聖女をメス堕ちさせたと思ったら、逆にメス堕ちさせられた 作:変態って3号
オリジナル:ファンタジー/恋愛
タグ:R-18 ガールズラブ 神様転生 残酷な描写 アンチ・ヘイト 転生 性転換 ふたなり TS オホ声 百合
静寂に包まれた聖堂の奥深く、神への祈りを捧げるべき祭壇の前で、彼女の「聖女」としての仮面は、一人の太った小汚い男によって無残に剥がれ落とされていた。
純白の法衣は乱れ、清廉の象徴であったはずの指先は、快楽に耐えかねて床の絨毯を激しく掻きむしる。神聖なはずの空気は、彼女から溢れ出る濃厚な熱気と、身を焼くような情欲の香りに塗りつぶされていた。
「ん゛ッ、ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ッ!!? お゛ぉお゛ぉぉほォォォォォォ♡♡」
喉を震わせて漏れ出したのは、讃美歌を歌うための清らかな声ではない。理性を粉砕され、本能のままに昂ぶる獣のような絶叫。雷に打たれたかのように背中を反らせ、白目を剥いて震えるその姿に、かつての慈愛に満ちた面影はどこにもない。
「お゛ぉんッ♡ ぶひッ♡ おぉぉ♡ んヒッ♡ ひぎィ♡♡」
絶頂の波が幾重にも重なり、彼女の脳内を真っ白に染め上げる。品性をかなぐり捨てた汚い喘ぎ声が、聖堂の高い天井に反響し、皮肉なほど美しく響き渡った。
「んぉぉ……ッ♡♡」
最後の一滴まで快楽を絞り尽くされた彼女は、口角からだらしなく銀糸を引かせ、焦点の定まらない瞳で虚空を見つめる。痙攣を繰り返す指先と、不規則で荒い吐息だけが、その身に刻まれた「不浄な悦び」の深さを物語っていた。
「ふぅ……」
彼女が気を失ったのを確認して、俺は催眠魔法を解く。すると、鏡に写っていた太った小汚い男が、灰色の髪を腰まで伸ばした女に戻る。
「なんで……こんなことしてんだろな……前世が男だったとはいえ……」
ため息混じりにそう愚痴を吐きながらのそのそと歩を進める。
重い足取りで聖堂の裏口を抜け、人目を忍んで王城の隠し通路へと入り、こんなことをするになった原因の依頼主の元へ経過報告のために向かう。道すがら、魔法で顔立ちを凡庸な従僕に変え、手慣れた様子で国王の執務室の裏扉を叩いた。
合図を送ると、すぐに扉が開く。そこには聖女シャーロットの実の父親であり、この王国の現国王がいた。
「……終わったか」
国王の声は、絞り出すような掠れかたをしていた。一国の主としての威厳などどこへやら、彼は豪華な椅子の端にしがみつくようにして、深く項垂れている。その背中は、自分の愛娘を地獄へ突き落としたという罪の重さに耐えかねているかのように、小さく震えていた。
「ええ……。ご希望通り。明日が最後です」
俺は催眠で従僕の姿に見られるようにしたのまま、努めて感情を抑えて報告した。
王は顔を上げない。ただ、机の上に置かれた、幼い頃のシャーロット様を描いたであろう肖像画を、血の気が引いた指で見つめている。
「……あの子は、どんな様子だった」
「……酷いもんでしたよ。あなたが望んだ通り、聖女としての矜持も神への信仰も、すべて快楽の泥濘に沈んでいきました。喉を潰さんばかりに鳴き喚き、白目を剥いて……最後には、人間とは思えないような、あられもない声を漏らして果てました」
俺の言葉一つひとつが、鋭い刃となって国王の胸を抉るのがわかった。彼はうめき声を上げ、顔を両手で覆った。
「仕方がないのだ……娘の男嫌いを治すためには仕方のないことなのだ……この国を維持するためには必要なことなのだ」
国王は自分に言い聞かせるように、そう呟く。
