女の子の鼠径部フェチのレズ風俗嬢が理想のあそこを持つ恋人と出会うまで 作:喋家月餅太
仕事が終わり会社を後にするとあたしは会社から歩いて10分ほどのラブホテルが数件立ち並んでいる界隈に向かった。
ホテルの近くに小さな公園があってそこで待ち合わせをする事になっている。
あくまで業者からのサービスを受けるわけだけど、それでもまるでデートに出かけるようなワクワクした気持ちになる。
あたしはこれまで何人かと付き合ってきたし、恋人とも恋人じゃない人とも何度もセックスしてきている。
それでも数年ぶりのセックスは楽しみだし、ワンナイトラブよりも後腐れのない気楽さはとても新鮮だ。
「Mさんですよね?」
公園で辺りを見ながら待っているとあたしと同じくらいの歳のちょっと太めの女の子が話しかけてきた。
「はい。そうです」
「私がお約束した――です」
そう言うと女の子はバッグから会社員が首から下げて使うストラップ付きのネームプレートを出した。
そこにはデリヘルの名前、女の子の名前、目元をマスクしてない写真が印刷されていた。
外で待ち合わせをする時はこうやって本人確認を行うとお店から来たメールに書かれていた。
何かしらの業者の人との待ち合わせと変わらない。
風俗の客とキャストだと周りに思われないので仮に知り合いに見られても大丈夫との配慮からだろう。
もっともここはラブホテル街。見知らぬ同士なら風俗なのは見当がつきそうではある。
ただ、同性からの性的なサービスはそういう界隈でもなければ悟られたくないのはあたしも同じ。こういう工夫は助かる。
偏見もあるのであたしは同性愛者である事を人には言ってないし、ここは会社からも近い場所だ。
会社帰りに同僚が恋人と待ち合わせしてるのに出くわす可能性だってある。
「ホテルはこの近くのでしたよね?」
「はい。実はこの辺のラブホテルは使ったことなくて、場所の案内はできますけど勝手が分からなくて」
「構いませんよ。私は行き慣れてますから。行きましょうか」
「はい」
そう言うとセラピスト――風俗でサービスをしてくれる人の事をそう言うらしい――に促されて予約したラブホテルの場所へ向かった。
ラブホテルを予約した自分ではなく相手に案内されるのはみっともないと思ったが今日はお金を払ってサービスとしてセックスをするのでいいと思った。
ホテルまで来ると予約したあたしが手続きをしないといけないのでそこは自分でしてそこからはあたしが先に歩く形で部屋に向かった。
風俗の料金があるのであまり高い部屋に出来なかったしセックスをすることだけが目的の時間なので簡素な部屋で十分だと思った。
だが、借りた部屋は思ったよりもきれいでおしゃれな部屋だった。
「先に確認したいんだけど――ここからは友達みたいにタメ語でいいかな?」
「はい」
「Mちゃんもタメ語だと嬉しいな」
「じゃあ、そうさせてもらおうかな」
「さて、確認なんだけど、Mちゃんがネコでいいんだよね?」
「うん。あたし、される方が好きだから」
「わかった。じゃあ、まずお風呂に入ろうか。一緒で大丈夫?」
「誰かと入るなんてしばらくなかったから嬉しい」
距離感が分からないながらなるべくフレンドリーにした。
年齢はあたしより下なんだけどセックスするのに敬語というのも味気ないから向こうから砕けてくれるのは助かる。
だけど、恋人じゃないし、友達みたいにとは言うがあまり馴れ馴れしいのも失礼だろう。この線引が難しい。
理系の学部を出てエンジニアをやってるからどうしても理屈が先に立つ考え方をしてしまう。もうちょっとこの辺は感覚的にできてもいいかもしれない。
セラピストは浴室で手際よくお湯を入れていく。たいていラブホテルのお風呂はジャグジーになっていたり泡風呂の入浴剤があるのでそれも入れているようだ。
「出来たよ。入ろう」
「今行くね」
そう言うとあたしは服を脱いでそれ用の棚に置いた。
セラピストは風呂を入れに行く際にすでに全裸になっている。
あたしは他人の裸を見るのも自分の裸を見せるのも何年かぶりなのでとても恥ずかしかった。
最近は温泉やスーパー銭湯にも行っていない。
今日もたった二時間のサービスを受けるために豪華な温泉旅行が出来る金額を払っているからお金の使い方も時間の使い方も考えたほうがいいと思った。
実入りのいい仕事を掛け持ちしているのだからお金に余裕があるとしてもだ。
