skebにて依頼を頂きました、遊戯王5D'sの十六夜アキがふたなり化して悪堕ち(ダークシグナー化)する話です。
悪堕ちモノは書いたことがない+普段もあまり読まないタイプなので、どういう風にしたらそれらしく仕上がるか考え挑戦しての作品作りとなりました。
悪堕ちモノには独特の魅力のようなものがあると思うので、それが出せていれば嬉しいです。

※Skebや各種同人誌情報は、作者ページにて記載しております

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第1話

「――どうやら、もうひとつのデュエルも決着が付きそうね」

「……えっ?」

 

 ビルの窓の外に出現した巨大な地縛神の存在に圧倒されていた十六夜アキは、デュエルの対戦者であるダークシグナー、ミスティ・ローラの言葉に、困惑とともに彼女を振り返った。

 刹那、ソリッドビジョンのコロシアムに男の叫び声が響き渡った。

 

「っ、ディバイン……⁉」

 

 その声が自分の信奉する者の声であることに気が付いたアキは、ハッとなってビルの吹き抜けからビルの上階を見上げた。

 その時、先ほどの地縛神の召喚の時以上の大きな揺れ、そして何かが激突するような衝撃がビル全体を襲った。その衝撃の原因であろう噴煙が上階から吹き抜けへもうもうとあふれ出し、それとともに瓦礫がバラバラと降り注いでくる。

 

「っ‼」

 

 その瓦礫の中に叫び声の主――ディバインがいることに気が付いたアキはハッと息を飲み、吹き抜けの方へと駆ける。手すりに寄りかかるようにして何とか落ちていく彼に近づこうとするが、そんなアキの前でディバインは瓦礫とともに吹き抜けの闇へと沈んでいってしまった。

「ディバイーーーーン‼」

 

 アキの彼を呼ぶ声は、真っ暗な吹き抜けの穴へとむなしく響くだけであった。

 

「……あなたとの勝負はお預けのようね……」

 

 呆然とした表情でディバインが落ちていった吹き抜けを見下ろすアキに、ミスティが静かに告げる。

 そんなミスティの声も、遠くで自分の身を案じる者の声も、地縛神の攻撃によって崩れ瓦礫を降らしていくビルさえも届くことはなく、アキは自分の中のなにかも崩れ去ってしまうのを感じながら、崩落へと飲み込まれていくのであった。

 

 

* * * * *

 

 

「……う、うぅ……」

 

 どれだけ時間がたったのか、鈍い痛みとともにアキは目を覚ました。

 地に伏した体は指一つ動かすのも億劫で、鉛のように重い。それでもアキはゆっくりと体を起こし立ち上がると、自分のいる場所を見渡した。

 そこは一寸先も見通すことのできない暗い闇の中であった。そしてその闇の中にいるというのに、自分の体だけははっきりと見て取ることでき、アキは自分が常ならざる場所にいることを理解した。

 

「私は……あの時、崩れるビルに巻き込まれて……」

 

 自分は死んでしまったのだろうか……そんな考えが頭をよぎる。しかし、体を包む肌寒い感覚に疲弊した重さのある呼吸、妙に落ち着いた自分の思考が、自分は生きているのだと告げてくる。

 

(こんな時、ディバインがいてくれたら――)

 

 想像の範疇を超えた状況に、すがるように彼の名前を胸中でつぶやき――彼が吹き抜けの闇へと落ちていく姿を思い出し、その相手がいなくなってしまった事に言葉を失った。

 

「ディバイン……」

 

 道に迷った子供のように、アキは身を小さくする。そこで彼女は、自分の腕にある痣が光っているのに気がついた。

 

「くっ……こんな痣……っ」

 

 まるで自分の心情をあざ笑うかのように強く輝くその痣を憎々しげに睨みつけ、アキはギュッと唇を噛んだ。

 

――これは貴女がずっとデュエルでしてきた事よ

 

 頭の中にデュエルの最中ミスティがぶつけてきた言葉がよぎる。

 

――貴女は自分を救うという名目のために破壊だけを繰り返してきた。他人にどんな犠牲がでようともお構いなしに……

――今度は貴女が、他人に与えた絶望を自ら味わう番

 

(この結末が……私がしてきた事の報いだというの……っ)

 

 サイコデュエリストの忌むべき力を恐れられ、すべてを失った自分。そんな自分を受け入れ、居場所を作ってくれたディバイン。……だが、そうして彼の作ってくれた居場所も、彼自身もアキの手から零れ落ちていってしまった。

 体を包む絶望感とともに、アキは光を放つ忌むべき痣を覆うように掴む。

 

「こんな痣……こんな力……なければよかったのに……っ!」

 

 憎悪を吐き出すとともに、握る手は痣に深々とツメを食い込ませるほどに握る力を強くし、彼女はただただ闇の中でひとり立ち尽くす。

 

『――その力、我が消し去ってやろう』

「っ⁉ だ、だれ⁉」

 

 自分だけがいると思った空間に突如と響いた声に、アキはハッとなると警戒するようにあたりを見渡した。声はまるで地の底から響いてきているようで、その声色は冷たく重々しく、アキの体にぞわぞわとざわめく恐怖心を覚えさせるものでった。

 視線であたりを見渡していたアキだったが、背後から湧きたってきたおぞましい気配にハッとなるとはじかれるようにしてそちらへと振り向いた。

 そこにはアキの立つ闇に水面のように波紋が広がっており、その波紋はしだいに大きさを広げ、中央がまるでヘドロのように盛りあがってきた。闇の中においていっそう深く見えるその闇の隆起は見上げるほどに大きくなると、じょじょにその形を変化させていく。