この国は現在、現国王の跡継ぎが問題となっている。その原因は、現国王の妻が早死にしてしまい、シャーロットしか産めなかったことと、そしてそのシャーロットが大の男嫌いということ。そして、この国が男系継承しか許さないということ。
すでに現国王は四〇歳で、さっさと隠居して、娘の産んだ男児に王位を継がせたいと考えていた。だが、当のシャーロットは男を汚らわしいものとして一切近づけず、このままでは王統が途絶え、国が乱れるのは目に見えていた。
そのため、強硬手段だがシャーロットをメス堕ちさせることで、男嫌いを治そう大作戦が国を挙げて始まった。
しかし、現国王が処女は残してやりたいと我儘を言った。
そこで、俺に白羽の矢が立ったわけだ。催眠魔法によって実際に行為をすることなく、行為の快楽を与えられる俺が。
「男嫌いを治すために、最悪な男に抱かれる感覚を植え付ける……。皮肉なもんですね」
俺は魔法を解かぬまま、自嘲気味に言葉を続けた。
この依頼を引き受けたのは、俺が転生者で、転生する前は男だったので、まぁあんまり好きじゃないが、女との行為に抵抗が少ないからだ。そして何より、高潔な聖女を力でねじ伏せる力を持っていたからだ。
「彼女は何度もあの、まぁ催眠でそう見せてるだけですが、『醜い男』に縋り付いていましたよ。口では嫌がりながらも、体は正直に快楽を求めて……指先まで震わせて。あれほど嫌悪していたはずの男の感触に、最後には自分から溺れていった。彼女の記憶には、一生消えない『雌の悦び』が刻まれました」
国王は、机の上で指を強く組み、顔を歪ませた。その表情は、一国の主としての非情さと、娘を陵辱の記憶へ突き落とした父親としての罪悪感の間で、激しく揺れ動いている。
「……あの子は、目覚めたあと、私を殺したいと思うだろうか。それとも、自分自身を殺したくなるだろうか」
「さあね。でも、少なくとも『男は清浄な私を汚す不浄な生き物』という壁は壊れたはずです。自分自身が、その不浄な男の腕の中で誰よりも下品に鳴いたことを、体は覚えているんですから。……これからは、どんな男が相手でも、あの『ぶひッ』なんて声を上げた瞬間の自分よりはマシだと思えるんじゃないですか?」
わざと突き放すような言い方をしたのは、目の前の王があまりに同情を誘うほど項垂れていたからだ。ここで優しくしてやるのは、俺の仕事じゃない。
「報酬は、約束通りに。……それと陛下、これが終わってから彼女と向き合うときは、どうか覚悟してくださいよ。あなたが救ったのは『国』であって、あなたの『愛娘』じゃない。そこにあるのは、自分自身の汚濁を知ってしまった、ただの壊れた女なんですから」
俺は背を向け、隠し通路の闇へと溶け込んでいく。
背後から、押し殺したような、しかし隠しきれない王の嗚咽が聞こえてきた。
「……どっちがマシだったのかね。清らかなまま枯れるのと、泥にまみれて生き残るのと」
聖堂で耳にした、あの聖女のあられもない喘ぎ声。
それが彼女を縛る鎖を断ち切る福音となるのか、それとも魂を永遠に蝕む呪いとなるのか。
夜風にさらされた俺の灰色の髪が、この狂った儀式の余韻を払うように冷たく揺れていた。
「へぇ……♡」
────
次の日の夜。俺は前と同じように自身に催眠魔法をかけて、監視の目を潜り抜けて聖堂へと侵入し、シャーロットの元へ向かっていた。
静まり返った聖堂。昨日と同じ、冷たい石造りの空間に、俺の足音だけが低く響く。
俺は自身の姿を、あの「太った小汚い男」へと変身させていた。皮膚の脂ぎった質感、不快な体臭、突き出た腹。鏡の魔術で上書きされたその姿は、高潔な聖女が最も嫌悪し、生理的な拒絶を覚えるはずの「醜悪」そのものだ。
