風と水は永遠に〜そして季節は巡り征く〜(キメツ学園さねぎゆ) 作:笛の吹けない笛吹き
原作:キメツ学園! 鬼滅の刃
タグ:R-18 ボーイズラブ 転生 さねぎゆ(キメツ学園) 不死川 実弥(数学教師)) 冨岡 義勇(体育教師) 再会 通い妻な実弥さん 昼勃ち 円周率(おっπ) 愛言葉 殺ジャージ キャラ崩壊
ーー桜が咲いている。
ーー桜色の花弁が風に舞っている。
ーー暖かで穏やかな風が吹いていた。
ーー風が吹くたびに思い出す。俺の大切な人。
ーー朧気な記憶の中で、風のように揺れては、消える。
今日は俺が勤める小中高一貫のキメツ学園の入学式。
「冨岡聞いたかょ♪この春赴任してくる数学教師のド派手な伝説♪」同僚の美術教師。フードに宝石つきのヘアバンドという派手な出で立ちのためキメツ学園の生徒達から『輩先生』と呼ばれてる宇髄 天元が楽し気に言う。
「何だったか!?前の学校で『数学なんて将来使わない』とか言った生徒を窓からぶん投げたら生徒が飛んでったらしくてなwww♪シャツのボタンはのど元詰まるとストレス感じるっつって冠婚葬祭でも開けたままとかな♪おもしれー奴だと思わねー!?」宇髄の話を聞いて俺は端的に「…思わない…生徒を窓からぶん投げてはいけない。冠婚葬祭でもシャツのボタンを閉めない?笑止千万!服装の乱れは心の乱れ。教師がそれでは生徒に示しがつかない」と冷静に答えた。
「つーか、そう言うオマエも指導がスパルタすぎてPTAからド派手に苦情が出てるって聞いたが!?教育委員会が動くかもしれないって言われんてんぞ〜〜、教育委員会に嫌われたらおしまいだぞ〜〜、そしてオマエも冠婚葬祭ジャージで出てんだろうが、人のこと言えねwww」
宇髄に痛いところを突かれたが俺はめげない。
だって、体育教師だから。風紀担当だから。
「…俺は体育教師だからジャージが正装だ…だからジャージで冠婚葬祭に出ても問題ない。それに指導の件も風紀担当の責務を真面目に果たしていただけだ。俺は、俺は教育委員会に嫌われてない」俺が言い返すと宇髄は「あ〜、あとアレだな〜、オマエ昼飯ぶどうパンばっか食ってんじゃねー?食生活の乱れは、人生の乱れだぜ!?教師がそんな食生活じゃあ生徒に示しがつかねーなー、たまには、学食で健康的に魚定食でもちゃんと食えよ。体育教師は体が資本だろ!?」と小姑の様な小言をクドクドと言う。と言うか「何故?俺が最近ぶどうパンを昼に食べていることを知っている?」学食や売店は売店と食堂に降臨している”魅惑のくのいち”達の影響で宇髄に俺の食生活が何故か筒抜けで変な
「www何故ってオマエ、お昼休みの名物になってるからな♫冨岡先生が、ぼっちゴハン食べてるってなwww」
宇髄が可笑しそうにゲラゲラと腹を抱えて言う。
「ーー心外!!俺は、話しをしながら食べられないだけだ…ぼっちゴハンではない…」言い返すと宇髄は「はいはい♫」といいかげんな
「ピーッ!!宇髄!!廊下は走るな!!」
風味担当が身に染み付いているため。首に掛けたホイッスルを鳴らし反射的に音速の如き速さで先に体育館へと駆けて行ってしまった同僚へと注意をするが、聞こえていないな。もぅ体育館前に到着している。米粒のような大きさに見える体育館へ音速に到着した同僚を遠い目をして見つめる。
「…俺も早くゆかねば…」
そう思い職員室のデスクから立ち上がった
ーーひときわ強く
ーー開いていた職員室の窓から
ーー桜の花弁が職員室に桜色に舞い吹雪いた。
「…窓を閉めておかねば…」
ーー大きな窓から見える大きな桜の木。
ーーその大きな桜の木の下に、誰かが