 

『我は冥界の王……十六夜アキよ、我と契約を結ぶならば貴様をその忌むべき痣と力から解き放ってやろう……』

 

 その姿はまるで絵物語に登場する悪魔のようであった。

 闇をまるでヘドロのようにおどろおどろしく体表を流れさせ、煌々と赤い瞳を光らせるその存在に、アキは声にならない叫びとともにたじろぎ、おののいた。

 

「わ、私の力を消す……?」

 

 そうして目の前の存在に恐怖しながらも、アキは冥界の王と名乗った存在の言葉に引っかかるものを感じ、思わず聞き返してしまう。

 

『そうだ……貴様が憎み、苦しみ、なによりも軽蔑していた力を我の力を持って消してやると言っているのだ』

「そ、そんなことが……でも……」

 

 信じがたい言葉であったが、目の前にいる超常の現象たる存在から感じる仄暗い力は、その言葉が真実であることを否応なくアキに理解させてくる。

 それはアキが心の底から欲して止まないことであった。それがかなうのであれば、悪魔の甘言に乗ることだって厭わないだろう。

……だが、

 

――違う! お前がお前を愛するんだ!

 

 なぜだかフェーチュンカップで戦った男の言葉が頭をよぎり、アキは喉元まで出かけていた言葉が止まるのを感じた。……あの時は悲痛な心境の吐露とともに一蹴した言葉が、今この瞬間になって妙に自分の後ろ髪を引いてきたのだ。

 

『……貴様の心のよりどころにしていた男は闇に消えた』

 

 そんなアキのためらいを読み取ったかのように、冥界の王は彼女の心へ深く突き刺さる言葉を放つ。

 その鋭さは一瞬にしてアキの後ろ髪を引いていた感情を断ち切り、彼女は大きく目を見開き体をこわばらせた。

『貴様を愛し、居場所を作った男は貴様の元から消えた……もはやお前に残っているものがあると本当に思っているのか』

 冥界の王の言葉がじわじわと蝕むように体に沁み込んできて、アキはじわりと重たい汗をかいて身を震わせる。先ほどまで自分が考えていた事がフラッシュバックし、彼女は冥界の王の落とす闇に抗うように鮮烈に輝き続ける痣を覆うように、腕を握りこむ。

 

「ほ、本当に……本当にこの力を消せるの……な、なら私は――」

 

 何を考えればいいのか、どう決めればいいのか……ディバインを失ったおぼつかない思考のまま、アキは悩みながらも、すがるように声を絞りだし、冥界の王を見上げた。

 そんなアキを見て、一瞬冥界の王は仄暗い笑みを浮かべるように揺らいだ。

 

『――契約成立だ』

 

 その言葉の直後、冥界の王の体から鋭い動きで一本の触手がのび、アキの口へ勢いよく飛び込んできた。

 

「っ⁉ ん゙っぅぅっうぅぅっ⁉」

 

 突然のことに目を白黒とさせるアキへ、口の中喉の奥へともぐりこんだ触手は、その先端を小さく膨らませると、何か固形物をアキの体の奥へと送り込んできた。

 アキがそのナニカをしっかりと飲み込んだのを確認すると、触手はぬるりと彼女の口から這い出して再び冥界の王の闇の中へと溶け込んでいってしまう。

 

「――ッゔッ……ゲホッゲホッ……な、なにを……」

 

『貴様の中に我の力の種を植え付けた。種は貴様の心の闇を喰らいながら、その身に根付き成長する』

 

喉を抜けていった異物感にせき込むアキの耳に、冥界の王の冷ややかな説明が入り込んでくる。

 

「心の……闇……――っ! ぐぅうっぅぅ……っ⁉」

 

 ゾワリとする言葉を聞き返した彼女の体の中で、何かが大きく脈動した。

 

「うぅぅあぁ……な、なに……これ、は……ッ」

 

 心臓がバクバクと破裂しそうなほど大きく脈打ち、体中の血液が逆流していくような感覚に、アキは苦悶の声をあげ体をくの字に曲げる。険しくしかめた顔をした彼女の頭の中では、今までの記憶が走馬灯のように駆け抜けていく。

 幼少期の頃、アカデミーの頃、アルカディアムーブメントの頃……ぐるぐると頭の中を回る記憶の数々は一握りの幸せこそあったが、それ以上の苦痛と苦悶にあふれており、フラッシュバックする光景の数々にアキはズキズキと胸が痛んでいくのを感じていた。

 

『なかなか良い闇を持っているようだな……しかし、それだけではあるまい』

 

 見定めるような声が響く中、アキの記憶は黒薔薇の魔女として力を振るっていた頃を映し出す。

力を振るい、触れる者みな傷つけていたあの頃。破壊の力に快楽を感じ、どす黒い悦びに満ち溢れていた頃――

 

「ち、が……私は……私はそんな事、望んで――ッ」

 

 一瞬、フォーチュンカップの決勝で戦った男の顔が浮かびあがり、アキは溢れ出てくるどす黒い感情を振り払おうと声を絞りだす。

 ……しかし、その顔はヘドロのような負の感情に塗りつぶされていき、アキはしだいにそれに反する気持ちが薄れ、それに感情が迎合していく感覚を覚えていた。

 

「――――あぁぁぁぁぁぁぁッ‼」

 

