姉の腕の中で自慰に耽る妹。姉に出来る事は気付かないフリを、寝たフリを続ける事だけ。

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姉妹

 

 

 

 いつからだろう。

 

「ん……ぁ……」

 

 普通の大きさのベッドの中、そんな狭いところに二人並んで、いや、妹を背中から抱きしめるような格好で横になっている。いやだってそうしないと狭くて寝れないし。あと妹の体温がちょうどよくて気持ちいいというか。夏は困るけど冬なら大歓迎。

 ……だ(・)っ(・)た(・)のだけれど。

 

「ふぁ……んっ……」

 

 毛布の中から、くちゅくちゅと水音がする。

 私が眠っていると思い込んで、ずぅーっとおまんこを弄っている妹。

 

 いつからだろう。

 自分の部屋というものは私たち姉妹にそれぞれ宛てがわれているのに、妹は毎晩私の部屋に来て一緒に寝ようと言ってくる。

 目に入れても痛くないほど可愛い妹の頼み。だから最初は、喜んで承諾した。

 

「はぁ、ぁ……あっ……」

 

 私の腕の中で微かに身動ぎする妹。

 その表情は後ろからは見えないけれど、熱っぽい吐息が絶えず聞こえてきて、きっと蕩けた顔をしているに違いない。

 

 いつからだろう。

 最初の頃は無かった、筈。たぶん。だけど気付いた時には、妹は私の腕の中のオナニーに夢中になっていた。

 

「あっ、く……んぅ、ん……っ」

 

 敏感なところに触れたのか、少し大きめの声が出て口を閉ざす妹。可愛い声が、くぐもった声に切り替わる。

 

 私は妹の行いを止めるべきだったのかもしれない。

 でもどうやったって妹は傷付くに違いない。だって未だにバレていないと思って、こんな事を続けているんだから。

 

「んんっ……っは! ぁんん……っ」

 

 呼吸が荒い。口を閉じているから酸素の供給が追いついていない。息継ぎのために口を開いた瞬間だけ、聞き心地の良い声が聞こえる。

 

 だから私は未だに知らないフリをして、寝たフリをしている。

 呼吸が変に一定にならないように、変に硬直しないように、あくまでも自然にして、妹を抱きしめたまま、寝たフリを続ける。

 

「んぅぅ……っ! んんんん……!」

 

 だんだんと、抑えきれなくて声が溢れだしてくる。口をつぐんでいても、身体の奥底から這い上がってくるものを押し留められていない。

 

 私に出来る事なんて、妹を抱きしめながら、発情した匂いを嗅ぐ事だけ。

 正面からは僅かに汗ばんだ妹の匂い。毛布の中からはおまんこの中から染み出ている愛液の匂い。

 昼間はあんなに可愛い妹なのに、夜は、私の腕の中では、こんなにもいやらしい妹になってしまう。

 

「はっ、ぁぁ……っ! クリ、かっちかち……きもちぃ……!」

 

 抑える事を諦めた妹は、よく独り言を言う。今触っている場所がどこなのか、そこがどうなっているのか、そこが、どんななのか。

 私の腕の中で、妹の腕の筋肉が一定の動きをしている。きっと、一番敏感なところ、クリトリスを撫で回しているに違いない。

 

 ……でも、私はそれを止められない。

 だって私は寝ているんだし、実は起きていると気付いてしまった妹が傷付く顔なんて見たくないし、それに、

 

「おねえちゃぁ……んぁっ!」

 

 すりすりと、私に身体全体を擦りつける妹。甘えるように、もっと抱きしめてほしいと言わんばかりに。

 その間も一人遊びは止めず、いつもよりトーンの高い声が私の部屋の中だけに響く。

 

 ……妹が、私を呼びながら致している。

 私に、家族以上の事を密かに求めながら耽っている。

 そんなの、気付いて良い筈がない。

 

「おっぱいも……もんで……っ」

 

 その呟きと共に、抱擁しながら妹のお腹に置いていた両手が、私が起きてしまわないようゆっくり、妹の胸部へと導かれた。

 

