毎週金曜、国民的アイドル三人が俺のベッドで「おちんちんください♡」って順番待ちしてくるんだが 作:O・クロダ
オリジナル:現代/ノンジャンル
タグ:R-18 アイドル ハーレム おっさん
※抜き特化の短編です。テレビの中の「透明なわたしたち」が中年おっさんの汚い身体に裸で群がる背徳感を堪能してください。
武田剛造。五十五歳。建設会社の社長。身長百七十五、体重九十五。頭頂部は確実に薄い。腹は確実に出ている。
で、なぜかこの冴えないおっさんのタワマンに、毎週金曜の夜、国民的アイドルグループ「シュガートリック」の三人が集まってくる。
センターの橘
ムードメーカーの星野ひなた。バラエティで暴れ回ってる巨乳ギャル。そいつが俺の腹に胸を押し付けて「おじさん遅ーい!」と甘えてくる。
氷の女王こと氷室
三人とも目が潤んでいる。俺が「始めるぞ」と言えば、唯花が真っ先に膝をつく。
なぜこうなったかは省く。さあ、今夜も金曜日だ。
金曜日の夜、都心のタワーマンションのエレベーターが最上階に到着する。
武田剛造は、スーツのネクタイを緩めながら鍵を開けた。五十五歳、百七十五センチ九十五キロ。腹は出ているし、頭頂部は確実に薄くなっている。建設会社の社長だが、見た目はどこにでもいる冴えない中年のおっさんだ。
廊下に漂う匂いが、いつもと違った。三種類の香水が混ざり合っている。花のような甘い香り、柑橘系の爽やかな香り、そしてバニラに似た甘ったるい残り香。三人とも、もう来ている。
玄関の扉が開いた瞬間。
「お帰りなさい、武田さん。今週も、お仕事お疲れさまでした」
黒髪ロングの少女が、柔らかい笑顔で頭を下げた。橘
その少女が、中年男の靴を揃えている。
「おじさん遅ーい! ひなたもう待ちくたびれたんだけどー!」
小柄な身体が正面からぶつかってきた。明るい茶髪のツインテールが揺れる。星野ひなた。バラエティ番組で暴れ回っている、グループのムードメーカーだ。
その胸が──でかい。Gカップだ。武田の腹に押し付けられ、柔らかく潰れた。パーカー越しでも伝わる体温と柔らかさ。ひなたの身体からバニラの甘い香りが漂ってくる。
「……遅い」
壁に寄りかかった銀灰色のショートボブが、ぼそりと呟いた。氷室
腕を組んで不機嫌そうにしているが、その足元を見れば分かる。三足のスリッパが綺麗に揃えてある。いちばん手前のひとつだけ、武田のサイズだ。誰よりも先に玄関の前にいたのは、この女だった。
武田は三人の顔をぐるりと見回して、口の端を持ち上げた。
(毎週金曜、俺はこいつらで遊べる。極楽ってのは案外、こういうもんかな)
リビングに入ると、八十インチの大画面テレビが点いていた。画面の中では、ちょうどシュガートリックの清涼飲料水CMが流れている。真っ白なワンピースを着た三人が、草原を駆け回っている。逆光の中で髪をなびかせ、カメラに向かって微笑む。キャッチコピーは「透明なわたしたちへ」。
武田は目の前の三人を見た。
透明どころか、三人とも目が潤んでいた。
武田がソファの真ん中にどかりと腰を下ろす。革張りのソファが大きく軋んだ。
「ほら、始めるぞ」
その一言で空気が変わる。
「今日は
いつもの丁寧な敬語。なのに、その黒い瞳はもう潤んで甘くなっている。
ひなたが左側からまとわりついてきた。武田の二の腕に自分の胸を押し付け、頬ずりする。柔らかい肉の塊がむにゅりと形を変え、腕を包み込んだ。
「えへへー、おじさんの腕あったかーい。てかおじさん、今日もいい匂いー」
良い香りのはずがない。建設現場を回ってきた中年男の汗の臭いだ。それでもひなたは嬉しそうに鼻を寄せて、すんすんと嗅いでいる。
