※この作品はR-18です。

最強ベーゼのやりなおし〜わたしは闇堕ちを許さない!〜   作:蒼依スピカ

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時間:原作episode.3付近(うてなが境内でエロ本を拾ったシーン)
登場人物
柊うてな※マジア・ベーゼ
水神小夜(みなかみ さよ)※マジア・アズール


第一話:「守って見せる! 純潔の巫女の鋼の意思!!」

「この気配は!?」

 

 境内の裏手に感じる禍々しいまでの闇の気配。

 それは、常識では考えられないほどの強大な力だった。

 水神小夜は反射的にマジアアズールに変身、気配の元である空中に視線を向ける。

 

「あなたは、あの時の……」

 

 空中に優雅に立ち、周囲の空間が歪むほどの闇を纏っていたのは、これまでに2度、トレスマジアの前に現れていたエノルミータの女幹部だった。

 

「ここは神聖な境内よっ!! 今度は何をするつもりなのっ!!」

 

 マジアアズールは声を大きく張り上げ、空中の敵をキツく睨む。

 そうしないと逃げ出してしまいそうなほど、その少女は異質で、恐怖の塊だった。

 前とは違う存在——直感がそう呟いていた。

 その姿を見ているだけで身体が小刻みに震え、氷の剣が振動する。

 

「ふふふふ、いいですねぇ……。それでこそ、マジアアズールです」

 

 闇を纏った少女は静かに着地し、妖艶な笑みを浮かべる。

 

「くっ! こっ、のぉおおおおおお!!」

 

 氷の剣を振りかぶり、一気に間を詰めるマジアアズール。

 それは勇気ではなく、恐怖から動いた衝動的な行動に過ぎない。

 

「ふふ。あの時はそれが怖くて逃げ回るだけでしたね。真化《ラ・ヴェリタ》もしていない魔法少女なんて、こんなに脆いのに——」

「はぁぁぁああああ!!」

 

 振り折らされる氷の剣。

 多くの怪人を葬り、マジアアズールが絶対の信頼を持っていた氷の剣。

 

「お遊戯の剣なんて、私には通用しませんよ」

「!?」

 

 氷の剣は指二本で挟むように摘ままれ、ポキッと折られる。

 

「そんな!?」

「そうそう、ここでは目隠しプレイをしたんですよね」

「な、何を言ってるの……」

「ああ、あのお面です。思い出しました」

 

 闇の少女は手に持つ鞭を軽く振ると、まるで元から長い鞭だったかのように、50メートル先にある狐の面に叩き付けられる。

 狐のお面は戻ってくる鞭に吸い付くように引き寄せられ、そのままマジアアズールの顔に命中し、張り付く。

 

「くっ——!? なにを!?」

 

 剥がそうとするも、狐のお面は身体の一部のよう張り付き、剥がれない。

 

「目くらましのつもり!? あいつはドコに!?」

「ここですよぉ♡」

 

 声が聞こえた。

 相手の吐息が掛かるほどの位置から。

 

「くっ!」

 

 再生した氷の剣を相手に振り抜こうとするも、その手は上げられた状態で止まってしまう。

 

「動かな——ひゃんっ♡」

 

 がら空きになった脇を優しく撫でられ、思わず声が出る。

 

「知ってますかぁ〜」

「な、なにを……んんっ♡」

 

 脇を何度も優しく撫でられ、色っぽい声が漏れる。

 見えない分、脇を撫でられる指の温もりと、優しい動きが数倍に感じられたのだ。

 

「あなたはドMなんです。こうされると……嬉しいんですよねぇ!」

 

 鞭のパンと言う音と共に、アズールの胸に横一文字の線が走る。

 

「んんッッッ♡」

「ほら、こんなに簡単にイっちゃう」

「はぁ、はぁ、はぁ……あんッ♡」

 

 少女は破けた服から覗く二つの乳首をつまみ上げ、強引に引っ張る。

 

「痛ッつ!? あんんんッッッ♡♡♡」

「こんなに乳首を立たせて、軽く潮まで噴いちゃって、そんなに甚振られるのが好きなんですかぁ?」

 

 乳首をつねり、優しく胸を揉み、スカートの中——ショーツの中に少女の手が入っていく。

 

「あんっ♡ や、やめ、んん♡ また、イクッ——♡♡♡」

 

 マジアアズールは、ありえないほどの快楽を感じ、盛大に潮を噴く。

 

「はぁ、はぁ……も、もう……止めて…………お願い、します……」

 

 仮面が取れると身体が自由になり、自分が作った潮溜まりにガクッとへたり込む。

 

「な、なんで、こんな、こと……」

「決まってるじゃないですかぁ」

 

 耳元で囁かれ、息をふっとかけられる。

 身体が痙攣し、アズールの目から涙がこぼれ落ちる。

 

「や、やめ……」

「貴方を愛してるから、こうしたいんですよ」

「ッ——!?」

 

