――恋人の瑠依とハジメテの夜。ハジメテのエッチ。ハジメテのセックス。
ベッドの上で。パジャマの瑠依と並んで座る。眠る準備は万端……でもこれからすることは眠ることではなく、セックス。今日はそのためのお泊りだった。
だというのに二人して緊張していて、どうにも切り出し雰囲気になっていたが、瑠依が口を開いた。
「――私のハジメテ、貰ってください……」

(pixivにも投稿しております)
(プロット自体は一年ぐらい前からあったもので、莉央さんのもし恋との関連はありません)

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どうもお久しぶりです。
久しぶりのアイプラエッチSSです。瑠依ちゃんです。
一年ぐらい前からあったプロットをようやく作品にすることができました。莉央さんのもし恋の影響は全く受けてませんが、どうぞよしなに。


第1話

 

 

「………………」

 

「………………」

 

 もじもじと、隣に座っている瑠依がその寝間着のズボンをキュッと握り締めて、身体を微かに揺らしていた。どこからどう見ても、彼女は落ち着いていない。緊張しているのが丸わかりだった。その緊張が俺のほうまで伝わってきて、伝染してしまう。

 時刻は午後9時過ぎ。夜はまだ始まったばかりの時間だ。ここは俺の自宅で、俺と瑠依は隣り合って座っていた。ベッドの上で、俺たちの間には拳一つ分の距離が空いて、近さ故か彼女のほうからはシャンプーの匂いが漂ってきた。瑠依だけじゃなくて、俺もパジャマを着て、寝る準備万端。なのだが。

 

「…………っ……」

 

 瑠依が唾を飲んだ。顔は見ていないが、どんな表情なのかは察しがつく。

 これから俺たちがすることは眠ることではない。男女が――しかも恋人に成りたての二人がベッドですることなんて決まっている。男女の交わり、つまりセックスだ。性交、交尾、エッチ……などなど、呼び方は様々だが、そういうことだ。

 今日はそのためのお泊り。二人ともちゃんと明日はフリーにして、今日は体力温存するために朝からずっとのんびり過ごして。俺も瑠依も、ヤる気は満々だ。

 だが、どう切り出したものか。二人、どちらとも緊張していて、どうにも切り出しづらい雰囲気になってしまっていた。

 

「………………」

 

 そもそもこんなに緊張していて、瑠依はできるのだろう。もしかしたら今日はできないと言われるかもしれない。もちろん、瑠依の気持ちを最優先に考えるべきだ。彼女に無理をしてほしくはない。瑠依の今の気持ちを大事にしてほしい。

 ……ここは年上の俺から切り出すべきだろう。そう思って、口を開こうとして――

 

「――あのっ……マネージャーさん……!」

 

 瑠依に先手を取られてしまった。

 その声は震えていた。明らかに彼女はまだ緊張している。瑠依に、言わせてしまった。俺のほうから言うべきなのに。申し訳なさが心の中で広がっていく。

 

「……どうしたんだ、瑠依」

 

 瑠依の緊張を少しでも和らげたくて、なるべく優しい口調で彼女に応えた。彼女がなにを言っても受け止められるように。

 

「……ぇ、っと……っ、…………私、もう……準備、できてますよ」

 

 ぎこちなくも紡がれた言葉。『準備』の意味はすぐにわかった。俺だってそこまで鈍くない。

 瑠依は無理をしている。そんなのはわかり切っていた。ライブの時の凛々しい彼女とは大違いなのだから、一目瞭然だ。

 

「それは――」

 

「マネージャーさんの想像通りです。私は、大丈夫です。……だから、私とエッチ、してください……いえ――」

 

 俺の言葉を遮って、瑠依はそう言葉を紡ぐ。恥ずかしさは未だ消えていない。羽根のように白い肌に鮮やかな赤色がよく映える。

 あまりに直接的なワード。俺の想像通りの言葉。十分に伝わっている。だというのに、瑠依はなぜか言い直そうとして、一度台詞を句切った。

 

「――私のハジメテ、貰ってください……」

 

「………………」

 

 ……これは絶対に、優の差し金だろ。こんな男をその気にさせるような台詞を瑠依に仕込んだのは絶対に優だ。純粋な瑠依に吹き込んだんだ。なんてマネを。

 しかし……俺には効果抜群だ。瑠依は上目遣いで俺をしっかりと見据えていて、どこか甘えてきているように見えた。それが俺の心を掻き乱す。狙い通り、その気になってしまって……瑠依に欲情してしまった。その欲情が己の中の緊張を掻き消していく。

 

「……ああ、わかったよ」

 

 瑠依が勇気を出してくれたのに、それなのに俺が緊張しているわけにはいかない。そんな思いも込めて、そう口にする。

 瑠依の緊張がほんの少しではあるが、和らいでいった。今度は俺が頑張る番だろう。

 

「でも俺にリードさせてほしい。こういう時は男がリードするものなんだ」

 

「そう、なんですか? ……いえ、マネージャーさんにお任せします。だってマネージャーさんだから……。私のことを一番知っている人で……私の、『恋人』、ですから」

 

 そう躊躇いつつも、瑠依は俺に身を委ねてくれる。『ハジメテ』も嬉しかったが、同じぐらいに嬉しい言葉を言ってくれた。それが俺の胸を熱くさせる。今すぐに瑠依を滅茶苦茶したくなるぐらいに。彼女にバレないように軽く息を吐く。熱を落ち着かせて、暴走してしまわないようにした。

