外道さん。拷問の時間です 作:外道滅ぶべし
原作:同人誌・ヒューマンバグ大学
タグ:R-18 オリ主 残酷な描写 クロスオーバー リョナ 拷問 原作ブレイク 拷問ソムリエ 四肢欠損 グロテスク
かなり猟奇的な内容を含みます。希望も何もありません(外道に対してのみ)
具体的には、ヒューマンバグ大学の拷問ソムリエシリーズを小説化した感じです(主に拷問シーンのみ)
そして、とある同人誌のネタバレを盛大に含みます。
文字だけの表現なので、映像や画像、イラストに比べたら大分マシかもしれませんが、不快に感じられる人もいらっしゃるかもしれません。
それでも構わない、と言う方のみ、ご覧ください。
尚、物語の都合上、エロい要素は限りなくゼロです。
拷問と言えば伊集院茂雄。
そして、最近発売され、一気に一位を獲得した猟奇的で救いも何もない胸糞エンドの同人作品。
と言う訳で、胸糞回避する為に、伊集院さんにお越しいただきました。
女殺し屋、佐倉さん。
拷問のフルコースを、どうぞ。
尚、バグ大世界で行われた、と言う設定です。
再度注意。
四肢欠損描写もあります。
猟奇的です。
そしてネタバレを存分に含みます。
最後に伊集院さんは外道相手であれば老若男女、年齢問わずです。
カメラをセットし、これから始まる狂宴を前に舞台は整えられていく。
この部屋で数度、拳銃を撃ち放ったので本来嗅ぐことのない硝煙の臭いが鼻の奥をつき、その臭いが双子の兄妹の絶望を加速させてくる。
―――さあ豚になるなら、早く子供を作ってください。その子供で豚骨ラーメン作ってあげますよ!
狂気のその言葉が決して、嘘ではなく間違いなくされてしまうと言う現実が、2人には突きつけられていた。
その理由の一つが拳銃を所持していること、ではなく、2人の両親の最後にあった。
もう、創作の世界。アニメや映画などでしか見たことのない、拷問することを目的とした椅子に括り付けられてる両親たち。
肉を削りに削り、時には穴を穿ち、悲鳴と鮮血が、見せられたタブレットの中で広がっていた。
AI?と思いたかった。けど、そんなものを作る理由がわからないし、何より今の自分たちの状況。拳銃で脅され、薬を撃たれ、2人ともが繋がれている。
これらの状況の全てが、それが現実である、と知らしめているのだ。
恐怖だけが、場を支配していく。
中央に、その恐怖の象徴たる佐倉が立っていた。
家政婦の服と、その手には拳銃。
現実とは思えない様相で、狂気の笑みを向けている。
時には鼻歌交じりにカメラの角度の調整や音声集音器の確認、準備は整った、と言わんばかりに。
何処かで聞いた、生命の危機を感じれば、人間は子孫を残そうと、生殖器、ペニスが勃起してしまう、と聞いているが、今はどうなのだろうか? 薬のせいか、痛いほどそそり立ち、硬くなっている。頭が異様に痛い。
妹も、その陰部からは透明な液体が出ていた。いや、それは失禁、つまり尿だろう。まだ!妹の方は現実が受け入れきれてなく、ただただ暴力に、痛いのは嫌だ、と言う感性しかない。
佐倉の唇が、薄く歪む。
「親の罪は子にも責任がある。ふふ、これもまた理に適ってますよね。あなた達が無関係だと、どうやっても証明する事なんて、出来ないんですし? そもそも、豚になる、って言ったものね? 決めたことはちゃーんと、しなきゃ。ほらほら、二匹の豚さん! ちゃーんとカメラに向かって台本通りの挨拶しないと!」
彼女の声は甘く、しかし底冷えするほど冷たかった。
双子の少女が小さな声で呟く。
「い、いや。ま、……まま……」
佐倉は一瞬だけ目を細め、すぐに笑みを深めた。
「あらら? 余計なことを言う口は縫い付けた方が良かったかな? その口いらない? 使えないなら、壊してしまいましょうか??」
困ったわね〜と、まるで軽い感じの言葉だが、その邪悪さは、鬼そのもの。この佐倉がそう言う以上、絶対にやる。と確信さえできる。
握られた拳銃がさらに加速させる。
拳をひとつ、またひとつ、妹の方へいれて、教育させる。
そして、それを兄に、見せる。特等席だ。これでしっかりと学習することだろう。
「ほらほら、お兄ちゃんの方はどうなの? ちゃんとやらないと、連帯責任で処理しちゃおうか?」
「っ〜〜〜〜!! ちゃ、ちゃんとやります!!! やれ!! やるんだよ!!!」
バキッ!!
