レイくんとシオンくんが住んでいる宿は、わたしの持ち物だ。わたしの家も同じ宿の中にあるし、各部屋の扉を開けられるマスターキーだって持っている。だから二人をそこに住ませた。シオンくんはどうでもいいけれど、レイくんは一目見たときから逸材だと思っていたから、直ぐに囲い込んだ。
この世界に来てすぐのレイくんは、それはもう可愛かった。完全に女の子初心者なのに、身体はそれなりに成長しているのがアンバランスで、不思議な魅力があった。中学生になるまで生きていたら身に着けているはずの色々――スカートを穿いているときの歩き方とか、異性からどう見られるかを意識した立ち振る舞いとかが、すっぽり抜けていたから。今でもそれは変わっていないけれど、新しい身体で生活するのに少しずつ慣れてきて、『分からない』ことを受け入れ始めたみたい。
(でも、これはちょっと無防備過ぎかな。風邪ひいちゃうよ)
視線の先には、ベッドの上でスヤスヤと寝ているレイくんがいた。しかも全裸で。お股の下にはタオルが一枚引いてあるし、オナニーしたまま寝ちゃったんだろうね。最近ずっと寝不足気味だって言ってたから、心配してきてあげたのに。
(寝不足なのもそのせい? ちゃんと気持ちよくなれてないのかな。……しょうがないなぁ)
男の子だったなら、えっちな知識はたくさん知っているはず。それなのにオナニーが上手くいかないということは、無意識のうちに手加減しちゃってるか、本当に気持ちいいやり方を知らないかのどちらかだろう。そのくせ気持ちよくなりたいって欲求は一人前で、体力が尽きるまで一人でしているに違いない。
本当の気持ち良さを教えた責任を取ってあげないと。
「しつれいしまーす……うわ、凄いことになってる」
足元に回ると、股間に乾いた愛液の跡がべっとりと付いているのが見えた。クリの周りは少し赤くなっていて、よほど手荒に弄ったらしい。一度ちゃんとしたオナニーの仕方を教えてあげたほうが良いかな。
温かいタオルでおまんこをキレイにしてあげてから、改めてローションを手に取って、割れ目に指を這わせる。つい先までオナニーをしていたおかげで、中はまだ濡れたままだった。穴の場所を指先で探って、閉じた割れ目の中に少しずつ差し込んでいくと、ぬぷぬぷと中に指が入っていく。
(まだちょっと狭いね。中を弄るの、やっぱり怖いのかな)
せっかく女の子になったんだから、中イキしないともったいないのに。狭い膣内を指でほじって、くちゅくちゅと水音を立てながら気持ちいいところを刺激してあげると、やがて腰がピクピク反応しだした。
「う、ぁっ♡ はっ♡ はぁっ♡ あ、あっ♡ あぁっ♡」
口からも可愛い声が漏れ始めて、おまんこがヒクヒク動き出して、きゅぅっと締まった。軽くイったらしい。
「おまんこで上手にイけたね。えらい、えらい。もっと気持ちよくなろうね」
これからしばらくは、わたしが気持ち良くしてあげないと。
──◇──◇──◇──
いつものように、寝静まった後のレイくんのお部屋にお邪魔したら、それまで使ってなかったバイブが転がっていた。毎晩おまんこの中を弄ってあげていたからだろうか。ようやく中に興味を持ってくれて良かったけれど、少し疑問も残る。
(どうやって手に入れたんだろうね。こういうグッズが売ってる場所、誰かに聞いたのかな。もしかして、ティーナに相談したとか……いや、レイくんがそんなことできるわけないか)
レイくんはああ見えて結構繊細だから、えっちなことを人に聞く勇気なんて無いだろう。となれば、どこかから盗んだか、誰かに渡されたか。不思議に思いながらバイブをよくよく見ると、見覚えのあるマークがついていて、納得した。あのおやすみ処に行ったのなら、当然こうなるだろう。レイくんはあそこがそういうお店だって知っていたんだろうか。
(たぶん、知らなかったんだろうね。そういう子じゃないし、そのつもりでお店に行くくらいなら、わたしのところにくるでしょ。数あるお店の中からあそこを選んだのは、良かったのか、悪かったのか……)
今の自分を作り上げた張本人がやっているお店だけに、なんとも言えない気持ちになった。腕はこの街で一番だろうし、安心して通わせられるけれど、自分を頼って欲しいという思いもある。そして、負けていられないという対抗心も湧いてきた。
