潜入調査できたはずの女刑事が、とんでもないドMなんだが? 作:ヤラナイカ―
原作:欲得堂 (ハくロノフ人)イラスト「即堕ちデカパイ」
タグ:R-18 残酷な描写あり 現代 元女刑事 エリート陥落 ドM 調教 鞭打ち 恥辱 屈辱 中出し 巨乳
犯罪組織への過剰すぎる制裁で職を追われた彼女は、SM調教師・伊藤征司(いとう せいじ)の下へ、『密かな目的』を持って現れる。
縄に縛られて健やかな肉体を鞭と辱めで蹂躙される中で、彼女が長年押し殺してきた異常なマゾヒズムが覚醒する。
正義の誇りは快楽の濁流に飲み込まれ、最強の女刑事は自ら望んで男の足にすがり卑猥な家畜へと堕ちていく。
二次創作の許可はいただいております。
ぜひこの機会に、欲得堂 (ハくロノフ人)先生のFantiaを覗いてみてください。
↓イラストが書かれたFantiaの当該サイト。
「即落ちデカパイ」
https://fantia.jp/posts/3763401
「デカパイ廃棄」
https://fantia.jp/posts/3777340
27歳の元エリート女刑事、鬼塚貴子(おにずか たかこ)は、ひんやりとした薄暗い部屋の中央にある、スチール製の椅子に縛り付けられていた。
かつて組織犯罪対策課のエースとして名を馳せた彼女の姿は、いまや見る影もない。
漆黒のポニーテールは乱れ、後れ毛が汗ばんだ首筋に張り付いている。
上質なオーダーメイドのスーツはあちこちが汚れ、タイトスカートは捲れ上がり、健康的な太腿が露わになっていた。
「はぁ……はぁ……」
ボタンが弾け飛びそうなほど豊満な胸元は、荒い呼吸を繰り返すたびに大きく上下し、張り裂けんばかりの存在感を主張している。
目隠しをされた視界の闇の中で、貴子は足音を聞いた。
コツ、コツ、と硬い革靴の音が近づいてくる。
その足音の主を、貴子は本能的に理解していた。
「……フッ、ようやくか。随分と待たせてくれたな」
貴子の唇から漏れたのは、強がりとも取れる低い声だった。
その瞬間、目隠しの黒い布が乱暴に剥ぎ取られる。
急な光に目を細めながら、貴子は目の前の男を睨みつけた。
伊藤征司(いとう せいじ)。
かつて貴子が鉄の拳で制裁し、病院送りにしたはずの卑劣なサディストが、歪んだ笑みを浮かべて立っていた。
「クックックッ……いいざまだ。立場が逆転したなあ、鬼塚貴子」
征司の声は、勝ち誇った喜びの響きがあった。
だが、その瞳の奥には信じることを知らない警戒の色が見え隠れしている。
無理もない。
彼の記憶にある鬼塚貴子は、圧倒的な暴力の化身だった。
犯罪組織の屈強なボディーガードたちの顔面を一撃で粉砕し、細身に見えても柔道有段者である征司の足にローキック一発でヒビを入れた女だ。
その『暴力装置』が、手錠とロープで拘束されているとはいえ、こうも大人しく目の前に座っている。
征司が怪しむのも無理はない。
貴子は視線を逸らし、吐き捨てるように言った。
「……ふん、ゲスがさっさと私を好きにすればいいではないか」
まったく抵抗の意思を見せない。
それどころか誘うような態度に、征司の疑念は深まるばかりだった。
――罠か?