もう、何度目になるか、わからない拳を妹の頬に打ちつける。今は兄から。
やらなきゃ、殺される。両親の様に無残に、痛めつけられて、絶望の中殺される。
「ひぃ、ひぃあ! わ、わかった、わかり、ました、ご、ごめんなさい! ごめんなさいいいい!!」
「ん〜〜〜」
口元に指を当てて、考えてるフリをする佐倉。
もう既に決まっているけどあえて考えるフリをしている様に見える。恐怖を加速させるために。
「はー、しょうがありませんね〜? 次はないですからね? 次、ちゃんとやりきらないと、体の一部、どこか2人ともから貰います。あ、豚骨ラーメンの前菜として、食べさせてあげますね? 何処を切り落としてほしいか、決めてから、約束を破ってください。ああ、もちろん。切る場所はキミのちんぽ以外、ですよ? 子供作れなくなるのはダメなので。目玉とか、おすすめです。これが本当の目玉焼き、になりますし! あ、ウケ狙いですよー」
佐倉は銃口をゆっくりと下げた。
そして、カタカタ震える体をどうにか動かして、カメラの前で土下座をする。
「樫本……悠、です」
「………樫本、藍、です」
「「この度は両親が大変ご迷惑をおかけしました。くずの両親が、ちんぽとまんこをかき混ぜて作った排泄物が、私たち馬鹿な兄妹です。……クソゴミのくせに、今日までのうのうと生きてしまい、大変申し訳ありませんでした」」
さて、地獄の蓋が開いた。
ここから始まるのは近親相姦。
依頼とは言え、やはりキモい。と佐倉は内心げんなりする。感情を殺して、依頼通りに処理するのは何時も通りだが、それでも嫌悪感だけは拭えない。
「(さっさと終わらせたいんだけどねー。この2匹にセックスさせて、着床して、胎児ができるのにどの程度? それまでこの豚2匹飼うの? 豚骨にできる程度、雌の腹ん中で一から育てなきゃダメだし。うわ、めんどくさ。絶対最後は臭そうだし………。はあ、余計な依頼よね。シンプルに殺せ、だとどれだけ楽だったか)」
頭の中でスケジュールを組み立てる。
表情こそは悪魔のように笑っているが、内心では心底くだらなさそうにしている。
死にたくない、と懸命に台本通りに進める2人を見るのも滑稽というものだ。
どうせ、2匹とも処分する未来は変わらないから。
ーー取り敢えず、こっちは着床したら豚の餌にしますか。ああ、それまでに無駄に抵抗しないように手足切っとかないと。死なれては困るから、準備も。で、こっちは取り敢えずある程度デカくなるまで育てて、取り出して煮込んで……あー、多分取り出す時に死ぬから結局、豚骨ラーメンは観賞用になる? それとも、買ってくれる方々いるかしら?
カメラの方へ視線を向ける。
その先には今か今かと待つ視線があるように感じる。手間暇かけたのだ。ある程度のボーナスも期待したいところだ。
死なないように、手足を切り落とすは中々に面倒で、大変なのだから。1人でするのだし、尚更面倒。耳障りな豚の悲鳴も今から考えてもうんざりげんなりする。
豚の性行……仔豚の性行もコンセプトの一つだが、こんな気持ち悪い光景に、需要があることが驚きだ。
まだ、じわじわと殺していく方が、スナッフビデオの方が何倍も良いだろうに。
富裕層の考えることはわからない。
色々と考えを張り巡らせていたその時だ。
その次の瞬間。
背後の扉も開いた。それも音もなく開いた。
開いたと同時に、影が滑り込んだ。
あまりにも早い。故に知覚する間もなく、接近された。それは佐倉の表情が変わる。背筋に、鋭い寒気が走る。
何者かが入ってきたのは明白だ。だが、その理由や意味はわからない。でも間違いなく招かねざる相手。つまり敵だろう。
故に問答無用。仮に、万が一一般人だったとしても、見られた以上排除しなければならない。
邪魔されたことに対して、いかりを覚えながらも、反射的に振り向き、引き金を引いた。
バンッ!
乾いた銃声が部屋に響き、弾丸は虚空を切り裂いた。
だが、標的は既にそこにいなかった。
黒いコートの男——は、まるで最初からその位置にいなかったかのように、
一歩横にずれていた。
弾丸は壁にめり込み、コンクリートを削る音だけが残った。
「はぁ……!?」
佐倉の瞳が大きく見開かれる。
彼女は即座に連射を続けた。
バン! バン! バン!