「……早くしろよ。待たせんな」
「今日も立派ですね、武田さん」
ねろねろと、
丁寧で、ゆっくりで、一ミリも手を抜かない舌使い。根元から先端まで、一筋の線を引くように舐め上げては、てっぺんをちゅ、と吸う。唇と亀頭が触れるたびに、くちゅ、ちゅぷ、と湿った音がリビングに響いた。
「ん、ちゅる……れろ……武田さん、今日のおちんちん、すごく熱いです……」
ひなたが不満そうに口を尖らせた。
「ずるーい、ゆいちゃんばっかー。ひなたもしたーい」
「順番だろ。大人しく待ってな」
武田が空いている左手でひなたの頭を撫でる。ひなたは「えー」と文句を言いながらも、嬉しそうに目を細めて武田の腕に頬をこすりつけた。
右側では
「……あたしのも、触って」
武田は指先でデニムの縫い目をなぞった。布の上から、膨らんだ秘裂の形を辿る。ゆっくりと、上から下へ。また上へ。
「んっ……」
三人が同時に武田の身体に群がっていた。正面からは
武田はテレビに目をやった。シュガートリックの番組宣伝が流れている。画面の中の三人は完璧に笑っていた。
「そういや、来月のCM撮影どうなった?」
「んぐっ……らいげつ……おきなわでしゅ……」
口の中に太いものを含んだまま懸命に答えようとしている。舌がもごもごと動いて、唾液が顎を伝って垂れた。テレビの中の清純派センターとは似ても似つかない。
ひなたが唇を尖らせた。
「ずるーい、ゆいちゃんばっかり味見してぇ……ひなたもぺろぺろしたいんだけどー」
「……うるさい。集中、させろ」
口ではそう言ったが、
武田は
「ぷはっ……すみません、うまく喋れなくて……」
「いいよ。喋んなくていい」
「脱がせますね、武田さん」
ひなたが横から腕を伸ばし、ジャケットの肩をぐいっと引いた。
「おじさん脱がすの、ひなたがやるー!」
「力任せにすんなよ」
「……邪魔」
ボタンではなく、武田のワイシャツ自体に言っている。
三人の手が武田の身体を剥いていく。ジャケット、ネクタイ、ワイシャツ。中年のたるんだ上半身が晒された。腹は出ているし、胸毛が薄く生えている。アイドル雑誌の表紙を飾る女たちの前に曝すような身体ではない。
だが、三人とも目を逸らさなかった。
ひなたがベルトに手をかけ、するりと引き抜いた。
「
「はいっ……嬉しい」
残された
「えー、あたしが先がよかったー」
「……別に。どうでもいいけど」
◆◆◆
ベッドルームの空気は、リビングとは違っていた。間接照明のオレンジ色の光。キングサイズのベッドには清潔なシーツが張ってあるが、枕元にはうっすらと
「脱ぎますね」
許可を求めるでもなく、当たり前のように。
Tシャツを頭から抜く。白いブラジャーが現れた。掌にすっぽり収まりそうな控えめな膨らみ。鎖骨が細く浮き、首筋から肩にかけて薄く汗が光っている。レッスンの残り香。汗と花の香水が混じって、若い女の肌からほのかに立ちのぼっている。
デニムのショートパンツに指をかけ、するりと腰を落とす。布が足首に落ちて、白い太ももがむき出しになった。
下着姿の
「下着は……武田さんに外してほしいです」
上目遣い。黒い瞳が橙色の灯りを吸い込んで潤んでいる。
武田は
「ここ、もう固くなってんのか」
「……武田さんが来るって分かった時から、ずっとです。レッスン中もずっと、固くて……」
恥ずかしそうに、でも目を逸らさずに言う。
武田が
「おう、すげえな。もうこんなにか」
「……ずっと、待ってましたから……」
武田は
「自分で開け」
武田は手を離した。
