表じゃ出せない裏の話。
もしかしたら連載になるかも?

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純愛
2P
女性同士

本編でカットされたのでムシャクシャして描きました。


「赤い糸・裏」

 

 

ガチャり、扉に鍵がかけられてまもなく、アンナは扉に押し付けられ自分より背の低い恋人の抱擁と熱いキスを受け止めていた。

 

痛いぐらいに絞められた抱擁は、戻ってきたアンナを確かめるように強く、強く……すこし骨が悲鳴をあげるほどに強く抱きしめられており、普段より激しいキスは、吐息が口の隙間から漏れ、分泌される唾液を混ぜつつ交換しあい、竜妖精の……ドラゴンの特徴の長い舌が、アンナの舌を絡めて蛇のように蠢き、まるで一つ一つを確かめるように隅々まで舐めとってゆく。

下品な音にも近い音をたてて、その久方ぶりのディープキスは、アンナもアンナの恋人であるマグノリアも求めていたものであり、長く……永く続けられた。

時間を忘れたキスのあと、アンナはようやく久しぶりの恋人の姿を見ることが出来た。

 

「あ、アンナ……やっと、やぁっと……かえってきたぁ……」

 

ポロポロと大粒の涙を零す恋人……マグノリアの姿は、庭園迷宮に飛ばされる前と比べてかなり変わってしまっている。

妖精らしい幼さはほぼそのままだが、角は少し伸び緑麟が首から頬にかけて覆い、手首や足首、そして翼とシッポもまた大きく、太くなっている。

恐らく庭園迷宮の戦いで竜の因子が成長したのか竜妖精というより、竜人に近しい姿になっている

しかし、アンナにとっては愛らしい恋人に過ぎず、そんなことは後回しと考え、マグノリアを慰めることにした。

 

「ごめんね……放ったらかしにしちゃって」

「ぐすっ……わたし、わたしっ……」

「話は大体レミリアお嬢様から聞いたよ?そんな大変な時にいなくて、本当にごめん。」

「っ!」

 

アンナは、自分がいない中でマグノリアが頑張ったことを自らの仕える主であるレミリアから直接伝えられていた。

第一層では、もしもの自分を超え、第三層でも救援部隊の中で先陣を切り、第四層では暴走して操られたブラウと死闘を繰り広げた事……そして、その影響で、竜としての因子が成長したことも……

 

「……大丈夫だよ、きっとブラウは自分を殺しかけたとしても許してくれるから。」

「でも、ブラウ様は……」

「それでも、だよ?今のブラウ……ブラウちゃんも、許してくれる。むしろ、大切な親友を傷つけたことを謝ると思うよ?だから後で一緒に会いに行こう、ね?」

「……。」

 

アンナに頭を撫でられながらそう言われたマグノリアは、安心感からかギュッとアンナの胸元に顔を埋めた。

マグノリアの耳元では、トクントクンとアンナの心臓の鼓動が響き、荒れていたマグノリアのメンタルを少しづつ癒し……同時に、求めていた乾きに少しづつ熱を加え出してゆく。

 

「その、前に……。」

 

シュルリと、アンナが自分のメイド服の胸元の赤いリボンを解いた。

その音を聞いたマグノリアは、潤み期待し待ちかねたと言わんばかりの瞳でアンナを見上げた。

マグノリアは、自分の心臓がこれから押し寄せる快楽に期待し鼓動を早め、身体の火照りで熱くなり、キュンっと下腹部が疼くのを感じた。

マグノリアは、自分が受けではなく攻めではあると考えている。だってその方が、愛している気持ちを伝えられるし、相手を気持ちよくさせている征服感が、どことなく心地いいから―――でも

 

「今まで一人にしてた分、お詫びとして寂しがりで甘えん坊な恋人に……溢れてこぼれてしまうぐらい愛してあげないと、ね?」

 

―――最近は、ちょっと怖い目を向けてくれるこの人に征服されるのも悪くない。そう考えたのもつかの間、今度はアンナによってマグノリアの唇は奪われた。

 

ーーーーー

 

