、思わずぎゅっと引き締まってしまう媚肉が掻き毟られていく。

ゆったりとした動きではあるものの、全く優しさの無い快楽だ。

 

 視界が明滅する。

ぞくっ♥ ぐ~っ♥ と腰が不規則に暴れてしまう。

 

「お゛ッ♥ ふうぅぅうッ・・・♥」

 

 そして突きこまれれば、それらのあらゆる動きは一度停止し、少し経ってからやがて再び小刻みな痙攣が起こる。

ぶっちゅりと押し付けられた腰によって逃がせなかった官能が、全身と、特に下半身を反響したのだ。

あまりに感覚が強すぎて、最初は身体が分からなかったのだ。

 

 肉同士軽くぶつかり合って淫靡な音が鳴る。

湧き出した汗の匂いが、髪の毛を通って甘くかぐわしく香っていく。

おまけに顔は、焦点の合わない惚けきったものとなった。

 

「気持ちいい?」

 

「ッ゛♥ ッ♥」

 

「そりゃ良かった。んじゃ続けっからな」

 

「う゛あぁぁぁッ・・・♥」

 

 ウィンドアッシュの総長をそんな風にしてしまうチンポの動きは、しかも一往復だけでは終わらない。

 

「ぐあッ♥ はーッ♥ はッ♥」

 

 少し緩急をつけながら、慣れさせてもらう暇も無く何度か続けられる。

当然のように、子宮口やGスポットをしつこく狙いながらだ。

 

 これまで快楽すら知らなかった肉体が急速に開発され、「えっち」するためのカラダになっていく。

戦うための力が遠ざけられるように。

牙を抜かれていくように。

 

 だが、最早ミネルバ自身が抵抗することはできなかった。

 

「あ~ミネルバマンコマジ締め付けてきて気持ちいいわ~」

 

「んぉ・・・♥ ほ゛ッ♥」

 

 レオンにはもう、まんこ穴の弱い所を全て知られてしまっているからだ。

彼が喘がせたいと思えば喘がせられ、肉棒を刺激したいと思えば桁外れの悦びでナカが締まらされる。

 

 それを耐えることも、それから逃げることもできない。

幸せと気持ちよさを一緒に与えられて、そんな気さえ起きなくされてしまっている。

また、例え起きたとしても、そもそもろくに動けないのだから逃がしては貰えないだろう。

 

 降り注ぐ愉しげな視線、堪能する声から分かる。

 

「あ~。最後寝バックで出していい?」

 

 なんだか、彼の彼女ではなく別の何か、例えば性処理のためのモノにでもなったような気分だった。

 

「へっ?♥ ふーッ・・・♥ おっ♥ おうっ・・・♥」

 

 しかし、嫌だと思えない。

これまで知らなかった感覚で滅茶苦茶にされた心が、嬉しいから受け容れてしまう。

請われたのが何かさえ知らなくともだ。

 

「っしゃ。んじゃ一旦抜くな」

 

「お――うぁッ♥ あッ♥ ふぅッ・・・♥ はぁッ♥」

 

「それじゃ、うつ伏せンなってくれ」

 

「ん・・・♥」

 

 そして言われるがままベッドへうつ伏せになる。

自分同様こんなこと知らなかったシーツへ、愛液がたっぷり付着し、染みていくのを感じた。

何か、してはいけないことをしているような気がする。

 

「うぁ・・・♥」

 

 ただ、脚を開かされ、膣口へぐっちょりと濡れた亀頭がくっつくと、そんな考えは消えていく。

ぞくぅ♥ と官能的な甘みに背筋が仰け反り、全身までもが少し反る。

 

「お゛ぉ゛ぉ・・・♥」

 

 続けて再度挿入されると、反対に身体は沈み込んでいった。

枕に顔を埋め、与えられるモノに打ちひしがれる。

早く欲しいとばかりに腰だけが少し浮く。

 

「ッ♥」

 

 ただ浮き上がった尻はやがて、落ちてくるレオンの下腹部によってマットレスへと押し付けられる。

正常位以上に逃げられないよう挟まれていく。

 

「あぁッ・・・♥」

 

 しかもそれは、腰だけでない。

次第に背中や脚までもが、上から圧され始める。

オスに制圧され、下半身を打ち付けるのにちょうど良くなるよう固定されていく。

 

 少し屈辱的な心地だった。

子供たちのためとはいえ、ウィンドアッシュの総長として強く居続けた自分が、こんな風に組み敷かれるなんて。

 

「ふーッ・・・♥ ふーッ・・・♥」

 

 だがそうしてくるのが好きな男だと思うと悪い気分では無かった。

あるいはそもそも組み敷かれるのが、実際の所好きなだけかもしれないが。

 

 甘いぞわぞわが、頭を支配していく。

何やら限界が近づいているのを知覚する。

 

「ふー」

 

「んぉ゛ぉッ♥ お゛ッ♥ ほッ♥」

 

 そして、ついには頭までも枕へと沈まされると、射精するためらしい小刻みで速いピストンが始まってしまうのだった。

 

「あ~たまんね。すぐ出るわ」

 

「お゛♥ お゛ぉッ♥ ひゃひッ゛♥」

 

 筋肉によって垂れずたっぷりとした肉感のある尻が、往復の度潰れ、衝撃を吸収してひしゃげながらも大きな音を鳴らす。

筋肉質で硬いオスの脚に絡みつかれた脚は、全く動かせないままその滑らかさだけを搾取される。

まだまだ大量に掻き出される愛液が、シーツを穢していく。

 

 気持ちよくて、気持ちよすぎて、思わず一瞬敬語が出る。

責任ある立場でも、努力に励む立派な人間でもなく、ただ一匹のメスとして交尾に浸っていく。

普段とあまりにかけ離れているがそれは、ひどく幸せだった。

 

「あ゛ッ♥ ッ♥ ~~~゛ッ♥」

 

「あ、イく時イくって言ってくれ。そしたら濃いの出るからよ」

 

「ッ゛♥」

 

 開きっぱなしになった口からよだれが溢れ出す。

全身の力は抜けきっているのに、痙攣で激しく暴れ、のたうち回ろうとする。

ただ、上から手も、恋人繋ぎで重ねられると、最早殆ど動くことはできない。

 

 暴力的に愛され、もしくは性欲をひたすらぶつけられ、未知の場所へと無理矢理押し上げられていく。

 

 処女喪失の感慨に浸る時間も無いまま、これが果たして恋人同士が初めてするべき行為なのか、考える時間も無いままに。

 

 やがて、限界は訪れる。

交尾する動物としての愉悦を、強制的に圧し付けられる。

何かを、変えられてしまう。

 

「イぐッ・・・♥ イ゛ッ♥ イ゛ぐぅッ・・・♥ イ゛くぅッ♥」

 

 そしてミネルバは、絶頂し、頭を多幸感で空っぽにされながら全身をびくつかせ始めるのだった。

初体験にして、衝撃的な気持ちよさでイかされてしまうのだった。

 

 とはいえやはり痙攣は全て彼氏に搾取される。

そのためただただ呻き、身体を駆け巡る甘美に過ぎる感覚で、呼吸すら忘れとにかく幸福になっていく。

心までも快楽に犯され、冒される。

 

「へへっ♥ あ~・・・」

 

 薄いゴム一枚隔てて、体内に恋人の重たく多い熱を感じると、それは強まっていった。

すると、トラウマのように彼女へ刻み込まれていく。

 

 「初えっち」の悦びが。

交尾する愉悦が。

 

 半ば不可逆な変化をさせていく。

行為の最中表れたレオンの本性らしい言葉遣いや所作など、気にもできないまま。

 

 そうして、ミネルバの欲望に満ちた下品な生活は始まってしまうのだった。

自ら選択することなど、できる時間さえ与えられずに。

 

 

 

 

 

 あれから、ミネルバはヒナギクの家の地下室にて、誰も入ってこない二人だけの密室にて、半ば無理矢理その気にさせられセックスをすることが日常と化した。

だがそうしていくうち、彼女も段々とカラダと性欲が開発され、自ら応じるようになっていくのだった。

時にはプラチナ学院へ通うことすら代償として。

 

 

 

 

 

「ふ~・・・。ん?」

 

 ある日、学院からの帰宅途中。

アモールの街区を歩いていたミネルバは、離れたところに何か待っているらしいレオンを見つけた。

もちろん恋人であるのだから、声をかけようと近づいていく。

 

 ただその途中で、少し違和感を覚えた。

今や半同棲状態だというのに、こうしてアモールまで出向く用事があるなど聞かされていない。

というか、そもそもとして外出するなどという話も聞いてはいなかった。

 

 そんなことをするなど、目的があるとすればサプライズか、もしくは他の秘密にしたい何かがあるということしか考えられない。

あるいは浮気のような。

 

 そう思い少し考えた末、彼女はしばらく見守ってみる事とした。

 

 すると、やがて彼へと駆け寄っていく人物が現れる。

 

「なッ・・・」

 

「レオンさん~」

 

「お、ネールちゃん。おいす~」

 