征司の脳裏をよぎるのは、警察による潜入捜査の可能性だ。
貴子はわざと捕まり、組織のアジトであるこの船に潜入し、一網打尽にするつもりではないのか。
征司は慎重に貴子に近づくと、その意外にほっそりとした顎を指先で持ち上げた。
至近距離で見ると、彼女の美貌は暴力的なほどに魅力的だった。
強い意志を宿した瞳、通った鼻筋、そして艶やかな唇。
健康的な肉体と盛りを迎えた女としての色気が同居するその姿は、征司のサディスティックな欲望を刺激する。
「考えれば変な話だよな。エリート刑事様のお前が、なんでそう簡単に捕まったんだ。それに、なぜ警察は助けようとしない」
征司は貴子の頬を指の背で撫でながら問いかけた。
貴子はふっと鼻で笑い、自嘲気味に答える。
「私は、もう刑事じゃない」
「……あ、そりゃどういうことだ?」
「お前らみたいなクズをボコボコにしすぎて、懲戒免職になったんだよ。今の私はただの無職だ」
その言葉に、征司は目を見開いた。
確かに、彼女の暴走は警察内部でも問題視されていたという噂は耳にしていた。
征司自身も、その被害者の一人だ。
そのおかげで留置所ではなく、病院送りになってなんとか逃げ出すことができたのだが。
貴子の過剰防衛どころではない、一方的で苛烈な暴力。
それが原因で首になった、理屈は通っている。
「それで、自暴自棄になって捕まったのか? ふん、笑わせるな」
征司は、やはり信じられないというように首を振る。
だが、貴子の瞳に嘘の色は見えなかった。
そこにあるのは、どこか投げやりで、それでいて熱を孕んだ奇妙な光だった。
「……どうした。私に恨みがあるんだろ。伊藤征司、お得意の調教とやらをしてみろよ」
貴子が、あくまでも挑発的に言った。
その言葉は、征司の理性のタガを揺さぶった。
目の前にいるのは、プロの調教師である自分に膝を屈するという最大限の屈辱を味あわせてくれた憎い女だ。
それが今、無防備な姿で調教してみろと言っている。
これが罠だとしても、あまりにも甘美だった。
それに、ここは公海上に浮かぶ船の船内なのだ。
一度手入れによって逮捕されたことを教訓に、征司の所属する組織は日本の警察権など及ばない無法地帯に拠点を構えたのだ。
もはや、警察の介入などあるはずもない。
「いい度胸だ。やってやるよ」
パチーン!!
冷たい部屋に乾いた破裂音が響き渡った。
征司は、渾身の力で貴子の頬を平手打ちしたのだ。
貴子の顔が横に弾かれ、長い髪が宙を舞う。
「くっ……」
貴子は小さく呻き、ゆっくりと顔を戻した。
白い頬には、くっきりと赤い手形が浮かび上がっている。
だが、その目は潤み、どこか恍惚とした色を帯びていた。
「どうした? まさか、元刑事のお前がこの程度で音を上げるわけじゃないよな」
征司はさらに手を振り上げた。 パチン! パチン! 左右から連続で頬を張る。
強烈な暴力的な音が連続して響き、貴子の頬は見る見るうちに赤く腫れ上がっていく。
普通の女なら、すぐに泣き叫んで許しを乞う場面だ。
しかし、貴子は耐えるように唇を噛み締めながらも、熱っぽい視線を征司に向けていた。
「そ、その程度……」
震える唇で、それでもなお煽る貴子。
征司の背筋にゾクリとしたものが走った。
こいつ、本当にいい反応をしやがる。
征司は、カチャリと手錠の鍵を外す。
「この程度か」
「おい、なんで手錠を外す」
もしかしたら、この男は自分を解放するつもりではないか。
貴子がそう思った、その時だった。
征司は、懐から鋭いナイフを取り出すと貴子の喉元におしあてる。
「お前はバカなのか、この程度で終わるわけないだろ」
「……なっ! 待てっ!」
貴子の静止も聞かずに、すっと冷たいナイフが走る。
その行動には、さすがの貴子も全身が総毛立つ。
ビリッ、ビリビリィッ!!
