短編エロ小説。
黒龍との世界をかけた戦いからしばらくが経ち、その最たる当事者であったゼルダは日々の平穏を取り戻し始めていた。平穏と言っても彼女にはやることがたくさんあった。天変地異の混乱の終息と、100余年前の災厄からの復興。彼女はせわしなく各地を回る日々を送っていた。それでも彼女の未来はとても開けていて、明日より先の未来を考える余裕も出てきている。
※
「はぁ……ちゃんと渡せるかな……」
夜、ゼルダは月明かりの照らす自宅の書斎の椅子に座って、机に置いたコハクの指輪を指で撫でながら、重い溜息をはく。彼女はリンクに結婚を申し込もうと思っている。元々は姫とその騎士という立場、婚姻など考えれないが、もう国はなく立場も何もない。しかし、騎士の任を解くから自由に生きろと伝えても、リンクは聞かないだろうという確信が、ゼルダにはあった。ならばいっそ夫婦となり対等な運命共同体として生涯をともにして欲しいと考えたのだ。
自分の頼みをリンクが断わるわけないと思いはするが、なかなか言い出せずにいる。彼女も乙女なのだ。
「はぁ……」
ゼルダは指輪を眺めて、物思いにふける。その指輪は彼女がプロポーズのために用意した指輪だった。その石はいつか、リンクがきれいだからと渡してくれたものだ。特に貴重というものでもないが、確かにきれいで気に入っている。こういう素朴なものを絆の証にするのも良いと思えたのだ。
ゼルダはこれを渡したら何と言うだろうと考える。彼女はリンクに異性愛の感情も抱いている。しかし、その感情は使命を通して経験した出来事を経てずいぶん複雑になってしまっている。それもあって、彼女はなかなか踏み出せずにいる。
「明日また考えよう」
ゼルダは問題を先延ばしにして、ベッドに入り眠りにつく。彼女はまだ知らない。もう彼女がリンクに思いを伝える機会はもうないことを。
※
「ここは……」
ゼルダは見知らぬ場所で目を覚ます。薄暗く肌寒い場所。彼女は自分はなぜこんなところにいるのか分からなかった。自宅で寝ていたはずだ。
「はだしで、寝間着のままなんて……」
ゼルダは着の身着のままどころではない自分の格好に驚く。不用心が過ぎる。夢遊病にでもかかってしまったのではないかと。
辺りを見回すと、そこは洞窟のようだった。手近にあったアカリバナを叩いて、周囲を照らしてみる。
「なんとか朝までに戻らないと、リンクが心配してしまう……あ……」
出口を探そうと思ったゼルダだったが、向こうの方から流れてくる“ある気配”に気づく。
「瘴気……なぜ?ガノンドロフは打ち倒されたはず……」
魔王ガノンドロフから漏れだす闇の気配、瘴気が洞窟の奥から流れ出ていた。
「どうして……?」
人を蝕み、命すら脅かす瘴気。理性で考えれば一刻も早くここを出る選択をするべきだったが、今のゼルダの中にはその瘴気の出所にひどく惹かれてしまっていた。
「ダメなのに……足が止められない……」
ゼルダは、洞窟の奥へと進みたい自分を制御できなかった。早くみんなに、リンクにこのことを知らせなければいけないのに、彼女はところどころにあるアカリバナを頼りに瘴気の出所へと向かっていく。
彼女は自分の行動が理解できなかったが、これまでの瘴気と今回のそれは何かが違った。赤黒い靄の持つ闇の気配はそのままだったが、どこか甘美な香りを孕んでいた。もしかすると自分はそれに惹かれているのかもしれない、と彼女は思った。忌むべきものであるはずのそれを彼女はどこか求めてしまっていた。まるで子供が不快な臭いがどこか癖になって何度も嗅いでしまうように。
「あ、ああ……そんな……ありえない……」
やがて彼女は洞窟の最奥で、最も恐れていた存在に出会う。赤黒い半透明の亡霊のようで、骨と皮だけのミイラのような形態をしていた。しかし、その姿は間違いなくガノンドロフのものだった。
「あ、あなたは完全に滅んだはず!?」
ゼルダは身をすくませ、悲鳴のような声を出す。
