女の子の鼠径部フェチのレズ風俗嬢が理想のあそこを持つ恋人と出会うまで 作:喋家月餅太
レズ風俗のセラピストをやってると固定のお客さんに支えられていると実感する事が多い。
一見さんもいるが常連のお客さんのお相手が結構な割合を占める。
常連とはいかなくてもリピーターも。
そもそもレズ風俗の絶対数が少ないし、人口に対するレズビアンの割合も少ない。
その中で風俗を利用したいと思う人の割合となるとさらに少ないからありがたい。
あたしも夜職のシステムの案件を受けてその分野に興味を持って市場調査と称してレズ風俗を利用した時は怖かった。
風俗と聞けばあまりいいイメージはない。
危険な目に遭わないかと不安だったし、初めて来るお客さんも同じ不安を持ってきている人が少なくない。
ただ、いざ中の人になってみたら自分のセクシャリティを満たしたり探したりする為の選択肢として有効なんだと思えるようになった。
自分の性的指向、つまり女が好きなのか男が好きなのか、それとも両方とも好きなのか。
そこに結論をつけたら今度はどのようにセックスをしたいのか。
同性愛と言っても形は様々。
異性愛者の女性と変わらない様に女と女で愛し合いたい人もいる。
身体を見せる事を避けて女性性を拒みながら女として女を愛する人もいる。
逆に女である事を強く意識して女同士の行為をしたい人がいる。
タチとしてもネコとしても様々だ。
世間でイメージされるほどタチは男っぽい人ばかりじゃないし、ネコは女らしい人たちじゃない。
男っぽい、女っぽいはタチかネコかとは別問題だ。
身体を見せたくないほど自身の女性性を嫌だと感じてる人はどうしてもタチになるが、女の身体を見せる事に違和感を持ちながらも身体を晒してネコとして抱かれる人だっている。
あたしは私生活での恋愛やセックスでは「普通の女の人」と言えるタイプの女の子としか関係を持たなかった。
だからあたしにも様々な、レズビアンの中にしか見かけないタイプの女性たちはこの仕事で初めて接する。
こうして話していてどうしてもタチをした時の事ばかりになってしまうが、ネコの方が仕事としては多い。
それは常連さんでも一見さんでも変わらない。
それは「ネコ寄りのリバ」の看板を掲げているからでもあるが。
同じお客さんでもタチやネコで固定されてる人ばかりじゃない。
その時によって違う人もいる。
いつも来てくれる若いお客さんでいつも地雷系の服装の人がいるがこの人はその時によって違う。
予約の段階でもどちらかを指定せずにその日の気分でどちらか決める程度にセックスの仕方がフレキシブルだ。
恋人がいて直近で恋人としたのとは違うエッチを求めてくるので性欲の強さと、自身の欲求への正直さには感心する。
昨日はそのお客さんのお相手をした。
その時はタチ希望でしっかりと膣を二本の指で攻められた。
気持ちよかったが仕事としてのセックスでは相手が上手なほど体力を使う。
特にネコの場合は性感を伴うから余計だ。
上手ければしっかりとイかされる。
オーガズムは体力を使うのでその後のシャワーやお金のやり取りのミスがないかが怖い。
セックスのスタンスも人により様々で、膣を使うかどうかは特に人によって考えが分かれる。
膣に指やディルドを挿れないで欲しいというお客さんは少なくない。
昨日のお客さんも自身の膣は絶対NGだ。
その人の場合は「膣は恋人のためだけのもの」という考え方によるもの。
指は性器じゃないからあちらからあたしに挿れるのは構わないが、あたしがお客さんに挿れるのはダメだと毎回、念を押される。
他にも指を膣に挿入するのは男女間でのペニスの挿入の真似だと考えて嫌悪したり抵抗感を持ってる人もいるし、単純に身体の中に何かを入れる事が怖いという人も多い。
単純に気持ち良くないからクリトリスだけにして欲しいという人も。
レズビアンは初めて女に抱かれるまでにあたし自身が持っていたイメージとは随分違うし、膣への挿入を好むあたしからしたら接することのない感覚とセックスにこの仕事でたくさん触れられている。
そんな風俗嬢としてのあたしだがそろそろこの仕事の終わりを具体的に決める時期が来た。
大学院の進学準備が金銭面でも研究計画の面でも出来上がり具体的な段取りをする頃だ。
多分、この仕事を辞めてからはお客としてお店を利用することもあると思う。
だから円満に辞めたい。
それもあり、お店を辞めて、友人であるSの助言通り世間の感覚に風俗の世界でズレた感覚を治す為のリハビリをして、それから大学院に入る、という一連の流れをお店に迷惑をかけずに考える時だ。
それにあたって引っかかる事がある。
先日、初めて来てから二回ほど来てくれた女の子、その子のあそこの事だ。
あたしはこの仕事を始めてから子供の頃にちょんちょんと呼んでいた股間の割れ目周辺に対する興奮を覚える様になった。
女の子のデルタは人によって形が千差万別でそれを見比べたり触り比べたりするのが仕事をする上での楽しみになっていた。
そのお客さんのちょんちょんはとても可愛くて好みの形をしている。
ちょんちょんの理想系と言ってもいい。
このところ、来てくれるたびに鮮明に記憶されるお客さんのちょんちょんを思い出しながら仕事のない日はオナニーをしている。
この所、その記憶のおかげでオナニーが本当に捗っている。
このちょんちょんへの並々ならぬ興味は普通の世界に戻った時に邪魔にならないか。
恋愛に諦めを持っているあたしがレズビアン向け風俗嬢をして見つけた女体の新しいエロさ、それに振り回されないかが不安だ。
この過剰な妄想もどこかで整理をつけなければいけないと思う。
風俗嬢から大学院生へのステップはやる事がたくさんだった。
そして、今日はこれから仕事をする中での一番の楽しみが待っている。
理想のちょんちょんを持つ女の子があたしを利用してくれる日だ。
予約を受けた時からワクワクした気持ちが湧いてくる。
あたしは仕事の支度を始めるとお客さんのちょんちょんの感触を思い出す。
早く触りたい。
割れ目をなぞりたい。
あたしはメイクをしながらあそこが生暖かくなる感覚を覚えていた。