「は、ぁ……っ」

 

 ふにょり、と成長過程の小さな胸が、私の手の形に歪む。薄いパジャマ越しに中心の固くなっているものが感じ取れて、掌を僅かに押し返してくる。

 

「おっぱいも……いぃ……っ」

 

 胸を包み込んでいる手に押しつけるように、身を捩らせる妹。その度にコリコリとしたものが掌の中を転がり回り、その固さを増していく。

 

「んんっ……! このままくちゅくちゅ、いい、よぉ……!」

 

 下着の中に手を差し込んで、その浅瀬をかき混ぜているのだろう。言葉の通りの音が毛布の隙間から聞こえてくる。

 それと同時に、むわっと、より濃い匂いが立ち昇ってきた。

 

 ……クラクラしてしまう。こんな匂いを、大好きな妹のこんな匂いを嗅いでしまったら、狂ってしまう。

 

「はっんんん……! おまんことろとろ……あんっ!」

 

 そのとろとろを手にまたクリトリスを弄ったのか、今までで一番大きく短い嬌声があがった。

 

「くりくり……っ! とまんなぃっ、んんんんぅっ!」

 

 せめて、独り言を止めてくれれば今の行為を想像しなくて済むのに、妹は必ずどこをどうしているのかを呟くのを止めてくれない。

 だから、今は一生懸命に、ギンギンになったクリトリスを擦っているんだと、分かってしまう。

 

「んんんんっ! いっちゃ、いっちゃうよぉっ……!」

 

 腕の中での身動ぎが増えてきた。鼓動が早まってきた。腕の動きが小刻みになってきた。溢れる吐息が熱くなってきた。

 

「おねえちゃっ……おねえちゃんっ……! んんんぅぅっ! んんんんんぃぃぃぃっ‼︎」

 

 ぴくん、と暴れた足が私の足とぶつかる。

 ぴくんぴくん、としながら身体が僅かに縮こまる。

 手の動きは止まっているのに、身体の動きが止まらない。

 

 ……しばらくして完全に動きが止まり、妹の身体が弛緩する。

 

「……はっ、ん……っふ、ん……」

 

 呼吸は、まだ落ち着いていない。湿度の高い吐息を漏らしながら、行為の余韻に浸っている。

 けど、

 

「……んっ」

 

 これで終わらない。

 妹は、一回でなんて終わらない。

 

 下着の中から、毛布の中から、くちょくちょと先程よりも粘ついた音が聞こえてくる。

 

「はっ……ぁ……ぁっ……!」

 

 さっきは片手だけだったのに、今では両手が下着の中に突っ込まれているのだろう。

 その分だけ下着と肌の隙間がより大きくなって、音が、匂いが、より大きく私に届いてくる。

 

「んんぅっ! っは、ぁ……なか、ぐっちょぐちょ……」

 

 その内の片方が、中に侵入したんだと思う。

 ゆっくりと差し込んだのか、長い吐息が溢れだす。

 

「んぅ……ぁっ……おねえ、ちゃん……」

 

 私の事を呼びつつも、その手の動きは止まる事はない。

 きっと今は指の動きだけでおまんこにぬぷぬぷと出し挿れしている。一定のリズムで、くっちゅくっちゅと、聞いているこちらが恥ずかしくなるような音が鳴る。

 

「おまんこ……おまんこぉ……!」

 

 そこが気持ちよくて堪らないのか、性器の名前を呟く妹。

 普段はゲームが何だと言っているその口から、淫猥極まりないものが飛び出てきて、普段はあんなに明るくて良い子なのに、私の腕の中では淫らになっていて、脳が、おかしくなる。

 

「なかのここぉ……すごい、のぉ……っ!」

 

 甘いスポットを苛め抜いてるのか、吐息の湿度が高い。

 抜き差ししてる音じゃない、中をかき混ぜているような重い音。妹は処女の筈なのに、もう中で感じるほど自分でそこを開発しきっている。

 

「くりもぉ……ぁんっ! いっしょにぃ……んんんっ!」

 