「見せてくれよ」
「……っ」
「……見て、ください……」
蜜の薫りが、ふわりと武田の鼻を掠めた。甘酸っぱい、若い女だけが放つ体臭だ。
「……恥ずかしいです。でも、武田さんに見てほしいです……」
(自分で開いた。俺が開かせたんじゃねえ。この女は、自分の指で、自分の脚を開いたんだ)
「入れてくれますか……?」
「もう少し待て。いい匂いがするから、もうちょっと嗅がせろ」
「……っ。お願いします……早く……」
「焦んなよ」
武田は
「ひあっ……!」
「ここか。もう、こんなに勃ってやがる」
「はいっ……そこ、敏感で……でも、おちんちんがいいですっ……」
「まだだ。おちんちんが欲しいなら、もう一回言ってみろ」
指で陰核を小さく円を描くように撫でる。ねっちりと、ゆっくりと。
「武田しゃん……おちんちん、くだしゃいっ……もう待てないですっ……」
三度目の懇願。舌足らずが出た。ここだ。
「よく言えたな」
武田が
「入れてやるよ」
「お願い、します……っ!」
亀頭を入り口に宛がい、ゆっくりと腰を押し込んだ。ぬぷ、ぬぷ、と粘膜が肉柱を呑み込んでいく。
「あっ……あぁっ……おっきい、ですっ……」
「武田さんっ……すごい、ですっ……おなかの奥まで……届いてますっ……」
根元まで入ったところで、武田は腰の動きを止めた。じわりと腰を回す。内壁の感触を、亀頭で探る。
「動くぞ。噛みつくなよ」
「……優しく、してください……嘘です、いっぱい、してください……」
ゆっくりと引いて、押し込む。にちゅ、にちゅ、と粘膜が擦れる湿った音。同じリズム、同じ深さ。
「あっ……あっ……武田さ、んっ……きもち、いいですっ……」
丁寧な敬語は、まだ保っている。けれど声の端々が震え始めていた。太ももの内側に汗が浮き、シーツに染みを作る。
武田が角度を変えた。わずかに上向きに、あの窪みを狙って突き上げる。
「ひあっ……! そこっ、そこですっ……!」
Gスポットに当たった。
「ここだろ。知ってるよ」
「はいっ……そこ、気持ちいいでしゅっ……そこ、ばっかり……突いてくだしゃいっ……」
出た。「ください」が「くだしゃい」になっている。舌がもう、言うことを聞いていない。
武田はリズムを上げた。ぱん、ぱんっ、ぱんっ。腰と腰が打ちつけ合う。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……武田しゃんっ、奥をっ……もっと奥、お願いしましゅっ……」
涙が目尻から流れ落ちた。泣いているのではない。快感で溢れた涙だ。
「おちんちんっ……おちんちん、すごいでしゅっ……ゆいか、もう、だめっ……」
(こいつ、テレビじゃ「皆さん大好きです」とか言ってんだよな)
武田は内心でほくそ笑んだ。あの「清楚すぎるアイドル」が、禿げたおっさんのベッドで「おちんちんすごいでしゅ」と泣いている。
「イきたいか」
「イきたいでしゅっ……イっちゃいましゅっ……武田しゃんのおちんちんでっ……イっちゃいましゅっ……」
「イっていいぞ。よく頑張ったな」
「イッ──ぐッ、ぁ、ああぁぁっ……!」
その吸い込みに堪えきれず、武田も果てた。
びゅるっ、びゅるっ、と脈打つ逸物から、精液が
「あ、ぅ……あったかい……です……武田しゃんの、おなかの中に……」
(武田さんのが……おなかのなかに……あったかい……いっぱい、出してくれた……しあわせ……)
「……ありがとう、ございましゅ……」
最後の敬語を搾り出して、
ベッドルームの入り口に、二つの影が立っていた。
「……次、あたし」
「えー! りのんちゃんずるーい!」
