「此処が二道か……。」
僕は近くの雑居ビルの中に入っている泣かず飛ばずの落ち目の出版社に新卒入社してしまった憐れな元四流大学生。
着慣れていないスーツに袖を通して通勤カバンを抱えて通勤途中のカフェでモーニングを食べるのが日課になる。
「いらっしゃいませー。」
ガラコンというドアベルが頭上で鳴り響いた先には眩しい朝日が差していて、思わず手で傘を作る。
「あっあの……モーニング、やってますか?」
たどたどしく尋ねるとエプロン姿の色白の肌に深紫色の髪を束ねた美少女が無邪気な笑顔で出迎えてくれた。
「はい!やってますよ。」
店の中に入り間取りに目を通すと店長の姿を探す。
「店長さんは……?」
とりあえず空いているテーブルに着いてメニュー表を広げる。
「今トイレです!」
……そこはお手洗いとか花を摘むとか言い方をしてほしいな。
「あっそう……。」
モーニング用のメニューを指さしてトントンと叩く。
「モーニングセットでいいですか?」
彼女は長い横髪を耳に掛けながら首を傾げた。
「……それでいい。」
緩い微笑みを浮かべると「はい!」とだけ返事をして厨房に消えていった。
「青年は大志を抱き、……必ず成し遂げるのだ。」
、、、
「お兄さんまた来たの?」
五度目に二道の扉をくぐると彼女は眉をハの字に曲げて困ったような笑顔を浮かべた。
「うん……周りの店は繁盛していて息苦しいから。」
そう言って座り慣れたテーブル席を見ると金髪の男子学生がモーニングを食べていた。
「なぁレゼ……勉強ってしなくても勝手に身についたりしねーかなぁ……。」
アイツか……。
「自分で動かないと身につかないから。」
一番奥の壁側の席に変えて座るとレゼはデンジと談笑をし始めた。
「……おい、注文を伺いに来いよ。」
ボソッと零すと彼女は横髪を指で巻きながらトテトテと小走り気味にテーブル脇に着いた。
「ごめんなさい。いつものでいい?」
彼女は唇を噛むような仕草をして目を伏せる。
「いつものって……勝手に決めんなよ。……アイスコーヒーとサンドイッチ一つ。」
レゼはこちらの顔を覗き込むように上目遣いをして目を潤ませた。
「早とちりしちゃった。今日は違うんだね。」
チラリとデンジの方に目を向けると恨めしそうな瞳と目が合った。
「……それでいい。早くしてくれない?始業時間に遅れるから。」
呑気なもんだ。
学生気分で青春の1ページを刻んでるつもりなんだろう。
「わかった。待っててね。」
「君は何処に勤めてるの?」
六度目の訪問の際に二道のマスターが声を掛けてきた。
貧乏揺すりをしてテーブルのコップを揺らす。
「……僕は……PPビルのPP出版です……はぁ、僕は就職先を間違えたかな……。」
苛立ちを隠せないといった様子で頬を掻いて親指の爪を噛む仕草をした後に顎を指の腹で擦る。
「出版社かあー……最近のメディア系は厳しいよね。」
マスターは憐れみを込めた眼差しを僕に向ける。
「本当……チェンソーマンとか……ああいうのが出てくると上も素性を洗えとか無茶を言うから……困ります。」
横目で花が生けてある花瓶に反射したデンジの反応を見るがレゼとの談笑に夢中な様で反応は無い。
「でもいいよね。モーニングをゆっくり食べる時間があってさ。」
指の爪で自分の頬を引っ掻いてみせる。