(レイくんを開発するのは、わたしだよ)
──◇──◇──◇──
セレナさんの部屋は、観葉植物がたくさんあって落ち着いた雰囲気だった。ローテーブルを二人で囲んで、最近のお仕事の調子はどうかとか、シオンやティーナと仲良くしてるかとか、他愛のない話が続いた。甘いお茶を飲んで気分がリラックスして、少しだけ眠くなってきたところだった。
「それで、レイくんはなんでわたしの家に来たかったんだっけ。このままお話しして、二人で一緒に寝るのも良いけど……レイくんはそれでよかったのかな?」
「うっ……それは、その……」
直接口に出しづらくて、ずっと渋っていたけれど、流石にもう逃げられないと悟った。
「その……前、廊下でシオンとティーナのしてるところを覗いてたの、セレナさんに見られたじゃないですか。あの時、触られた感覚がずっと残ってて、忘れられなくて……」
あれこれ言葉を繋げて時間稼ぎをしたけれど、もう無理になって、なんとか喉の奥から搾り出す。
「もう一度……して、欲しいです」
口に出した時、身体が震えた。言ってしまったと後悔した。恥ずかしくて、じんわりと涙が滲んできた。
「そっか。わたしにえっちなことがされたくて来たんだ。それなら、まずはこの服に着替えてくれるかな」
「えっと、それを、オレがです?」
セレナがクローゼットから取り出したのは、オフショルダーのシャツとミニスカート。今まで着たことのない方向性の服だった。服は身体を隠すもののはずなのに、これらの服はむしろ、どう身体を露出するかに主眼が置かれているように見えた。
「うん。キミに合うサイズだと思うから。さ、着替えて」
「わ、分かりました。えっと……」
渋々服を受け取って、どこで着替えればいいかと辺りを見渡した。困っている様子を見せれば、セレナが助けてくれると思った。しかし、いつまで経っても助け船はやってこず、ただその場で服を抱えているだけになってしまって、セレナからは求めていたのと違う声がかかった。
「どうしたの? 早く脱ぎなよ」
「え……こ、ここで着替えろってことですか!?」
「うん。女の子同士なんだから、恥ずかしくないでしょ?」
「いや、オレ、中身は男ですって!」
「そうだとしても、見た目は女の子だよ。わたしは女の子がそこで着替えていても気にしないし、レイくんだってお風呂場で着替えるときは他人の前で服を脱ぐでしょ?」
「いや、そうですけど……」
なんとか回避しようとしたが、セレナさんは引く気が無いようで、渋々服に手をかけた。せめてできるだけ身体を隠そうと、セレナさんに背を向けてトップスを脱いだ。肩に細い紐をかけ、胴体だけを覆っているキャミソールは、服としてはあまりにも役者不足。剥き出しの肩に微かな風が当たって、背筋がゾクリと震えた。
初めて手にしたオフショルダーのシャツは、どう着ればいいかいまいち分からず、ひとまず袖から均等に腕が出るようにしてみた。すると、片方の肩がまるっと露出して、胸のすぐ上まで見えてしまって。
「あ、あの、これで合ってます……?」
恐る恐る、セレナさんの方を向いて聞いてみた。だって、こんなに露出が多いとは思わなかったから。こんな服を着るのは、娼婦だけだろうと言いたくなった。たしかに、見た目は可愛いかもしれないけれど、全然体が隠れていない。それなのに、セレナは満足げな顔で頷くだけ。
「うん、合ってるよ。ほら、スカートも」
「は、はい……」
許してくれと懇願しようにも、そもそもこちらからセレナさんにお願いしているのだから、通るわけがなくて言う前に諦めた。
ズボンを脱ぎ、ミニスカートに足を通す。仕事で着ているワンピースタイプのメイド服も、一種のロングスカートではあるけれど、それよりもずっと、単なる布の筒という感触が強かった。腰に巻いているだけの心もとなさはすごくて、しかも丈がうんと短いせいで、太ももの半分は他人の視線のもとに露出している。全然、隠せている気がしない。
「いいね、いいね。こっちの鏡の前に立ってみてよ」
「うぅ……こんな服、絶対似合ってないですよ」
「いいからいいから。ほら、ちゃんと鏡を見て」
急かされて鏡の前に立ち、恐る恐る顔をあげた。鏡の中には、恥ずかしそうにしている女の子が立っていた。青いロングヘア、青い瞳はいつも通り。でも、服装はまるで別物。思わず、そこに立っているのが本当に自分なのかと疑った。どこからどう見ても、自分の見た目に自信を持っている女の子。自分が可愛いってわかっていて、それを周りに見せつける服装をしていた。
