みいちゃんが異世界転生する話ですが、転生したところで終わります。そんだけ。
一応R18タグをつけてます。
登場人物紹介
みいちゃん(中村実衣子)…1991年生まれ。宮城県出身。元は歌舞伎町で枕営業もするキャバクラ嬢だったが、ウンコ食ったり浣腸されたりのプレイをやる風俗嬢にジョブチェンジする。昔は立ちんぼもやっていた。顔は割とかわいい。野獣系女子。
山田さん……みいちゃんのキャバ嬢時代からのフレンド。毒親がいる。漫画家志望。知識はあるがなんか変な人。
大体このぐらい違う。
ついった版みいちゃん……ブルアカのミドリ(立ち絵バージョン)
商業版みいちゃん……ブルアカのモモイ(SD)
そのぐらい違います。雑な表現だけど。
「お”らああああっ!! みぃちゃんのあそこにグンニじろぉぉぉおぅ!!」
中村実衣子はとうとうブチ切れた。
風俗客が誰もクンニをしてくれないからだ。
みいちゃんはこれまで性搾取されてきたが、それを別にひどいことだと自覚していなかった。
しかしここに来て、とうとうフラストレーションは限界に達した。
この店に来て、だーれもクンニをしてくれないのだ。
前に勤めていたキャバクラで、枕営業をした客はちゃんとしてくれた。
あるいは、『でんちゃ』の客や、前に働いていたレズ風俗の客はよくやってくれたのに、風俗店の客は全然してくれないからだ。
この店の客は、ウンコ食わせたり浣腸とか求めて来る割りに、前戯についてはおざなりな奴らばかりである。
アブノーマルなセックスを求める割りに、クンニという普通の性行為をやってくれない。
生で中出しがデフォルトの、この風俗店がいかんのか?
それとも身長148センチのちんちくりんなボディに、そこまでやる気が起きないのか?
よく濡れる有能膣がいかんのか?
「グンニ、グンニじろおぉおおお!!」
実を言うとみいちゃんのまんこはそんなに臭くない。
むしろ、あっさりしたにおいと味わいだ。
それと、みいちゃんはバカだが、本能で「これやっとかねえとやべえわ」と感じる様なことには抜け目がない。
客との中出しセックスの後は、必ず、ビデで洗いまくる。
あと、ちょっとヤバ目の、東南アジアあたりで出回っている無認可の避妊薬で対策をしている。
みいちゃんは長期的なことを考えるのが苦手なだけで、ごく短期的なことに関しては、本能とカンとうろ覚えの知識でなんとかしてしまうことができた。
容貌も悪くない。いや、良い方だ。
貧乏人で近親相姦で生まれた子でなけりゃ、とっくの昔に農家の倅とデキ婚して子供でも産んでるだろうというレベルの顔立ちだった。
IQが並み以上で生まれてりゃ、コスプレイヤータレントとかやれそうな可愛さだ。
「ぐおおおおお! グンニ! グンニ! グンニぃ!」
みいちゃんは荒ぶる。
しかし客はみいちゃんの要求を断った。
「なんでおまえなんかにやんなきゃいけねーんだよ。いっつも濡れてるじゃん?」
「そーじゃない! みいちゃんはもっといちゃらぶなのがいーの!」
「だからあ、それはお前がバカだからだよ。バカにクンニしたくねーもん。バカ相手に舌をすり減らしたくねーし!」
「ば、バカって言った! みいちゃんのことバカって言った! バカにしたな! みいちゃんはギフテットだもん! 選ばれた子なんだもん!!」
「……マジ?」
客は目をきょとんとさせる。
それから、ぬひ、と笑ってこうつぶやいた。
「だったらさ、俺のお願い聞いてくれるかな?」
今すぐ地下室に一緒に行こう。
その薄暗い部屋には、床に白い線で円形の何かが描かれていて、その周りには火が灯されたろうそくがいくつも立っていた。
「ここ、なーに?」
「今すぐ贄を用意する。そこで寝ていろ」
□ □ □ □ □
「……はへ?」
みいちゃんは目が覚めた。
客の家の地下室の、ろうそくと生贄を置いた、円形の何かの上では無かった。
みいちゃんが起き上がると、白装束に身を包んだ外国の美人が沢山手を合わせ、自分に向けてお祈りをしているのが見えた。
その中からとびきり美人の女が立ち上がって、近づいて来た。
「だ、だあれ?」
「私は、インムソムニア王国の姫、キムリイアと申します。ああ、聖女様……」
やっとこの世界に来られたのですね。
女は滂沱の涙を流しながら、みいちゃんの手をとった。
「ええと、なあに? みいちゃん、どうしたの?」
「聖女様は異界に向かった偉大なる導師、タダーノ様に召喚されたのですよ! さあ、お立ち上がりください!!」
みいちゃんはキムリィア姫に抱き起された。
話によるとこの世界、シモキータ界は、大魔王チュパルクが支配するゾルトラーク帝国軍により、血で血を洗う乱世となっていた。
あまりにも激しい戦いがおおよそ100年近く続き、この国を含めて、世界は滅びかかっているという。
大魔王とその配下を倒すには、異界から召喚した聖女の力が必要だ。
その中でみいちゃんが選ばれた。
「ステータス、オープン、と叫んでください」
「ええ、ええと、す、すてーたすおーぷん!」
どぎゃん!
みいちゃんの前に何かが出た。
俗にいう、RPGの強さ画面だ。
光るフレームの中に、こんな文字が書かれていた。
「名前:みいちゃん
職業:風俗嬢
HP:726845136
MP:9875194984
パワー:114514
スピード:8101919
ちせい:80
LUK:99999999(カンスト)」
「ええと、これなーに?」
「聖女みいちゃん様のステータスでございます。さあ、みいちゃん様、大魔王を倒す旅にお発ちください! 私もお供いたします!」
かくして、聖女みいちゃんとキムリィア姫は旅に出た。
みいちゃんは恐るべき才能をその世界で発揮し、ゾルトラーク帝国の強敵たちを次々と打ち破る。
その途中で戦士タヅォクォロと魔道士メイウーラを仲間にし、いよいよ大魔王チュパルクの本拠地へと向かうのだった。
□ □ □ □ □
一方、元の世界では、みいちゃんが死体で発見されたというニュースが流れた。
山田さんは宮城に行き、みいちゃんが斃れていたという荒れ野に立った。
(みいちゃん……。)
いつの日か、彼女と一緒に過ごした日々を、漫画にしてみせよう。
山田さんにとってみいちゃんは、自分の影でありあり得たかもしれない自分であり、そして、自分の一部のようなものだった。
そして10年が経った。
山田さんはみいちゃんをモデルに漫画を描き、ついには『ゆ虐系マンガ』のパイオニアとして名を馳せることとなる。
しかし、この世界のみいちゃんは肉体こそ滅んでいたが、その魂は遠いシモキータ界にいる。
そして大魔王チュパルクを倒した後も、その後に現れた破壊神・ヒーメンルを倒す為、無敗の聖女として、世界の平和の為に戦っているのだ。
これが呼び水となって、『みい山』の二次創作(R18)がハメででてくるといいな、と思っておりますです。