無限舞闘シリーズ #8 マァムVSイェルクナハト・フィンステルニス 作:ゴールドフォレスト
原作:ダイの大冒険
タグ:R-18 ガールズラブ 残酷な描写 クロスオーバー 戦闘 チート リョナ 拷問 串刺し 貫通 腹パンチ ヒロピン ヒロインピンチ マァム ダイの大冒険 イェルクナハト・フィンステルニス 黒月のイェルクナハト 腹パン バトル インフレ 中二病
ちなみにこれは、何の関係も共通点もない2人のチート化対決第8弾です。
マァムは武闘家&僧侶両方の要素を足してパワーアップして、さらに映画エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの主人公の能力を与えました。この能力チートなんで誰か格闘系キャラに使わせたかったので。
イェルクナハトは現時点では技数が少ない。のでオリジナル技を。というか弱っている状態なので私が想像できる範囲で100%にしました。
・本件では、二次創作者の「キャラクター元設定を生かした上で、二次創作者が想像できる上で魅せられる戦闘範囲で最強のキャラクターに変えて」戦わせる話です。ただし全能同士の戦いはつまらないと二次創作者は思っております。
・本件は『あえて何の関連性もない相手と戦わせる』というコンセプトです。海外のYoutube番組にデスバトルというものがあり、似たキャラクターを死ぬまで戦わせるというのがあるので、あえて似ないキャラを選択します。
・キャラクターは死にます。死んでも生き返ります。受け入れられない方は戻るボタンを。
・基本的には魔人ブウレベルの攻撃性不死性にするつもりです。受け入れられない方は戻るボタンを。
・キャラの姿を変えます。二次創作者が考える最強の姿に。変えない場合もあります。
・ストーリーを入れます。感情を入れます。そうしないと面白くないから。
・基本的には「何だか知らないけどこの相手と戦わなければいけない」という本能で戦いを進めます。戦いを拒むキャラクターも。人質は取りません。
・戦闘ルールはありません。どちらかが死ぬまで。降参するまでです。
・能力設定入れます。中二病的表現あります。受け入れられない方は戻るボタンを。
イェルクナハト・フィンステルニスの趣味の1つは官能小説を読むことである。
無論それだけではなく普通の恋愛小説も読むし、時代小説も読むし、ミステリーも読むし、ライトノベルも読むし、漫画も読むし。
そんな彼女の読書ペースは速い。今日はダイの大冒険を全巻読み切った。
ふと思った。この漫画は主人公達の成長速度が速いと言われている。主人公が旅出って約半年でラスボス撃破。うん、尋常じゃない早さだ。仕方が無い、そう成長しなければ半年で人類は滅ぼされているのだから。ふと思った。本作では恋愛模様も描かれている。約半年で主人公の相棒の大魔道士はヒロインの1人に告白した。その返事はない。これはちょっと遅いなぁ。ふと思った。彼らの2年後くらいを見てみよう。自分にはその力がある。宵闇の門を出した。この門は何でも出せる。どこにでも行ける。覗いてみた。・・・うわぁ進展してねぇ。
・・・ちょっとちょっかいを出そうと門の中に入った。
大魔王バーンが倒されてから2年後
マァムは18歳になった。ポップとメルルと共に旅をしている。共に破邪の洞窟最深部まで潜ったりしている。
ダイは未だに帰ってこない。その事が彼らに『まだ強くならなければ』という使命感を与えている。まだ未知の敵が地上を狙っているのかもしれないのだから。
マァムは修行した。僧侶としてはベホマやトベルーラが使える。それはメルルも同じだ。メルルは更に全体回復魔法や蘇生魔法まで使える。それは仕方が無い。自分には僧侶としての素質はあまりないのだから。武闘家としては?山くらいなら潰せる。しないだけで。音速よりも速く移動できる。オリハルコンだって素手で破壊できる。老師の元で修行し直し、攻撃を受け流す技術等、様々な技を覚えた。でも何だか未熟な気がする。自分のすぐ側に天才がいるから。
ポップはメドローアを数十発は撃てる。メラゾーマを進化させ、バーンのカイザーフェニックスの様にした。もう既知の魔法で覚えてない魔法が無いくらい。でもまだ探究心が有り、様々な呪文を開発している。・・・とても敵わないと思った。そんなポップを愛し続けているメルル。とても敵わないと思った。自分はまだポップの事を弟のようにしか見れない。好きなことは確かなのに。まだヒュンケルに未練があったりする。彼はリハビリして復帰しエイミ達と旅をしている。彼女の思いにも敵わない。何て中途半端なんだろう自分は。自分には武闘家と僧侶両方の素質がある。中途半端な自分を表しているかのように。何なんだろう。どうすればいいんだろう。
・・・ふと背後に殺気のようなものを感じた。いや、それは殺気よりもっとおぞましいものだ。背後を見た。黒い長髪の美しすぎる女が長い腕で自分を抱きしめようとしていた。そのまま暗闇に引きずり込まれた。
マァムが、気が付いたのは、現代世界のビルの屋上。
「初めまして、マァムさん。」
呆けているマァムにイェルクナハトが話しかけた。
「あなた方の物語のその後を見ました。・・・進展無いですね、あなた。奥手も奥手。超奥手。」
「・・・いきなり何なのよあなた。・・・人間ではないわね。」
「私はイェルクナハト・フィンステルニスという名前です。イェルクナハトと覚えて貰えれば結構ですよ。私は元神の代理人。今は人類の救済をしています。」
「私の名前は・・・知ってるようね。人類の救済をしている風に見えないわ。あなたのオーラは禍々しすぎる。私が知っている大魔王、それ以上の感じがする。」
