天才魔術師シャーロット・オーリン。
幼馴染とともにドラキュラ討伐の任を受けた彼女ですが、
悪魔城でゾンビの襲撃を受け……。
純潔を散らされてしまいます。
腐肉はグズグズとし、耐えがたい悪臭を発し、蟲の住処となり果てている。
そんな穢れた存在との交歓が、美少女の心を堕落させていき……?

Skebにてご依頼を受け、執筆した作品です。
お楽しみいただければ幸いです!

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シャーロット、ゾンビの腐肉と汚汁に穢される

 ジョナサンとシャーロットはドラキュラ討伐の任を受け、悪魔城に派遣された。

 しかし魔物たちの攻勢によりふたりははぐれてしまう。孤立した魔法使いの少女に、ゾンビの集団が迫っていた。

 

「はぁっ、はぁっ」

 シャーロットは魔法と魔導書で応戦する。しかし多勢に押され、ついに突破を許した。背後から伸びた手が少女の肩を掴む。

 

「ひッ!」

 ぐずぐずになった腐肉が押しつけられる。衣服越しなのに、その内にある硬い骨の感触もはっきりと伝わった。少女は思わず振りかえる。

 そこには当然、ゾンビがいる。彼が死してどのくらいの時が経ったのだろうか。頬の肉はすっかり溶けおち、ウジの住処となり果てた口腔内を晒している。

 

「く、くさい……っ!」

 腐乱した内臓の臭いが、そのままシャーロットに直撃した。天才魔法使いとはいえ、まだ十六の少女である。戦意を喪失させるに充分だった。

 

「あ……!」

 魔導書が手からするりと落ちた。追いかけようとしたのがさらに悪い事態を招く。視線と重心を下に向けたところ、そのままゾンビがのしかかってきた。

 

「ひっ……! い、いやぁぁぁあッ!!」

 硬い床を背にしたシャーロットの真上に、屍骸人が覆いかぶさる。

 皮は裂け、肉は腐り……。しかし頬はかろうじて下顎を繋ぎとめていた。歯茎もすっかり痩せこけている。黄ばんだ歯は剥きだしだ。

 ゾンビの顔貌は大笑を浮かべているようでもあった。少女の瑞々しい身体を貪れる。そんな喜悦さえも窺えた。

 

「いやっ! いやぁっ! た、たすけて、ジョナサン……!」

 シャーロットは幼馴染の名を高く強く呼ぶ。しかしそれは悪魔城に空しく響くだけだった。彼が駆けつける気配は全くない。

 それどころかゾンビはまた一歩、少女の白肌に近づいていきた。

 

 びり、びりぃっ!

「!?」

 黒ずんだ指先がブラウスにかかった。彼の脳はとうに溶け、鋤骨の隙間から全て流れさっている。筋力のリミッターは解放されていた。上等な生地も縫製もものともせず、シャーロットの衣服は紙くずのように破られる。

 

「きゃぁあ!」

 年齢の割に大きな双房が露わとなった。若さで張りつめた乳肉がぷるんと揺れる。薄桃色の乳首はツンと上を向き、彼女の性格を表しているようでもあった。

 しかし。

 

「や、やめてぇ……っ」

 震えるシャーロットは自分を抱きしめるようにして、胸を隠した。

 いつもの強気も天才の自負も今は窺えない。ゾンビの臭気と欲望に晒される少女は、弱々しく縮こまるばかりだった。

 

「あっ……!」

 もちろんそんなことは許されない。別のゾンビが近寄り、シャーロットの両手首を捕らえた。そのままバンザイをさせるような格好で、床に固定する。

 少女は己の胸を隠すことさえできない。マウントをとった屍骸人にされるがままだ。

 

 ぐにっ!

「ひっ!」

 死してもなお歩かねばならぬ彼は、なによりも安楽を求めているのかもしれない。その象徴ともいえる乳房を掴んだ。

 ぶよぶよと湿った肉が、瑞々しい円肉に押しつけられる。胸乳は若さのハリに満ちていた。

 

 ぐにっ! ぐっ! ぐにぃ……。

「やだぁ……いたいっ! やめてぇ……!」

 柔らかさと弾力をともに兼ねそろえる、天上の感触である。地にへばりつく死者が夢中になるのも当然だった。彼奴は無言であるが、ひたすら少女の胸を揉みしだく。

 

「はぁっ、はぁ……、っ! いやぁッ!」

 ゾンビを身体を折りたたむと、シャーロットにさらに密着する。腐臭がにわかに強まった。耐えがたい感覚はまだ続く。

 唇は腐りおち、舌もウジに食いつくされている。それなのに屍骸人は、口でも美少女を味わいにかかる。

 