「すいません~。お待たせしましたか~?」

 

「いや、今来たとこだよ」

 

 それは、ネールモントだった。

そしてもちろん、彼女からレオンと出かけるという話も、聞いてなどいなかった。

 

 あまりの事に驚く。

まさか本当に、浮気されているのだろうか。

 

 ただ、とはいえまだ、サプライズとして親しい妹分に好み等を聞こうとしている、という可能性も捨てきれなかった。

一か月の記念日が、近いこともあって。

 

 

 

 しかし、そうして悪いと思いつつも尾行し始めたミネルバを待つのは、決定的な彼の行動だった。

 

 

 

 少し日が暮れてきたころ。

二人はおもむろに、路地へと入っていった。

これまでの追跡で、これがサプライズのためのものか浮気かは半々といったところだ。

 

 会話は楽しげで、近頃会えばセックスばかりしているような自分たちとは違う。

むしろ付き合いたての頃みたいな、性的でないありふれた交流が続いている。

 

 とはいえ少し、どちらによるものか距離が近いような気はしたが。

 

 そうやって疑いつつ、こっそりと路地を覗く。

 

「ッ・・・」

 

 すると見えたのは、前のめりでネールモントの手を握り何か訴えるレオンと、それをややまんざらでもなさそうに、ただ少し身体を引いている彼女の姿だった。

 

 さらに、うっすらとだが会話が聞こえてくる。

 

「こ、困ります~っ・・・♥ こ、こんなの~・・・」

 

「いや。俺本気だから。本気でネールちゃんの事好きなんだ。マジで」

 

「なッ・・・」

 

 そして発されたのは、確信を得るに足る言葉だった。

 

「で、でも~。あなたには・・・」

 

「あ~、ミネルバの事?心配しなくていいよ。どうせバレねぇからさ」

 

「・・・」

 

「そ、それでも~っ・・・」

 

 怒り、呆れ、絶望。

様々な感情が湧き、消えていく。

ただ、最後には一つだけが残る。

 

「ご、ごめんなさい~っ・・・!」

 

「あ、ネールちゃんっ!」

 

 それは、走り去っていく可愛い妹分に対するモノではない。

 

「あ~マジかぁ~。イけると思ったんだけどなぁ」

 

 全て、軽薄で最低な、彼氏であるレオンに対するモノだった。

強い怒りだけが、ミネルバを支配していた。

心の底から信頼していたのに、と。

 

 

 

 

 

「ただいま~」

 

「・・・おう」

 

 威圧するため制服からいつもの服装に着替え、地下室で待っていると、普段の態度でレオンは帰ってくる。

何も悪びれず入ってくる彼に激しい怒りを覚えた。

これまでも同じように浮気してから帰ってきていたのだろうかと、もう信用できず思う。

まさか既にフォルモントを毒牙にかけているのではとも考える。

 

 そしてミネルバは、意を決して話し始めた。

 

「今日、何してきたんだよ?」

 

「ん?いや、普通に散歩とかしてきただけだけど?」

 

「へぇ?」

 

 まずは軽いジャブを打つ。

ここで謝れば、別れはするものの許してやる予定だった。

 

 ウィンドアッシュの様々な活動には欠かせないこともあり、また何よりまだ少し、本当にうっすらとではあるものの気持ちが残っていることもあり、追い出すには惜しいのだ。

 

「あ?んだよ。言いたいことあるなら言えよ」

 

「へぇ。そんな態度とんのかよ」

 

 だが、返ってくるのは高圧的な態度だった。

 

「浮気してるくせにな?」

 

「は?してねぇけど?」

 

「いや。今日帰りに見たんだよ。お前がネールに会って、んで口説いてるとこ」

 

「あ~・・・。アレ見られちまってたか。そういやお前の帰り道かあそこ。いや~マズったな~。・・・そんで?」

 

「・・・」

 

 しかもそれは、事実を突きつけたところで変わらない。

謝罪どころか開き直り、むしろ責めてくるような物言いに、最早怒りすら通り越して呆れてくる。

 

 初めてセックスした時のうっすらとした違和感が、今になって繋がった。

彼は最初から自分を好きなどでは全く無く、ただひたすらに性欲を満たしたいがため近づいたのだろう。

甘いデートだって、騙すための演技に過ぎなかったのだ。

そう確信する。

 

「出てってくれ」

 

「ん?いや~怒んなよ。ちょ~っと遊んだだけじゃねぇか」

 

「は?」

 

「こんなん可愛いモンだろ?それにここ、可愛い子ばっかじゃん。たまにはつまみ食いしたくなっちまうって」

 

「は~っ・・・」

 

 これなら惜しむ必要など無い。

むしろさっさと追い出すべきだ。

子供たちへ悪い影響を与える前に。

 

「さっさと出てけ。でねぇと叩きだすからな」

 

「お~こわ」

 

 そのため、獲物であるバットを握りしめ、ドアと交互に向ける。

ドスの効いた声で、できる限り威圧する。

 

 だが、これまで何十回、ともすれば何百回と痴態を見られてきているからだろうか。

あまり通用しない。

 

 それどころか、別の「棒」で威圧され、敗北させられてしまうのはミネルバの方だった。

 

「でもよ、機嫌直せって。ほら、セックスしてやるからよ」

 

「は・・・。な・・・♥」

 

 何の脈絡も無く脱ぎ捨てられるレオンのズボン。

そして、こんな時だというのに興奮しているのか、露出された瞬間からビキビキと芯を入れ、雄々しくそそりたっていくチンポ。

大好きなオスの象徴。

 

 瞬間、まんこ穴が呼応するように、持ち主の意志とは反して疼くのを感じた。

外からでも悦ばされるぐらい開発された子宮口が、ポルチオが、怒りに満ちた心さえ蕩かすようなひどい発情をもたらしてくる。

視界がピンク色に染まっていく。

 

「な。好きだぜミネルバ。気持ちよくしてやるから機嫌直してくれって。な。頼むよ」

 

「や、やめろッ・・・♥」

 

 容易く近づかれて肩へと手を置かれ、甘い言葉と密やかな声で、弱い所へ響く音色で囁かれれば猶更だ。

殆ど日常と化していた異常な快楽が強制的に思い出され、身体を「らぶらぶえっち」に備えさせていく。

肉棒に抵抗ができなくなるよう脱力し、意志を削ぎ、気持ちよくなれるよう火照ってしまう。

 

「へへっ。んなこと言って、チンポばっか見てんじゃねぇか。思い出しちまうか?コレ見てるとよ。昨日もた~っぷりヤったよなぁ?」

 

「ふあ・・・♥」

 

 すると、馬鹿にするみたくソレを揺らされても釘付けとなった。

顎を緩ませた欲しがる顔で、じっとりとした誘うような視線を思わず送る。

自分が今セックスしたい状態だと、彼に伝えてしまう。

バットなどという重たいものは取り落とし、おまんこに手を添えてしまう。

少しでもいいから早く刺激が欲しくて、服の上から軽くこすり、捏ねてしまう。

 

 もう受け容れる準備として、そこは浅ましく濡れていく。

 

「あ~ヤバ。そんな見られてると興奮してきたわ。とりあえず一回しゃぶってくんね?お前のフェラ好きなんだよ」

 

「はっ、はぁッ!?♥ お前、今の自分の立場、分かっ、て・・・♥」

 

「お前こそ分かってんのかよ。今チンポ無しにしたら困んのはお前だろ?」

 

「うぁ・・・♥」

 

 そんな状態で、男らしく威圧的に凄まれればたまらない。

少し前までは無垢であるはずだった肉の花びらへ、ゴツゴツした手が食い込んでくればたまらない。

 

 子宮がきゅんっ♥ きゅんっ♥ と密かに敗北を認める。

彼から見えない場所ではあるが、気づいて欲しそうにひくついて媚びていく。

はしたない汁をより分泌して、膣穴から漏れさせてアピールしてしまう。

 

「ほら、分かったらしゃぶれ」

 

「う・・・♥ うん・・・♥」

 

「へへっ。そういう素直なトコ好きだぜ、ミネルバ」

 

「う・・・♥ やめろって・・・♥」

 

 そして、持ち主であるミネルバまでも容易く陥落した。

一度セックスをして冷静になってから、最後に一度だけあのチンポを味わってから、と心の中で苦しい言い訳をしつつだ。

 

「あ、服全部脱いどけ。すぐ交尾できるようにな」

 

「ッ゛・・・♥ おう・・・♥」

 

 言われるがまま、服を全て脱ぐ。

上だけは着ているレオンの前で、屈辱的な一糸纏わぬ姿となる。

 

「あ~。ミネルバのカラダ、ガチエロくて我慢汁めっちゃ出るわ。誇っていいよそれ」

 

「あ、あんま見んなよ・・・♥」

 

「い~や。ムカついたから見まくってムラムラさせてもらうわ。んで今日は濃厚ザーメンたっぷりぶっかけて俺のモノだって分からせてやる」

 

「・・・♥」

 