マァムは自分でも不思議なくらい落ち着いていた。大魔王バーン以上。それに出会うということは、自分の死を意味するのに。
「私にとって人類の救済は趣味。悪く言えば人にちょっかいを出すのが趣味。それゆえ、あなたにちょっかいを出したいのですよ。
マァムさん。あなたは自分が女性の読者にあまり好かれてないことを知っていますか?」
「・・・読者って何?」
「メタフィクションな発言です。あなたは同性に好かれていない。何故ならあなたは平和主義者、悪く言えば脳内お花畑の虫唾の走るよい子ちゃん。なのに戦う才能が高い。矛盾しています。」
「虫唾の走るよい子はアルビナスに言われたわ。その通りよ。私は他者を傷つけたくない。でも人々を守るための場合は別。」
「先ほどの言葉はアルビナスの引用です。・・・全然精神的に成長していませんね。簡単に人を殺せるくらいになってください。それともう一つ、あなたが同性に好かれていない理由はこれです。」
次の瞬間にはマァムはイェルクナハトに念入りに右胸を揉まれていた。
「は・・・あ・・・。な・・・何?」
「胸がかなり大きく成長されていますね。私と同じ大きさ。男を欲情させる豊満な女体。それなのにあなたの性知識はまだ子供レベル。私も女故ムカつきます。もっと淫らになってください。・・・何故乳首が浮いていないんですか?ノーブラなのに。どういう服の構造なんですか?ほら、ここですよ。」
マァムはイェルクナハトに右乳首をこねくり回された。
「んく・・・はう・・・。いい加減にして!そういうあなたは裸同然じゃない!恥ずかしくないの?」
イェルクナハトは、ほとんど肉体に密着した黒い服を着てノーブラで乳首の形がはっきり分かる。下半身も密着したジーンズで尻や太ももの形がよくわかり全裸の様と言える。というか服を溶かすようにすぐに全裸になれるのだが。
「恥ずかしくありません。私ドMなので。あぁ乳房は同じ大きさですが身体の構造はかなり違いますね。私は華奢な肉体にアンバランスな胸を持ち、あなたは上半身も下半身も肉感が良く肩幅が逞しい。その上胸が大きい。ウエストが引き締まって逆三角形で安産型の尻でバランスが良い肉体ですね。ムカつきます。」
ドボォッ!
次の瞬間にはイェルクナハトはマァムの腹を殴っていた。拳がマァムの体内に半分以上めり込んでいる。背中がわずかに盛り上がる。
「がはぁっ!・・・か・・・。」
「これ位反応してください。出来たはずでしょう?あなたもドMなんですか?ちなみに私はドMでありドS。あぁしかし殴り心地が良いお腹ですね。筋肉と脂肪がとても良いバランスで。ほらグリグリグリ。」
マァムは腹を殴られた状態で更に抉られている。血痰を吐き続けた。
「ごはっ!かぁ・・・ぐ!あう!がはっ!」
「あぁ気持ちが良い。1年くらい続けたいですね。・・・反撃がないですね、もうおわごふぅっ!」
マァムと同じくイェルクナハトの腹からドボォッ!という肉の音が聞こえた。マァムの拳は自分より深くイェルクナハトの腹にめり込み、背中が大きく盛り上がる。
「か・・・は・・・あん!ぐふっ・・・くぅ・・・。」
「お返し。あなたもかなり鍛えてるじゃない。滅茶苦茶お腹が硬いわよ。・・・鎧化!」
マァムは魔甲拳を身に纏った。その反動でイェルクナハトとわずかに距離が離れる。
「魔甲拳。そういえば下半身タイツ履いていませんね。私はその方が好きですよ。尻ほぼ丸出しで、エロくて。・・・左胸の鎧部分復活したんですね。残念。胸が揉めないじゃないですか。私には真ん中に胸の谷間を作るための線の部分だけで良く、胸全体の鎧は邪魔でごぼぉっ!」
マァムはイェルクナハトの左胸を殴った。ボキボキグチャグチャと肉と骨が砕ける音がした。
「あふぅ!おん・・・ぐぶ・・・ごふっ!ごぼっ!がはっ!」
イェルクナハトがゴボゴボ血を吐いている。マァムは躊躇するつもりはなかった。相手は人外。この程度で死ぬはずがない。
「・・・手を抜かれていますね。マァムさん。私が人外だから『この程度なら』という攻撃をされました。よってあなたを嬲ります。」
ズブゥ・・・
「ぐふっ・・・がふっ・・・。」
マァムの右胸がイェルクナハトの手刀に突き刺され、ズブズブと胸の中に腕が入っていく。
マァムの左胸の鎧部分に手をかけられた。中心部分だけを砕かれた。
「そんな・・・簡単に壊せる強度じゃないはず・・・がはっ!」
「左胸鎧部分邪魔と言いました。よって破壊。ちなみに永遠に復元も修復もできない呪いをかけました。永遠に胸の谷間を強調するだけの仕様です。良いでしょう?エロくて。・・・右胸にどんどん私の腕が入っていきますね。肋骨がありますね。一本ずつポキンポキン。」
「ごぼっ!・・・ぐう・・・。」
「あぁ苦しみながら血を吐くあなたの顔は美しいですね。このビクビクしてるのは肺ですか?潰します。」
「が!・・・あう!・・・あ゙・・・お゙・・・。」
「抵抗出来ないんですか?されないんですか?やはりマァムさんはドMですか?このままだと死にますよ、あな」
「・・・閃華裂光拳。」
イェルクナハトの腹にぶち込んだ。腹の部分からバラバラに千切れて吹っ飛んでいくイェルクナハト。
・・・まだ、マァムの胸の中を突き刺しているイェルクナハトの腕がある。無理矢理抜いた。凄まじく口からも胸からも出血し、全身に激痛が走ったが構わなかった。治すから。
「おうぅぅ・・・。ぐぶっ!ベホマ!」
マァムの胸が元通りになっていく。服も。
・・・イェルクナハトの下半身が勢いよく立ち上がった。上半身などの部分もズルズルと音を出しながら下半身に繋がっていく。閃華裂光拳を受けた生命は再生できないのに。それに血も出て無さ過ぎる。やはり人でも魔族でもない何かだ、この存在は。それゆえマァムは躊躇無く閃華裂光拳を使った。