 瑠依の頬に手を伸ばす。触れた瞬間、僅かに彼女が震えた。

 

「……瑠依、いいかな」

 

「は、はい……お願い、します……」

 

 ゆっくりと瑠依に顔を近付ける。彼女はそっと目を瞑った。眉がピク、ピク……と動いていた。そんな可愛い瑠依を見ながら、その唇に自分の唇を重ねる。

 

「んっ……ぁ……はっ、ぁ……ん……っ」

 

 瑞々しくて、触れた瞬間にその柔らかさに吸い込まれて、夢中になる。その感触に心臓の鼓動が早くなる。それは緊張というよりかは、むしろこの先に待ち受けるものへの期待からだ。触れ合うだけでこんなになるのなら……ここから先はどうなってしまうんだろう。

 どちらともなく、唇を離す。瑠依と目が合った。その瞳がどこかトロンとしているように見えた。

 

「……マネージャーさんとするキスは、甘いんです。唇を触れ合わせてるだけなのに、なぜか……――んんぅっっ」

 

 可愛いことを言ってくれる瑠依に気持ちが盛り上がってしまい、またしても彼女の口を塞いでしまう。衝動的行動。我慢できなくなった。

 いきなりの行動に瑠依は反射的にパチクリと目を点にしていた。もちろんキスをやめてあげない。

 

「んんん……あ、ぅ……んふ、んん、んぁ……はぅ、ぁ、っ……んぅ、んんっ」

 

 逃げられないように俺は瑠依の腕を掴んで、そのまま唇を貪り尽くす。唇と唇を擦り合わせるだけ。その唇から甘い蜜でも出ているのだろうか、止まらない。俺たちの唇はふやけてしまうかもしれない。

 驚いていた瑠依だったが次第にそのキスを受け入れていき、やがて彼女からも擦り合わせてくる。最初はおっかなびっくり、徐々に積極的に、大胆になっていく。キスの熱に浮かされながらも……まだキスに慣れていないからなのか、一生懸命さが表情に出ていた。可愛い。というか瑠依のことがさらに愛おしくなる。

 今度は夢中になりすぎて酸素が足りなくなってくる。名残惜しくも唇を離す。

 

「んは…………はぁ、っ……マネージャーさん、もう……強引すぎますよ……」

 

 力が抜けてしまったような、だらしない笑み。瑠依は多分無自覚なのだろう。その表情はどこか艶かしくて、男を誘うようで……俺は興奮してしまう。

 もじもじとし出して、瑠依はなにか言いたそうにしていた。羞恥心を抱いているように俺の目には映った。

 

「ま、マネージャーさん……その、私のことを、早く押し倒してください……それで――」

 

 続きの言葉は言わせなかった。その前に瑠依をベッドへ押し倒す。

 きゃっ、と瑠依は驚きつつも特に抵抗はしなかった。どころかうっとりとして俺の行動を受け入れてくれていた。期待、しているのだ。俺は知らず知らずのうちに唾を飲み込んでいた。

 

「ぁ、あの……私、初めて、なので……優しくしてください……」

 

「…………すまない、無理かも……」

 

 腕をだらんとさせてその身をベッドに預けているが、瑠依の顔にはどこか緊張が残っていた。当たり前か。

 優しくしてください、なんて言われたがその自信はこれぽっちもない。緊張と期待が宿るその表情はもちろんのこと、投げ出された細い腕や呼吸によって上下する胸の膨らみ……瑠依の全てが魅力的で、愛しくて。彼女のことを無茶苦茶にしたくて堪らなかった。俺の男性器は――チンポはすでに痛いぐらいに勃起していた。きっと俺は凄く必死な顔をしているのだろう。それを見た瑠依は微かに笑みを零した。

 そして、なんだか瑠依の目がキョロキョロし出した。なんでだろうと一瞬思ったが。もしや俺が勃起していることに気付いているのか……?

 

「ふふっ、マネージャーさんも男の人、なんですね……興奮、しすぎです」

 

 ……気付かれていたようだ。少々バツが悪い。が開き直るしかない。

 

「……そうだよ、俺だって男なんだ。幻滅、したか?」

 

「まさか……むしろ嬉しいんです。いつもは紳士的な貴方がケダモノみたいな視線を向けてくれて……そ、その、大きくしてくれていて……っ、……それで、私も……私の中の女の本能も、貴方のことが欲しくなって……」

 

 その頬が赤みを帯びていく。瑠依の声音には羞恥が混じっていた。瑠依は恥じらいながらも、この先の展開に期待をしていた。その期待はどんどんと高まっていて、もはやキャパオーバーしそうに見えた。

 上目遣いで瑠依は窺うような目をちらちらと向けてくる。俺の反応を気にしているように見えた。

 

「むしろ、私のこと、エッチな子だって……幻滅しないでくださいね?」

 

「はははっ……それはむしろ望むところだよ」

 

「もうっ、マネージャーさんったら……」

 

 俺の言葉に瑠依はどこか安心したような表情を浮かべた。

 瑠依がエッチなのはウェルカムだ。ドスケベだろうとどんとこいだ。俺にとっては瑠依が、好きな女の子が俺の前だけでスケベな面を見せてくれるのは大変喜ばしいことなんだよ。だから瑠依が気にして、スケベっぷりを抑えなくてもいいんだ。