 そしてそれが最高潮に達した瞬間、アキは絶叫とともに体を大きくのけぞらせた。

 体を突きあげんとしていた膨大な心の闇の脈動は、雄々しい慟哭をあげるように彼女の股間から、下着を引きちぎりスカートを弾け飛ばしその姿を顕現させた。

 

「はぁ……はぁ……な、なによ、これ……」

 

 大量の脂汗をかき肩で呼吸をしながらも、アキは己の身体に起きた変化を目の当たりにして、驚きと困惑に声を震わせた。

 まる出しとなった彼女の股間に生えているのはまごうことなく男性器であった。自分の肌よりも褪せた色をしたその剛直は先端の半ばまで皮に覆われてはいるが、彼女の両手で握れ切れないほどの大きさで幹にいくつもの血管を浮かび上がらせており、グロテスクささえ感じさせるものであった。ドクドクと脈打つ幹の根元にはパツパツに膨らんだ巨大な陰嚢が重そうにぶら下がっている。

 そんな自分に生えたペニスに気を取られていたアキは、自分の腕から痣が消えている事に気づかずにいた。そしてその痣は、ずっしりと揺れている陰嚢の裏側に浮かび上がっていた。

 そうとも知らずアキが大きく目を見開いている中、ふたたび冥界の王の闇からぬるりと幾本もの触手がのびてきてアキの腕や脚へと巻き付き拘束すると、一本がペニスへと絡みついてきた。

 

「ひっ……な、なにを……ッ」

『……これは貴様の破壊の衝動が形となったモノ……これを介し、貴様の力を精へと堕落させる』

 

 ペニスから伝わるぬるりとした感触に顔を引きつられたアキであったが、それが肉幹を上下に動き始めると、電流のような刺激が身体を駆け抜けていくのを感じ声にならない叫びをあげた。

 

(な、なに、今の……すごい感覚が……⁉)

「ひぃっ、あっ、んんっ⁉ んっ、ひぃぃんんっ、なに、なにこれぇ……っ⁉」

 

 ペニスへ蛇のように巻き付いた触手はそのまま根元から先まで勢いよくストロークを繰り返す。初めて味わう性の快感にアキの身体は過敏に反応し、彼女の口から困惑交じりの嬌声をあげさせる。

 

「ひぃあぁぁっ、んっぅう……ぺ、ペニスのうえ、這いまわって……おひぃぃぃっ」

 

 怒張に絡む触手はそれ自体が粘りを持っているためか、ペニスの表面を這いまわるたびにその粘液を広げ汚していく。粘液が刷り込まれるほどにアキの身体を走る快感は強くなっていき、爆ぜるようにアキは身体をくねらせる。

 

「な、なにこの感じ……ひぃっ、んぃぃぃ……す、すごっ、きもち、いっ……んんぅぅ」

 

 先ほどまで感じていた困惑も恐怖心も置き去りに、アキは本来自分が得ることのない雄の快楽に頭の中を侵食され、怖くなるほどの快感の濁流に翻弄されるままに声をあげる。彼女が声をあげ、快楽に身をよじるたびに、大きく振られる陰嚢の裏側の痣が警告を発するように明滅していた。

 

「あひぃっ♡ おっ、おぉぉぉ……か、皮の中に触手が……おひぃぃいっ」

 

 そんなことを知りようもないアキは、仮性包茎の皮の間へともぐりこんできた触手の感触にガクガクと腰を震わせ、悦びの声をあげる。触手は肉幹だけではなく、彼女の陰嚢を転がすように絡みつき、明滅する痣をあざ笑うかのようにねぶりまわしていく。

 

「はひぃっ、んんっ! な、なにか……なにかムズムズして……ああぁぁっ」

 

 男性器を丸ごと刺激してくる快感に、アキは腰の奥になにか得体のしれない感覚が渦巻いてくるのに気が付いた。それは、触手がうねり怒張にとぐろを巻いてこすりあげてくるたびに大きくなり、心臓の脈打ちにも似た脈動が腰を跳ねあげさせ、そのたびに敏感になるペニスがより強い快感を身体に走らせ、衝動が螺旋のように昇りあがっていく。

 

「あぁっひっ! んっ、ひぃぃんんっ! な、なにか、なにかきて……ッ‼」

 

 ミチミチと血管を浮かびあがらせる男根の中を、何かが駆けあがってくる感覚に、アキは戸惑いと恐怖……そしてそれ以上に快感と興奮の織り交ざった声をあげ、ヘコヘコと腰を前へ突き出すようにして振りたくる。

 

「あっ、だ――ア゙ッ、あああ゙あ゙あ゙あぁぁぁぁッ‼」

 

 陰嚢の裏の痣がひときわ大きく輝いた瞬間、ぶっつりと頭の中で何かが切れるような感覚とともに、

アキは絶叫をあげながら生まれて初めての射精をその肉幹から迸らせた。

 

「イ゙イ゙イ゙ぃぃっ、な、なにか出て……ひっイ゙ッ♡ き、気持ち、いいぃぃぃ……っ♡」

 

 精通と呼ぶにはあまりにも情欲にまみれたその放出に、アキは恍惚と表情をとろけさせながら身を震わせる。

 脈打つペニスから描かれた白濁のアーチは、暗黒の空間に白い輝きとなってまき散らされていく。

 

『ククク……ずいぶんと派手に精を放ったものだ……だが、貴様にはさらに深い快楽の闇へと堕ち、その力の一遍すら残さず吐き出さなければならん』

 

