SSSS級カノジョ南夢芽は僕だけのメイドさん えっ、他の客には絶対しないご奉仕があるんですか? 作:前野へーた
原作:SSSS.GRIDMAN
タグ:R-18 オリ主 メイド イチャラブ 純愛 フェラ ごっくん
メイド喫茶で働いている夢芽が他の男に取られないか凄く不安で店に様子を見に行ったら、
店の空き部屋に連れていかれてご奉仕メイドプレイをしてくれて、
世界で一番の独占感と安心をゲットしちゃう話
純愛
メイド
甘々
ご奉仕
フェラ
口内射精
ゴックン
独占欲
ハッピーエンド
スマホの画面が、僕の指先で光っている。
夢芽のSNS。メイド喫茶の公式アカウントではなく、彼女個人の——ファン向けに作った、あの垢だ。
『今日も楽しかった♡ ご主人様たち、ありがとう!』
写真には、満面の笑みの夢芽。
隣には、僕の知らない男が写っている。
常連客だろうか。夢芽の肩に手を回して、親しげにピースサインなんかしている。
いいねの数、二百三十七。
コメント欄には「可愛い」「天使」「今度また行くね」の嵐。
僕は、その写真を見つめたまま動けなかった。
——あれは仕事だ。
分かっている。夢芽はメイドとして働いていて、客に笑顔を振りまくのは当然のことで、僕だってそれを承知で付き合い始めたはずで。
分かっている。分かっているのに。
(……あの笑顔、僕に向けるのと同じだ)
胸の奥が、じわりと冷たくなる。
夢芽は僕の彼女だ。
でも、あの店では——僕以外の男たちの「お嬢様」でもある。
信じている。信じたい。
なのに、画面をスクロールする指が止まらない。
過去の投稿。また別の男との写真。また別の笑顔。
『今日のご主人様、優しかった♡』
『差し入れありがとう! 大好き♡』
大好き。
その言葉が、僕以外の誰かに向けられている。
……ただの営業トークだ。そんなことは分かっている。
分かっているのに、どうしてこんなに苦しいんだろう。
◆◆◆
LINEの通知が鳴った。
『ごめん、今日忙しいから会えない><』
夢芽からだ。
僕は「了解」とだけ返して、スマホを置いた。
——五分後。
SNSを開いた僕は、凍りついた。
『出勤なう♡ 今日も頑張るぞー!』
投稿時刻は、三分前。
嘘じゃない。忙しいのは本当だ。仕事が忙しいから、僕とは会えない。
それは事実で、夢芽は何も悪くない。
なのに。
(……会えないのに、他の男には笑顔を振りまくのか)
頭では理解している。仕事と恋愛は別だと。
でも、心がついていかない。
僕は立ち上がっていた。
財布を掴み、上着を羽織る。
駅までの道を、ほとんど走るように歩く。
信じたい。
でも、確かめずにはいられない。
——見に行こう。
あの店に。
夢芽が、他の男にどんな顔を見せているのか。
この目で、確かめに。
◆◆◆
店の扉を開けた瞬間、甘い声が降ってきた。
「いらっしゃいませ、ご主人様♡」
夢芽ではない。別のメイドだ。
ピンク色の髪をした、僕の知らない女の子。
「お一人様ですか? こちらへどうぞ♡」
案内されるまま、奥のテーブルに座る。
帽子を深く被り、メニュー表で顔を隠す。
——いた。
視界の端に、見慣れた赤みがかった栗色の髪。
夢芽だ。
彼女は店の反対側、窓際のテーブルで接客をしていた。
相手は三十代くらいの男。スーツ姿の、いかにも金を持っていそうな常連客。
夢芽が笑っている。
あの営業スマイルで。
「ご主人様、今日もお仕事お疲れ様です♡」
「いつも来てくださって、夢芽嬉しいです♡」