「ひッ! や、やだぁあっ!」

 黒穴がぽっかりと空いた口腔が、形よい柔肉に押しつけられる。剥きだしの歯と顎骨がデリケートな乳首を擦った。

 痛みはもちろんあった。しかしゾンビの頭皮から発せられる悪臭と、肌に広がっていく粘液の感触は、それ以上の苦痛をシャーロットにもたらす。

 

「はっ、はぁっ、あぁぁっ……!」

 永遠とも思える時間が経った頃。ゾンビはようやく顔を起こした。

 曇りのない薄桃色と柔い肉房には、異臭を放つ腐敗汁が残されている。白濁したそれを認めたシャーロットは、全身を怖気で震わせた。

 

 少女の心情など無視して、ゾンビの陵辱は次の段階に進もうとしていた。彼奴はのろのろと、しかし有無を言わせぬ力で、少女のミニスカートとショーツを破りすてる。

 

「!! や、やだっ、いやッ! そ、それだけは……!」

 ここは陰鬱な悪魔城である。シャーロットに覆いかぶさるのは腐りはてたゾンビで、その手つきも不器用極まりなかった。

 場所も、相手も、愛撫も。なにもかもが不適切だ。少女の準備が整えられているはずもない。しかしゾンビは構うことなく、花庭に侵入しようとする。

 

 ぐいいっ!

「あぅぅうっ……!」

 どのような魔術が働いているのか。真っ先に腐りおちるはずの男根は形を保ち、しかも勃起さえしていた。

 小さく細い未通穴に、硬く太い肉棒が強く押しつけられた。

 

「いたいっ……! そんなの、はいらないからぁ……!」

 シャーロットは目に涙を浮かべて精いっぱいに訴える。心なきゾンビは当然、そんなものにほだされはしない。怪力だけを頼りに秘門を無理やり突破しようとする。

 

 ずず……。

「あ、あぁっ!」

 腐れた死者が瑞々しい少女を犯す。そんなおぞましい企みは成されつつあった。

 ペニスの表面には刺激臭を発する穢汁が浮いている。壊れた細胞から染みでる浸出液である。それが潤滑油となり、シャーロットのナカに馴染んでいったのだ。

 

「いやッ! いやぁッ! ……うぶッ!?」

 必死に抵抗しようとするが、別のゾンビに両手首を抑えつけられている。少女は痩躯をくねらせるばかりだった。

 それだけでない。腕を封じられたシャーロットは、のしかかるゾンビが垂らす汚汁を防ぐことさえできなかった。

 

 ぼと……。ぽと……。

「う、うぅっ……! ぐぅ……!」

 花のように愛らしい顔貌が、おぞましい黄緑色を帯びた浸出液で汚されていく。凄まじい悪臭が鼻を突いた。口にだけは入らせないよう、少女は桃唇を硬く引きむすぶ。

 

 ずずずずっ!

「はぁっ!? あ、あぁぁあッ!」

 しかしすぐさま開かされてしまった。ゾンビの肉棒が急に、膣腔に侵入してきたからだ。

 表面はじくじくと腐っているのに、中芯は硬さを保っている。死者の勃起は悪夢としか言いようのない矛盾で構成されていた。

 

 ぐぐぅ……!

「はぁっ、あぁっ!?」

 抵抗がにわかに高まった。内粘膜が引き攣れ、膣腔も引っ張られる。そんな痛みが少女を襲う。

 なにかがゾンビの侵攻を阻んでいた。しかしそれは防御というには、あまりに脆いものだった。

 

 ぶちッ!

「え……?」

 なにかが千切れる感覚が下腹から発せられた。処女膜を破られたとわかったのは、その一瞬後だった。

 

 ずずずずっ、ごづんッ!

「ッ……! いやぁぁあぁあ゛ッ!」

 穢れた屍骸人に純潔を奪われた。それを知った少女は喉の限りに叫んだ。しかしその悲鳴は中途半端なところで止められる。勢いのまま進んできた亀頭に、子宮口を強く叩かれたからだ。

 

「あ、あぁっ、……うぅぅ……!」

 シャーロットは改めて、初めて自分の胎内に入った者の顔を見上げた。

 目玉が抜けおちた眼窩はウジ虫どもの住処となっている。頬は溶けおち、口はだらしなく開いたままで……。そこから垂れながす腐汁はなおも少女を汚しつづけている。

 愛する幼馴染ではなく、こんなバケモノにヴァージンを捧げてしまった。

 

「うぅっ……! ぜったい……ゆるさないから……!」

 根が強気の少女は陵辱者を睨みあげた。大きな青瞳に精いっぱい力を込める。

 しかしゾンビは肉体だけでなく精神も荒廃している。健気な抗議にも心を動かされた様子はない。腐れた死者はあくまで自分勝手に、生殖行為に臨みだした。

 

 ずず……ずんっ。ずず……ずんっ。ずずず……。

「う、うぅ……! ぐぅっ……!」

 ゾンビのピストンは単調だった。少女の最奥まで押しこみ、穴縁まで引きぬく。その繰りかえしだ。

 

「ふぅっ、うぅっ……、き、きもちわるい……! やめなさいよっ!」

 しかしそんな一定の動作こそが、未通娘には有効だった。シャーロットの身体も開きはじめ、性感を素直に受けいれだす。

 

 ずずず……ずんっ!

