ラブホテルに連れ込まれたカオリは、部屋に入るなり唇を奪われていた。
「ムチュッ、ピチュッ……」と音を立てて唇を吸われ、次第にユウヤの舌が口の中にまで侵入してくる。
歯を食いしばって拒んでいると、いつの間にか股の付近までパンティが下ろされ、彼の手がパチンとお尻を叩く。
「おらぁ! もっと舌、絡めてこい」
カオリはお尻に強い痛みを感じながらも、突き出された彼の舌を、命令通りに舐めていった。
『私は、いったい何をしてるのだろう?』
──こんな男と唇を重ねている自分が、酷く侘しく感じる。ファーストキスは白馬の王子様とするんだと、子供の頃から夢見てきた。
しかし、目の前にいるのはタイプとはいえない鬼顔の男。しかも、口臭が酷く、絡み合う舌の隙間から、酸っぱい臭がじわりと鼻を刺す。
だが、もう逃げ出すことはできないとわかっていた。
居酒屋でカオリがイッた瞬間からユウヤの態度は急変し、その興奮ぶりはどう見ても正常とは思えなかった。
欲望が満たされるまで、カオリの身が解放されることはないだろう。
絶頂を向かえたカオリの匂いが、彼の本能に火を付けたていたのだ。
ユウヤは濃厚なキスを繰り返しながら、カオリの着ている服を強引に脱がし始めていた。
着ていたブラウスを、ボタンが千切れるほど勢いよく肌け。それを床に投げ捨てると、ブラジャーのホックを外して強引に奪い取る。
プルンと揺れながら現れる控えめな胸を、隠す間も与えないまま揉みしだく。
血走った目でカオリの顔を見つめながら、呼吸を荒げるその様子は、もはや繋がることしか考えていない。
完全に野獣と化したその姿に、カオリの淡い希望は終止符を向かえていた。
──『どうにか本番だけは避けられないだろうか』と考えていたが、一度や二度射精させたところで、ユウヤの欲望は消えないだろう。
スカートも脱がされ、パンティまでもが強制的に剥ぎ取られる。ユウヤは素っ裸になったカオリを見て、ニヤニヤ笑いながら自分も裸になっていった。
一枚いちまい、服を脱いでいくごとに、彼の自慢の筋肉が露わになる。
筋骨隆々のその姿と、股間のモッコリ具合に、カオリは大きく目を見開いていた。
男性のものなど見たことはない。だが、モコっと膨らんだその部分は、ブリーフの上からでも明らかに大きく見える。
下着を下ろすと、ペニスがはち切れんばかりに飛び出てくる。それを目にした途端、カオリはさらに青ざめた。
──『そんなもの入るわけない!』
想像以上の大きなそれは、天に向かって伸びるように聳え立ち、ビクンビクンと脈打っていた。
カリ首が傘のように大きく広がり、所々にブツブツとイボまでできている。
しかも、1.5ℓのペットボトルと同じぐらいの太さ。それは、例えるなら巨大なキノコ。
『あんなものを挿れたら、破壊されてしまう』
そんなことを考えながら、カオリはブルブルと身を震わせた。
しかし、ユウヤは自慢するように”そこ”を見せながら、カオリの手を引いてベッドに向かう。
そして、怯える彼女の様子など気にもせずに、大の字に寝転ぶ。
「ケツを向けて俺の顔に跨れ! そして、しゃぶれ!」
カオリはその言葉に顔面蒼白になりながらも、言われた通りにユウヤの顔に跨った。
そして、恥ずかしい部分を手で隠しながら、巨大なものに顔を近付けていく。
セックスも知らないのだから、これがシックスナインだとわかるはずもない。異様な臭いに咽ながら、懸命に口を開き、できるだけそれを咥え込む。
しかし、余りにも大きそれは、カオリの小さな口では少ししか入らない。やり方もわからないまま、口に入った所を舐めることしか、カオリにはできなかった。
そんな時、ユウヤの唇がカオリの大切な部分に吸い付いていく。