甘い声が、店内に響く。
僕に向けるのと、同じ声。同じ笑顔。
男が何か言った。夢芽が笑う。肩に手を置かれても、嫌がる素振りを見せない。
(……仕事だ)
分かっている。あれは仕事だ。
客に愛想を振りまくのがメイドの仕事で、夢芽は何も悪くない。
分かっている。
分かっているのに——どうして、こんなに胸が痛いんだろう。
◆◆◆
視線が、合った。
夢芽が、ふとこちらを向いた瞬間。
帽子の下から覗く僕の顔を、彼女の緑の瞳が捉えた。
一瞬、時間が止まった。
営業スマイルが、消えた。
代わりに浮かんだのは——「は?」という、素の表情。
驚きと困惑、そして怒りが浮かんでいた。
夢芽の目が細くなる。
あの涼やかなアーモンド型の瞳が、明らかに「何してんの」と訴えている。
でも、彼女はすぐに表情を取り繕った。
何事もなかったかのように、客の方に向き直る。
「あ、ごめんなさい♡ どうしたんですか、ご主人様?」
声は甘く、笑顔は完璧だった。
でも、空気が変わったのを僕は感じていた。
夢芽は僕に気づいた。
そして——怒っている。
◆◆◆
それから、夢芽は僕のテーブルに一度も来なかった。
別のメイドが注文を取りに来て、別のメイドがドリンクを運んできて、別のメイドが「ご主人様、萌え萌えきゅんきゅん♡」とかいうよく分からない呪文を唱えた。
夢芽は、ずっと他の客の相手をしている。
「ご主人様、素敵です♡」
「え〜、そんなこと言われたら照れちゃいます♡」
甘い声。営業スマイル。
僕には一度も向けられないまま、他の男たちにばかり振りまかれていく。
嫉妬と後悔が、胃の底で渦を巻いていた。
(来るんじゃなかった)
そう思った時だった。
「——ちょっと来て」
耳元で、小さな声がした。
振り返ると、夢芽がいた。
営業スマイルは消えている。代わりにあるのは、冷たい目。
「……夢芽」
「声、出さないで。来て」
有無を言わせない口調だった。
僕の手首を掴むと、彼女は足早に歩き出す。
「あ、ちょっと——」
「いいから」
スタッフ専用と書かれた扉を開け、階段を下り、狭い廊下を抜けて——
バックヤードの、誰もいない一角。
扉が閉まる音が、やけに大きく響いた。
「……は?」
夢芽が振り返る。
緑の瞳が、僕を射抜くように見つめていた。
「何しに来たの」
冷たい声。でも、どこか震えている。
「疑うとか、マジありえないんだけど」
「疑ってなんか——」
「嘘。顔に書いてある」
夢芽が一歩、近づいてきた。
メイド服のスカートが揺れる。
「あたしが、ユウ以外にデレデレするわけないじゃん」
「……」
「あれは仕事。マニュアル通りの営業スマイル」
彼女の声が、少しだけ柔らかくなった。
「なのに、信じてくれないの?」
その目は——怒っているのに、どこか悲しそうで。
僕は、何も言えなかった。沈黙が、僕たちの間に落ちる。
夢芽の緑の瞳が、じっと僕を見つめている。
怒りと、悲しみと、そして——どこか、縋るような色。
「……ほんと、しょうがないなあ」
夢芽が、小さく息を吐いた。
呆れたような声。でも、どこか柔らかい。
「そんなに不安なら……安心させてあげる」
彼女の細い指が、僕の手首を掴んだ。
そして——壁際へと、僕を押しやる。
「え、夢芽——」
「黙って」
冷たい壁に背中がつく。
夢芽が、僕の前に立った。
メイド服の黒と白が、薄暗いバックヤードに映える。
フリルの付いたヘッドドレス。腰のリボン。膝上のスカート。