 それなら、と。まだ躊躇いがちに瑠依は口を開いた。

 

「……脱がす前に、キスが欲しいです」

 

「ああ、わかった」

 

 瑠依のお願いを聞かないわけにはいかないな。

 安心させるようにそっと、その頬に触れて、唇を重ねる。再びのプルプルな感触。口の中が甘々になった。

 

「ん、んんっ……ん、ぅ……ぁ、んふ、っ――んんっ、ぅ、んふぅ、んんっ……んんんっ」

 

 キスを受け入れて、俺のされるがままになっている瑠依は可愛い。上気した頬にぴくついた瞼。キスで気持ちよくなっているのがよくわかる、そんな顔だ。

 そんな瑠依を見ていて、我慢できるわけがない。だから俺は舌を瑠依の口の中へと捻じ込ませた。その先にいた彼女の舌に絡みつかせて、吸い上げていく。

 事前になにも言っていなかったからか、瑠依はかなり驚いていた。両目を大きく見開かせている。それでも抵抗は少なく、すぐに俺の舌を受け入れていく。

 瑠依の舌は吸えば吸うほどに甘い蜜が出てきていて、この表現が適切かどうかわからないが美味しかった。砂糖にハチミツにメイプルシロップ等々が混ざりに混ざった特濃な甘さだ。この甘さに慣れていない俺は吸うことがなかなか止められなくなった。それほどまでに美味かった。

 いつまでも続けていたかったが、この先も楽しみがあるのだ。瑠依の舌に名残惜しさを感じつつも唇をようやく離した。キスに熱中しすぎて、身体の中の酸素が足りない。見れば瑠依も同じで、激しい呼吸していた。

 

「はぁ……はぁ……舌まで入れるなんて、聞いてないです……」

 

「可愛かったから、つい」

 

「もうっ……」

 

 子どもっぽい怒りを見せつつも、瑠依はどこか満更でもないような顔を見せていた。許してくれそうだ。

 瑠依も俺も落ち着いてきたところで、いよいよ……

 

「……それじゃあ、脱がすな」

 

「ぁ……はい……」

 

 許可を取り、寝間着のボタンを一つ外していく。そして上も下もしゅるしゅると脱がしていく。

 新雪のような白い肌が眩しい。あっという間に、瑠依は身体が露わになる。いやまだ下着が残っているか。着ているのは白の下着。よく見れば同色で花柄の刺繍が入っている。ああ、でも、その模様は翼にも見えなくない。

 寝間着を脱がして晒された瑠依はどこを見ても綺麗だ。綺麗すぎて、ジッと見ていたくなる。息を飲むほど、というのはまさにこのことだ。

 

「………………」

 

「……あの……なにか言ってください……」

 

 戸惑いの声。その声でハッとした。その美しさに夢中になって黙り込んでいた俺に瑠依は困った顔を向けていた。

 

「ぇ……あ、ああ……すまない、綺麗すぎて見惚れてた」

 

 馬鹿正直に俺は答えた。本当に綺麗だったのだから。俺の恋人、美人すぎる。

 

「っ……そんなこと言われたら……」

 

「言われたら?」

 

「心臓が爆発しそうなぐらいドキドキしてしまいます……今も……」

 

 そう言って彼女は自分の胸に手を当てる。瑠依は本当に爆発しそうなぐらいに顔を赤くして悶絶しそうにしていた。それをなんとか押しとどめて、そう見えた。

 瞳を揺らして、瑠依は一つ息を飲んだ。僅かの間だけ目を閉じて、開いた。覚悟が決まった目。なにを言うのか、想像がついた。

 

「……触って、確かめてみますか」

 

「瑠依がいいなら……無理、してないか?」

 

「……マネージャーさんは触りたくないんですか?」

 

「まあ、本音を言えば……触りたいよ」

 

 瑠依がいいって言うならもちろん触りたい。触りたくないわけがない。俺だって男だ。人間だ。好きな人の胸を触りたいのは当然のことだ。

 それでも。瑠依が少しでも恐怖を感じるのなら止めるべきだ。そう思っているのも嘘偽りのない本心なんだ。

 ――けれど瑠依はどこか緊張しつつも、それでも渇望した面持ちで、そこに怯えはなかった。

 

「それなら…………どうぞ……」

 

「それじゃあ……失礼して」

 

 瑠依が大丈夫なら……

 俺は瑠依の豊かな膨らみに向けて、手を伸ばす。手のひらがその山に触れる。

 

「あ……♡」

 

「本当だ……ドキドキしてる、な……」

 

 柔らかい。触れた瞬間、もにゅんと反発が起こって、それがまた気持ちいい。離したくない。布越しでこれなのか。直接触ったらどうなっちゃうんだ……?