三発の銃弾が、男の胸元を狙って飛ぶ。
だが、彼の体は最小限の動きで全てを躱す。
コートの裾がわずかに揺れ、弾丸は空を切った。
隣に立つもう一人の男も、笑顔のまま体を捻り、
紙一重で最後の弾丸を避ける。
まるで、二人は最初から佐倉の射線を予測していたかのように。
「……ここに外道さんがいると伺い、やってきたが。どうやら間違いないようだ」
男の声は静かで、どこまでも丁寧だった。それこそが不気味だった。兄妹の2人が佐倉に感じていたそれと似ている。
冷たい視線だけが佐倉を捉える。
その視線に、佐倉の指が微かに震えた。
「なに……あんたたち!」
佐倉は再び引き金を引く。
今度は全弾を浴びせる勢いで、連射。
バンバンバン!
銃口から噴き出す火花が、部屋を一瞬照らす。
だが、伊集院の姿は毎回、射線から消えていた。
まるで影のように、予測不能な軌道で移動する。
弾丸は壁や床に当たり、火花を散らすだけ。
佐倉の呼吸が乱れ始める。
普通の人間なら、こんな距離で銃弾を避けられるはずがない。
なのに、この男たちは……。
「外道さんの銃弾には、我々には当たらないんですよ」
男が穏やかに、しかし確信を持って言う。
その言葉が、佐倉の背筋を凍りつかせた。
「は……? ふざけるな!なんで当たらなーーー!!」
彼女は怒りに任せて、最後の弾倉を撃ち尽くした。
カチ、カチ、カチ……。
空撃ちの乾いた音が、虚しく部屋に響く。
「下手くそですね! 数撃ちゃ当たる、って言うのはどうやら貴女には当てはまらないようです」
もう一人の男も、爽やかに笑いながら言った。
その笑顔は、まるで友達に冗談を言うような軽さだった。
しかし、その軽さが逆に佐倉を苛立たせ、恐怖を煽る。
佐倉は銃を投げ捨て、腰のナイフを抜こうとした。
だが、その瞬間——
男の革ベルトが、蛇のように佐倉の首に巻きついた。
「うぐっ……!?」
強烈な圧力が喉を締め上げる。
佐倉の視界が急速に狭くなり、
肺に空気が入らなくなる。
彼女は必死にベルトを掴み、引き剥がそうとしたが、男の力は容赦なかった。
「おい、外道女。目が覚めたら……地獄だ。貴様がやろうとしたこと、その身体に刻みつけてやる」
「うが………! な、なに………を、ぐえっ………!」
男の声が、これまでとは違う種類のものが、耳元でささやかれる。まるで悪魔の囁き、地獄の鬼の囁きのように、深く、重く、耳の奥へと入ってくると同時に、佐倉は体が膝から崩れ落ち、意識が完全に堕ちた。。
兄妹たちは、未だ信じられない、と言った様子、呆然とその光景を見つめていた。
銃声の余韻がまだ耳に残り、部屋中に火薬の匂いが漂う中、鎖に繋がれて、裸の2人はただただ現実とは思えず小さく震えていた。
少女が、涙を浮かべて呟く。
「お……おにいちゃん……」
その言葉に対し、兄は妹を抱きしめ、必死に抱き寄せた。普段から険悪にけんかばかりをしていた2人の関係性だが、この時ばかりは違う。ようやく気づいた。助かったのだと。悪魔から、突然現れたヒーローが、助けてくれたのだと。
それを確信させてくれるように、彼らの視線の先で、男は静かに膝をついた。黒いコートの裾が床に触れ、優しい声で語りかける。
「もう、大丈夫。君たちを傷つける者はもういない。安心して良い」
男の声は、穏やかで温かかった。
子供たちの震えが、少しずつ収まっていく。
もう一人の男は絞め落とされた佐倉の体を肩に担ぎ、男に軽く頭を下げた。
「では、準備に取りかかりましょうか」
兄妹たちを縛る鎖を外し、衣類を着せる。すると、緊張の糸が切れたのか、崩れ落ちてしまった。
それを抱きとめると、手早く毛布を取り、身体にかける。
ちょうど良かった。しばらく眠ってもらったほうが都合が良いのだ。
これからの、地獄への道先案内は、この子たちには見せられないものだから。
更に扉の向こうからもう一人、男が入ってきた。
「良かったー、信用してくれてなかったらどうしようかと思った」
「無論、100%信用は出来るとはなかなか言えない。未来で起こること、と言われてるからな。……が、この外道の様子を、この光景を見ていたらすぐに分かった。起こりうる未来だと。そして悔恨を問う必要性もなく、緊急性だということも」
「こんななんの罪もない、幼気のない子たちを陵辱し、子供を作らせ、さらに最後はその胎児をも料理して食べさせようとするなんて、これまででもトップクラスの外道ですね」
未来で起こること。
他者が聞いていたら何を言ってるんだ?と首をかしげるだろうが、これは事実だ。未来を知っている男からの、依頼でここに来たのだ。
