7〜8割エッチシーン、♡喘ぎなし。
エデン条約編終了あたりで、禁断の関係に踏み込んでしまった先生とミカの話。


★注意:
・既に一線を超えている関係で、二人ともモラル低めになっています
・また、刹那的・破滅的思考が強くなっています
・あくまで、それを前提として書いてありますので、苦手な方はご遠慮下さい。
・以上、タグなども見た上で、ご了承の上お読み下さい


参考:
聖園ミカ絆ストーリー
エデン条約編1〜4

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*あらすじ欄の注意書きをよく見てからお読み下さい。


秘密の園で、ミカと二人堕ちてゆく

 

「やっほー! セーンセ☆」

 

 その花園の前で、ミカが待っていた。深夜だ。静けさで、ミカの明るい声以外は何も聞こえない。暗闇の中、白いトリニティの制服と、それに包まれたミカだけが輝いている。

 

 ——聖園(みその)ミカ。トリニティの生徒会(ティーパーティー)の一人であったが、先のエデン条約調印式におけるテロ事件における首謀者として既にその資格は剥奪され、今は一般生徒である。

 

 その容姿はお嬢様学校であるトリニティ総合学園を体現するかのように上品で美しい。それでいて、くるくる変わる表情と、全身からあふれる明るいオーラが親しみやすいものにしている。

 

 それらの性質は、直情的な行動、激しい気性と表裏一体ではあるが、それも強い個性と考えれば魅力的と言える。

 

 ——もはや、それだけが彼女の本質ではないのだが。

 

「ふふっ、こうして誰かを待っている時間って、何だか楽しいね。デートの待ち合わせ……ううん、ピクニックかな?」

 

 キヴォトスの生徒であれば誰でも持ち歩く、ものものしい銃器と共に、ミカが手に下げているのはバスケット。

 

「必(・)要(・)な(・)も(・)の(・)は、ぜーんぶ入ってるから、今日も大丈夫だよ? ふふっ、期待してるんでしょ? 私が呼んだら、先生、絶対来てくれるもんね?」

「いや、それは……」

 

 連邦捜査部「シャーレ」の「先生」は濁(にご)した。確かに、ミカの言うことは間違いではない。

 

「さ、入って入って! 今、扉を開けちゃうから」

 

 ミカが取り出した小さな鍵が、キラリと光った。門がキィ……と音を立てて開く。その中は暗闇。暗く、静かな閉鎖空間から、花の香りとむせるような濃密な空気が漂ってくる。

 

 そこは、誰にも犯されない聖なる園(その)。ミカが発見し、ミカしか知らなかった——今は先生も知っている——秘密の花園。二人だけの場所。

 

--------

 

 古い木のベンチに座ってミカは嬉しそうにしている。

 

「こっちだよ! ふふっ、ほら綺麗でしょ。最近ね、ここに来て掃除をするのが趣味みたいになっちゃった☆」

「そ、そうなんだ」

「だって……」

 

 ミカが「先生」の横に回り込んで、顔を近づけて耳元でささやく。吐息が感じられるほどの距離で、

 

「だって、先生とす(・)る(・)時、敷(し)くものがあっても汚れちゃったら嫌でしょ? なんて、先生とここに来る時のことを考えながら掃除してるの」

 

 ミカが、小悪魔のような笑みを浮かべる。

 

「先生はダメな先生だよね〜。でも、それでいいんだよ? 先生はダメな「大人」で、悪い「生徒」に誘惑されてエッチなことをしてるだけ……ん、センセ……こっち、来て……」

「——ミカ……んっ……」

「ん……ちゅ、くちゅ……」

「んっ……」

 

 ミカは先生をぎゅっと抱きしめ、舌を絡めたねっとりとしたキスをしばし味わう。押し付けていた唇が離れると、唾液(だえき)が糸を引いた。ぷは、とミカが満足げに息を吐く。

 

「先生、本当はもっとロマンチックなキスがしたいんでしょ。恋人同士がするような、あま〜いやつ」

「いや、それは……」

「でも、してあげないよ。私たち、そんな関係じゃないもんね? ただのセックスフレンド。「身体だけの関係」ってやつだよね☆」

「…………」

「だから、するのはエッチだけ。さっ、じゃあ脱いじゃうね」

 

 ミカはベンチに座ると、少し足を伸ばして、スカートの中に手を潜り込ませた。上質な生地の、白いタイツに包まれた脚線美。その向こうには……フリルのついたスカートの中、その奥に隠されているのは——

 

 ミカが、くっくっ、と笑った。

 

「どこ見てるのか、分かってるんだよ? そんなにこ(・)こ(・)が見たい?」

「あ、いや……」

 

