もともとは短編で終わるはずの、本ストーリーだったんですが
いろいろお話を膨らませすぎて、どんどんお話が長くなって来ました
書きたいお話がありすぎなので、先に『純愛の顛末(完結編)』を書いてしまおう・・と言う結論に達しました
その後は、おいおい後日談といたしたく・・・
⑦純愛のフリーレン・その1
フリーレンとフェルンは、『オレオール』を目指す旅をしていた・・
旅の主な目的は、死者の魂が眠る地を目指し、ヒンメルたち亡き仲間と対話すること・・・
一時的に、シュタルクと離れ、今は二人っきりの旅・・
フェルンが口を開いた・・・
「ほんとに、フリーレン様は、ヒンメル様の事が大好きですよねっ!」
『えっ、』・・と言う、不思議そうな顔をした、フリーレン・・
「どうして、・・・そう・・思うんだい?・・・」
「だって、これまでのいろんなお話を聞いてると、そういうふうにしか、受け取れないじゃ、ないですか?」
「そうかな?、でも、私は、ヒンメルと結婚もしなかったし、子供だって作れたのに、そうしなかったし・・」
「でも、私には、そう思えないんです」・・・フェルンが、フリーレンを否定した
「どうして、そう、思うのかな?・・・」
フリーレンが聞き返した・・・
「実は、今・・・、私には、好きな人が居て・・・」
「その人の子供を、・・・生みたいという、自分が・・・居るんです・・・」
「でも、心の中の自分が、・・・子供を作っちゃ・・ダメだって、ずっと反対してるん・・・ですよ・・」
「うん、フェルンが、夜な夜な、オナニーしながら、『シュタルク様ーっ』って言ってるの、何回も見たよっ・・・」
「ごっ、ご存じだったんですか?・・・フリーレン様・・・、ハズカシイ・・・」
「で、シュタルクとは、・・・どこまで、いったのかな?」
「何を聞かれるんですか?、フリーレン様はっ!」・・フェルンは、顔が真っ赤になっていた・・
「うん、それで、シュタルクのおちんぽは、どうだった?、おっきかった?、精力は・・・すごそうだよねっ」
「今は、・・・そんなお話、してません!・・それより、フリーレン様のことです!」
「ふーん、・・・どう言う?」
「フリーレン様は、ヒンメル様が大好きなのに、ご結婚もされず、お子様も作らず、若返りや延命も、フリーレン様ならできたハズ・・・ですよね?」
「うん、・・そうだよ!・・・、それで?」
「じゃあ、どうして、フリーレン様が、それを、実行しなかったのか?・・・、この旅で、フリーレン様からいろんなお話を聞かされて、最近、やっと理解出来たんです」
「どんな風に?・・」
「私には、好きな人が居て・・・、でも、その人は、『ドワーフ』で、・・・300年は、生きるのです」
「うん、そうだよね・・」
「だから、人間の私が、愛を告白して、エッチもして、子供を作っても、・・・それは、そのドワーフにとっての『呪い』になるんんじゃないかって・・」
「ふーん・・?」
「そう考えてしまうと、本当に、何も出来ない、自分になってしまうんです・・・」
「それで?」
「それで、気が付いたんですけど、フリーレン様と、ヒンメル様も、同じって事ですよね?」
「どうして、そう思うのかな?」
「人間のヒンメル様を、若返らさせて、延命されても、せいぜい200年が限界です」
「うん、それくらいだと、思うよ・・」
「そしたら、それは、やっぱり呪いで、楽しかった100年の後は、苦しく切ない、何百年が、ずっと続くことになりましすね・・」
「そう・・だね・・」
「だったら、何もせずに、その楽しい時間だけを、充分に思い出にしたい・・・、そして、それを誰かに話したい・・・」
「うん・・・」
「私だって、シュタルク様と・・・、その・・・エッチなことはシタいんです・・、でも、それがシュタルク様の枷になってしまうと、考えてしまうと、何もできないんです・・」
「ふふんっ」・・と、フリーレンは、笑った・・・
そして、フリーレンが、続けて、こう言った・・・
「実は・・ね、シュタルクには、一足先に、『オレオール』に、行ってもらってるんだ・・」
「そこでね、フェルンには、シュタルクとエッチしてもらって、『子供』を生んで欲しいいんだよ・・・」
あまりにも意外な、フリーレンの言葉に、フェルンには、理解出来なかった・・・が、
『もしかして、シュタルク様と、フリーレン様公認で、『子作り』ができる??』
フェルンの顔は、かなり真っ赤になっていた・・・
二人はそのまま、しばらく沈黙したまま、旅路を急いだ・・・
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⑧純愛のフリーレン・その2
