リンさんとアキラさんから告げられた通りで学校には既に連絡が回っていたようで、『空域機密特区・ロスカリファ』にある『オーレリア学園』へと通うための短期留学という扱いになることを担任の先生から伝えられました。
前回澄輝坪を訪れた時は簡素なメッセージのみで済ませたことでお仕置き♡を受けたので、今回は行く場所は名前しか分かっていないので行く目的と日頃の感謝も込めて送っておきました。
ただ送って数分も掛からない内に肉体関係を持ったシリオンの皆さんが家に押し寄せる事態となり、危うくロスカリファへ行くのを取り止めさせられてセックスしか頭にないマゾメスに堕とされるところでしたっ♡
ちゃんと帰ってきたら各々一人ずつに一日中セックス漬けの日々を過ごす約束を交わして何とか説得に成功して、事なきを得たのでロスカリファに向かう準備も滞りなく進められました。
お迎えに本当に飛行船が登場したことにも驚きましたが、『ミネルヴァ暴風帯』を通った先にある浮遊島を初めて目にした時は感動したと同時に、前世で見たとある映画の風景を思い出してついつい滅びの呪文を呟いちゃうところでした。
お迎えを担当してくれたロスカリファにある『中枢五局』の一つ『外務計策局』に所属する総務官で『筆頭技術者』の『ノルムー・ホローウェル』さんの案内により、これから暮らすことになる学生寮に案内されたのですがどうやら定員オーバーで私だけ皆さんとは違う寮になってしまったそうです。
そのことにシーシィアさんが一番駄々を捏ねたりしていましたが、私としては好都合なのでロックスプリングも居るので大丈夫と押し切りました・・・新天地ということもあって私を知る人もいませんから、今までの爛れた生活を見直すチャンスですからねっ!
そうして別々の寮で一夜を過ごしてからリンさんたちが泊まる学生寮『アンバー・ホール』に集合すると、ノルムーさんと一緒に外務計策局の局長を務める『ヴェリナ・エガード』さんが案内役として訪ねてきました。
そこで私だけ違う寮になってしまったことに謝罪してくれましたが、気にしていないことを伝えると何故か微笑みながら頭を撫でてくれました・・・なぜ?
ヴェリナさんの案内でリンさんの治療を行うために『算理中枢局』へと訪れた私たちは、そこで幼い見た目ながらも局長を務める『ドラキナ・サンブリンガー』様と対面したのですが――――
シーシィアにアホ毛を引っ張られても柔和な笑みを浮かべる少女は、彼女の抱えるボンプに顔を向けるとスッと目を細めて静かに見下ろしながら口を開く。
「よく戻ってきたわね、ロックスプリング?」
「っ・・・!ミス・サンブリンガー・・・っ」
「うぇっ!?マジっ・・・!?」
困惑する面々にノルムーからの伝達ミスを察したヴェリナが補足説明をしたことで、さらに面々は困惑しながら目の前の少女がサンブリンガーの"一人"であることを知る。
「サンブリンガーが"三人"っ!?」
「えぇ、私はドラキナ・サンブリンガー。気軽にドラキナと呼んでくれて構わないわ、そして貴女がロックスプリングの新しい主人ねっ――――あら?」
「えっ?な、なんですか・・・?」
ジッと彼女を覗き込むように顔を近付けるドラキナに不安を抱いてロックスプリングを抱き締めながら問い掛けると、初めに浮かべていた柔和な笑みよりも親しみの籠った笑顔を咲かせると一歩踏み出して身を寄せながら声を掛ける。
「貴女もこれからは気軽にドラキナ"ママ"と呼んでちょうだい、敬語もできれば無しがいいけどそれは二人っきりの時に・・・ねっ?」
「はっ、はい!ドラキナさっ・・・ま、ママっ?」
驚く彼女と不思議そうに首を傾げるドラキナを眺めるリンたちと一緒にヴェリナも扇子で口元を隠しつつ驚愕した表情を浮かべ、混沌とした状況にも関わらずドラキナは彼女が自身のことを"ママ"と呼ぶのを今か今かと待ち侘びる。
「・・・こほんっ、ドラキナ様?」
「・・・はっ!?そうねっ、ごめんなさいヴェリナ。少し冷静じゃなかったみたい、仕切り直すわねっ」
咳払いと呼び掛けを受けて顔を向けるドラキナは扇子で口元を隠しながら目配せを送るヴェリナの様子に、気を取り直してから頷きを返すと軽く手を叩いて咳払いを挟んで口を開く。
「他の人がいる場所では言い辛いわよね、二人っきりになれる私の執務室に移動しましょうか?お菓子も用意するから存分に私に甘えて、自分の家だと思って寛いでちょうだいね?」
「え」
「ドラキナ様???」
理解してくれたことに安堵の息を吐いたのも束の間で的外れな答えを口にするドラキナに、宇宙を背負いそうになりながらもどうにか話題の軌道修正に苦労するヴェリナであった。
――――なんてことがありながらもリンさんの治療も始まりましたがすぐに予期せぬ状況になりながらも、目を覚ましたリンさんは『ピュロイス』という守護霊のような力を手に入れて戦うことができるようになったのです。
その後すぐにトラブルが起きて私とロックスプリングも算枢局内でトラブルが治まるのを待ってから、ようやく帰路に着いた頃には日が沈んですっかり暗くなっていました。
自室に戻って眠りについて早々に爆発音で目を覚まして慌てて状況を確認しようと部屋を飛び出すと、ばったり会った他の寮生に話を聞いて原因はノルム―さんの研究で割といつものことだということでした。
念のため様子を見に行くとちょうどリンさんがヴェリナさんと見知らぬシリオンの女性と会話しているのを見つけ、声を掛けると事態は一段落していて後は解散するだけだったので何故か気合の入ったシリオンの女性に寮まで送ってもらえることになったのですが・・・寮に着くまでにたくさんの質問をされたのですが、あれは何だったんでしょう?