高価なスーツが、ナイフで無惨に引き裂かれ、ボタンが床に散らばる。
続いて白いブラウスも引きちぎられ、貴子の上半身が露わになった。
黒いレースのブラジャーに包まれた豊かな乳房が、解放された勢いでプルンと揺れる。
鍛え上げられた腹筋はうっすらと割れ、そのくせ肌は陶器のように白く滑らかだ。
「正義の女刑事様が、こんなところで裸にひん剥かれて、いいざまだな」
征司は侮蔑の言葉を投げかけながら、残ったスカートも引きずり下ろした。
ストッキングを無理やり破り捨てると、貴子の全身が冷たい空気に晒される。
黒い紐パン一枚になったかつての最強刑事が、恥ずかしさに身をよじらせる。
「くぅ……やるじゃないか。も、もっとだ! 何をしている、もっと本気でこい!」
この男は、次に何をしてくるかわからない。
その恐怖と羞恥のなかでも貴子は気丈に叫ぶ。
それどころか、その声は恐怖ではなく期待に満ちた甘い響きを含んでいた。
征司の手が再び止まる。
プロの調教師である彼にはわかる。
この反応は演技ではない。
痛みと屈辱を、快楽として貪る本物のドMの反応。
「……なんだ、こいつ」
征司の中にあった『潜入捜査』への警戒心が、別の種類の混乱へと変わっていく。
若い女性としてはほぼ最高位といえる空手六段の武道家、元エリート刑事。
それがなんだ、このクソエロい紐パンは。
そういえば、前にあったときは動きやすいズボン姿だった。
それが、男を誘惑するようなタイトなスカートに変わっていて。
無骨な女に似つかわしくなく、いっぱしの女のように薄化粧をしてストッキングまで履いていた。
こんなお硬い女に、これほどまでのドM根性が隠されていたというのか。
それとも、これですら演技なのか?
「それをたしかめるためにも、こいつを使わせてもらうか」
征司は、部屋の隅から一本の革鞭を取り出した。
この凶暴な女相手では、平手打ちなんかでは生ぬるいと思ったのだ。
しなり具合を確かめるように鞭が空を切ると、ビュンビュンという鋭い風切り音が鳴る。
貴子の身体がビクリと反応した。
「おい貴子。その場で、四つん這いになれよ」
あえて、服と一緒にロープを切ったのは従順であるかどうか示すため。
こいつが本当にマゾメスであるならば、身体を縛る拘束具など必要ない。
仮に暴れたところで船の上では、どうとでもなるという気持ちが征司を大胆にしていた。
「な、なんだと?」
「聞こえなかったのか、その場で四つん這いになれといったんだ。それとも、ここで抵抗するか?」
ここは征司の所属する組織が管理する船の中だ。
いくら強くても、女一人なんとでもなるから、暴れるようならわからせてやってもいい。
「わ、わかった。ブタのように、四つん這いになればいいんだな」
意外にも命令に素直に従い、貴子は床の上で四つん這いの姿勢をとらされた。
豊かなヒップラインが強調され、黒い紐パンが食い込む様は、あまりにも扇情的だ。
「いいケツをしてやがる。壊すのがもったいないくらいだ」
パチーン、パチーンと、軽く手で貴子の尻たぶを叩く征司。
「は、早く……っ! じらせるな……!」
貴子は腰を振り、自ら尻を突き出した。
その姿は、獲物を待つ雌獣そのものだった。
こいつはこれぐらいでいい!
征司は迷いを捨て、鞭を振り上げた。
バシィッ!!
鋭い衝撃音が響き、貴子の白い尻肉に赤いミミズ腫れが走る。
「あ゛っ!」
貴子が悲鳴を上げ、背中を反らせた。
だが、それは苦痛の叫びではなかった。
どこか歓喜を含んだ、獣のような咆哮。
バシィッ! バシィッ! バシィッ!