「はぁっ、はっ……、あぁっ!」

 幾度目かの突きいれで、少女はついに艶めいた声をあげた。タッチされた子宮口がびくりと跳ねる。内腑にも響く動作が、吐き気と悦楽を全身に巡らせた。

 

「いやっ、いやぁ……! こんなの……」

 そんな己の反応に、他ならぬシャーロット自身が絶望してしまう。

 ヴァージンを強姦で奪われた。しかも相手は不潔極まりないゾンビだ。それなのに喘がされるなんて……。

 

「はぁっ、あぁっ、あ……?」

 両手首を抑えつけられ、正常位で犯されるシャーロットに、さらにもう一体の屍骸人が接近する。少女の背中は地面に縫いつけられている。青瞳を向けることしかできなかった。

 

「はぁっ、はぁっ……!?」

 彼奴が被るボロ切れの一部は隆起していた。その箇所は言うまでもあるまい。股間である。

 勃起を隠さぬ屍骸人は、花貌のすぐ横に屈みこんだ。少女は企みを見抜いてしまう。

 

「や、やめ……っ! !? むぅ……! ぐぉっ!?」

 ゾンビはバラ色の頬をがっしりと掴むと、力尽くで顎を開かせた。のろのろとした動きでさらに接近する。

 

 ずずずずっ……。

「むぉっ! おぉっ! おぐぅぅうッ!」

 シャーロットの考えは正しかった。彼奴はこともあろうに、少女の口内に性器を挿入しだした。

 オーラルセックスに忌避感を持つ少女は多い。例えそれが愛する男のものであろうと、性器を口に含むのは嫌悪が先だつものだ。

 

「お゛っ! お゛ぐっ! ぐェ、ぐお゛ッ……!」

 シャーロットの現状はその程度に留まらない。相手はジョナサンどころか屍骸人で、その男根はもちろん腐乱しきっている。

 唇内に入った瞬間、凄まじい苦味と酸味が口腔を満たした。浸出液を染みだたせた肉棒は半ば溶けかけている。舌触りも最悪だった。

 

 ぐちっ、ぐちょ……。ぐち……。

「む゛お゛ッ! ぐぅっ、ぅうぶッ!」

 ゾンビの腰が前後しだした。シャーロットの桃唇を女性器に見立て、性動を送ってくる。頬の内側に穢肉を擦りつけられ、喉奥を亀頭で突かれる。

 腐敗棒でのイラマチオに、少女はもはやなにも考えることができない。ただただ身体を硬くし、涙が滲む目を強く強く閉じる。

 

 ぶちンッ!

「む゛ぉっ……!? お、おぇぇえッ!」

 上下の歯ががちんと合わさった。全身を強張らせた少女は思わず、口腔に侵入したペニスを噛みぎちってしまったのだ。

 本体と泣き別れした棒肉が喉奥に詰まりそうになった。シャーロットは慌てて吐きだす。

 

「お゛ぇっ、お゛ぉ……! お゛ぼ……っ!」

 しかし口内はいまだ、腐った肉に塞がれているようだった。穢汁は口腔粘膜に染みこみきり、鼻腔まで冒している。

 味覚と嗅覚だけでない。ぶよぶよとしたペニスの歯応えもしつこく残り、頬から首筋をぞわぞわと震えさせた。

 

「う゛お゛お……」

 男の象徴を欠損させられたというのに。彼奴は特段、シャーロットに怒りを向けるわけでもなかった。理解が及ばぬといった様子で、呆と座りこみ続ける。

 動きを止めたのは、イラマチオを課したゾンビだけでなかった。

 

「はっ、はぁっ! え……?」

 シャーロットにのしかかる個体もまた、どういう理由か静かになっていた。最奥にペニスを突きこんだままぴたりと動かない。

 稀な美少女と交われた充足で昇天したのだろうか。もちろん違う。彼奴は満ちたりたことを、もっとわかりやすい形で表す。

 

 どくっ、どくっ……、どく……。

「ッ!? い、いや……やだぁ……!」

 シャーロットの胎中に、冷たいものがじわりと広がっていった。言うまでもない。それはゾンビの精液だ。

 球海綿体筋も腐りきっている。勢いはほとんどなかった。腐液はただ、尿道から漏れだすかのようだ。

 