そんな慌ただしい日から一夜明けて制服に着替えた私はロックスプリングに見送られながら登校したのですが、どうやらリンさんとアキラさんはノルムーさんのお手伝いで学院に通うことは今のところできないそうです。
ホロウに入ることのできない私には応援することしかできませんが、今は勉学に励みながらノルムーさんの研究のお手伝いをしつつ、合い間にロックスプリングの修理を少しずつ進めてもらっています。
その矢先に新エリー都から訪れた来賓が大怪我をしてその犯人にリンさんが仕立てられたり、エーテリアスに身体を乗っ取られたドラキナ様に私が攫われたり、それを助けてくれた指名手配犯さんと一夜を過ごしたりしながらも束の間の平穏が訪れたある日のこと――――
晴れた青空が展望できるバルコニーに設置されたテーブルに立ち並ぶスウィーツを眺めながら、未だ湯気の立つティーカップを手に取った彼女は口を付けて喉を潤すとホッと息を吐く。
「わざわざ呼び出してごめんなさい、迷惑じゃなかったかしら?」
「いえっ、大丈夫ですよ!何度か修理を受けてロックスプリングも調子が良さそうなので、寂しいですけど一人で行動できる時間が増えましたから」
「ごめんなさいね?本当ならすぐに修理を終わらせてあげたいのだけど、ノルムーの立場上研究や実験を疎かにさせるわけにはいかないの。それに部品の調達にも難航していて、政統局にも声を掛けているのだけれどなかなか色よい返事が貰えなくて・・・その代わりと言っては何だけれどロックスプリングに不調が出たら、すぐに診るように伝えてあるから遠慮せずノルムーを頼ってちょうだいね?」
「は、はいっ!ありがとうございます、ヴェリナさん!」
少し気落ちした様子から多少元気になった彼女を見つめて安堵の息を吐きながら笑みを浮かべるヴェリナは、適温に冷ました紅茶に口を付けて気持ちを切り替えるように一つ息を吐いてから口を開く。
「それで今日呼び出した理由なのだけど、最近の困ったことや悩み事を聞こうと思ったの。リンさんたちには先に聞いておいたのだけど、その時ジャスミンさんは用事でいなかったから」
「えっ、そうなんですか?(もしかして、ンナ・ギャングのアジトにお邪魔してる時かな?ボトルキャップ交換で白熱するロックスプリングが珍しくて、ついつい夢中になって眺めちゃったんだよね。その後の恥ずかしそうなロックスプリングも、すっごく可愛かったなぁ)・・・えへへっ」
思考に耽る様子からついつい笑みを零す彼女を微笑ましげに見つめているヴェリナに気付き、慌てて口元を押さえて平静を装うように座り直すが頬はリンゴのように真っ赤に染まっていた。
「そっ、そうですね・・・こ、困ったこととかは今はないですねっ。学院の授業もついていけてますし、クラスメイトの皆とも仲良くやれてると思います・・・よ?」
「ふふっ、そう。それならよかった、楽しい日々を過ごせているようで私も安心したわっ・・・っと、そうだ。近々ドラキナ様のお見舞いに行ってもらうことになるかもしれないから、追って日時は連絡するから予定を空けておいてもらえるかしら?」
「はいっ、それは問題ないですけど・・・」
「? 何か気になることでも?あるなら遠慮なく、何でも尋ねてくれて構わないわよ?機密事項なんかは、話せないけれど」
「そっ、そんなの聞いたりしませんよ・・・!?」
冗談めかして告げるヴェリナに慌てて否定の言葉を返す彼女は、少し周りを見渡してから訪れた時から抱いていた疑問を口にする。
「えっと、今日はどうして外計局のバルコニーなのかなって思いまして・・・何か理由があるんですか?」
彼女からの問いに動きを止めたヴェリナは少し考える素振りを見せてから、口元を扇子で隠しながら視線を逸らしつつ気まずそうに口を開く。
「CUPPA MOMENTだと人の目が、っというよりボンプの目があるでしょう?落ち着いて話すには、その・・・ねっ?」
「たしかにヴェリナさんはボンプの皆にとっては"天使様"ですから、注目されちゃうのは仕方ありませんねっ!」
「他人事のように言っているけれど、ジャスミンさんも十分ボンプからの注目を浴びているのよ?"幸運の小悪魔"なんて呼ばれてるそうだけど、聞いたことないかしら?」
「初耳なんですけどっ!?え、なんでそんな呼び方されてっ――――あれ、小悪魔なんですか?普通は天使や女神とかだと思うんですけどっ・・・あっ、別に自分がそうだって言ってるわけじゃないですよ!?」
知らず知らずの内に二つ名が付いていたことに驚く彼女は困惑しつつも疑問の声を上げ、そのことに苦笑しながらも呼び名が付いたきっかけを思い出しながら返事をする。
「別に天使と言っても問題ないくらい可愛い、んんっ・・・!たしかジャスミンさんに会って話をした日には、必ずと言っていいほど良いことが起こるからだったかしら?あぁ、あといつも角の生えたボンプを抱えているから小悪魔と呼ぶようになったとも言われているわね」
「えぅ・・・もしかして最近ボンプによく話し掛けられるのって、ゲン担ぎ的な意味だったんですか?」
「皆が皆そう言う意味で話しかけているわけではないと思うわ、貴女がロスカリファに来てから築いた友情はちゃんと貴女自身を見てくれている・・・だからそんな悲しそうな顔しないで、ジャスミンさんは笑った顔が一番可愛いのだから」