 彼女の肢体は、ここ一か月ほどの度重なる交尾によってオスを出来得る限り誘うよう変化していた。

全体的に肉が増え、細かった腕や肩、腹部は見るからに柔らかさを帯びている。

 

 そんな豊満さは特に下半身が顕著だ。

 

 太ももは中々に太い。

興奮から内股になってしまっている今、股間の真下ぐらいにしか隙間が無いほどだ。

ただ、たるんでいるというわけでは決してない。

むしろ元々の筋肉量により、ハリもツヤも兼ね備えていた。

ぷにゅ♥ ぷにゅ♥ と互いに押し合ってより太く見えるぐらいには。

 

「嬉しいだろ?」

 

「そっ・・・♥ そんなわけねぇだろッ・・・♥」

 

 加えて尻も、繰り返し繰り返しチンポを打ち付けられているためかまるまると実っている。

爆乳に匹敵するのではないかというボリュームだ。

しかしやはり垂れてはおらず、重そうでありながら健康美も両立していた。

つまりは男の獣欲を、精液で穢したいという邪な願望を煽ることに、あまりにも優れている。

 

「ふ~ん・・・。んじゃまあ頼むわ」

 

「うん・・・♥」

 

 そんな風にいやらしく成長させられたミネルバは、さらにカラダの見た目だけでなくその立ち振る舞いにも多少変化があった。

 

 請われれば自ら当然のように膝立ちとなり、亀頭の前まで顔を寄せる。

さらに口淫の際邪魔にならないよう、耳に髪の毛をかけた。

フェラ慣れした動きだ。

 

「へへっ」

 

「なんだよ・・・♥」

 

「いや~。良い眺めだと思ってな」

 

 これは、彼女が全て自ら会得したモノではない。

むしろ彼氏によって、少しずつ仕込まれたものだ。

実際に教えられ、あるいはセックスを繰り返すことによって自然と。

 

「じゃあ、始めるぞ・・・?♥」

 

「おう」

 

「んむっ♥」

 

「あ~たまんね」

 

 さらにそれは、口奉仕がまず先端へのキスから始まることも、同様にそうなのだった。

 

 そしてだからこそ、オスを興奮させる。

 

 言われた通りにすれば上から聞こえてくる、吐息に混じった感嘆の声が嬉しい。

口づけの相手が性器だというのも相まって、セックスの悦びが全身へと滲み始め、本格的に気持ちが高まっていく。

えっちしたくなる。

そのために、前戯へ熱が篭もっていく。

 

 早くも頭からは、怒りや呆れと言った感情や、先ほど見た光景は薄れているのだった。

代わりに、激しい劣情がはしたなくも満たすことによって。

 

「ちゅっ♥ ちゅっ♥」

 

 相変わらずレオンのチンポは女を狂わせる凶器だ。

間近で匂いを嗅いでいるだけでも、脳が蕩けて身体はじっとり火照っていく。

しかも迸る劣情はやたらに粘っこく、常にオス臭が香ってくるせいで全く引いていかない。

それどころかどんどん強まる。

 

「はむっ♥ はむっ♥ ぢゅっ♥」

 

 すると、性感帯どころか肉体のどこにも触れられていないというのに、所々で痙攣が起こった。

肩や股間が時折震える。

膣穴からは蜂蜜じみたとろみの汁が垂れ、脚に落ち、擦り合わせているせいで水音が響く。

太腿がやたらめったらにむちついているせいで、ぬじょぉ♥ ぐじゅ♥ と交尾している時さながらにだ。

 

「お~。やっぱフェラ見ると金玉煮え滾るわ~」

 

「んむっ♥ ふーッ♥ あむっ♥」

 

「ん~でも、今日は飲ますよりまんこに直接注ぎてぇかもな。せっかくだしナマで」

 

「ッ゛・・・♥」

 

 しかも、上から注がれる溢れんばかりの獣欲を感じればより興奮は激しくなった。

下品な言葉を聴覚が捉えただけで、大きく全身が跳ねる。

加えて恭しくフェラするだけでは飽き足らず、まぶたを細めた上目遣いでチン媚びまでしてしまう。

その下では大きく実った腰をふりふりと揺らしながら、さらにメスの気持ちよくて淫猥なスケベ肉をアピールまでしながらである。

 

 これも彼から仕込まれた芸の一つではあったが、今となってはそれで興奮してもらえることを知ったミネルバが自ら行っていた。

 

「んじゃ、もうちょっとしゃぶっといてくれや。それで精液濃くなったらえっちしような」

 

「ふあ・・・♥ うん・・・♥ はむっ・・・♥」

 

 そして命令通り、射精欲を煽るため亀頭だけを食む。

我慢汁でぬるついた唇を使い、中身を搾るように何度も愛撫していく。

 

「んぇ・・・♥ んっ♥ んはぁ・・・♥ んれ・・・♥」

 

「あ~やっぱミネルバはチンポ舐めうめぇな~。いつも飴舐めてるだけあるわ」

 

 さらに舌も這わせる。

普段から食べている飴を舐め溶かすみたく、れろれろ、ねろねろと先端を執拗に転がしていく。

器用に沿わせて包み込みつつ、ぞりぞりと快楽で蕩かす。

 

 すると感謝でもするみたく、頭が適当な手つきで撫でられた。

長く伸ばしてなお光を跳ね返すツヤ、さらには少しの振動でうねる滑らかさを持つ自慢の髪が、せっかく威圧的になるようセットまでしたのに乱される。

 

「んーッ・・・♥ へッ♥ へッ♥」

 

 嬉しくて、犬や猫が食事をする時さながらにチンポへがっついてしまう。

ただでさえ粘っこかった口奉仕がより粘つきを増す。

まさしく食事するみたくいちいちベロを引っ込め、次から次へと迸る先走りを堪能する。

 

 その都度唾液が補充されることもあってか、響く水音はいつもの激しい交尾に勝るとも劣らなかった。

互いの粘膜表面で時折泡ができてしまうほどに。

 

 呼応するようにミネルバの性器からも溢れる汁が増え、淫猥な香りが周囲へと漂っていく。

自らのメス臭を嗅いで、浅ましくもより頭をすけべなことでいっぱいにする。

苦しょっぱいオス体液の濃すぎる風味で、味覚から嗅覚、脳まで犯されているのだから半ば当然だ。

 

「おわ。あんま耐えらんねぇかもこれ。なんかいつもより興奮するわ。ミネルバもそうだろ?」

 

「ふーッ・・・♥ ん・・・♥ あむっ♥ ん~♥」

 

「やっぱケンカした後は燃えるってマジなんだな~」

 

 そこで唐突に言われたことは、正直なところ癪であるがどうしようもなく図星を突いていた。

いつもより明らかに身体が火照っている。

理由は恐らく、先ほどの出来事によって神経が立っているからだ。

 

 また同時に、こうしてあらゆる正当な感情を封殺され、そして無理矢理抱かれるどころかこちらから責めさせられている事にも発情してしまっている気がした。

こんな軽んじられる屈辱に、どこか破滅的な悦びを覚えているような気がした。

 

「あ、んじゃあこれからもセックスで仲直りすっか。な」

 

「ッ・・・♥ う・・・♥」

 

 さらなる彼の問題を全く直視しない無責任な言葉にしかし、もっとえっちできると悦んでしまう自分が居る。

二人の問題すらセックスする口実にされて、不義理への怒りさえ興奮の材料にされて、そんなのただ性処理に使われているようなものなのに好く思えてしまう。

 

 オスである彼と、メスである己の立場の違いというものを、嫌でも理解させられていく。

片や凶暴なチンポを持っていて、片や弱すぎるおまんこ穴とおまんこ脳を持っているというだけで搾取されることに、防衛本能としてか、あるいは単純に卑しいからか全身が湿った熱を帯びる。

自らがマゾメスであるという自覚を芽生えさせられ、それが成長し、肥大化し、人格を乗っ取っていく。

 

「へへ。んじゃほら、ハメんぞ」

 

「ッ゛♥」

 

「ほら立て」

 

 すると上から発される命令。

 

「う゛~・・・♥ うん・・・♥」

 

 本来屈辱的であるはずのそんな威圧的な言葉にミネルバは、一応は嫌々という雰囲気を出しつつも従った。

内心では、オス「様」へ服従することに大はしゃぎしながら。

 

「あっ♥ やっ♥」

 

 そうした浅ましいカラダは、背後へと回った彼に持ち上げられる。

膝の裏へと手を入れられ、まるで重たいものを抱えるようにだ。

何より、メス穴が非常にチンポを入れやすい位置と体勢になるようにだ。

 

 背中と彼の胸板がぴったりと密着するだけでなく、何より股間や下腹部、臀部にまで、既に反り返るソレがくっついていた。

 

「いや~この体勢前からやってみたかったんだよな~。フルネルソンとか背面駅弁って言うらしいぜ?」

 

「ッ・・・♥ 恥ずかしいって・・・♥」

 

 当然恥ずかしくて仕方がない。

何せこの場には二人の他に誰もいないとはいえ、正面からであればこれから結合する部分が丸見えなのだ。

また、あるいは尻穴だってそうかもしれない。

 