「人の姿の私に閃華裂光拳を使われました。殺す覚悟あるんですね。合格。」
「じゃあもう帰してくれない?」
「帰しません。私を生命でないと見抜いてますよね。合格取り消し不合格。というか、そんなの関係無しに、私はあなたを甚振りたいのですよ。理由は虫唾の走るよい子ちゃんだから。よって私かあなたかどちらかが死ぬまで続きます。では、私のターン。ネフィリムの右足。時間差付き。」
「ぐっ!・・・がっ!」
マァムはイェルクナハトに蹴り上げられた。更にイェルクナハトの上に黒い闇が出現し、そこから出た巨大な足に吹き飛ばされる。一気に十数キロは吹き飛ばされた。マァムはトベルーラを利用して飛ばされる速度を和らげながら、方向を変えながら着地場所を探す。ここは人混みが多い。巻き込んではいけない。向こうに広場がある。着地。マァムは無傷だった。
・・・すぐ近くにイェルクナハトがいた。
「それはあなたの老師が使われた技ですね?枯れ葉のように衝撃を受け流すという。刃牙シリーズの消力より先に出たのにあっちの方が有名なのは勿体ない話で。」
訳のわからない話ばかりする女だ。本当に腹が立つ。だが呑まれては駄目だ。それは敗北=死を意味する。マァムは気を引き締めた。
「連続して私の攻撃。操縦不可能暴走夜行列車666。」
踏切が幾つも出現した。いつの間にかイェルクナハトは笛を吹いている。・・・突然蒸気機関車が来てマァムに衝突した。
「ぐぁぁぁぁ!!!!」
マァムは再び十数キロは吹き飛ばされる。そして無人の所を選び着地。無傷。そして、やはりイェルクナハトがすぐ近くにいた。
「おかしいですね。この技は『ベクトル無視』。衝撃を和らげることとか不可能なはずなのに。」
イェルクナハトはマァムが右目にモノクルをつけていることに気が付いた。左肩部にメタルフィストを格納している部分が空洞になっている。
「あれ?そこはメリケンサックが入っている場所では?」
「もう素手でオリハルコン砕けるから、別の道具を入れたの。これは、ポップとメルルが協力して作ってくれた道具。未来を見れる眼鏡。さっきの鉄の塊もそれが受け流せないことも予知した。あらかじめ分かれば、無力化できる捌き方なんていくらでも思いつく。」
「へぇ。あなた達も結構チートですね。・・・実は私の技は現在これだけ。物語が始まったばかりなので。能力は違いますが技は2つだけ。よってオリジナル技を使います。敵対する奴らの技なんて使いたくないので。ICBM栗黒黒。」
マァムは背後から来たミサイルに追突されそのまま移動していく。
「ぐぅぅぅ!!!うぐ!」
マァムはミサイルの頭部分に仰向けに大の字になって運ばれていく。音速を遙かに超えた速度。もちろんイェルクナハトがそういう風に速度を上げて操作している。しかし、マァムの全身に浴びせられ続ける衝撃が凄まじい。受け流せない。全身の肉や骨が砕けていく。摩擦熱で全身を焼かれている。マァムはベホマをかけ続け耐えている。予知の応用でイェルクナハトがミサイルの上で、中腰で後ろ手を組んでいる姿が見えた。何故か滅茶苦茶腹が立った。
当初いたところは日本。そこからサハラ砂漠の中心まで来た。
「着地します。あ、このミサイル核弾頭付きです。核爆発耐えられますよね?あなたの世界の黒の核より遙かに威力の低い爆弾ですから。」
マァムは大爆発を予知した。耐えるしかない。
ミサイルが砂漠に突っ込んで爆発した。
凄まじい爆風の中からマァムが出てきた。服がわずかに汚れている程度。モノクルは壊れている。
何もない空間からイェルクナハトが全身を構成して復活した。
「楽しみで殺し合いをする。こんな爆弾を平気で使う。あなたみたいな性根の持ち主は本当に腹が立つわ!」
「だから無人の場所を選んだのですよ。しかも汚染カット。ちなみに、私は全身が吹き飛びました。あなたは軽傷程度。どちらが化物なんでしょうね?」
「どうでもいい。守る者のためなら化物にだってなる。私の仲間がそれを教えてくれたから。」
「もしかして黒の核にも耐えられます?」
「耐えられる。押さえ込める。ポップも同じ。でないと守れないから。」
「さらりとバラン越え発言出ましたね。流石です。・・・さらに嬲り者にしたくなりました。」
イェルクナハトが指を鳴らした。マァムの全身が光に包まれ、2つに分かれた。元の姿と僧侶時代の姿に。
「な、なに?」
「何で私、昔の姿に!」
「私は魔甲拳状態の武闘家マァム、僧侶時代の服装のマァム、どちらのあなたの格好も好きなんですよ。強さは同じですからご安心を。そして、これは二対一のハンデではない。逆にあなたを苦しめるでしょう。」
「ど、どういう意味?」
「実践で体感してください。システマを覆う影・モードS。」
2人のマァムの目の前に黒い大男が現れ、頭を掴まれ吊り上げられ、即座に腹を殴られた。
「「がふっ!」」
マァムの肉体がくの字に折れ曲がる。ダメージを受けながら即座に気が付いた。2人の自分はダメージも傷みも共有している。2倍のダメージ。苦痛。状況がマズすぎる。
「ビーデルと同じ苦悶の声、ありがとうございます。あなたがアルビナスにボコボコにされている時と、ビーデルがスポポビッチにボコボコにされている時期はほぼ同じ。よってあなた達は似たようなキャラクターに見られがち。ビーデルの声優さんが迫真の演技で苦悶の声をあげられていてお茶の間が凍り付きましたね。ちなみに、最近のアニメのあなたの声優さんも良い嬲られ演技をしてくれました。」
「訳のわからないことをベラベラベラベラ・・・。」
「よってもっと聞きたいので続けます。通常のスポポビッチではあなたに大してダメージを与えられないでしょう。よってパワー・スピードを100倍に変更します。」
ボズッ!ドズッ!ドゴッ!ドボッ!