シャーロットは、月明かりが差し込む祭壇の前で、何事もなかったかのように端正な横顔で祈りを捧げていた。その背中は凛としており、一見すれば、昨日あの無様な絶頂を味わったばかりの女だとは到底信じられない。
だが、俺が「小汚い男」の姿で近づくと、彼女の肩がわずかに、しかし明確に跳ねた。
「……来てくださったのですね」
彼女は祈りを中断せず、背を向けたまま声を漏らした。その声は昨日までの清らかな響きではなく、どこか粘り気を帯び、期待に震えている。
「なんだ? 俺が来て嬉しいのか? だとしたらとんだマゾメスだな」
俺はわざと下卑た笑みを浮かべ、脂ぎった手で彼女の細い肩を背後から掴んだ。指先が法衣越しに触れた瞬間、シャーロットの体がビクンと大きく波打つ。
「……っ、ふ……あ……」
彼女は振り向かない。いや、振り向けないのだ。自身の背後にいるのが、生理的嫌悪を催すはずの醜悪な男だと知っていながら、その感触が脳に刻まれた「悦び」の呼び水となっている事実に、彼女の魂は悲鳴を上げている。
「どうした、返事もできねぇのか? 昨日はあんなに、豚みたいな声で鳴いてたのによぉ」
俺は彼女の耳元に顔を寄せ、不快なほど湿った息を吹きかける。その瞬間、シャーロットは膝から力が抜けたように、ガタガタと崩れ落ちた。祭壇に真っ白な指先をかけ、なんとか姿勢を保とうとするが、その指先はすでに自身の意志に反して、快楽を求めて震えている。
「あ……が、違う、違います……私は、主の……っ……あぁっ♡」
催眠の暗示を一段階深める。
俺の手が触れた場所から、まるで焼け付くような熱が彼女の全身へと伝播していく。実際には触れているだけの指先が、彼女の脳内では「不浄な男の、太く汚らわしい指が粘膜を蹂躙している」という強烈な触覚へと変換されていた。
「ひ……いぎ、ぃッ!? んぉ、あ、あぁぁぁあ!! ♡♡」
シャーロットは白目を剥き、首を大きく後ろへ反らせた。かつての聖女の威厳など、もう微塵もない。彼女の脳内では、昨日の記憶が洪水のように溢れ出していた。
清廉潔白を自負していた自分が、この醜い男の腕の中で、唾液を垂らし、失禁せんばかりに悶絶した記憶。それが今、昨日以上の鮮烈な快感となって彼女を襲う。
「嘘……嘘よ……私、は……こんな、汚い……ものに……ひぎぃッ♡ ぶ、ぶひぃッ! おぉぉぉぉッ♡♡」
ついに、彼女の口から「豚の鳴き声」が漏れ出した。
一度決壊したダムは、もう止まらない。彼女は自分から祭壇に額を擦り付け、腰を卑屈に振り始めた。男を、自分を汚す不浄を遠ざけていたはずのその体が、今は無意識に「もっと汚してくれ」と叫んでいる。
「見てみろよ、この面を。鏡を見せてやりてぇなぁ。聖女様が、小汚いおっさんに触られただけで、こんなに淫らな顔してやがる」
俺は彼女の髪を乱暴に掴み、無理やり顔を上げさせた。
そこにあったのは、法悦と背徳に塗り潰された、一人の「雌」の顔だった。涙と鼻水でぐちゃぐちゃになり、舌をだらしなく突き出し、焦点の合わない瞳で虚空を求めている。
「あ……あ……んおぉぉッ! も、もっと……もっと汚して……っ♡ 私を、ぶち壊してぇぇッ!! ♡♡」
彼女の絶叫が聖堂の静寂を完全に殺した。
神への祈りを捧げるべき聖域で、王国の至宝である聖女が、幻影の快楽に屈して精神を崩壊させていく。
俺は冷めた目でその光景を見つめていた。
これで、この女はもう二度と「清らかな聖女」には戻れない。明日、彼女が目覚めたとき、男を見るたびに彼女の脳はこの「醜悪な快楽」を思い出すことになる。それは彼女にとって救いか、それとも死よりも辛い地獄か。
激しい痙攣のあと、シャーロットは糸が切れた人形のように崩れ落ち、白い床に這いつくばった。
「……ふぅ。これで終わりだ」
俺は催眠を解き、元の灰色の髪の姿に戻る。