 加えて前戯だけでぐちょぐちょとなったまんこ穴を曝け出し、むしろ見せつけさえするようなのである。

一応は肉棒によって隠されているものの、そんな光景はかえって無様に映るだろう。

 

 もし、今フォルモントやネールモントがここに入ってきたらと思うとぞっとする。

ただ同時に、ぞくぞくしたものも覚えてしまう。

 

「でも興奮してんだろ?さっきから腰ぴくぴく動いてんぞ。スケベが」

 

「ッ゛・・・♥」

 

 もちろんそんな下卑た昂りは、カラダにも出てしまっていた。

気づかぬうちにマン肉をぬち♥ ぬち♥ と竿へ擦りつけてしまっていたのだ。

 

「おいおい。こんなこと言われても動いてら。下品だね~ミネルバちゃんは」

 

「うあぁッ・・・♥ 言うなぁッ・・・♥」

 

 それをきつく揶揄されると、痙攣も相まってより腰を振ってしまう。

羞恥心から抵抗する言葉こそ出るが、せめてもの恰好をつける程度の意味しかない。

つまりは逆効果だ。

自分は普通のはしたなくなどない人間だと言いつつ、行動では全く表せていないのが、相当に情けなかった。

 

「んじゃ、お望み通りチンポすっか」

 

「ひッ♥」

 

 セックスできると聞き、嬉しそうに息を呑むのだから猶更だ。

ぎゅっ♥ ぎゅっ♥ と膣口をひくつかせて、泡立ったよだれを溢れさせつつ明らかに交尾したそうなのだから猶更だ。

 

「よっ」

 

「ひゃっ♥」

 

 そんな、最早まんこ穴そのものになったと言っていいかもしれない肉体が持ち上げられ、挿入の準備が整えられる。

亀頭が入口へとあてがわれる。

 

「あっ。て、てかゴムはっ・・・♥」

 

「は?さっきナマっつったろ。覚えてられねぇくらい色ボケしちまったか?」

 

「ひぅ゛ッ・・・♥」

 

 もちろん、先ほどフェラしてから、ソレにコンドームをつける時間など無かった。

そのため伝わってくるのは、ゴムのぺらぺらした感触では無く、みっちりと内部に血液を充填させた重たい肉の感触そのものだ。

 

 このまま交尾すれば、もしかすると赤ちゃんが出来てしまうかもしれない。

しかも、浮気した挙句開き直り、無理矢理抱いてくる最低な男との。

 

「いいよな?」

 

「は゛ッ・・・♥ あ゛・・・♥」

 

 拒否しなければならないと直感する。

どう考えても、幸せな未来が待っているはずがない。

 

 何せこれは彼にとって、単なる性処理のための行為なのだ。

きっと子供を作る気などさらさら無い。

であればもし出来てしまったとしても、父になってはくれないだろう。

 

「返事は?」

 

「う、うん・・・♥」

 

「はい、だろ?」

 

「はいッ・・・♥」

 

 だが理性と裏腹に本能が、何より被害者となるだろう子宮が、精液を飲みたいと、そのためなら孕まされてもいいと声高らかに主張していた。

耐え難い疼きを全身へ迸らせ、「子作りえっち」以外の選択肢を取れなくしていた。

 

 そう肉体に裏切られては、心も拒否することができない。

どうせ妊娠しないから、レオンの事が大好きだから、そんな大好きな人との子供が欲しいから、などともっともらしい理由を作り出して信じ込み、受け容れてしまう。

生ハメセックスを、了承してしまう。

 

「へへっ。よしよし。んじゃ、邪魔なゴム越しなんかじゃねぇ俺のナマチンポ、それにさっきミネルバで濃くなった精液、たっぷり味わわせてやるからな」

 

「~~~゛♥ うん・・・♥」

 

 そうやって、セックス漬けで既に敗北していたミネルバの身体だけでなく心までも、ついにはヤる事しか考えていないオスのモノへと陥落した。

 

「んじゃ入れるぞ。ん・・・」

 

「ん゛お゛ぉッ♥」

 

 そしてそんな品の無い変化を祝福するかのように間髪入れず、あるいはこのメス堕ちの機を逃がさないべく、彼の剥き出しのチンポが挿入され始めるのだった。

身体の重みを使われ、さながら道具みたくずぶずぶと。

 

「お゛♥ あ゛♥」

 

 瞬間、己の全てが歓喜していた。

衝撃の強すぎる快楽に呼吸ができず、喉からは呻くような喘ぎしか出ない。

しかも全身や特に首がのけ反り、覗き込んでくるレオンに、思わず舌が溢れ出し上向いて焦点の合わない目をしたみっともない顔が視姦される。

さらに大きくではないものの揺れる胸や、何より二人の繋がっている場所へも下卑た目線が襲っていた。

 

 舐めるようなソレに興奮はより強まり、ぺったりと彼の身体と密着させられた背中から尻にかけてが、ただ擦れるだけでも気持ちいい。

 

「イ゛ッ・・・♥ イ゛ぐ・・・♥ イ゛ッぐぅッ・・・♥ う゛・・・♥」

 

「お。イってチンポ歓迎してくれんのか?いいね~」

 

 すると、深まりすぎた発情によって彼女はすぐイった。

凶悪で身勝手な男性器様と、ソレから与えられる快楽を全て受け容れるみたく。

嫌だからと耐える素振りなど一切無くだ。

 

 ぎゅうぅ~っ♥ とまんこ肉はきつくきつく、亀頭で掻き分け、カリで虐めるのが楽しくなるよう引き締まる。

痙攣もして、ひだの一つ一つが舐めるみたく蠢いていく。

加えて時折緩みもして、飽きさせない刺激で肉棒を大いに性接待した。

 

 動きの、肉棒に対するあまりの都合の良さは、まるで彼の言葉通り絶頂したことすら肉棒のためみたいだ。

無意識でしてしまっているのも相まって、心身共にオスへ堕ちたことが痛いくらい表されている。

 

「こりゃ、俺も張りきってハメねぇとな」

 

「ふ゛ーッ♥ ふーッ・・・♥ うぁ・・・♥」

 

 そんな淫猥な態度に気を良くしたのか、ミネルバの体内でチンポは無遠慮に膨らみ、より硬さを増す。

ただでさえ馬鹿みたいに太いせいでまだまだ一向に慣れる気配など無いというのに、さらに太くなってしまえば圧迫感はひどかった。

 

 しかし、そうして体内を彼に占領されて得られるのは全て悦びだ。

確かに多少苦しくはあるのだが、それさえも心地好い。

下腹部が、もっととでも言いたげにへこっ♥ へこっ♥ とわななく。

チン媚びダンスを踊る。

 

 ただ、メスが自分の立場をわきまえずオスを煽ってしまえば、当然お仕置きされた。

 

「・・・しょっと」

 

「ん゛お゛ッ♥」

 

 膝裏を抱える彼の腕は一瞬緩み、支えを失ったカラダは剛直に沿って落下する。

次の瞬間には、槍みたいなモノが深々と根元まで突き刺さってしまった。

もちろん壮絶で素早い摩擦により、特に受け容れる側へ凄まじい快楽を与えながらだ。

 

「お゛ぉ゛ッ・・・♥ ほ゛~ッ・・・♥ お゛・・・♥」

 

 やがて落下が止まっても、全身のびくつきは止まらない。

力なく垂れていたはずの手足は何度も跳ねる。

 

 ふっくらとした愛らしい胸が、中々の大きさを表すみたく波打つように暴れ、根元の振動が遅れて先端へ伝わっていく。

それぞれがぶつかり合って、谷間からぱちゅっ♥ ぱちゅっ♥ と交尾みたく水っぽい音がする。

激しい運動のせいで全身から汗が噴き出し、湿りとテカりを帯びているからだ。

 

「うわ、おっぱい揺れすぎだろ。てかだいぶデカくなったなぁ。俺がずっと揉んでやったからか?」

 

「ふあっ♥ ッ♥ あっ♥ はぁッ♥」

 

 上から見ていて痴態に興奮したのか、その左側が軽く握られ、揉まれる。

一見衝動に任せた動きだが、その実揺らめく手のひらが乳首を刺激する卓越した愛撫だった。

 

 結果こちらもとばかりに寂しく疼くのも相まって、反対側はもっとたゆんだ。

 

「それとも・・・へへっ。そんな俺のチンポイイか?んで、もっとチンポ欲しくてカラダエロくなったとかか?」

 

「んぇっ♥」

 

 続けて質問と共に、ずっと開きっぱなしとなっていた口内へレオンの右手人差し指と中指が入ってきた。

 

「んちゅっ♥ ちゅばっ♥ お゛♥ んむっ♥ んむっ♥」

 

 ひどく不躾な行いだが、反射的に口はしゃぶり始める。

先ほどフェラした時と同じように、慣れた舌遣いで愛撫していく。

自由な動きで二本の間に挿入したり、絡ませたり、先端をちろちろ責めて口淫を思い起こさせたりしていく。

 