「う、うわ……」
正直、えっちだなと思った。太ももやデコルテがあらわになっているせいで、それに続く服の下の裸体を想像してしまう。何度も見ているはずの、なんならオナニーで毎晩弄っている自分の身体に少し欲情して、そっと視線を逸らした。
それくらい、今の自分の見た目は可愛くて、ドキドキした。この格好で人前に出たらどうなるんだろう、シオンやティーナに見られたら、どんな反応をされるんだろう、と。元男なのにと気持ち悪がられるのか、それとも褒めてくれるのか。
(……元男だって、言い張らなきゃ良かったのかな)
鏡に映った自分の姿を見せられて、少しだけ後悔した。こんなに可愛いなら、女の子として振る舞った方が得だったんじゃないかとか、男だって言ったから可愛い服を着れなくなったんだよなとか。もしもこの世界で目覚めた時に戻れるなら。そんなことを考え始めたとき、耳元でセレナさんの優しい声がした。
「レイくん、自分がどんな見た目をしてるのか、理解しようとしてないよね。むしろ、見ようとしてないっていうか……意識しないようにしてる?」
「……だって、オレ、中身は男ですよ。男が女の身体をジロジロ見てたら、変じゃないですか」
「男とか女とかの前に、その身体はキミ自身のものだよ。自分の身体を見ることの、何が悪いの?」
「それは、そうかもですけど……」
「一度、レイくんは自分の身体のことをちゃんと知るべきだよ。ほら、鏡の中にいる自分を、ちゃんと見て」
セレナさんの手が後ろから伸びてきて、頬を撫でた。優しく、鏡の方を向かされる。
「可愛いお顔。きれいな目、小さな口、ぷにぷにしたほっぺた。女の子らしさの中に、男の子みたいな強気さもあるね」
セレナさんの指が顔を撫でると、くすぐったさの中にゾクリとした快感が混じる。
「細い肩、すべすべのお肌、シャツの下には、小さなおっぱい。触ってあげるね」
「あ、ちょ、んっ♡」
服の上から、自分の身体の輪郭が見える。
「腰はキュッと括れていて、お尻は膨らんで、太ももはふっくらしてる。お尻から膝に向かう曲線なんて、とっても女の子っぽいね」
胸や股間だけではない女性らしさを教え込まれて、頭の中が熱くなる。
「こういう女の子になりたかったんだ。とっても可愛いよ」
「な、なに、言って……」
「恥ずかしがらなくていいよ。その身体になったってことが、何よりの証拠なんだから」
咄嗟に否定した。セレナさんは疑わなかった。確信しているようだった。彼女の言葉が妙に引っかかって、頭の中で反芻して、もしかしてと思った。口に出さずにはいられなかった。
「なんでこうなったか……オレが女になったのか知ってるんですか?」
「うん」
あまりにもあっさりした返事だった。知っているならさっさと教えてくれと、怒りや不満が込み上げてきた。それに気づかないふりをしているのか、セレナさんは変わらない調子で話を続けた。
「シオンくんやレイくんみたいに、他の世界からこの世界に来る人がたまにいるんだよ。その人たちに共通してるのは、元の身体に何かしらの不満があるってことでね。この世界に来るときに、不満が全部なくなるように作り替えられるんだ」
「そんな……てか、じゃあ、シオンは?」
あいつは、見た目が変わっただなんて言ってなかった。全部を口にしているわけじゃ無いけれど、あまりにも自然で、元々ああいう姿だったんだろうと納得していたけれど。
「あの子は見た目じゃなかったんだろうね。病気かなにかだったんじゃないかな」
「そっか……。あいつ、実は結構大変な思いをしてたのか」
頭の中で、勝手に可哀想なシオンの人物像が出来上がっていく。難病に侵され、残り少ない人生を目一杯楽しもうとして、学生生活に励んだとか、そういう。それなら、ちょっとくらいはしゃいで、女の子と仲良くしても許せる気がした。
「まぁ、シオンくんのことは置いといて、だから、レイくんがその身体になった時点で、女の子になりたかったってことはわかってたんだよ」
そこに戻ってきてほしくなかった。つまるところ、いくら言い訳をしても無意味だということで。