「安心しろ。ここにいる我は、残滓にすぎん。日の下へ出ればすぐに霧散してしまう。儚い残りかす」
その声は確かに力ないもので、存在感もゼルダがかつて相対した時とははるかに弱体化していたが、その吐き気のするような邪悪な闇の気配はまだ確かにそこにあった。
「あなたが私を呼んだのですか……?」
ゼルダは逃げるタイミングを図りつつ、その魔王らしきものに問う。弱みを見せまいと気丈に振る舞っていたが、その心は恐怖に震えていた。リンクにそばにいて欲しかったが、ここがどこかも分からず助けを呼ぶ手段もない。
「そうだ。我の新たな身体を孕み、産んでもらうために」
「なっ!?」
ゼルダは自分の耳を疑った。孕み産む?比喩的な意味だろうか、それともそのままの意味か、彼女には判断ができなかったが、どちらにしろ受け入れられることではない。
「そんなおぞましいことを、私が受け入れるはずないでしょう!?今度こそ完全に消え去りなさい!」
ゼルダは気力を何とか絞り出し、自らに宿った光の力を行使して、今度こそ魔王を滅しようとする。
「遅いわッ!!」
「あ……」
ガノンがそう叫んだ瞬間、ゼルダは身体が硬直し碌に力が入らなくなった。
「お前の身体はすでに我が瘴気によって掌握されている。このようにな……」
「あ!ああ……!?」
周囲に瘴気の手が出現し、ゼルダの四肢を拘束して、空中に磔にしてしまう。
「は、放して……!?」
ゼルダは身もだえて抵抗したが、その手は緩まない。彼女は激しい苦痛を覚悟したが、その手は拘束はしても傷つけることはなかった。むしろ、その触れ方に優しさと快さを感じてしまって、彼女の頭を混乱させる。
「そう言うな……貴様が、心地よくなれるように瘴気は調整してある……」
「な、なぜそんな……!?」
「ふふ……これから、我らは子を成すのだ。相手を気遣うのは当然だろう……?」
「そ、そんな……」
ゼルダは想像していた中でも一番最悪な現実が迫っていると悟り、絶望しかけてしまう。
「安心しろ、貴様がきちんと我を愛するようになる仕掛けを用意している……」
「だ、誰がそんなおぞましいことを……!放しなさい……!」
ゼルダは顔を青ざめさせて、身体を動かそうとするがやはり拘束は緩まない。
「だからそう足搔くな。もう貴様が我から逃れる術はない……貴様も受け入れると楽になる。今回は苦痛の類を与える気はないからな」
「う、は、放して……」
秘石もないこの状況ではもう碌に打てる手もなく、ゼルダの心の中には怯えが広がっていっていた。
「私を犯す気……なのですか?」
「我の闇の因子をお前の光の力へ混ぜ込み、お前には我が新たな肉体を孕んでもらう!そうして新生した我は、光と闇を併せ持つ完璧な存在となる!」
「そ、そんなの絶対に嫌!そんな辱めを受けるぐらいなら殺しなさい!」
ゼルダは怯えていたが、それ以上に嫌悪を感じていた。ラウルとソニア、そこから連なる全ての悲劇の元凶であるこの男と交わるなど、地獄に落ちたほうがマシとすら思えたのだ。
「そうはいかん……我も今は仮初めの身、手段は選んでおられん。だが安心しろ。お前には相応の快楽と我により作り替えられた世界で、妻として生きることを許そう……」
「そのようなこと……んむっ!んん~~~」
ゼルダは近づいてきたガノンにその干物のような手で顎を掴まれ、唇を奪われてしまった。彼女は一瞬何をされているか分からなかったが、すぐに涙を流し始めた。ファーストキスは愛する人、リンクに捧げたかった。ガノンの唇に人らしい温もりはなかった。それどころか唇の隙間から漏れると息で自身が闇で汚されてしまっているように感じた。きっとそれは錯覚ではないのだろう。
「ふぅ……ふふ、なかなかに良い接吻だったぞ、それに確かに貴様の見てくれは愛らしい。愛玩人形にすればさぞかしいい使い心地がするだろう。フフフ、ハハハハハ!」
「ひぃ……」
高笑いを上げるガノンにゼルダは小さく悲鳴を上げることしかできなかった。
「さて、前戯を始めよう……」
“パチンッ!” “ビリィ!”