「両親は、残念だ。この子たちにとっては良き親かもしれないが仕方ない。調べたら親は相当な外道なようだ」
「何人も死に追いやってますからね。……恨みを晴らすために、この外道女が雇われたんでしょう? 親は勿論、子も殺せ、と。絶望の先へ連れて行け、と」
「絶望の先連れて行くか。それは我々の仕事だ」
既に殺された2人の両親については調べがついている。
総合商社で働いているのは表向きの姿で、裏では半グレたちを使い、かなりあくどい方法で、ライバルとなる相手を処理して回り、競争相手のほとんどをその毒牙にかけていた。
まごうことなき外道。死んでなければ、そちらがターゲットになっていただろう。
「が、そこはあずかり知らぬ話。既にいないのであれば地獄の閻魔にまかせよう。だが、親の罪を子に晴らすと言うのは論理の飛躍。子は親とは違う。独立した人格故に罪に問えるはずもない。罪に問うというのならば、それこそが大罪だ」
「はい、先生」
二人は、佐倉を連れて部屋から去っていった。
佐倉の意識は、まだ深い霧の中に沈んでいた。
体が重く、腕を動かそうとしても、指一本すら思うように上がらない。
両手首と足首に巻かれた縄が、柱にしっかりと固定され、
十字状に広げられた姿勢で体を支えている。
背中が冷たい木肌に押しつけられ、
わずかな呼吸のたびに縄が皮膚を食い込む痛みが、ぼんやりと伝わってきた。
突然、頭上から熱い波が襲いかかった。
沸騰寸前の煮えた油が、顔から首筋、胸元にかけて一気に浴びせられる。
皮膚が焼けるような激痛が、眠りの霧を強引に焼き払った。
「——っがあぁっ!」
佐倉の目がカッと見開かれ、
喉から反射的に短い悲鳴が飛び出した。
熱湯が滴り落ちる音が、部屋に響く。
視界が急速にクリアになり、
痛みと熱さが意識を完全に引き戻した。
息を荒げながら、佐倉は周囲を見回す。
薄暗い部屋、湿った空気、鉄と古い木材の匂い。
そして、目の前に立つ黒いコートの男と、もう一人の男が立っている——。
その姿を目にして、直ぐに記憶が呼び覚まされた。
そう、仕事をしている最中に、突然の乱入者であるこの2人に捕らえられたのだと。
そして、手も動かない。足も動かない。かけられたのは匂いから察するに油の類。重度の火傷を顔面に負っただろう事は容易に想像できた。
だが、佐倉は最初悲鳴を上げただけで、その先は声を発したりしない。
冷静に、そして、冷めためを向けながら状況を整理し、そして自身の未来を客観的にみた。
佐倉の唇が、わずかに動いた。
「……ふん」
声はかすれていたが、嘲るような響きがあった。
彼女は視線を男たちに固定し、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「どうせ、始末されるんでしょ? 誰に雇われたとか、野暮なことは聞かないわ。私は何も言わない。……殺したければ、殺しなさい」
「ああ?」
その言葉には、恐怖よりも諦めと、
どこか自嘲的な覚悟が混じっていた。
これまで自分が散々与えてきた残虐さ——
信じられないレベルの苦痛を他人に浴びせてきた身として、今、自分が同じ立場に立っても、不思議ではない。
むしろ、当然の帰結だと思っていた。自分の番が来たのだと。
彼女は目を細め、柱に縛られた体をわずかに動かそうとしたが、縄がさらに食い込み、痛みが走る。それでも、表情を変えなかった。
ただ、静かに男たちを見つめ返した。
「正しいのは一つだけだな。最終的に結果として貴様が死ぬのは正しい。ーーーだが」
至近距離まで迫る眼前の男を前に、恐怖心など、とうの昔に忘れ去っていた筈なのに、それらが無理矢理叩き起こされた。
「楽に死ねると思ってねえだろうな? 貴様は絶対に楽に殺さん。死を懇願したとしても、駄目だ。絶望のその先の先まで連れて行く。ーーーその澄ました顔をいつまで出来るか見ものだな」
ゾワッ
背中にかけて走る悪寒。
この目の前の男は嘘は言わないのだということは一発でわかった。
その目は、人のものではない。化け物の目だから。
「ず、随分嫌われたものね。野暮だと、思ってたけど、そこまで言われると、私はあなたたちに、その裏にいる人たちに、何をしたのか、気になってきたわ」
身体が小刻みに震える。
それが恐怖からくるものだと遅れて察することが出来たが、身動き取れない今ではどうしようもない。
死ぬ覚悟はできている。だが、目の前の男が齎すのは、死よりも遥かにきついものだと言うことを察してしまった。
「どんな外道にも、悔恨の念を問うのが俺の主義だが、今回は特別でな。貴様があの子達に【やった】事の【鏡返し】をしていく。無慈悲に、淡々とだ」
「やった、こと?」
何のことなのか?