席を立って自身の髪を解くように優しく頭を撫でてくれるヴェリナに、胸を満たす温かい気持ちを感じながら潤んだ瞳から涙が零れないように首を振って笑顔を浮かべる。
「ヴェリナさんっ・・・!ありがとうございますっ、ヴェリナさんも熱いものが苦手な猫舌な所が可愛っ「ジャスミンさん??」――――ヒェッ」
落ち込んだ表情を見せて心配させてしまったことを気恥ずかしく感じて冗談交じりの返事をしようとする彼女だが、扇子で口元を隠しながらまったく目の笑っていない笑みを浮かべるヴェリナに戦々恐々としながら身を縮こまらせる。
「まったくもうっ・・・けどそんな軽口が言えるのなら、もう大丈夫そうね」
「すっ、すみません・・・ヴェリナさんっ」
しょんぼりと肩を落とす彼女に小動物的可愛さを垣間見て、胸を高鳴らせつつも平静を保つために咳払いを挟んでから笑顔を返す。
「全然気にしていないわよ、ただ誰から聞いたのかだけは教えてもらえるかしら?」
「えっ、えぇっと・・・ドラキナまっ、様が膝枕してくれた時にこっそりと教えてくれましたっ」
思い浮かべていた人物とは別の名前が飛び出したことを意外に思いながら、あっさりと自身の秘密を話した算枢局トップの姿を思い浮かべながら額に手を当ててタメ息を漏らす。
「ドラキナ様には今度、きつく言い聞かせないといけないわねっ。まぁ、それは後でもできるから・・・今はお茶会を楽しみましょうか、ジャスミンさん?」
「はっ、はい!そうですね、ヴェリナさん!」
影のある笑みを浮かべる自身に緊張しながらも紅茶やスウィーツに手を伸ばす彼女がすぐに肩の力を抜いて、いつも通りの表情を浮かべて楽しむ様子を微笑ましげに見つめながらヴェリナも紅茶を口にしつつ談笑を楽しむのだった。
ヴェリナとの近況報告を兼ねたお茶会もお開きになって外計局を後にした彼女は帰路に着く道中、話し掛けてくる見知らぬボンプを自身が満足するまで一頻り撫で回したりしながら普段より遅く寮に辿り着く。
「少し遅くなっちゃった、ロックスプリングが心配してるだろうから早く部屋に戻らないと・・・っ」
早歩きになりながら寮に足を踏み入れた彼女はすれ違う他の寮生に挨拶を返しつつ、自室の前に辿り着くとなにやら話し声が中から聞こえてくることに疑問符を浮かべる。
「? 誰か遊びに来てるのかな?(シーシィアさんは私が一人の時を見計らって来るし、ビリーさんは事前に連絡を入れてくれるから違う。リンさんはお宝探索で忙しいって言ってたし、アキラさんはリンさんのサポートをしてて同じく忙しいはずだから・・・もしかして、ロックスプリングのお友達とか?)」
訪ねてきそうな人物で思い当たる面々には総じて合致しないことに疑問符を浮かべつつ、最後の可能性に目を輝かせると軽く身嗜みを整えてから意を決して扉を開く。
「ただいまっ、ロックスプリング!お友達を連れてくるなら、言っといてくれたらおもてなししたのにっ――――」
「あっ、ジャスミンちゃん!やっほー、お邪魔してるよっ♪」
「れ、レミエールさんっ!?」
思ってもみない人物の来訪に驚きの声を上げる彼女の期待通りの反応を示す姿に、来訪者は悪戯が成功した子供のように無邪気な笑みを浮かべていた。
予想外の来訪者『初代虚狩り』にしてサンブリンガー暗殺未遂でロスカリファ全体から追われる指名手配犯の『レミエール・ダン』は、一頻り笑いを漏らしてから部屋の入り口で立ち尽くす彼女を手招きして自身の腰掛けるベッドの隣を叩いて座るように促す。
「まさかそんなに驚いてくれるなんて、サプライズを考えただけあるかな?けどもうちょっと早めに帰ってきてほしかったなぁ、小姑さんがうるさいのなんのって・・・」
「その小姑っていうのは、まさか僕のことを言っているんじゃないだろうね?ミス・サンブリンガー暗殺未遂に、ジャスミン誘拐容疑の掛かった指名手配犯さん?」
「「・・・・・・」」
苛立たしげな視線を向けるロックスプリングの言葉に口元に笑みを浮かべつつ目を細めて視線を返すレミエールの二人に、険悪な雰囲気を感じた彼女は慌ててベッドに腰を下ろすとロックスプリングを抱き上げて足に乗せる。
「そっ、それよりレミエールさん!療養するってお話でしたけどっ、もう体調は大丈夫なんですか?」
間に割って入るように身を乗り出して尋ねる彼女にレミエールは、ロックスプリングに勝ち誇った笑みを向けてから口角を上げつつ答えを返す。
「もうすっかり良くなった、っとは残念ながら言えないかな。君のおかげで代償が大幅に軽減されたとはいえ、すこーしだけ調子に乗って能力を使い過ぎちゃったから・・・でもタウミエルを使わなければ、もう普通に出歩けるくらいには回復したんだよっ?」
「っということは、まだ本調子じゃないんですよね?そんな状態で出歩いて、大丈夫なんですか?」
心配そうに眉を下げて不安気な瞳を上目遣いで向ける彼女の愛らしい姿に心臓を高鳴らせるレミエールは、背後から気付かれないように翼を回すとそっと包み込むように彼女の肩を覆って自身に引き寄せる。
「わっ・・・レミエール、さん?」