「イヤーーー!!」
ガノンが指を鳴らすと、さらに出現した瘴気の手がゼルダの衣服を完全に破り取ってしまった。
“プルン”と、ここ数年で豊満に育った肉付きのいい身体が震える。傷一つない白磁器のように滑らかな体であった。
「ほう、これはなかなかにそそる裸体ではないか!特にこの尻など揉み甲斐がありそうだ」
「下劣な……!見ないで……」
ゼルダは目を閉じ歯を食いしばって、涙を絶えず流しながらそれでも羞恥に耐えた。彼女の大きなお尻は兵士からの下品な視線を集めてしまうこともあり、コンプレックスとなっていた。それを暴かれることは彼女にはまさに凌辱だった。
下をかみ切って命を絶つことも頭をよぎったが、ガノンの存在を知らせるためにもそう簡単にあきらめるわけにはいかなかった。それ以前にそんなことをこの悪鬼が許してくれるとも思えない。今は耐えて、逃げる隙を探そうと彼女は自分に言い聞かせた。
“ブゥン……ジュァ……”
「あ゛あぁぁぁ!!!」
唐突にゼルダは下腹部に強烈な熱を感じた。恐る恐る目を開けると、瘴気の手の一本が、その手のひらを彼女の下腹部に押し当てていた。まるで焼き印を入れられているようで、その熱はじんわりと全身に広がっている気がした。
「何をしたのです!」
「見ればわかる。我の刻印を刻んだのだ。お前の光は強すぎる。まずは我が魔力を馴染ませて、我が種を受け入れやすい身体にしてやる必要がある」
ゼルダの腹に触れていた手が離れると、そこには目のシンボルを中心とした紋様が刻まれていた。彼女はねっとりとした熱を腹から感じていた。身体に何か異変が起きているのが嫌でもわかった。
「さぁ……楽しめ!」
“モミュモミュ……ぎゅみゅぎゅみゅ……”
「ああっ!イヤッ!イヤッ!触らないで……!あううぅ……!」
何本もの瘴気の手が、ゼルダの体のあらゆる場所をまさぐり、撫で、揉みこんで、蹂躙した。
「闇を肌からしみこませている。受け入れろ、刻印と反応して、すぐに快楽が来る」
「んふっ!いあ、いあんっ!んふあっ」
ガノンの言う通り、彼女は嫌悪感以外の何か、言いようのない未知の感覚に苛まれていた。そういうことに疎い彼女であったが、それが性感であることはなんとなく分かった。自分は世界一嫌いな相手の愛撫で、感じてしまっている。彼女は信じないようにした。しかし魔王は調教の手を緩めない。
“グチュ……”
「あ、いやぁっ!触らないで!そこは大切なぁ!」
闇の魔手がついにゼルダの秘部に伸び始めた。その指が、ワレメをなぞる。それだけで、彼女はビクビクと全身を震わせてしまった。
「おお……濡れているではないか、我の愛撫で感じているのだな?」
「しょんなことあるわけない!?ただの防御反応で……ああっ!」
感じていることをゼルダが否定しているところで、彼女の淫裂に指が入れられてしまった。彼女は驚きの声を上げ、恐怖と衝撃、そして快感によって叫んでしまった。
「ふふ……もうこんなに愛液を滴らせて……とんだ淫乱女だ!」
「言わないでぇ!違うぅ!んあっ!ぬ、抜いてぇ……!」
ゼルダの抗議も空しく瘴気の手は、ぐちゅぐちゅと水音を立てながら、指で彼女のヴァギナをほぐしていく。膜を破らない深さにとどまったが、まともに自慰もしたことのない彼女には動揺するには十分な衝撃と官能だった。
「あ、ああっ!あんっ♡うう……はあ♡」
彼女は嫌悪感に震えながらも、膨らんでゆく快感を意識し始めていた。それに釣られるように彼女の悲鳴に艶っぽい嬌声が混じり始めた。