 どく……どく……どくっ……。

「も、もう出さないでよぉ……っ、あうっ」

 だというのにゾンビの射精はしつこかった。

 快楽を伝える神経も、快楽を感じる脳髄ももはやない。しかし彼奴は欲望の証を、いつまでもいつまでも注ぎこみつづける。

 

 どく、どく……どく、どく……。

「う、うぁ……あ……」

 腐液が少女の身芯をも冷やす頃。ゾンビの射精はようやく止まった。温度と愛蜜が溢れるシャーロットの胎内から、遅鈍な動きで棒肉が引きぬかれる。

 

 ずるる……っ。

「うぁっ……、あ、あ!」

 ぽっかりと開いた花孔から、注ぎそこねの精液がぬるりと垂れた。微生物により分解され、胤汁にはほとんど粘度がない。

 

「う……うぅ……! いやぁ……こんなのっ……」

 強姦と膣内射精の証を目の当たりにし、少女の青瞳が滲む。涙雫がひと粒、頬を伝っていった。

 しかしシャーロットの辛苦はこれで終わりではない。美少女を犯したいという屍骸人はいくらでも控えている。

 

 ずぶっ!

「あっ!? あ、あぁぁっ……!」

 別の個体がすぐさま覆いかぶさった。膣腔は腐棒で耕され、汚濁を注がれたばかりだ。意に沿わない性交にもかかわらず、抵抗なく咥えこんでしまう。

 

「やだ……いやぁ……」

 しかし屍人姦がスムーズなのは、それだけが原因ではなかった。

 体内を穢肉で擦られたというのに。シャーロットの体奥には淫熱が宿りはじめている。潤みを増した性粘膜が、ゾンビの肉を受けいれだしていた。

 

「う……うぅ……」

 邪淫に溺れつつある。少女にはその自覚があった。そんな己を認めたくなくて、きゅっと眼を閉じる。そして静かに涙を流しはじめた。

 

 ボキッ!

「え……?」

 不気味な感触が体内から響いた。現実逃避も忘れ、シャーロットは思わず目を開く。

 屍人と少女はつながっていなかった。ゾンビは腰を前後させているが、その動きは空を切るばかりだ。

 しかし己の膣腔はいまだ、圧迫感を訴えている。

 

(ま……まさか……っ)

 これらの情報から導ける答えはひとつだけだ。少女は恐る恐る、下腹部に視線を移す。膣口からなにかが生えている。ひどく濃い茶色をした、棒状のもの。

 己の胎内には、今、ゾンビのペニスが残されている。

 

 天才の思考は正しかった。その証明のように、折れた性器がびくびくと蠢く。下腹部からは違和感と……それ以上の快感が伝わってきた。

 

「ひ……! いっ……! いやぁぁぁぁあッ!」

 あまりにおぞましい現実に、シャーロットは喉を搾って叫ぶ。そしてそのまま、気を失ってしまった。

 

 ◇

 

「う、うぅ……」

 シャーロットは目を覚ました。ジョナサンとはぐれ、ゾンビの群れに襲われ、陵辱を受けた。これらの出来事は悪魔城が見せた悪夢だったのだろうか。

 

「あっ!? い、いやぁ……」

 もちろん違う。シャーロットの身体には、屍骸人どもに犯された痕がしっかりと残されてあった。

 清廉なブラウスとスカートは破かれ、少女は白肌を晒している。シミもくすみもないそこにはべっとりと、ゾンビの腐汁が付着していた。

 しかし何故か、鼻を突くような異臭は感じられない。

 

「お、おぇぇっ……!」

 それはシャーロットの口腔に、屍骸人の残り香がたっぷりまぶされていたからだ。より強い腐臭が、肌からのそれを知覚できなくさせていた。

 腐乱したペニスを咥えこまされた。その経験を思いだし、少女は激しくえずきだす。

 

「おぇっ、おぉ……っ、えっ、えほっ……!」

 ぶよぶよとした触覚は唇に、激しい苦味と酸味は舌に、胸が潰れるような臭いは鼻に。それぞれ刻みつけられている。しかし嘔吐しようにも唾液が出るばかりで、少女の五感に安楽は訪れない。

 シャーロットの身体を侵す違和感は他にもあった。

 

(おなかが……まだ、苦しい……?)