「まじか……うわー、なんか、勝手に頑張っててバカみたいじゃないですか」
もう、取り繕う意味はなくなった。女装しているみたいな気分になるから、女の子の服を着るのは苦手。でも、一度勇気を出して鏡に向き合えば、目の前に映る可愛い自分を眺めるのも悪く無い気分だった。
「せっかく理想の自分になれたんだから、自分のことをもっと見ないともったいないでしょ?」
セレナさんに頬を撫でられて、肩を振るわせた。肌の感覚が、どんどん敏感になっていく。身体が勝手にそういう準備を始めたみたいだった。
「レイくん。あ、そろそろレイちゃんって呼んであげた方がいいかな?」
不思議な感覚だった。鏡の中にいる自分を見ながらだと、『レイくん』よりも『レイちゃん』の方が、ずっとしっくりきた。
「そっか。じゃあ、これから二人っきりのときは、レイちゃんって呼んであげるね」
何も答えてないのに、勝手に決められた。なんでそうなったかは、鏡に映っている自分の顔を見れば一発で分かった。
──◇──◇──◇──
あれからずっと、服の上から全身を撫でられ続けて、身体が完全にデキあがった。スカートに穿き替えたおかげでバレていないけれど、パンツの股間部分は愛液でぐっしょりと濡れているし、ブラの下では乳首がビンビンに勃っているのが分かる。何より、表情が取り繕えていない。
「はぁっ♡ はぁーっ♡ ふぅっ♡」
「よしよーし。目がとろーんってして、口が半開きになって、すっかりメスの顔になったね。そんなにわたしの手、気持ちよかったの?」
「聞かなくたって……ふー……いいじゃないですか……♡」
「ごめんね。でも、そんな顔してたら、イジメてくださいって言ってるようなものだよ。意地悪なこと言われるの、好きでしょ?」
なにも返せない。何を言ってもボロが出そうだった。
「それじゃあ、待たせるのも良くないし……触ってあげるね」
セレナさんの手がお尻を撫でて、そのまま太ももへ。スカートの後ろ側から中に入ってきて、パンツ越しにお尻を揉まれる。鏡の中には、顔を真っ赤にして俯いている自分と、少し嗜虐的な笑みを浮かべているセレナさん。意外なことに、彼女の手がどう動いているかは鏡越しに分からなかった。
「外を歩くときは、後ろに気を付けるんだよ。そうしないと、こんなふうに痴漢されちゃうかもしれないからね。前から見ただけじゃ、ただ近くに立ってるのかなって思われちゃうかも。本当はえっちに触られていても、だよ」
「んぅっ♡ ふーっ♡ そんな、痴漢とか、オレ……」
「男だから遭わないって? それとも、まだ子供だから、かな。どっちも関係ないよ。キミがとっても可愛いこと、自分でも分かったでしょ?」
「わかった、けどっ♡ あっ♡ そこ、っ♡ まっ、んぁっ♡」
お尻の割れ目を指が撫でおろし、そのまま下がってきて、股間の真下に到達した。割れ目の真ん中を軽く押されただけで、パンツの生地から愛液がジュワっと滲み出たのが分かる。そして、そのまま更に奥へと押し込まれ、生地の上をカリカリ引っ掻かれると、腰が跳ねるほどにキモチイイ。
「痴漢にあったら、ちゃんと周りの人に助けてって言わないとダメだよ。間違っても、自分でどうにかしようとしちゃだめ。反撃にあって、犯されちゃうかも。逃げるか、人を呼ぶか、分かった?」
「わ、わかった! 分かったから、あ、それだめ♡ クリ、ぐりって、ぇっ♡」
「分かったなら、相手を喜ばせない練習もしないとね。ほら、そんな風に分かりやすく感じてたら、痴漢がどんどん調子に乗っちゃうよ。このくらいどうってことないって、おまんこ弄られても気持ちよくないって顔しなきゃ」
「そんな、無理に決まって――」
「するんだよ。ほら、頑張って」
セレナさんの指は激しさを増し、パンツの端から中へと滑り込んできた。愛液をべっとりと纏った指が割れ目を割り開き、包皮の上からクリトリスをこねる。逃げようと腰を動かしても、後ろからがっちりつかまれているせいで不可能。
「ぐぅっ♡ うぅ~~~~~っ♡」
口をギュッと一文字に結んで、何とか快感を堪えようとする。股間が痙攣しても、全身が汗ばんでも、せめて表情にだけは出さないように。我慢して、我慢して、我慢しきった先にあったのは。
(い、イクっ♡ 絶対イクっ♡ 次ゴリって触られたら絶対にイクっ♡ もう無理、こんなの我慢できるわけないだろっ!)