「ごふっ!あうっ!くはっ!ぐぅっ!」「ごはっ!うぐっ!おうっ!ぐぼっ!」
武道家のマァムの帯を結んでいる部分の腹部の半分以上の面積に巨大な拳が深々とめり込んでいく。僧侶のマァムはベルトをしているのだが、それを無視して拳が埋まり、ピンクの外掛けと中の黒い服が拳と共に腹部に入っていく。一撃ごとに肉と内臓が潰れていく音がする。服が破ける音がする。拳が離れても腹が、服が、潰れたままだ。更にたたき込まれる。その繰り返し。一撃ごとに口から血を吐くマァム。そのダメージ、痛みは2倍。
「はい!もっと苦痛に満ちた声を出して!腹から絞り出すように声をあげて!」
イェルクナハトがはしゃいでいる。腹立たしい。しかしこの女が二対一ではないと言った意味は分かった。意識が2つになった感覚を人は知らないので、両方の身体を上手く操れないのだ。2人のマァムとも数十発は腹を殴られた。地面におびただしく吐いた血が溜まっていく。
「うぉぉぉぉぉ!!!!」「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」
何とか蹴りを放つことが出来、2人とも大男の頭部を蹴り飛ばし粉砕した。
「何だ。もうお終いですか。もっと腹パン見たかったのに。」
「卑怯者め・・・。」
2人のマァムが腹を手で押さえ、よろけながら非難する。
「言いましたよ、私はドS。卑怯上等です。続き、システマを覆う影・モードH1。」
2体の黒いヒュンケルが現れた。鎧の魔剣の姿。構えた。あの構えは、ブラッディースクライド。マァムは待避するイメージをした。2人のマァムとも跳躍した。
・・・いつの間にかイェルクナハトが2体に増えて、背後から羽交い締めにされた。
「・・・どこまで卑劣なのあなたは・・・。」
「言いましたよ。私はドSでドM。仲良くどてっ腹を貫かれる感覚を味わいましょう・・・。」
2人のマァムとイェルクナハトはブラッディースクライドで腹を貫かれた。
ズブブブブブ!グバグジョバキグジョブジュグブブブブブブ・・・
「か・・・ごぶぅ!ごぼ!」「あう!ぐぶぉ!お゙あ゙・・・。」
2人のマァムが地面に倒れ、悶えている。武闘家のマァムの腹部に大穴が空き凄まじく出血している。腹部は脇腹のわずかな肉しか無い。武闘家の服もむき出しの青いパンツも鮮血に染まっていく。僧侶のマァムのピンクの外掛け部分と中の黒い衣服が、ところどころ破け血で濡れていく。もちろん腹に大穴が空いた状態で。2人とも血を吐き続ける。マァムは2倍のダメージ・傷み。痛すぎて発狂しそうだ。
「あ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!!おう・・ん!はぁ!ぐぼ!」
「お゙お゙お゙お゙お゙お゙ぉ!!!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ!!!」
イェルクナハトも地面に倒れ、悶えていた。何故かあの女も2人のままだ。同じように腹に大穴を開けて。洪水のように血を吐いて。黒い服がビリビリに破け血で濡れていく。ジーンズも破けて血で真っ赤だ。
マァムはベホマで回復。腹の穴も服の損傷も元に戻っていく。回復しながら思った。何故こんな狂った女に付き合わされて苦痛に耐えなければならないのか。
2人のマァムは立ち上がった。2人のイェルクナハトも立ち上がった。イェルクナハトは腹に穴が開いた状態で。
「いい加減にしなさい・・・。あなたも傷を治せるでしょう・・・。というより、あなたの場合、血すら偽物だわ・・・。」
「ふふふ・・・。よく見破りましたね、マァムさん。」
イェルクナハトの腹の出血が止まり、空洞が出来た。向こうの景色が見える。
「ちなみに痛みはあなたと同じ2倍ですよ。ダメージも。私、ドMなんで。」
「どうでもいいわ。こんな事をしていたら、人外のあなたより先に、私の方が力尽きる。・・・悔しくて堪らない。」
「乗り越えてください。それが人の強さ・・・、とかなんとか本に書いてありました。システマを覆う影・モードH2。」
4体の黒いヒュンケルが現れた。鎧の魔槍の姿。構えた。あの構えは、虚空閃。
「プラス、システマを覆う影・モードM。」
2体のミストバーンが現れた。1体が闘魔滅砕陣で2人のマァムとイェルクナハトを拘束。もう1体が闘魔傀儡掌で4人を並列に並べる。
「ミストに身体を乗っ取られたあなたはアバン先生に胸を虚空閃で撃たれた。凄いですね、よりによって胸の部位を狙うなんて。胸骨ぶち折れたでしょう。鬼畜先生ですね。」
マァムは物凄い殺気を出した。
「・・・先生の侮辱は許さない。私を嬲り者にするのは許容できたけど、それは許さない。必ずあなたを倒す。」
「良い表情になりましたね。さてこれからは蜂の巣です。全員首から下を虚空閃数十発浴びます。胸骨ぶち折れどころか、女体を滅茶苦茶に貫かれます。痛み、ダメージ2倍で。耐えられますかね?」
「耐えてやるわ。」
虚空閃数十発が放たれた。
ズドズドズドズドズドズドズドズブズブズブズブ!・・・
「ぐぼ!ごおおぉ!あ゙お゙お゙お゙!!!がぶぅ!ごは!」
「あ゙うお゙!!!ぎょぼぉ!あぐぅ!ぐ・・・あ・・・。」