あたしは余計なことを考えながらあたしは肌を晒して浴室に入った。
「Mちゃん、胸大きいね」
セラピストは笑顔で言う。あたしはなんだか恥ずかしくなって手で胸を隠した。
「ごめん。大きな胸が好きだからさ。そう言われるの嫌?」
「嫌じゃないけど慣れてなくて。なんだか恥ずかしくなって」
「そっか。入ろうよ」
そう笑顔で言ってセラピストはあたしの腰に手を添えて浴槽に入るように促した。
向かい合わせになってあたしたちは泡でいっぱいの浴槽に入る。
知らない人と裸を見せ合う事に緊張していたがお湯の暖かさと入浴剤の甘い香りで気持ちが落ち着く。
風呂に入るのは身体をきれいにするというのもあるがこうしてリラックスする意図もあるのかもしれない。
あたしは浴槽に入る一連の動作の中でセラピストの身体をじっくりと見た。
女性が恋愛と性欲の対象なので女の子の身体を見るのは大好きだ。
セラピストはあたしも太いほうだけどそれよりも少し細いくらいのぽっちゃり体型で若さ故か肌の張りが美しかった。
胸は小さめ。身体に脂肪が広く付いているせいもあるけども胸の盛り上がりは小さい。
乳房として付いてる脂肪の量が多くは無いのだろう。
細い体が好みだけども、小さな胸は大好きだ。ぽっちゃりした体型に小さな胸というのも魅力的だなと思った。
初めて風俗を利用するので他のセラピストがどうなのかはわからないけど、あたしの眼の前にいる女の子のあそこはツルツルだった。
かすかに坊主頭のような毛が見えたので剃っているのだろう。
今までエッチした女の子でそうしている子はいなかった。
陰毛をかき分けた時以外に女の子の割れ目を見るなんて小学校のプール授業前後の着替えと林間学校のお風呂の時以来だろう。修学旅行の時にはみんな毛が生えていたし。
女の子の大事なところはこうして割れていたんだなと改めて思った。
お互いがお湯に入るとセラピストはまずスポンジで自分の身体を洗い、それからあたしの身体を払い始める。
「くくっ……」
あたしは他人に触られることが久しぶりだったのでくすぐったく感じた。
「ちょっと我慢してね。これから肌を密着させるからきれいにしないとね」
セラピストは笑いながら言う。
仕事でしているから慣れているんだろう。手際よく全身が洗われていく。
全体的にはスポンジで胸やあそこは手で丁寧に洗う。
なんだか赤ちゃんになったみたいだ。照れくさかった。
「じゃあ、泡を流そうか」
そう言うとセラピストはお湯を抜いてそれと同時進行であたしの身体をシャワーで流していった。
「それじゃあ、お風呂の泡流すから先にベッドで待ってて」
そう言われるとあたしは少々申し訳無さを感じながらバスタオルで身体を吹いてベッドに向かった。
誰かに裸を晒して服で隠れる部分を触られるなんて本当に久しぶりだ。
これからもっと色々触られるわけだがなんだか恥ずかしかった。
初めてエッチをした時よりも恥ずかしいかもしれない。
多分、セックスを経験して、狂ったようにいろんな女の子と身体を重ねた時期を経てそこからパッタリとセックスをしなくなったからだろう。
セックスの経験に基づく性欲をオナニーで膨れ上がらせたからこんな風に恥ずかしいんだと思う。
「さてと。おまたせ~。あたしも隣に座るね」
そう言ってセラピストは長い髪の毛をまとめてあたしの隣に座った。
「まずね、メールで要望をもらったけどネコをする以外に希望はある? して欲しいこともなんだけど、して欲しくない事を聞きたいかな?」
「して欲しくない事かぁ」
あたしはこれと言って思いつかないので困った。
「痛いプレイとか姿勢に無理のあるプレイは嫌かな。そのくらい」
「わかった。私もそういうのは苦手だから安心して。あ、そうそう挿入は大丈夫?」
「大丈夫。むしろ好き」
「指で大丈夫? 一応、フィンガードムは付けるけど」
「うん。道具より指の方が好き」
「わかった。じゃあ、あとはしながら色々していくでいいかな?」
「それで大丈夫」
セラピストはあたしをベッドに寝かせてその横に足を崩して座った。
あたしもこれまでタチをやる時にこの姿勢になる事が多かったが身体を見ながらどんな事をしようかと考えるのに最適な格好だ。
しばらくあたしの身体を観察するとセラピストはあたしの腰にまたがり見下ろした。
「まずはマッサージからしていくね」
そう言うと胸を揉み始める。乳房を狙ってというわけではなく乳房を中心に胸の周り、肩、腕をゆっくりと優しく揉んでいく。