生徒かと思い「入学式が始まるぞ早く体育館へ移動しろ」と自分のことを棚に上げて注意すれば、その人物は驚いた様子で俺の方を振り返った。……その人は、生徒では無かった。
ーー……目と目がかち合う。
ーー……仄かに藤色が刺す黒い瞳。
ーー……風に揺れる白銀のクセのある無造作な短髪。
ーー……大きく開いたシャツの胸元に大きく走る傷痕。
ーー……右側の額と頬を大きく走る傷痕のある顔。
ーー……ヤンチャで傷痕だらけのこの顔。
ーー…ー俺は、良く知っている。
「……実弥……」
ーー風が吹くたびに思い出す。俺の大切な人。
ーー朧気な記憶の中で、風のように揺れては消える。
ーー今、ーーやっと。ーーやっと。全てを思い出した。
ーー前世の記憶と言うものだろうか。
ーー心に、ーー躰に、
ーー魂に、刻まれた。
ーー尊い記憶。
ーー淡く甘い想い出。
「……義勇……」
ーー実弥が、驚いた
ーー良かった。ーー良かった。ーー実弥…彼は…、
ーー俺の事を……憶えていてくれていた。……実弥。
俺は、職員室の窓を飛び越えて、実弥に抱きついた。
俺を抱きとめきれずに実弥は、桜色の地面へと倒れた。
ーー桜が咲いている。
ーー桜色の花弁が風に舞っている。
ーー暖かで穏やかな風が吹いていた。
ーー風が吹くたびに思い出す。俺の大切な人。
ーー不死川 実弥ーー
何故?あの時…俺をおいて行ってしまったのか…。
聞きたいことが、言いたいことが、話したいことが、
……たくさんあり過ぎて、言葉にならなかった……。
ーー不死川の白銀の髪に桜吹雪が映えて綺麗だった。
……ほんのりと甘い《おはぎ》の香りがする。
彼の思いのほかに柔らかな
「ぎゆ…
……不死川が懐かしい声で、甘く俺の耳元で囁いた。
……あの頃の俺達だけの愛言葉をーー。
「…さねみ…の為ならー
そう返した事を甘く曖昧な遠い記憶の中で憶えていた。
穏やかな風が俺と実弥の光る水滴を桜と共に空に
ーー気ままに風が吹くように。
ーー水が海へと流れるように。
ーーやっと。……再び巡り逢えた。
ーーもう一度。ーー愛し合おう。
ーーあの頃のように。
ーーあの頃の続きを。
ーー季節が巡り征くように。
ーー永遠に共に。
風と水は永遠に〜そして季節は巡り征く〜
(キメツ学園さねぎゆ)❀終❀
✿後日談(通い妻な実弥さん)✿
土日、休日になると俺は冨岡が独り暮らしをしてるアパートの部屋へと足繁く通ってる。冨岡は畳の部屋に住んでてスーパーで総菜を買って軽い自炊生活をしてるらしぃ。ちなみにキメツ学園へは電車通勤だと本人が言ってた。
まぁ。アレだ。平たく言えば、通い妻って奴だなァ。
……夜は、まぁ大体は俺が旦那役シてるけどな。
……たまには妻役をスることもあったりなんてシてな。
ちなみに俺も冨岡のアパートへは、電車で通ってる。
なんで俺が冨岡のとこへと足繁く通ってるかっつーと。
アイツ体育教師のクセに食生活がてんでなってねぇー。
軽い自炊生活をしてるって本人は言い張ってるがなァ、
出来合いの惣菜に炊飯器で飯炊いてそれが軽い自炊ィ?
軽すぎんだろォが!!自炊ナメんなやァ!!
ふざけてやがるなぁ!!……ということで、当面の間。
アイツの食生活は俺が面倒を見ることに勝手に決めた。
だって晴れて現世で再会を果たし再び恋人になった。
……ワケだしな!!食事の面倒くらい見て良いはずだ。
誰にともなくおそらくは自分自身に言い訳をしつつ、冨岡のアパートの最寄りのスーパーで一週間分のアイツの飯(主におかず)の材料をアレコレと買い込んで、アイツのアパートへと急ぐ。……合鍵を貰ってはいるが、一応。
ーーピンポーン♫とアパートのチャイムを押す。
……が、冨岡は出てこない……。
「…ッたく!アイツまだ寝てやがるな!」
……もう昼過ぎだってのによォ!!