足元で荒い息を吐きながら、ぐったりと横たわる彼女を見下ろした。そして、現国王への最終報告と依頼達成の報告をしようと歩き始めようとしたとき──
「ふふ♡このときを待っていましたよ♡」
「は? ──お゛っ♡!?!?」
不意に、背後から突き刺すような、それでいて甘く蕩けるような声が響いた。
同時に、俺の視界がぐにゃりと歪む。足元から力が抜け、立っていられなくなるほどの「熱」が、下腹部から脳天までを一気に駆け抜けた。
「……ぁ、……っ!? な、んだ、これ……っ♡」
膝をつき、激しく荒い息を吐く。先ほどまで自分がシャーロットに与えていたはずの、あの「抗えない快楽」が、何倍もの強度になって俺の全身を蹂躙していた。
顔を上げると、そこには床に伏していたはずのシャーロットが立っていた。乱れた法衣を直すこともせず、はだけた胸元から覗く肌は上気し、その瞳には暗い、底知れない愉悦の光が宿っている。
彼女の指先には、淡く光る魔法の残滓。
「昨日の話ぜーんぶ♡聞いてましたよ♡」
「ッ! ……悪かったよ。お前を王国の歯車にしようとしたこと。でも──「違います。そんなものは最初から知っていましたよ」え?」
「当たり前です。国を挙げてやったんですから。気づかない方が馬鹿ですよ。それよりも、今日で終わりなんですよね? 許しません。そんなのダメです」
シャーロットはゆらりと、捕食者のような足取りで俺に歩み寄る。俺が彼女に刻み込んだはずの「快感」を何倍にも増幅させ、そっくりそのまま俺の「女の体」へと叩き込んでいるのだ。
しかし、催眠魔法は術者が被術者よりも先ほどのように不意打でない限り、強くなければ効果をなさない。そのはずなのに。
「なん……んで゛効くぅう゛のお゛ぉ……ぉっおお゛♡」
「ふふ♡そんなの決まってます♡私があなたよりも強いからですよ♡」
「馬鹿な……っ、じゃあなんで昨日……お前はあんな……っ! あ、が、あぁぁぁあッ!! ♡♡」
膝を突き、床に爪を立てて悶える俺を見下ろし、シャーロットは慈愛と狂気が混ざり合った微笑を浮かべる。
「いえ。別に昨日も催眠にかかっていませんでしたよ?」
「は……? かかって、なかっ……ひぎぃッ!? んぁ、あぁあぁあッ!! ♡♡」
脳髄を直接かき回されるような熱い衝撃に、俺の思考は断片化される。
かかっていなかった? そんなはずはない。昨日のあの、獣じみた咆哮も、白目を剥いての失禁せんばかりの絶頂も、すべては俺の魔法が作り出した「偽物の感覚」によってもたらされたもののはずだった。
「あ……あぁ……っ!? 嘘だろ……っ、そんな……ッ♡」
床に這いつくばり、熱り立つ自らの肉体に翻弄されながら、俺は驚愕に目を見開く。
シャーロットは、まるで散歩でも楽しむような軽やかな足取りで、動けなくなった俺の傍らに膝をついた。彼女の清らかな指先が、俺の顎を優しく、しかし逃がさない強さでクイと持ち上げる。
「本当ですよ? 私は最初から知っていました。父様が何を企んでいるのかも……そして、あなたが『中身は男』の転生者で、あんなに下品で醜悪な姿に化けて、私を汚そうとしていたことも。……あ、あの『ぶひっ』っていうのは、ちょっとやりすぎました? でも、興が乗ってしてしまったんです♡」
彼女の口から漏れ出たのは、聖女の皮を被った「魔女」の告白だった。
「じゃあ……昨日も、今日も……全部、演技だって……のかよ……っ!? ぁ、おぉ、おぉぉっ♡♡」
「演技? いえいえ、演技なのは『拒絶』していた部分だけですよ。あんなに熱くてドロドロとした最高の快楽を、私が拒むはずがないじゃないですか♡」