武田は
◆◆◆
武田はベッドの端に腰を下ろし、足を投げ出した。インターバルだ。
ジーンズのボタンを外し、するりと落とす。黒い下着が露わになった。クロッチの部分が、しっとりと色を変えている。
「……何見てんだよ」
パーカーはとっくに脱ぎ捨てている。ノーブラの胸が武田の腿に押し付けられ、潰れたまま揺れた。ひなたがヌメヌメと亀頭をしゃぶり、
ひなたが無邪気に言う。
「おじさんの、ゆいちゃんの味するー。甘い」
「……黙れ。味なんか、してない」
武田はテレビのリモコンに手を伸ばした。チャンネルを変える。バラエティ番組で、ちょうどシュガートリックの特集をやっていた。『清純派三人組の素顔に迫る!』というテロップが画面を横切る。
「お前ら、テレビの中と全然違うな」
ベッドで蕩けた顔の
「……武田さんの前だけ、ですよ……こんな顔、ファンの皆さんには見せられません……」
二人の舌が交互に武田のモノを復活させていく。唾液と
再勃起。
武田はにやりと笑い、
「
正面から向き合う形。
「お前、可愛いな」
「──っ!」
「バカ……そういうこと、急に言うなっ……」
「事実だろ」
「……っ、ばか……」
そのまま、自分から腰を動かし始めた。ぎこちなく、でも必死に。肉壁が逸物を締め上げながら、上下に擦りつけてくる。くちゅ、くちゅ、と二人の結合部から水音が漏れた。
「くっ……んっ……武田っ……武田ぁっ……」
──名前で、呼んだ。
「あんた」でも「おい」でもない。「武田」だ。
「んあっ、んあっ……止めんなっ、止めんなよぉっ……武田っ……」
武田は
「
低い声で名前を呼ぶ。
「イけよ」
「イクっ……イク……武田ぁっ……」
「イッ──ぐ、ぅうっ……!」
武田は
しばらく、二人とも動かなかった。
「……バカ」
しばらく間があった。武田の胸に顔を埋めたまま、
「……あったかい」
それだけ言って、
──くやしい、と
武田は
◆◆◆
テレビからシュガートリックの新曲MVが流れていた。
画面の中の
ベッドの上の
「
「……うるさい」
「……おじさん」
ひなたの声が、いつもより低かった。
ベッドの端で仁王立ちしている。ツインテールが揺れ、上半身はもう裸で、ありえないほど大きな乳房がたぷんと揺れた。ピンク色の乳首がぴんと尖っている。太ももの内側が、てらてらと光っていた。
「ひなたの番、まだ? ……もう、おなかのしたグチュグチュなんだけど」
武田は
「ひなた、最後だ。たっぷりしてやるよ」
「やったー! おじさんだいすき!」
ひなたは待ちきれないとでも言うように、ミニスカートを蹴り飛ばした。ピンクの花柄のショーツは、もう手遅れなほど濡れていた。クロッチの部分に濃い染みが広がり、太ももの付け根にまで蜜の筋が伝っている。
ひなたはそれも自分で脱いで、ベッドに飛び乗った。全裸の小柄な身体が、スプリングの反動でぽよんと弾む。身体に不釣り合いなほどの乳房が、たぷん、たぷん、と暴れ回った。重みに引かれて左右に広がり、弾むたびに乳首が上を向く。
バニラの甘い香りが、濃くなった。香水の奥から、ひなたの汗と蜜が混じった甘ったるい体臭が立ちのぼっている。三人の中で、いちばん甘い。
「おじさん、まずおっぱいでしてあげるね!」
言うが早いか、ひなたは武田の腰を跨ぐようにして這い寄った。半勃ちの肉棒を両手で起こし、自分の胸の谷間に挟み込む。
ずぷん、と肉棒が柔らかい谷間に呑まれた。
圧倒的な柔らかさ。唾液と汗でヌメヌメに湿った胸の谷間が、肉棒を四方から包み込む。肉の壁が左右からむにゅりと圧し掛かり、亀頭だけが谷間の上から顔を覗かせた。