「5時に起床して洗濯機回して身支度してゴミ出しして、6時に出勤して長い徒歩通勤……の途中に7時に二道でようやくモーニングを食べて7時半には出社して8時の朝礼に間に合わせてるんですよ……少しの余暇時間で全てを見たつもりになられても困ります……。」
神経質かのように瞼を痙攣させて溜息を浅く吐いた。
「ごめん、そうだよね。現代社会の歯車は大変だ。」
マスターは察したかのようにカウンターの拭き掃除を始め、話を逸らした。
「こんな世の中ですから、僕が働けてるだけでもありがたいんですけど。」
テーブルに指を波立たせるように叩きつけて不満を表しすとトントンと叩かれる。
「ねえ、お兄さんのお名前……聞いてもいい?」
顔を上げるとレゼが手を腰の後ろでクロスさせて体を傾けながら目を細めて佇んでいた。
「あー……僕はイソガイ……イソガイでいい。」
、、、
「なーイソガイ……彼女とかいんのー?」
八回目に二道を訪れるとレゼはお使いを頼まれており不在だった。
「……見ての通り……いない。」
僕には忠誠を誓った祖国がある。
女にうつつを抜かす暇などない。
「はぁ……エッチしてぇ……。」
そう零すとデンジは教科書とノートが広がる机に突っ伏した。
「簡単に性行為を望むな。性行為など女を孕ます時にすればいい。」
デンジは顔だけをこちらに向けて死んだ魚の様な瞳を向ける。
「お前……なんか拗らせてねぇ?」
「イソガイ君は真面目に働いていて偉いよ。」
根拠のない持ち上げと慰めの言葉がマスターから放たれる。
「働かないと生きている意味がないですから。人間は生きて社会に貢献しないといけません。」
十日目にもなるとすっかり常連のような扱いになっている。
「イソガイって生き辛そうだよな……。楽しみとかねえの?」
デンジは欠伸をしながら気だるげな声を出し、まるで友人のように声をかけてきた。
楽しみか……順調に侵食出来ている事実のみが今の僕に享楽を提供しているな。
「クロスワード……。」
カバンからクロスワードの小冊子を取り出してマス目を埋める。
するとレゼが隣に座って腕に身体を寄せた。
「……あ!わかった。そのマルイチのタテのカギ……ギリシャ語で真珠を意味する花……ねえ、イソガイさんは分かる?」
、、、
「イソガイさんってお給料どのくらい貰ってるの?」
十二回目にレゼに見送られる際に腕を組まれて耳元で囁かれる。
顔を見ると頬を染めて期待を浮かべた目をして何度も瞬きをした。
「……親しくない奴に聞くな。」
腕を振りほどくと彼女は蹌踉めいたため腰を支える。
「ごめん。……距離感間違えたかな。」
彼女は目を伏せて横髪を掻き上げながらバツが悪いといった顔をして小走りで店内に戻っていった。
「……そろそろか。」
、、、
「ファイブ、JCJHZYJ。」
十五日目、ちょうど雨の日に当たり近くの公衆電話で特定の公衆回線につなげ、暗号化した作戦の遷移を無言の相手に語りかける。
『……ファイブ、TP。』
良かった……今日は最良の日になる。
雨音で音を立てることなく、血と臭いの痕跡も消えるだろう。
デンジが二道に入ったのを確認した。
「あとは腹いっぱいになって頭が溶けるのを待つ。」
問題はレゼの方だ。
あの女は連邦のモルモット……祖国のチェンソーマン捕獲作戦の障壁になり得る。
先に始末をするか……?