 快楽にとろけたアキの顔に愉悦をにじませる冥界の王。その身からはまたしても触手がのびはじめ、射精に打ち震えるアキへと迫っていく。

 触手はアキの胸元へたどり着くと、ドロリと闇をそこへ垂らす。すると、闇に触れた部分の衣類が解けて消えていき、彼女の豊満なバストが闇の中へとさらけ出される。

 

「やっ……んっ、ひぃい……そ、そんな胸を……んひぃぃっ」

 

 快感に滾りぷっくりと膨らんでいた乳首に、触手はさらに細い糸のような触手をのばして絡みつけると、ギュッと縛りあげるように刺激する。同時に、太い部分でその大きな乳房へぐるりと巻き付くと、そのまま牛の搾乳のように根元から絞りあげていく。

 

「あぁっんっ、くっひぃぃっんんっ、ああぁぁぁ……んっうぅぅぅっ♡」

 

 締めつけられるような快感が乳房から広がり、アキはぶるりと震える。ペニスへの刺激とは違う、柔らかくじっとりとした快感が背筋をあわだたせ、彼女はしおらしく身体をよじる。胸への愛撫によって、一度射精を終え角度を落としていたペニスはふたたびその角度を高くし、口の狭い包皮をパツパツに引っ張りながら亀頭を膨らませていく。

 

「あぁんっ、うぅぅくっんんん――ひっ⁉ そ、そこはっ⁉」

 

 そんなペニスの裏側、アキの恥部に近づいたペニスがその表面を軽くなぞった。

 彼女の雌は度重なる快感にすっかりととろけ、薄い陰唇の間から鮮やかな桜色の花を開花させ、そこから濃厚な雌の匂いかおる愛蜜を、彼女のふとももにまで垂れ流させていた。

 

「だ、ダメッ! そこは、はじめ――っ! ぁあっ……うっ……~~~~ッ‼」

 

 その中心、ヒクヒクと物欲しげに開閉を繰り返す淫門へと頭を当てた触手が、一息のうちにその中へと割って入ってきて、アキは大きく息を絞りあげた。

 初めて拓かれた秘所。闖入してきた触手は彼女の純潔をあっさりと破り捨て、奥へ奥へともぐりこんでくる。

 

「かっ、はぁ……ッ! な、に、これ……ッ、膣内が……熱く、て……あぁぁっ♡」

 

 醜悪なモノに侵入されたアキだったが、彼女は破瓜の痛みを感じるどころか、膣を侵攻する触手の感覚に強い快感を得ていた。

 膣肉を押し広げ、膣ひだを撫でながら柔らかに形を変えて最奥へともぐりこんでくると、一番奥の部屋を先端でぐりぐりとこじ開けようと刺激してくる。

 

「んあぁっ♡ そ、そんな奥、まで……っ! あぁっんんぅぅぅっ‼」

 

 生娘だった身体に、人のモノでは味わえないような刺激を打ち付けられたアキは、グンッと身をそらせると同時に膨れあがっていたペニスから再び精を解き放った。

 

「んひっ、いぃ♡ ま、また出……おおおぉぉッ♡」

 

 アキの身体へ群がった触手たちによる性感帯への刺激によって、アキは目の前が明滅するほどの快感の渦にとらわれていく。

 乳房を揉みしだかれ、ペニスをしごかれ、ヴァギナをうねりながらピストンされる……何も知らなかった少女へ暴力的な快感による怒涛の責め苦は、彼女を何度も絶頂へと導いていく。

 痛いほどに勃起したペニスから精を迸らせ、ひときわ敏感なクリトリスを触手にからめとられれば、スプリンクラーのように潮を吹いて腰を痙攣させた。

 

「はひぃぃぃッ♡ で、でちゃうっ♡ いろんなモノがでちゃうぅぅぅああぁぁぁぁッ♡」

 

 ……そうして彼女が幾重にも絶頂を繰り返し、己の情欲の証をあたりへまき散らすほどに、彼女の陰嚢の裏で輝いていた痣がその光を失っていき、最後にはその姿かたちすら薄れ、消えていってしまう。

 

「お゙お゙ぉっ、おほぉお゙おぉ♡ こ、こわれりゅっ、ちんぽもっまんこも、こ、こわれちゃうっ♡ ん゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙ッ‼」

『……機は熟した。これより最後の儀式に――む』

 

 精を搾りだされ、恍惚と余韻に浸りながらジョボジョボとペニスから小水を垂れ流すアキを見下ろしていた冥界の王だったが、何かに気が付いたのかその視線を上へと向けた。

 

 ――十六夜ー‼

 

 どこまでも続く闇の中、かすかに男の声が響き渡ると、まるで一番星のように赤い光が小さく輝く。

 

 ――どこだ十六夜ー‼

 

 その光は声が大きくなるにつれ、アキの元へと近づいてきていた。

 

『……どうやら邪魔が入ったようだな……』

 

 静かにつぶやいた冥界の王は、アキを拘束していた触手をほどいた。

 乱雑に落とされたアキは、そのことにも気が付いていないといった様子で、ただただ快楽の余韻にほほを緩め、だらしなく自分の排出した液体のうえへへと転がる。

 

『今回はここまでだ……だが、貴様の中の種は芽を出した。もはや我から逃れることはできず、自ら我の力を求めることになるだろう……』

 

 闇に溶けるように消えていく冥界の王。その最後の言葉をうつろな意識の中で聞きながら、彼女はその最後のひとかけらを手放すのであった。

 