蛇が絡み合うように、熱く、激しいキスをしながらマグノリアは徐々に、ゆっくりとメイド服を、そして下着を脱がされ、ベットに追いやられてゆく。

反撃を試みようとマグノリアが懸命に舌を動かすが、アンナは反撃を許さないと言わんばかりに、マグノリアの舌の動きに合わせて自らの舌を絡める。

絡まる舌から分泌されるドロッとした唾液が音を立てて混ざり合い、淫靡な音と共に口周りを少しずつ汚し、そして一滴残らずアンナが飲み干してゆく。

やがて、ベットに躓き、ドサリと音を立て、青紫色の長い髪がベットの上で広がり、一糸まとわぬ姿にされたマグノリアは、恥ずかしそうに身を捩った。

 

「ダメだよ、マグ……これは、私からのお詫びなんだから……マグが私を気持ちよくしちゃったら、意味無いでしょ?」

 

チロリと、アンナが舌なめずりをしてマグノリアの両手首を左手で拘束する。

抵抗しようと思えば、全然できる、けれどちょっと跡が残ってしまうような絶妙な力加減。でも、マグノリアは、アンナがしている目に、抵抗する意志を折られていた。

普段、アンナの目は優しい。自分に向ける時も、自分以外に向ける時もどんな形でも、奥底にある優しさが心地よい目をしている。

けれど、今はどうだろう。

全然、優しさなんて感じない、とっても淫らで獲物を逃がさない狩人の目をして、その目を自分にしか向けていない。

マグノリアだけに向ける特別な、ちょっと怖い目。その目を向けられ、彼女の口にするお詫びという言葉が、混乱する脳に響く。

 

(そう、だよ……ね? アンナは、わたしを、ほったらかしにしたから……わたしを、きもちよくしてくれるのは、とうぜん、だよね?

だって、これは……うん、おわびのなかなおりえっち、だもんね?)

 

そう考えつつ、憂いを帯びた目をアンナに向ける。

これからどれだけ気持ちよくされるのだろう、今度はどれぐらい放置されてしまうのだろう、もしかして飽きられたのかなぁ。なんて心配や不安が入り交じった目を向けられたアンナは、メイド服のシャツの前をはだけさせながらマグノリアに覆いかぶさり唇に優しく口付けをしたあと、耳元に口をよせ囁くように言葉を紡いだ。

 

「大丈夫だよ……私がマグに飽きるなんてことはないし、もう二度と長い時間一人にはさせない…………だから安心して、私がプレゼントする快楽に身を任せて?

マグが求める乾きが無くなるぐらい、いっぱい……いーっぱい、気持ちよくさせるから」

 

アンナの囁き声が、マグノリアの鼓膜を通し脳に浸透する。

甘くて淫らさを感じつつも、ハリのある透き通った声……その声に、マグノリアは、我慢することをやめた。

 

「ちゅー……ちゅーして……?

あまあまで、えっちで、あたまがぼーっとするぐらいの……

じゃないと、ゆるしてあげないもんっ♡」

「仰せのままに、私のお姫様。」

 

左手の拘束を外し、お互いの両手の指をキツく絡ませ、再び唇と唇を合わせ、舌を絡ませあう。どちらが一方的に貪るような乱暴なキスではなく、小鳥が啄むようなキスでもなく、酷く人間的でお互いの愛を溶かし合うような、息を忘れるほどの、絡み合うようなキス。

舌を絡め、時折熱を帯びた視線を交わし、ねば着いた唾液を互いに飲み干す。

身を捩る度に、ベットのシーツは乱れ、じわりと出るベタついた汗で髪が肌に付き、身体の火照りで寒さを忘れ、下腹部の疼きが少しづつ大きくなってゆく。

やがて、アンナは唇から頬へ、頬から耳、耳から首へと、味わうように舌を這わせ、そして首元の人肌が残る部分に唇をつけて吸い付き始めた。ピクンと、マグノリアの体が震えるも、拒否するわけがなく、握る手の力を少し強める。

1箇所……2箇所、3箇所……そのマーキングの位置は顎へと近づいており、メイド服の襟には隠せない位置にキスマークが施されてゆく。

 

(そんなこと、しなくても……いいのにぃっ)

 

交際を隠しているわけでも、アンナからマグノリアを奪おうとするメイドが居るはずもないのに、わざと、見せつけれる位置にキスマークを施してゆくアンナ。

5箇所目のマーキングを施した後、アンナはニヤリと少しイタズラな笑みを浮かべ、再びマグノリアの耳元で囁きだす。

 

「こういうのは、どうかな?」

 

……竜にとって、角とは自らの強さを示す象徴であり、頭から生えている都合上、神経が他の箇所より集まっている部位だ。しかし、その硬度は鋼に等しいものであり、番以外には触れさせない重要なものである。

