女の子の鼠径部フェチのレズ風俗嬢が理想のあそこを持つ恋人と出会うまで 作:喋家月餅太
大抵は上半身から愛撫を始めるけど、今日はお客さんは鼠蹊部の割れ目の左右の部分——あたしが子供の頃からちょんちょんと呼ぶ部分を揉むところから始めた。
今日は泊まりでのお相手なので一晩中、セックスをする。過去に他のお客さんで夜通しのお相手はあったがこのお客さんでは初めてだ。
このお客さんはあたしの風俗嬢としての初めてのお客さんでおそらく30代半ばか後半、だけど体型に衰えたところの見えないとても綺麗な人だ。
見た目だけなら三十歳前後に見えるだろう。
ただ、それより上の年齢に見えるのは落ち着いた知性と人生経験を感じる点と妖艶とも言える色気があるからだ。
とても綺麗な人。
その人の手で巧みにあたしのあそこは揉みほぐされていく。
あたしはぼんやりとお客さんを眺めながらじわりと緩く押し寄せる気持ち良さに身を委ねる。
上手な人が相手なら自分から感じようとしない方がいい。
特に今日は長丁場だ。
積極性をあまり出すと疲れてしまう。
「毛を処理してからのMさんの大事なところの感触が好きなの。マシュマロのようね」
上手に大陰唇の脂肪の下にあるクリトリスの「根っこ」を刺激しながらお客さんは言う。
お客さんは柔らかい弾力の少ないちょんちょんが好みなのはこれまでのあたしのちょんちょんを揉む際の言葉から把握している。
「いいわ。とても気持ちいい。今日はゆったりいかせてもらうわね。いいかしら?」
「もちろんです」
お客さんは軽くくすぐる程度の強さで性感帯を刺激していく。
原理的に言えば女は何度もとは言わないがオーガズムの後に更にセックスを続ける事も不可能じゃない。
だけど、イク程の強い刺激を受けていたらとても体力がもたいない。
それはイカせる側も同じだろう。
セックスの時のタチの動作は手が疲れる。
うちのお客さんで泊まりの依頼は常連さんに限られるのでどの人も丁寧にセックスをしてくれるし、その方が満足なタイプの人たちなのはありがたい。
過去のワンナイトラブや恋愛経験の少ない彼女なんかで張り切りすぎて泊まりでホテルにいるのに激しいプレイをいきなりしてバテてその後、手持ち無沙汰な時間を過ごすことになり気まずかった経験は何度もある。
決して安くないというよりもはっきり言って高いうちの店の宿泊利用を払えるんだからそんな無様な時間を過ごしたくないだろう。
あの料金を払える人はかなり稼いでいるからきちんと朝までの時間を実りのあるものにもしたいだろうし。
「もう勃ってるわね。血の巡りも良くなってきてるみたい」
お客さんは刺激しない程度に軽くあたしのクリトリスに触れた。
この人は興奮具合を見るのに膣の濡れ具合じゃなくクリトリスの勃起を見る。
どうしてかはわからないが相手の女のクリトリスが勃っている様子を知るのが好きなようだ。
恋人とのコミュニケーション程度の時々のセックス程度の経験なら勃起してるかどうかも変わらないが、それなりに頻度の高い経験をすると触って勃っているか、どの程度の勃ち具合かも分かるようになる。
1センチにも満たない突起の硬さの変化を読み取れること人はかなりの経験者だ。
もっともあたしも風俗嬢をやっていて最近、クリトリスの勃起がどのくらいか分かるようになってきている。
昼間働いている人が風俗嬢のようなペースでセックスするとは思えないのでこのお客さんは相手に不自由せずに沢山の女を抱いてきたのだろう。
長い間培った経験でサージカルグローブの薄いゴムを介してもクリトリスの勃起を細かく把握できるくらいに。
「もっと色々感じないとね」
そう言ってお客さんはちょんちょんから手を離し全身をマッサージしていく。
正気を刺激した後なので全身の神経が敏感になっている。
経験の豊富さの裏付けとなるように巧みにあたしの全身の性感帯は上半身も下半身も刺激されていく。
バリタチであるこのお客さんが他人の手にどれだけ気持ちよくさせられてきたのは分からないが、同じ女だからこそわかる的確な狙いで全身にわたって触られていく。
体温が微かに上がる感じがする。
確実に二時間未満の時間でイカされる普段の行為とは違う。
丁寧で繊細なセックスの形だった。
他の一晩を共にしたお客さんも上手な人ばかりだったがこの人は別格だった。
このテクニックなら一晩かけて気持ち良さが続きそうだ。
こんなに気持ちよくさせられてこちらからも何かをしてあげたい気持ちだが、この人はそれを望まない。
触られるくらいは平気だが、誰かに気持ちよくさせられることに不快感を覚えるタイプだからだ。
だからあたしが出来るのは態度と息遣いでお客さんのテクニックで感じている事を伝える事。
しっかり感じてお客さんを満足させていこうと思う。