と、疑問に思うと同時に、男の後ろにいたもう一人の男がノートを取り出して、そこに書かれた文字を読み上げていく。
「まず、貴女はあの子供達に、性行するように強要しました。そして、薬と暴力で黙らせ従わせました」
佐倉は、それには覚えがある。当然だ、自分がセットしたのだから。
あの2人を裸にし、鎖で繋ぎ合わせ、そしてセックスをするように言った。豚のように。豚の餌になるか、豚になるかを選ばせたうえで。
だが、次に語られたのは、思いもよらぬことだった。
「男の子の陰茎を、女の子の口内へ強引に入れさせました。そして、その後は、女の子の陰部へ強引に男の子の陰茎を入れさせました」
まだ、そこまで【していないから】だ。
でも、淡々と続けられる。
「続いて、性行をさせたあと、子供達の四肢を切り落とし、手足がない状態で固定。そして、そのまま性行は続けさせました」
「妊娠検査薬を用いて、妊娠を発覚させたあとは、男の子はその後ーーーーー」
表情が変わってくる。目つきが鋭く、煮えたぎる怒りが向けられているのがわかる。
「豚の餌にし、殺しました。女の子に対しても、暫く生かしたあと、胎児を取り出す過程で……殺してます」
ガシャン!
初めて、佐倉の身体が揺れて、張りつけに使われた鎖が、板が鳴る。
「貴様の罪は随分と重いようだ。故に一つずつ、丁寧にその身体に刻み、返していこう。それが鏡返しであり、数ある拷問から選び抜いたもののフルコース。ーー最後まで持ってくれよ? 期待しているぞ」
「ちょ、ちょっとまって! 何言ってるのよ! 私はまだそんなことはーーー」
「【まだ】、してない? か?」
男は、懐から何かを取り出した。
それは特徴的なかたちをしている何かの道具だろうか?見たことがないが、外見は梨のようなかたちをしている。
「貴様もあの子達に言ったのだろう?両親の悪行を本当に知らないと証明できない。だから、消したほうが良い、と。ならば貴様も【してない】と今この場で証明出来るのか?してない、と証明できないのなら、安全のために消したほうが良い。それが貴様の論理だろう?」
そう言うと男は手のなかにあった道具ーー拷問具【苦悩の梨】を強引に佐倉の口内へねじ込む
「もごぉ!!?」
「本来、我々は人の道を外れた外道に、被害者と被害者を愛する人たちの怒りを焼き付けるのが生業。だが、先ほど言った通り、今回は特別仕様だ。貴様がこの先で犯す罪を、今ここで精算させる」
口内へねじ込んだその梨にあるネジを一気に回す。
「もごおおおあああっ!!」
途端に、花ひらくように、金属の梨が口内へ広がり、口内は切り裂かれた。たちまち口内は血まみれ、そして血は滴り落ちる。
「確か貴様は、強引に女の子の口に、男性器をねじ込ませたようだな? その返しとして、先ずはこの苦悩の梨を堪能してくれ」
何度も何度も出し入れをする。それらさながら、口の中を犯すように。
「ぐげええええ!!」
そして、一気に引き抜いた。
当然だが、歯は何本も折れ、口内は悲惨なことになってしまう。
「う、が、あ、あんた、たちは、しらな、い。あいつら、あいつらの、親が、なに、、をしたか、を……!」
悲鳴は最初の一度だけ。その後何度も何度もやったあと、恐らくは経緯を話そうとしているのだろう。精神力はなかなかのものだ。この痛みの中でもまだ、余裕はありそうだ。
「そうか。ーーーで、それがあの子供達に何の関係があるんだ?」
「!!!」
髪をつかみ上げ、眼前に自身の鋭い圧を突きつける。
「あいつら、の、親は、なんにんも、殺し、その体を、もてあそん、で、何人も、被害者が、」
「そうかそうか。親の所業はわかった。ーーーふんっ!!」
「ぐげええ!!!」
バキッ!!!