「言ったでしょ?タウミエルを使わなければ普通に出歩けるって、そんな私が共犯者さんじゃなくて君に一番に会いに来たことに・・・何か言うことがあるんじゃない?」
「言うこと、ですか?えぇっと、ご無事で何よりっ――――ひゃぁっ♡」
「違うでしょ?私に掛ける言葉は、そんな他人行儀で社交辞令みたいな定型文じゃないよね?」
彼女の返事に否と突き返しながら腰に回した腕と肩に添えられた翼で抱き寄せて耳元で囁くレミエールに、甘い吐息を含んだ悲鳴を漏らす彼女は腕と翼から伝わる体温に鼓動を速めつつ最適解を求めて思考を巡らせる。
「ぁっ――――おかえりなさい?」
「っ!ふふっ・・・♪ただいまっ、ジャスミンちゃん♪」
不意に思い出して呟いた言葉は求められていた答えだったようでレミエールは声色を弾ませ、彼女を一際強く抱き寄せると腕と翼でスッポリと覆い隠すように抱き締める。
「ぅわっ・・・!?」
「ぇ、ロックスプリングっ――――むぎゅっ」
その過程で足の上に座っていたロックスプリングは翼でベッドに弾き飛ばされて驚愕の声を上げ、それを耳にした彼女は慌てて顔を向けようとするがレミエールに強く抱き締められて動きを制限される。
「ねぇ、ジャスミンちゃん。このまま寮を抜け出して、一緒に夜のお散歩しない?もう少し君と過ごしたいんだけど、ダメかな?」
「んぁ、ふぅぅ・・・っ♡ぜんぜんっ、ダメじゃない・・・ですよぉ♡」
翼で隠すようにして臀部を撫でながら耳元で囁かれる言葉に蕩けた表情で潤んだ瞳で見つめ返す彼女は、肯定の返事をして豊満な膨らみを擦り付けるようにして催促する。
「ジャスミンちゃんの了承も得たから、君のご主人様は借りていくねっ♪明日の朝には帰せるように努力するから、それじゃあまたねっ♪」
「あっ、待て!レミエール・ダンっ!」
「ふぇ・・・?♡ロックスプリングも一緒じゃ、ダメですか・・・?」
翼を広げて入ってきた時と同様に窓から飛び立とうとするレミエールを呼び止めるロックスプリングを嘲笑うように、窓枠を乗り越えて飛び立った矢先に不思議そうに首を傾げながら甘えた声でお願いする彼女の言葉に両者とも動きを止める。
「・・・何してるの、早く掴まってくれないと出発できないよっ」
「・・・締まらないなぁ」
翼をはためかせて窓枠に降り立って片手を伸ばすレミエールに呆れた表情を浮かべつつも腕を伸ばして掴むロックスプリングを確認すると、今度こそ部屋から飛び去って夜のロスカリファの街並みを眺めながら笑顔を咲かせる彼女につられてレミエールも口元を緩ませるのだった。
普段は見られない夜の灯に照らされるロスカリファの景色を眺めながらの散歩を堪能した彼女は現在、『スポットライトシアター』近くにある電話ボックスから秘密裏に地下へと繋がるエレベーターを使って『ンナ・ギャング』のアジトへと降り立っていた。
「ここに来るのもレミエールさんに最後に会って以来ですね、もしかして隠れ家に何か忘れものでもしたんですか?」
「え、う~ん・・・?まぁ、そういうことにしておこうかな?」
「なんで連れてきた本人が曖昧な返事なんだ・・・ジャスミン、やっぱりもう寮に戻った方がっ――――」
顎に指を当てて考える素振りを見せながら含みのある返しをするレミエールに、不信感を抱くロックスプリングが彼女に帰宅を促そうと掛けた声よりも大きな声が鼓膜を揺らす。
「ンナ、ンナグワッ!(あっ、ようやく来たな。待ちくたびれたぜ、ロックスプリングっ!)」
「おっと・・・ゴメンよ、ジャスミン。どうやら避けては通れない相手と遭遇してしまったらしい、一段落したらすぐに追いつくからそれまで持ち堪えていてほしいっ」
「え、うん・・・?楽しんできてね、ロックスプリングっ」
声の主がンナ・ギャングのボス『グリフ・アシュトン』であると気付いたロックスプリングが自身を庇うように相対する様子に、緊迫した空気に首を傾げながらも何をするのか知っている彼女は笑顔で送り出すと隣で困惑した表情を浮かべるレミエールに向き直る。
「それじゃあ行きましょうか、レミエールさん・・・レミエールさん?」
「え、うぅ~ん・・・まぁ、いっか。じゃあ私の部屋に行こっか、ジャスミンちゃんっ」
深く考えるのをやめたレミエールは彼女の手を取ると自身の部屋へ向けて歩き出し、入る際に入り口付近にいるボンプに目配せをして誰も通さないように指示を出して部屋に足を踏み入れる。
隠れ家として使っていた自室へと戻ってきたレミエールは少しだけ目を細めて感傷に浸りながら、机の上に置いた手紙が読まれた形跡があるのを目にして口元を緩ませつつ彼女を寝床に招き入れる。
「君とこうしてベッドに並んで座るのは、ドラキナを取り返すためにリンちゃんと共闘して以来だね」
「突然ホロウに引き込まれた時は驚きましたけど、あの時はレミエールさんとリンさんに会えてすごくホッとしましたね」
『業核』の力を得たエーテリアス『ギルタブルル』から取り込まれたドラキナを救い出すために手を結んだリンとレミエールは、一悶着ありながらも作戦通りホロウに飛び込むと開けた場所の中心の繭の側に横たわる少し前から姿の見えなかった彼女を目にして、静かな怒りを覚えたことを思い出してレミエールは眉間に皺を寄せる。