「んふふー、おじさんのおちんちん、ひなたのおっぱいに埋まってるー」
ひなたが身体を上下に動かした。巨大な乳房がたぷん、たぷんと波打ち、その間で太いものがぬるぬると前後に滑る。谷間から顔を出した亀頭を、ひなたがぺろりと舌で舐め取った。
「気持ちいー? おじさん、ひなたのおっぱい気持ちいー?」
下から見上げるひなたの目は、無邪気そのものだ。けれど、その瞳の奥にはちゃんと計算がある。おねだりの声色。下から覗き込む瞳。耳だけが、真っ赤になっていた。
「ああ、最高だ。お前のおっぱいは天下一品だよ」
「えへへっ! ほんと? ……じゃあもっとおっぱいでイかせてあげるー」
ひなたが嬉しそうに笑って、パイズリのリズムを速めた。ぬちゅ、ぬちゅ、と胸の谷間から水音が漏れる。乳輪を横切る血管がうっすらと浮き、乳首はピンと勃起したまま。谷間から突き出た亀頭を、ひなたの舌がれろれろと舐め回した。
「やばっ、おちんちんぴくぴくしてるー。まじかわいー」
(こいつ、「抱きしめたいアイドル」一位なんだよな)
その一位が、おっさんの股間であの胸を揺すっている。
「おじさん、入れていー?」
「まだだ。もうちょい楽しませろ。お前のおっぱい、やめられねえんだよ」
「えー! ひなた、もう下グチュグチュなんだけどー! おちんちんのほうがいいのにー!」
「もうちょいだ。我慢できるだろ?」
「……じゃあ、おっぱいでイかせちゃうからね。おじさんの負けだよ?」
ひなたが頬を膨らませながら、パイズリを続けた。胸の谷間に唾液をたらして滑りを良くし、逸物を包む圧力を強めていく。
「……ねー、おじさん。もういい? ひなたのなか、もうグチュグチュなんだけど」
武田は充分に硬くなった肉棒をひなたの谷間から引き抜いた。
「ご褒美だ。来い」
「やっと……っ。おじさん、はやく……おなかの奥まで、ちょうだい……っ」
ひなたが仰向けになった。自分から両脚を開いて、武田を受け入れる態勢を作る。秘裂は蜜でぬらぬらと光っていた。ぽってりとした大陰唇の間から、溢れた愛液が臀部を伝って落ちている。
ひなたの膣内は三人の中でいちばん温かかった。肉壁が柔らかく、たっぷりとした弾力で逸物を包み込む。入り口は広いが、奥に入るほど肉のひだが複雑に絡みつき、先端を舐め回すように蠕動する。いちばん深い場所がとりわけ敏感で、触れるとひなたの全身がぴくんと跳ねた。
「あっ……ぁぁっ……きたぁ……おなかのなか、あっつ……おっきい……」
ひなたの目がとろんと甘くなった。あの胸が呼吸のたびに大きく上下し、突き上げるたびにゆっさゆっさと揺れる。
武田が腰を動かし始めた。ぬぷっ、ぬぷっ、と粘膜が擦れるたびに、くちゅくちゅと卑猥な水音が鳴った。
「きもちーっ……おじさんの、まじやばいっ……」
「やばい」が、もう「やばい」の意味しか持っていない。普段のギャル語が、そのまま喘ぎ声になっている。
「ああんっ、ああんっ……おくっ……奥、やばっ……もっと奥っ……まじでっ……もっとっ……」
武田がひなたの脚を肩に担ぎ上げた。角度が変わり、より深い位置に逸物が届く。いちばん奥に先端がぐりっと押し付けられた。
「ひぁっ……! そこっ、そこやばいっ……おじさんっ……」
腹の奥がぐにゃりと蕩けて、頭のてっぺんまで甘い痺れが広がった。ひなたの目がうっすらと白濁する。涎が唇の端から垂れ、ツインテールが枕の上でぐしゃぐしゃに乱れた。茶色い髪がばらばらに広がって、汗でシーツに張り付いている。
「イっちゃうっ……やばっ……おじさんのが気持ちよすぎてっ……イっちゃうっ……」