頭突きが、鼻柱をへし折る。これでそれなりに整っていたであろう、佐倉の顔は見る影もない。
「おい、もう一度聞くぞ。それがあの子達と何の関係があるんだ?と聞いている」
「ひぃっ!!」
ガタガタ、と身体が震え、答えが出ない。
「いいか、よく聞けゲス女。親の罪は子に及ばない。これが、世の理であり、人の道だ。なぜなら、人は生まれながらに一人の独立した人格であり、親の影に縛られることなく、自分の行いのみで責任を負う存在だからだ。貴様が『親が悪魔だから子も同じだ』と繰り返すのは、ただの言い訳に過ぎん。その親の背を見て育ち、同じく外道に育ったのであれば間違いではない。が、貴様は、ただただ何も知らぬ、なにもしていない成長途中の無垢な子にその罪過を背負わせ、その尊厳を奪い、新たな命をも玩具にしようとした。その瞬間から、貴様こそが、人の道を外れた大罪人側になったんだよ。我々拷問ソムリエに狩られる獲物にな」
「うあ、、ああ、あああ……!」
鼻はへしゃげ、血がしとどに流れ落ち、息ができない。
何を言おうとも、無駄であり、無意味であり、正論は向こう側にある以上、言葉を使った反論が佐倉にはできなくなってしまったのだ。
暫く、顔面殴打を食らった後に、さらなる何かを取り出してきた。
それは……人間の足くらいにもある、大きな大きな大根。
「拷問の前菜としてはこの程度で良いだろう。ーーー次だ」
眼前に突きつけられる大きな大根。
それが食べ物として機能するとは到底思えなく、そして帰ってくる答えも絶望のそれだった。
「確か貴様は、強引に少女の股を貫かせたそうだな? では、鏡返しとして、大根刑をプレゼントしてやろう」
「ひ、ひい!」
「ああ、安心してくれ。まだまだメインディッシュが残ってる。貴様の生殖機能を破壊する気はない。残しておかなけれはまならないからな」
伊集院は、佐倉を縛り付けられていた柱のそばのボタンを押すと、それが反転し、佐倉の背中側が伊集院のほうへ向くようになる。
そして、丁度、下腹部部分の板が外れるような細工があり、そこに出てきたのは女特有の形をした尻。
外道の尻だ。
「だから、代わりにケツを使ってやる。良かったな? 一生便秘に悩まされる心配はない。喜んで受け取れ」
「ひ、ひゃ!ひゃめっ!!!!」
下半身の衣類を引きちぎると、その尻の穴めがけて、大根の先端を押し付ける。押し付けると同時に、一気に肛門内部へとねじ込んだ。
「ぶぎいいいいい!!」
「おいおい、そう喜ぶな。なんだ? 貴様があの子達に豚になれ、と言っていたが、貴様が豚そのものじゃねえか」
一度ではない。
二度、三度と、でかい大根を入れては抜き、入れては抜き、を繰り返すと、直ぐに大根は真っ赤に染まっていく。
肛門内部はもう既にズタボロだろう。
「か、かかかかか………!!」
「ああ、心配するな。膣のほうも子宮の方も無事だ。上手く力の向きを考えてねじ込んであるからな」
悪魔のような囁きが耳に聞こえてくるが、それもまた遠い。
意識が、薄れそうになる。
「では、ウォーミングアップはこのくらいで。少し休もうか。……流川、氷室を呼べ」
「はい!先生!」
その言葉に従い、もう一人の男はどこかへいくとーー直ぐに戻ってきた。青髪の医師を連れて。
「話には聞いたが、なかなか類を見ない外道のようだな、旦那」
「ああ、今回は少々特殊な分類にはなるが、十分に拷問ソムリエの仕事だ。……氷室、こいつを死なせないように、してくれ。少し放置する」
「任せておけ、旦那。この程度なら余裕だ。寝ていても出来る」
そう言うと、手早く治療に入る。
出血をとめ、縫合をし、点滴をする。
それらの処置が完璧すぎて、そして寒気がした、
【簡単に死ねると思うな】
その意味が、理解できてきたから。
少しの小休憩。
それは意図して行ったものだ。
じわじわと絶望の底へと連れて行くための。
最初こそ、殺せと開き直っていたが、もはや待ち時間は加速させることだろう。絶望を。
「やあ、おつかれ」
「や、やめ…、やめて……」
出血は止まった。
痛みも薄れたが、気休め程度。
だが、更に聞かされた内容には、懇願せずには居られない佐倉。
「おや?最初の威勢は何処へいった? 殺せ、と言っていたじゃないか。喜べよ。最終的には死ぬのは確定している。その道中の絶望の旅路を、もっともっと、楽しんで、苦しんでくれ」
やめて、と言って止まるわけがないのだ。
鏡返しが終わるまで。
そして、その鏡返しが、生きている間に終わるわけがない。
優秀な医師を用意し、薬や道具を用意し、生き永らえさせながら、全てをやり抜くつもりなのだ。
そして、次に取り出されたのはーーー斧。