しかし小娘と言えど訓練を受けた手練である事は疑いようがない。
……気配を消した足音。
刺客……電話ボックスという狭い空間だが、銃で撃つには相手も視界が開けた場所に居なければならず、スナイパーならば僕の契約した悪魔により標的にすることが出来ない。
「……レゼ。」
錆びついた透明な扉には傘を差し、手を振るレゼが映っていた。
「イソガイさん、その折りたたみ傘じゃ心許ないよ。」
そうだな、朝から雨が振っているのに……折りたたみ傘は不自然だったな。
「……ああ、そうだな。」
電話ボックスの軋む扉を開くと雨水が頭上に溢れて傘が差し出された。
「相合傘だね。……イソガイさん。」
「起きた?イソガイさん。」
目を開けると肉屋の解体作業部屋のような場所に腕を拘束され頭上から手首を吊り下げられて床に膝がつかずつま先がズルズルと引き摺られている状態になっている。
「……僕は何も知らない。」
レゼは普段通りのポロシャツにホットパンツのラフな出で立ちでしゃがみながらこちらを見上げていた。
「一般人はそんなこと言わないよ。」
そう言うと僕の右足を掴むと小指をへし折った。
「ギッ……だから……何も知らない。」
周囲にあるものを確認する。
ぶら下がっている肉の塊、肉切り包丁、時計、カレンダー、段ボール、カッター、パイプ椅子、床には蛆が湧いた粗悪なペットフード。
換気扇だけがあり窓がない。
つけっぱなしのテレビとラジオ、散らばった新聞に特売チラシの束。
これは録音や録画、及びブラフの可能性があり、現在時刻を正確にする手段がない。
「痛みを我慢できるくせに。」
彼女はカッターを手に取ると再び右足の小指にプスッと当ててスライドした。
「……何がしたいんだ。」
切断された右足の小指が排水口に向かってコロコロと転がっていく。
「目的は……あとでいいや。……イソガイさんについて教えて?」
レゼは立ち上がるとカッターでスーツとシャツを切りつけた。
「僕は出版社に勤めている新社会人だ。」
錆びついた刃により傷口がガタガタで鮮血と共に一部は皮が剥がれている。
「PP出版の人に聞いた。イソガイさんは在籍して居るって。」
当たり前だ、祖国の諜報機関を舐めるな。
「だから……」
「でもイソガイさんのお友達や親戚の人は見当たらなかった。」
釣り上げられている左の二の腕にカッターが滑り、出血した。
……腱は切れていない。
彼女は顔を近づけると首を傾げて悩ましい表情を浮かべて口元を緩める。
「僕はコミュニケーション能力が欠如しているから。」
そう答えると唇が重なり舌が入り込んでくる。
……口内に薬品を捩じ込まれたか?
それとも舌を噛みちぎるつもりか?
……それはまだ早い、口を割らせる前だ。
「ん……イソガイさん……キスが下手くそ。もしかして……童貞?」
「ん……ふ……ふぅ……う」
レゼに頬を押さえつけられて柔らかく生暖かい舌が口内を弄る。
「イソガイさん……チェリーボーイなんだ……可哀想。」
その隙に脚でレゼの上半身を掴んで彼女の右耳を噛みちぎると手持ち花火のように勢いよく血が噴き出した。
「……図星だった?」
彼女はお返しとばかりに僕の左耳を噛みちぎった。
「ギィッ……」
僕が今できることは、祖国の情報を漏らさずに死ぬ事だ。
可能であればレゼを殺害したいが、薬品を既に盛られているのか身体能力が格段に落ちているこの状況では厳しい。
「ねえ、イソガイさんはどこの国の人?」
レゼは耳があった場所から滴る血を手で掬って僕の服が破けて乱れた上半身に塗り込んだ。
「……日本。」
彼女はニコッと目を細めると僕の右耳に吐息をかけた。
「それは現在所在地でしょ?」
熱い吐息がかかると耳の輪郭をなぞる様に舌が這って激しいオーガズムが体を駆け巡り、声が出てしまう。
「んっ……お前……僕に何をした……」
自白剤の一種か?
性的快感を拷問に使う手法の対策訓練も一通り受けているはずなのに快感が強い。
「イソガイさんが自分の劣情に素直になるおまじない。」
レゼは耳穴に舌を捩じ込んで血に濡れた指で僕の乳首をクニクニと押した。
「あ……は……くう……」