 手のひらへとトクン、トクン、という鼓動が伝わってくる。平常心とは言えないリズムを刻んでいた。緊張していることがよくわかる。表情を見る以上に伝わってきた。

 

「はい、そうなんです……あの」

 

「ん?」

 

「……揉んでも、いいんですよ?」

 

 瑠依がそんなことを言い出した。待て、そんなことを言われたら止まれなくなる。待つんだ、落ち着け、俺。深呼吸して落ち着こう。聞き間違いかもしれない――

 

「その……もちろん、直接」

 

「瑠依……っ」

 

 ――パサッ

 瑠依の言葉に我慢できなくなった。胸から一度手を離してから、衝動的にそのブラジャーを外す。乱暴にならないように、粛々と。ショーツも同じように。瑠依は恥ずかしそうに、そして抵抗したそうにしながらも、黙って俺が脱がしやすいようにしてくれた。

 生まれたままの瑠依は――美術館に置いてあるような女神の彫刻のように神秘的で、綺麗だった。ブラによって隠されていたそこには豊かに実った二つの膨らみがあり、果肉がたっぷりと詰まっていた。その膨らみの先端には薄桃色の輪とぷくりとした突起。その突起がピンッと上向いて、吸って吸ってと待ち望んでいるみたいだった。

 下半身に目を向ければ、足の付け根――その股間には窪んだ凹が存在していた。その割れ目の奥にはきっと……。そこをじっくり見ようとしたが、視線に気付いた彼女は両足を閉じて覗かせないようにして、俺の視線にモジモジと足を揺らしていた。脱がした時にちょっと見てるから今更ではあるのだが。

 本当に俺が穢していいものなのか、俺が恋人でいいのか……ああ、本当に、勿体ないぐらいだ。美しい。

 

「…………」

 

「…………あの……マネージャーさん、なにか言ってください……黙ったままだと、不安になります……私の身体、ちゃんと綺麗ですか……? えっと……マネージャーさんを興奮させれてますか……?」

 

「そんなの、当たり前だ。興奮するに決まってる。凄い、綺麗だ。大きさも、乳首も、乳輪も、綺麗すぎて目が離せない」

 

 こんな子とえっちなことができるだなんて……馬鹿みたいな言い方にはなるが夢のようだ。

 

「それじゃあ……揉むな」

 

「ぁ……はいっ……マネージャーさんが楽しめるかどうか、わからないですけど……ぁんっ」

 

 もう一度その胸を掴んで、力を入れる。彼女はハジメテなのだからと、ゆっくりと、神経を使って指を動かしていく。ああ、柔らかい。それに、やっぱり直の揉み心地は最高だ。

 綺麗で自然な丸みを帯びた胸がぐにゅっと歪んでは元に戻っていく。自然と息が荒くなりそうなのを抑える。それでも、抑えようとしても手つきが早くなってしまう。

 瑠依はまだまだくすぐったそうに、恥ずかしそうにしつつも、どこか不安げだった。俺になにか聞きたそうにしていた。どうしたのだろうか。

 

「ぁ、あっ、ぁん……♡ ぁっ、ぁ……マネージャーさん……♡ ぅ、あ、んん……どう、ですか……私の胸は……ぁ、は……っ♡」

 

「すごいな……形が綺麗すぎて、柔らかすぎて……手が幸せで、溶けそうだ」

 

「あ、はは……そこまで、言ってもらえるとは……恥ずかしいですけど、嬉しいです…………っ、だからもっと触って、揉んでください」

 

 そう言われたら我慢できるはずもなく。みるみるうちに手の動きが早くなっていく。激しくなっていく。瑠依に対して遠慮が消えていく。

 手の動きの変化に合わせて、瑠依の声も少しずつ少しずつ甘くなっていく。時折高い声が混じった。ひょっとして、やりすぎているだろうか。

 

「あ……っ♡ あん、ぅ……ん……マネージャーさん……ぁっ、あ、ゃん……ぁ、ぁっ……♡」

 

「嫌だったか」

 

「ち、違うんです……気持ちよすぎて……あひゃぅっ♡ あっ、ああっ♡」

 

 ……ならよかった。

 そういう思いを込めて、揉んでいく。瑠依がもっと気持ちよくなれるように、と。

 胸をただ揉むのではなく、揉みしだきながらその膨らみを持ち上げてみたり、こねくり回してみたり。宝石に触れるみたいに繊細で優しい動きを心がけつつも、瑠依の反応を見てそのリズムを変える。瑠依がおっぱいのどこがもっともいい反応を見せてくれるのか、より気持ちよくなれるのかを考えながら愛撫し続ける。

 

「あんっ♡ ど、どうして……っ♡ んんっ、ぁ、んぁ、ぅ……♡ なんで、こんなに気持ちいいの、かしら……っ♡ ぁ、あぅっ♡ ただ、胸を揉まれているだけなのに……♡ ゃ、はぅ、ん、ふぁぁ……っ♡ さ、先っぽも……ぁんっ♡」

 

 『気持ちいい』と瑠依が言葉でも認めてくれる。俺の愛撫は瑠依を喜ばせることができている。それが俺の自信に繋がっていき、俺の手はその頂上にあるピンク色の突起に触れ、豆腐を掴むぐらいの優しい力で触れて、スリスリと擦っていく。時々、軽く押し込んでいく。

 

「んんっ♡ ぁ……っ♡ 先っぽっ♡ ぁ♡ ぁ、ぁ、ぁ♡ ち、乳首、触られてるぅ……♡ あ♡ マネージャーさんに、触られてる……っ♡ ぁ、それ……っ♡ ゃぅ♡ んんっ♡」

 

 乳首だけではなく、その周辺に広がる乳輪も同じように優しく触れて、つーっと円を描くようになぞる。激しくせずに、ゆっくりと、焦らすように。乳輪の外周部からなぞり始めて、徐々に徐々に内側へと指を近付けていく。