段々目を開けているのも辛くなってきて、腰がフワフワ宙に浮き始めて、それでも指は下から追いかけてきて、どんどんつま先立ちになっていく。身体が震えて、足の指がギュッと縮まって、鼻息がどんどん荒くなって。
「ん、んぐぅっ♡ ――っ♡」
身体がガクンと震えて、仰け反った。股間からぶしゅぅっ♡と飛沫の上がる音がした。表情は重量挙げをしている選手のようで、平静という言葉とはまるで正反対だった。目尻からは涙が零れ落ち、太ももを潮が伝う。スカートの中からは、パンツが吸収しきれなかった潮と愛液の混合物がボタボタと床に滴り落ちた。
「あ、イッちゃった。よしよし、レイちゃん、かわいいよ」
「――っ♡ ――っ♡♡♡」
やめて欲しいと首を振っても、セレナさんの指は止まらない。クリを弄る指はそのままに、もう片方の手がパンツを横にずらして、割れ目をぐぱっと開いて、おまんこの中にずっぷりと指が入ってきた。膣の浅い所、おなか側の潮吹きボタンをグイっと押し込まれると。
「う、あぁ~~~っ♡」
腰が前に突き出て、ビクンビクンと痙攣した。スカートの中からお潮が勢いよく飛び出てきて、ぶしゅぅっ♡びちゃびちゃびちゃっ♡と音を立てて床に撒き散らされていく。
「う、うぁ、ごめんっ♡ ごめんなさ、あっ♡ なんでぇっ♡」
「わたしの部屋を汚した罰だよ。全部出しきらないと、ベッドの上まで汚れちゃうでしょ」
「む、むりっ♡ もう出ない、おわりっ♡ おわった、あ、やめっ♡ あああああっ♡」
ぶしゅぅっ♡ ぶしゅっ♡ びゅーっ♡
「嘘じゃない。ほら、まだ出てくるんでしょ?」
「やめっ♡ もう出ないから、やめてっ♡ やぁ、っ♡」
──◇──◇──◇──
セレナさんの手で弄ってもらうのは、オナニーと比べ物にならないくらいに気持ちよかった。道具を使ってないのにすごく満足できて、身体の中に溜まっていたムラムラは一掃された。分かっていたつもりだったけど、自分でするのと人にしてもらうの、こんなに違うとは。たくさんお潮を吹いてしまって恥ずかしかったけれど、その恥ずかしさすら快感だった。
絶頂から帰ってきて、呼吸が少し落ち着いてきて、自分で立てるくらいに回復した。まだ絶頂の余韻は身体の中に残っていて、少しふわふわした気持ちだし、身体も敏感なまま。このまま自分の部屋に帰るのはなんだか嫌で、でももっとしてほしいとおねだりするのは気が引けた。とはいえ、このまま寝るには下半身が汚れているからどうしようと思っていると。
「満足できた?」
「あ……はい。その、とっても、良かったです」
「そっか。じゃあ、次はベッドに横になって」
「……えっと、その、汚れてるので、何か拭くものとか」
「いいからいいから。ベッドの上で続き、しよ?」
それは、求めていたはずの言葉。でも、その一言で『じゃあお願いします』というのは恥ずかしくて、ためらっていると。
「ここでやめたら、きっと気持ちよくて寝られないよ。そんなに疲れてないでしょ? いつものレイちゃんはもっともっとたくさんイッて、クタクタになってから寝てるもんね」
「な、なんでそれを……!」
「安全対策で、大きな声くらいは私の部屋から聞こえるようになってるんだ。毎晩楽しんでいたの、知ってるよ」
首から熱が駆け上って、耳まで赤くなっているのが分かった。誰にも聞こえていないと思って、たくさん恥ずかしい言葉を口にした記憶がフラッシュバックする。えっちな単語を使ったというのもあるけれど、ひとりでシても満足できないとか、人恋しいとか、そういうのを聞かれていたらと思うと。
