ここはコルネオの『蜂蜜の館』…
そこには露出度の高いドレスを着たエアリスとティファがいた。
「わかってる?ティファ…私たちは『あの男』に接客をしてなるべく有力な情報を聞き出す…そういう手はずよ、失敗は許されないからね?」
「ええ…わかってるわ、エアリス…けど、まさかまたここに戻ってきて働くことになるなんてね…」
ティファにとって、ここ『コルネオの館』にはいい思い出などほとんどない。
露出度の高い服装でありながら男性に対してそこまで免疫のないティファにとってあのコルネオに迫られた思い出は忘れたいものであった。
なのにもかかわらず、また、ここで働かなきゃいけない事実にティファは辟易していた。
経緯はこうである、コルネオの館にいる彼の部下の1人が強力なマテリアを持っているという情報を掴んだのだ。
そこでクラウドたちはその男から情報を聞き出そうとしたが、その男と言うのがなかなかコルネオの館に姿をあらわさない。
その男はとびっきりいい女が店で働いている時だけ出てきてその女の子たちに接客をさせるのだという。
そこで、クラウドには内緒でティファ、エアリスは作戦を立てた。
自分たちがまたコルネオの館で働き、接客をすることでその男をおびき出し…
そして、二人で情報を聞き出すのである。
むろん、またこんな危険な店で働くことをクラウドたちが許可するはずがない。
よって、クラウドには絶対に秘密だ。
こうして2人はまずお店で働くことになった。
そして二人の接客態度はなかなか見事なモノであり、もともとの美貌もあってかすぐに有名になる。
そうして、その『男』が出てくるのも時間はかからなかった。
ただし、気を付けなければいけないことは一つあった。
その強力なマテリアについてはティファ達以外の女性たちも情報を聞き出そうと接客をしたという。
だが、みんな何らかの理由でその男から情報は聞き出せなかった。
聞き出せなかった理由をティファ達は尋ねたが女性たちは顔を真っ赤にして話そうとしなかった。
そこら辺を不審に思いつつティファ達は男との接客に挑む。
「ついに来たわね」
「ええ」
ティファ、エアリスはガッツポーズを取る。
その男が二人を指名してきたのだ。
これでその男から情報を聞き出したら正体をあらわし、その男をコルネオと同じように適当にボコって終了だ。
するとドアをノックする音が…
「どうぞ」
すると男が入ってきた。
その男は冴えない風貌をしていて太っており、本当にあのコルネオの部下なのか?という感じだ。
(ふふふ、ティファ、来たわね…言っちゃ悪いけどあんだけ冴えない風貌…苦労せず情報を聞き出せそうだわ)
(油断しちゃだめよ、エアリス…ああ見えてなかなかのヤリ手かも…)
二人は小声で会話した。
「ぐふふ…今日の僕の相手をしてくれるのは君たちかな~?なかなか可愛いじゃないのぉ~?」
デブったオタク風の男は言った。
エアリスは満面の笑みで微笑み、ティファは少し引きつった笑みを浮かべた。
「お待ちしていました、さあ、お座りになって」
エアリスが男を椅子に座らせようとする。
「う~ん、なかなかいいお尻してるね~」
男はエアリスのドレスの上から尻を撫で回す。
「お客様、ここはそういうお店では…」
ティファが言おうとしたが、エアリスがそれを遮る。
「いいんですよ?いくらでもナデナデしてください♡」
と満面の笑みで言った。
ティファはハッとした。
なるほど…たしかにある程度言いなりになったほうが情報を聞き出しやすい。
この件に関してエアリスが本気だということがわかった。
(甘いことは言っていられないわね…私も頑張らないと)
ティファは気合を入れなおした。
(それにしても…)
ティファはゴクリと唾を飲んだ。
男のエアリスの尻の撫でまわし方は異様だった。
ソフトタッチにも似たような動きで表面をなぞるように愛撫している。
エアリスも笑顔で対応しているがあまりの手つきのいやらしさに笑みが引きつっている。
時折、エアリスの身体がピクンッ!と反応してしまっている。
「お、お客様…お戯れはそのくらいにしてお酒を飲みましょう?ね?」
エアリスが長い時間おしりを撫でられることに耐えきれなくなったのか少し大きな声で言った。
「オッケーオッケー!!」
男はそう言いながらおしりを撫でるのをやめなかった。
だが、なんとかティファが男を引き離し、無理やり席につかせた。
エアリスがティファに小声で言った。
(た、助かったわ…あ、あいつ…情報を聞きだしたら覚えてなさい)
エアリスは心の中で復讐を誓った。
こうして宴が始まった。
たわいのない会話から始まり、世間話からいろいろしだした。
順調だった。
このままいけば情報が聞きだせる…ティファとエアリスはそう思った。
しかし、会話がマテリアのことに差し掛かってもう少しというところで事件が起こった。
男がまたセクハラモードに入り始めたのだ。
男がティファの胸の先端を指で突き始めたのだ。
「も、もうっ!お客さまったら!!お戯れが過ぎますよ!!」
ティファは冴えない男に胸の先端を突かれるおぞましさに抵抗をする。
だが、男はしつこく、やめようとしない。
あまり激しく抵抗すれば機嫌を損ねる為、大人しく胸をつつかせるほかなかった。
長い時間、胸を刺激され続けるとティファにも変化が訪れる。
「あっ…♡あんっ♡」
女としての本能。
いくら格闘の達人だからといって乳首を長時間弄られて平気な女などいない。
ティファの唇から甘い声が出始める。
(ちょ…ティファ!!ダメじゃない!!しっかりしないと!!)