「んぐっ♥ んれぇっ♥ んぁ゛ッ♥ あむっ♥ ふーッ♥」

 

 ベロを掴まれ、弄ばれ、さらには突き上げられてもだ。

快楽による痺れで時折中断させられ、速度こそ落ちつつも、絶対に辞めることはしない。

 

「お~そうかそうか。よちよ~ち。んじゃ、素直なミネルバちゃんにはチンポあげまちゅね~」

 

 それは、まるで言われたセクハラを肯定するようでもあった。

レオンのせいで、あるいはレオンのおかげでこんないやらしい姿になったと、認めるようであった。

自分の身体が、自分と言う存在が、そんなレオンを気持ちよくするためだけに存在するのだと、自ら表現するようであった。

 

「んぇっ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ほぉ゛ッ♥」

 

 だからか、指が抜かれると応じるみたくすぐピストンが速度を増す。

しかも膝裏だけでなく首の裏にまで手が回され、固定された肉体めがけてチンポを押し付けるようにだ。

 

 自分のよだれが髪につけられる感触があるが、気にならない。

正確には気にすることさえできない。

 

「ふ゛お゛ッ♥ お゛ーッ♥ お゛♥」

 

 何故なら、それほどまで素早く重たかったからだ。

もはや当然のように全身は暴れ、跳ねようとする。

とはいえオスの太腕によって、動くのは手や足先ぐらいなものだ。

だがその分必死に味わう快楽を表現するみたく、それらは付け根から爪先に至るまで緊張と弛緩を絶えず繰り返す。

うねうねと、人間の四肢ではないみたくうねる。

 

「お~。やべ~音っ。鳴ってんなっ」

 

「ッ゛♥ う゛♥ んぉ゛♥」

 

 比例して響き渡る音も相当ひどい。

大きく出っ張ったナマのカリが特にマン肉へと食い込むからか、二人の混ざり合った粘液を引き摺る耳を塞ぎたくなるような水音が地下室中へ木霊していた。

あるいは外にまで聞こえてしまうのではないかというほどにだ。

 

 加えて、掻き出されていく度補充されるようで止むことも無い。

泡立って白濁した本気汁が、どろっ♥ ぬちょぉ♥ とミネルバのまんこ穴から射精するみたく吐き出され続けるも、相変わらず大きく響く。

 

「てかマン汁多すぎて金玉痒いわ。止めてくんね?」

 

「~~~ッ゛♥ むり゛ッ♥ むり゛だッ♥」

 

「ほ~ん。じゃ、さっさとイくか」

 

「へ――お゛ぉ゛ッ♥」

 

 すると、中出しという終幕に向けとどめが開始されるのだった。

 

 いよいよラストスパートをかける動きだ。

体力を後のため残そうなどという意図は無く、あまりにも暴力的に続く。

度重なるセックスで鍛えた肉体が、一心不乱にピストンしまくってくる。

 

「お゛ッ♥ ほ゛ッ♥ ほ゛ぉッ♥ お゛ーッ♥」

 

 それだけでミネルバは軽くイった。

快楽の頂点、その下限に触れて、全身を震わせていく。

股間からはまだ少しだが、潮まで噴き上がる。

 

「あ~。こりゃ搾り取られちまうなッ。おらッ。お望みの精液ッ。すぐ注いでやるよッ」

 

「ッ゛♥ きて゛ッ♥ なかだし゛ぃッ♥ せーし゛ッ♥ だしてぇ゛ッ♥」

 

 ただ、虚ろとなった状態でさえ、精液という言葉はするりと頭に通った。

様々な汁を垂れ流すという無様な姿でありながらも中出しをねだる。

加えて全身へ力を入れて、無理矢理絶頂という身体の生理反応を押さえつけた。

一番気持ちいいタイミングでアクメするため、必死に耐える。

 

「お。上がってきた上がってきたっ」

 

「ふ゛ッ♥ う゛ッ♥ う゛う゛ぅッ♥」

 

 とはいえ異常に発情している状態だ。

ろくに我慢できるわけもない。

時折たっぷりと潮が放出されてしまう。

しかも、腰をみっともなく突き上げながらだ。

 

 だが、そうした努力の甲斐あって、彼女はついに念願のメス堕ちイきへと、愛する人の射精とほぼ同時に達するのだった。

 

「イ゛ッ♥ ぎゅぅ゛ぅッ・・・♥ ・・・♥ う・・・♥ あ・・・♥」

 

 やはり少しだけ、ザコまんこであるミネルバの方が早くはあったが。

 

「んじゃ出すぞ~。受け取れマゾメス。ん~・・・」

 

「お゛ッ・・・♥ あ゛ぁ・・・♥ ふわぁ・・・♥」

 

 しなやかかつ豊満な肢体が、びくぅっ♥ ぐッ♥ ぐ~ッ♥ と断続的に不規則に痙攣する。

その度太ももや胸、尻といった肉付きの良い部位は揺れ、射精中のオスがより気持ちよくなれるオカズとなった。

 

 反面、声はあまりに低くくぐもっていて小さい。

力が入りすぎて、殆ど声帯を通っていかないのだ。

だが、その篭もり具合は全身の動き同様快楽の凄まじさを如実に表していた。

 

 また、やがてはまんこ穴から、あまりにも定期的に狭まりすぎるのか精液がびゅっ♥ どろっ♥ と勢いよく溢れ出す。

まさしく射精でもするみたく。

 

 当然そうして大切な人のザーメンを零してしまうのは、ミネルバにとって不本意に過ぎたが、とはいえそれぐらいアクメが絶大なのだ。

だから彼女は、今回もこれまでと変わらず幸せに溺れていく。

 

 これからは、今までよりもっとひどい扱いが待っているとしても。

もちろん、フェラした後だからという理由で、行為中キスだってされていなくとも。

つまりは全く大切になどされていなくともだ。

 

 それは最早そんな事よりも、奉仕し、「えっち」とは名ばかりの性処理交尾をしてもらう事こそが全てだからだった。

 

 

 

 

 

「んぉ゛ぉ~ッ♥ お゛ッ♥ ほぉ゛~ッ♥」

 

「ふっ。ふっ」

 

 ベッドへうずくまるような体勢で腰を振りたくるレオンの身体から聞こえてくるのは、フォルモントのあられもない嬌声だ。

一見すると何故、と思うが、隙間から出る細く小さな白い手足によって二人がセックスしているからだということが分かる。

 

「ふーッ・・・♥ ふーッ・・・♥」

 

 そうして妹分が暴力的に抱かれている姿を見て、ミネルバは何もせずただただ身体を疼かせていた。

先ほどネールモントとフェラをした時にかけられた精液が、未だ濃いオス臭を放ち続けているのもあってだ。

 

 嫉妬こそ感じるものの、その理由はと言えば交尾してもらえているのが羨ましいからに他ならない。

もちろん、彼氏を奪われたからなどでは無かった。

そもそも最早、自分が彼女という立場すらおこがましい存在であるし。

 

 

 

 浮気現場を見つけてから一か月ほど、彼女はレオンとは別れたと嘘をつき、フォルとネールを間接的に彼へと捧げていた。

元々、ウィンドアッシュでも最年長の自分が容易く恋に堕とされたのだ。

そのため彼女らが恋人にされるのも、それから性処理道具とされるのもすぐだった。

チョロい二人を嘆くどころか、レオンのオスとしての優秀さへ惚れ惚れしてしまうほどに。

 

 

 

 そして今日は、それを記念すべく三人同時に抱かれている。

 

「ん。出すぞフォル。しっかりまんこ締めて受け止めろよ。零したら後でお仕置きな」

 

「は゛ッ♥ はひ゛ッ♥ イ゛ッ♥ イぎましゅ゛ッ♥」

 

「ん~っ・・・」

 

「んぉ゛ぉ゛ッ・・・♥ お~゛ッ・・・♥ お゛・・・♥」

 

 傍らで立たされ、待機させられていればやがて、体格差の大きな行為は終わりを迎えたようだった。

男性的な巨体は射精を愉しむようにゆっくりとした動きとなり、そこから生えた弱弱しい手足は天井へ向かって突っ張り、ベッドへと落ちるのを繰り返す。

 

 自分もセックスしている時はあんな風に情けないのかと思う。

だが、込み上げてくるのは嫌だという感情では全く無かった。

 

「あは・・・♥ ん・・・♥」

 

 むしろひたすらに興奮する。

チンポに負け、ひどくみっともない無様を晒すという自分の下品さに悦びが湧く。

生き恥をかかされるのが、嬉しいからだ。

しかもそんな痴態こそ、大切なオス様に喜んでもらえるからだった。

自然と出てしまう姿ではあるが、しっかりチン媚びできていると考えれば安堵もする。

 

 これからも変わらず、飽きることなく抱き潰してもらえるのだと思えて。

 

「ふ~っ・・・。ミネルバ」

 

「おう♥」

 

「服脱いで来い」

 

「分かった♥」

 