 ミカが、すっとスカートをつまんで持ち上げた。閉じられた両足のすき間、裏地に星のきらめきのような装飾がされたスカートの中の空間、その奥に、白いタイツの生地からうっすら透けて下着が見えている。乙女の秘めやかな場所を守る、タイツと同じく白のパンティは、はっきりとは見えなかったが、中央に可愛らしくあしらわれた水色のリボンが透けて見えて、その存在を示している。

 

「もっとよく見たい……よね?」

 

 先生の表情を観察しながら、からかうような顔でミカがスカートをするすると上へ上げる。そして、誘うように淫(みだ)らに両足を広げる。

 

 タイツに包まれた下半身が、おへそまですっかり見えてしまうと、もうそこには、先ほどまでの快活な天使のような少女はいなかった。M字に足を開き、熟練の動きで誘う小悪魔——いや、女悪魔(サキュバス)がいた。焦(じ)らすことで男を興奮させる術(すべ)を知り尽くしている。秘密の夜を重ねるたびに、それは巧(たく)みなものになっていく。

 

「ほら、よく見て。先生がじっくり見たがると思って、可愛いのを選んできたんだから。あんまりエッチなのだと嫌がるもんね。指定してくれたら他のでもいいよ。水色とか? ピンクとか? あんまりマニアックなのはダメ……見たいん、だよね?」

 

 いやらしく両ももをこすり合わせるようなミカの動きを見て、ついゴクリとのどが鳴ったのを聞かれてしまう。どうせ隠そうとしても、ミカには全て見透かされてしまっているのだ。——そう思っていてもなお、彼はまだ躊躇(ためら)っていた。そんな彼を挑発するように、ミカの細い指がタイツにかかる。その視線が、「ほらほら、素直になりなよ」と煽(あお)ってくる。

 

「ほら……もっと見ていいよ……んっ……ほら……」

 

 足を上げてタイツを下ろしていくと、しなやかな生足が徐々に現れる。しかし、すぐに全部は脱がない。焦らすように少しずつ脱いでいく。つい誘惑に負けて食い入るように見てしまう先生に、ミカは薄く笑う。そう、一度屈してしまった時から、先生がミカの誘惑に勝てたことなどないのだ。

 

「もうちょっと見る? それとも、今日は履(は)いたままする? ……もっと、顔を近づけてもいいんだよ。うん、そう……はぁっ……一度、見ながら出しちゃう? ……え? 別に私はいいよ。先生が、そうやって……はぁ……私のパンツ見ながら恥ずかしそうにしてると、気持ちよくなってくるんだ……ふふっ……」

 

 つま先から完全にタイツを引き抜くと、ミカが先生の首に足を絡みつけてきた。すべすべした生足が巧(たく)みに先生をとらえ、引き寄せる。先生は危なく前につんのめりそうになる。そのまま、ミカの股間の方へ——

 

「ちょっ、ミカ……」

「下着を……脱ぐところ……もっと近くで見たいでしょ……? んっ、ぁ……」

 

 ミカの息が荒い。他人には見せるはずのない場所を、至近距離からじっくり見られている興奮で、頬(ほほ)が紅潮しているのだ。ミカにとらわれた先生は、頭をスカートの中に突っ込むような形のまま、動けずにいる。目の前にはミカの生の太もも。その肌の表面は、驚くほど白くなめらかだ。そして、その色に溶け込むような純白のパンティ。

 

「ミ、ミカ。あの……」

「ふふっ、そんなに恥ずかしい? 先生が恥ずかしがると、私も……何だか恥ずかしくて……濡れてきちゃう……。そうやって気が進まないような素振りしてるくせに、もうこんなに興奮しちゃって……はぁっ、ぁん……」

 

 先生のすぐ目の前でするするとパンティを下ろしていく。間近から女性器を見られているという意識がミカの羞恥(しゅうち)をあおり、ゾクゾクするような快感となって背筋を走る。

 

「……ぁ、ふ。ちゃんと、整えてあるでしょ? レディのたしなみだからね。はい、これ☆」

「え? あ、あぁ」

「ふふっ、持って帰るのはなしだよ? ほしければ、洗ったやつなら持ってきてあげるけど♪ ……ね、早く。もう欲しくてたまらないよ」

 

 くしゃっと丸めたパンティを渡したミカは、細い指で股間をいじりはじめた。指の動きに合わせて、くちゅくちゅといやらしい音がする。

 

「え、えっと……後ろからでいい?」

「うん。はい♪」

 

 ベンチに手をついたミカが、お尻を突き出す。覆っているスカートを完全にめくり上げると、可愛い小尻が現れた。先生の息が荒くなる。

 

