エロ少なめ、短め、本番なし。
せっかくバレンタインデーネタ作ったので
「はい兄貴」
予備校から帰ってくると妹がぶっきらぼうに何かを手渡してきた。
赤い包み紙にラッピングされ、リボンとハートマークの飾りがついた長方形のプレゼント。
一瞬だけわからなかったが、それが何なのかすぐにわかった。
今日は2月14日、つまりはバレンタインデー。
好きな異性や家族、友人にチョコレートを渡す日。
そんな日に渡されるものと言えば何なのかはいくら何でもわかるだろう。
「今年も兄貴のこと想って作ったんだから、ちゃんと食べてよね」
チョコレートのような褐色の肌を赤く染め、恥ずかしそうに少し視線を反らしている。
中学生の頃は大人しく地味なメガネっ娘だった妹は高校進学を機に一気に劇的なイメチェンを果たした。
背が伸びた妹はメイクや服装はギャルっぽくコーディネートし、俺のことも「お兄ちゃん」から「兄貴」と呼び方を変えた妹は高校デビューに成功した。
元々成績優秀で、とある雑誌の読モになれるほど見た目も良い妹は名実共にカーストトップに上り詰めた。
そんな妹だが、小さい頃から「お兄ちゃんのお嫁さんになる」と言って聞かないブラコンなのは変わらない。
中学生の頃の地味なメガネっ娘だったのも、高校デビューでギャルになったのだって全て俺好みの女の子になるためだった。
俺は妹から受け取ったプレゼントの包装紙を破いて箱を開ける。
箱の中身は可愛らしい小さなハート型のチョコレートが並んでいた。ハート型のチョコレートの上にはそれぞれに白いチョコペンで大きく「I Love You♡」や「Please marry me♡」など告白の言葉が描かれている。
「去年は凝りすぎちゃったでしょ?量も多くて食べるの大変だったから今回はシンプルなものにしたんだ」
シンプルと言いながら告白の書かれたチョコレートをプレゼントしてくる妹にちょっと重たいものを感じるが、そんな重たいところも可愛らしい。
チョコレートを見ていると妹が箱に並ぶうちのひと粒をヒョイと指で摘む。
「アタシが食べさせてあ・げ・るっ♥️」
そう言って妹は俺の口元までそのチョコレートを運んでくる。
俺は何も言わずに口を開くと妹は嬉しそうに妹の体温で少し溶けたチョコレートが俺の舌の上に乗せる。
溶け始めた甘いチョコレートの甘みとほんの少しの苦味が口の中に広がっていく。
「美味しい?」
「うん」
「よかった♥️」
妹は椅子に座っている俺の膝のうえに乗る。
スカートの中に隠された妹の肉感的なお尻の感触とズッシリと感じる質量を伴った存在感、そしてフワリと香る甘い匂いに思わず股間に熱が集まり始める。
「あっ……!こ、コラッ」
「いいじゃん♥️アタシと兄貴は兄妹なんだからさ♥️」
「普通兄妹はこういう事しないぞ。
俺とお前は血が繋がった兄妹なんだから、あんまりこういうのはしない方が……」
「股間のこれを硬くしながら言っても説得力ないよ?」
妹はわざとらしく腰をくねらせて俺の股間にそびえる塔を刺激しながら軽く先端をタッチする。その刺激に思わず背筋にゾクゾクとした快感が走る。
「口ではそんなこと言ってても兄貴のここは正直じゃん♥️
こんなに硬くしちゃうってことはさぁ〜……兄貴はもうアタシのことを妹じゃなくて、ただの女として見てるじゃん……♥️」
妹はニンマリとイタズラな笑みを浮かべると、俺の耳元に唇を寄せる。妹の甘い吐息が俺の耳の中をくすぐる。
「お母さんもお父さんもいないんだからさ、また中学生の頃みたいにいっぱいセックスしようよ♥️
毎日朝から晩までいっぱいイチャイチャしてお兄ちゃんのおチンポと私のおまんこを合体しよ?♥️
お兄ちゃんと私のえっちなお汁をい〜っぱいっ♥️グチョグチョ♥️混ぜ混ぜして一緒に気持ちよくなろ……?♥️♥️」
妹は俺の脳みその中へと吹き込むように魅力的な提案を囁やきかけてくる。
妹とのセックスの快楽を思い出して思わずゴクリと喉が鳴ってしまう。
俺と妹は既に男と女の関係になっていて、今食べているチョコレートよりも何倍も甘い妹の身体の味を知っている。
妹が中学生に上がってからというもの俺と妹は暇さえあればお互いの身体を貪り合い、年がら年中所構わずに盛り合っていた時期があった。
中学生の頃から既に女として魅力的になっていた妹と犯したたった一度の過ちは性に目覚めた少年には我慢できるものではなかった。
積極的に求めてくるほどに好色な妹と、健全な高校男児である俺。そして両親不在で止める者がいない環境の中にいた俺たちは一度味わった快楽を忘れられず、毎日毎日妹とヤりまくった。
朝起きた時からまぐわい、学校から帰れば玄関で一つになった。食事は基本的に口移しでキスしながら食べさせ合い、風呂もセックスしながら一緒に入った。寝る時だってひとつのベッドで繋がりながら眠ることなどしょっちゅうだった。
いつもとは違う快楽を求めて時々学校やデパート、公園でまぐわい、トイレや人けのない場所で身体を貪り合った。
「……そのせいで俺は浪人生になったじゃん」
「うっ……!そ、それは……ゴメンナサイ」
そんなことを日々繰り返していたらその他のことに影響が出るのは当たり前で、勉強が手につかなくなった俺はヤり過ぎたせいで大学受験に失敗し、予備校とバイトに精を出す浪人生活を送るハメになった。
「……だって、大好きなお兄ちゃんといっぱいセックスできて嬉しかったし、セックスが気持ち良すぎて我慢できなかっただもん……」
ちょっとバツが悪そうに俺から顔を逸らす。
「そんな昔のことより……今は私のチョコレート食べて♥️
はい、あ〜ん♥️」
俺の口を塞ぐためか、妹は再び箱からチョコレートをひと粒取り出して俺の口の中へと運び、俺の舌にチョコレートを乗せる。
「今食べてもらったのはけっこう自信作で───むちゅっ!?♥️お、おにいにゃ♥️はむっ♥️ちゅむっ♥️ちゅ♥️」
露骨に話題を逸らしてチョコレートの解説を始めようとした妹の唇を奪う。
艷やかなその唇を食み、チョコレートでコーティングされた舌で妹の舌を絡ませ、妹の口の中を舐め回す。
甘いチョコレートが唾液と混ざり合いながら、お互いの口内を行き来する。徐々に変わっていくチョコレートの味に舌鼓を打ちながら血の繋がった魅力的な妹との倒錯的なキスを楽しむ。
夜になってもまだ今日は2月14日だ。
恋人の日であるバレンタインデーはまだ続いているのだ。