武闘家マァムは両肩の装甲が吹き飛び肩自体も貫通し血が流れ煙を出している。両胸十数カ所、腹部十数カ所、両腕十数カ所、両太もも十数カ所も貫通。肩以外の装甲も大部分が吹き飛び武闘着が血で真っ赤だ。おびただしい血飛沫と煙を上げて。僧侶マァムのピンクの外掛け部分および中の黒い服が再び血に染まる。同じように両肩、両腕、両胸、腹、両太もも各十数カ所が貫通し、血飛沫と激しい煙を上げて。拘束されて、倒れることも出来ず全身が激しく痙攣。口から止めどなく血が溢れる。両脚と胴体の骨、内臓のほとんど、心臓も肺が滅茶苦茶に潰れている。死んでいないのが不思議な状態。さらにショック死当然の激痛。それが2倍。何故か気絶も出来ない。回復魔法を出そうとしても精神が集中できない。
でも死にたくなかった。尊敬する先生を侮辱されたから。この人外を叩きのめすまで、この程度の痛みや傷で死んでたまるか・・・。
「ごぼぼぉ!おぅぅぅ・・・。はう!ごぼ!あうぅぅぅぅ!!!!!」
「か・・・かは・・・。あ゙お゙お゙!!ごぶぅぅぅぅ!!!!」
2人のイェルクナハトも身悶える。上半身の服がほとんど吹き飛び、美しい豊満な裸体が露わになった。ただし、両肩、両胸、腹の各十数箇所に穴が開いて、鮮血と激しい煙が出ているが。下半身もジーンズがほとんど破れて大量出血し煙を出す。イェルクナハトにも内臓はある。当然のごとくグチャグチャ。口から大量の出血。ちなみに痛覚耐久レベルは、当初から人間に併せてある。そうでなければ公平じゃないから。しかし凄まじい激痛だ。よく耐えられるな。マァムを見た。激しくこちらを睨んでいる。諦めていない目。
正直惚れた。自分に伴侶(仮)がいなければ即求婚しているレベルだ。同性愛上等。あぁ回復魔法が使えないほど精神が疲弊しているのか。安心して、あなたが死んだら一緒に消滅してあげるから。・・・マァムには迷惑極まりない話だが。
・・・マァムが痛みに慣れた。信じられない精神力だった。即回復し復活。イェルクナハトも併せて復活。・・・影のミストバーンはまだ自分達を拘束していた。
「・・・次は何をするつもりなの・・・。」
「ミストバーンのビュートデストリンガーで肉体を滅茶苦茶に貫きます。女体の肉の中を蛇のように這わせます。顔は命なので首から下で。ミストバーンの数を10体に増加。あっ、ヒュンケルが闘魔傀儡掌全力浴びて眼球が飛び出しそうになっていましたね。あれも追加で。・・・うふふ。私ですら耐えられる自信が無いですねぇ。」
「勝手に自滅しなさい。私は耐える。生き残る。ここは異世界だろうけど、いつか帰ってみせるわ。」
「ねぇ、マァムさん。」
「何。」
「あなたが好きになりました。愛しています。私には伴侶がいますが、結婚しましょう。重婚。ちなみに私は処女ですよ。あなたに初めてを捧げます。」
「さっきの追加で。動かなくなったあなたの全身に猛虎破砕拳連続数十発叩き込むわ。」
10体のミストバーンによるビュートデストリンガーと闘魔傀儡掌が放出された。
グジョブジョバジュズジュボグキボキジュバキグジグチャジビジュボゴキゴキ
マァム2人とイェルクナハト2人の肉体から人間が出してはいけない音が響いている。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!!!ごぼ!あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
「ぐお゙お゙お゙!!!ごふぅぅぅぅ!!ぐは!あう!がはぁぁぁぁ!!!!!!」
武闘家マァムの装甲は木っ端微塵に吹き飛んだ。武闘着が半分以上破れ、マァムの形の良い豊満な乳房や鍛え抜かれた見事に割れた腹筋や脇腹が露わになる。僧侶マァムも同様に服のほとんどが破れ形の良い豊満な乳房や鍛え抜かれた背筋や見事に割れた腹筋や脇腹が露わになる。ビュートデストリンガー50本が、2人のマァムの両肩、両腕、両胸、腹、両太ももを貫通し、反転して背中側から突き刺す。肩、腕の皮膚が、両太ももが、腹筋や脇腹が、背筋が、両乳房が、血飛沫を上げつつ蛇が蠢いているように躍動する。さらに闘魔傀儡掌で胸や腹や背中の各所が潰れていく。両腕両脚の各所が陥没する。本当に顔を崩したくないのか首から上は傷一つ無い。眼球は出ないが、目からは血の涙が流れ、耳から血が流れ、口から血が滝のように出ている。鼻血が出ないのが不思議である。内臓が全て潰れた。首から下の全身の肉と骨も潰れた。心臓も肺も。死んでいなければおかしいが、死ねなかった。・・・マァムはもう目が虚ろである。ただし気絶も発狂もできず、想像を絶する痛みだけは感じている。それが2倍。
「うがぁぁぁぁぁ!!!!!!!お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!!ぐぶぉ!がふぅ!」
「ごぼぼぼぼぼ!!!!!があ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!うぐぅぅぅぅぅ!!!!!」