「確か、次の返しはなんだったかな?」
「はい、先生。次は四肢の切断です」
「おお、そうだったな。しかし、鏡返しだ。ダルマ刑として、壺に入れるわけにはいかないな? 氷室」
「ああ、旦那。俺なら即座に止血と縫合が出来る。血もある程度持ってきているが故に、全て落としても生かしていける自信はある」
「助かるよ。流石だ」
まさに悪魔の会話だ。
これから、四肢を切断される。それはまるで予定調和。簡単な業務の打ち合わせをするかのように、朝の注文を済ませるかのように気軽に淡々としているのが、何よりも恐ろしい。
「いや、いや!!いや!!いやいやいやいや!!!!」
恥も何もない。
ただただひたすら泣き叫び、首を横へふる。髪は乱れ、まるで妖怪か何かの相貌へと変化しているようだ。
「嫌、と言うが。貴様は泣いて懇願する子供達を前に、辞めたのか?」
今起きてないことだ。やってないことだ。
だから、佐倉は目いっぱい、声をあげた。
「辞めた!!辞める!!そんな、こと、しない!!!!!だから、だから助けて助けてえええ!!!!!」
泣き叫ぶ。
いきたい、と叫ぶ。死にたくない、と。
だが、その時だ。
「嘘つけ」
もう一人、声が聞こえてきた。
「伊集院さん。本当にありがとうございます。こいつのこの姿を拝めただけで、俺はスッとしてます」
「今回は特別だ。とはいえ、君にはだいぶん感謝しているからな。この程度でよければいくらでも、だ」
つかつか、と歩み寄ると、その頬を思いっきり叩く。
「お前はな、あの子達の四肢をきり落としたあと、縛りあげ、チンポを入れさせたままの状態で放置させたんだよ! 泣いて助けを乞う子達に、お前はなんて言ったと思う? 肉塊達。餌の時間ですよ。だ。終いには、2匹とも、ご懐妊!と笑い、これから豚の調教とほざき、兄の方を廃棄と称して豚の餌にした。妹は、胎児がある程度デカくなるまで育て、その後開腹し、取り出し、その過程で、妹は死んだ」
思い切り、頭突きをかます。
「やってない? 【今はまだ】やってない、だ。あのままだったら、貴様は間違いなくやってたんだよ外道が。貴様に拒否する権利すらない」
「ひ、ひ、ひいいいいい」
そう言うと、男は下がった。
「伊集院さん。邪魔して悪かった」
「いいや。君の【未来視】は凄まじい。君のおかげで、家族が、被害者が、底しれぬ絶望を味わう前に外道を何匹も処理できた。その礼として、足りないくらいだ」
現実味のない言葉が出てきたが、佐倉の耳にはもう届いてない。
ただただ、自分の悲鳴に耳が潰されていく。
「さあさあ、ダルマ人間の誕生の瞬間ですよ!」
「心配するな。ショック死しないように、強心剤は事前に打ってある。血が足りなくなったらすかさず輸血もしよう。安心していいぞ」
振り被った斧が正確に、右肘先を吹き飛ばした。
ザシュ!!
「ぎいいいいいいいいいい!!」
そして、鮮血が舞うが、入れ替わりのように即座に縫合へ入っていく。
ものの数秒程度で、出血は収まり始めた。凄まじい縫合の早さだ。
ただただ痛みだけが残り続ける。気を失うことも出来ない。
「じゃあ、残り3つもある。テキパキといこうか?」
斧を肩に担ぎ、鬼のような顔で笑う。
もう、既に絶望の底だと言っていい。
だが、これはまだ地獄に行くまでの道筋の半分に過ぎないことを、思い知らされる。
やがて、すべての四肢をきり落とされ、そして縫合され、手足がない状態にさせられた。もう、張り付けなくて良い、と判断したのか、縛りは解かれ、薄汚れたベッドへ押し倒される。
「げ、げえ、げっ」
何度も何度も吐瀉物が口から出てくる。血だまりと共に。あっという間に鮮血にベッドが染められる。
「おいおい、汚えな。誰が掃除すると思ってんだ!?」
そんな背に、思いきに踏みつける。
ゴシャ!という鈍い音が響いたが、背骨は無事なようだ。
「まだまだ、楽しめるぞ? 次は喜べ。外道だが、妊娠と言う喜びを教えてやろうか」
「うげ、が、げっ、は、は?」
佐倉を仰向けにさせると、氷室な前に出る。
色気のある性行為とは言えない最悪の刑が執行される瞬間だった。
「ここから切れ目をいれると、直ぐに顕になる。そして、直ぐに妊娠できるぞ」
「ぎゃあああ!!」
子宮のある位置をメスで裂かれる。
そして、特殊な透明のパイプを突き刺し入れた。
「いぎあああああ!!!」
子宮には大きな穴が空くが、妊娠の為の工程ゆえに、喜ぶことだろう。
そしてーー
「いがあああ!!! っ!!! あ、あ、あがあが!!」
言葉にならない悲鳴を上げながら、子宮と繋がったパイプの中に何かを入れているのに気づいた。