「Mちゃんはどうして今日、私を呼んだの?」
あたしは一瞬考えた。
風俗という業界に興味を持っての市場調査、それが本音だ。
だがそれは言わないほうがいいだろう。
「就職前に彼女と別れたんだけどそれから仕事が忙しくてね。恋愛するチャンスもないから感覚忘れちゃいそうで」
「なるほどね。エッチはそれからしてないの?」
「バーで知り合った女の子と一夜限りの……っていうのは何度かあったけどそれもしばらくしてない。オナニーしかしてないよ」
「裸見られるのに恥ずかしがってるし私の裸を熱心に見てたから、もしかして女性経験のない人かなって思ったんだけど違ったみたいね」
「そんな風に見えた?」
「見えたっていうかそういうお客さん多いから。女の子が好きだけど出会いがなくて恋愛する機会がなかったとか、男の人と付き合ってたけど本当は女の子が好きでとか」
「そっかぁ。あたしも最初は男の子と付き合ってたから分かるな」
「そうなんだ」
「男の子も好きだけど、女の子ほどには魅力を感じなくてね。それでビアンだって気付いた感じ」
セラピストはあたしの言葉をうんうんと納得したように聞いた。
実際にあたしみたいな人が多いのはその反応から察することができた。
これは本当の話であたしは叶わなかった初恋こそ女の子だけど十代までは男性と恋愛してきた。
今でも魅力を感じる事も多いし男性には男性の素敵さはあるから恋愛対象としては悪くないと思う。
けれでいざ身体を重ねるとなると嫌悪感はないもののあまり感情を動かされなかった。
好きな人に抱かれるという面では興奮をするけども、彼らの身体自体には別に興奮を覚えない。
あたしは単に性に淡白なんだろうと思っていた。
けれど友達と温泉旅行に言って彼女らの裸を見た時にあたしが彼氏になった男の子たちの裸に何も感じなかった理由はすぐに分かった。
おちんちんのぶら下がった股間よりも平らで貝のような外性器を隠した脂肪に富んだ股間が、ガッチリした胸板よりも柔らかく膨らんだ胸の方がはるかに興奮するのだ。
それを自覚した上で付き合う対象として女の子を考えた時に魅力的に思えた。
それから出会いを求めて身体の面でも充実した恋愛をできるようになって満足を覚えて今に至るという形だ。
だから好みのタイプとは違うとは言え久しぶりに見る女の子の裸に今、あたしは興奮している。
「そっかぁ。久しぶりのエッチだからたっぷり気持ちよくしてあげたいな」
あたしが自分の過去を話している間にマッサージは下の方に下がり腰まで到達していた。
太ももからお尻、そこから割れ目の周辺へと向かいそこは神経が他の場所よりも多いので気持ちよくなっていく。
「こういうマッサージ、Mちゃんの元彼たちはしてくれたか分からないけど、してくれたとしも私の方が上手でしょ?」
「そうね。気持ちいい」
「女同士だとこれも『本番』だからね」
そう言うとセラピストは割れ目の周辺を重点的に揉み始める。
最初は脚を閉じた状態だったけど、脚をM字開脚の状態にして大陰唇全体を丁寧に揉んでいく。
セックスには大きく分けて前戯と本番がある。
男性とのセックスはペニスを膣に挿入する事が本番でその際に膣が十分に濡れて挿れやすいように、興奮して気持ちが盛り上がるようにお互いの身体に触れて気持ちよくさせる前戯がある。
女同士のセックスは明確に本番と呼ぶものがない。
経験の少ないビアンだと指を膣に挿入することを本番だと捉える場合が多いが、気持ちよくなる行為をしていくのがセックスなのでそうとも限らない。
今こうしてされている大陰唇のマッサージを満足するまでするというのもセックスの形だ。
「すごい、上手……」
「今、Mちゃんのを触ってるけどこれは私の身体にもあるものだからね。どんな風に気持ちいいか分かるからね」
そうか。同性から性的なサービスを受けるという事の利点はこれか。
もしかしたら異性愛者でビアン風俗を利用する人もいるかも知れない。
あたしは男の子と二人付き合ってどちらともセックスをしたけど好きな人と触れ合える事の興奮はあったが気持ちよくなかった。
最初の彼氏とのはじめの数回はただ痛いだけだった。
女の場合は最初は痛いものだしそれは知っていたから不満はなかった。そこはあたしも処女を抱いたことがあるから女同士でも挿入をしたら変わらない。指はちんちんより細いので少しマシな程度だろう。