フリーレンが口を開いた・・・
「好きな人が居て、本当に大好きで、その人とずっと一緒に居たい・・」
「でも、その人とは、寿命が大きく違ってて、どちらかが先に逝ってしまう・・・」
「人間だって、再婚するよね?、出来れば似てる人と・・」
「でも、それは一番好きだった人ではなくて、単なる性欲のはけ口かも知れない・・」
「だから、フェルンは、『シュタルクに抱かれるのが怖い』んでしょ?」
フェルンは、小さくうなずいた・・
シュタルクよりも、早く老化し、先に逝ってしまうと言う『人の性』を理解しているのだ・・
「じゃあ、どうしたら、いいと思う・・」
フリーレンが、フェルンに尋ねた・・・
返事が・・ない・・・
「最初に10歳のヒンメルに会ったときにね、・・・運命を感じたんだ・・・」
「そしてね、ヒンメルが13歳の時に再会して、確信したんだよ・・」
「私は、ヒンメルの為に生きようって・・」
「でも、それは、束縛でも、私物化でも、延命でも、若返りでも、ないんだよ・・」
「ヒンメルが、自由に生きてこその、ヒンメル・・なんだ・・」
「それで、ヒンメルが勇者パーティを募集してるってことで、私は二つ返事で、パーティに入ったのさ・・」
「でも、アイツったら、ぜんぜん、エッチどころか、手も出してこないんだよ・・!」
「それで、ちょっとずつ隙を見せてたら、ようやく3年目になってね・・」
「ヒンメルの方から、『お願いします、お姉さん、ボクとエッチしてくださいっ』って、やっと言ってくれたんだよっ」
「まるで、13歳のあの時の様に・・・。うれしかったなぁ・・・」
「でも、ヒンメルは勇者だし、ヒンメルだし、勇者・・だからね・・」
「もう、すごくうれしくて、今すぐ「押し倒して、エッチしたい衝動が起きて、そうしようと葛藤もしたのよ・・」
「でも、二つ返事で、『いいよっ』っては言わないで、こう言ったんだ・・」
「ふーん、私の『おまんこ』、使いたいんだ?、勇者さまの頼みだからね・・・でも、キスとか、変なセリフとか、絶対にダメだから・・ね」
「あと、誰にも絶対に内緒!、ゴブリンにみたいに、腰を振るだけなら、いいかな?」
「そしたら、二つ返事で了解してくれて、それから7年間、ほとんど、毎日やってた気がするよっ」
フェルンが、口を開いた・・
「どうして、キスや会話はダメ・・なんですか?」
フリーレンは少し考えて、答えた・・・
「フェルンがさあ、もしもシュタルクに、そんなことをされたら、どう思う?」
「それは・・・、シュタルク様が大好きなので、・・きっと夢中になっちゃうと・・思います・・」
「そうなんだよ、ヒンメルが10歳の時に夢中になっちゃってね、あの時は大変だったんだよ・・」
「だからね、私は制限を設けたんだ・・キスと会話はダメって・・、そんなことをしたら子供が欲しくなるし、魔王討伐どころじゃなくなっちゃうからね・・」
「はい、その気持ちは・・充分理解・・出来ました、やっぱり、フリーレン様は、お優しいですね・・」
と、フェルンが、言葉を返したのだった・・・
「他人事じゃないよ、フェルン、これからフェルンは、欲望にまかせて毎晩シュタルクと、セックスし放題なんだからね・・」
・・と、フェルンはふたたび、真っ赤になって、沈黙した・・・
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⑨純愛のフリーレン・その3
フリーレンとフェルンは、ようやく『オレオール』に到着した・・
厳密には、そこからかなり離れた、名も無き村・・・
3百人ほどの老若男女がそこには居たが、辺鄙な場所に似合わず、
文化的な生活をしており、貧しさは感じられない・・
と、言うか、年齢による格差はあるものの、いづれもイケメン&美女なのには少し驚いていた・・
その中に、『数名の美女に囲まれた』シュタルクも居た・・
シュタルクがフェルンに向けてこう言った・・
「フェルンー、助けてよー、ここ、なんか、大変なんだよーっ」
一人の少女が、フリーレンのところに近づき、こう話しかけた・・
「フリーレン様、すでに充分いただきましたので・・」
フリーレンは、「うん」と頷いただけだった・・・
フェルンは、なんの事か理解できなかったが、ほかの少女に案内され、シュタルクとともに割と豪華な客室に案内された・・
同行したフリーレンが、口を開いた・・
「フェルンに紹介したい人が、居るんだ・・」
と言ったタイミングで、一人の好青年が入室した・・・
その姿は、・・・これまで何度も、銅像で見て来た、ヒンメルそのものだったのだ・・・