「あの時バシュムが出てこなければ、私がギルタブルルにとどめを刺して生まれてきたことを後悔させてあげたのに・・・っ」
「あ、あはは・・・」
「・・・っ♡」
「っと、ジャスミンちゃん?」
トンッと肩が触れ合ったことで思考の海から引き揚げられたレミエールが隣に視線を向けると、頬を上気させて上目遣いで自身を見つめる彼女と視線が交わる。
「どっ、どうかしたのかな?ジャスミンちゃん、顔が赤いけど風邪でも引いたのかなぁ~・・・?」
「むっ、どうして惚けるんですかぁ?私と二人っきりでシたいことがあるから、こうして隠れ家に連れ込んだんですよねっ?あの時だって、私の身体を隅から隅まで触って味わってましたもんねっ♡」
「あっ、あの時は代償の影響で冷静じゃなかったというか・・・っ!さすがに君に甘えすぎたかなって、反省したっていうかっ・・・!」
ギルタブルルに攫われた彼女を助け出して抱きかかえながら能力を行使したレミエールは支払うべき代償が随分と抑えられていることに気付き、それが彼女と触れ合っていることが理由であることにも気付くと一言断りを入れてから戦場を二人で踊るように飛び回り、ギルタブルルを圧倒して難なくドラキナを救出することに成功する。
「私は全然気にしていませんよ、本当はそういうエッチな行為は控えようと思ってましたけどぉ♡他でもないレミエールさんの為に、文字通り一肌脱いだんですからぁ♡」
「っ・・・そう言うわりにっ、シーシィアちゃんと楽しそうに交尾してたよね?」
しかし完全に支払う代償が無効化されたわけではなく彼女から離れると一気に抑えられていた代償を支払うことになるため、彼女を手放すことができずに超大型エーテリアス『バシュム』に後れを取ってしまい、ギルタブルルに残るドラキナの業核を奪われてしまう。
「あ、あれはシーシィアさんが我慢できずに襲ってきただけでっ♡私はちゃんと抵抗、したんですよぉ?♡」
「ふぅ~ん?腕と足を絡ませて身体を惜しげもなく密着させて、自ら膣内射精を強請るのが君にとっての抵抗なんだ?」
その後ドラキナを探しに来た『空域巡警局』を率いる局長『リンドヴェルヌ・サンブリンガー』を筆頭に包囲する局員たちから逃れるために、代償の影響で彼女を手放せないレミエールに代わってピュロイスを操るリンの手によって何とか捕まることなくその場を切り抜ける。
「えぅっ、それはそのぉ・・・ひゃっ♡」
「なら私にもその抵抗とやらをしてみてよ、でないとっ・・・前とは比較にならないくらい私の色で染め上げて、二度と他の雄じゃ満足できない身体にしちゃうからっ♪」
「っっっ・・・!♡なら私もぉ、全力で
レミエールの事情を察したリンは彼女と二人だけになるように促して自身はアキラたちと情報を共有するためにアンバー・ホールに戻り、残されたレミエールは彼女を連れて現在の二人がいる隠れ家で離れられずに身体を密着させて悪戯のつもりで触れ合っている内に、深く繋がることで代償を軽減させられることに気付いて今と同じように身体を重ね合わせるのであった。
―――Z♡Z♡Z―――
ベッドに腰掛けるレミエールの前に跪くように姿勢を低くする彼女がスカートを捲って下着を脱がせると、弾かれたように反り返る自身の頭を優に超える長さと手首ほどの太さのある肉棒を目の前にして生唾を飲む。
「相変わらずレミエールさんの初代虚狩りおち〇ぽっ、大っきくて太っといですね♡どうして虚狩りのおち〇ぽ様は、皆カッコよくて素敵なんでしょうっ♡」
「その言い方、どうやらシーシィアちゃん以外にも前科がありそうだね?これはいーっぱい、鳴かせてあげないといけないかな~?」
肉棒を優しく手に取って頬擦りしながら匂いと硬さを堪能する彼女の口から零れた失言に、苛立ちで肉棒の硬さを増しながら告げるレミエールの見下ろす視線に気付いて軽く身震いする。
「まぁ、それは後でじっくりと問い質すとしてっ・・・まずはそのお口で綺麗にしてほしいな、実は療養中は碌に抜く機会もなくってさぁ♪」
「だからいつもより雄の匂いが濃いんですねっ、つい匂いを嗅ぐのに夢中になっちゃいましたぁ♡それじゃあ私のお口ま〇こでぇ、溜まったチンカス舐め取って綺麗にしちゃいますねっ♡は~っぷっ♡」
亀頭やカリにこびり付く恥垢を目にして舌なめずりをする彼女は大きく口を開けると、恥垢塗れの肉棒を咥えて口内を満たす唾液で汚れをふやかしてから丹念に舌で舐め取っていく。
「ぶぼっ、ぶぢゅっ・・・!♡ぢゅるるっ、ぐぢゅぶっ・・・!♡ぢゅぶぼっ、ぶじゅるるる・・・っ!♡」
「くぁっ・・・!とっても良いよっ、ジャスミンちゃん♪ちゃんと喉も使って、竿全体もピカピカに磨き上げてよねっ♪」
レミエールの要望に応えるように咥える肉棒の先端から徐々に喉まで使って根元まで飲み込んだ彼女は、息苦しさを感じつつも恍惚とした笑みを浮かべながら頭を前後に振って肉棒を磨き上げるように扱いていく。
「んふっ・・・♡ぐぶっ、じゅぷぅ・・・っ!♡ぢゅろろっ、ぶっぢゅうぅっ・・・!♡んぢゅるるるっ、ぶぽっ・・・!♡」
「んっ・・・!ちょっとジャスミンちゃん、どうして止めちゃうの・・・っ?」
「んんぅ、んふふっ・・・♡んあぁ~♡」