「いい? ミカ」

「乱暴にしちゃダメだよ? ちゃんと気持ちよくして……ンッ……は、ぁんっ……ダ、ダメ……もっと優しく……」

「ご、ごめん。う……ぁ……」

 

 ズブズブと、先生の逸物(イチモツ)が完全にミカに埋まってしまった。羽をよけ、尻を両手でわしづかみにして、さらにグイッと突き込む。そして、荒い息で激しく前後に腰を動かす。

 

「や、もうっ。乱暴にしちゃダメだってば。ほら、もっとゆっくり……んっ、そう……そんな感じ……うん……うん……は、ぁん……ぁ……ふ、ぁ……」

「ミカ……は、ぅ、ミカ……!」

 

 我慢できない、と言わんばかりに、彼はミカの中に自身(ペニス)を突き込む。ガツガツしたその姿は、および腰だった先ほどまでとはまるで違う。ミカの肉体(カラダ)の誘惑に完全に屈してしまったのだ。浅ましく肉欲におぼれているのを、もう隠そうともしない。ぐにゅりと締め付けてくるミカの内部を股間のモノに感じ、先生の理性は飛びそうになる。

 

「センセ……先生も気持ちいい? 私も……あぁ……先生ので、かき回されて……はぁっ……ンン……」

「ミ、ミカ……はぁっ、はぁ……」

「ふふっ……ぁン、そんなに犬みたいに腰振っちゃって、他の子には見せられないね? あ、あぁ……はぁ……」

「ミカ、だけだよ……はぁ、くっ……」

「ぁンッ」

 

 先生が荒々しくミカの乳房をわしづかみにして、そのままグニグニと揉みしだく。厚手のトリニティの制服の上からでも量感たっぷりの、立派な乳房。ズッシリと重い大きな乳房をこね回すのに夢中になる。そんな先生に不満そうに、ミカが腰をくねらせる。

 

「もうっ、先生ばっかり。私のこともちゃんと気持ちよくしてよ」

「ご、ごめん」

 

 ミカがずるりと先生の逸物を引き抜き、「全部脱いじゃおっか?」と蠱惑(こわく)的な笑みを浮かべた。その手が制服のケープにかかり、それを取り去るとノースリーブのブラウスから伸びる艶めかしい白い肌が現れる。肩が、そして、上品なブラに包まれた大きな乳房が現れ、それもすぐに露(あら)わになって……

 

 

「はぁン……あぁン……あぁ……あぁン……」

 

 押し寄せては引いていく、波のような官能に身を任せ、ミカがいやらしく喘(あえ)ぐ。既に全裸になったミカの豊満な乳肉も、それに合わせてプルンプルンと激しく前後に揺れて、先生の目を楽しませる。あ、ぁ、と大きく開いたミカの口から悩ましい吐息が漏(も)れている。首を後ろに大きく反らし、激しく先生のモノを味わっている。

 

「もっと……激しく突いて……。先生の好きなだけ……先生がしたいだけ激しく……もっと奥まで……」

 

 ミカのおねだりを、先生は断ることが出来ない。彼女の肉体に溺(おぼ)れきっているのだけが理由ではない。ミカの望みを無視することなど、彼にはもう出来ないのだ。彼女のための奉仕と同時に、自らの快楽を得る。一体化したその二つの行為はもう身体に馴染んでしまった。ただ夢中でミカの身体に自らの欲望を叩きつけてしまう。つい、「ミカっ……!」と名前まで呼んでしまう。

 

「ミカ……」

「ん、あっ」

 

 先生は両脇に抱えていたミカの両足をさらに左右に広げた。「ぁン……」不満そうにミカが、先生の腰を両足ではさんで、ロックしてしまう。ぐいっと引き寄せられて、先生は抵抗もしない。

 

「先生……イこう? 一緒に……気持ちイイところまで、私と一緒に……はンっ、ぁ、あぁ……」

「そうだ……ミカと一緒に……あぁ、ああっ……」

 

 絡(から)み合う二人の裸身が激しく前後に揺れ、それはどんどん速さを増していく。

 

「私と……あぁっ……センセ……あぁ……!」

「ミカ……ミカぁ……!」

 

 ビクンビクンと、二人の身体が震えた。「は……ぁ……」と、射精後の脱力感に襲われる先生の姿を見ながら、息の荒いままのミカが満足げな笑みを浮かべた。

 

 

「はぁ……ンン……」

 

 ベンチに横になった先生の上にまたがり、ゆるやかに腰を振りながら、ミカが気だるげに髪をかき上げる。激しく重いメインを食べ尽くし、今はゆっくりと甘いデザートを、といった風情だ。