その下から覗く、黒いニーハイと、白い太もも。
夢芽が、ゆっくりと膝をついた。
スカートが、コンクリートの床に広がる。
膝を揃え、背筋を伸ばす姿は——まるで跪くようだった。
「……こんなことまでしないと、安心できないの?」
呆れた口調。でも、彼女の手は僕のベルトに伸びていた。
「単純だよね、ユウは」
金具が外れる音。ジッパーが下りる音。
「でも、まあ……しょうがないか」
取り出されたそれを見て、夢芽が小さく笑った。
「……すごい。こんなになってる。あたしの話、そんなに興奮した?」
意地悪な声。でも、嬉しそうにも聞こえる。
「……ばか」
夢芽が、先端に唇を寄せた。
ちゅ、と軽いキス。
「安心させてあげる。あたしのお口で、ぜんぶ」
夢芽は、すぐには始めなかった。立ち上がって、僕の隣に回り込む。そして——耳元に、唇を寄せた。
「ねえ……さっき見てたでしょ」
吐息が、鼓膜を揺らす。
「あたしが他の男に笑ってるとこ」
舌先が、耳たぶに触れた。
ぞくり、と背筋が震える。
「……あれ、仕事だよ」
甘噛みされる。歯が、耳の縁をなぞる。
「マニュアル通りの笑顔♪」
囁きながら、夢芽は僕の手を取った。
そして——自分の胸へと、導いていく。
「でもね、あいつらには絶対見せないものがある」
メイド服越しに、柔らかな膨らみを感じる。
「このおっぱい、触らせたことない」
夢芽が、僕の指を押し付けるように動かした。
「あいつらが見てるのは、服の上からの膨らみだけ」
指先に、硬い突起が当たる。
「乳首の色も、形も、感度も……ぜんぶユウしか知らない」
耳元で囁かれながら、僕は夢芽の胸を揉んでいた。
メイド服の布地越しに、確かな弾力を感じる。
「ほら……硬くなった」
夢芽の息が、少し乱れている。
「あいつらの前では、こうならないよ。ユウに触られてるから、こうなるの」
僕の指が、乳首を摘む。
「んっ……」
小さな声が漏れた。
「……ねえ、他の客があたしの乳首触ったら硬くなると思う?」
意地悪な囁き。でも、声が少し上擦っている。
「ならないよ。気持ち悪いもん」
耳たぶを吸われる。舌が、耳の穴に少し入ってくる。
「ユウじゃないと、身体が反応しないの」
夢芽の手が、僕の手首を掴んだ。
胸から、下へ。スカートの中へ。
「あいつらが見てるのは、ニーハイの上の太もも」
滑らかな肌に触れる。絹のような感触。
「でも、その奥は……」
僕の指が、下着の布地に触れた。
「……ほら、濡れてる」
確かに、指先に湿り気を感じる。
「ユウが来たから。ユウが触ってるから」
夢芽が、耳元で笑った。
「他の客におまんこ見せる? ありえない」
淫語が、鼓膜を直接揺らす。
「触らせる? 死んでも嫌。ユウ以外のおちんちん入れる? ……想像しただけで吐きそう」
夢芽の唇が、耳の縁をなぞった。
「ねえ、知ってる?」
舌が、耳の穴に入ってくる。
「あたしのおまんこ、ユウのおちんちんの形に馴染んでるの」
背筋が、ぞくぞくと震える。
「最初に入れた時、痛かった。ユウのが大きくて、あたしのが狭くて。でも今は……ぴったり」
夢芽の息が、熱くなっている。
「入れた瞬間に分かる。『ああ、ユウだ』って。形で分かる。熱さで分かる。脈打つリズムで分かる」
耳たぶを、強く吸われた。
「あたしのおまんこ、ユウ専用に作り変えられちゃったから。他のおちんちん入れても、合わないと思う。サイズも、形も、角度も……全部ユウに最適化されてるの」