不満げな声を漏らすレミエールにリスのように頬を膨らませる彼女は、口角を上げながら大きく口を開けて肉棒から舐め取った恥垢の塊を見せ付ける。
「ぅわっ・・・口の中が私のチンカスまみれになってて、臭いが凄いことになってるよ?」
「んぢゅっ、ぶちゅっ・・・♡レミエールさんがぁ、おち〇ぽを清潔に保たないからですよ?♡くちゅっ、ぶぢゅ・・・っ♡でもそのおかげで、こんなに美味しいチンカスチーズが食べられてぇ♡ぐぢゅっ、ごっくん!♡ぷっはぁぁ・・・っ♡とっても幸せですぅ、げぷっ・・・♡」
自身の口臭から雄の濃い匂いが立ち込めて軽い絶頂を迎えて秘部から潮を吹きつつも、口内に溜まった恥垢を咀嚼して味を堪能する彼女は一思いに飲み込んで表情を蕩けさせる。
「チンカス食べてそんな顔しちゃうなんて、嫁の貰い手も無ければ女の子としても終わってるよ?でも安心して、私だけは君をずっと愛してあげるからっ♪だからさっさと、おま〇こ差し出してくれるかな?」
ベッドを叩いて寝転がるように促しながら身体を差し出すように要求するレミエールに、二つ返事で了承した彼女は身に着ける衣服を乱雑に脱ぎ捨てて生まれたままの姿になるとベッドに足を大きく開いて寝転がる。
「ふひっ、はぁい♡レミエールさんのチンカス食べてぇ、発情した私のトロトロに解れたおま〇こっ♡初代虚狩りおち〇ぽで突き殺してぇ、レミエールさん専用おま〇こに躾けてくださぁいっ♡」
「もちろんっ♪私でしかイケないようにおま〇この形を変えて、一生私から離れられない専用の雌に躾け直してあげる・・・ねっ!」
彼女の足を掴んでベッドに押さえ付けるレミエールは秘部に肉棒をあてがうと躊躇なく突き入れ、膣内を押し広げながら最奥の子宮に叩き付けても腰の勢いは緩めずに根元まで一気に挿入する。
「くっ、挿入れたばっかりなのに締め付け強っ・・・!それに私のが膣内にピッタリ収まって、初めからここに挿入れる為だっていうくらいっ・・・!どうやら身体の相性もバッチリだったみたいだねっ、運命共同体ちゃん♪」
「んぐっ、ほおぉぉ・・・っ!♡やっぱりこのおち〇ぽヤッベ、相性良すぎて挿入れられただけでっ――――イ゛ッ、グゥ゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅぅぅぅっ!!?♡」
肉棒に絡み付くように締め付ける膣内から伝わる快感に負けじと腰を突き出すレミエールは、愉しげに声を弾ませながら彼女に語りかけるが絶頂の波に曝されて大きな嬌声を上げて聞き逃す。
「って、イキっぱなしで聞こえてないみたいだねっ・・・なら私も好きに動いてジャスミンちゃんの膣内、たっくさん堪能しちゃおっかな♪そぉ〜れっ!」
「ほえ・・・?♡――――ん゛お゛っ゛っっ!!?♡」
肉棒全体を締め付けながら吸い付いて離れない子宮口の求愛に応えるように、レミエールが腰を引いて勢いよく打ち付けると挿入だけで絶頂を迎えていた彼女は、身体を震わせて呆けた声を漏らしてから事態を脳が理解すると同時に一際大きく腰を跳ね上げる。
「ふごぉっ!?♡これヤバッ、一突きされただけなのにぃ♡頭の中っ、レミエールさんのおち〇ぽでいっぱいぃぃ・・・っ!?♡」
「ぅぐっ、膣内の締め付けキッツ・・・っ!それにおま〇こが吸い付いてきてっ、腰を振るのも一苦労だよ・・・っ!」
彼女の腰を掴んだレミエールは肉棒を絡め捕るように締め付ける膣内から逃れるように腰を引いて再度最奥に突き刺し、膣内の拘束が緩んだ隙を逃さずに腰振りを始めて膣壁を削りながら何度も最奥の子宮を押し潰すことで腹部を盛り上げる。
「ふごっ、ほごぉ・・・っ!♡頭っ、チカチカしてぇ・・・!♡んぎっ、ぐっほぉ・・・っ!♡イグのっ、止まんにゃいぃぃぃぃっ・・・!♡」
「とっても良いよ、ジャスミンちゃんの膣内っ・・・!おち〇ちんをギュウギュウ締め付けてきてっ、子種欲しい~っておねだりしてるみたい♪望み通りすぐにでも、子宮から溢れるくらいたっくさん注いであげるからねっ♪」
レミエールの言葉を耳にした彼女の身体はまるで催促するように膣内の締め付けを強めて亀頭に子宮口を吸い付け、絶頂の余韻に浸る彼女の蕩け切った雌の表情を目にして我慢の限界を迎えたレミエールは腰振りを速めて射精の態勢に入る。
「くっ、腰を打ち付ける度に膣内の締め付けが強くっ・・・!そんなに欲しいなら、奥にいっぱい膣内射精してあげるっ♪しっかり子宮で受け止めて、私の赤ちゃん孕めぇ・・・っ!」
「ふひっ、わかりましたぁ♡初代虚狩りおち〇ぽに媚び媚びのおま〇こでぇ、膣内射精しっかり受け止めてレミエールさんの赤ちゃん孕みますっ♡」
言質を取ったレミエールは腰を深く落として最奥に肉棒を突き立てると高まった情欲を解き放ち、まるで音を立てるように子宮口を亀頭に吸い付けて勢いよく吐き出される精液を一滴も零さぬように飲み干していく。
「んごっ、ふほぉおおぉぉぉぉぉぉっ・・・!!?♡レミエールさんの精液、とっても濃くって熱っ♡んきゅ、んほぉぉぉっ・・・!♡それに量もいっぱいでぇ、すぐにお腹たぷたぷになっちゃいますっ♡んぎっ、ふごおぉぉぉぉぉっ・・・!?♡」