セレナさんにそっと肩を抱かれて、ゾクゾクとした快感が背筋に走る。すっかり、恥ずかしいことが気持ちいい身体になってしまった。ブルブルと身体を震わせて、鼻から抜けるような声が出てしまって、股間がじゅわりと潤んだ。
「もっとたくさんイッて、クタクタになってから、わたしと一緒に寝ようよ。きっと、すっごく気持ちよくて幸せだよ」
「……」
「うーん、恥ずかしがり屋さんだなぁ。……じゃあ、こういうのはどう?」
そういうと、一呼吸をあけてから、セレナさんの口が耳のすぐ近くにやってきた。そして、甘く鋭い声で。
「レイちゃんのこと、ぐちゃぐちゃに犯したい。感じちゃうところを全部弄られて、訳がわからなくなるくらい気持ちよくなってるレイちゃんが見たい。何度もイッてるのに、『もっと、もっと♡』っておねだりするくらいわたしにメロメロにして、気絶するまでイかされ続けるレイちゃんが見たいな。……付き合ってくれる、よね?」
「――ッ♡ そ、そんな……ぅ……♡」
「レイちゃんは、そのためにわたしの部屋に来たんだから、良いよね? オナニーじゃ満足できなくて、わたしに犯されたくて、勇気を出して来てくれたんでしょ。たったあれだけで終わるなんて、もったいないよね? もっとしようよ。おっきい声でイキまくって、気持ちいい女の子アクメに溺れて、大満足でそのまま寝ちゃおーよ」
聞いているだけで、身体がブワッと熱くなって、呼吸が乱れた。さっき触ってもらったのも十分気持ちよかったのに、あれよりもっと。期待が止まらない。してほしい。セレナの指に溺れたい。気持ちよくなりたい。犯してほしい。おまんこほじって欲しい。勝手にクイクイ動き始めた腰をセレナさんに撫でられて、媚びるような声が出た。
「んぁっ♡ あっ♡ はーっ♡ せ、せれな、さっ♡」
「するの? しないの? どーするの?」
答えないといけないのが恥ずかしくて、目がうるうるしてきて、頭がぼーっとしてきて、全身がブルリと震えた。軽くイッた。恥ずかしさだけで気持ちよくなった。
「う〜っ……♡ し、しますっ……してください……っ♡」
「わかった。レイちゃんがそういうなら、してあげるね」
濡れたパンツが気持ち悪くて、そっと脱いだ。愛液と潮でびっしょり濡れていて、下着とは思えない重さだった。下着を穿かずにスカートだけが股間を隠していて、捲られたら全部見えてしまう。ドキドキが止まらない。
ベッドの上に乗ると、セレナさんに後ろから抱き寄せられた。壁にもたれ掛かった彼女の腕の中で、ぎゅっと。脚は前に投げ出して、腰も投げ出して、彼女のちょうど胸の上に頭がおさまった。
目の前には姿見が立てられていて、自分たちの様子がよくわかった。脚が少し開いていて、スカートの奥が見えそうになって、慌てて脚を閉じた。とっても女の子っぽい座り方になった。
「レイちゃん、鏡を見て。わたしにぎゅってされてるキミ、とっても幸せそう。きっと、ずっとこうされたかったんだよね?」
「……ノーコメントで」
「答えてるのと同じだって分かってるくせに、恥ずかしがり屋さんだね。良いんだよ、人に甘えたいのをずっと我慢してたんでしょ。わたしには、思う存分甘えて良いよ。たくさん抱きしめてあげるし、いっぱい大好きだよって言ってあげる」
抱きしめられながら、優しく頭を撫でてもらうと、溶けてしまいそうなくらいに心地いい。それなのに、どこか心の片隅に不安が湧き上がって、聞いた。
「なんで、そんなにオレを大切にするんですか」