イェルクナハトもほぼ全裸になった。マァムと同じく両肩、両腕、両胸、腹、両太ももが貫通され、反転して背中側から突き刺され、肩、腕、脚の皮膚が、マァムほど筋肉質ではないが引き締まった腹筋や背筋や脇腹が、形の良い豊満な両乳房が、激しく血を出しぐにょぐにょと蠢めく。胸や腹や背中の各所が小さなクレーターのように陥没。両腕両脚の各所も同様に。目と耳から出血。口から血が迸る。内臓が全て潰れ、首から下の全身の肉と骨も潰れ、心臓も肺も潰れ。マァムが死ねないのはイェルクナハトが生命維持しているためだった。鼻血が互いに出ないのもマァムも自分も美しくないので出さないようにしているだけ。まだその余裕はイェルクナハトにあった。・・・だがもう限界だ。痛すぎる。しかし自分の意識が消えては、この拷問が消える。まだマァムの美しい苦悶の声が聞きたい。苦痛に歪む綺麗な顔が見たい。素晴らしき女体が砕けていく音が聞きたい。そのためには自分が耐えなければ、た・・・え・・・。
数十分が経過しマァムもイェルクナハトもほぼ同時に意識が消えた。全ての影が消え去った。マァムの分裂も1つになった。イェルクナハトも1つに。
「あ・・・お・・・。」
マァムは1つに戻ったためか、わずかに意識が回復した。倒れた状態で、本能でベホマを使った。肉体も服も魔甲拳も元に戻った。魔甲拳の左腕に銃口が付いた。本能で僧侶時代の魔弾銃の進化版だと思った。レベルアップしたのか。
マァムは立ち上がった。イェルクナハトは倒れたままだ。どうでもいい。自分は生き残った。悪夢は終わりだ。帰る方法を探しに行こう。
「・・・私の全身に猛虎破砕拳連続数十発叩き込むのではないのですか・・・?」
イェルクナハトが微笑みながら立ち上がった。欲情した顔で。ハグを求めるように両腕を広げた。
「猛虎破砕拳!」
イェルクナハトが両腕を広げた次の瞬間に、マァムは躊躇無く猛虎破砕拳連続数十発を全身に叩き込んだ。
「あ・・・はう!おふ・・う!う・・・ん。ふぅ!あ・・・あん!」
イェルクナハトは喘ぎ声を出して砕け散った。
「ぐふ!・・・う・・・!」
マァムは血を吐いた。心臓に激痛が走り続け左胸を押さえる。全身の筋肉が軋む。承知の上だ。ベホマで治す。
・・・イェルクナハトが復活した。完全に欲情して。
「はぁ!はぁ!足りません!もっと!もっと!はぁ・・・はぁ・・・あん!くう・・・。」
マァムは左腕の銃口を向けた。
「メドローア。」
「は?」
消滅の光弾が出てイェルクナハトを飲み込んでいった。
マァムは再びモノクルをつけた。予想通りこの銃は『記憶した魔法を再現できる銃』だ。魔力も使わない。ほぼ回復魔法しか使えない自分にぴったりの銃。
イェルクナハトが復活した。・・・いい加減にして欲しい。
「お返しです。メドローア。」
「え?」
イェルクナハトが消滅の光弾を出した。マァムも再びメドローアを出す。何とか相殺した。
「言い忘れてましたが私の能力は2つ。1つは何度も使用した『在りて無きの者の王』。自分より格下を従僕として召喚する能力。私にとってはミストバーン、過去のヒュンケルも格下。よってその影を召喚しました。もう1つ。『宵闇の門』。私が在ると思ったものを召喚し、無いと思ったものを消せる能力。メドローアが在ると思って出しました。空間移動も出来て便利ですよ。」
「・・・反則じゃない・・・。」
「魔力無しで魔法使える銃を手に入れて、そう言われても困ります。・・・それよりエッチなことしませんか?」
次の瞬間にはマァムは数十キロ先に逃走していた。もう付き合っていられない。
イェルクナハトが待ち伏せしていた。
「知らなかったのか?大魔王からは逃げられない。さてここから本番。最終ステージへ。」
2人とも闇に包まれて消えた。
次の世界に行く前にマァムは予知でその地に行けば自分は即死する事を知った。対策するには・・・あの秘法が銃で使える事を祈るしかない。それを予知し・・・出来る。銃を使用した。
巨大な炎に包まれた星だった。何もかも大きすぎる。
マァムもイェルクナハトも何事もなく存在していた。
「ここはベテルギウスといいます。私の星、地球。あなたの世界、おそらく地球と同じ大きさの星の、約102,000倍の大きさがあります。黒の核を無制限に使用しても壊れませんよ。マァムさん、やはり凍れる時の秘法使いましたね?」
「そうしないととっくに死んでいたわ。」
「チート過ぎです。よって私もめっちゃチート使います。トーラスの突進。」
地球ほどの大きさの牛がほぼ光速で突進してきた。吹き飛ばされた。
「がぁ!」
あり得ない。凍れる時の秘法で不死身になっているはずなのにダメージを受けている。
「次、キャンサーの斬撃。」
マァムは自分の全身がサイコロ状に斬られているのを感じた。ベホマで治療。・・・おかしい。凍れる時の秘法は回復魔法も効かないのに。
「種明かしをしましょう。先に説明した『宵闇の門』を使って、環境耐性以外の効果を消しました。私ほどのチートは中々存在しませんよ。諦めて私に抱かれてください。どうせ自慰もしたことがないのでしょう?」
マァムは再び逃げた。予知で対策を考えながら。助けてポップ、メルル。このままだと私は永遠にあの女の慰み者にされる。
もうすぐイェルクナハトが来る・・・前に、ある予知が来た。・・・何だこの力は?能力かも分からない。でも、これに賭けるしかない。
「何度も言いますが、大魔王からは」
「イヴツー!」
「へ?」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、決闘をする剣士だった。実力はマァムが上。斬り捨てた。