手マンの途中も、全身の愛撫が止まっているわけではない。ゼルダは、全身から沁み込んでくる熱、刻印から発される熱、性器から広がる熱によって全身が沸騰してしまうように感じた。
「にゃ、にゃにこれ~~~!?」
彼女を襲う変化はそれだけではなかった。彼女の純白の肌は、下腹部の刻印によって浸食されていた。禍々しい紋様が全身に広がっていく。その紋様はその場所の感度を上げていくとともに、彼女の思考を緩ませる。快楽への耐性を下げ、流されやすくしてしまうのだ。
「にゃんで~??からだがおかし~の~♡」
瘴気の手はゼルダの身体を愛撫し続ける。そのたびに彼女の身体は激しく痙攣する。快楽を逃がすために身をよじることも許されず、理性を揺さぶられ続ける。
“ビンッ♡”
「いあ~~~♡」
トドメとばかりに乳首を弾かれるとゼルダはその背をのけ反らせ、絶頂する。噴水のように潮を吹く。
「にゃにこれ~♡しゅごいの~~~♡」
それは彼女にとって未知の経験であり刺激的な感覚でありすぎた。絶頂が終わった後も彼女のヴァギナは愛液を滴らせ続けていた。
「頃合いだな……」
それを眺めていた魔王は、準備が整ったとゼルダに近づいた。
“シュル……ボロン!!”
ガノンが腰巻を解くと、その剛直がゼルダの前に現われる。
「あ……え……?」
ゼルダの視界に入ったそれは、ミイラのものとは太く長くそしてみなぎっていた。
「な、なんなんですか……?それは……?」
「決まっている。貴様を快楽に堕とし、闇の子を孕ませる。魔王の摩羅よ」
ガノンは薄笑いを浮かべながら答えた。
ゼルダは男性器をまじまじと見た経験はなかった。にもかかわらず、彼女は雌の本能で理解した。その肉竿が、人の領域をはるかに超越したものであると。おそらく彼の勇者のそれとは比べるのもおこがましいものであることを。
“ズリ……ズリ……”
ガノンはゼルダの身体に教え込むように、刻印から性器にかけてに、その亀頭を擦り付ける。
「あ、止めて……汚らわしいもので、触れないでぇ……!あ……ふあ♡♡♡」
亀頭が下腹部で上下するのに合わせて、ゼルダもびくびくと痙攣する。凄まじいおぞましさと嫌悪を感じながらも彼女の視線は、常にそれに向いていた。
「覚悟はできたか?これから我がお前の純潔をもらい受ける……」
ガノンは瘴気の手に、ゼルダを仰向けに寝かせ、足を開かせる。金の薄く控えめな茨に包まれた秘部が露わになる。
「やめ、止めてください!そんなものを挿れられたら、私の身体が裂けてしまう……!」
ゼルダは最悪の未来を想像し恐怖に震える。
「安心しろそのための下準備だ。お前の身体は我のモノを受け入れる準備ができておる」
ゼルダにとって、それは絶望の宣告であり、同時に歓喜の知らせでもあった。
「そ、そんなぁ……」
「ふふ、嬉しかろう?お前の身体はすでに我の寵愛を求めているはずだ……」
「あ、ありえない!そんなこと!」
それはっゼルダの強がりだった。実際はその摩羅を目にした瞬間から、鼓動が早鐘を打ち、子宮がきゅうきゅうと疼いていた。あれが欲しい、胎の中に欲しいと彼女の中の何かが激しく叫んでいた。
「ゆくぞ……」
「ダメェ!待って、許してぇ!そこはリンクにあげるものなんです!だからぁ、まってぇ!」
リンクへ操を立てることも理由だったが、ゼルダには一度それを受け入れてしまえば決定的に戻れなくなってしまう、そんな予感があったのだ。
そして、そんな彼女の願いも虚しく、その瞬間が訪れる……。
「ふんっ!」
“ズブン!……ブチッ!……ゴチュ!”