 破瓜の痛みは引いていた。しかし強烈な圧迫感が下腹部を押す。その原因は屍骸人の肉棒にあった。

 文字どおり中折れしたそれは、今もシャーロットの膣内に居座っている。

 

(ぬ、抜かないと……)

 生殖器……しかもゾンビのものだ。一刻も早く抜去したい。

 シャーロットは硬床に腰をおろず。細い脚を大きく開き、秘部を露わにした。左右に引っ張られた陰唇がぴりりと痺れる。少女は背をひくつかせるが、目的のために動きだす。

 

「あ!」

 不用意に掴んだのがいけなかった。体内から飛びでていた肉棒はぼろりと取れてしまう。そして下腹にいくら力を込めても、出てくる気配はない。

 シャーロットは意を決した。

 

「ん……」

 膣内に右手の二指を挿入する。

 ゾンビが埋めた男根。それは少女の愛蜜と体温で暖められ、腐敗を加速させていた。摘まもうとしても、その肉はぐずぐずと崩れだしていく。

 シャーロットは素手のままだ。膣内の異物をどうしても捕らえられなかった。

 

(き、きもちわるいけど……。もうっ……!)

 仕方なく、指先で少しずつ掘りすすめる。腐肉が爪の間に潜りこんできた。

 腕から背まで凍えるような感覚と引きかえに、シャーロットはついにゾンビの埋肉を抓むことができた。

 

 ずずずず……。

(今度は壊さないように……ゆっくり……)

 シャーロットは指先に神経を集中させ、腐棒を引いていく。しかし慎重を期す少女の手を乱れさせるものがあった。快感である。

 

「あ……っ!」

 背だけでなく声も跳ねあがる。艶めいたそれは少女が思いもよらぬものだった。

 ゾンビのペニスを抜きさろうとしているだけ。それだけなのに悦楽を感じてしまうなんて。

 

 ずず……ず……。

「はぁっ、はぁっ……あ!」

 ひとたび自覚すると、淫火はますます燃えさかる。シャーロットの膣肉はきゅぅっと縮まりだした。

 逆に、屍骸人の性器はぶくぶくと膨れあがっていた。瑞々しい愛蜜を吸いとったせいだ。食いこみを強くした肉杭に、少女は忌々しい感情を抱く。

 

「あ、あぁっ!」

 しかし充血したヒダを弾かれると、そんな思いも雲散霧消した。悦楽に震えは指先にも及ぶ。腐棒を放しそうになり、シャーロットは冷や汗をかいた。

 少女は努めて呼吸を整える。それから再びに抜去に挑んだ。桃唇を尖らせて、熱い息を細く深く吐きだしていく。

 

 ずぬぅ……っ。

「はぁ……あぁ……」

 やがて、シャーロットの忍耐は報われた。

 少女は己のナカからなんとか、中折れした腐肉棒を取りのぞくことができた。

 

 ごぽっ……。

 栓となっていたペニスが抜けたからか。子宮内に吐きだされた精液が膣口から溢れでた。床の上にでろりと広がっていく。

 

「うっ……!」

 己の中から出てきた穢汁に、シャーロットは思わず口元を抑えた。

 黄褐色のそれはどう見ても腐敗しており、本来の機能を発揮できそうにない。レイプの先にある、さらに最悪な結果。それは起こらないだろう。

 

(でも……最悪なことに変わりないわ)

 腐汁は自分の胎中に放出され、今なお子宮に残留しているのだ。

 そして男根も完全に取りのぞけたわけではない。膣ヒダの隙間には、崩れたペニスの肉片が残っているに違いない。

 

「うっ、うぅっ……!」

 その事実にシャーロットは眩暈を覚える。比喩などでは決してない。自分の身体は内も外も、腐れた肉と液で穢されてしまった……。

 

 しかしいつまでもうずくまってはいられない。ジョナサンが助けに来る気配はなかった。ならば自分の足を動かす必要がある。

 シャーロットは魔導書を拾いあげる。そして悪魔城を脱出するため、ひとりで歩きだした。

 

 ◇

 

 ここは魔が支配する領域だ。だというのにシャーロットはあまりに無防備だった。

 彼女は一糸も纏っていない。ブラウスもスカートも、もちろんショーツも。ゾンビに破かれたそれらは衣服として用を成さず、捨てていくしかなかった。

 

「いたっ……!」

 痛みが刺しこまれ、少女の声が跳ねた。未通の性粘膜を無理やり開かされて間もない。当然の反応だった。そしてそれは忌々しい記憶ともリンクしている。

 心も体も傷つけられながらも、シャーロットは桃唇を噛んで涙を必死にこらえる。

 

 ぽた……。ぱたた……。

 しかし液滴は音を立て、悪魔城の床に落ちていった。泣いてしまったわけではない。その正体は、少女の子宮に注がれたゾンビの種汁だ。

 タンパク質が主原料であるそれも、もちろん腐りはてていた。せっかく美少女のナカに浸入ったというのに。粘りのない液は内腔を伝い、どんどん垂れおちていく。

 

(き、きもちわるい……)

 膣口から零れた腐汁が内腿に跡を引く。穢された胎のみに留まらず……下半身から沸きあがる全ての感覚が不快だった。

 それでも少女は立ちどまることなく歩きつづける。その行動と意志を神は見てくれたのだろうか。幸運なことに、魔物と遭遇することはなかった。

 