エアリスが小声でティファに注意する。
ティファはその言葉を聞き、堪えようとするも、乳首への刺激に耐えきれない。
「あっ♡ふぅ~んっ…♡」
色っぽい声を出しつつ、接客をしようとするが…無理。
エアリスは思った。
(なるほどね…多くの女性たちが彼に接客をしたけど情報を聞き出せない理由がわかったわ…ああやってセクハラして女を快感で翻弄して煙に巻いてきたんだわ…)
そう考えると卑怯な手段に闘志が湧いてきた。
エアリスがそう思ったのと同時にティファも男に乳首を弄られつつ、エアリスに向かってうまずいた。
絶対に…この男の思い通りにはならない!!!!!!!
ティファはそれから乳首を弄られ続けた。
さすがに直には触れないもののドレスの上から軽く引っ掻いたり、乳輪を円を描くようにくすぐったり、摘まんだりした。
ティファは「あっ♡あぁぁんっ…♡」などと喘ぎつつもなんとか踏ん張っていた。
快感で思うように話せないので男から情報を聞き出す会話は主にエアリスが頑張っていた。
だが、その指はエアリスにも伸びた。
エアリスのスカートをめくり、太ももを露出させて太ももを撫で始めたのだ。
(こ、こいつ…)
エアリスは内心怒ったが、満面の笑みが接客した。
エアリスの太ももにセクハラが集中したせいでティファはセクハラから自由となった。
(ハァハァ…♡エアリスには悪いけど助かったわ…あのまま続けられてたら…翻弄されて情報を聞き出すようなことは出来なかった)
ティファはドレスの上からでもわかる程度にピンと立ってしまった乳首を隠しながら思った。
「あっ♡あぁぁんっ♡そ、そこはぁ…♡」
エアリスの喘ぎ声にハッとするティファ。
男はエアリスのスカートに手を突っ込み、パンツの上からではあるが、エアリスの股間を愛撫していた。
(さ、さすがにそれは…!!)
そう思ったが、エアリスはティファに目配せをする。
エアリスはまだやる気だ。
だが、男の愛撫は容赦はない。
エアリスの弱い部分を把握したのかそこを重点的に愛撫している。
「あっ♡ああっ♡くふぅぅんっ…♡」
エアリスは必死で声を我慢するが、漏れてしまう。
小指を噛み、色っぽいポーズで悶えるエアリス。
このまま快感に負けてしまうのか?