「ダメだ。俺が言うまで我慢しろ」
「むりぃっ……もうむりっ……おじさん、やばっ……やばいってばっ……」
ひなたの両手が武田の背中を掴んだ。短い爪が肩甲骨に食い込む。つま先がぴんと伸びきって、ふるふると震えている。腹筋が波打ち、膣内がぎゅうぎゅうと締まっては緩んでを繰り返していた。
「おじさんっ……もうむりっ……ひなた、おじさんのでイきたいっ……」
「いい子だ。──イけ」
武田は最後の一突きを、子宮口に叩きつけた。
「──イグッ……んぉぉっ……ぅぅぅっ……!!」
ひなたの目が飛んだ。白目を剥いて、口が半開きになり、全身の力が一度抜ける──直後、腹の底から津波のような収縮が突き上げてきた。腹筋が波打ち、膣の奥がごうっと逸物を吸い込んだ。吸って、搾って、離さない。ひなたの子宮が、自分から精を強請っている。つま先がぴんと張ったまま、だらしなく開いた口から涎が枕に垂れた。
武田が三度目の射精をした。どぷっ、どぷっ、と最奥に精液が叩きつけられる。ひなたの膣が、一滴残さず吸い上げるように脈動した。
「あ……ぁ……おじさんの……いっぱい……おなかのなか、とろとろ……あっつい……」
ひなたの顔に、だらしない笑みが浮かんだ。涎と涙でぐしゃぐしゃなのに、幸せそうに笑っている。汗で張り付いた髪。焦点の飛んだ目。半開きの唇。ファンが「天使」と呼ぶ笑顔の、裏側の顔。
「やばぁ……おじさん、まじさいこー……」
(おじさんの、ぜんぶ受け止めた……えへへ……おなかいっぱい。おじさんだいすき……)
ひなたはそのまま、ふにゃりと笑ったまま意識を手放しかけていた。
◆◆◆
広いベッドに、四つの身体が横たわっていた。
武田が仰向けに転がり、右腕には
左腕にはひなたが顔を埋めている。むにゅりと胸が潰れて、武田の脇腹を温めていた。
四人分の汗と体液と三種類の香水が混じった甘い空気が、ベッドルームに充満していた。薄暗い灯りが、裸の肌をなめらかに照らしている。
「武田さん……来週も、来てくださいね……」
「ん」
「来週は
何を準備するのかは聞かなかった。来週の楽しみにしておく。武田は
ひなたが反対側からぴったりと身体を寄せた。
「ひなたは毎日がいーなー。おじさんの隣でねむりたい。ずーっとくっついてたい」
「バカ言え。俺にも仕事がある」
「えへへー。じゃあお仕事行く前に、ひなたがおくちで起こしてあげるー」
ひなたは笑いながら、武田の脇腹に頬をこすりつけた。ぶよぶよの腹に、すべすべの頬。脂の浮いた中年の肌と、化粧水の匂いがする若い肌。
「
「……なに」
「お前も何か言えよ」
「……知らない。来なくてもいいけど」
言葉とは裏腹に、武田の右手を取って自分の頬に当てた。目を閉じる。ごつごつした指に、自分から頬を押し付けて──離さない。
「……来なくてもいいけど。でも、来なかったら許さない」
武田はその手をそのまま
ここに在るのは、テレビの中の「国民的アイドル」ではなかった。ただの三人の若い女が、一人の中年男の汗ばんだ身体に、裸で絡みついている。それだけの光景だ。
「来月の沖縄ロケ、俺も行くか」
三人の反応が、同時だった。
「本当ですかっ?」
「やったー! おじさんと沖縄ー! 海行こー! 水着買わなきゃー!」
ひなたが飛び起きて、ベッドの上でぴょんぴょん跳ねた。胸がたぷんたぷんと暴れる。
「……ふん」
(国民的アイドルが三人、俺のベッドで裸で甘えてる。来月は沖縄で、この三人と。人生、悪くねえな)
武田は三人の頭を順番に撫でた。