シャーロットは、うっとりと頬を染め、俺の灰色の髪を愛おしげに指で梳く。その瞳は完全に据わっており、そこにあるのは信仰心などではなく、底なしの独占欲だった。
「最高に可愛かったですよ♡私のために一生懸命腰をヘコヘコしているところ♡そのまま食べちゃおうかと思ってしまいました♡」
「……あ、あぐぅッ!? ひ、ひぎぃぃっ!! ♡♡」
俺の体は、床に描かれた見えない紋様に縫い付けられたかのように動かない。いや、動こうとする意志さえも、脳内に直接流し込まれる過剰な「愛撫」の奔流に押し流されていく。
「昨日、私があんなに鳴いていたのが……そんなに楽しかったですか? あなたの指が、私の精神を弄ぶ感触。あれ、実はとっても心地よかったんですよ♡だから、今度は私が、あなたの『中身』まで徹底的に可愛がってあげます♡」
シャーロットは俺の耳元で、冷たく、そして熱く囁いた。
その指先が俺の頬をなぞるだけで、全身の神経がショートしそうなほどの衝撃が走る。彼女が使っているのは、俺が使っていたような付け焼き刃の催眠などではない。対象の感覚受容器を直接書き換え、存在しないはずの「絶頂」を強制的に受肉させる、聖女だけが扱える神聖魔術の成れの果てだ。
「やめ……ろ……っ、おれ、は……っ! んほぉぉッ!! ♡♡ あ、あぁぁぁあ!!」
「『俺』? ふふ、いいですよ。その男らしい自認を保ったまま、女の体に刻まれる快楽に屈していく姿……想像しただけで、聖女としての務めを忘れてしまいそうです♡」
彼女は俺の胸元を掴み、無理やり視線を合わせさせた。
その瞳の奥には、昨日俺が見せた偽物の下卑た欲望など比較にならないほど、深く、暗い「執着」が渦巻いている。
「父様は馬鹿ですね。私に男をあてがおうなんて。……でも、そのおかげであなたに出会えた。魂は男で、体は女。そして、私をこれほどまでに『汚してくれる』力を持ったあなたに」
シャーロットの手が、俺の首筋に深く食い込む。
「今日で終わり? そんなわけないでしょう。あなたは今日、ここで『死ぬ』んです。高潔な聖女を汚そうとした不届きな工作員として……そして、私の部屋の奥で、一生飼われるだけの『雌の玩具』としてね」
「ひっ……あ、あぁ……ッ!! ♡♡」
絶望が脳を過る。
俺が彼女に植え付けようとした「不浄な悦び」という呪いは、最初から彼女自身の中に眠っていたのだ。俺は、眠れる獅子を……いや、餓えた怪物を起こしてしまった。
「さあ、私の部屋で続きをしましょうか。あなたが私に教えてくれた『ぶひっ』なんて下品な鳴き声……今度はあなたが、私の足元で聴かせてくれる番ですよ?」
シャーロットの背後に、月光を浴びた巨大な影が差す。
それは慈愛の女神などではなく、愛という名の狂気に染まった、美しき捕食者の姿だった。
「ん……ひ、ひぎィィッ!! ♡♡ お゛ぉ、おぉぉぉぉぉッ!!!」
聖堂に響き渡るのは、今度こそ演技ではない、魂の底から絞り出された絶叫。
灰色の髪を振り乱し、俺は自分自身が仕掛けた「快楽の罠」の、さらに深い深淵へと引きずり込まれていった。
──
「ん゙うぅうう♡イ゙ぎだくない゙ぃ♡だずげでぇえ゙♡ずぽずぽや゙だぁ♡やめでえ♡」
静寂に包まれているはずの夜に、雌の下品な喘ぎ声が木霊する。
かつて男として生きた記憶を持つ転生者の「俺」は、今や無慈悲な聖女の掌の上で、ただの「雌」として、あるいは「快楽を奏でる楽器」として調律されていた。
「助けて? 誰に言っているのですか? あんなに私のことを弄んでくださったのに、いざ自分がやられる側になると、そんなに情けない声を出すなんて……♡」
シャーロットの指先が、空中に複雑な魔法陣を描く。
彼女が放つのは、信仰という名の執着。純白の魔力が俺の全身を縛り上げ、細胞のひとつひとつに「自分は女である」という自覚と、それを凌駕する「支配される愉悦」を強制的に書き込んでいく。
