※この作品はR-18です。

オルガ・コード・ゼノ(OCZ)   作:XYZ_L

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OCZ『クイーン・ビーの最後の絶頂』3章:灼熱の(救いの)絶頂-3

III. 魂の奔流:最後の同時絶頂

「隊長……! でも、もう、動力が……!」

 

機関室のシズカから、初めて焦燥のにじむ声が返った。

リアクター・ルームの隔壁も破られ、動力供給員の二人が既にライダーに引きずり出されていたのだ。

 

「……7人しか、残っていません……! これでは、最大船速(ブースト)は……!」

 

「関係ない!」

 

ミリアが、侵入してきたライダーの触手を、ブリッジの非常用アックスで叩き斬りながら叫んだ。

 

「行けるところまで行く! あとは『意志』で補うのよ!」

 

「……いや……」

 

コンソールで震えていたリナが、顔を上げた。

 

「……燃料になんて、……ならない……!」

 

彼女は、絶望的な拒絶を決意に変え、自ら操縦桿を握り、スロットルを最大に倒した!

 

「……ああ、やってやるよ……!」

 

ガン-ポッドのクロエもまた、ケイがおぞましい挿入器官(プラグ)で犯され、引きずられていった最期を思い出し、憎悪と共にトリガーの安全装置ごと引き絞った。

 

「シズカ!」

 

ミリアが最後の通信を繋ぐ。

 

「全クルー、並列直結! メルトダウンは、私たちが『選ぶ』!」

 

「……了解!」

 

能面のような無表情で、シズカは応答した。

 

機関室の薄暗い緊急灯が、彼女の「最終最適化」されたインナー――ほとんどハーネスだけの、無防備に晒された白い肌を照らし出す。

子宮や卵巣の位置に貼られたセンサーパッドが、冷たく光っている。

 

彼女の周囲では、ホーネット発射の過負荷(オーバーロード)によって、残る2名のリアクタークルーが、既に快感に壊れた廃人として、ハーネスに繋がれたまま虚ろに喘いでいた。隔壁を破って侵入してきたライダーが、その無防備な肉塊にまさに蹂虙(じゅうりん)を加えようとしていた。

 

(…うるさい)

 

シズカは、そのほぼ裸の姿のまま、迫るライダーにも、壊れた仲間にも目もくれず、コンソールに小さなキーホルダーのお守りをコツン、と当てた。

 

「オルガ-ブースト、シークエンス起動。全クルー、並列直結」

 

生存する7名全員のオルガ-ハーネスが、安全装置を無視して、リアクター-コアに強制的に並列直結された。

 

瞬間、7人の少女たちの意識が、おぞましい快感の奔流で一つに結ばれた。

リナの恐怖が、クロエの憎悪が、ミリアの悔恨が、そして機関室で壊れゆく仲間たちの最後の痛みが、シズカの無機質な精神を灼(や)き、共有される。

 

「捕まりたくない」

「あんなモノに、オマンコを犯されてたまるか」

「あの『元凶』を、道連れにする…!」

 

その強烈な「意志」が、7名のパルスを一つに束ねた。

 

「行けえええええッ!」

 

ミリアが叫ぶ。

ジャガーノートの補助機動スラスターが青白い光を噴射し、巨獣は残された全エネルギーを推進力に変え、Xポイントの奥深く、地下へ続く肉の穴へと突貫する。追ってきたライダーたちも、獲物を追う本能のまま、その穴へと殺到する。

 

彼女たちは、自分たちを殺す(救う)ために、仲間たちの絶望と快感を共有しながら、人生で、最も強烈な「絶頂」のパルスを、自らの「意志」で迸らせた。

 

「……お母さん……っ!」

リナが、共有された仲間たちの決意の奔流に耐えきれず、自らの恐怖もろとも、甲高い絶叫と共にイく。

その未発達な身体が、インナースーツの中で、初めて知る仲間たちの痛みに激しく痙攣した。

 

「……(クソが)……ッ!」

クロエが、アナルを犯される仲間の最期の屈辱を自らの痛みとして感じ取り、その憎悪をすべて叩きつけるように、奥歯を噛み締め、絶頂(イ)った。

快感じゃない、これは怒りだ、と。

 

「……みんな…ごめん…っ!」

ミリアが、指揮官として仲間を守れなかった罰と、彼女たちを燃料にさせないという最後の愛を受け入れ、涙と共に、自らを開放(イ)った。

 

そして、機関室。

仲間たちの、人生最後の「絶頂」と「意志」の奔流が、シズカの精神を焼き尽くす。

 

FTDでさえ「ゼロ」で欺瞞した彼女の精神が、他者の「感情」に、初めて「犯された」。

 

彼女は、初めて、自らの意志で、あの「無表情の仮面」を捨てた。

感情を殺すための偽装を、解いた。

 

(…ああ…これが、…みんなの…『痛み(おもい)』…)

 

乳輪を縁取る冷たい金属フレームの中で、彼女の乳首(ちくび)が、初めての絶頂の痙攣(けいれん)に、硬く尖っていく。

下腹部のセンサーパッドが、共有された快感と苦痛の奔流に激しく明滅する。

 

シズカもまた、「初めて」他者の「感情」に犯され、その激痛と歓喜に耐えきれず、銀色の姫カットを濡らしながら、静かに絶頂(イ)った。

 

7名の少女たちの、人生最大にして最後の同時絶頂の痙攣。

 

その絶頂がメルトダウンの最終トリガーとなり、司令部の起爆カウントを無視して、即時起爆。

 

次の瞬間、ジャガーノートは内部から閃光に包まれ、戦術級の大爆発を起こす。

 

侵入してきたライダーも、7名の少女たちも、そして、彼女たちが突入したハイヴ・マトリクスの最深部もろとも、すべてが灼熱の中に蒸発する。

 

彼女たちは、最後の最後で、燃料になる運命から逃げ切り、そして、司令部の計画すら超えて、その任務を完遂したのだ。

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