でも、女が気持ちよくなれないという不満はあちこちで聞く。
だから気持ちいいセックスを経験したくて利用する人もいるかもしれない。
「力も抜けてきたね。あそこも濡れてる。そろそろいいころかな」
そう言うと、セラピストはコンドームのミニチュアのような物を取り出して右手の中指にはめた。
初めて見る。これがフィンガードムか。
話には聞いていたけど必要性を感じなくて買おうと思ったことはなかった。
もっともあたしはこれまでの彼女たちとはネコをする事が多かったので付ける側になることも少なかったわけだけど。
「Mちゃんは男の人と付き合ってた時は女の子が好きって分かってたの?」
「分からなかったよ。偶然知ったってところ」
「そうなんだ。今日はネコをやりたいって書いてたけどセクは完全にネコ?」
「リバかな。ネコの方が好きだけど触るのも好きだよ」
「そうかぁ。私の触ってみない?」
「いいの?」
「もちろん。嫌じゃなければその方が興奮するかなって」
そう言うとセラピストはあたしの右手を取り自分のあそこを触らせた。
ぬるっとした感触が指先に伝わる。
あたしは指先を曲げたり伸ばしたりして彼女のあそこの形を辿る。
「んんっ……」
セラピストは目を力を入れて閉じると声が出るのを我慢した。
「上手。気持ちいいよ」
感じた様子を必要以上に見せないようにしている様子で落ちつた口調で言う。
「そろそろMちゃんが気持ちよくならないとね」
そう言われてあたしはセラピストのあそこから手を離した。
するとセラピストはあたしを抱きしめ、手を股間に伸ばすとクリトリスを刺激した。
オナニーで慣れた快感だ。
最近は控えていたからこの快感も新鮮に感じる。特に人に触られるなんて何年ぶりだろう。
「はぁ……」
あたしは肩で息をしていた。
ツボを抑えた快感の流れにあたしの呼吸は浅くなる。
恋人や行きずりの女の子とは違う。プロとしての技術があるんだろう。こんなのを経験したら普通のセックスで満足できるのかというくらいに快感が鋭く入ってくる。
「大分濡れたね。そろそろちょうどいいころかな」
そう言うとセラピストはクリトリスを刺激する指動きを止めて手を奥にずらす。
それからするすると細長いものがあたしの中に入ってくる感覚があった。
細長いものが奥に進んだり戻ったりする。
早く、それでいて気持ちの良いところを的確に狙う。
セラピストに中指を挿入されたのだ。
そうやって中に挿れるのもぜんぜん違う。
指の出し入れでもたついたり無理にGスポットを狙おうと指を曲げたりとかをせず真っ直ぐな出し入れだけで気持ちよくなる。
あたしは下手くそでも自分の身体の中に女の子の身体の一部が入ってくる挿入という行為が好きだ。
それはあたしがする側になっても同じ。女の子のこの神秘的な部分に指を入れて皮膚で感じるよりも高く体温を感じるのが好きだ。
ビアンには挿入を嫌う人がいるけどあたしはこの行為そのものを愛している。
その愛している行為をこの人は今までにない気持ちよさでしてくれるのだ。
「あぁっ!」
強い刺激が身体を駆け巡り耐えきれずに身体を痙攣させ強く反り返った。
頭が真っ白になった。意識が溶けるような感じ。
オーガズムに達するのはネコをする時はたいていの場合。イケないのは相手が疲れてしまった時くらいだ。
でもそういった今までのオーガズムとはぜんぜん違う。
二回三回、オナニーで連続でイクのともぜんぜん違う。
こんな快楽があったのかと何か新しい価値観に触れたように思えた。
「どうだった?」
「気持ちいい。こんなの初めて」
「それは嬉しいな」
気がつくとセラピストにあたしは添い寝をされていた。
軽く抱きしめられて、彼女の柔らかさを感じる。
スレンダーな女の子が好きなのは変わらないが、ぽっちゃりした女の子にはこんな柔らかさという魅力があるのかと感触に思った。
「あたし、こんなに気持ちいい事があるなんて知らなかった」
「エッチはこれまでしてきてるんだよね?」
「ぜんぜん違う」
「私たちは訓練してるからね。気持ちよくなれてよかった」
その口調はどこか冷たく感じた。
突き放したような口調は好きになってしまわないようにという配慮なんだろう。
「さてと、お風呂の準備してくるね」
セラピストはそう言って立ち上がると来たときと同じ様に風呂の準備を始めた。
あたしは身体を漂う性感に絆されながらぼんやりとそれを見ていた。