肉棒から伝わる快感に彼女の腰から手を放して膨らみを鷲掴みにして引っ張りながら射精を続けるレミエールは、腹部がスイカほどの大きさまで膨らむほど精液を流し込んでようやく射精の勢いが衰えてその余韻で身震いする。
「ふぅ、はぁぁ・・・っ!今までの人生でっ、一番射精したかも・・・っ♪それにこんなに元気なのも初めてだよっ、もちろん私が満足するまで付き合ってくれるよね?私だけの、孕み妻ちゃんっ♪」
「ふごっ、ほひぃぃ・・・っ♡はぃ、もちろんでしゅっ♡レミエールさんが満足するまでっ、私のおま〇こ使い潰して私をママにしてくだしゃぃ♡」
「言われなくても最初からそのつもり、だよっ・・・!」
腰振りを再開するレミエールに喜色の籠った嬌声を漏らす彼女は、四肢を絡ませながら率先して快感を求めて身体を密着させる。
数回の膣内射精を終えてもまだ萎えることなく硬さを保ち続ける肉棒に感嘆の息を漏らすレミエールは、妊婦と見紛うほど精液を流し込まれて膨らんだ腹部を愛おしそうに撫でる彼女へと視線を向ける。
「やっぱり君って特別なんだねっ、こんなに射精してるのに全然治まる気がしないんだもん♪もっと早く会いたかったなぁ、そしたら誰にも触れられないところに閉じ込めてっ・・・私だけのモノにしたのにっ」
「ふぇ?♡レミエール、しゃん?♡腰が止まってましゅけどぉ、どうかしたんですか・・・?♡」
腰振りが止まって快感が薄れたことに不思議そうな表情を浮かべて問い掛ける彼女に、口元を緩ませて手頃な位置にある豊満な膨らみを揉みしだきながら返事をする。
「何でもないよ、ジャスミンちゃんっ♪ただ君を私のお嫁さんにしたいなぁ、って思っただけだから♪」
「んぅ、ぁんっ・・・♡そうなん、ですかぁ?♡だったら大好きなレミエールさんの為にぃ、そのお願いを叶えてあげても良いですよっ♡んほっ!?♡乳首抓っちゃ、ダメぇ・・・っ♡」
「ほんとっ!?ぁっ、んんっ・・・!」
彼女の好意的な反応に思わず無邪気な声を上げてしまって誤魔化すように膨らみの先端を指で抓り上げるレミエールは、深呼吸と咳払いを挟んで平静を装ってから逸る気持ちを抑えつつ膨らみの柔らかさを楽しみながら口を開く。
「すうぅ・・・こほんっ、それで?お願いを叶えるって、どんなことしてくれるのかな?」
「んぁっ、何時になるか分かりませんけどぉ・・・♡ロスカリファから新エリー都に、戻った時にぃ♡一緒に暮らすのはぁ、どうですかっ?♡そうしたらずぅっと一緒に居られてぇ、レミエールさんも帰る場所が出来ますよねっ♡」
「っ・・・!覚えてて、くれたんだ」
彼女の言葉に驚きの表情を浮かべて小さく呟くレミエールだがすぐに口元を緩ませて、グッと顔を近付けると軽く触れる口付けを落としてから悪戯めいた笑みを浮かべて言葉を返す。
「ならっ、その提案を確かなものにするために・・・ジャスミンちゃんには、私との赤ちゃんを確実に身籠ってもらわないとねっ♪」
そう口にして笑みを深めるレミエールの瞳から戦闘時のような鋭さと本気を感じ取った彼女は、胸を高鳴らせながら媚びるように雌の顔を晒して自身の膨らみを持ち上げつつ腰をグリグリッと押し付ける。
「ぁっ・・・♡(とっても真剣な眼差しっ、きっと私を絶対に孕ませる気だぁ♡凛々しくてカッコいい、素敵っ・・・♡)じゃあ私もぉ、レミエールさんが気持ちよぉくお射精できるようにっ♡雌として強くてカッコいい雄様をぉ、誘惑しないといけませんねっ♡」
「これ以上誘惑されたら私っ、歯止めが利かなくなっちゃうけど・・・いいの?君のことめちゃくちゃにして、もう他の雄じゃ満足できなくなっちゃうかもっ♪」
肉棒を最奥の子宮に押し付けるように腰を突き出して刺激するレミエールの言葉に、甘い吐息を含んだ嬌声を上げる彼女はお返しとばかりにレミエールの腰に絡める足の力を強める。
「んおっ・・・!♡これはっ、レミエールさんの為でもあるんですよぉ?♡こぉんな素敵なっ♡んんっ・・・こわぁいおち〇ぽが他の雌に取られないっ♡こほんっ・・・襲わないようにっ、私が独占してぇ♡初代虚狩りおち〇ぽ専用孕み妻になってるんですからぁ♡」
「本音が透けて、っというか本音が漏れちゃってるけど・・・?心配しなくても私が犯すのはジャスミンちゃんっ、君だけだよ♪むしろ私が他の雌じゃ満足できないかも、これは一生を掛けて君に責任を取ってもらわないとっ・・・ねっ♪」
「ふへっ、はぁい♡レミエールさんを夢中にさせた責任を取ってぇ、孕み妻となって一生貴女の赤ちゃんを産み続けることをここに誓いまぁーすっ♡もちろん産んだ赤ちゃんはぜぇんぶ私が面倒を見ますのでっ、レミエールさんは認知せずに犯り捨てるだけでも大丈夫ですよぉ♡」
性行為中に何度も耳にした"カチッ"という音に反応して誓いを立てる彼女にレミエールは口角を上げ、手元のスマホを耳に当てて静かに確認してから頷きを見せると彼女に視線を戻す。
「これで破れない誓約がまた一つ増えちゃったね、ジャスミンちゃんっ♪これからも私が飽きるまで、その身体の隅から隅まで犯し尽くしてあげるから・・・覚悟しておいてねっ♪(まっ、絶対に手放さないけどね♪ずっと私との赤ちゃんを産んで過ごしてもらうから、心配しないでいいよっ♪)」
「はぁいっ♡これからも雄を喜ばせるために育ったこの身体でぇ、捨てられないように毎日おち〇ぽに媚びながら過ごしていきまーすっ♡」