ガノンは、淫裂から肉棒を一気に膣内へ突き入れ、そのまま処女膜を破りそして最奥へ到達し子宮口を亀頭が押し上げた。
「あ……おぐ……おぼぉぉおおお♡♡♡」
ゼルダの頭をこの世全ての快楽と苦痛をごちゃまぜにしたような衝撃が襲った。あまりのことに、ゼルダは言語で思考することもできず、ただただ獣のような咆哮を上げる。姫君にはふさわしくない汚く低い声だった。もっともガノンにはそれがもっとも心地よい声に思えた。
「あぐ……おぅ……あ、ああ……♡」
しばらくガノンは動かないでいた。ゼルダにしっかりと、今の現実を認識させるために。
「あ、ああ……ああァァァ……」
うめき声は、悲痛な嘆きに変わっていく。ゼルダは、知ってしまったのだ。自分の純潔が奪われてしまったことを、その相手が魔王であること、そしてもう自分は逃れられないことを……。
「イヤァ……イヤァァァァァーーー!!!」
ゼルダは絶叫した。普通の精神の持ち主なら間違いなく発狂していただろう。ただ100年の地獄を耐え抜いた彼女の強さが、むしろ彼女を苦しめ続ける結果になった。彼女は心の中でごめんなさい、リンク……と謝罪の言葉を繰り返し、ただただ、涙を流した
「安心しろ、すぐにその苦悩を快楽で洗い流してやろう」
ガノンは腰を振り始める。
“ズジュン!ズジュン!”
そのピストン音は水気を帯びながらも重苦しい音をしていた。肉棒が行き来するたびにゼルダの腹はその形に膨れ上がってしまう。異物が、内臓を押し上げるような感覚に彼女は震えていた。腹が破れると彼女は思ったが、改造された身体はその暴力的な腰振りを受け止めてしまう。そして、受け止めてしまえるがゆえに、彼女は快楽を感じ始めてしまっていた。
「おうん♡はう♡にゃにこれ♡止めへ~♡」
魔王に犯されることを苦痛と感じたいのにゼルダは、その行為に嬉しい楽しい気持ちいいと、プラスの感情を抱いてしまう。気を抜いてしまえばその行為を自分から求めてしまいそうな恐怖にかられた。
「楽しんでいるようだな」
ガノンはニヤリと口角を上げながら腰を振り続ける。ゼルダの身体の固定は瘴気の手に任せているので、彼自身は手を使っていない。まさにオナホ扱いだった。
「そんにゃわけないれす~♡おっほお゛ぉぉぉ♡」
「何を言う。強制も愛液も全く抑えられていないというのに……」
感じていることを認めないゼルダに、ガノンは破瓜の血の混ざっている愛液を指ですくって見せつける。
「おほぉ……♡しょれは、あなたのせいれす♡」
ゼルダにとっての救いは感じる自分を、魔力のせいにできたことだろう。
「魔法は増幅させるだけにすぎん……根の方にはお前に淫乱の本性があるということだ」
「ウソで……
“ずっちゅん!!”
お゛っほーーー♡♡♡」
ガノンの言葉を否定しようとしたゼルダの声は、途中でたたき込まれた亀頭の一撃で、汚い嬌声に変わる。
“ぷしゅーーー♡♡♡”
ゼルダは愛液を噴き出して背を反らして激しいアクメを晒す。
「フン……派手にイッたな……我好みの淫らな女だ……」
「ああ……♡」
イく……その言葉が、ゼルダの脳内で激しい快楽を伴う現象と結び付けられる。そして、魔王からの賞賛の言葉、そんなものは吐いて捨てるべきと彼女は思いたかったが、理性とは裏腹に雌性が喜びを感じずにはいられなかった。
「ああ……っ♡ひあぁ♡ひぎぃ♡いやぁっ♡」
刻一刻とゼルダの嬌声に含まれる甘さが増えていく。彼女は着々とガノンに染め上げられる自分に危機感を感じたが、すでに快楽中毒で弛んだ頭では、抵抗の手段を考える事すら出来ない。
「リンクぅ……ごめんなしゃい……ひあぁっ♡」
愛しい人のことを思い浮かべようとしても、ゼルダの脳内に浮かぶのは、もう勇者のものでは絶対に感じる事すら出来ないという予測だけだった。