まだ、シャワーすら浴びてないのに、舌が突き出されて、敏感な所をペロペロと舐められる。
指とは違った滑らかな感触に、カオリは思わず声を上げた。
「あっ……! ……あんっ!」
吸い付いたり舐めたりが繰り返されて、カオリの頭が次第にボーっとなっていく。
咽び泣くような声と、そこを吸ったり舐めたりする音が、部屋の中に虚しく響いていた。
しかし、そんな時──
「おらぁー! もっと、ちゃんとしゃぶれ!」
ユウヤの怒号と共に、「バチン!」という大きな音が響く。カオリのお尻に激痛が走り、一瞬、身を捩る。その瞳からは、涙が溢れていた。
タイプでもない男のペニスを、何故かしゃぶらされ、一生懸命舌を這わせているのに叱られている。
しかも、割れ目の周りをヌルヌルと這いまわる舌の動きは、態度と逆で妙に優しい。
そんな舌の動きが、屈辱的なこんな状況の中でも、気持ち良さを感じさせている。
カオリは泣きながらも、言われた通りにペニスをしゃぶった。
「ジュポッ、ジュポ……」と音を立てて、必死に首を上下に動かす。
顎が外れてしまうくらいの、痛みを感じてるのに、止めることなどできない。少しでも手を抜くと、またお尻を叩かれてしまう──そんな恐怖を感じていた。
静まり返った部屋の中に、カオリの咽び泣く声と、お互いの性器をしゃぶり合う音が響き続けていった。
だが、しばらくすると、ユウヤの息遣いが次第に荒くなり、その腰が突き上げるような動きを始める。
硬くて太いものが、カオリの喉を抉じ開けて、”無理矢理”出たり入ったりを繰り返していく。
「だ、出すぞぉー! すっ……吸えぇ──ー!」
その声と同時に裏スジの辺りが急に膨らんだ。そして、先端の尿道口から何かが勢いよく発射された。
『ビュルビュル、ビュルビュル……』と飛び出すものは、いつまで経っても止まらない。
水鉄砲で打たれたように、何かが喉を直撃し、腐った魚のような臭いが、カオリの口内に充満する。
「うぅっ……うぐっ……うえぅっ」
言われた通りに吸ってはいるものの、余りの量とその臭さに、カオリはゲホゲホと咽ていた。
涙を流しながら「早く止まって!」と、心の中で叫ぶ。
なのに、穴の中にニュルっと入ったベロが、気持ちの良い所を優しい力で押し上げる。
「口から出さずに全部飲み込めよ……」
ユウヤはカオリの腰の辺りを抱きしめながら言った。
そして、カオリの穴から溢れ出す分泌物を、「ジュル、ジュル……」と音を立てながら吸い始める。
乱暴なのにそこ刺激する感触だけは、やはり何故か優しい。
突起するクリトリスの周りを、触れないくらいに舌が回り、カオリの口から堪らず声が漏れ始めていった。
「……あふっ……うぐっ」
口の中のものは、全てを出し切って萎み始めていた。なのに、その声を聞いたからか、またムクムクと大きくなっている。
咥えたままのカオリは、快感を感じながらも、それを否定しようと我武者羅に舐めた。
すると出したばかりのものが、口の中で再度カチカチになっていく。
「よ~し、挿入すっぞ!」
ユウヤはそう言うと、カオリの身体をヒョイと抱えた。そして、彼女を四つん這いにさせて、両手でお尻をギュッと広げた。
お尻の穴が丸見えになるほど広げられ、恥ずかしいのに隠すこともできない。
そんな時、熱くて硬い大きなものが、割れ目を広げて侵入してくる。
「い、痛い──っ! やめて──っ! むりぃ──っ!」
「ヌチヌチ……」と音を立てて入ってくる圧迫感。カオリは激しい痛みを感じていた。
前のめりに倒れ込み、侵入を防ごうとする。だが、腰を押さえるユウヤの手が、またしても問答無用でお尻を叩く。
「おらぁ! 逃げるなぁ!」
「ひぃ~っ!」
カオリはお尻だけ突き出したような格好で、その太くて硬い大きなものを、ズッポリと埋め込まれていった。