夢芽が、少しだけ離れた。
僕の目を、真っ直ぐに見つめる。
「……だから、安心して。浮気なんてできない。したくてもできない。身体が、ユウ以外受け付けないの」
——その言葉が、胸の奥に沁みていく。
「……ねえ、ユウ」
夢芽の声が、少し変わった。
「あたしの方が聞きたいんだけど」
囁きが、震えている。
「ユウは……他の女、見てない? 大学で、可愛い子いっぱいいるでしょ。あたしより胸大きい子とか。あたしより明るい子とか」
耳たぶへの甘噛みが、少し強くなった。
「……あたしね、嫉妬深いの。知ってるでしょ。ユウが他の女と話してるだけで、殺意湧くの。おかしいでしょ。分かってる。でも、止められない」
夢芽の声が、ほとんど吐息になっていた。
「あたしの方が不安なの。ユウを取られるんじゃないかって。毎日、怖いの。だから……あたしがメイド喫茶で働いてるの見て不安になるの、分かる。同じだから。あたしも、同じ気持ちだから」
舌が、耳をなぞる。
「……だから、お互い様ね。あたしはユウだけ。ユウは……あたしだけ、だよね?」
少し間を置いて。
「……言って。あたしだけって、言って」
僕は、夢芽を抱きしめていた。
「……夢芽だけだよ。他の女なんて、見てない」
夢芽の息が、止まった。
「……ほんと? 嘘ついたら、殺すよ?」
でも、声は嬉しそうだった。
「……ばか。そんなこと言われたら、もっと好きになっちゃうじゃん」
夢芽が、僕の胸に額を押し付けた。
「そんなに不安なら、触っていいよ。あたしの身体。確かめて。あたしがユウのものだって」
僕の手を取って、自分の胸に導く。
メイド服の上から、柔らかな膨らみを包み込む。
「……ほら。ユウしか触ったことないおっぱい。小さいけど、ユウのためだけに用意してるやつ」
指先で、乳首の位置を探る。
布地越しに、硬い突起を感じた。
「……んっ」
夢芽が、小さく声を漏らす。
「硬くなってる。ユウに触られてるから。他の男に触られても、こうはならないよ」
僕が胸を揉んでいる間——夢芽の手が、僕の下半身に伸びた。
「……うわ。すごい硬い。こんなになっちゃって」
でも、夢芽は握らなかった。
指先で、輪郭をなぞるだけ。
羽のように軽い刺激。
「んふふ……ぴくぴくしてる♪ 早くしてほしいの?」
指先が、裏筋をなでおろす。
ぞくり、と快感が走る。
「……まだダメ。もうちょっと我慢して」
太ももに手を伸ばすと、夢芽は素直に脚を開いた。
「……ここも。ユウしか知らないとこ」
滑らかな内ももに触れる。
奥へ進むと、熱と湿り気を感じた。
「奥の方……ほら、濡れてきてる」
夢芽の指が、僕の先端をなぞる。
「ほら、先走りでベタベタじゃん」
透明な液が、指先に絡みついていた。
「……ばか。こんなにしちゃって」
呆れた声。でも、嬉しそうに笑っている。
「……しょうがないなあ。そろそろ、ちゃんとしてあげようか」
夢芽が、僕を見上げた。
緑の瞳が、潤んでいる。
「フェラ、してほしい……でしょ?」
◆◆◆
夢芽が、口を開いた。
「んっ……ん……」
わざと音を立てて、唾液を溜めている。
舌が動き、頬が膨らむ。
口の中が、いっぱいになっていくのが分かる。
「……いっぱい出たよ。これで、気持ちよくしてあげる♡」
夢芽が、先端に唇を近づけた。
そして——唾液を、たっぷりと垂らす。
糸を引きながら、透明な液体が流れ落ちていく。
先端から根元へ。ゆっくりと。
「んっ……ぬるぬるにしてあげる……」