「しゅごしゅぎぃ……♡イ゛くぅ♡♡♡」
これまでのゼルダは、こんな快楽があるなど知らなかった。こんな快楽を体感してしまえば、多少狂っても仕方ないだろうなどと彼女は考えてしまう。
「これで蕩けているようでは先が思いやられるぞ……新生した我の摩羅はこんなものとは比べられないほど凶悪に雌を穿つぞ」
「しょ、しょんなぁ……♡」
その事実を、ゼルダは悪いこと捉えなければいけないはずだった。しかし、彼女は想像してしまう、期待してしまう。どんなに気持ちいいか、どんなに狂わせてくれるのかと。彼女は、欲しい、体験したい……そう思う自分を否定できなかった。
「お゛っごぉおおお♡……イんぐぅぅぅ~~~♡♡♡……びぎぃぃぃ♡♡♡」
地の底で快楽の宴はクライマックスへ近づいていく。ゼルダは絶頂を繰り返しながら、さらにその上に登り詰めていく。ガノンの方もまた“その瞬間”に向けて、肉竿を充填される子種でさらに太くしつつ、ピストンをも早めていく。
それが頂点に達しようとしたその時……
“……………”
「……え?」
ガノンの腰が止まった。ゼルダは今起こっていることが理解出来なかった。臨界まで高められた胎内の熱の発散が出来ずに、内側で暴れてしまい彼女を狂おしいほどに苛みだす。
「あ、ああ……」
ほどなくしてゼルダは理解する。自分でその一線を越えることを促されていることを。
「どうした?望み通り止めてやったぞ?」
「う、ううう……」
凄まじい葛藤が始まりゼルダは呻くことしかできなくなる。
「だが、お前の穴が締め付けて抜くことが出来んなぁ……」
「そんな……こと……」
魔王のせいで仕方なく、そんな甘えた結果を目の前の悪鬼は許してくれない。
「お前に選択肢をやろう」
その瞬間、醜悪な笑みを浮かべた。
「ここで、『抜いてくれ』と我に頼むなら、そのままお前を解放し全てをあきらめよう……その場合、我は完全に霧散することになる。お前たちの勝利だ」
白々しい、そんなことをする気はない癖に……ゼルダはそう悟っていた。
「それ以外の選択肢を選ぶなら、お前は我のモノとなる。我が闇の中で、孕み妻としての永遠の快楽を約束しよう」
やはりこの男は悪魔だとゼルダは思った。ガノンはその選択肢の内容を具体的には言わない、ゼルダ本人が口にすることを求めているのだ。それ以前に孕み妻などという、品性のかけらもない扱い、本来なら唾棄すべき嗜好なはずだった。しかし、今の彼女にはとても魅力的な未来に思えてしまった。
「さぁ、選べ。お前の望む未来は目の前にあるぞ」
ゼルダは呼吸を速めて、冷や汗をかく。彼女に選ぶ答えなんて決まっている。ガノンの言葉をそのまま信じるなら、リンクのもとへ帰ることが出来る。穢されてしまった自分でもきっと彼なら受け入れてくれる。そんな希望が彼女にはあった。その先には暖かくて幸せな未来が……。
「………………さい」
「聞こえんなぁ?」
あまりに小さい声に聞き取れなかったがガノンにはその内容に確信があった。だが焦らずゼルダの返答を待つ。
「私を……犯してください!その雄摩羅で私の子宮をぐちゃぐちゃに叩いて……そして、そしてぇ……!お子種を注いでくださいいぃっ♡」
ゼルダは顔を涙とヨダレでぐしゃぐしゃにして懇願した。彼女は自らの意志で、闇に沈むことを選んだのだ。
「フハハハハハ!……よかろう!魔族の血族に加えてやる!……フンッ!!」
“チュドンッ♡♡♡”
「あ゛あああぁっ、あ゛ああああぁぁぁ♡♡♡」
ガノンは瘴気の手の拘束を解除させ、自らの腕でゼルダの身体を抱え込んで、ピストンを再開する。ゼルダも快楽に殺されそうになりながらも、愛する人を求めるように魔王の首に両腕を回す。