 そうやっておまんこ穴を濡らしつつも、しかしオナニーは禁止されているためなんとか耐えていれば、フォルモントとの交尾を終えてベッドのへりに座った彼から呼ばれた。

片やマットレスで快楽に浸りのたうつ彼女を全く気にせず、言われた通り制服を脱いでいく。

 

「お。またエロくなったんじゃねぇか?」

 

「そっ♥ そうかっ?♥ そういえば、最近下着がまたキツくなってる気がするかもな・・・♥ 上も下も・・・♥」

 

 そして現れるのは、レオンと出会った時とはかけ離れた、淫靡に肉付き装飾もされた裸体だった。

 

「ほ~ん。じゃ、俺のおかげってことだわな。もちろんそのタトゥーとかピアスだけじゃなくてな」

 

「ッ♥ そっ、そうかも、な・・・♥」

 

「感謝しろよ?」

 

「うん・・・♥ ありがと、れおん・・・♥」

 

 また胸や腰周りが豊満になっているのもそうだが、何より大きな変化は局部、あるいはその近くにあるピアスやタトゥーだ。

巨乳と言っていい大きさとなった胸の頂点、同様に少し肥大化している乳首には、左右へ貫通するピアスがついている。

可憐な桜色がキラキラとした銀色の金属に飾られていて、ただでさえ目立つ突起が三つになってより目立つ。

 

「んじゃ、ザーメントイレに精液注いでやるか~」

 

「ッ゛♥」

 

 さらにまんこ穴の上、Vラインには、青い三角と丸で示された男子便所を意味するタトゥーまで彫られていた。

場所が場所だけに、言葉通り子供を孕むための女性器がまるで精液をコキ捨てるためのモノになったようだ。

悪趣味かつ下品に過ぎ、もし敵対する誰かに気付かれようものなら、これまで築き上げてきた恐ろしいイメージを一瞬にして失ってしまうだろう。

 

 どちらも以前、レオンの機嫌を損ねてしまった時に罰としてカラダを穢したものだ。

だが、自分の肉体が彼のモノだということを表す証みたいで、見ていて嬉しく、何より最初から今までずっとただ興奮するものでしかなかった。

 

「ん・・・。ふ~っ。んじゃ来い。このままバックで入れろ」

 

「あは・・・♥ うん♥」

 

 そんなチンポを悦ばせるためだけに存在するようなメスは、呼ばれるがままオス様の元へと近づいていく。

彼が吸い始めたタバコの煙を吐きかけられても全く気にしない。

むしろより発情を深め、ただでさえぐちょぐちょだったチンポ扱き穴を濡らして準備し、目の前までくれば背を向け、命令通り腰を突き出す。

 

「あ~。相変わらずケツでっけぇなぁ。マジハメたくなるデカさしてるわ」

 

「うぁッ・・・♥ う~・・・♥」

 

 すると、唐突に尻を叩かれた。

痛みが強いわけでは無いが、大きな破裂音が鳴る。

どれほど尻が大きくて、ハリに満ちているかを表現するみたくだ。

 

 おまけに音を出すだけでなく、ぷるんっ♥ と蠱惑的に弾みさえする。

次第に赤く、張り手の痕を浮かび上がらせながら。

下では愛液を少し迸らせながら。

 

「んじゃ入れろ」

 

「んっ♥ ん゛ぉ゛ぉッ♥」

 

 そしてそのような乱暴をされてなお、一切拒否反応すら起こすことなく号令にすぐさま、セックスするべく股間を落としていった。

非常に強い快楽が押し寄せてくると分かっていても、まるで機械のようにだ。

 

 肉棒はつい先ほど射精を終えたというのに、しかも既にこれまで何度も射精しているというのに硬い。

 

 ガクガクと膝が揺れ、身体を支えるためレオンの脚に置いた腕さえ揺れ動く。

背筋がいつも通り仰け反り、喉からは喘ぎが溢れ出す。

尻肉と同様乳房も揺れ、特に先端のそれぞれ三つある突起が滅茶苦茶な弧を描いていった。

 

「相変わらずぐちょぐちょだねぇミネルバまんこは。それにクソ熱いな。チンポ溶かされそうだわ」

 

「う゛ぅぅ゛ッ・・・♥ お゛ッ♥ ほ゛ッ・・・♥ お゛ぉッ・・・♥」

 

 間にコンドームが無いせいもあってか、フォルモントがこびりつかせただろう汁やミネルバの汁、さらに特濃ザーメンが混じり合ってひどい音色を奏でる。

ぐちょぉ♥ ぎゅち♥ とヘドロでもかき混ぜているかのようだ。

ここに居る者たちの下卑た欲望とその激しさが、如実に表れている。

 

「ふ゛ーッ・・・♥ ふぅ゛ッ・・・♥」

 

 とはいえ、やがてはそんなはしたなすぎる響きも少しすれば止んだ。

思考がめちゃくちゃになるぐらい気持ちよくされてなお、どんどんと腰を落としていったからだ。

まだ多少身じろぎでぬちぬち鳴ってはしまうものの、少なくとも煩くは無くなった。

 

「ふーッ・・・♥」

 

「はぁ・・・♥ はーッ・・・♥」

 

 流石に一呼吸つく。

 

 そこでふと顔を上げれば、視界には明らかに発情した表情でこちらと結合部を見るネールモントが入った。

以前までであれば可哀そうに思っただろう。

唇を噛み、手が股間へ行ってしまうのをどうにかこらえている姿がいじらしい。

 

 ただ、そんな妹分の姿にやはり自分だけでも気持ちよくなりたいという感情がいくらか勝った。

自然と笑ってしまう腰と相まって、譲ろうなどという気にはなれない。

むしろ劣情を煽るような、チンポを入れるだけで蕩けきってしまった顔を気遣えず向けてしまう。

 

「ネール。ここ来い」

 

「ッ♥ はい~♥」

 

 すると今度は、そう赤らんだ顔をした彼女が呼ばれた。

ベッドへ上がり、四つん這いでレオンの真右まで来る。

 

「舌出せ」

 

「はい――んっ♥」

 

「あ・・・♥」

 

 そして続けてどうやら、口を捧げさせられているようだった。

既にいくらか疲労の滲む身体で振り返れば、聞こえた吸い付くような音通り粘っこいディープキスに浸った二人がいる。

空中でナメクジの交尾みたく下品に絡み合う朱い舌たちは、垂れ落ちるよだれも相まって非常に淫靡だ。

 

 仄かに優越感を覚えてしまった罰なのだろうかと思う。

熱烈で愛を示すようでもある行為が、羨ましくて仕方無い。

寂しい唇が、自然と結ばれる。

 

「ん゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ・・・♥」

 

「ん? んぇ~。ん。ふっ」

 

「はッ♥ はっ♥ はへッ♥」

 

 だから少しでも気を引くため、まだ多少息が上がってはいるがピストンをし始めた。

 

 もちろん快楽に犯された肉体で動くのは辛い。

時折力なく頭が垂れ、汗で湿気を帯びた髪がうねる。

また、腰だって重たくて、何度も遅くなってしまう。

 

 相手は殆ど何もしてきていないというのにだ。

唯一されることと言えば、反射による痙攣くらいのものだというのにだ。

 

「ミネルバ」

 

「んぅ゛・・・♥ な、なんだッ・・・?♥ はぁ゛ッ♥」

 

 だが、どうやら想いが届いたようだった。

 

「後でキスしてやっからこれでも吸ってろ」

 

 彼の吸っていたタバコが、口の近くへと差し出されてくる。

 

「あっ♥ あむっ♥ ふ~ッ♥ ~~~゛・・・♥」

 

 すぐさまむしゃぶりつき、肺に入れ、吐き出すと、セックスが開始されてから吸っていなかったこともあって満足感が湧いた。

しかしそれ以上に身体はぞくぞくとする。

愛する人の吸いかけを体内に入れられるばかりか、間接キスに他ならないため。

いちいち持っているオスの力強い手へキスだってできるために。

初心な少女みたく、心が悦んだのだ。

 

「ふー゛ッ♥ はー゛ッ♥ お゛ッ♥ う゛ッ♥」

 

 反面少女らしさなど欠片も無く、レオンの影響によってソレは最早日常に無くてはならないものとなっていた。

今では子供たちの居ないところ限定ではあるが、当たり前のように嗜好している。

可憐な薄い唇からは、慣れた様子で何度も紫煙が噴き上がった。

 

 しかも、一心不乱に腰を振り、チンポを貪りながらだ。

いかにも爛れた姿になっていると自分でも感じる。

 

 こんな姿、ウィンドアッシュの他のメンバーたちには決して見せられない。

だがだからこそ、何より肉欲に溺れきった心を満たすのだ。

道徳に背く暗い悦びによって、である。

 

「ふぇ?♥ はむっ♥ ふ゛ーッ♥」

 

 そうして退廃に耽っていれば、一度タバコは引っ込められ、左側から再び差し出された。

何だろうとは思いつつも、劣情に任せ口紅の付着したフィルター部分を咥え、吸う。

 

「ん゛ッ♥ あ゛♥ は゛ッ♥」

 