「お、お客様!流石にお戯れが過ぎますよ!!」
さすがに止めなければいけないとティファが立ち上がり、止めようとするが、男の手がティファのスカートの中にも入ってきた。
「ひいっ!?」
おぞましさに悲鳴を上げる。
だが、男の愛撫は手慣れたものであり、ティファの強気な態度も長続きさせなかった。
「あっ♡あふぅ…♡」
「あっ♡あぁぁ~っ♡」
あれだけ意気揚々とここに乗り込んできた女二人がいまや冴えない男の愛撫で快感に翻弄されている姿はハッキリ言ってしまえばかなり情けない。
二人ともスカートに手を突っ込まれ、快感に喘いでいた。
もはや情報を聞き出すどころかまともな会話すら成り立たない。
(こ、こいつ…認めたくないけど…かなりテクニシャン…)
(う、うそでしょ…♡このままじゃ…♡あぁぁん…♡)
クチュクチュクチュ…♡
二人のショーツが濡れている。
このままでは屈辱の絶頂を経験してしまう。
むろん、そんなものは御免だ。
二人はお互い左右から男の身体を抱きしめ、快楽に耐える。
「あっ♡あああああああっ…♡だめぇぇぇぇぇっ♡♡♡」
「くっ♡くぅぅぅぅ♡ば、ばかぁぁぁぁんっ♡♡」
((イ、イカされるぅううううううううううう~~~~~っ♡♡♡))
びくっ♡
びくびくっ♡
ほぼ二人とも同時であった。
同時に軽くではあるが確実にエクスタシーに達してしまった。
「ハァー♡ハァー♡はぁぁぁんっ…♡」
「くぅぅ♡はぁはぁはぁ♡♡」
二人は息も絶え絶え…
「おやおや?二人ともイッちゃったのかい?敏感だねぇ?おじさん楽しくなってきちゃったよ?」
二人は絶頂の余韻で呆けながら思った。
(ふ、ふざけんじゃないわよ…なんなのコイツ…)
(こ、こうなったら意地でもこの人から情報を聞き出すわ…!!)
二人ともイカされながら闘志だけは失ってはいなかった。
「おっとちょっとトイレに行ってくるね、2人とも」
男が席を立ち、部屋を出て行った。
「エ、エアリス…生きてる?」
「生きてるっていう意味が呼吸をしているっていう意味なら生きてるわ、女としての尊厳やプライドが保たれている状態が生きているというなら私は先ほど死んじゃったかも」
「私もよ」
「し、しかし、なんなのかしらあいつ…私たちも情けないわよネ…あんな男でここまで気持ちよくされちゃうなんて…」
「う、うん…自分が情けなく思えてくるわ…」
「こ、こうなったら意地でもマテリアの情報は聞き出しましょ」
「もちろん!やってやるわよ!!」
二人は決意した。
ここまで大恥をかかされたのだ。
なんとしても目的を果たさねば。
だが、男が戻ってきてからも二人の意思は長続きはしなかった。
会話をして情報を聞き出そうとするも、男はエアリス、ティファの乳首や股間、太ももなどを触ってきた。
そのたびに二人は男のテクニックに翻弄されてしまった。
会話をすることもままならずましてや情報を聞き出すなどもっとのほか。
快楽に翻弄されるしかなかった。
「あっ♡あふぅぅぅんっ♡♡」
ティファなどお酒を注ごうとして乳首を弄られ、お酒をこぼしてしまった。
だが、男はそれを咎めようともせず、ティファの乳首を弄り続ける。
「おやおや~僕のスーツがお酒で汚れちゃったじゃない?君がペロペロして綺麗にしてよ?な~んちゃって!!」
(こ、こいつ…!!)
怒りを感じるがそれすらも乳首の快感でトロける。
「あっはぁぁあんっ♡♡」
エアリスも同様であった。
男の太ももに対する愛撫、そして股間への愛撫で本格的に堕とされそうになっている。
(い、いけないわ…いけないわよ…このままじゃ…)
そう思うが、女としての本能には逆らえない。
そうこうしているうちに先ほどと同じようなポジションになっていた。
男が真ん中。
エアリスが左、ティファが右。
エアリス、ティファのスカートの中に男が手を突っ込み、愛撫を続けている。
ショーツの上からでも快感が伝わる。
二人ともショーツが愛液で濡れている。
もうグショグショだ。
二人とも歯を食いしばって耐えようとするが、耐えきれない。
とうとう…
「あっ♡アッふぅぅぅぅぅんっ♡♡だ、だめぇーーーーっ♡♡♡」
「あっ♡♡♡ダメぇ・・・・♡♡あっひぃぃいいいいいいいい♡♡」
まずエアリス、次に2~3秒遅れてティファが絶頂。
なんと、一時間ほどしか接客していないのに2回も絶頂するという情けなさ。
いや、エアリス、ティファほどの手練れの女たちを快感で翻弄する男のテクニックの凄まじさというべきか。
「はぁはぁはぁ…♡♡(ぐったり)」
「はぁはぁはぁ…あふぅ…(がっくり)」