「ん゙あ゙、あ゙あ゙あ゙ッ!! ♡♡ や゙め……脳、脳が溶げる゙ぅッ!! ♡♡」
「いいですよ、溶けてしまえばいい。あなたのその、男だったというちっぽけな自尊心も、賢しらな魔術の知識も、全部ドロドロに溶かして……私の愛だけで満たしてあげます」
シャーロットは、床に伏して痙攣する俺の背中に、優しく、しかし逃げ場を塞ぐように跨った。聖女の重みが、そして体温が、俺の感触を何倍にも増幅させる。
「ひ、ひぎィィッ!! ♡ 嫌だ、嫌だぁッ!! ぶひッ、あ、あひィィッ!! ♡♡」「あら、上手。私のアドバイス通り、とってもいい声で鳴けていますよ。……お父様には、私が責任を持って伝えておきますね。『シャーロットは無事に素晴らしい伴侶を見つけました』って。……ふふ、その伴侶が、今私の足元でヨダレを垂らしている『あなた』だとは、夢にも思わないでしょうけれど♡」
「あ……が……あ、ああ……ッ♡」
俺の意識は、真っ白な光の渦の中に飲み込まれていく。
灰色の髪は汗で張り付き、全身に自分の愛汁がかかっていて全身がベトベトで不愉快だ。しかし、それさえもシャーロットが与える圧倒的な「悦び」のスパイスでしかなかった。
「さあ、ここはあなた専用の『聖域』です。ここなら、どんなに汚い声で鳴いても、誰にも邪魔されません。……一生、私と一緒に、神様も呆れるような不浄な快楽を貪りましょうね?」
シャーロットの唇が、俺の耳朶を優しく食む。
その瞬間、俺の理性は完全に破断した。
「……ん゛ぉ、ぉぉぉぉおおおッッ!!! ♡♡♡」
腰をガクガクと震わせながら潮を打ち上げる。
「……ひ、ふぅ、ふぅ……ッ♡」
何度目かも分からない絶頂の波が去り、俺は灰色の髪を床に散らしながら、浅い呼吸を繰り返していた。全身は汗と愛液でドロドロに汚れ、指先一つ動かす力も残されていない。
かつて男だった自尊心も、転生者としての余裕も、全てはシャーロットという名の怪物の前で霧散した。今の俺は、彼女に支配され、快楽を貪られるだけの、哀れな「雌の肉体」でしかない。
「ふふ、随分とお疲れのようですね♡ でも、まだまだ……『仕上げ』はこれからですよ?」
シャーロットの声が、鼓膜を甘く、そして残酷に揺らす。
彼女は床に伏せる俺の背中から下り、ゆっくりと俺の正面へと回り込んだ。
「……ぁ、あ……っ? 何、を……っ♡」
焦点を結ばない瞳で彼女を見上げると、シャーロットの全身から、これまでとは質の違う、禍々しいほどの魔力が溢れ出しているのが分かった。それは慈愛の聖女が放つ神聖な光などではない。欲望を具現化し、因果さえも捻じ曲げる、禁忌の魔術の輝き。
「あなたの受けた依頼も、全ては跡継ぎを作るため」
シャーロットは、はだけた法衣の裾を、自らの手でゆっくりと、そして大胆に左右へとかき分けた。
「ならば……私がちんこを生やして、あなたを孕ませて、跡継ぎを産ませれば全て解決するのではないですか? ♡」
その瞬間、彼女の股間に、純白の魔力が集束し、渦を巻く。
肉体が、骨格が、その在り方を根底から書き換えられていく、悍ましい音。
「ひっ、!? な、なん、だ、これ……っ!! ♡♡」
俺の目の前で、シャーロットの清廉な肢体に、異物が、それも「雄の象徴」が、急速に形作られていく。
それは、昨日まで俺が催眠で見せていた、あの「太った小汚い男」のものとは違う。もっと禍々しく、悍ましいほどに雄々しい、純白の魔力によって錬成された、天を突くような「男性器」。
「……嘘、だろ……っ、そんな……ッ♡」
恐怖…いやすでに堕ち切っている俺の体はちんこを求めて、身体がガタガタと震え出す。