征司はリズミカルに鞭を振るった。右、左、そして真ん中。
叩かれるたびに尻肉が波打ち、赤い刻印が増えていく。
貴子の肌は汗で濡れ光り、その熱気が部屋に充満していく。
「ひぃっ! あ゛あ゛っ! もっと……尻を叩いてっ! もっと壊してっ!」
貴子は泣き叫びながら、さらに尻を高く突き出した。
その秘部は、すでに愛液でぐっしょりと濡れそぼり、紐パンのクロッチを濃い色に染め上げている。
叩かれる衝撃が腰に響くたびに、快楽の電流が背骨を駆け上がり、脳髄を焼き尽くしていく。
「まったく、なんなんだこの女は……」
征司は鞭を打ち続けながら、恐怖すら感じていた。
普通なら失神しかねない強打だ。
怪我をさせられたという恨みがあったからこそ、ここまで乱暴なことができた。
それなのに……。
その責め苦を、もっとよこせと尻尾をふるようにして甘く懇願してくる。
女刑事だった彼女の仮面が音を立てて崩れ去り、その下からただのドM女が顔を出している。
どうしても、そのようにみえるがこれも演技か?
いや、違う。
最初からこれが本性だったのだ。
あの強さは、この変態的な欲望を隠すための鎧だったに過ぎない。
バシィィィッ!!
一際強い一撃が尻の割れ目を直撃した瞬間、貴子の体が硬直した。
「あひぃぃぃぃぃぃッ!!」
絶叫とともに、貴子はガクガクと全身を痙攣させ、オマンコからプシューと音を立てて潮を吹き上げた。
鞭で叩かれただけで絶頂に達したのだ。
床に愛液の水たまりが広がり、貴子は白目を剥いて涎を垂らしている。
征司は荒い息を吐きながら鞭を下ろした。
プロの調教師としての直感が告げていた、もはや疑う余地はない。
これは、潜入捜査などではない。
一人の変態女が、自らの欲望を満たすために堕ちてきたのだ。
「お前……自分で堕ちにきてるじゃねえか。なんだこりゃ、調教するまでもねえ。とんでもねえマゾメスだ」
征司の言葉に、貴子は虚ろな目で笑みを浮かべた。
「ダメだ、もっと……主人様、激しく叩いてくれ! 私を、このメスブタをもっと強くしつけてください」
自らを「メスブタ」と呼ぶ元エリート刑事。
その言葉が、征司の中のサディズムを完全に覚醒させた。
毒を喰らわば皿までだ。
この極上の獲物を、骨の髄までしゃぶり尽くしてやる。
「望み通りにしてやるよ……!」
征司はズボンのベルトを外し、昂りきった自身の肉棒を取り出した。
貴子の紐パンを引きちぎり、ぬるぬるに濡れた秘部を露わにする。
そこはすでに準備万端とばかりに充血し、あふれ出る蜜で太腿まで濡らしていた。
「おい、元女刑事様がなんだぁ、こりゃぁああ?」
「主人様のチンポで犯してぇっ! もう警察なんてどうだっていい!」
貴子の絶叫が合図だった。
征司は貴子の腰を掴むと、一気に根本まで突き入れた。
ズプュゥッ!!
「ぎゃあぁぁぁぁッ!!」
肉を割き入るような音とともに、貴子の膣内が征司を締め付ける。
強靭な膣圧。
鍛え抜かれた筋肉が、征司のモノを逃がさないように食らいついてくる。
「くっ、すげぇ締め付けだ……」
征司は野生の獣のように腰を打ち付けた。
パンッ、パンッ、パンッ!
肉と肉がぶつかり合う激しい音が室内に響く。
突き上げるたびに、貴子の張りのある乳房が揺れ、汗が飛び散る。
「あ゛っ、あ゛っ、すごいっ、太いっ、入ってるぅぅッ!」
貴子は快楽に溺れた顔で叫び続けた。
警察官としての誇りも、人間としての尊厳も、今はただの邪魔な足かせでしかない。
快楽を貪る男の暴力的なピストン運動が、彼女の深奥にあるマゾヒズムを直接刺激する。
痛い。苦しい。恥ずかしい。
そのすべてが気持ちいいに変換され、脳を溶かしていく。
征司は体位を変えた。
冷たい床の上で仰向けにさせ、正常位で覆いかぶさる。
そして、その両手で貴子の首を軽く絞め上げた。
「ぐっ……ぅ……」
酸素が遮断され、貴子の顔が苦悶に歪む。
だが、その瞳は恍惚に見開かれ、征司を見つめ続けていた。
「どうだ、苦しいか? 刑事だったお前が、犯罪者に首を絞められて犯されてる気分はどうだ?」
「最っ高ですっ……! もっと……もっと強く……!」
貴子はかすれた声で懇願し、両足で征司の腰を絡め取った。
逃がさない。もっと奥まで。もっと激しく。
彼女の身体そのものが、征司を求めて貪欲に動く。
ズパンッ! ズパンッ! ドピュッ、ズリュッ!