両手でピースサインを作りながら悦楽に浸って蕩け切った表情を浮かべる彼女に頷きを見せるレミエールは、眼前で揺れる豊満な膨らみを鷲掴みにして引っ張りながら腰振りを再開して肉棒で何度も最奥を叩き潰す。
「んごっ!?♡いきなり激しっ、おち〇ぽで子宮潰れりゅぅ・・・っ!♡ふごっ、ほひょおおぉぉぉぉぉぉっ!!?♡」
「すっかり子宮を叩かれたらイッちゃう負け癖が付いちゃったね、夜のターン制バトルは私の圧勝かなっ♪んっ、この膣内の締め付けにもだいぶ慣れてきたよ・・・油断すると、すぐ射精ちゃうけどねっ」
絶頂を迎えて身体を仰け反らせながら潮を撒き散らす彼女には目もくれずに腰振りを続けるレミエールは、絶頂の余韻で締め付けの強くなる膣内の刺激に身震いしながら子宮の感触を楽しむように肉棒で押し潰す。
「んぎっ、ぐうぅぅぅ・・・っ!♡それはっ、レミエールさんの初代虚狩りおち〇ぽがぁ♡強すぎるからっ、でしゅほぉおおぉぉぉぉぉぉっ!!?♡」
「言い訳する悪い娘にはっ、お仕置きが必要だよね!うぅんっ、君にとってはご褒美になっちゃうのかな?まぁ、いいや♪また膣内射精してあげるから、子宮でしっかり受け止めて孕んでっ・・・ねっ!」
一際勢い良く最奥に肉棒を突き立てたレミエールは身体を震わせて精を解き放ち、小便のような勢いで流し込まれる精液に子宮内は掻き回されてさらに大きく膨れ上がる。
「ふほおおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!?♡精子がお腹の中で、元気に泳ぎ回ってぇ・・・!♡受精しようとぉ、卵子喰い潰してるのを感じましゅぅ・・・っ♡んほっ、考えただけでイグッ・・・!♡」
「やっぱり、そう簡単には孕まないか・・・でもこれから毎日ずっと膣内射精するんだから、いずれは本当に孕んじゃうかもっ♪その時が楽しみだねっ、ジャスミンちゃん♪」
レミエールの呟きは絶頂の余韻で身体を痙攣させながら潮を撒き散らす彼女の耳には届いておらず、知らず知らずの内に自身との性行為を日課に組み込まれているとも気付かずに、彼女は快感に酔い痴れてだらしない笑みを浮かべるのだった。
―――Z♡Z♡Z―――
月明かりが照らす誰もが眠りにつく丑三つ時、自身の隣で穏やかな寝息を漏らす彼女の頭を髪を梳くような優しい手付きで撫でる。
「んっ、んぅ・・・レミエール、さん・・・♡すぅ、すぅ・・・」
「こっちの気も知らないでぐっすり寝ちゃって、寝込みを襲われるとかの心配はないのかな?もうっ・・・ふふっ♪」
独り言を呟きながら彼女の臨月を迎えた妊婦を超えるほど膨らんだ腹部と、未だ萎えない自身の肉棒を視界に捉えて苦笑を漏らす。
「あれだけ射精したのにまだ治まらないなんて、もしかして百年分の性欲が溜まってるのかな・・・でもジャスミンちゃんを見つけるまではこんなことなかったし、君はどう思う?」
翼を広げて彼女の肢体を隠しながら空を見上げながら声を掛けるレミエールに、少し遅れて姿を見せた通信機械のぎこちない動きに眉を顰める。
「覗き見に盗み聞きなんて、いい趣味してるねっ?君たちにとってもこの娘が気になるのは分かるけど、もしジャスミンちゃんに危害を加える気ならっ・・・たとえ君達でも容赦はしないよ、そのことを肝に銘じておいてっ――――ねぇ、聞いてる?さっきから一言も発してないけど・・・?」
[ぇ、えぇ・・・これからは、気を付けるわっ]
ようやく返事をしたと思えば少し上擦った声で素直に意を汲む返しをする様子に、意表を突かれて目を瞬かせるレミエールは思い至った結論を投げ掛ける。
「・・・もしかして、私たちの子作りを見て照れてるの?」
[それはっ・・・ただそういう行為を見てしまったことへの気まずさがあるだけよ、決して照れているとかそういう感情ではないわっ]
「・・・まぁ、別に私も問い詰める気はないからそれでいいけど」
視線を彼女に戻したレミエールは愛おしそうに目を細めると割れ物を扱うように頬を撫で、普段の様子からは想像できないほど穏やかな雰囲気を纏う姿に通信機械は静かに成り行きを見守る。
「っとそうだ、君じゃなくてもいいけど一応聞いておこうかな?『ジャスミン・ダン』ってどう思う?」
[・・・?彼女の苗字は、たしかスーだったはずでは?]
「ちょっと語呂が悪いよね、言い続けていれば慣れるだろうけど・・・『レミエール・スー』の方がしっくりくる気がする、やっぱり私がジャスミンちゃんのお家に婿入りした方がいいかなっ?」
[初代虚狩りが、一般家庭に婿入り・・・・・・婿?]
質問のような独り言を聞いて疑問符を浮かべる通信機械を他所に彼女の寝顔を眺めながら、その頬を撫でるレミエールは彼女の膨らんだ腹部を翼で撫でながらポツリと呟く。
「あんなに情熱的に私を口説いたんだから、最後まで側に居てくれないと許さないからねっ・・・もう絶対、逃がさないからっ」
「んぅ、んんっ・・・ふへへぇ♡」
瞳の奥にドロリとした独占欲を胎動させながら口元を緩ませるレミエールに気付かぬまま、起きる気配もなく寝息を漏らす彼女は自身に触れる手に頬擦りして緊張感のない笑みを浮かべるのだった。