「何ですか?これは?」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、医師と患者だった。マァム医師が手術に失敗。イェルクナハトは死亡した。
「ちょっ、ちょっと待って。」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、裁判長と被告。判決死刑。イェルクナハトは死刑囚に。時の流れは速く死刑執行。
「ん?これは・・・。」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、虎と鹿。虎マァムに襲われ鹿イェルクナハトは食べられる。
「あぁ、これは。」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、歯医者と虫歯。歯医者マァムによって虫歯イェルクナハトは引っこ抜かれて処分。
「分かりました。これはエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスですね。無限にあるマルチバースの中で、自分が優位な立場の私達と入れ替わる。エブエブ。またマニアックなネタを。アカデミー賞受賞作ですけどマニアックです。」
「私にはイヴツーと言われた。よく分からないけど、あなたに勝つにはこの力しか無いと思った。」
「エブエブでは格好悪いからでしょう。しかし、ネタが分かれば」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、王子と姫。マァム王子の求婚を受けイェルクナハト姫は承諾。結婚。すなわち降伏。
「攻略も可能で。あっ、でもこのマルチバースは良いですね。」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、主婦と雑草。主婦マァムの庭清掃により雑草イェルクナハトは捨てられる。時間の流れは速く焼却処理場で燃やされる。
「この能力は、呪術廻戦の髙羽史彦の能力、超人(コメディアン)とほぼ同じ。相手の精神すら世界観に支配させる。相手にしかダメージがいかない。等ほぼ同じ。攻略には同じく術を逆に利用するしかない。しかし髙羽は『笑いを取りたかった』という願望が能力の根本だったが、イヴツーにはそれすらない。よって別の方向性で術を利用して攻略する必要があります。」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、あぶない刑事と暴力団のボス。刑事マァムは単身正面突破で殴り込み無双。ボスであるイェルクナハトを射殺する。
「マズいな・・・。ダメージが蓄積してる。早めに対処しないと。」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、対立する軍の巨大ロボのパイロット同士。操作能力はマァムが上。イェルクナハトは機体ごと爆発四散。
「痛いですね・・・。さて流れは・・・。」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、格闘家と世界を支配しようとする魔人。格闘家マァムは魔人イェルクナハトに苦戦するがついに魔人を倒す。
「うん、こういう風に徐々に・・・。」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、ハンターと巨大なドラゴン。ハンターマァムは接戦の末、イェルクナハトというドラゴンを討伐。
「さて、もうすぐ。」
ある世界ではマァムとイェルクナハトは、ヒロインの王女と魔王の息子の主人公。マァム王女は魔王と化した主人公イェルクナハトに胸を貫かれ倒れる。それでも立ち上がり主人公を説得。主人公は人間に戻り、マァム王女は母の女王の回復魔法で
「治させません。主人公は再び魔王化。女王を殺し、瀕死のマァム王女を抱きかかえ残酷な笑みを浮かべ、王女は激痛と絶望を抱いたまま息絶えバッドエンド。」
「な・・・何なの。何故・・・。ごふ!うぐ・・・う。」
「無力な女の子に胸貫通なんて激痛状態にさせて、しばらく話が続くとか、残酷な世界ですよね。要は私が知っている世界に誘導させました。ここは『ハーメルンのバイオリン弾き』という世界。本当はヒロインの王女は母親に回復されるんですよ。でも私の能力『宵闇の門』で結末を変えました。何故私の能力が使えたか?私の知っている世界だから。徐々に私の知っている世界に近づくにつれ私の力が戻ってきたことに気が付きました。よって誘導。そしてあなたに致命傷を与えるシーンの所にして、結末を変え、あなたに死を与えます。勝因はあなたより遙かに私の方が創作作品を含めた世界を知っていたことと『宵闇の門』いうチート。私ほどのチート能力者とマニア相手じゃなければあなたに勝てる存在はいないはずです。」
「く・・う・・・。(悔しい・・・。悔しすぎる・・・。こんなところで死ぬなんて・・・。もうポップ達に会えないなんて・・・。)」
「マァム王女の瞳の光が消えましたね。胸の穴から血も流れなくなった。心音停止。呼吸停止。おやすみなさい、マァム。」
マァムは元の姿で光の中にいた。
「そうか・・・私は死んだ・・・。悔しい・・・。でももう涙も出ないのか・・・。」
「生き返らせますよ?」
イェルクナハトだった。