結合部からは卑猥な水音が絶え間なく溢れ出し、白い泡となって太腿を伝い落ちる。
貴子は何度も何度も達しながら、それでも止まることを許さなかった。
連続絶頂の波が押し寄せ、意識が白く染まっていく。
「これが本当の私です……主人様のメスブタになります……!」
貴子の口から、完全なる陥落宣言が飛び出した。
その言葉を聞いた瞬間、征司の中でも何かが弾けた。
もはや、これが罠だろうが関係ない。
目の前のこの女を、俺の色で染め上げてやる。
「くそっ……貴子! お前、最低のメスブタだ。徹底的に調教してやる!」
征司は雄叫びを上げながら、ラストスパートをかけた。
腰の動きを極限まで速め、貴子の最奥、子宮口を何度も叩く。
「あひぃッ! 奥ッ! 子宮っ、壊れるぅぅぅっ!!」
「おい! 避妊なんかしねえぞ。中に出すからな!」
征司がそう言った瞬間、貴子の紫がかった瞳が食い入るように征司の目を覗き込んだ。
「今日は、赤ちゃんができちゃう日なのに……」
「面白えじゃねえか、お前が孕んだら堕胎できなくなるまで監禁してから、ゴミ捨て場に捨ててやるよ!」
「この鬼畜ッ!」
そう言いながら、貴子のオマンコは激しくイキグルって、征司の精を搾り取ろうと締め付けてくる。
「オラッ、どこに出してほしいか言ってみろ!」
貴子は、ためらわず言う。
「中に! 中に出して!」
「いい答えだ、俺の精を受け取れ貴子!」
ドピュッ! ドピュドピュッ!!
征司は貴子の膣内深くに、大量の精液を解き放った。
熱い奔流が子宮口を叩き、膣内を満たしていく。
貴子は白目を剥き、全身を弓なりに反らせて絶頂の痙攣に身を委ねた。
「んぎぃぃぃぃぃッ!! 熱いッ、中に出てるぅぅぅッ!!」
二人の絶叫が重なり、やがて静寂が訪れた。
荒い呼吸音だけが残る部屋で、征司はゆっくりと身を起こした。
股間からは、白濁した体液と愛液が混ざり合ったものが、だらりと垂れ落ちている。
貴子は放心したように天井を見上げ、時折ピクピクと身体を震わせていた。
その表情は、かつて見たこともないほど穏やかで、そして堕落しきっていた。
征司は確信した。
もう彼女は戻らない。
正義の刑事は完全に死んだ。
ここにいるのは、快楽に溺れた一匹の雌だけだ。
しかし、あまりにも話が美味すぎる。
やはりこれは罠ではないかと、征司の理性の欠片が囁く。
今からでも、どこかで放逐してしまったほうがいいだろうか。
だが、貴子が虚ろな目で愛おしそうに自分のお腹をさする姿を見て、その考えを捨てた。
「私の、ご主人様……」
その一言が、全てを決めた。
※※※
鬼塚貴子、失踪から半年後。
海外のアングラ動画サイトのとあるチャンネル。
そこに一本の動画が投稿された。
薄暗い部屋、中央には一人の女が映っている。
かつての凛とした面影は見る影もない。
漆黒の髪は乱雑に切り揃えられ、首には重厚な革製の首輪が嵌められている。
裸の肉体には、無数の「教育」の痕跡が刻まれていた。
豊かな双丘の先端、乳首には無骨なリングピアスが貫通し、鎖で繋がれている。
そして、引き締まった腹部には消えることのない屈辱の証――男性便所マークの黒い刺青が彫り込まれていた。
女――鬼塚貴子は、カメラに向かって恭しく跪いていた。
瞳には理性の光はなく、ただ主人の命令を待つ家畜の色だけが浮かんでいる。