 瑠依の身体がほんの微かにピクつき始める。その膨らみの上にある乳首がぷっくりと膨らんできていた。片方の手だけ乳輪から手を離して、ぷくっと膨らみかけの乳首を再び二本の指で擦り合わせて扱く。もう片方は乳輪をなぞり続ける。

 

「ぁぁぁ……っ♡ 輪っかも、乳首も……♡ ゃ♡ そんなに強く、イジメられたら……っ♡ んっ、あぁっ♡ ピリピリって……きちゃって……♡ ぅ♡ あ、ぅぁ、ぁんっ♡」

 

 瑠依の顔がもどかしそうに歪む。その顔を見るともっとイジメたくなる。手の動きが速くなってしまう。瑠依が痛がったりしないように、そう心の中で唱えながらも動きは止められない。

 もっと、もっと気持ちよくなってくれ。そう念じながら乳首をキュッと扱き続ける。単調ではなく、強弱をつけて。もちろん、もう片方の手の指は乳輪責めを継続中だ。

 

「マネージャーさんの指……ぁ♡ また、激しくなって……♡ んんぅっ、ぁぁ……♡ あ、あぅ♡ ぁ、はぁっ……♡ 身体が……もう、すごく熱い……っ♡」

 

 瑠依は俺の手でよがってくれている。そのことが嬉しくて、もっともっとと指を動かしたくなる。

 けれども。瑠依がなにか言いたげにしている。そのことに気付いた。

 

「あの……マネージャーさん、お願いがあって……えっと」

 

「? どうしたんだ、瑠依」

 

 言うか言わないか、瑠依は迷っていた。恥ずかしそうにして、言いにくそうだった。彼女は視線を俺から外していた。

 十数秒だけその状態。それから、まだ恥ずかしそうではあるが、それでも目を合わせてきて、瑠依は口を開いた。

 

「……いやらしい子だと思わないでくださいね…………ぇ、と……こ、こっちも、触ってくれませんか……? ずっとおっぱいばかり触られて……なんだか切なくなって、それで疼いてきて……」

 

 『こっち』と。瑠依は乳輪をなぞっていた俺の手を掴んで、自らの下半身へと導いて……割れ目まで持ってきた。そして、自ら触らせてきた。

 くちゅり、と湿り気。そこは確かに、いやらしくも濡れていた。指先でそれを感じて、俺はなにも言えなくなった。激しくしないように、瑠依が痛がったりしないように、そう我慢してきたのに。こんなものを見せつけられて、俺にはっきりとわからせてきて、おまけに言葉で誘惑してきて……こんなことされたら衝動的になってしまう。

 

「…………」

 

「マネージャーさん……? ――きゃぁっ! ……い、いきなり、そんなっ……あっ、ダメですっ、じっくり見ちゃ……広げちゃダメっ」

 

「大丈夫、綺麗だよ」

 

 俺は瑠依の胸から手を離す。彼女の下半身に近付いて、顔を瑠依の割れ目に――おまんこに寄せる。いきなりの行動に瑠依が慌てふためくのも気にせずに、俺はその濡れそぼったおまんこをガン見する。可愛い悲鳴が聞こえてきた。

 僅かにヒクついたサーモンピンク。広げてと言われているみたいで、俺は瑠依に許可も取らずにその入口を押して広げる。指にねっとりとした体液が付着した。くぱぁ、と開かれて、その奥の粘膜が見える。

 またしても悲鳴が聞こえてきたが、なにも問題はないと俺は羞恥で涙目の瑠依を宥める。

 

「そうじゃなくて、いきなりは恥ずかし――ひゃあああっ」

 

 それでもまだまだおまんこを俺にじっくり見られる覚悟ができていない瑠依は俺に抗議しようとしてきて、今度は大きめの悲鳴が響き渡った。

 俺が瑠依のおまんこに触れたからだ。その入口のところをそっと。それでも瑠依が大きな声を出してしまったのは俺の行動があまりに唐突だったせいだ。少し反省。すまないと、瑠依にそう伝えた。

 しかし、それにしても。

 

「……愛液、止まらないな」

 

 止まらないどころか。愛液は瑠依の膣口からトロトロと溢れ出てきて、そのお汁の量は段々と増えていっているような気がした。

 

「……しょ、しょうがないじゃないですか! 好きな人に触られて、胸がキュンキュンして、身体がその気になっちゃってるんです」

 

 そう叫んで開き直ってみせた瑠依。嬉しいことを言ってくれる。しかも『その気』になってくれているのだ。俺だって興奮してしまう。

 が、まずは恥ずかしがってばかりの瑠依が可愛くて可愛くてたまらないので意地悪がしたい。

 

「へえ……その気って?」

 

「それはその……」

 

「その?」

 

「エッチな気分、です……――あぁぁっ♡」

 

 エッチな気分だと、正直に言葉にしてくれた瑠依にご褒美を上げたくなった。だから、彼女のおまんこと乳首、その両方を指で同時に愛撫し始める。片方の手で乳首をコリコリと扱き、もう片方で膣口をなぞっていく。

 

「あっ♡ あ♡ ぅぅっ、あっ、はぁ……♡ んぅぅ……♡ 胸も膣も、両方とも同時だなんて♡ ぅぅぅ……♡ ん、ぁぅ……♡ あっ♡ あぁぁ……っ♡」

 