(確か、この辺りは……)

 そして少女の努力は実を結びつつあった。辺りはだんだん、見覚えのある区画になっていく。足が自然と早まりだした。

 

「あ……!」

 大きめの部屋に辿りついた。そこははっきりと記憶にある場所だった。ここから城の外まで、そう距離はない。

 ついに脱出の目途がつき、シャーロットの心は沸きたつ。

 しかし。

 

「お゛お゛ぁ……」

 地を這うような呻き声に少女の背が凍えた。それは部屋の向こう……反対側の出入口から響いてきている。

 金縛りに遭ったがごとく、少女はそこに視線を注ぐしかない。やがて足を引きずりながら……。腐敗した死人が姿を現した。

 

「はっ、はぁっ……!」

 シャーロットはなんとか魔導書を構える。そこに収められた術が発動すれば、ゾンビなど一撃で仕留められる。しかし少女の手はおぼつかず、照準が定まらない。

 彼奴らに輪姦され、汚辱されたのはつい先ほどのこと。少女のショックを考えれば致し方のない事態ではある。

 

(な、なんで……)

 だが、シャーロットが動けぬ理由は恐怖ではなかった。花貌には朱が浮き、桃唇は震える息を吐く。そんな身体反応からもそれは明らかだった。

 

「う゛う゛……お゛……」

 ゾンビも少女からちょっと離れた地点で、ぼぅっと立ちつくしだした。シャーロットが武器を構えていることがわかるのだろうか。

 両者はしばし向かいあう。やがて少女の腕から力が抜けた。手から魔導書が滑りおちる。

 

「あ……っ!」

 武装を拾いあげるため、シャーロットは慌てて屈みこんだ。しかし地面に手のひらと膝をつけたまま動けなくなってしまう。

 そして悪魔城からの脱出を阻む屍骸人を、下から見上げた。

 

「はっ、はぁ……あぁ……」

 彼奴は相も変わらず呆けたように突っ立っている。しかし今のシャーロットの目には、力強く傲然に君臨しているようにも見えた。

 少女の青瞳は別の箇所にも注がれる。

 

「あ……」

 呪われた地に満ちる怨念ゆえだろうか。身体中が腐りはてているはずなのに、やはりペニスだけはびんびんと勃起している。

 少女はごくりと喉を鳴らす。そして手のひらと膝を使った四つん這いで、ゾンビに向かって距離を詰めていく。

 

(ダメよ……わたし、なにしてるの……?)

 腐乱した死者が瑞々しい生者を犯す。己の身も貪食され、ゾンビへの嫌悪感はますます募っている。しかしシャーロットは、またあの陵辱を味わいたくてたまらない。その理由は少女にすらわからなかった。

 

「は、はぁ……」

 気づけば、ゾンビのすぐ近くにまで這いよっていた。彼奴は依然、腐れた生殖器を勃起させている。

 シャーロットは膝立ちになると、小さな桃唇を目いっぱいに開いた。そのまま口唇を屍骸人のペニスに被せていく。

 

「お……ッ!? お、おぇぇぇえッ!!」

 次の瞬間、とてつもない臭気と異味が顔面を叩いた。シャーロットは思わず口を離してしまう。そしてゲホゲホと激しくえずいた。

 気の迷いを吹きとばすような強烈な知覚だった。少女は青瞳を潤ませ、屍骸人を見上げる。

 

「ごめんなさい……今度は、ちゃんとやるから……」

 しかしシャーロットの口を突くのは、謝罪の言葉だった。長い髪を耳にかけると、再びゾンビに口淫を捧げようと挑みかかる。

 

 ずずず……っ。

「んむぅっ……! お、おぉ……っ!」

 色よい桃唇に擦られながら、屍骸人のペニスが花貌の内へ飲みこまれていく。激臭を避けるため、シャーロットは呼吸を止めていたが……。その努力は全くの徒労に終わった。

 分解されたタンパク質が放つにおいは凄まじい。鼻腔へ直になだれこんだだけで、勝手に涙が滲みだす。

 

 じゅぽっ、じゅぶっ、じゅぷっ。

「むぅっ、うぉっ……、む、むぅっ、んんっ!」

 しかし少女はめげなかった。華奢な首を前後させ、ペニスに濡擦を送る。シャーロットの甘い唾液と腐棒から染みでる浸出液が混ざりだした。

 唇内にはぬるりと粘液が満ち、口淫はますますスムーズになる。

 

 ぐぐっ!