ふりーれんが、言葉を発した
「紹介しよう・・、勇者のヒンメルだっ」
シュタルクは、多少事情をしっている様で、動じた様子はない。
しかしフェルンは理解が追い付いていない・・
ヒンメル様は、没後70年・・くらい・・
「もしも生きているとしても、孫かひ孫なのだろう・・、でもヒンメル様には子供はいないはず・・」
フェルンは、とまどっていた・・・
「フリーレン様、この方は?・・・」
「うん、信じられないだろうけど、正真正銘のヒンメルだっ」
「そうだね、説明しなきゃ・・ね、・・うーん、一言でいえば生まれ変わり?・・」
「それは、理解はでき・・ますが、でも、別人・・ですよね、そっくりさん・・的な?」
「そうなんだけど、そうじゃないんだ、・・転生って言うか、・・魂そのものなんだよっ」
「実はね、フェルン、・・ヒンメルの最後を看取ったのは、私なんだ・・、簡潔に言えば、『腹上死』なんだ・・」
で、その魂を固定してね、性格も記憶も10歳のヒンメルに直して転生させたんだよっ
これが、私の答え・・・
私は何千年でも永遠に生きるけど、これで、私はずっとヒンメルと愛し合い続ける事が出来るんだ・・
フェルンは目を丸くしていた・・・
「それでね、フェルンには悪いけど、シュタルクの子種は、この一か月間、さっきの娘たちに、沢山もらったのさ・・」
「そ・・、それは、どうして・・ですか?」
「それはね、この先、いつかは、シュタルクも老いて旅立ってしまうだろう?、その時に、転生先を作るためなのさ・・」
「受精して3か月くらいの、胎児に転生させる魔法」
「その為には、多少なりとも、転生主の遺伝子を持っている方が安定するんだ・・」
「この村のほとんどの人たちは、ヒンメルの遺伝子を持って生まれている・・」
「それは・・どうやって?、ヒンメル様は、生涯ご結婚されていないはず・・です」
「うん、結婚はね・・でも、セックスはたくさん、シテたよね・・・、私とっ」
「そうですけど、フリーレン様も、お子様は生んでませんし・・」
「そうなんだけど、自分が妊娠してヒンメルの子を作ったら、それは私の子であって、ヒンメルは転生できないんだよ・・」
「じゃあ、どうやって?」
「簡単さ、ヒンメルとの7年間で、私とヒンメルは、ほとんど毎日シテたからね」
「魔王討伐が終わった後も、私は通い妻で週に何回もセックスしてた・・」
「じゃあ、その時の精子は、どこに行ったと思う?」
「そ、そんなことが出来るんですか?」
フェルンはとっさに理解した様だ・・
「うん、そう、『おなかの精子を移す魔法』で、身体能力の高い真面目な冒険者の『睾丸』に、ヒンメルの精子を移すだけだよっ
そうして、定期的に、ヒンメルの残滓の濃い子孫をこの村に集めていたんだ・・
「それが、私のヒンメルに対する、純愛の証なんだよ・・・」
「それでね、フェルンには、次のヒンメルを生んで欲しいと思ってるんだ・・」
「もちろん、今のヒンメルにも、シュタルクにも同意はもらってる・・」
「交換条件は、フェルンの次の転生先なんだけど、いいかなぁ・・?」
「フリーレン様、そんなの間違ってます、それは・・純愛ではなくて、ゆがんだ愛です・・」
「でも、フリーレン様の為に、私は、それに従います・・」
と、フェルンが、少しうれしそうに言ったのだった・・・
・・・純愛のフリーレン・完結・・・
今後の掲載予定です
・・・純愛のフリーレン・後日談編・・・
⑩ヒンメルの残滓とフリーレン
⑪ヤンデレのフリーレン
⑫哀愁のフリーレン
⑬回想のフリーレン
⑭追憶のフリーレン
設定資料
魔王討伐の偉業を成し遂げた勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレン
ヒンメルとの出会い
10歳:蒼月草の花畑(ショタ性交:ヒンメル精通)
13歳:娼館(ヒンメル童貞卒業)
17歳~27歳:魔王討伐の旅(セフレ関係は19歳から27歳)
フリーレンの年齢
フランメと出会った時からの魔力制御が「生きてきた時間の殆ど」=約1,050年間
フリーレン界でのエルフの寿命
ゼーリエいわく「私たちの時間は永遠に近い」、人生の決断を「千年ほったらかしにしたところでなんの支障もない」
一般的なエルフの性行為や性欲について
・「エルフ」は発情期じゃないと性欲がわかない設定が多く、性欲の無さについてはエルフゆえ
・発情期ではないけど「子供を作れる時期」の設定がある
・生物の長寿化と性欲の減退は相関があるから、性欲の強さは人間>ハーフエルフ>エルフ>>ハイエルフ