痺れを逃がそうと身体を捩らせると脚で掴んだレゼの腰が下半身をゴリゴリと上下に擦ってズボンにテントが張ってしまう。
「ねぇ、どこの国の人?」
彼女は耳から首筋、鎖骨から乳首に舌を這わせてほじ繰り返すように責めながらテントが張った先端をスリスリと撫でた。
「あっ……はぁ……」
いっそ舌を切って自決するか……。
「乳首責めされるの気持ちいい?イソガイさん。」
乳首は舌先で愛撫をされる度に硬さを増していく。
「う……う」
舌を……
「おちん◯んピクピクしてる……我慢できないの?我慢汁で濡れてるよ?」
カチャカチャとズボンのベルトを外されてファスナーを下げられ、モノが剥き出しにされる。
「やめ……やめろ……」
身体は薬のせいか勃起しており、レゼは体を下げて僕の脚による拘束を抜け出すとモノの裏筋を指の腹でツーッとゆっくりと根元から撫でた。
「我慢汁がタラタラだよ?」
彼女は笑みを浮かべ、竿をシュッシュッと柔らかい手でしごき始めた。
「僕は……何も話さない」
すると手コキをしていた手がピタリと止まった。
「いい子にできたらご褒美あげる。」
「おちん◯んプラプラしてかわいい。」
脱力して手首から下を宙吊りにされた状態で、全身をみっともなくぶら下げられたまま、されるがままになってしまっている。
「何も言わない……僕は……」
レゼはモノを優しく握ると鈴口にキスをしてチュウチュウとカリ部分だけを吸い始めた。
「先っほ舐められるの気持ちいい?」
ジュルッと唇で喰みながら吸い取られると激しい快感により更に勃起してしまう。
「ふっ……気持ちよくない」
すると彼女は口いっぱいに竿を頬張って肉厚な舌を絡ませながらしゃぶった。
「ひもひよふはい?」
根元まで咥えるとズゾゾッと涎ごと舐め取るバキュームフェラによってレゼの小さな口内に射精してしまった。
「いっぱい……れたね。」
彼女は妖艶な微笑みながら精液が乗った舌をべーッと見せつけるとゴクリと飲み込んだ。
「イソガイさんのザーメン濃いね。」
そう言って、また手コキをしながら乳首を喰んだ。
「はあっ……やめろっ……」
既に乳首は硬くなり舌で擦られるたびにコリコリとしているのが自分でも分かる。
「乳首いじめられるの好きなの?」
耳と足、上半身の総傷から出血して血が滴り落ちているのに気持ちが良くなって、ハァハァと息が浅くなって吐息が熱を帯びた。
「好きじゃない……」
レゼは立ち上がるとおもむろにポロシャツを脱いでブラジャー姿になった。
「イソガイさん……おっぱい好き?」
そのまま肩紐を外すと手のひらにすっぽりと収まりそうな乳房が現れ、股間が反応していきり立った。
「好きじゃ……」
彼女は目を細めると柔らかな乳房を押し付けながら乳首同士を擦り付け始めた。
「んっ……乳首をくっつけ合うと気持ちいい……。」
何度も先端が合わさる度にレゼの乳首もぷっくりと膨らんでコリコリとした弾力になっていく。
「気持ちよくない……」
その間も必要な手コキが続けられ、射精寸前の所で止められた。
「なら踏んであげるね?」
レゼはパイプ椅子を僕の前に置いて座ると靴下を脱ぎ、白く繊細な足でモノを軽く踏みつけた。
「お"っ……ほ……」
冷たい足先が全体をグリグリと刺激して、あえなく射精してしまった。
「イソガイさんはSMが好きなのかな。」
「足コキが一番気持ちよさそうだね。」
足の指で裏筋を撫でるように滑らせたかと思うとギュッと強く足の裏全体を使って押された。
「んお"っ……」
情けない姿で小娘に足蹴にされているのに屈辱感よりも快感の方が上回ってしまっている。
「キスしたくなっちゃった……イソガイさん、キスしよ?」
レゼはホットパンツから透明な包を取り出すとピリッと破いて中身を僕の口中に押し込んだ。
「く……んぐ」
異物を飲み込まないように喉を締めようとすると舌が滑り込んで、異物を無理やり中に押し込むためゴクリと胃の中に取り込んでしまった。
「ふぅ……んっ……キス上手くなったね……ん」
舌が唾液を交換する度に身体が熱くなり火照りを増した。
「なん……なにを……飲ませた……ふっ」
舌先が離れると涎がねっとりと糸を引いて顎に滴り落ちる。
