新宿の街を歩いていると、すれ違うすべての女性がブラジャーをしていた。
服の下から派手なブラジャーの色がくっきり透け、乳首の形まで浮かび上がっているのが丸わかりだった。
若い女も、おばさんも、みんな堂々とブラジャーをつけている。赤、青、紫、ピンク……カラフルで卑猥な色ばかりだ。
僕は内心でニヤニヤしながら歩いていたが、服の上から堂々とブラジャーを着用した女とすれ違った瞬間、ギョッとした。
さらに歩を進めると、男たちまでもがみんなブラジャーをつけていることに気づいた。
サラリーマンも学生も、堂々と胸にブラジャーのラインを浮かび上がらせて歩いている。
僕は図書館に逃げ込んだ。
館内も同じだった。誰もがブラジャーをつけ、静かな空間に無数のブラジャーの色が広がっている。
視線が痛い。「あいつ、ブラジャーしてねえ……」という冷たい視線が全身に突き刺さる。
電車に乗ると、さらに絶望的だった。
周囲の乗客は全員ブラジャー姿。ブラジャーをつけていないのは僕だけだった。
「ブラジャーつけないんですか? 今日はブラジャーの日ですよ?」
若い女に明るく声をかけられた次の瞬間、複数の女の手が僕のズボンとパンツを一気に引きずり下ろした。
「ちょっ……えっ!?」
声が出ない。電車の中で突然ちんぽを晒され、たちまちフル勃起してしまう。
硬くなった肉棒を、ブラジャー姿の女たちにじっくり見つめられる。
「キャッ、勃起してる!」「すっごいエロい形……」
次の瞬間、OLや主婦らしき女たちのハイヒールやパンプスが容赦なく僕のちんぽを踏みつけた。
汚い電車の床に、勃起した肉棒がぐちゃぐちゃに擦りつけられる。
靴底の硬い感触と冷たい床の感触が交互に襲ってくる。
内心ではたまらない快感が爆発していたが、変態だと思われたくない一心で必死に抵抗するふりをした。
しかし女たちは笑いながらさらに強く踏みつけてくる。
ちんぽの先端から我慢汁が垂れ、すぐに大量の精液が噴き出した。
「ひゃあっ! 射精してる!」「すごい量……まだ出てる!」
射精が止まらない。
びゅるびゅると精液を撒き散らしながら、僕は電車を降り、近くの公園に逃げ込んだ。
広々とした芝生の上では、老若男女がみんなブラジャー姿でくつろいでいる。
僕は射精を続けながら公園に飛び込み、地面に白くどろりとした精液の水たまりをいくつも作っていた。
人々は僕を見てくすくすと笑い、指をさす。
「見て、あの子ずっと射精してるよ」「変態さんだね~」
ジロジロ見てるんじゃあない。僕は動物園の動物じゃあないんだぞ。
僕はさらに逃げ、近くの木にたどり着いた。看板にはこう書いてあった。
『レアキャラをゲットするにはブラジャーをつけるか、IDとパスワードを入力してください』
射精しながら木を登る。木は斜めに生えていて登りやすい。
ある地点を境に、白い壁に囲まれた小さな空間に出た。
そこには、ひとりで体育座りできるくらいの正方形のスペースが二つあった。
僕は裸でその中に滑り込み、体育座りの姿勢でプルプルと震え続けた。
ようやく射精は収まったが、さっきの屈辱と快感の余韻でちんぽはまだビクビクと脈打っている。
正直、気持ちよかった。射精を止めずに永遠に続けたいという変態的な衝動を、必死に「自分はまともな大人だ」と抑えつけていた。
地表ではブラジャーだらけの世界が広がっている。もう一生ここで暮らそう……
しばらく体育座りをしていると、下から人の気配がした。
おじさんが木を登ってくる。どうやら彼もブラジャーをつけていないらしい。ブラジャー強制社会から逃げてきたようだ。
おじさんは僕の気配に気づくと動きを止め、サムズアップをした。
「大丈夫だ、お前は一人じゃない。ブラジャーをつけていないお前は間違っていないぞ」