 

* * * * *

 

 

「……ん……」

 

 ふたたびアキが目を覚ましたのは、見知らぬベッドのうえであった。

 

「ここは……」

 

 少し身を起こしてみると広い室内と自分につながれた医療機器と思われる機械が目に入り、ここが病院であることがわかった。

 

「そっか……私、ビルの崩落に巻き込まれて――」

 

 自分がなぜここにいるのか。その理由を思い出したところで、アキは闇の中で冥界の王と遭遇した事を思い出した。

 

「……わ、私……なんて、ことを……ッ!」

 

 闇の中で行われたあまりに淫らな行為。冥界の王の口車に乗って、肉欲に酔いしれ痴態を晒した自分を思い出したアキは、羞恥と恐怖心がこみあげてきてシーツにくるまった。

 

(あれは夢……だったのよ、そうに違いないわ……っ!)

 

 自分に言い聞かせるようにして胸中でつぶやきながらギュッときつく目をつぶる。

 

『――その力、我が消し去ってやろう』

 

 静かな部屋の中に響く医療機器の駆動音を聞いているうち、ふと冥界の王の口にした言葉を思い出し、アキはちらりと自分の腕を見た。

 

(もし、もしあれが本当だったとしたら……)

 

 力を使っていない今、あの痣が浮かんできてはいない。だがひょっとして、本当に力がなくなっているとしたら――

 

「――うぅぅ……っ‼」

 

 そこまで考えたところで、アキは突然身体の奥から熱が吹きあがってくるのを感じた。 

 ……それは、アキがあの冥界の王の契約が事実だからと思ったからであった。あの契約が事実だとするならば、あの空間で行われた痴態の数々もまた事実という事になるからで、それを思ってしまった彼女の身体は、刻まれた淫らな傷痕を浮かび上がらせ、彼女に情欲の熱を灯したのであった。

 

「うぅぅんっ……身体、熱いぃ……んっ、なんで、こんな……っ」

 

 シーツの中に熱のこもった吐息が広がる。カッカと熱くなる身体をモジモジと動かすアキは、どうにかしてこみあげる情動を抑えようとする。それは自分の胸と股へとのびる手となって表れる。

 

「ん……んっ! あぁはぁぁっ♡」

 

 おそるおそるショーツ越しに恥部をなぞると、自分でも驚くほど甘い声が口から洩れる。その音色に早鐘を打つ胸に指をうずめ、そのままやわやわと揉みしだくとピリピリとした甘い快感が広がってきて、アキは深く息をつく。

 

「んぅぅ、くっぅう……こんなに、濡れて……あぁぁはぁぁ……」

 

 熱のままにショーツの中に手を潜り込ませ直接陰部を触ると、ぬるりとした感触が指を出迎えた。

 すでに出来上がっていたその部分へ指を潜り込ませ、大陰唇から小陰唇にかけての溝をなぞると、ぞわぞわとした快感が背中を駆け抜ける。

 

「あぁっうぅ……もっと、もっとぉぉ……はぁぁぁぁん♡」

 

 そこでたまらなくなったアキは、一気に指を進ませると中央にある蜜壺へと指を埋没させた。

 つぶつぶとした膣道が指を悦んで締めつけると同時に、挿入の感触を思い出して身体が打ち震え、アキは歓喜の声をあげる。

 

「ぁあんっ、んっくぅぅんんっふぅぅ……きもち、いっ……くぅぅんっ」

 

 ぬちぬちと膣壁をこすりあげるように刺激しながら、もう一方の手で乳房を揉みしだく。手に余る大きさの爆乳をもちのように形を変えながら刺激していると、先端の突起が痛いほどにシコってきて、たまらずアキはそれをつまみあげる。

 

「あっんっ! くぅぅ……んくっ! うぅぅぅ、んっはぁぁぁ~~ッ」

 

 きつく挟み込んだ瞬間に駆け抜けた電流のような刺激にギュッと身体を縮こませ、大きく吐息を吐いた。

 シーツの中は彼女の雌の香りでいっぱいとなり、それが彼女の指の動きを加速させていく。

 

(ああぁぁ……きもちいい…けど……)

「足りない……っ!」

 

 胸を弄び、膣内を指で慰め、女の快感に身をゆだねてみたのだが、彼女の中に燃え上がった情欲はそれでは抑えきれず、貪欲により濃い快感を求め続けていた。

 

(あの時は……そう、男性器が……あぁ……あの感覚……私の中のモノが解き放たれるような感覚……あれが、あれが欲しい……ッ)

「うぅぅうぅ、足りない…ッ! あぁぁっくっ、うううぅ! もっと、もっとぉぉぉ……ッ‼」

 

 一度意識してしまった後は、どれだけ激しく膣を指でかきむしろうとも、どれだけ乱暴に胸を揉もうとも、どの快感も舌の上を滑っていってしまうような感覚で、アキはもどかし気に声をあげる。

 

(あぁ……あの快感、あの快感が欲しい……! あれが手に入るのならば、私はなんだって――っ)

 

 そう強く強く想いながらきつく閉じていた目を開くと――そこには、あの闇の世界が広がっていた。

 

「ここは……また、あの――っ」

 

 いつの間にかくるまっていたシーツも消えており、アキは跳ね起きると身構える。

 

『――庇護を受けるだけの未熟な心……やはり早々に我を求めたな』

 