 左手から振動が伝わってくる。きっと今一生懸命にクリトリスを震わせている。

 気持ちよさを処理出来ないのか顎が反らされ、私の首元に妹の頭が押し付けられた。

 

「はぁんっ! んんっ! んんぃぃっ!」

 

 くちゅくちゅという音とぶるぶるという振動が止まらない。

 妹の声は小さく抑えられているけれど、部屋の中にはしっかりと響いている。だから真後ろにいる私の耳にも、ダイレクトに伝わってきて、耳が犯されているかのよう。

 

「んぁぅっ! はっ……はっ……はっ……!」

 

 突然びくんっと大きめに妹の身体が跳ねたかと思うと、呼吸を整えるかのように両腕の動きが止まった。

 ……イったんだろうか。

 ……いや、妹がこんな程度でイく筈がない。あぁ、妹がイくタイミングをもう覚えてしまった。

 

「クリぎゅって押さえつけるの……んぅ……いたきもちいぃ……」

 

 妹の淫らな実況により、私の疑問は氷解した。

 快楽に貪欲すぎて、今ではもう軽い痛みですら快感に変換されるらしい。

 

「おねえちゃぁ……もっとぉ……んんんんっ!」

 

 想像の中の私はクリトリスをぐりゅっと押しつぶしたまま震わせたのか、左手の動きが再開された。

 妹のあそこをまじまじと見た事なんて無い。けれど、小粒なそこが真っ赤になるほどにイジメ抜いているんだろう。

 

 ……あそこが、少しひんやりとする。妹の痴態を見て興奮するだなんて、姉失格にも程がある。

 でも、こんなの、可愛い妹が、私の腕の中で可愛く喘いでいれば、感化されてしまう。

 けど私に出来る事は寝たフリだけ、知らないフリだけ。

 だから、

 

「んー……」

「はぁぅっ⁉ おねえちゃっ……!」

 

 寝相を変えるフリをして、妹をぎゅっと抱き締める。すると、胸に当てていた手が更に圧し潰すようになるのは当然の事。

 掌の中央にコリコリとしたものを強く感じる。パジャマという薄布越しに、妹の乳首を感じる。

 でも私が出来る事はここまで。何も知らない私が協力できるのはここまで。

 

「おねえちゃ……おねえちゃぁ……っ!」

 

 妹の上半身がくねくねと揺れ動く。身を捩る事によって私の掌に乳首を擦らせている。その度に固いものがコロコロと転がる感触が伝わってきて、それと同時に、私のものも、妹の背中に押しつけられる。

 

「っ! ぁっは、おねえちゃんの乳首かたくなってる……っ」

 

 だって、妹の背中に散々擦られるのだから、反射で勃ってしまうのだから、仕方ない。だから、まだ私は寝ている。

 

「乳首ころころぉ……きもち……ふぁ、ぁぁぁ……!」

 

 乳悦に浸っているのか、両腕の動きが止まっていた。

 妹のも、私のも、衣服越しに擦られてしまって、枕の上の湿度が、どんどん高くなっていく。

 

「んっ……んっ……んぅっ……!」

 

 だけど止まっていたのは少しの間だけ。

 ちゅくちゅくと、おまんこ弄りがまた始まった。

 

「おねえちゃんのちくび……おまんこ……はぁ、んぅ……!」

 

 私が、妄想の中で犯されているのか。私が、妄想の中で犯しているのか。どちらなのかは分からない。

 分からないけれど、この後の妹の行動は、分かる。

 

「ひぅっ!」

 

 左手でクリトリスの皮を剥いて、

 

「んぁっ!」

 

 右手をおまんこの中に突き込んで、

 

「ひゃぅっ!」

 

 右手の掌でクリトリスを叩く。

 

「はっ……はっ……! いいよね……っ! おねえちゃ……! もう……いい、よね……っ!」

 

 寝ている私に、妄想の中の私に許可を取る妹。

 何の許可かなんて、もう知っている。

 

「ぁっ……あっ……んっ……あっ!」

 

 ちゅぷん、ちゅぷん、とおまんこに指を沈める音が聞こえる。

 けどそれは助走なんだと、知っている。

 