舌が伸びてきた。
唾液を塗り広げるように、表面を舐め上げる。
「ちゅる……ちゅる……」
音が響く。湿った、淫らな音。
「音、聞こえる? ユウのおちんちんに、あたしの唾液塗ってる音」
裏筋を、舌でゆっくりなぞり上げる。
根元から先端へ。たっぷりの唾液で、ぬるぬると滑る。
「れろ……れろ……」
舌先が、カリ首に到達した。
くるりと一周。窪みに溜まった唾液を、ちゅる、と吸う。
「……気持ちいい? まだ序の口だよ」
薄い桜色の唇が、先端を包んだ。
「んむ……」
ゆっくりと、口の中に導かれていく。
熱くて柔らかく、舌が絡みついてくる。
半分まで入ったところで、夢芽の動きが止まった。
そして——頬を窄める。
じゅぷっ。
吸引が始まった。
「ん……じゅるる……」
頬がへこむ。唇が、僕に密着する。
陰圧で、快感が亀頭に集中していく。
「じゅぷ……じゅぷ……」
リズミカルな吸引。その合間に、舌が裏筋を刺激する。
吸って、舐めて、吸って、舐めてを繰り返す。
「んっ……おいしい……♡」
緑の瞳が、見上げながら笑っている。
「ユウのおちんちん、あたしの口の中で脈打ってる……」
確かに、自分の鼓動が伝わっているのが分かる。
夢芽の口の中で、僕は脈打っている。
口から離れた。ちゅぽん、と名残惜しそうな音が響く。
「はぁ……」
唾液でてらてらに光るそれを、夢芽は満足げに見つめていた。
「……ほら、見て。あたしの唾液でベトベト。気持ちいいでしょ?」
片手で根元を握る。
唾液で濡れているから、ぬるぬると滑った。
「ここは手で……」
ぐちゅ、ぐちゅ、と卑猥な音を立てて扱きながら。
「……こっちは、お口で」
先端だけを咥える。
そして、強く吸った。
「じゅぷっ……じゅるるっ……」
手で扱きながら、先端を吸引。
ダブルの刺激が、僕の全身を貫いていく。
「んっ……んむっ……」
唇の隙間から唾液が溢れる。
顎を伝って、僕の太ももに落ちていく。
だらしなく、淫らに垂れていく。
「……ぬるぬる、気持ちいいでしょ?」
口から離して、囁く。
「音も……えろいでしょ?」
また咥える。また吸う。
「じゅぷじゅぷじゅぷ……」
バックヤードに、吸引音が響き渡る。
ペースが上がっていく。でも、丁寧さは失われない。
リズミカルに。執拗に。
夢芽の頬が窄まる。唇が密着する。舌が裏筋を刺激する。
三つの快感が、同時に襲ってくる。
「んっ……出そう……? いいよ、出して……あたしの口の中に、ぜんぶ……♡」
最後の吸引が始まった。
唇を密着させ、頬を窄めて——
「じゅるるるっ……」
強く、強く吸われる。
搾り取るように。
「出して……ユウ……あたしにちょうだい……ぜんぶ……♡」
「じゅぷっ……じゅぷっ……」
——下腹部が、熱くなっていく。
夢芽の吸引が、全部を搾り取ろうとしている。
(やばい……もう……)
じゅぷ、じゅぷ、という音が頭の中で反響する。
夢芽の瞳。潤んだ緑。見上げながら笑っている。
(止められない……)
——限界だった。
「夢芽……っ! 出る……っ!」
何かが、弾けた。
口内に、放出される。
夢芽は離さない。
吸いながら、受け止めている。
「んっ……んむっ……♡」
脈動するたびに、吸引される。
搾り取られる。全部、持っていかれる。
最後の一滴まで。
吸引が、優しくなった。
「ちゅぷ……ちゅぷ……」
残りを吸い出すように。丁寧に。
「ん……ぜんぶ、出た……? いっぱい出たね……♡」