「あまり騒ぐな。貴様をママにしてやろう、って言うんだ。無論、出産したら、お前に自身に食わせるがな。貴様とは違い、俺たちはしっかりと食わせる。生かしたままな」
豚骨ラーメンと称して、2人の胎児を料理したのがこの女だ。しかし、2人はその悪魔の料理を目にする前に絶命しているが。未来で起こったことと言えども、腸が煮えくり返るとはこの事だと言えるだろう。自然と力がこもる。
そして楕円形の何かをした塊が、佐倉の中へと入っていく。
筆舌しがたい不快感と極限の痛みの同時苦である。
そして、氷室も。
「俺のスペシャルブレンドだ。痛みを抑え、炎症も抑える。しっかりと産んでもらうまで、丁重にもてなそうじゃないか」
「いが、あが!あぎっ!」
もう、言葉も出てないが、その心は通じる。
「ああ、当然だよな?何を産むのか、気になるよな? ……これは、ゴキブリの卵鞘だ」
「!!!!」
氷室のブレンドものを、入れられてるせいか、顔色が多少マシになったのに、それを聞いて更に白くなる。
「喜べ。外道の子宮は、生命の誕生を手助けするだけでなく、栄養分にもなれる。お前の子宮を食い荒らして、外へ出てくるんだ。役に立てて良かったな? しっかりと出産も見届けてやる」
「別に生殖器を失われたところで、生命維持にはなんの問題ない。止血と輸血も欠かさん。安心しろ」
もう、何が起きているのかさえ、定かではないだろう。
悲鳴以外の言葉は出せず、意識も失えず、ただただ絶え間ない激痛だけが脳髄にまで響く。
死んでいないだけの身体となったのだ。
だが、痛みを忘れることは出来ない。最新医療と、その卓越した凄まじい技量で、死なないギリギリを生かされている。
やがて、佐倉のもう何度目かわからない悲鳴、絶叫をBGMに、佐倉の腹のなかで育てたゴキブリが何匹も腹から這い出したのを確認した。
「流川、これの調理を頼む」
「はい!今日という日の為に、鬼頭さんに奇食の作り方を学んでおります!」
意気揚々と、ゴキブリをザルに入れて、どこかへもっていった。
「腹のなかがスカスカになったんだ。腹減っただろう? ゴキブリラーメンを食わせてやろうかと思ったが、それよりも手っ取り早く、ゴキブリのフライにしてもらう予定だ。喜べ」
「あ、、あ、あ、が、ぎぎ、げ」
ものの数分で、戻ってきて皿に盛り付けられたゴキブリのフライを、強引に口内へとねじ込まれた。
そしてーー
「ああ、喜べ。ようやくメインディッシュの時間だ。無論、貴様が食うのではなく、腹をすかせたアイツらが食う側だがな」
数匹の、豚に……囲まれた。
この世の、地獄の先の先まで見てきた。
これで終われる……とさえ思えない。
無くした肘から先の部分に特殊な治具をはめ込まれ、吊り上げられた。
「一気に食ってもらうのも味気ない。………じわじわ、下から順に食われ、この世から消え去れ」
「あーー。めんどくさかった!! だったっけか? お前が仕事を終えた後の感想は」
そうして、佐倉は膝から徐々に豚へ食われ始める。
極限の先まで生かす努力を惜しまず、存分に振るったが、食われた箇所が腹部に迫ったあたりで、外道女佐倉は、腹の中のものをすべてぶちまけて、狂死した。
ーーー全てを終えた後ーーー
「伊集院さん。世の中には、ああいうことを見て興奮し、性的ジャンルとして確立してるのもまた事実。全部フィクションだったらいいが、今回みたいにノンフィクション。あの映像を送ってた先で楽しんでる連中もいる。なんで、そんなもんがこの世に存在するんですかね? 心底反吐が出ます」
「……人間とは、実に複雑な生き物だ心の奥底に、破壊や苦痛を求める衝動を抱えている者も少なくない。それを『陵辱やバイオレンス』などと呼ぶジャンルに昇華させる。だが、その全てはフィクションの中でだけ安全に消費するのが大前提。それ自体は、個人の妄想の範疇だからだ。だが、その妄想が、もしも現実の誰かを傷つける道具になった瞬間、それはもはや『ジャンル』ではなく、明確な犯罪であり、人のなかに存在する鬼、そして闇。排除すべき断罪すべき社会悪。確かに心の闇は誰にでもある大切なのは、その闇を『どこまで外に出さないか』。表現の自由を、もとに性的興奮する者は、存分に興奮し、発散するがいい。だが、それを現実の誰かに向けたり、現実の苦痛を娯楽として消費しようとした瞬間から、この拷問ソムリエの標的となる。境界線を引くこと——それが、人間として最低限の理性だと言えるだろうな」
「そう、ですね」
Fin
Xの絵にそそられて、内容粗方解っていた筈なのに、興味本位で購入して、めっちゃ胸糞だった。購入結構後悔……
解消する為に小説にしました。伊集院先生ありがとう。
もしも、万が一、これ切っ掛けに買う事があるなら、注意してください・・・