……休日だからって
ーーガチャガチャ!!と合鍵で玄関のドアを開ける。
「…おじゃまします…」と中へと入れば、殺風景な冨岡の畳部屋にしかれたこんもりとした布団の山……。
台所に取り敢えず買ってきた食材達を置き抜き足で殺風景な冨岡の畳部屋にしかれたこんもりとした布団の山に近づいて、そっと布団を捲って見ると「…zzz…zzz」と寝息を立てて幸せそうに冨岡が寝てやがる。
……そして寝顔偏差値が高い。
……取り敢えず懐からスマホを取り出しパシャリ!
「コイツ寝顔偏差値高いんだょな待ち受けにしよ!」
……ムフフ♡とか言っていたら不意に寝ているはずの冨岡に抱きつかれ布団の中へと引きずり込まれた!!
「…さねみ…ぉはょぅ」
……寝ぼけ
「やっと起きやがったか世の中じゃあ今の時間は、こんにちはって言うんだぜ?知ってたか?」
俺が呆れて言えば「…もう昼なのか…」と冨岡が呟く。
「厳密に言うと昼過ぎなんだがなぁ」呆れて応える。
すると冨岡は「そうか」と短く返事をし俺を抱きしめる腕に力を込め「お昼寝しようか…さねみ…」とか言ぅ。
「起きろや!てかアレだ!アレがあたってんだょ!」
冨岡の冨岡が朝勃ち…じゃねぇなぁ…昼勃ち!?
シてやがる!!てかコイツ
「ムフフ♡…朝勃ちついでにシようか…さねみ」
「もう昼だっつってんだ!擦り付けてくんじゃねぇ!」冨岡の拘束から逃れようと身をよじれば、冨岡が冨岡の冨岡を俺の俺にゴリゴリと擦り付けてくる!!危ねえ!!
早く脱出しねぇと俺の実弥が!!
ここが限界のキメツ学園になる!!
「どうした?ムフフ♡さねみも朝勃ちか?」
俺の兆した実弥をこういう時だけ聡く察した冨岡が俺の兆した実弥に元気な義勇をゴリゴリと擦り付けてくる!!
「昼だっつってんだ!そういのはまだ早いィ!」
〜〜ぁあっ!もぅ色々とヤベェ!「あっ、ぎゆっ!」
軽く感じてしまい思わず甘い声が漏れちまった。
「…そうか…まだ昼だったな」冨岡がポツリと呟く。
……やっとわかってくれたか。
〜〜俺が安堵のため息をつくと。
「俺が実弥を抱こうと思ったが…まだ昼なので実弥が俺を抱いてくれ…」と冨岡が俺の耳元で甘く囁いた。そうだ!まだ昼だから「俺がテメェを抱いてくれだと!?」
……ヤベェなコイツ言ってることがめちゃくちゃだ。
……寝ぼけてやがるのか!?
……俺はびっくりしてるぜ!?
「〜〜ふざけてやがるな!?とっとと起きやがれ!?」
布団をふっ飛ばそうとした矢先に何やら
……フニフニと
……何でコイツ寝起きなのに息が臭くねぇんだ!?
……むしろ良い匂いがする。……海みてぇな匂い。
……冨岡が呼吸をする
……俺の胸に冨岡の良い匂いが流れ込んでくる。
……俺の中が、冨岡でいっぱいになる。満たされる。
「…ンッ…」
危うく
だって、まだ昼過ぎだから。まだ早ぃから。
こうゆうのは夜だから。暗くなッてからだから。
昼間は明るぃから。明るぃと……恥ずいから。
そして俺は、数学教師だから。取り敢えず
ーーそぅだ!円周率を数えよう!