「……開始だ」
画面外から、征司の声が掛かる。
貴子はビクリと反応し、恍惚とした表情で左手を胸へと伸ばした。
指が乳首のピアスに掛かり、ぐいっと強く引っ張る。
伸びきった乳首が痛々しく歪むが、貴子は甘いため息を漏らすだけだ。
「ああっ……本当に撮ってるんですね。ご、ご視聴……あ゛っ、りがとうございますぅ」
右手は股間へと伸び、大きく開かれたオマンコを激しく擦り始める。
クチュクチュと濡れた水音がマイクに拾われ、生々しく響く。
「鬼塚、貴子と申します。あっ、27歳です。突然いなくなって、ご心配ご迷惑をおかけした方におわび……おわびを申し上げます!」
指使いは巧みで、自らの快感ポイントを熟知している動きだ。
腰が勝手にくねり、太腿が震える。
「私は、ご覧の通りのメスブタで、あるにも関わらず。以前は警察で女刑事などをして、調子こいてましたっ!」
カメラ目線で、自らの過去を嘲笑うように告白する。
それは、かつての自分への完全なる訣別宣言だった。
「あっあっ、これからは下等なメス豚としての自覚を持ちぃ! こうして自らの意思でオナニー配信をお見せして、良質なズリネタの提供に励んでまいります!」
オマンコをかきまわす指の動きが激しくなる。
白目を剥きかけながら、それでもカメラから視線を外さない。
それは彼女に与えられた、唯一にして絶対の使命だからだ。
「あっあっ、鬼塚貴子! 今後は、皆様の性のはけ口としてがんばってまいりますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします……んああああっ!!」
動画の最後、貴子は全身を激しく痙攣させ、盛大に潮を吹きながら絶頂した。
画面が白濁液で汚れる中、彼女はだらしなく舌を出して幸せそうに微笑んでいた。
――あの夜、征司征司と最初に会った時。
表向き貴子は『正義の刑事』だった。
厳格なエリート警察一家に生まれ、過度な期待と重圧の中で育った彼女。
その心の中で抑圧され続けてきたドMの本性は、すでに爆発寸前となっていたのだ。
貴子が組織の調教現場を目撃したとき。
罪もない女性を監禁してSMプレイを繰り広げる伊藤征司の姿を見て、彼女は激しい怒りを感じた。
なんて酷いことを、許せない、と。
だが同時に、体の奥底が熱く疼くのを感じていた。
心の何処かで、あんな風に壊されてみたい。
そう悶えていたのだ。
その矛盾の苦しみゆえに激昂した彼女は、過剰な暴力を振るうことで自らの欲望を打ち消そうとした。
結果として警察を追われ、タガが外れた彼女は自らその欲望の淵へと飛び込んだのだ。
そうして、調教されに自ら捕まって征司のもとにきた。
それが真実だった。
征司は、今でも時折、これは巧妙な潜入調査ではないかと疑うことがある。
ふとした瞬間に見せる彼女の鋭い眼光に、かつての刑事の面影を見るからだ。
しかし、夜毎ベッドの上で見せる彼女の痴態、そしてこの極上のドM女を手放す惜しさが、その疑念をかき消してしまう。
征司は貴子を完全に自分のメスブタに仕上げることで、その不安を快楽で塗り潰しているのだ。
元・正義の女刑事だった鬼塚貴子の人格は永遠に失われた。
ここにはもう、伊藤征司の専属奴隷として快楽と屈辱にまみれて生き続ける、一匹の雌がいるだけであった。