「ふぅっ……!♡ふぅっ……!♡」
俺の目は、彼女の純白の法衣の隙間から突き出した「それ」に釘付けになっていた。
それは魔力によって練り上げられた、暴力的なまでの質量を持つ熱鉄。脈打つ血管が浮き出し、先端からは早くも透明な蜜が、俺が汚した床へと滴り落ちている。
「ふふ、正直な体ですね♡私を欲しがって、ヒクヒクと開いていますよ? ♡」
シャーロットは、新たに得た「雄の象徴」を誇示するように腰を突き出し、俺の顔へと近づけてくる。
彼女の清廉な香りと混ざり合うように、濃厚な「雄」の匂いが立ち込める。その匂いを嗅いだ瞬間、俺の脳内は再び真っ白に染まり、雌としての本能が理性を完全に焼き切った。
「や、だ……。そんな、太いの……入らない……っ!♡♡」
「そうですか…?♡まぁ、試してみればわかりますよね♡」
彼女が俺の太ももを強引に割り、屹立した熱を入り口に押し当てる。
ただ触れただけで、全身に雷が走るような衝撃。俺が昨日まで「小汚い男」に化けて彼女に与えていた偽物の感覚とは、天と地ほどの差がある。本物の、いや、本物以上の魔力による「実体」が、俺の粘膜を容赦なく押し広げていく。
「……あ、あぐぅッ!? んほォォッ!! 重い、重いよぉッ!! ♡♡」
ミチミチと、肉が裂けるような音を立てて、シャーロットの「楔」が俺の最奥へと突き刺さる。
魂が男だったはずの俺の記憶が、その圧倒的な侵略によって上書きされていく。自分の中に、自分ではない「雄」の熱が満たされていく充足感。それは、どんな催眠魔法でも届かなかった、魂の深淵への陵辱だった。
「ひ、ひぎィィッ!! ぶひッ、あ、あひィィッ!! ♡♡」
「エッロっ!♡もっと私にあなたの無様な喘ぎ声を聞かせてください♡」
シャーロットは俺の首筋に歯を立て、猛然と腰を振り始めた。
「やめろっ!♡首はよわィィッ!♡♡」
「何を指図しているんですかッ!♡もうあなたは私の雌奴隷なんですよ♡」
「ちがうぅ、!ていせいしろぉ!♡」
法衣が擦れる音と、肉と肉がぶつかり合う卑俗な音が反響する。彼女の「それ」が俺の急所を抉るたびに、視界がチカチカと明滅し、喉の奥から人間とは思えないような声が漏れ出す。
「おれはっ!お゛ッ……♡め、めすどれいじゃっ! ♡ んほぉ゛ッ!! ♡ ぱんぱんするの……やめ、やめろぉぉおお!! ♡♡」
必死の、しかし快楽に裏返った俺の叫びを、シャーロットは鼻で笑い飛ばした。彼女の腰は、止まるどころかさらにその速度と重さを増し、俺の胎内を情け容赦なく蹂躙し続ける。
「ふふ、否定すればするほど、その締まりは良くなりますね♡ お口ではあんなに威勢が良いのに、体はこんなに私の『これ』を欲しがって……。ほら、聞こえますか? あなたの雌の穴が、卑しく私を飲み込もうとしている音が……っ! ♡」
ぐちゅ、ぐちゅ、と卑俗な水音が夜の静寂を汚していく。
一突きごとに、俺の「男としての記憶」がすり減っていき、代わりにシャーロットの「雄」としての熱が全身の隅々まで染み渡っていく。
「ああ……っ、最高ですよ、あなた……っ♡ 私が産ませる跡継ぎの、愛しい『お母様』になってくださいね……っ! ♡」
「ん゙あ゙、あ゙あ゙あ゙ッ!! ♡♡ 孕んじゃう、孕まされちゃうぅぅッ!! ♡♡」
俺の絶叫は、シャーロットの無慈悲な一突きの衝撃によって、形にならない吐息へと変わった。
脳髄を直接かき回されるような感覚。魂の最深部まで、彼女が錬成した「雄」の熱に塗りつぶされていく。
「ふふ、いいですよ……。その欲張りな胎内に、私の全てを、一滴残らず流し込んであげますから……っ! ♡」
シャーロットは俺の両手首をさらに強く組み伏せ、逃げ場を完全に塞ぐ。