 そのアキの前へと冥界の王は、前と同じく闇の中からその禍々しい姿を現した。

 

『くくく……貴様の力は契約通りに我が消し去った……貴様の望みは叶ったというのに、貴様は何を望むというのだ?』

 

 まるでここにアキが来ることを、彼女がなにを望むのかを見透かしたような冥界の王の言葉に、アキはグッと唇を噛みながらうつむき、しばらく黙り込んだ後、

 

「……お願いします。私に男性器を……ペニスを……おちんぽをまたつけてください……っ」

 

 膝をつくと、見下ろしてくるかの者へうやうやしく頭を垂れた。

 そこには自分の力に思い悩む少女の姿も、己の力を破壊として振るう魔女の姿もなく、ただただ快楽を求めるだけの雌の姿があった。

 

『くくく……よかろう。わが力の種は貴様に根付いた。今、それを目覚めさせよう――』

 

 そんな雌の姿に声色に愉悦の色をにじませた冥界の王。その眼がひときわ強く輝いた瞬間、アキの身体が大きく脈動した。

 

「あ、あぁぁ……こ、この感じ……この感じはぁ……あぁぁぁッ♡」

 

 身体の奥から熱い何かがこみあげてくる感触。待ちわびたモノが迫ってくるその感覚に、アキは期待と淫欲にまみれた笑みを浮かべながらそれを迎え入れる。

 歓喜の声をあげながらアキがその身を大きくのけぞらせると、彼女の待ち望んでいた怒張がショーツとスカートを押しのけながら、高々とその頭をもたげ解き放たれた。

 

「あぁぁ、これ……これが欲しかったの……♡」

 

 ふたたび生えてきた己のペニスを見下ろし、アキはうっとりとした声をあげる。

 彼女のペニスはまるで子供の腕のようなサイズにまで成長し、先端の半ばまでかぶっていた包皮はズル剥けとなって、反り返りそうなほどにエラばったカリ傘を広げた凶悪な亀頭をさらけ出していた。

 

「あぁぁ……はやく……はやく射精したいぃ……♡」

 

 凶悪になった己のイチモツをヘコヘコと上下に揺らしながらアキは欲望を口にする。鉄杭のようなモノの根元には片手にあまるサイズとなった巨玉が振り子のように揺れる。その裏側に、以前はあった赤く輝く痣はなかった。

 

『すっかりと快楽の闇に染まったな……ならば、最後の儀式を行うとしよう』

 

 ハッハと犬のように息を荒くするアキの前へ、ドロリと闇の塊が盛りあがってくる。塊の表面がドロドロと溶け流れていくと、そこからひとりの女性が姿を現した。

 

「こ、これは……ッ」

 

 ゴクリ、とアキは目の前の光景に生唾を飲む。

 女性はその服装から病院のナースらしく、触手の拘束によって動きと口を封じられて恐怖に引きつった顔をアキへと向けてきていた。……が、そんなものはアキにとってはどうでもよく、彼女の関心はまる出しとなって突き出すように向けられている女性の下半身へ注がれていた。

 女性の下半身はしなやかな曲線を描く脚、形のいいヒップが煽情的なラインを描き、尻たぶの谷間にはやや色黒の菊門が恐怖にすぼまっては広がるのを繰り返し、その下には恐怖で失禁したかはたまた生存本能からか、じっとりと液体にまみれたピンク色のヴァギナが薄く口を開いていた。

 

『この雌は貴様が我が眷属となるための最後の贄……さあその獣欲を解き放つがいい』

 

 冥界の王がいうよりも先に、アキは女性の下半身へ誘蛾のように近づいていた。彼女が近づくたびに、その股間でミチミチと血管を浮かびあがらせて角度を高める男根に、女性の顔が恐怖に引きつりなんとか逃れようともがく。

 

「あはぁ♡ 逃げようとしても無駄よ♡」

 

 そんな光景も今のアキには興奮をあおるスパイスにしかならず、彼女はガッシリと女性の腰をつかむと、己の剛直の先端を振るえる女性の膣口へと押しあてた。

 

「さぁ、いくわ――よっ!」

 

 そして一息で己の男根を最奥まで叩き込んだ。

 

「お゙お゙お゙ぉほぉ~~~♡ き、気持ちいいぃい゙ぃぃ~~♡」

 

 童貞卒業を告げる肉壺の柔らかな感触に、アキは歓喜の叫びをあげてその口角を釣りあげた。

 彼女の凶悪なイチモツは、女性の膣口をミチミチと押し広げ、その下腹部にその形がぼっこりと浮かびあがるほどに深く深くもぐりこんでいた。そのあまりの密度に、女性は押さえつけられた口からくぐもった悲鳴をあげ、ピンッと身体を張りつめさせた。

 そんな女性の様子などお構いなしに、アキは初めての膣肉の感触にうっとりとほほを緩めていた。

 じっとりと濡れた膣はやや固さが残るものの、触手などよりもはるかに柔らかく、その表面に並ぶ膣ひだが肉幹をさわさわと刺激する感触が心地よい。そのまま腰をゆっくりと動かせば、絡みついた柔肉がペニスにしゃぶりつき、ぐぐっと入り口の肉が引っ張られるようについてきて、それがまたアキの興奮を煽る。

 

「ふッ、ゔッオ゙ッ♡ おちんぽッ、ズボズボ気持ちいいっ♡ 膣肉が絡みついて、きて……オ゙オ゙ッ♡」

 