 耳の中をべろっと舐められ、再び潮を噴いて倒れ込む。

 

「も、もう、許して……」

 

 マジアアズールの身体は痙攣を続け、その目からは完全に戦意が失われていた。

 仮面を取りはずられると、少女の顔が目の前にあった。

 

「マジアアズール」

「はぁ、はぁ、はぁ……」

「こんな快楽に屈するのですか?」

「はぁ、はぁ……へ?」

 

 少女の目は、怒りでも、哀れみでも、侮蔑でもなかった。

 ただどこまでも深く、問いを投げるかのような、深淵の瞳。

 

「勝てない、気持ちいい、止めて欲しい。そんなザマで、世界を守る「トレスマジア」だと胸を張れるのですか?」

「……わ、私は……」

「何のために平穏を捨てたんですか?」

「……」

「敵に気持ちよくされるためにトレスマジアになったのですか?」

「……」

「選ばせてあげますよ」

 

 少女の手が再びマジアアズールの膣内に差し込まれ、動き回る。

 

「あんンんんッッッ♡♡♡」

 

 あまりの快楽に身体はエビ反りになり、遠くまで潮を噴き飛ばす。

 限界まで潮を吹き出した身体は、再び潮溜まりに沈む。

 

「も、もう……」

「止めませんよぉ。あなたの選択肢は二つです」

「な、なによぉ……」

 

 大粒の涙を流しながら、少女の星の瞳を見つめる。

 

「私の性奴隷としてペットになるか——」

「せ、性奴隷!? ペット!?」

 

 現実ではありえない提案。

 日本で「奴隷」なんてありえないし、人間をペット扱いなんて普通ではない。

 しかし、膣から感じる指の温かみは、それを肯定しそうになっていた。

 

「わ、私は——」

「二つ目」

 

 この少女の「所有物」になりたいと、つい口に出そうになった瞬間、言葉を遮られる。

 少女の瞳に映る星は増え、輝いていた。

 

「私——世界の敵を拒絶し、トレスマジアとして、最初に掲げた正義を貫くか」

「敵……最初の、正義……」

「あなたの正義は敵を選びますか? それとも、守りたいものを選びますか?」

 

 膣の中の指が動き、頭が白くなる。

 イキそうになると指が止まり、落ち着くと再び動く。

 

「んンんんッッッ♡♡♡」

 

 指が止まった瞬間に腰を動かしてもイケない。

 それはまるで、マジアアズールの性感帯を熟知し、自由にコントロールしているようだった。

 

「お、お願い……もう、イかせて……」

「私のペットになるのですかぁ?」

「ッ——」

「だったら可愛がってあげますよぉ。いっぱいいっぱい虐めて、何度もイカせてあげます」

「ほ、ほんとに……」

 

 マジアアズールの顔に笑みが浮かぶ。

 

「そして、殺し合いさせます」

「……え?」

「私は世界の敵、エノルミータですよぉ。あなたは世界を壊す駒になるんです。マジアマゼンタ、マジアサルファと殺し合いをさせて、私は高みの見物をします」

「……」

「ペットに全部任せます。魔法少女の排除も、世界の征服も。頑張って、皆殺しにして下さいねぇ……」

 

 少女が邪悪な笑みを浮かべると、マジアアズールの瞳に生気が戻り始める。

 

「そうですねぇ……魔法少女を一人倒したら、ご褒美で百回イかせてあげます。普通の人間だったら一回イかせて上げます。うれしいですかぁ? 正義の味方気取りの、淫乱マジアアズール」

「——こッ……のおおおおッッッ!!」

 

 マジアアズールの身体が輝き、少女を吹き飛ばす。

 

「おや」

 

 少女の視線の先に立っていたのは、破れた戦闘服で喘でいた雌豚ではなく、蒼い巫女服に身を包んだ、闘う道を選んだ魔法少女だった。

 

「私は、魔法少女トレスマジア。マゼンタやサルファと並ぶ正義の象徴、マジアアズール。悪は……許さないわ!!」

 

 身に纏う羽衣が剣状に成り、少女に突きつけられる。

 

「ふふふふ……いいですねぇ。やっぱり、マジアアズールには「薄氷巫女《ウスライノミコ》」こそが相応しい……」

 

 少女はその姿を抱きしめるように腕を組み、身体をブルッと震わせ、恍惚の表情を浮かべる。

 

「あぁ、久しぶりに気持ちよく興奮出来ました。お仲間も来たようですし、今日はこの辺りで失礼致します」

「逃げるつもり!?」

「はい。さようなら、愛しい愛しい、私のトレスマジア——」

 

 少女はいつの間にか作られた闇のゲートに溶けて姿を消す。

 

「アズール、大丈夫!?」

「なんや、その姿は!?」

「……あの子……いいえ、アレは一体何者なの……?」

 

 マジアアズールは、快楽に流されそうになった自分を振り払い、巨悪と戦い続ける覚悟を決め、闇の少女の消えた空間を見つめ続けるのだった。

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