「うーん……正直なところ、一目惚れに近いかなぁ。この子、わたしが幸せにしてあげないとって、初めて見た時に思ったんだよ」
耳元を指がくすぐった。ピクリと肩が跳ねた。やっぱり見た目だけなのかと落ち込みかけた時、セレナさんの言葉が続いた。
「でもそれはね、キミの容姿だけを見たんじゃないんだ。キミが頑張ってその身体で生きていこうとしてる姿に、心が動かされたんだよ」
「……別に、そんな頑張ったつもりは」
「頑張ってたよ。女の子の身体になって、勝手が何もわからなくなって大変なのに、色々お勉強したよね。最初の頃、前の世界に残して来た人のことを思い出して、泣きながら寝てたのも知ってるよ。本当に、よく頑張ったよ。――だから、これはわたしからのご褒美だと思ってね」
脚にセレナさんの脚が絡んで、器用に大きく股を開かされる。スカートでなんとか隠れていたのに、どんどん捲れ上がっていって、やがて無防備な股間が露わになった。
「ち、ちょっ……!」
「恥ずかしがっても可愛いだけだよ。ほら、見えてきた。ツルツルの可愛いおまんこ。たくさんオナニーしてるのに、とっても綺麗だね」
手で隠そうとしても、抱きしめられていて不可能。片腕で上半身を拘束されて、あいた片手が股間の上を這った。ぷにぷにしているマン肉を突かれたり、割れ目の上を撫でられたり。さっきたくさんイカされたせいで、愛液とお潮で股間がびしょ濡れだから、指先がすぐにヌルヌルになった。
「男の子だったなんて、見ただけじゃ分からないね。こんなに綺麗なおまんこ……まだ毛が生えてなくて、割れ目は閉じ気味で、びらびらも小さい。とっても子供っぽいのに、中をいじられたらすぐにお潮を吹いちゃって、たくさんイッちゃうなんて……えっちだね」
割れ目の中に、少しだけ指が入ってくる。クリトリスを皮の上から軽く撫でられて、腰が跳ねる。甘い声が漏れそうになって、ぎゅっと口を閉じて、我慢する。
「中も見てみようか。割れ目の内側に指を引っ掛けて……ほら、綺麗なピンク色。クリもちっちゃくて、無垢な少女って感じ。……あ、でも、すっごく硬くなってるね」
ちょん、と触れられただけで、子猫のような甘い声が漏れた。我慢できなかった。腰をくねらせて指から逃げようとしてしまうけれど、セレナの脚がガッチリと押さえていて不可能。むしろ、より強く固定されて、より大きく脚を広げさせられて、おまんこがさらに突き出される。
「敏感なクリちゃん、ちょっと触ってあげると……わ、簡単に剥けちゃった。いっつも皮剥いて弄ってるんだね。こんなに可愛い見た目で、純粋な女の子って感じなのに、オナニーーが大好きな変態さんなんだ。……とってもえっちでかわいいね」
「さっきから、えっちとか、かわいいとか……」
「レイちゃんはえっちでかわいいでしょ。自分でおまんこにバイブ突っ込んでずぽずぽオナニーしちゃうのに、満足できなくて泣いちゃうなんて――」
「う……ぁ……う〜〜〜っ♡」
恥ずかしい。恥ずかしい。恥ずかしいのに気持ちよくて、おまんこがぎゅぅっ♡と締まって。
「あ、愛液がドロって出てきた。恥ずかしいこと言われて、感じちゃったんだ。えっちだね。ううん、エロガキとか、そういう感じに呼ばれる方が好き?」
きゅぅっ、と。
「へー、本当に変態さんだ。――このエロガキ、まんこ弄って欲しいくせに強がったって意味ないでしょ。さっさと股突き出して、まんこ弄ってくださいっておねだりしなさい」
「――っ♡ ふぅ、っ♡ ふーっ♡」
低い声でなじられて、きゅっ、きゅぅっ♡と。