 そんな快感を獣欲に飲まれた童貞が我慢できるわけもなく、アキは興奮のままに腰の動きを加速させ、女性の膣を掘削していく。

 女性の尻たぶに大きな音をたてて腰を打ちつけるたび、ペニスから爆発的な快感が腰を駆け抜けていき、アキは快感に射精しそうになるのを歯を食いしばって耐える。

 

「――オ゙ヴッ⁉ で、でりゅっ♡ お゙お゙おお゙ッ、ちんぽミルクでりゅぅぅッ♡」

 

 ……耐えようとしたのだが、童貞だった者ががむしゃらに腰を振ったときの快感に耐えられるわけもなく、彼女はあっさりと精を暴発させる。

 ぶわっと一気に膨れ上がった亀頭の先から、ギットリとした白濁を女性の膣奥へと注ぎ込みながら、アキはその強烈な放出感に口端からよだれを垂らしながら陶酔する。その姿は、黒薔薇の魔女とまで呼ばれた彼女からは想像できないものであった。

 

「ふぅぅーー……ちんぽぉぉ♡ ……まだ、まだ出したいわぁ……♡ オラッ♡ へばってないで、まんこしめなさいッ♡」

 

 そんな彼女が一度の射精で満足できるはずもなく、ぐったりと動かなくなってしまった女性の腰を抱えるようにして掴むと、そのまま夢中で腰を打ち込み続ける。

 射精の勢いにすっかりと堕ちている女性だったが、その乱暴な打ち付けにしっかりとその身体は反応をしてきて、膣ひだをカリ傘の反り返りがこそぐように刺激するたびに、膣道をうねらせアキに雄の悦びを堪能させる。

 

「お゙お゙ほぉ、締まる締まる♡ こんなに女のまんこが気持ちいいなんてっ♡ ちんぽ止まらないわっ♡」

 

 そんな彼女の後ろから触手が忍び寄ると、がむしゃらに振られる彼女のしりへとめがけて飛び掛かるようにして殺到していく。

 

「ふっ、ふぅぅッ♡ ふ――ゔっお゙おほぉぉッ♡」

 

 飛び掛かってきた触手は彼女のヴァギナばかりかアナルにまでもぐりこんできて、突然の挿入感にアキは驚きとともに快感の声をあげる。

 

「お゙ぉぉぉぉ……ま、まんことアナルにぃぃぃぃ……♡ 中で二本がうねって――オ゙オ゙オ゙オ゙ッ♡」

 

 性器のみならず不浄の門までも蹂躙されたアキであったが、彼女は恍惚とした声で快感を叫び、歓喜のままにその挿入を受け入れる。

 彼女の柔肉を拓いた触手は、そのままアキの振る腰のリズムに合わせるように、アキの淫壺を交互に抽挿し始めた。

 

「お゙ッゔっ♡ おほぉっ♡ ひっいっ♡ まんことケツ穴っ♡ ほじほじされてるぅぅ♡」

 

 突然の雌の快感は、アキに快楽の雄たけびをあげさせ、彼女のペニスからさらに大量の射精を促していく。とめどない射精の奔流は女性の膣を白く染め、その奥の子宮口を激しく叩きながら逆流し、接合部から下品な音とともに排泄されていく。

 壊れた蛇口のようにとめどなく精を放つアキの頭は快楽に真っ白に染まり、それは触手を受け入れるふたつの肉壺をギュッとすぼめさせる。

 すぼまる淫肉は触手に絡みつき、そのなまめかしい動きによって表面の肉ひだをより強く刺激され、強烈な雌の快感をアキへと返していく。

 まとわりつく触手たちは蜜壺だけに飽き足らず、陰嚢と陰唇の間で痛いほどに勃起している陰核へと細い糸を絡めながら締め上げ、上では胸元へもぐりこんでアキの爆乳をまろびださせると、その先端に吸い付くようにして絡みついていく。

 

「ゔぅぅぅっお゙っ♡ き、きもちいぃ♡ ぜんぶっ、全部気持ちいいわっ♡ もっともっとぉぉ♡」

 

 全身を性器として嬲られ、獣欲を貪ることしかもはや考えられなくなったアキは、その貪欲な情欲を叫びながら腰を激しく打ち込んでいく。

 女性のふとももをベチベチと打ちつけるように振れる陰嚢の裏側には、かつて赤い痣のあった場所に花を模した痣がじょじょに浮かびあがり、そこからどす黒い力を広げていってた。

 

『時は満ちた! 十六夜アキよ、我が眷属となりてその心の闇を存分に解放するが良い‼』

 

 アキの身体を黒い力が駆け巡る最中、冥界の王が高らかに宣言するとともに、アキのふたつの穴を責めたてていた触手が一瞬の振動とともにグバリと中でいばらのように広がり、アキの肉壁を激しく刺激するとともにその一つ一つの棘から黒々とした精を彼女の中へと解き放った。

 

「ン゙――ん゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙ぉぉぉぉッ♡」

 

 人ならざる邪悪な射精の爆発に、アキはひときわ大きく叫び声をあげ、身体の内側を染めていく灼熱の奔流と黒い情動にガクガクと身を震わせた。

 己もまた女性の中へ特濃の精を解き放つアキの身体は、代わりに注がれる闇の精によって蝕まれていき、それは彼女の瞳を黒く染めあげ、その身にダークシグナーの証たる赤いマーカーが浮かびあがっていく。

 

「お゙お゙ぉぉぉ……おぉ……お……ほぉぉ……」

 