夢芽は立ち上がって、僕の耳元に顔を寄せた。
口の中には、まだ——
「……聞いてて。ユウの精液、飲む音」
耳元で——
「んっ……ごくっ……」
喉が動く。
嚥下する音が、直接鼓膜に届いた。
「……ごくっ……んっ……」
何度か飲み込み、全部飲み干す。
「……ぜんぶ飲んだ。ユウの精液、あたしのお腹の中♡」
少し間を置いて。
「……ね、安心した? こんなことする相手、ユウだけだからね。他の男の精液なんて、飲むわけないじゃん。……気持ち悪いもん」
耳たぶに、キス。
「ユウのだけ。ぜんぶユウの。……もう、疑わないで」
射精の余韻が、まだ身体を巡っている。
夢芽が、僕の隣に座った。
肩に頭を預けてくる。
「……んー」
細い指が僕の手を探し、絡めて握った。
緑の瞳が、見上げてきた。
まだ少し潤んでいる。
「ねえユウ。あたしの彼氏なら、フェラしたお口にもキスできるでしょ♡ できるよね。ほら、はやく」
——フェラした口だ。
さっき僕の精液を飲んだ口だ。
……だから、なんだ。
夢芽が好きだ。それだけだ。
僕は、夢芽の顎に手を添えた。
顔を近づける。
緑の瞳が、見開かれる。
「あ——」
唇が、触れた。
夢芽が、息を呑んだ。
——精液の味が、微かに残っている。
でも、気にならなかった。
むしろ——証拠だ。
夢芽が、全部受け入れてくれた証拠。
舌を入れる。夢芽が受け入れる。
「んっ……♡」
時間が止まった。
味なんて、もう気にならない。
夢芽の唇が柔らかくて、舌が甘くて、息が熱くて——
それだけで、十分だった。
ゆっくりと、離れる。
唾液の糸が引いた。
夢芽の目が、潤んでいる。
「……えへへ♡」
照れ笑い。
さっきまでの小悪魔は、もういなかった。
◆◆◆
夢芽が、僕の胸に顔を埋めた。
「……ユウ、好き。もう疑わないでね。あたし、ユウしか見てないんだから」
僕も、夢芽を抱きしめた。
メイド服のフリルが、腕に当たる。
甘い香りが、鼻をくすぐる。
「……ごめん。他の男に笑顔振りまいてるの見て、不安だったんだ」
「……ばか」
夢芽が、僕の胸に顔を押し付けたまま呟く。
「あれは仕事。マニュアル通り。こんなことするの、ユウだけだから。というか、ユウ以外にするわけないでしょ」
少しだけ、声が震えている。
「……もう、疑わないで。あたし、ユウのことしか見てないんだから」
僕は、夢芽の髪を撫でた。
赤みがかった栗色。サラサラで、指の間をすり抜けていく。
「……うん。もう疑わない。夢芽を信じる」
夢芽が、顔を上げた。
緑の瞳が、僕を見上げている。
少しだけ潤んで、少しだけ赤くなっている。
「……次、疑ったら、もっとひどいことするから。覚悟しといてね……ご主人様?」
最後の言葉だけ、メイド口調。
僕は思わず笑ってしまった。
「……それは、ご褒美なんじゃないの」
「え」
夢芽が、目を丸くする。
「……ばか。そういうこと言うから、調子乗るんだよ。……もう。知らない」
でも、離れようとはしない。
むしろ、もっと強く抱きついてくる。
「……あと五分だけ。このままでいて。そしたら、仕事戻るから」
僕は、夢芽を抱きしめたまま頷いた。
バックヤードの薄暗い一角。
表からは、メイド喫茶の賑やかな音が聞こえてくる。
でも今、この瞬間だけは——僕たちだけの世界だ。
「……あ、そうだ。帰る前に、ゴム二箱買っといて。0.01mmの極薄ね。あとスポーツドリンクと、ペットシーツ。今夜は寝かせないから」
「お、お手柔らかに……」
【完】