彼女の腰の動きが、これまでとは比較にならないほど重く、そして深くなった。一突きごとに、俺の腹が内側からポッコリと突き出され、そのたびに「雌」の快楽が全身を焼き尽くす。
「あ……あぐぅッ!? ♡♡ ぁ、あ……ッ!! ♡♡ くる、くるぅぅッ! ♡」
視界が白濁し、思考が断片化される。
もはや「俺」が男であったことなど、遠い昔の夢のようだ。今この瞬間、俺の全身を支配しているのは、目の前の「聖女」に貫かれ、汚され、満たされることへの底なしの歓喜。
「っ、はぁ……っ、はぁ……っ! ああ、もう……限界のようですね……っ! 私も……我慢できません……っ! ♡」
シャーロットの息遣いもまた、荒く、激しいものへと変わる。
彼女の股間にある「魔力の象徴」が、俺の最奥で狂ったように膨張し、脈打った。
「や、だ……ッ! ♡ だめ、中、なかは……ッ!! ♡♡ 壊れちゃうぅぅッ!! ♡♡♡」
「逃がしません……っ! さあ、私の愛を、魂まで刻み込まれなさい……っ!! ♡♡♡」
ガツン、と魂が抜けるような激しい衝撃。
シャーロットの腰が、俺の限界を超えて深く、深淵の先にある「門」を力任せに突き破った。
「ん゙ぉ、ぉぉぉぉおおおッッ!!! ♡♡♡」
直後、ドクドクと、尋常ではない量の熱い「魔力の種」が俺の中にぶち撒けられた。内側から爆発するような充足感。あまりの熱量に、俺の背中は弓なりに反り、白目を剥いて意識が真っ白に染まる。
「あ……あひィィッ!! ♡♡ ぁ、あ……ッ!! ♡」
ビクビクと全身を震わせ、俺の先からも無意識に愛液が噴き出す。
絶頂の波が幾重にも重なり、俺の心は完全に粉砕された。
「……ふふ、よくできました♡でもこれで終わりじゃありませんよ?♡これから毎日お互いが壊れるまで♡ドスケベセックスしましょうね♡」
「……は、い♡」
聖女シャーロットの顔に、神聖な慈愛などもう一欠片も残っていなかった。
そこにあるのは、獲物を完全に仕留めた捕食者の、残酷で甘美な悦悦。
「『はい』……。ふふ、よく言えましたね。その素直なお返事、魂の底から聞こえてきましたよ♡」
シャーロットは俺の胎内に注ぎ込んだ「魔力」を、わざとそのまま外に出さぬよう、自らの楔で蓋をした。内側から圧迫される異物感に、俺はまた「んひィッ♡」と情けない声を上げて身体を跳ねさせる。
「さあ、まずはその汚れた格好を何とかしましょうか。お父様への『報告』も必要ですが……その前に、あなたが二度と逃げられないように『刻印』を刻まなければ♡」
彼女は俺の灰色の髪を優しく撫でながら、もう片方の手で再び複雑な術式を空中に描いた。
「魔法で快楽を増幅し続け、身体を常に絶頂の感度に置き、そして私の種で腹を満たし続ける……。ふふ、想像しただけで聖女としての『祈り』が捗りそうです♡」
俺の意識は朦朧とし、思考は彼女が与える快楽の濁流に押し流されていく。
かつて男として生きていた転生者は、今や「彼女に孕まされ、快楽に溺れること」を唯一の存在理由とする雌の悦びに塗り替えられていた。
「あ……あぁ……っ、シャーロット……様、の……お、おもちゃに……して……っ♡」
「ええ、言われるまでもありません。死ぬまで、いえ、死んでも……あなたの魂は、私の指先一つで絶頂し続ける愛玩物なのですから♡」
シャーロットは俺を軽々と抱きかかえると、部屋を後にした。
月の光が差し込む聖堂に、彼女の純白の法衣が揺れる。その腕の中には、もはや自我を失い、ただただ「次」を求めて指先を震わせる哀れな元転生者の姿があった。
「これから毎日、朝から晩まで……神様さえ嫉妬するような、最高に下品な儀式を繰り返しましょうね? 私の、愛しい愛しい……『雌奴隷』さん♡」