最強ベーゼのやりなおし〜わたしは闇堕ちを許さない!〜 作:蒼依スピカ
登場人物
柊うてな(ひいらぎ うてな)※マジア・ベーゼ
天川薫子(てんかわ かおるこ)※マジア・サルファ
林の中にある廃墟と化した教会。
月に雲がかかる夜は、一層の静けさに包まれていた。
「マジアサルファ……」
空から見下ろした先に映るのは、黄色い衣装に身を包み、刺すような殺気を纏っているマジアサルファだった。
「ふふ、どう見ても『防御型』の魔法少女ではありませんね。これを見抜けなかった私はなんと愚かだったんでしょう」
防御型の魔法少女だから——そう考えていた当時のマジアベーゼは、前の世界で油断し、本性を現したマジアサルファにボコボコにされていた。
「マジアサルファは、むき出しの刃が猛獣の如く襲ってくるからこそ美しいんです。さあ、早くその仮面を脱ぎ捨てて下さい——!!」
マジアベーゼが鋭く鞭を振ると、頭に火を灯した巨大な蝋人形が闇の魔力から作られていく。
「来たか!」
鞭の音と闇の気配を感じたマジアサルファは、空中に浮かぶ巨大な蝋人形とマジアベーゼを視界に捕らえる。
「こんばんは、マジアサルファ。わたしはマジアベーゼ。以後、よろしくお願いします」
「……マジア、ベーゼ、ね……」
「ふふ、こんなところで一人でいると、悪い組織に襲われてしまいますよ。こんな風に——!!」
巨大な蝋人形の腕がマジアサルファを捕らえ、掴み上げる。
「くっ、離さんかい!」
「あっけないですねぇ。やっぱり、こうしてほしかったんですかぁっ!」
「ひっ——!?」
上半身の服を力任せに破り捨てると、控えめな乳房が二つ、顔を見せる。
「うっすらピンク色の乳首に、ハリのある乳房。綺麗ですねぇ」
「なんや……ヘンタイさんかいな……」
そっと手を添え、二つの膨らみをなで上げると、きゅっと乳首を摘まむ。
「あっ♡」
「ふふ、そんなに虐めて欲しいならもっと虐めてあげますよ。こ・れ・で♡」
「な、何する気や……」
マジアベーゼは火の着いたSM用ローソクを手に取ると、その無防備な胸に垂らし始める。
「あっ、やっ……」
「これで虐めて欲しかったんですよねぇ。知ってますよぉ」
蝋を垂らしていくと、マジアサルファの顔が恐怖から恍惚の表情に変わっていく。
「あっ♡ んっ♡ あ、熱っ♡ や、止め——んっ♡」
「気持ちいいんですかぁ? こんなに乳首を立たせ、こっちもこんなに……」
「あんんんっ♡」
ショーツの中に手を入れると、濡れきった膣内に指を忍ばせ、軽く撫でる。
「あ、んんっ♡ いい、気持ち、いいでっ♡ イクッ♡ んんっ——♡♡♡♡」
胸にローソクを垂らしながら膣壁を弄ると、マジアサルファは軽く身体をのけぞらせ、潮を噴く。
マジアベーゼは、愛液と潮まみれになった手を引き抜くと、その指をべろぉーと舐め摂る。
「美味しいですねぇ。苦悶しながら絶頂した魔法少女の愛液は……あなたも味わって下さい」
「んん——!?」
愛液とマジアベーゼの唾液に濡れた指がマジアサルファの口に差し込まれ、その舌を弄ぶ。
「ん、ん、ん——」
「可愛いですねぇ、マジアサルファ」
マジアベーゼは、汗が滲む首筋を舐め、頬を舐め、耳たぶを噛む。
「んっ♡」
ビクンと身体を反応させた様子を見たマジアベーゼは、耳にふっと息を吐くと、ゆっくり口を開く。
「——いつまでこんな茶番を演じるつもりですか、マジアサルファ」
その言葉に、マジアサルファの表情が恍惚から一転し、獲物を見るような鋭いものになる。
「……なんや、バレテたんか」
「私の隙でも狙っていましたか? 多少の陵辱は覚悟の上。それで私を倒せればお釣りが来る……そんな所でしょうか?」
「あんさんは色狂いの変態だとアズールが言っとったからなー。ちょっと身体を許したれば簡単にぶっ倒せると思ったんや」
「これがちょっと、ですか?」
再びマジアサルファの膣に指を差し込み、ぐちゃぐちゃに濡れた膣内をかき回す。
「んっ……確かに、思ったよりも感じて、んっ♡ しまったんは事実、やけど、んあっ♡」
「このまま墜ちてしまってもいいんですよぉ♡」
指の動きが速くなり、乳首も弄られ始められる。
「あっ♡ ふっ、ふんっ……うちを、んっ……マジアサルファを……舐めるんや、ないでぇ!!」
マジアサルファの身体が一瞬輝くと、両腕の拘束が弾け、その両腕には無骨な巨大ガントレットが装着されていた。
そして落下しながら数回転すると、土煙を上げながら着地する。
「得意な近距離を自ら捨ててしまって良かったのですか?」
「……なんで知ってるんや。うちのコレは滅多に見せない奥の手なんやけどな」
巨大ガントレット同士を「ガンッ!!」とぶつけ、構えるマジサルファ。
マジアベーゼは、それを嘲笑うようにゆっくりと着地し、鞭を軽く手に取る。
「ふふ、その形態は長くは続くないのでしょう?」
「……」
「全力が出せるように地上戦で合わせて差し上げますので、どうぞ遠慮なく——」
言い終わるよりも速く、ガントレットがマジアベーゼの頬に直撃する。
踏み込みの勢いで地面が抉れ、パンチの風圧で大量の土煙が舞う。
「油断しすぎや、ボケ。舐めるな言うたやろ」
「……ふふふふ……」
「!?」
土煙が晴れてくると、そこには微動だにせずに立ち続けるマジアベーゼの姿があった。
マジアサルファは慌てて距離を取り、再び構えとる。
「ちっ……アズールの言った通り、ホンマモンのバケモンやな……」
身体を弄られて出た汗とは違う汗が、その背中を濡らしていく。
(……コイツは危険や。あいつらをこれ以上辱めさせんためにも、絶対にここで倒したる——!!)