 

「ね、先生も気持ちいい?」

「ああ……うん、気持ちいいよ……ミカがそうしてると……」

 

 官能におぼれ、とろけそうな彼の顔を眺(なが)めて、ミカは自分の手に入れたものを再確認する。それは、甘美な罠で絡(から)めとった、先生の心。他の誰よりも、ミカを優先してしまうような……。

 

「センセェ、私とこんなことしてるのバレたら、大変なことになっちゃうね……」

「……構わないよ、私は。それよりミカが……」

「でもさ、先生がいなくなったら困る子多いんじゃない? アビドスに、ミレニアムだっけ? あと、ゲヘナとか」

「…………」

「キヴォトスが大変なことになっちゃうかもね。先生に依存してる子、結構多いんだから」

「…………」

「あははっ☆ そんな顔しなくていいよ。大丈夫。その時は、ぜぇんぶ私が罪をかぶってあげる。悪いのは私だけ。先生は何も悪くない」

「そんなこと、ミカにはさせられない……ぁ、ううっ……」

 

 しぼりとるようなミカの締め付けに、快感で先生がうめく。ミカは追い討ちをかけるように、お尻で円を描くように腰を動かす。そのゆっくりとした動きとともに身体を軽くくねらせると、先生がまた反応する。

 

「んっ……いいんだよ。気持ちよくなりたくて誘ってるのは、私だからね。先生のためなら、どんな罰だって受けていい。ヘイローが壊れた(死んだ)って構わない。それで先生が許されるなら」

「ミカ、そんな不吉なこと……」

 

 ——そして、もしそうなったら、先生は罪悪感にさいなまれながら、一生私のことを忘れられずに生きていくんだよ。二度と抱けない私の肉体(カラダ)と、許しを乞うことも出来ない相手の記憶を抱えて、一生。私は、先生の消えない傷になって、先生の一部になって、私は……

 

 ——私、先生と、一つにっ……

 

「は……あ、ンンっ……!」

「ミ……ミカ……!」

 

 ガクガクと身体を震わせながら、また二人はイッてしまった。ミカはうつろな目で、今まで自分たちを繋いでいたモ(・)ノ(・)を見る。男性器(ペニス)は一時しか自分たちを繋いでくれない。だったら——

 

「いつか、本当にそうしようかな」

「え、何?」

「何でもない」

 

 エデン条約調印式のテロ事件以来、「シャーレの先生」は日に日にキヴォトスにとって不可欠な存在となっている。そしてそれは今、ミカの手の中にある。ミカの気まぐれ一つで崩壊しかねない、危うい存在として。

 

 ——きっと、その気になったら私は先生だけじゃなく、キヴォトスをめちゃくちゃにすることだって出来る。ふふっ、もしかしたら私は先生とエッチするのより、それが気持ちいいのかもね?

 

--------

 

「今日もありがと、先生☆」

「いや……」

 

 花園の中にいた時とは別人のように、無邪気で明るい雰囲気のミカに、先生は気圧(けお)される。もう、誰が見てもいつもの快活なミカだ。誰も、先ほどまでの淫(みだ)らな姿を想像出来ないだろう。

 

 ガチャリ、と重い金属の音がして、ミカが門の鍵を閉めた。もう、そこには誰も入れない。鍵を持っているのはミカだけなのだから。そこを知る者も、他にはいない。ここは犯されることのない、二人の聖域。

 

「また、呼んだら来てくれるよね?」

 

 可愛らしく首をかしげて自分を見つめるミカに、先生が答える。

 

「……ミカがそう望んでくれるなら、いつでも来るよ」

「あははっ、何それ! ものは言いようだね!」

「でも、本当だよ。いつでも、どこへでも行く」

「じゃあ、もし私が地獄行きになっちゃったら——」

「ミカとなら、どこまでも一緒に行くよ」

 

 先生を見ながら、ミカは分かってないなぁ、と小さくつぶやく。

 

 ——ついてきて欲しいんじゃないんだよ。私なしじゃ生きていけなくなって、一人でいることに耐えることもできず、必死で追いかけてきて欲しいの。だから、背徳感で誘って、罪悪感で縛り付けて、先生の心をがんじがらめにして逃がさない。私たちは恋人なんかじゃなく、ずっと共犯者だよ。だから——

 

「そんなことしなくていいからさ、裏切らないでね? これからも二人で罪を重ねて、どこまでも堕ちていこうね。この——」

 

 ——二人だけの秘密の花園(Secret Flower Garden)で。

 

 




こういうのが好きな人(…いるよなあ?)に刺さってくれるといいなあと思います。
作者はこういうのが大好きなので…

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