 瑠依の反応は上々で、優しめの愛撫から強さと速度に変化を付けるとよりいい反応を見せてくれた。でもまだまだ彼女を乱れさせることができるはずだ。

 乳首を扱く手は止めずに、膣口をなぞっていた指をそっと移動させる。その上の辺りにある突起に触れて、撫でる。今まで以上に敏感なところだ。慎重に指で押し込んで、優しく擦っていく。

 

「あ゛♡ ダメっ♡ ぉ♡ あっ♡ あああ♡ んんぅ……っ♡ そこ、は……そんなにイジられたらっ……あ゛っ♡ ぁ♡ んぅぅ♡ はーっ♡ ふーっ♡ あ゛♡」

 

「気持ちよさそうだからいいじゃないか。それにそこって一体どこなんだ?」

 

「た、確かに、気持ちいいですけどっ……あ゛♡ ぁぁ♡ ぅぅぅっ♡ く、クリトリスっ、ばかり責め続けられると……っっ♡ ふーぅぅ♡ はーぁ……っ♡ 気持ちよすぎて、ナニカ来ちゃうんですっ♡」

 

 瑠依が『クリトリス』と口してくれてニヤけてしまった。好きな子が俺に向けてそういう単語を口にしてくれるというのは我ながら単純だとは思うが嬉しい。瑠依の口からこんな言葉を聞けるのは俺だけなのだと、男としての優越感が湧き上がってくる。

 俺がニヤけている間にも、瑠依は蕩けながらも切羽詰まった顔を見せていた。漏れる息が必死なものになっていく。ところで、ナニカって一体なんだろうか。いやわかっているのだが。

 そのヒクついた粘膜を見て、俺は止まらなくなる。舐め取ってやりたい。瑠依はもっと気持ちよくなれて、達することができると思う。

 

「そうか、でも俺は瑠依を気持ちよくしたいだけなんだが……だから、瑠依のおまんこ、舐めるぞ」

 

 愛撫する手を止めて、乳首とクリトリスから手を離した。代わりに顔を瑠依のクリトリスに近付けて、唇で挟んで、ちゅぅと吸い付いた。口が愛液で汚れてしまうのなんてお構いなし。コリコリとした不思議な食感だ。

 瑠依は余裕のない表情で言葉だけで抵抗を見せた。肉体的に抵抗できなかったのは快感がそうすることを拒んでいたから、そう思った。

 あるいはもう限界なのか。俺はクリトリスを一気に吸い上げて――

 

「ぇ、ぁ、ダ、ダメです……! ま、待ってくださいっ、そんなことされたら……――ん゛ん゛ん~~~~っっっ♡♡」

 

 それがトドメになった。ガクガクと瑠依の腰が大きく震える。爆発したみたいな震えがおまんこから瑠依の全身まで広がっていった。

 ……絶頂した。瑠依がイった。明白だ。愛液がおまんこからびゅるるっとお漏らしするみたいに噴き出して、俺の顔を汚した。

 乱れている瑠依の姿を見て、とうとう誤魔化せなくなる。俺はその姿を見て、愛液を噴出していたおまんこを見て、痛いぐらいに勃起していた。

 顔を上げて瑠依を見ると、彼女はぷくぅと子供みたいに頬を膨らませていた。

 

「……ダメって言ったのに」

 

「でも可愛かったよ」

 

「イったところ見られてそんなこと言われても……でも、それなら私にだって考えがあります」

 

 のろのろと俺のほうまで近付いてくる瑠依。そして俺のズボンのウエスト部分を掴んだ。

 想定外の瑠依の行動に俺は驚いた。驚くに決まっている。いやだって、これはつまり、俺のズボンを脱がそうとしているわけで。

 

「る、瑠依……!?」

 

「今度は私がマネージャーさんを気持ちよくしますっ」

 

 瑠依はそう叫んで、ズボンを脱がせてくる。抵抗しなかった。どころか、俺はむしろ瑠依がズボンを脱がしやすいようにさり気なく腰を浮かせた。

 ――ボロン。ズボンに引っかかって、その反動で竿を大きく揺らす。すでに大きくなっていて、硬い肉棒が瑠依の目に映った。

 

「マネージャーさんの……お、おちんちん、熱い……これが男の人の……えーっと、優は確か……」

 

 恐る恐る、といった感じで瑠依は俺のチンポに触れる。女の子の指先が小さくて細くてひんやりとしていて、かなりクるものがあり、反応してしまいそうになった。

 瑠依は初めて見る勃起したチンポを戸惑いを見せる。同時にどこか熱っぽい目を注いでいた。

 俺に聞かせるわけでもない独り言を呟き、瑠依はなんだか考え込んでいた。ここから先どうすればいいのか、わからないのだろうか。それならば俺が誘導してあげるべきなのか――そう思っていると。

 

「こ、こう、やって……指を輪っかにして、動かされるのが……好き、なんですよね?」

 

 そのままチンポを握り、手で輪を作って、そのまま瑠依は上へ下へ動かしてきた。俺の反応を窺いながらゆっくりと。

 

「ええと、確か……し、シコシコ、シコシコ……マネージャーさんの、おちんちん……気持ちいいですか……? ちゃんと、気持ちよくできてますか? こういうことは初めてで、勝手がわからなくて……優がこうすれば男の人は喜ぶって言ってたのを思い出してやってみているんですけど……」

 

「ああ、気持ちいいよ……けど、もうちょっと強く握ってくれると」

 

