※この作品はR-18です。

女の子の鼠径部フェチのレズ風俗嬢が理想のあそこを持つ恋人と出会うまで   作:喋家月餅太

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ラグジュアリー開始

大抵、行為の前の入浴では風俗嬢がお客さんの身体を洗う。

 

レズビアンの場合はタチの人は身体に触れられたくない人も少なくない。

 

だから、今日のお客さんの場合はセラピストであるあたしの方が洗われる側だ。

 

正直、これだけは慣れない。

 

サービスを提供するはずの側がサービスされてる感覚だからだ。

 

たまに洗わせてくれることもあるが、綺麗好きで触られるのがダメでな人なのでこうなる事は必然ではあるのだが。

 

タチのお客さんの中でもこのお客さんはわりとやりやすい方でお互い別々に身体を洗う事や、別々にお風呂に入る事、人によってあちらが全く服を脱がずあたしが一人で身体を洗うこともある。

 

脱がないお客さんの場合はお風呂をスキップする事も多い。

 

セックスは裸になってするものという頭がどうしてもあるのでこういう所で同じ女性同性愛者でも感覚の違い見たいのは感じる。

 

今日のお客さんのようなバリタチと言われる触る側専門のセクシャリティの人の感覚みたいなのは未だに分からない。

 

気持ちよく慣れないのに満足なのか不思議なのだ。

 

あたしはお客さんに手際よく洗われて、お客さんは自分の身体をしっかり洗って綺麗になり、あたしはベッドに寝かされていた。

 

すでにセックスの必須道具——安全に粘膜に触れるために手にはめるサージカルグローブをお客さんにしてもらっている。

 

このお客さんとのセックスの時、あたしの方はサージカルグローブもフィンガードムも着けない。

 

お客さんが触りあたしからは触らないから必要がないからだ。

 

あたしはベッドの上で仰向けになって、お客さんはあたしに覆い被さる体勢を取ってあたしを見下ろしている。

 

ネコ中心に風俗嬢をやってるし、プライベートでもネコが多いので見慣れた光景だ。

 

こうして自分を見下ろす女性の表情を見るのがあたしは好きだったりする。

 

これからあたしを犯す女の顔を見ると嬉しく思う。

 

このお客さんの時はあたしは何もせずにただ、お客さんのする事に身を委ねる事にしている。

 

いつもあたしを「上手なネコ」だと褒めてくれるけど猫の上手下手はこれまでたくさんの女とセックスしてきたけどよく分からない。

 

だから、何かをするにも的外れになるだろう。

 

ただ、「上手なタチ」であるお客さんの手にされるがままにするだけだ。

 

普通のタチのお客さんなら気持ちを乗せてあげたり、行為をしやすいようにリードしてあげることもできるがかなりのテクニシャンが相手ならあたし程度じゃ太刀打ちできない。

 

お客さんはあたしの腰に手をかけた。

 

いつもは胸から触って上下にという流れを取るが今日は腰からだ。

 

お客さんはサージカルグローブの摩擦をうまく利用して皮膚表面の性感帯を刺激していく。

 

まだ濡れるほどじゃないがゆったりとくすぐったさにも似た快感が伝わり始める。

 

この仕事をしてから初めてサージカルグローブやフィンガードムを使ってセックスをするようになった。

 

正直、素手で触られるのに比べたら気持ち良さは落ちる。

 

肌には肌が相性がいいのだろう。

 

それにあたしは女の柔らかくしっとりとした肌の感触が好きだ。

 

だけど、このお客さんはそれが薄いゴムで損なわれる事を加味しても余りあるほど気持ちよくさせてくれる。

 

人それぞれ性感帯なんて違うのに器用に読み取って快楽に導いてくれる。

 

もし、あたしが風俗嬢じゃなくてこの人の恋人なら素手でもっと気持ちいい思いをできるのだろう。

 

恋愛はしない主義だと聞いたが、以前はいたのだろうか。

 

あたしも女との恋愛に疲れたクチなので、それは不要な疑問だろう。

 

だけど、あたしの所属するお店に厳しい安全規則がなかったらもっと気持ちよくなっていたのかもしれない。

 

大抵の場合はサージカルグローブを最初からつけてるが触り始めを素手でしてもらった事はあるのでその気持ち良さの一端は知ってるだから、それで想像は可能だ。

 

ただ、この人の素手で膣の内壁に触れられたらどんな感じだろうかとは思う。

 

それこそ、どこまで行っても赤の他人でしかない風俗嬢には知ることのできないものだ。

 

まだ上半身への愛撫だが、とてと気持ちいい。

 

「今日は何度かさせてもらうわね。できれば朝まで。二回以上イクのは平気かしら?」

 

お客さんはあたしの割れ目をなぞりながら言う。

 

セックスで二度目のオーガズムは正直経験がない。

 

オナニーでは何度か経験しているが、誰かにとなると身体的負担も精神的負担も違うだろう。

 

ただ、これはビジネスだ。

 

怖いと言う感情はある程度傍に置いていいだろう。

 

あと、このお客さんはきちんと気遣ってくれる人だし、うちの店はきちんと危なくなれば助けてくれる決まりだ。

 

「大丈夫です。二、三回一度にイッた経験はあります」

 

「顔がこわばってるわ。怖いなら無理しなくていいのよ」

 

「いえ、久しぶりなだけです」

 

「マルチオーガズムの経験ってオナニーだけだったりしない?」

 

バレてる。

 

洞察力なのか、そう言う人が多いのかは分からないが何人もの女を抱いてきてる人だし当然ではあるのだろう。

 

「イッた直後から続けたりはしないわ。一度セックスをして、それからお酒を飲んだりお茶を飲んだり、ゆっくり何度かのセックスをするのよ。激しくするつもりもないから安心して。スローセックスというやつね」

 

お客さんはそう言って優しく微笑んだ。

 

そんなセックスがあるのか。

 

風俗なら二時間でしっかり満足させないといけないし、私生活でも結構激しくしてそのあとは疲れた身体で抱き合ってという形ばかりだった。

 

ゆったりとセックスをする。

 

大人の愛し合い方なんだろう。

 

もっとも今日のこれからするセックスもこのお客さんにとっての他のセックスも愛の介在しないもの、のようだが。

 

「私に女の子の感触をゆっくりと味わわせて欲しいの。私はその方が気持ちいいから」

 

まだあたしは若者なんだろうなと思った。

 

セックスでイかせる事、イかされるコトばかりを考えてた。

 

女は同性相手、異性愛でどちらにしてもセックスでは簡単にイけないからオーガズムを経験できるようになってそればかりを求めてた。

 

「よろしくお願いします」

 

「怖がってイクのを嫌がる人じゃなくてよかった。それじゃあ、あなたの身体を味わせてね」

 

そう言うとお客さんはあたしのちょんちょんを揉み始めた。

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