「あっ、あっ、あっ、あっあっあっ!」

 

 短く区切った吐息がこぼれ始めた。

 まだ、まだ助走。

 

「ぁっあっあっあっあんんんんっ! んんんぅぅぅぅっ!」

 

 パン、パン、と恥丘に手を叩きつける音が始まった。

 

「んんんんんんっ! んんぃぃぃぃっ! ふぅんんんんっ!」

 

 頑張って声を抑えようとしているけれど、もう無理。こうなった妹はもう、抑える事なんて出来ない。

 

「んんんぁぁぁぁあっ! ごめっ、なさっ! おねえちゃっ、ふぁああっ!」

 

 私に謝りながらも、その手が止まる事はない。もう妹の頭の中にはもっと気持ちよくなるという意思しか残っていない。

 

「ああぁぁんんっ! むきむきクリっ! じんじんするぅっ!」

 

 パンと音が鳴るたびに、剥き出しになったクリトリスに大きい衝撃が加えられる。

 

「はあぁぅぅっ! おまんこもっ! おまんこもいいのっ!」

 

 パンと音が鳴るたびに、とろとろになったおまんこに指が突き込まれる。

 

「んんんぅぅぅぅぁぁぁあっ! ぁああぅっ!」

 

 パンと音が鳴るたびに、肌と下着の間が開閉され、僅かな風に乗って淫臭が強く漂ってくる。

 

「んぃぃいいいいっ! んぁああっ! あぁあんんっ!」

 

 パンパンパンパンと、激しい衝突音が止まらない。

 妹のお気に入り。最後は必ずこれで絶頂する。

 

「ふぁぁぁあっ! おねえちゃっ! おねえちゃんっ! ああぁぁっ! ぁぁぁぁぁぁあっ……‼︎」

 

 びくん、びくん、と妹の身体が小さく跳ねる。

 ……けど、まだ。

 

「んんんんんんんっ‼︎ いきながらっ! するのっ! いい、のぉっ!」

 

 一度や二度で、妹は満足しない。

 こちらがいつまでも起きない事をいい事に、激しく自分を追い詰める。

 

「いってるっ‼︎ いってるよおねえちゃっ‼︎ んあああっ‼︎ ぁああっ‼︎」

 

 妹の腰が、私から徐々に離れていく。それでも右手が止まらない。

 

「ぁぁぁあああっ‼︎ すきっ‼︎ すきだよっ‼︎ んっぁぁぁあぁああっ‼︎」

 

 …………。

 

「またっ‼︎ き、ったぁっ‼︎ おっきぃのっ‼︎ もうっ‼︎ もう‼︎」

 

 ……これで、最後。大きい絶頂で、妹の自慰は終わる。

 パンパンパンパン、という音が早く、強くなっていく。

 

「おねえちゃっ‼︎ んんんんぃぃぃいっ‼︎ おねぇっ、んんぅぅぁあああっ‼︎ んんんんんっ‼︎ す、きぃぃぃっ‼︎ ぁぁぁぁぁいくいくいくいくいくっ‼︎ いっちゃうよおねえっちゃ、ぁぁぁぁああんんんんんんんっ‼︎ 」

 

 パン、と最後に一番大きな音が鳴り響き、妹の動きが完全に止まる。

 十数秒、吐息さえも止まった状態の後に、びくん、びくん、と大きな痙攣が始まった。

 

 

 

「っ……んっ……ふっ……おねえ、ちゃん……?」

 

 一つ一つの痙攣ごとに身体は弛緩していき、荒い呼吸も徐々に落ち着いていく。

 完全に熱がおさまった頃、妹から小さく声がかけられる。

 

「…………」

 

 けれど、私に出来る事は、寝たフリだけ。

 

「おねえちゃん……大好きだよ……」

 

 私に出来る事は、知らないフリだけ。

 

「おやすみ、おねえちゃん……」

 

 私に出来る事は、何もない。

 

 ……あるとすれば、起きた時にいつも通り、おはよう、って言う事だけ。

 

 

 


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