 なるほど、これは優の入れ知恵か。

 とはいえ手コキをしている瑠依はこういうのに慣れていない上に知識もあまり多くないのだろう。そのことがよくわかる、どこかおっかなびっくりした触り方だ。だからか、快感もその分微かなものだ。それでも気持ちいいのには気持ちいいのだが。

 

「わ、わかりました……ぎゅっ、と強めに……それで動かす……っ…………ぁ、今、ビクッてなりましたっ!」

 

 言われた通りに握る力を強くしてくれる。まだ遠慮がちではあるが、気持ちよさは増した。そのせいか、反応しまいと心がけていたが、チンポがビクッと震えてしまった。

 それだけでもう、瑠依は嬉しそうだ。俺を気持ちよくできたことが彼女の中の積極性を刺激したのだろう。瑠依はより俺が気持ちよくなれるところを探すみたいにチンポを扱く。カリ首辺りを擦られたときに反応がよくなってしまうことに気付いたのか、瑠依はカリ首も丁寧に責めてきてくれた。

 

「私、まだまだマネージャーさんのこと、気持ちよくしたいんです……どうすれば気持ちよくなれますか……? ねえ、教えてください」

 

「身体をくっくけて、それでいやらしいことを囁きながら……段々動きを早くしてくれると……もっと気持ちよくなれる、な」

 

「は、はい……やってみます……」

 

 戸惑いつつも瑠依はこくりと首を縦に振った。一つ息を飲んでから、瑠依は顔を上げ、そのまま俺の耳元に近付いてきた。

 

「マネージャーさん、好き……お、おちんちん、硬くて、大きくて……か、格好いいです……おちんちんもっと気持ちよくなってください…………こ、これが、私の中に入るのよね……――あ♡」

 

 肉棒を扱きながら、ぎこちなく囁いてくる。その囁きは凄くいやらしいわけではないが……それでも恥じらいながらも素直に口にしてくれる瑠依が可愛くて愛おしすぎて、結果として俺の興奮は高まっていく。というか、そんなことを言われたらその先のことを想像してしまう。瑠依の中で気持ちよくなることを。ぶるりと揺れ動いてしまった。

 わっ、と声を上げて、それから瑠依は小さく笑った。

 

「震えが大きくなりました……今のがよかったんですね……私の中に挿入することを想像したんですか?」

 

「そ、そうだな」

 

 彼女にとってはなんてことのない質問だったのだろう。だが、俺にはどうにも揶揄ってきているように聞こえてしまった。その笑い声がどうにもくすぐったくて、背中がもぞもぞした。

 想像したのは事実で、だから瑠依の問いかけを否定できなくて。俺は頷くしかなかった。瑠依は唇を尖らせた。

 

「マネージャーさんのえっち…………ぁ……もっと大きく……おちんちんの先っぽからなにか透明な汁が……ぬめぬめしてる……これ、って」

 

 その表情や仕草が可愛くて、チンポがさらに膨らんで固くなるのはどうしようもなくて。興奮は止められない。それこそ、鈴口から先走り汁が溢れ出てきてしまうぐらいに。

 片手はチンポを握ったまま、瑠依がもう片手の指先で鈴口から出てきた透明な液体を掬う。そのまま彼女は目の前で、不思議そうに指で擦り合わせて、離して。それが糸引く様をじっくりと見ていた。

 

「き、気持ちよくなれてるんだ……だから出てきてるんだよ」

 

「そう、なんですね……ふふっ、じゃあ、もっとシコシコしますね……マネージャーさん、気持ちよくなって、透明なお汁いっぱいお漏らししてください……私の手を、汚してください」

 

 気持ちよくできているからと瑠依に伝えると、明らかに機嫌よくなっていって、より気持ちよくなれるように刺激をくれるようになった。手コキのペースは段々とアップしつつも、どこかリズミカルな動きを取り入れてくる。そして握る力には強弱がついてきた。どうすれば俺が気持ちよくなれるのか、こちらを観察して、それを実行してきている。恐るべき学習能力だ。

 過激な淫語ではないが、戸惑いと恥じらい混じりの囁きは耳元で微かに響いて、脳みそを激しく揺らしてくる、そんな両責めに俺のチンポは限界に近付いていく。男性器の震えが大きく、間隔が短くなっていく。

 竿の震えと俺の態度を見て、瑠依は心配そうにこちらを見つめてきた。

 

「え、あ、え、震えがもっと大きくなって……止まらなくなってる……マネージャーさん、大丈夫ですか……?」

 

「大丈夫だ、止める必要ないから、な……というか出そうなんだ……っ」

 

「出そう……? って、一体なにが……」

 

 なにが出そうなのか、本気でわかっていないのか。瑠依はそれでも手は止めずにシコシコ扱き続ける。先走り汁がその手コキをさらにスムーズにしていた。

 今の俺に瑠依の疑問に答えてあげれるほどの余裕はない。ぞわぞわとした感覚が駆け巡っていき、溜め込んでいたものを吐き出したくなる。射精したくて、したくて、もう……っ。

 

「それは……っ、くっ……す、すまない、もう出るッ――」

 

 ――びゅくびゅくびゅくっっ!!