「もっとイソガイさんが欲望に正直になるおまじない。」
右耳に湿った吐息がかかるたびにモノが張って痛い。
「はぁ……これ……自白剤……の」
血を失った影響のせいもあってか頭に靄がかかって思考が纏まらない。
彼女の方を見ると裸の上半身を僕の下半身に密着させながら僕の尻穴をほじくり始めた。
「お"ほっ……やめ」
柔らかく細い指が尻穴に抽挿を繰り返すたび全身が痺れるようにビクビクと跳ねる。
「弱点みっけ。イソガイさんはお尻の穴が弱いんだ。」
くるくると円を描くように拡張されるとモノがどんどん反り立って行く。
「ん"あっ……♡」
自分で出した嬌声に驚いて固まった。
「ようやく心を開いてくれたの?うれしい。」
レゼは横髪を左耳に掛けると手を動かしながら鈴口にキスをして喰むようなフェラを再開した。
「お"ほっ♡……チン◯をペロペロ舐めるなっ♡」
あまりの快感に夢と現の境界線が曖昧になってくる。
「気持ちいいんだ。素直になりなよ。」
彼女はズボッズボッと尻穴をほじくるタイミングでモノをジュリュッと思い切り吸うとニコリと微笑み、その魅惑的な扇情に耐えきれずにビュルルッと顔射してしまった。
「はぁぁっ♡……レゼちゃんの顔に出しちゃった♡」
何を言ってるんだ……こいつは連邦の……
「いっぱいピュッピュしていいよ。イソガイさん。」
レゼは僕に微笑むとザーメンを脱いだポロシャツで拭き、唇を重ねて舌を貪った。
「レゼちゃん好きぃ……んっキスしよ♡」
「イソガイさん……縛ってごめんね?」
レゼは僕を宙吊りにしていた鎖を解き、ドサッと膝から崩れ落ちた僕の前に膝立ちで向き合うと何度もキスをした。
「許しゅ♡……んふ……ふっ♡」
口内を舌が這い回る度に快感が全身を走り抜ける。
「お詫びに筆おろししてあげる。」
彼女は僕を仰向けに突き飛ばすとホットパンツを脱いでパンティを下げた。
「手首の拘束も解け……♡」
その要望は無視されて彼女は僕の上に馬乗りになると小ぶりなマン◯にカリを当てた。
「イソガイさんのおちん◯ん大っきいね。」
マン肉にモノが咥えられてズブズブと肉襞が絡みついてくる感触に絶頂した。
「レゼちゃんのマン◯キツキツでヤバイッ♡」
結合部からは出した精液が滴っている。
「もう、早漏なんだから。」
レゼはしゃがみながらゆっくりと全体を捉えようと腰を沈めた。
「締め付けすごいから出ちゃったのおっ♡」
僕は上半身を起こすと彼女の唇を求めて舌先で顔を舐めた。
「全部入った。イソガイさん。」
その言葉に興奮して何度も腰を突き上げる。
「すごいッ♡マン◯トロトロ……また出るぅ♡」
狭い腟内を擦る度にこの世のものとは思えない程の快感が襲った。
「イソガイさんのおちん◯ん強いね。なんの悪魔と契約してるの?」
それは機密情報で……
「疎外の悪魔ぁっ♡レゼちゃん動いたららめっ♡」
彼女は笑みを浮かべて唇と頬を舐めた。
「だからスナイパーに見つからなかったんだ。」
疎外の悪魔は自身の半径から数メートル以上離れた人物から認識のを阻碍する。
「僕はつよつよ工作員らからぁっ♡」
レゼは無遠慮に腰を振って強いオーガズムを引き寄せた。
「他にはどんな効果があるの?」
白い陶器のような乳房に生えたピンク色の乳首が目の前で揺れるたび頭がぼんやりしてくる。
「毒の効果を阻害したりぃ♡疎外感を抱かせて仲間割れさせたりっ♡」
ただ、全ての能力を使えるような契約は出来ていない。
「すごい悪魔だね。他には?」
彼女は僕の乳首を柔らかい指の腹でくるくると円を描きながら撫でると、何度も僕の上で跳ねた。
「社会の除け者とされる動物……例えばネズミを使った背向からの鼠害。……こんな感じで。」
半径5メートル以内のネズミを集めて待機させていた。
レゼを突き飛ばして指を鳴らすと排気口や排水口からドブネズミの大群がレゼに向かって群がり、彼女の皮膚と血肉を抉った。
「小娘が……僕にハニートラップなんて百万年早いんだよ。左耳と足の小指は冥土の土産にくれてやる。」
立ち上がるとまだ目眩がする。
異物阻害の効果が無くなる前に吐き出さないと。
「イソガイさん。」
……まさかまだ生きて
「ボンッ」