「い、痛いっ! 壊れるぅー! 裂けちゃうよ~!」
ユウヤは泣き叫ぶカオリのことなどお構いなしに、入る所まで目一杯、ペニスを埋め込んでいた。
だが、子宮口まで届いてるのに、ペニスが隠れているのは半分にも満たない。
ユウヤはさらに奥を目指そうと、カオリの腰を無理に引き寄せる。
「ギャ──────ー!」
すると、カオリは絶叫し、白目を剥いて泡を吹く。だが、ユウヤは気にも留めずに、気持ち良さげな顔をして、ゆっくり腰を動かし始める。
ユウヤはご機嫌だった。思った以上に中の具合がいい。
程よく締め付ける膣の温みはかなり高く、濡れ具合も申し分ない。しかも、その粘膜は滑りが強くて、スライドするペニスに痛みを一切感じさせない。
さらに、動くたびに纏わり付く中の凸凹が、カリ首の所を刺激して、快感が怒涛のように込み上げてくる。
ユウヤはカオリのお尻をペチペチと叩きながら、ペニスの出し入れを淡々と繰り返していった。
「グチュグチュ……」と音を立てながら、キュッと締まる中の心地好さを無我夢中で味わい尽す。
射精感が込み上げてきてるものの、淡々と腰を振り続け、視線の先にはカオリのお尻が映っている。
ペニスを打ち付けるたびに、形を変える卑猥な姿に興奮は高まり、ユウヤは限界を向かえていった。
「よ~し! 出すぞ……出すぞぉ~。 中に出すぞぉ────!」
ユウヤのそんな言葉が耳に入り、カオリはハッと顔を上げる。
「えっ!? ……ヤダ、ヤダ、ヤダ! ……や、止めてぇー! 中に出さないでぇ~!」
止めようと手を伸ばすものの、ユウヤの腰の動きは止まらない。
それどころか、離れようとするカオリの身体を抱えながら、今度は胸を揉み始めた。
「でっ……出るぅ──────っ!」
断末魔のような声を上げながら、ユウヤのペニスが膣の奥に突き刺さる。
その先端から有りっ丈の精子が「ビュッビュ、ビュッビュ……」と放出され、放心するカオリは顔面蒼白になっていった。
悍ましさすら感じているのに、発射される精子の勢いは止まらない。
そして──
結局、カオリが解放されたのは明け方近くだった。
何度も気を失いながらも、気が付くと合体させられ、膣の中に子種を何度も何度も注がれていた。
あそこの中は、ずっとヒリヒリして痛いし、足がガクガクして歩けない。
だが、自分のことを”性処理の道具”としてしか見てない、あんな男と一緒にいるなど我慢できない。
一秒でも早く、あの場から離れたかった。
奴はカオリのことを肉便器くらいにしか思ってないのだろう。自分の精子を発射することだけに神経を注ぎ、「子供ができてしまったら?」と心配することもなかった。
「出来たらできたで堕ろさせればいい……」
その程度にしか考えていないのだ。
──悔しくて堪らない。
最後に発射された時、イッてしまった自分自身にも無性に腹が立つ。
その姿を見て、奴は勝ち誇ったように笑っていたのだ。
朝日の昇る静寂した街の中を、ふら付きながら涙を流して歩く。
復讐してやりたいと強く願う。だが、それをできる力も無ければ、あの男と対峙する度胸も無い。
そんな時、背後に人の気配を感じる。
「そんな思い詰めた顔して、どうしたのさ?」
後光に照らされた神々しい姿を見て、カオリは涙を流した。
絹糸のように細いブロンドの髪を風に靡かせ、凛と立つその姿はまるで聖女のよう。
雪のように白い肌には傷一つなく、切れ長の二重の瞳には瑠璃色の光が静かに宿っている。見下ろすわけでもないのに、その目には近寄りがたい威圧感があった。
まるで異国の絵画から抜け出してきたような、息を呑むほどの美少女──エルザ。
カオリは堪えていたものが一気に決壊し、見ず知らずの彼女の胸にしがみついて、わんわんと泣き崩れた。
~to be continued~