二人はソファーの上で捲れあがったスカートを直すことすらせずそのままぐったり。
その様子を見て男が笑う。
「ふふふ、2人とも名うてのお嬢さんだと聞いたけどたいしたことないね♡まあ、俺のテクニックが凄すぎたかな?でも、直接触ったわけでもないのに着衣のままイカされるのはなかなか裸でイカされるより屈辱的だろう?あっはっはっ!!」
二人は言い返せなかった。
確かにセックスをやっているわけでもないのにセクハラ程度の戯れでイカされてしまうとは。
情けないったらありゃしない。
だが、そこは世界を救うために旅をしているエアリスとティファ、イカされた気だるい身体で立ち上がった。
「はぁはぁ…♡ふ、ふざけないで…抵抗できないからって好き放題女の子の身体を弄りまわして…♡冗談じゃないわ」
「エアリスの言う通りよ、私たち、本当は本気を出せば貴方なんか…」
二人はとうとうキレたらしい。
作戦変更だ。
こうなったら力づくで情報を聞き出す。
それしかない。
逆に言えば、男のセクハラに耐えるのは無理だと判断したわけでこれはこれで情けないわけだが。
だが、男の行動は素早かった。
まず、男はエアリス、ティファの背後に移動。
二人のドレスの背中のチャックを素早く下ろす。
これにより、2人は下着姿となってしまう。
エアリスは黒い下着を、ティファは紫の下着をつけていた。
「まぁまぁ、2人とも」
男は二人の耳元で囁く。
「落ち着きな」
二人の尻を揉みながら言う。
「俺に散々翻弄されて悔しいのはわかる…だけど、このまま暴力で押し切ったとしてもそれはそれで情けないと思わないか?」
どうやら口ぶりからエアリス、ティファが自分からマテリアの情報を聞き出そうとしていたことはある程度は知っていたようである。
ティファ、エアリスは初期の情報戦の時点で負けていたと言える。
「何が言いたいのかしら?」
悔しさから顔を真っ赤にしてエアリスが言う。
だが、男はエアリスの耳に息を吹きかけ、彼女の身体をゾクゾクさせつつ言った。
「最後の戦いをしないか?」
「最後の?」
「戦い?」
「そう、俺がキミらを好き放題触りまくる…君たちがイカなかったら俺の勝ち…」
「「ふざけんじゃないわよーーーっ!!!!」」
二人のパンチが男の顔にさく裂し、男は2メートル吹っ飛び、壁に激突。
「さあ、情報を言いなさい!!マテリアの情報を!!」
「は?マテリアの情報?なんのことだ?」
「とぼけないで!!!強力なマテリアのことよ!!貴方知ってるんでしょう!?」
「は?は?どーいうことだ??」
エアリスとティファは顔を見合わせた。
詳しく彼の話を聞いてみる。
するとなんと彼はやり手のコルネオの部下、なんかではなくただの風俗大好き男で、給料をすべてこの蜂蜜の館に使かってしまっている常連、だという。
まあ、言ってしまえばただのスケベなオタク青年…ということであろうか。
何か手違いがあり、コルネオの部下とオタク青年が部屋を間違って入れ替わってここに来たと言う事らしい。
「つ、つまり人違いってこと…??」
「そ、そういうことみたい…」
「ようするにティファ…」
「うん、そういうことよエアリス…」
膝からガクッと崩れ落ちる2人。
ようするに二人とも『コルネオの部下のやり手の男』ではなく『ただの冴えないオタク』に『好き放題身体を弄ばれて悶えさせられた挙句イカされた』という事実である。
「うーん、なんか人違いがあったようですな?」
男は二人の絶望をよそにニヤニヤしている。
「まあ、人違いではあったにせよ、我々3人相性がいいようであるからして…どーです?延長でもう少し楽しみませんか?」
「「ざ…」」
「ざ?」
「「ざっけんじゃないわよーーーーっ!!」」
二人のキックがさく裂し、哀れオタク君は吹っ飛び気絶…(笑)
二人は逃げるように店を後にした。
むろん、愛液でビショビショになったショーツをそのまま履いて(笑)
こうして蜂蜜の館の件は散々な失敗で終わった。
ちなみにであるが、コルネオの部下のやり手の男が持っている強力なマテリアの情報、というのはまったくのデマであり、店側がそういうデマを流してそれを目的に集まってくる女性たちが目当てであったらしいのだ…。
ようするにティファ、エアリスはあの蜂蜜の館に最初から最後まで情報でもセクハラでもまるっきり負けまくり、挙句の果てになんの関係もないオタク君から情報を聞き出そうとセクハラに我慢し、挙句の果てにイカされるという何も得られない戦いをずっとやっていたのである(笑)
おわり♡