三人分の精を搾り取られた逸物は、すっかり力を失っていた。根元の辺りに乾きかけた体液がこびりつき、精液と愛液の残り香がうっすらと漂っている。
「……今日も、ありがとうございました」
ちゅ、と音を立てて離す。武田の目を見上げながら、少しだけ場所を変えて、もう一度。竿の真ん中に。もう一度。根元に。
「一番に選んでいただけて……すごく、嬉しかったです」
「奥を突かれたとき、頭が真っ白になって……最高でした。来週も……よろしくお願いします」
敬語のまま、精液の残ったペニスにキスを繰り返す。清涼飲料水のCMで「透明なわたしたちへ」と微笑んでいた口が。
「ひなたもやるー」
ひなたが反対側から顔を寄せた。亀頭にちゅっ。竿にちゅっちゅっ。裏筋にちゅっ。子供がぬいぐるみにキスするような無邪気さで、唇を押し当てていく。
「いっちばん気持ちよかったの、おなかの奥にどくどくってされたとき! おじさんの熱いの、まだおなかの中にあるかんねー」
ひなたが武田を見上げて、にかっと笑った。精液の匂いが漂う唇で、満面の笑みを浮かべている。
ぴくり、と逸物が反応した。
二人のキスで血が戻り始めている。力なく横たわっていた肉が、じわりと熱を帯びる。
「……別に。感謝とか、しない」
言いながら、白い頬を竿にぴたりと押し当てた。血管の脈動が、
「
「……言わない」
「言え」
沈黙。
「……じぶんから、腰うごかしちゃったとき」
ほとんど聞こえないような声だった。武田の目を見たのは一瞬だけで、すぐに視線を逸らした。
なのに頬だけは、硬くなり始めた竿にぴったりくっついたままだ。
半ばまで硬さを取り戻した肉柱に、三人の顔がこすりつけられていた。
三人が、同時に武田を見上げた。
瞳の色はそれぞれ違う。
「来週もいっぱいちょうだいねー、おじさん」
ひなたが甘えた声で言い、
三人とも目を閉じる。武田の手が頭に触れた瞬間、三つの喉から同時に、猫のような吐息が漏れた。
◆◆◆
翌朝。
武田は先に起きて、リビングでコーヒーを淹れていた。カップに注いだ黒い液体から、湯気がゆっくりと立ちのぼる。
テレビの朝の情報番組が流れている。芸能コーナーで、女性キャスターが明るい声を上げた。
『さあ、次の話題です。国民的アイドルグループ「シュガートリック」が、来月沖縄でCM撮影を行うことが発表されました! 新CMのテーマは「ピュアな夏」だそうですよ』
画面に三人の写真が映った。
『清純派として絶大な人気を誇る三人。今年のファン投票でも「理想の彼女」ランキング上位を独占しています』
武田はコーヒーを啜りながら、ベッドルームの方を見た。
キングサイズのベッドに、三つの裸体が折り重なるように眠っている。シーツは乱れ、枕元には脱ぎ散らかされた下着が転がっていた。部屋には汗と体液と香水が混じった、甘く生々しい残り香が漂っている。
ひなたは大の字で、胸が左右にだらしなく溢れてシーツに潰れている。涎の跡が枕に付いていた。
「……ったく、テレビの中じゃ『ピュアな夏』ってツラしやがって」
「むにゃ……たけだしゃん……いかないでくだしゃい……」
寝言でも敬語。寝言でも舌足らず。
武田は小さく笑って、コーヒーカップをテーブルに置いた。
画面の中の「清純派アイドル」は、今日も隙なく笑っている。
その裏側を知っているのは──世界でたった一人、この冴えない中年男だけだ。
来月は沖縄。「ピュアな夏」の撮影で、三人はまたカメラの前で透明に笑うのだろう。
そしてロケが終われば、三人ともホテルの武田の部屋に集まってくる。
武田剛造。禿げかけて、腹が出ている。
だが、人生は悪くない。
(終わり)