「ンンッ、3.14159…26535…89793…23846…26433…83279… 50288…41971…69399…37510…58209…74944…59230…78164… 06286…20899…86280…34825…34211…70679…ブツブツ」とお経のように冨岡と重なった
「…ンンッ!!何してんだょォ!!」
思わず
「…っあ、さね、みっ、…」
冨岡のジャージに手を突っ込んで、下着の上からガチガチになってやがる
冨岡が蕩けた
吸い寄せられるように冨岡の小せぇ口にキスしたら俺の背中に腕を回して冨岡が縋り付いてくる。……可愛いな。
小せぇ口で懸命にハァハァと
「〜〜ンッ!!…さねみっ、もぅ…あっーー!!」
可愛く喘ぎながら冨岡の冨岡が俺の手の中でイッた。
……可愛すぎるだろォ。……クソがっ!!
……
「ーーって、ぉいコラァ!!寝ンじゃねぇ!!」
二度寝しようとしやがる冨岡の左頬を
「俺はまだイッてねぇーンだょォ!!」
俺が訴えれば冨岡は「…そうか…いひゃぃ…しゃねみ…」
……と。……グゥグゥと寝息を立て始めた。
「ーーって、ぉいコラァ!!だから寝ンじゃねぇ!!」
〜〜クソがっ!!こうなったら意地でも寝かせねぇ!!
気持ちよさ気に眠りにつこうとする冨岡の
「…っは、さねみ…」
物欲しそうに俺の名を冨岡が甘えた声で呼ぶ。
「…ぎゆう…」
甘い声で名前を呼び返してやれば、冨岡が言う。
「…さねみ…欲しぃ…早く
「…煽ンじゃねぇょォ…」
冨岡の耳元で甘く囁いてお望み通り俺は、すっかり冨岡に煽られてギチギチにそそり勃った
「…ッ、…ぁ…ンンッ!!」
冨岡の小さな
何でたろうな?前世と言うのか?昔から思っていた。
何度も何度も交わってきたはずなのに。
何でいつも初めて交わる時のようなのだろう?
初めてのようなのに……何でこんなに懐かしい?
まるで…もともと一つの魂だったかのような…。
そんな…不思議な感覚を…冨岡を抱く度に感じている。
ーースゲェ。気持ち良い。涙が出てくる。
ーーこのまま一つになっちまぃてぇなぁ。
ーー抱く
……冨岡は、どうなんだろうか?
……同じように俺のことを思ってくれてンのだろぅか?
「ー実弥ー」
不意に冨岡に呼ばれ我に返り「ーーん?」と冨岡を見やれば冨岡は切れ長の
ーー良かった。俺だけじゃなぃ。
ーー冨岡も同じことを思ってくれてたンだな。
「ー俺も、今、同じことを思ってたー」
ポロポロと涙が流れる。嬉しぃ。暖かい涙だ。
優しく甘く冨岡に口付ければ冨岡が小さな声で言った。
「実弥…もぅ…どこにも行かないで俺の
俺は冨岡に優しく甘く口付けたままに応えた。
「…もぅ、どこにも行かねぇょ…」
やっと巡り逢えたンだ。今度は、ずっと。
「テメェの
ーー誓うように口付けを交わす。
ーーやっと。……再び巡り逢えた。
ーーもう一度。ーー愛し合おう。
ーーあの頃のように。
ーーあの頃の続きを。
ーー季節が巡り征くように。
ーー永遠に共に。
ーー桜色が葉桜に移り変わって征く。
ーー窓の外には、暖かな風が吹く。
ーー頬を伝うは、光る水。
ーー気ままに風が吹くように。
ーー水が海へと流れるように。
ーーもう一度。ーー永遠に愛し合おう。
風と水は永遠に〜そして季節は巡り征く〜
(キメツ学園さねぎゆ)
✿後日談(通い妻な実弥さん)✿終✿
♡この度♡
このキメツ学園な転生再会さねぎゆ短編小説❣❣
2026年4月8日のR−18新作日間(加点)
ランキング24位にランクインさせて頂きました❣❣
有難う御座います♡m(_ _)m♡このランキングを❣❣
数学&体育教師のさねぎゆにお捧げ致します✧◝(⁰▿⁰)◜✧