「・・・生き返らせなくていい。あなたに蘇生させられたら私は慰み者にされるんでしょう?」
「しませんよ。これでも私は一途。伴侶がいます。浮気はしません。」
「あなたは私に何を求めたの?」
「まぁそろそろ結婚相手決めて欲しいなぁと。それと嬲りたかったのも本当。それは満足しました。さて、もう元の世界で目を覚ます頃ですよ虫唾の走るよい子ちゃん。めっちゃ強くなって良かったですね。」
あとがき
補足設定
マァム:能力名①格闘能力+魔法能力+未来の魔眼+魔甲魔弾銃
能力説明
・格闘能力+魔法能力は、原作の能力から大幅に向上。破壊力・拳一撃で山を破壊。制限しているだけで。防御力・超新星爆発にも耐えられる。速度・音速の数十倍。生命力・脳が破壊されない限り生きられる。MP・ベホマを100万回は使用できる。さらに成長上限無し。ベホマ・回復制限無し。服装備すら瞬時に回復。トベルーラ・音速の数十倍で飛行。閃華裂光拳・触れた生命即全消滅。回復不能。1000万回は使用できる。猛虎破砕拳・地球を一撃で破壊できる威力まで出せる。その場合の連続使用限界数十回。回復すれば使用回数リセット。
・未来の魔眼(今回の戦いの後、そう名付けた)。近未来を予知する。その上で最適な選択を与える。
・魔甲魔弾銃。魔法力無しで『今まで所有者が見てきた魔法を再現し放出。』
能力名②イヴツー
能力説明
無限にあるマルチバースから自分と相手が相対する世界で、自分が優位に立つ世界線に入り込み、相手に相応のダメージを与える。ダメージは継続して蓄積。自分が優位な世界線には『自然に引き寄せられる。』
・弱点:精神耐性なし。脳を破壊されれば死亡する。
・付随能力:無し。
イェルクナハト・フィンステルニス:能力名・宵闇の門+在りて無きの者の王
能力説明
・原作の能力を拡大させたもの。宵闇の門は、イェルクナハトが在ると思ったものを召喚し、無いと思ったものを消せる能力。制限無しに拡大。ほぼ全能能力。
在りて無きの者の王は、自分より格下を従僕として召喚する能力。だが自分より格下を想像できない傲慢により従僕召喚制限無しに拡大。
・弱点:なし。
・付随能力:なし。
・身体能力説明:原作より強化。原子1つからでも再生可能。他、身体能力レベルは上限がなく、それに耐えうる肉体の強化がされている。
・その他:原作ではイェルクナハトは大幅に弱体化した設定。よって本作では本来のステータスを全て100%にした。つもり。ちなみに原作のパラメーターになぞらええると、STR(膂力)、LUK(運)、AGL(俊敏性)、INT(知力)、DEX(器用性)、DEF(防御力)、すべて『Z』。これは原作の能力値評価であるAやSを遙かに上回る。
イェルクナハトとの戦いは誰にも話してない。ただ『邪悪な存在と戦って魔甲拳が強化された。』事はみんなに話した。数え切れないほど死ぬレベルでの苦痛を味わい嬲られた。更に最後に死んだなんてとても話せない。みんなを悲しませるだけであり、自分も屈辱なので修行し直している。苦痛の感覚、記憶は全て鮮明に覚えている。悔しさを忘れないために。もちろんイヴツーの能力も慣れるように特訓。今度はイェルクナハトに勝ってみせる。
・・・それから1年。ダイが帰ってきた。成長し大人の姿で。やはり最初に出会ったのはレオナだった。成長したダイを見て私やポップやイェルクナハトより遙かに強いと確信した。もう旅を終える頃合いだと思った。結婚して新たなステージに進むとき。
最初にダイとレオナが結婚した。ダイが帰ってきて3ヶ月で。ダイは王になった。その次に、ヒュンケルとエイミが結婚。私の中で『ヒュンケルは憧れ』と割り切った。私達は最後にした。ずるい結婚をするから。
ダイとレオナに法律を変えてもらった。重婚できる法律。要は私とポップとメルルは3人で1つである。
教会で花嫁のドレスに着替えた。鏡を見て思った。確かに自分は胸が大きすぎる。いやらし過ぎる。逞しすぎる。
「綺麗ですよ、マァムさん。」
同じく花嫁姿のメルルが言った。確実に本心で。あなたの方が綺麗と返した。本心で。
・・・悪寒がした。
「メルル、ちょっと部屋の外に出ていてくれる?」
「え?は、はい。」
イェルクナハトが来た。
「半年ぶりです、マァムさん。重婚とかずるい選択されましたね。」
「あなたがそう言ったから。」
「私は『する振り』ですよ。しかし、ポップが大変ですね。精力持ちますかね?」
「・・・精力増強の魔法があると聞いた。」
「ちなみにペニス増大魔法もありますね。毎日何度も巨大なペニスで淫らに喘ぐあなたとメルルの姿を予知」
「それ以上言ったら殺す。」
「おぉ怖い。・・・ちなみに私の伴侶も奥手でして。いつになったらセックスできるのやら。」
「知らないわよ。」
「そうですか。・・・また会いましょう。マァムさん。ポコポコ子供産んで、みんな身体能力・魔力・精神力最強のサラブレットの子で、育児が大変な合間を縫って来ますよ。あと、私の世界にも来てください。チートキャラだらけの世界です。実は戦うのが好きなあなたに合いそうな世界ですよ。」
「いつか行くわ。あなたをボコボコにするのは確定だから。」
イェルクナハトが消えていった。
「マァムさん、もういいですか?」
「待たせたわね、メルル。」
私は夫と同じくらい愛している同性の伴侶に微笑んで言った。