「おっ!? むぅぅ……っ!」

 腐敗した手が艶やかな髪を掴んだ。ゾンビはシャーロットの頭をしっかりと固定する。

 肉体の全てが腐りはてているはずなのに。腐れた死人も快楽を感じているようだった。美少女からのフェラチオを意地汚く貪りだす。

 

「!!?」

 少女は舌に蠢くものを感じた。それはぽろぽろと唇内に広がっていく。口蓋をくすぐるように動きだした。

 天才の頭脳は答えをすぐに導いた。これはウジだ。長い尿道腔を住処にしていた白細蟲どもが、溢れでてきている……。

 

「んんっ……ふぅぅ……」

 己の口内をハエの幼虫どもが這いまわる。悲鳴とともに吐きだしてもおかしくはない。現に少女の背筋には鳥肌が立ち、全身がぞくぞくと震えだす。

 しかしシャーロットはさらに激しく舌を回す。

 

(こんなの、絶対におかしい……のにぃ……)

 腐った肉棒を口内に招き、腐れた死者に媚動を捧ぐ。

 己の異常は彼女自身が最もよくわかっていた。しかし内側から発せられる欲求は、天才すら抗うことができないものだった。

 

 ぶちゅっ!

 シャーロットの舌体とゾンビの棒肉に挟まれ、ウジが潰れる。

 口の中に蟲の味が広がった。刺しこまれた苦みは下顎を痺れさせるほどだ。幼虫は腐肉を常食していたゆえ、当然といえた。

 

「ほぉっ、おっ、ほぉ……っ!」

 しかし少女の青瞳はとろんと蕩けるばかりだ。さらなる穢感がシャーロットを絶頂にさえ導く。

 背が震え、胎が滲んだ。シャーロットは腐味を感じながら、オルガスムスに酩酊する。

 対手である屍骸人もまた法悦に至った。その証を少女に流しこむ。

 

 どくっ、どく……。

「お、おっ……、ふ、ふぅぅ……」

 ゾンビの射精にはやはり、勢いがまるでなかった。喉門に跳ねかえされ、穢液は口内に逆流してくる。シャーロットはまた、酸苦の味に眉根を寄せることとなる。

 

「んぐっ、ぐぅっ、んぐっ、んむっ……」

 それなのに彼女は喉を鳴らし、胤汁を飲みこんでいく。腐液は毒そのものといっても過言ではない。食道を爛れさせ、胃の腑に重く沈殿する。

 しかし……。陵辱を渇望する少女にとって、それは極上の美酒と全く同じだった。才媛ははっきりと、不潔な快楽に支配されている。

 

「あ゛あ゛あ……」

 気も心も抜けおとしたような声が上から落ちてきた。同時にゾンビの拘束が緩む。死者の手は少女の頭を解放した。

 しかしゾンビはなおも、へたりこんだシャーロットを見下ろしている。

 

(まだ、満足してない……?)

 少女はそう察した。我が身はまだまだ、屍骸人に貪られることになる。背筋に悪寒のごとき被虐の悦が走った。青瞳と花貌がさらにとろんと緩みだす。

 

「はぁっ、はぁ……」

 全裸のシャーロットは手のひらと膝を床につく。再び、四つん這いの格好を取った。

 愛液で濡れひかる陰唇も、窄まった排泄孔も。少女の秘部が全て露わとなる。男の前でこの体位をする理由はひとつしかない。

 とうの昔に死した彼であるが、シャーロットの意をしかと汲んでくれた。

 

 ずずず……っ!

「あっ……、あぁぁっ……!」

 冷たい手に細腰を掴まれた。そう思った瞬間、膣腔を一気に満たされる。

 先ほどのレイプで、少女はナカに穢汁を注がれた。しかし潤滑油はそれだけではない。口淫を捧ぐことによって、シャーロット自身も蜜を溢れさせていた。それも腐肉棒を受けいれる一助となる。

 

 ずずず、ずず……、ずんっ……!

「は、はぁっ……! あぁぁぁ……っ」

 美少女は腕と足を突っ張り、ゾンビの重さを従順に受けとめる。

 腐敗したペニスを咥えこみ、興奮を覚えてしまう。そんな自分をもはや否定できない。少女はただただ、不潔で異常な快楽に耽溺していく。

 

 ずず……ずんっ。ずずず……ずんっ。ずず……。

「はぁっ、はっ……はぁっ!」

 屍骸人の性運動は単調で遅鈍だった。膣奥にタッチすると、ゆっくりと引きぬいていく。その繰りかえしである。

 背後からは関節が鳴る乾いた音が響き、胸に溜まるような腐臭が漂ってくる。死者のピストンはおぞましかった。

 

(きもちいい……もっと……)

 しかしやはり、そんなセックスこそがシャーロットを昂らせていく。大きな乳房が振り子のように揺れるのも心地よかった。

 亀頭冠は膣ヒダを掻きつづけた。腐敗した肉は脆く、膣腔でぽろぽろと崩れだす。穢されていくとはっきりとわかった。

 