なぜ今その話をしたのかと言うと……実を言うとマグノリアは、これまで竜妖精でも、妖精に大きく偏っていたため、角は生えてなかったものの、竜にかなり近づいた今、マグノリア自身も気づいていなかったが小さな角が髪の毛に紛れ、耳の少し上側に生えている。

生えたばかりの竜の角……当然それは、固さのない柔らかな角であり、同時に―――

 

「はーむっ……」

「ひゃぁぁっ!?」

 

―――性感帯に匹敵するほど敏感な部位となる。

 

アンナは、マグノリアに新しくできたその角を口に含み、舌先で優しく舐め始めるだけで、マグノリアの体に雷でも落ちたかのような快楽が駆け巡る。

マグノリアの体が、快楽を逃すためにジタバタと暴れるものの、アンナは快楽から逃げられないように体重をかけて妨害し、そしてキャンディーを舐めるようにコロコロと、そして味わうようにゆっくりとアンナの舌がマグノリアの柔角を舐る。

 

「だめっ、これっ、だめ〜っ!」

「ダメって言いつつ、お顔はトロンとしてるよ?」

「これっはっ、ちがっ……あふっ、んんんっ♡」

 

ゾクゾクと、マグノリアの身体中を気持ちよさが駆け巡る。

マグノリアが今の体になって、感じたことの無い快楽はこれで3回目だ。けれど、そのどれも初めての快楽は似たような反応をしており、アンナもまた、嫌がっているのは口だけで喜んでいるのはよくわかっていたのである。

そのため、アンナはマグノリアの柔角を攻めることは辞めずに、マグノリアを気持ちよくさせようと行為を続けた。

 

(あっアンナの、おくちの、かんしょくが、あたまにちょくせつ、つたわって……これっ、やばっ♡ つばさとかしっぽと、ぜんぜんちがって……もう、がまんっ、できなっ……あっ♡)

「~~~~~ッ!」

 

プシッ、プシュッと、いやらしい音を鳴らしながらマグノリアの体が海老反りに反りかける。

しかし、アンナが覆いかぶさっていることもあり、そこまで大きく反り返ることはなかったものの……その代わり、アンナのスカートに少しばかりシミができることとなった。

 

「……そんなに、気持ちよかった?」

「ぁぅ……あんなの、ばかぁ……それに、すかーとが……」

「こんなのどうってことないよ……それよりも」

 

パチッ……パサッ

アンナはスカートを外してベットの外に放り投げ、シャツと下着だけの姿になる。

 

「ここからが、本番だから。」

 

エロスを感じさせる獰猛な瞳をアンナはマグノリアに向け、マグノリアはその瞳と、表情に釘付けになり、蕩けた表情でうっすらとハート模様が浮かぶ瞳をアンナに向けることしか出来なかった。

 

~~~~~

 

獣のような交尾とは、本来男女の性行為の中でも、本能に身を任せ、子を成すことに全力の様子を指すことが多い。

しかし、紅魔館こうまかんは5階の一室、鍵がされたその密室では、2人の……いや2匹のメスが、獣のような交尾に勤しんでいた。

メス同士ゆえできるはずもないのだが、理性を忘れた2匹のメスはお互いの秘所を合わせ、愛液を混ぜ、喘ぎ声とも獣の唸るような声とも取れる声をあげ、快楽に身を任せてシーツを汚す。

 

ビクンと、マグノリアの体が大きく震え、ようやくその行為は終わりを告げる。

アンナはマグノリアを抱きしめ、愛液で汚れきったベットに横になる。

もう二度と離れないと言わんばかりに密着し、生まれたままの姿のまま、先程までの獣の様子はどこへやら、酷く人間的に愛をささやき会う。

 

「ねぇ……アンナ……」

「なぁに、マグ……?」

「……いつか、アンナとの子供……欲しいなぁ。」

 

……その言葉が不可能であることは、つい言葉を零したマグノリアもよくわかっている。

いくら妖精とはいえ、生殖行動には精液が必要だ。

絵本のように、コウノトリが運んでくる訳でも、木の実からできる訳でもない。

 

「……いつか、ね?」

 

アンナはマグノリアの言葉にそう返し、ギュッと抱きしめ……2人一緒に安らかな寝息をたてはじめたのであった。

 





ど本番は経験できないので割愛ということで……。

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