(ごめんなさい……リンク、私はもう、戻れません……)
これまでの全てを裏切る選択、しかしゼルダに後悔も罪悪感もなかった。全てが、快楽の濁流に流されたから。
“ドチュパンッ♡♡♡ドチュンッ♡♡♡バチュンッ♡♡♡”
ガノンは、ゼルダの豊満な尻を揉みながら全力で腰を振る。人間の雌では命はないだろう。しかし、闇に染まり切った今の彼女なら受け止めることが出来る。魔王にふさわしい孕み袋であった。
淫らな姫の膣穴は、魔王にも相応の快楽をもたらす。
「フハハハハハ!良い心地だぞ!!」
ガノンは、高笑いしながら絡みつくヒダの感触を楽しむ。
「ひゃいい♡!!……んちゅ♡んぶぬぶるるる♡♡んべ~♡れるれる♡んちゅん♡」
愛し合う二人の交尾は激しさを増していき、舌を濃厚に絡める。キスはピストンに移行した。そして数十回のピストンの後、その時が訪れる。
「
“どちゅっ!!そびゅるるる~~~♡♡♡どぷぷぷぷぷっ♡♡♡じゅぷるるるるる~~~♡♡♡”
子宮口に亀頭が叩きつけられ子宮の中に鈴口が顔を出す。そして魔の種子、暗黒の精液が一瞬で子宮を満たし、膨らむ。張り詰めた子宮の感覚が脳まで伝わってくるようだった。
「イ゛イイッッ……グゥゥゥ~~~♡♡♡!!!」
ゼルダは脳弾けたように錯覚し、肉棒に声を打ち出されるように叫び声をあげる。泡立った結合部から大量の愛液が噴き出す、まるで抱えきれない熱と快楽を少しでも排出しようとするように。
「あ゛あああっ、お゛っほぉおおおっ!」
ゼルダは数十秒に渡る射精の間ずっと叫び続けていた。その快楽は人の身にはあまりにも大きなものだったからだ。
“ボーゥ……”
注入された闇の魔力とゼルダに刻まれた紋様が反応し、禍々しい紅い光を放った。彼女の身体を魔族のそれに変質させ始めたのだ。
そして儀式は完遂される。
“ズプン♡♡♡”
「あ………♡」
ゼルダは確かに感じた。子宮の中で、自身の光を宿す卵と魔王の闇の子種が結合したのを。光の力を持った魔王の器が出現し、創世から続く争いはここに集結した。
“にゅぽん……♡”
「はぁ、はぁ……♡ンあ……♡」
射精の後余韻を楽しむように、ガノンはゆっくりと肉棒を引き抜いた。ゼルダは力尽きその場に倒れ込んだ。
「これで、我が覇道は成る……」
万感の思いでそうつぶやいたガノンは、ゼルダを見下ろして言い聞かせる。
「我が肉体を良く育めよ。我が母、我が妻、我が奴隷、ゼルダよ」
「は……い……再誕を心よりお待ちしております♡私の王、私の夫、私の愛しい子、ガノンドロフさま……♡」
ゼルダは、力尽き消えゆく魔王の影が塵となり自らの腹に宿るのを見届けてから意識を手放した。
ゼルダの身体は、瘴気の手によって形成された闇の繭の中で眠ることとなる。魔王の新たな肉体をより強く育むために。
※
それからどれほどの時が経っただろうか?ある夜、月が血の色に染まっていた。
再び瘴気に包まれたハイラル上の玉座の間で、勇者リンクと新生した魔王が対峙していた。しかし、力をみなぎらせる魔王に対し勇者の目に光はなかった。
「全部無駄なんですよ♡」
守るべき姫君が、憎き魔王に愛おしそうに寄り添って、微笑んでいたからだ。彼女の姿そのものも大きく変わり果てている。瞳は月と同じ紅い光を放ち、ゲルド族のような褐色に肌を染め、金髪は銀髪になり、半透明のベールだけを着て、そのより煽情的になった身体を惜しげも晒している有様だ。
そして左手の薬指には、かつて勇者その人に贈られるはずだったコハクの指輪が変質した。闇色の石を嵌めた指輪が輝いていた。
今後の改善のために感想評価よろしくお願いします。
ヒロインやシチュも募集します。採用の保証はありませんがメッセにどうぞ。