「あ、はぁっ……! あぁっ!」

 その実感が最後のひと押しとなった。シャーロットは再び、オルガスムスに昇りつめる。種を求めて膨れる子宮は内腑を圧す。腐臭と合わせて吐き気が強くなった。

 しかし当然、美少女はそれ以上の悦楽に酔いしれている。

 

 どくっ、どくっ、どくっ……。

「ぅあっ……、あ、あぁっ、はぁ……あ……っ」

 きゅぅっと締まった少女の膣動に、屍骸人のペニスはたまらず白旗をあげた。黄緑色を帯びた胤汁をシャーロットのナカに注ぎこむ。

 硬い拍動に合わせて、大きな乳房が小さく揺れた。そんな微震すらも今の彼女には快楽の元になる。

 

「う゛ぉぉお゛……」

「お゛、お゛ぉう……」

 絶頂の余韻に少女は浸りきる。そんな交歓の現場に別のゾンビどもも踏みこんできた。

 同種はもちろんのこと、シャーロットも嫌な顔などしない。

 

(ゾンビのオチンチンが、たくさん……)

 彼奴らも同じく、まとったボロの前面を膨らませている。しかし向かった方向は別だった。

 一体は少女の後ろに回って桃尻を掴み、もう一体は……。少女の口唇に狙いを定める。

 

「はっ、はぁっ、はぁっ……」

 シャーロットの両手のひらは地面に着いている。ゾンビの行いを止めることはできない。いや。少女は元より、抗うつもりなどなかった。

 

 ずずず……。

「ん、んむぅ……っ」

 突きだされたペニスに対し、自ら桃唇を開く。屍骸人の腹と己の鼻先がくっつくまで、穢れた肉棒を迎えいれた。

 同時に蜜孔も埋められる。掻きわけられた膣ヒダは歓喜に湧き、熱烈な抱擁を加える。

 後ろからは膣穴を、前からは口唇を犯される。串刺しファックが完成した。

 

(く、くさい……)

 腐った液と蟲の汁で、少女の口腔は何度も犯された。にもかかわらず、シャーロットの舌と鼻が慣れることはなかった。このゾンビからもたっぷりと穢臭を味わわされる。

 

「むぉっ、おぉっ……!」

 ゆえに少女は新鮮な快感を得ることができた。

 口内に招きいれた棒肉は、今までのものより腐乱が進行していた。温かな口内に迎えいれたことで、形を保つことすら難しくなっていく。

 

「お、お゛ぉ……、む、ぅぅうっ!」

 溶けだしたペニスから粘汁が漏れる。異味と異臭に満ちるそれにたまらず、シャーロットの鼻孔が開いた。

 次の瞬間、なぜか下腹も切なく蠢きだす。その動きは膣肉にも伝えられた。屍骸人の腐乱ペニスを潰すほどの締めつけが起こる。

 

 どくっ、どくっ……どく、どくんっ……!

「むぁ……っ、お、おお゛……! お゛ぅっ……!」

 その瑞動にゾンビは成す術もなかった。少女のナカに種を献上する。同種ゆえのシンパシーがあるのか、桃唇を犯すゾンビも同時に達した。

 口内にも胎中にも腐った精液を注ぎこまれていく。ぞっとする冷たさが内腑を駆けめぐった。しかしそれはシャーロットにとって、この上ない昂りをもたらすものであった。

 

「むぉ……お……お゛ぉっ……!」

 美少女は四つん這いのまま、桃唇と膣口で腐棒を咥えこみ続ける。法悦に全身を震わせるが、耳は働いていた。

 硬床に脚を引きずる音が聞こえる。さらに多くの屍骸人どもが馳せ参じたとわかった。

 

(これから……もっとたくさん……)

 天才の自負も、瑞々しい肢体も、幼馴染への恋慕も。崇高なそれらは今や、汚されるためのものでしかない。

 シャーロットは静かに青瞳を閉じる。そしてさらなる穢悦が繰りひろげられるまで、うっとりと待つのだった。

 

 ◇

 

 ヴァンパイアハンターたちは還らなかった。聖鞭を携えた青年の行方は杳として知れない。

 しかし彼の幼馴染……。天賦の才を持つ魔術師の少女は、時おりその痕跡を悪魔城の外にも表すことがあるという。

 

「はぁっ、はっ……! あ、あぁぁあっ!」

 まず甘い嬌声が聞こえる。鼻の下を伸ばしていると、そこに鋭い腐臭が刺しこまれる。

 それは魔の領域に捕らえられた少女の末路の……。一端を示すものに他ならない。

 

 美しい肢体と艶髪は今も、不潔な肉と汁で汚され続けている。死者との交歓に耽溺するシャーロットは、忌まわしい悦楽を高く高く歌いあげる。

 世界が終わる日まで、それは決して途絶えることはない。


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