 アキの声が途切れ、白と黒の濁流の放出が終わり、あたりには一瞬の静寂が訪れる。

 ドロリと黒い精を滴らせる肉壺を責めていた触手は、まるでアキの身体に取り込まれるようにして彼女の体内へと潜り込んでいき、触手が肉門の奥に消えると、ミチミチと陰嚢が巨大化する。

 同じように乳房に吸い付いていた触手も胸に同化するように溶け込んでいく。すると彼女の大きかった乳房はますますその大きさを肥大化させる。吸われていた乳頭の突起も同じようにビキビキとその太さと長さを増し、子供の指ほどのサイズになってビンッと自己主張をする。

 ソフトボールサイズに巨大化した陰嚢では花の形をした痣が煌々とおぞましく輝きを放ち、新たなダークシグナーの誕生を祝福していた。

 

「……くくく……ははは……」

 

 ダークシグナーと化したアキの口から笑いが漏れる。

 彼女の心の中には、かつての力への苦悶や苦痛も、信奉していた男への情も……そして、フォーチュンカップで自分に語り掛けてきていた彼の顔も何もなく、ただただ己の力を持ってすべてを破壊し、蹂躙したいという欲求のみが渦巻いていた。

 それを象徴するかのように彼女の衣装もまた変化し、黒を基調としてそこに淡紅色のラインが走り、乳房と性器を大きくさらけ出し、重量ある陰嚢をブラジャーで釣りあげている、性を強調しアピールするようなものとなった。

 

「あーっははははははははッ‼」

 

 乾いた哄笑をするアキのペニスが女性から引き抜けると、そのペニスにはまるで薔薇のトゲのような突起が生え、彼女の内の衝動を体現するかの如く、高らかに白濁を闇へと打ち上げるのであった。

 

 

* * * * *

 

 

 ――突如として起きた病室の爆発とともに、十六夜アキは闇夜へと姿を消した。

 彼女の失踪は彼女の両親にも、かつてフォーチュンカップでしのぎを削った彼にも予期せぬものであり、彼らの関係者が必死になってその行方を追ったが、その行き先は見つからないままであった。

 

 

 サテライトのビルの奥、暗い暗い路地裏。差し込む月明かりだけが光源のその場所で、その痴態は繰り広げられていた。

 あたりにはデュエルモンスターズのカードが散らばり、破損したデュエルディスクまでもが転がっており、その横でダークシグナーと化した十六夜アキは実体化させた茨の蔦で縛りあげた女性を後ろから突きあげていた。

 

「あっははは……デュエリストとしてゴミのような実力しかないあんたでも、オナホとしてはなかなか良い具合しているわね!」

 

 嘲るように嗤いながら女性の膣を、その醜悪なまでに増強されたペニスで突きあげる。

 亀頭が狭い膣道をこじ開け、いばらのような棘がゴリゴリと肉ひだを掘削しながら女性を責めたてると、女性が苦悶と快楽の入り混じった声をあげる。

 

「どう? 私の茨ちんぽの味は? なまっちょろい雄なんかと比べ物にならないでしょうっ!」

 

 そういいながらぐりぐりと腰をくねらせ、膣を削るように刺激すると、女性の膣がわななき収縮する。溢れ出た愛液が地面を濡らすのを見ながら、アキはますます加虐の笑みを深くする。

 鉄杭のようにペニスで突きあげる衝撃は荒々しい炸裂音をあたりに打ち広げ、その衝撃とペニスの剛直っぷりによって女性の身体は地面から少し浮いており、プラプラとする足先がビクビクと絶頂に震えていた。

 

「はははっ、さっきからイきまくりじゃないこの雌豚! いいわ、なら雌豚には雌豚らしく、その腹にたらふくザーメンを食べさせてあげるわ!」

 

 火のついた加虐心のままにアキは激しく腰を打ちつける。蹂躙というのがふさわしいピストンのストロークは女性の余裕をなくさせ、ただただ喘ぎ声をあげさせるばかりとなる。

 

「いいわよ……良い声……いい――イ゙ッ、イ゙グッ♡ ゔッオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッ♡」

 

 昂ぶりのままにアキは獣のような雄たけびをあげ、女性の子宮口をこじ開けると、その最奥の部屋の中で己の情欲を解き放った。

 爆発した猛りは一瞬で女性の子宮をいっぱいにすると、下腹部をパンパンに膨らませ膣を逆流し、接合部から下品なひり出し音を奏でながら放出してアキの下半身と地面を汚していく。

 

「お゙おぉぉぉ……出る出るぅ……ちんぽ汁たっぷりでるわぁ……♡」

 

 ぶるるっと獣欲の排泄感に身を振るわせるアキの陰嚢の裏で、ダークシグナーの証たる痣が煌々と輝くと、射精を受けて大きく背をのけぞらせていた女性にアキと同じように花の痣が浮かびあがる。

 

「ふふふ……私の種を受け、私の下僕……オナホとしてこれからは生きるといいわ」

 

 拘束を解かれ、地面へと崩れ落ちた女性が目を開けると、その瞳はダークシグナーの力に染まり真っ黒に輝いていた。

 女性はずるずると緩慢な動きでアキの足元へすがるように這ってくると、その身をもたげ硬度を落とさず天を突くアキの茨のペニスへと口づけをする。

 忠誠の証のフェラチオをその性器に受けながら、アキは高らかに笑い声をあげ、女性の顔をその獣欲の白で染めあげていくのであった。


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