「ふあっ?♥」

 

「あ~やっぱデカ乳たまんね~。コレコレ、これだよな~」

 

 すると、先ほどからずっとぺちゃぺちゃと鳴っていた水音に、低く気持ちよさそうな喘ぎ声が混じって聞こえてくるのだった。

振り返れば相変わらずネールモントが唇や舌を捧げつつも、服の上から胸を揉まれ、乳首を弄られている。

ただでさえだらしなく垂れ下がっていたベロをより溢れさせ、口を縦長に伸ばし、焦点の合わない目で虚空を見つめながらだ。

さらに四つん這いの身体を支える手足までも、気持ちよさそうにガクガクと震えている。

 

「・・・♥ お゛ッ♥ お゛ぉぉ~ッ♥ ほ゛ッ♥」

 

 そんな痴態にミネルバは相変わらず嫉妬を覚えつつも、同時に強い興奮状態であるため自分を重ねもした。

もしあんな体勢で丸々と実った乳房や飾り立てられた突起を刺激されたら、一体どうなってしまうだろうか。

加えて貪るようなキスをされながら、である。

 

 妄想と卑猥な光景は、大いにオカズとなった。

思わず右手が、胸へと伸びてしまうほどだ。

背面座位に飽き足らず、乱暴なチクニーまで始まる。

セックス中の自慰は、むしろまんこ穴が締まるからと奨励されているのもあってだ。

 

 結果、レオンの右横から響く音に負けじと、愛液の増えた結合部からも粘々した水音がより奏でられるのだった。

 

 そうしていると、地下室中へ大きく木霊するメスたちの啼き声によって、今度は伸びてしまっていたメスが起きる。

 

「ふ゛ーッ・・・♥ ふー゛ッ・・・♥ れ、れおんッ・・・♥」

 

「ん?お~起きたか。ならお前は、そうだな・・・。俺の乳首でも舐めとけ。したら片手間にまんこぐらい弄ってやるよ」

 

「ッ゛♥ お前゛ッ・・・♥」

 

「あ?」

 

「ひ゛ッ♥ わ、分かったッ・・・♥ 分かったからそんな睨むんじゃねぇよ・・・♥」

 

 フォルモントだ。

彼女は狙われるのが最後だったためか、交尾中の蕩けた態度はどこへやら一瞬抵抗しつつも、凄まれればあっさりと命令に従う。

 

「んちゅ♥ はむっ♥ んぇ♥」

 

 また、乳首へとキスやフェラをし始めたらしい音が聞こえるのもすぐだった。

 

 そちらを見れば、小さな身体でレオンの腕へ犬みたく潜り込み、奉仕し始めている。

反論しようとしたのが嘘みたいに尻を振りながらだ。

また、嬉しそうにひくつくまんこ穴から中出しされた精液をいくらか零しながらでもあった。

 

「お~。やっぱ乳首いいな~。ま、お前らがあんなあんあん喘ぐのは分かんねぇけど。な?ザコ乳首ども」

 

「う゛ッ♥」

 

「ん゛~ッ♥」

 

「くそッ・・・♥」

 

 そうして三人の、三匹のメスたちを侍らせたオスは、気分が良さそうに全員を揶揄してくる。

だが抗う素振りはどこからも出てこない。

むしろ方々から上がるのは、嬉しそうな吐息というありさまだ。

 

「あ~わりぃわりぃ、弱ぇのは乳首だけじゃなかった、なッ」

 

「ん゛おぉ゛ッ♥」

 

「~~~゛ッ♥」

 

「ふあ・・・♥ んぅーっ・・・♥」

 

「へへっ。たまんねぇなぁ。マジチンポに良いわ~お前ら」

 

 だからかハーレムの主はより気を良くして、腰を突き上げてくる。

どうやらフォルモントもまんこ穴かどこかを弄られ、対してネールモントはおあずけとされたようだが、男性様の力でチンポをぶちこまれてはそんなことより喘ぐ。

 

 これまで自分が行っていたピストンなどお遊びだと思うような、凄まじい快楽だ。

全身が一気に脱力し、押し寄せてくるモノへ強制的に浸らされる。

どうやっても勝てないのだという悦びを叩きつけられていく。

 

「ッうぅ♥ あ゛ッ♥ あぁ・・・♥」

 

 バランスを崩してしまいそうになるが、体内を刺し貫く勃起と、なんとかチクニーに使っていた右手を彼の脚に置けたことで事なきを得る。

ただもちろん、余裕が出たことで後から押し寄せてくる甘ったるい心地よさを全て食らうことにはなった。

 

「んじゃま、とりあえず一回イかすか。あ、ネール、お前だけおあずけな」

 

「へッ・・・」

 

「ッ゛・・・♥」

 

「あ~でも、キス上手く出来たら後で死ぬほどイかせてやるよ。ほれ」

 

「う゛・・・♥ んぇ・・・♥」

 

 そんな状態だからか、可愛い妹分がまた一人だけ除け者にされることにも全く反抗できない。

むしろ自分がイかされるのだと聞いて、頭をけばけばしいピンク色に蕩かす。

最早淫乱、阿婆擦れなどと罵倒されようが、否定などできそうもなかった。

それどころか興奮さえしそうだ。

 

「よ~しよし。んじゃッと」

 

「ん゛おぉ゛ッ♥ ッ゛♥ お゛・・・♥ お゛ぉ゛ッ・・・♥ ほ゛・・・♥」

 

「くあぁ゛ッ♥」

 

 だから、かっこいいチンポにカラダさえ持ちあがるほど力強く突きこまれれば、今度は頭を真っ白にしながらミネルバはもうイった。

 

「お゛~ッ・・・♥ お゛♥」

 

「ん~?おいおい。お前らの総長、一発でイっちまったぜ?よく今までこんなスケベ女についてってたよなぁ」

 

「あぁ・・・♥」

 

「はぁ゛ッ・・・♥ あ゛・・・♥ こっちも゛ッ・・・♥」

 

「お。お前もか?ったく、妹が一人で寂しそうなのに全然耐えらんねぇのな」

 

 あまりに唐突な事だったが、マン肉はすぐ歓喜に満ちる。

うねうねと魚がのたうつみたく蠢き、肉棒に媚びていく。

弄ばれる妹分たちさえ浅ましくオカズにしながら、気持ちよさそうに痙攣し、愛液をぬちょ♥ ぬちょ♥ と溢れさせて持ち主だけでなく自身も「喘ぎ声」をあげる。

 

「あ~。こうなるとやっぱ今度はネールの方イかせたくなってくるな。んぇ」

 

「へっ・・・」

 

「あっ♥ ふあッ♥」

 

「お、おいッ・・・」

 

「ふ゛ーッ・・・♥ う゛ーッ・・・♥」

 

 今度はフォルモントが弄ばれても変わらない。

ミネルバは、ただアクメに浸る。

レオンがくれる快楽に支配され、押し付けられる理不尽に抗うことなどしなかった。

 

「お?んだよ俺ばっかり責めてきやがって。先にアクメしてるミネルバはいいのか?」

 

「なッ・・・♥ う~ッ・・・♥」

 

 というよりも、ここに居る全員がそうした理不尽で興奮するよう、既に調教されてしまっているのだ。

横暴を極める、レオンというオス「様」によって。

 

「へへっ。いいらしいぜミネルバ。じゃ、このまま精液も注いじまうか。その間俺はネールちゃんと遊んどくけど、また勝手にイっとけよ?その方が気持ちいいからな」

 

「あ゛・・・♥ うんっ♥ れおんッ♥ きてぇっ♥」

 

 すると、中出しが予告された。

 

「あ゛ッ・・・♥ う・・・♥」

 

 瞬時にまた絶頂が近づいてくる。

ただ、与えられるピストンは先ほどまでとは少し異なっており、先ほどみたいにすぐ達する気配は無かった。

 

 彼が今主に責める相手はネールモントだからか、どことなく雑なのだ。

単に腰を上下させているだけで、気持ちいいところなど全く狙ってくれない。

 

「あは・・・♥ お゛ッ♥ お゛~ッ♥」

 

 しかし、そんな軽薄でぞんざいな扱いにすらミネルバは悦びを見出す。

さらには精液便所として、自ら動いて射精のサポートさえする。

奉仕するのは嬉しい。

相手が性欲でしか見てきていないとしても、心が満たされる幸せを感じる。

もちろんその相手こそが、そう感じるよう作り替えた張本人だとしても。

 

「は゛ぁあッ・・・♥ あ゛ッ・・・♥」

 

 また、チンポが巨大かつ淫靡なカタチなのも幸福度を増加させる理由の一つだった。

 

 おびただしく湧き上がってくる快楽に、周囲がどうなっているかなど気にならなくなっていく。

あらゆる意識と思考が太長い肉の槍に集中する。

まるで彼女自身が性器となったかのように、まんこ穴へも集中していく。

 

 それはやはり、以前までの「ウィンドアッシュの総長」には考えられないことだ。

周囲をいつも気にし、理不尽には声を上げていたはずなのだから。

 