「うわぁ、分かりやすいね。じゃあ、今日はそういう感じでやってあげる。――嫌がってもイカせまくるから、覚悟して。手加減とかしないから。さっき手マンはやったから、早速これ、突っ込むよ」
目の前に突きつけられたのは、見覚えのあるバイブ。しかし、どこか違うようで。
「これ、わたしが改造したやつ。わたしが普段使ってるんだ。レイちゃんが使ってるやつより、もっと振動を強くできて、スイングも激しくできるようにしてあるの。とっても気持ちいいけど、簡単に意識飛ばさないでね?」
「ひっ♡ ま、まっ――」
どちゅん、と鈍い音がした。お腹の奥が押し込まれて、クリが押しつぶされて、身体がのけぞった。
「お、お゙お゙お゙お゙お゙っ♡ お゙っ♡ お゙〜〜〜っ♡♡♡」
続いて、ぶじゅぅっ♡と音がした。股間から勢いよくおしっこかお潮かが吹き出して、遠くまで飛んでいく。射精した時みたいな感覚。でも絶頂ではないただの放出で、そこまで快感は強くない。それよりもずっと、クリ快楽が気持ちいい。ポルチオだって、ジワジワと重い快楽を生み出し始めている。
「こ、これっ♡ おく、つぶれてっ♡」
「うん。いっぱい潰してあげるから、ガチアクメキメて気持ちよくなろうね」
「そんな、やめ、っ♡ やだっ♡」
「わたし知ってるよ。レイちゃんがいうやめてとか、嫌だとか、全部逆の意味だよね。嫌って言ってるのに、無理矢理されるのが好きだもんね。大丈夫、ちゃんと満足させてあげるから」
「ちが、っ♡ あっ♡ あ゙ぁ゙〜〜〜っ♡♡♡」
腰がビクンビクン震えてるのに、止めてくれない。むしろもっと強く、奥へ、奥へと突き込まれる。何度イッても許してくれなくて、何度も鏡を無理矢理見せられて。
「ほら、イキまくって顔がぐちゃぐちゃになってるの、自分でちゃんと見て。涙を流しながら、おまんこからお潮を吹いちゃうの、とってもかわいいね。ベッドのシーツ、もうレイちゃんのでびしょびしょになってる。これ、全部君のおまんこから出たんだよ」
「おまんこばっかりだったし、休憩に乳首をいじってあげるね。うわ、ピンクで綺麗なのに、ガチガチに勃起してる。えっちじゃん。ここも普段から弄ってるもんね。触ってあげるから、5回イこうね。そしたら、またおまんこ触ってあげるから。イかなかったら、ずっと乳首弄り続けるからね」
「あは、イキすぎて、お顔とろとろだね。もう鏡も見えてないかな。でもわたしの声は聞こえるでしょ。今、レイちゃんの身体、すっごいことになってるよ。本気汁でお股は真っ白だし、クリも乳首もフル勃起でローターにいじめられてて、お尻の穴にはアナルパールが刺さってて、えっちな猫ちゃんにされてるよ。ほら、猫耳もつけてあげる。ニャーニャー可愛く鳴いてわたしに媚びてみてよ」
「うーん、そろそろ体勢変えよっか。四つん這いになって……ほら、頑張れ、頑張れ。うん。そしたら、肩をベッドにつけて、お尻は高く上げて、そうそう。脚をちょっと開いて、おまんこをわたしに見せつけるんだよ。お尻フリフリして、『バイブ突っ込んでください〜っ♡』っておねだりしてみて。うわ、すっごくえっちだね。おまんこの穴、パクパクしてるよ。そんなに入れて欲しいなら、えいっ」
「背中のけぞらせて、上半身はベッドにべったりついてるのに、お尻だけ頑張ってあげてて健気だね。そのままポルチオアクメキメてお潮吹いちゃおうね。ほら、びゅ〜っ♡ うわぁ、ベッドの外まで届いちゃってる。すっごい勢い。そんなに気持ちよかったんだ、よかったね」
「じゃあ次は……レイちゃん? おーい。あ、流石に電池切れか。よく頑張ったね。えらい、えらい。ぐっすり寝てね」