女の子の鼠径部フェチのレズ風俗嬢が理想のあそこを持つ恋人と出会うまで 作:喋家月餅太
あたしは指に絡みつくゆるく温かい感覚に注意を向けつつそれ以外はぼんやりと見ていた。
上半身に伝わる体温、耳に届く荒い息、目に映る幼い顔。
全部愛おしいが指の感覚は今こうして二人だけの秘密の行為をしてる瞬間しか味わえない。
大事なところへの指の挿入。
あたしたちの同類には男の真似事だと嫌悪する人もいるがあたしはこの行為が大好きだ。
女の子の内なる感触を愛せるなんてこんなに心地いいものはない。
指に伝わる体温は外側、つまり皮膚よりも熱くあたしに纏わりつく。
惜しいのは挿入している指に性感帯がない事。
だけどそれでも構わない。
挿れ始めた時よりも熱い。
たぶん、もうすぐだ。
「Mちゃん、わたし、もうムリ……」
あたしの愛しいEは声を震わせて言った。
「あぁ!」
左手で抱きしめたあたしにEは身体を震わせながらもたれかかる。
ビクンビクンと身体の感覚に素直に従って全身を痙攣させる。
目を閉じて肩で息をしている様子を見届けるとあたしは不必要な刺激をしないようにゆっくりとEの膣から中指を引き抜いた。
「Mちゃん、抱いて」
この抱いてはエッチしたいじゃない方の抱いてだ。
あたしもEが愛おしくてたまらなくて優しく抱きしめる。
「はふぅ……」
Eはヘンテコで可愛い声をあげる。気持ちよくなると彼女はいつもこんな声を出す。
あたしたちはお互いの体温を確かめ合って無言の空間を共有した。
部屋の中を空気が流れる音が聞こえるくらいに静かだ。
女同士だから存在するお互いの身体感覚を共感するセックス。
する側とされる側の不公平さはあるし、あたしも気持ちよくなりたいという本音はあるけどそれでもこうして相手の体をいじってイかせた後には満足感が心を支配する。
それにあたしはEを愛してる。
その愛をこの細い中指で伝えられたなら素敵だと思う。
「ねぇ。あたし、もっと楽しみたいの。しても大丈夫?」
「いいよ。Mちゃん、一番好きなのそれだもんね」
「それは否定しないけど、Eをよがらせるのも同じくらい好きだよ」
「本当に?」
「本当」
「それは分かってる。Mちゃんの指の動きから気持ちを読み取れるようになってきたから。わたし、観察力あるからね」
オーガズムで身体の感覚を支配されてるせいかEは弱々しく言った。いつもの覇気がこういう時は鳴りを潜めてる。
Eは、あたしの恋人はとても強い女性だ。あたしもそこが好き。
そんなEがこうしてあたしの腕の中で甘えてる。
身長が低くて仰向けになれば真っ平らになる控えめな胸、毛を処理していてつるつるの鼠蹊部が幼く見えて甘えている姿にまるで小さな女の子にエッチな事をしてるような背徳感を覚える。
そこが可愛い。
「いいかな、触っても」
「どうぞ」
イったばかりで感覚が過敏になってるのでこれからあたしのしたい事をしても大丈夫か確認する。
大丈夫そうだけど触り方は気をつけた方が良さそう。
「それじゃあ、遠慮なく」
そういうとあたしは手をEの鼠蹊部に向かわせる。
女の子の股間は平らで縦に割れている。
その割れ目をさきほどEの膣に挿入していた中指でなぞる。
上から下までなぞり終わると割れ目周辺の脂肪を指で摘む。
「楽しそうだね。Mちゃん、ホントにちょんちょん好きだよね」
Eは微笑みながら言う。
ちょんちょんと言うのはあたし達の間で女の子の股間を呼ぶ名前だ。
クリトリスや膣のような性器ではなくその周辺。割れ目とそれのあるデルタの部分を指す。
方言なのかは分からないがあたしたちの住む県で子供の頃にあそこを呼ぶ名前として使われている言葉。
思春期くらいに子供っぽく感じてあそこの事をちょんちょんと呼ばなくなるけどEがそう言ってたのをきっかけとしてあたしも使うようになった。
女の子のデルタは特に決まった呼び名がないからちょうどいい言葉だ。
あそこでは曖昧すぎるしおまんこは割れ目の中の性器のニュアンスが強い。
男性のあそこにはちんちんって決まった名前があるのに女の子のあそこにはそれがない。
あたし達には物心ついた頃にトイレトレーニングで知った呼び名がなるからそれを使うのはちょうどいいなと思えた。
それに「ちょんちょん」って響きも可愛らしいし。
あたしはこうして前戯や後戯として恋人のちょんちょんを触るのが好きだ。
感触も形も好きだし興奮する。
「あっ……!」
あたしがちょんちょんを揉んでいるとEは可愛い声で感じたようだった。
「ちょっと強いかも」
「もうちょっと優しく触るね」
「うん」
あたしはEのちょんちょんを愛撫する動作を摘むから撫でるに変えた。
「ねぇ、Mちゃんはいつからちょんちょんが好きなの?」
「そうだねぇ。女の子が好きと気づいてひとりエッチで女の子の事を考えるようになってからあそこは好きだけど、それは指を入れたいとかそういうのだったし、今みたいにちょんちょんの形とか感触が好きって事でしょ?」
「そう。Mちゃんとエッチするまで特にちょんちょんって気に留めないものって感じしてたから」
「あたしもそんな風に思ってたけど、『仕事』がきっかけかな?」
「わたしたちが出会ったMちゃんの『仕事』?」
「そう。仕事でいろんな女の子のちょんちょんを見たのがきっかけだと思う」
Eは嫌がるかと思ったけどそんな様子はなく純粋に興味を持っているようだった。
今は大学院生のあたしが学部を卒業して就いた学費を稼ぐための二つ目の仕事、それがあたしのちょんちょんフェチの出発点だったのは確実だった。
Eもそのお客さんとして出会った。
そして、Eのちょんちょんはあたしにとって好みにどストライクの理想のちょんちょんだった。
あたしは自分の性癖に出会った頃を思い出していた。