「あ゛ッ♥ あ゛ぁッ♥」

 

 だが、あるいはそもそもとして勝てなかったのかもしれないが、もうオスには勝てない。

 

 義を成すことより大事なモノを知ってしまったから。

チンポを、男のカラダを教え込まれ、自分がメスであることを分からされてしまったから。

 

 そして、ミネルバは心の底から幸せを感じながら一人、イく。

 

「~~~゛ッ♥ お゛ッ゛・・・♥ ほ゛お゛ぉ゛・・・♥」

 

 次の瞬間、深い絶頂が襲い来て、彼女の全てを呑み込み、染み込み、浸していった。

 

 みっともない低く籠った喘ぎ声が溢れていく。

視界には何も映せず、ただぼんやりと停止する。

ただ肉体は、激しい痙攣を小刻みに繰り返し、時折大きく大きく跳ねていた。

おまけに潮までたっぷりと噴き上げ、ヒナギクの家地下室の床を汚しながら。

 

「あ~イくわ。全部まんこで飲めよ?んぇ。んむっ」

 

「ん゛ぁ゛・・・♥ あ゛~ッ・・・♥ は゛ッ・・・♥」

 

 するとやがてレオンから、ネールモントとのキスを一瞬だけ中断し射精することを告げられる。

すぐさま戻っていくことから、早口であったことから、一切好意が無いことは誰にでも分かった。

ただ身構える時間も無くすぐさま押し寄せる、子宮までぶっ叩くような精液の猛威に、甘美なる世界が訪れる。

 

 ぶちまけられていくソレは、全くと言っていいほど子供を作るための汁などでは無かった。

もちろん、チンポ同様精子たちだって女を孕ませるのに優れているとしてもだ。

だとしてもセックスの末にただ出るだけの、欲望を煮詰めたような下卑たオスの体液でしかない。

 

 しかしミネルバは悦び、ただでさえ凄まじいアクメをより強くする。

覇気に満ちていた顔を、涙やよだれでぐちゃぐちゃにしていく。

眉も目尻も口も、その端をだらしなく垂れ下げながら。

 

 彼女の、彼女らの心を満たすのは、気持ちよくなる幸せだけだった。

つまり彼女らは、人として終わってしまったのだ。

ものの二か月ほどで。

 

 

 

 

 

「よし。じゃあここ、誰か分かるか?」

 

「はい!」

 

「は~い!」

 

「お、じゃあコサメ。答えてくれ」

 

「えっとね~――」

 

 今日もヒナギクの家では、周辺地区の子供たちへ向けた勉強会が行われていた。

ミネルバがプラチナ学院で得た知識を彼らに伝え、年若い少年少女たちはそれを食い入るように聞く。

非常に和やかで、かつ大いに意義のある時間だ。

 

「姉御。そろそろ・・・」

 

「ん?おお。もうそんな時間か。じゃあお前ら、今日はここまでな」

 

「え~っ。もう~?」

 

「すまんすまん。でも、そんな事言うならちゃんと復習もするんだぞ?」

 

「は~い!」

 

 ただ、そんな時間もやがては終わる。

教室として使っている部屋の戸を開け、顔を覗かせたのはフォルモントだ。

彼女は授業時間の終了を告げた。

 

 言われるがまま子供たちにも同じことを伝えれば、返ってくるのは名残惜しそうな言葉だが、とはいえこの後の用事はとてつもなく大切だ。

そのため上手くいなし、早々に家へ帰していく。

 

「あ」

 

「ん?どうした?」

 

「そういえば、レオンお兄ちゃんは?最近見ないけど・・・」

 

「あぁ。あいつなら――」

 

 すると、ここ最近は「少なくともこの教室へは」顔を出していないレオンの事を訊ねられた。

答えるのは、前々から用意しておいたもっともらしい嘘だ。

何せ彼と今行っているのは、子供たちに言うなど当然憚られるコトなのだから。

 

 

 

 

 

「おッ・・・お願いしますッ!チンポッ♥ チンポくださいッ♥」

 

 数分後、ミネルバはヒナギクの家地下室にて、床にぴったりと額を擦りつけて土下座をしていた。

姿勢はあまりに良く、慣れていることと、心からの謝罪の意がありありと表れている。

 

 しかも、服を何も身に着けていなかった。

そのせいで太ももと胸板で圧迫されて乳房は潰れ、無様に溢れ出る。

こんな時だというのに跳ね、ふり♥ ふり♥ と揺れている尻も丸見えだった。

 

 それは、あまりに相手への畏敬やへりくだり、屈服を感じさせる姿だ。

 

「だってよレオン♥ 姉御はああ言ってるけど、どうするんじゃん?♥」

 

「うふふ~♥ アネサン、すっごくみっともない姿ね~♥」

 

 そして対面で受け取る相手はと言えば、「表」では彼女の妹分として良く知られた、フォルモントとネールモントだった。

当然のように二人は服を着て、嘲るように総長と慕っていたはずの姉貴分を見下す。

 

「ふ~っ。ん~どうすっかな~。正直セックスとかもう疲れちまったんだよな~。だから別にそんな言われても、チンポに来ねぇっていうか・・・」

 

 またもう一人、彼女らを侍らせ柔らかい身体を擦りつけさせ、同じようにミネルバを見下し軽んじるオスがいる。

 

 レオンだ。

彼はソファに深くだらりと腰かけ、優雅にタバコを吸いながら、もっともらしい事を言う。

 

 だが、そのチンポはいつも通り隆々と勃起していた。

ウィンドアッシュの総長の痴態で、間違いなく興奮しているのである。

 

「なッ・・・♥」

 

 相変わらずの、人を人とも思わない、女の子をモノとしか考えていない態度だ。

 

「~~~゛ッ・・・♥」

 

 しかし、そんな扱いに強く発情してしまう。

使い込まれた肉の花びらから甘ったるい蜜をとろ♥ と吐き出させ、自ら足裏を汚してしまう。

汁は、自分でも驚くほど熱く感じる。

元々肉体だってかなり火照っているはずなのに。

 

「お、そうだ。んじゃ、フォル、ネール」

 

「おう♥」

 

「はい~♥」

 

「ミネルバの事、可愛がってやれ。そんで興奮出来たらこいつにチンポしてやるわ」

 

「ッ゛♥」

 

 だから、妹分として可愛がっていた二人から逆に「可愛がられて」しまうと思うとより劣情を催した。

 

「んでそれが終わったら・・・。お前ら二人もたっぷり可愛がってやるからな」

 

「へへっ♥」

 

「あはぁ・・・♥」

 

「ふあぁッ・・・♥」

 

 しかもその先にご褒美を釣り上げられた二人ともなれば、快楽への期待に早くも背筋が震える。

 

「それじゃミネルバ、顔上げるじゃん?♥」

 

「あッ・・・♥」

 

 髪が掴まれ、乱暴に顔を上げさせられた。

フォルモントの目は欲望で爛々と輝き、濁っている。

そこに、尊敬は無い。

あるいはこれから始まる行為の先にあるご褒美セックスだけしか、一切見ていないかもしれなかった。

 

 モノみたいに喘がされるのを直感する。

 

「アネサン♥ 私たちでご主人様に、いっぱい愉しんでもらいましょうね~♥」

 

「ひッ・・・♥」

 

 ネールモントに至っては、そこへさらに嗜虐性も含まれていた。

すると分かる。

 

 こうしてレオンのハーレムで最下層に居るのは、自分がどうしようもないマゾだからなのだと。

何をしても悦び、良い反応を返すと、分かられてしまっているからなのだと。

 

「はひッ・・・♥ あはッ・・・♥ あはぁッ・・・♥」

 

 そして感じるのは、幸せだった。

深く濃密な、背筋を強制的にぞくぞくさせるひどく甘ったるい心地よさだった。

 

 きっと、これからここにまた誰かが増えようと、自分はずっとこの位置なのだろう。

今までしてきた努力など、関係は無いのだ。

自分が何より、どこに出しても恥ずかしいマゾメスであるのだから。

 

 そう思うと、後でどんな目に遭わされるか分からないというのに笑みが溢れてくる。

どろどろした粘つきの強い、持っている欲望の浅ましさを表すような愛液が垂れていく。

 

 ミネルバは確かに、幸福の中に居た。

 

 

 

 それから時折、ウィンドアッシュにはある噂が立つようになった。

恵まれない子供たちを支援しながらも、その裏ではあくどい事をやっている、と。

まるで、以前この地区を支配していた白亜商会さながらに。

 

 もちろんそれは噂でしかなく、信じている者も全くと言っていいほど居なかったが、しかしそれはある種真実だ。

精力的な活動によって得た財でメキメキと影響力を伸ばし、アッシュ地区や近隣に居を構える他の商会や、ギャングさえ吸収しながら急拡大しているのだから。

そしてその挙句、得た女たちを次々とレオンのハーレムへ迎え入れているのだから。

 

 そうして、ウィンドアッシュは一人の男の手によって変えられてしまったのだ。

子供たちのためだけではない、チンポのためでもある組織に。

 

 




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