 鈴口から精液が勢いよく飛び出していく。溜め込んだ快楽で限界に達した俺は射精してしまった。 飛んで行った白い液体が宙を待って、そして瑠依の手を、太ももを、お腹を汚していく。

 

「あっ……こ、これが……マネージャーさんの……っ、……熱いのが、かかってきてる……♡」

 

 目を大きく開かせて瑠依は驚いていた。逃げることも避けることもできずに、その精液を受け止めている。だが、その声はどこか蕩けているように聞こえてきた。

 普段の自慰行為の時以上の射精だ。射精の勢いも精液の量も桁違いだ。間違いなく瑠依のおかげだ。それがようやく止まった。本当に、まさかこんなに出るとは……。

 

「これが精液……赤ちゃんの素……におい、凄く濃い……こんなの、嗅いだら…………すんすん……はー……♡」

 

 瑠依は精液で汚れた自分の手を顔に寄せて、鼻を鳴らす。俺の精液の匂いを鼻の穴から身体の中へと取り込んで、深く深く息を吐いた。

 その吐く息が色っぽくって熱っぽくって。出したばかりだというのに、肉棒の硬さはそのまま。興奮が治まってくれない。

 ……そのことに瑠依が気付かないわけがない。今のチンポは丸出しなのだから、もうバレバレだ。

 

「マネージャーさん、まだ大きいまま、ですね……」

 

「……瑠依」

 

 俺は……瑠依に挿入したくなっていた。俺のチンポを瑠依のおまんこに突っ込んで、腰を振って気持ちよくなりたいし、瑠依を気持ちよくしたい。なにより、瑠依と繋がりたい。

 名前を呼んだだけ。それだけなのに、俺の願望は伝わってしまったのか。瑠依はとてもとても恥ずかしそうに、視線を逃げ惑わせ、唇を噛んでいた。どれもそれも僅かの間だけ。その顔に決意が宿る。

 

「はいっ……え、えっと……は、ハジメテなので……よろしくお願いしますっ」

 

「大丈夫だよ」

 

 瑠依をベッドに横たわらせて、両足を開かせる。瑠依は今にも足を閉じたそうに足をもぞもぞとさせていた。瑠依の股間が無防備になった。

 

「足、こんなに開くなんて……な、なんだか落ち着かないですね……」

 

 結構大胆に開脚してしまってるが、これぐらい、踊る時やストレッチの時に開いてはいないだろうか。それはともかくとして。瑠依が恥ずかしがって閉じてしまう前に、俺は彼女の両足の間に身体を入れる。

 そういえば、ゴムをしなければ。そう思ってゴムを探そうとして。

 

「あの……マネージャーさん」

 

「どうした、瑠依?」

 

「……ハジメテなので……そのまま、ゴムはなしで……入れてください」

 

 瑠依は恥じらいつつも、はっきりと自分の意志を示すかのようにそう口にした。

 

「いやでも」

 

「隔たりなしでマネージャーさんと繋がりたいんです……マネージャーさんに負担をかけてしまいますが、その、イきそうになったら……外に……」

 

「……わかった」

 

 ハジメテを迎える瑠依のお願いを無碍にすることは俺にはできなかった。それに……俺が気を付ければいいだけの話だ。興奮しすぎて理性を飛ばしてそのまま出してしまわないように。

 正常位。勃起した肉棒の先端を、その瑠依の割れ目へと押し当てる。亀頭越しにおまんこの熱が伝わってきたような。そんな感触がした。

 

「マネージャーさんの……お、おちんちんが……熱い……」

 

「……入れるから。痛かったらすぐに言ってくれ」

 

「は、はいっ……お願い、します……」

 

 震えたその声に頷いて、腰を押し込んでいく。チンポがぬるりと飲み込まれる。勢い余って根元まで挿入してしまいそうになるのをなんとか堪える。ゆっくりと、少しずつ、慎重に進めていく。

 ハジメテ男性器を迎えるそのおまんこはぴっちりと閉まっていて、狭い。漏れ聞こえる瑠依の息はどこか苦しそう。彼女はシーツを握り締めていた。

 拒まれているような感触。まだ肉棒の先端が入っただけだというのに、侵入する肉棒を押し返そうと抵抗してくる。これ以上進めると、きっと瑠依は……。

 

「……あ……ぅ、ぁ、くっ……はぁ、ぅ、あぁ……ぐ、ぅぅ……だい、じょうぶ、なので……そのまま、奥まで……っっ」

 

 腰を止めた俺に瑠依はすかさずそう言って、微笑みかけてきた。ひるんでしまった俺の背中を押してきた。健気なその思いに応えたい。わかった、と答えて、動きを再開する。

 抵抗を物ともせずに、閉じられたその膣内をチンポで抉じ開けていく。瑠依が悲鳴を上げる。それでも彼女の目が『止めないでください』と言っているように見えて、俺は力強く腰を押し付けて、ぐぐっ、と肉棒を奥へ奥へと沈めていく。

 ……ようやく、最後まで入り切った。肉棒が根元まで瑠依のおまんこに飲み込まれている。ふぅぅ、と深い息を吐いた。遂に、俺と瑠依は繋がったのだ。その接合部を見て、実感が湧いてきた。純潔の証がそこにはあった。

 瑠依が呼吸するたびに、それに合わせて膣が収縮して絡みついてきて、俺の肉棒を締め付けてくる。動いていないのに、挿入しただけなのに、こんなに気持ちいいとは。挿入したばかりでまだ俺も慣れていないのもあって、気を緩めたら射精してしまうかもしれないと思ってしまった。

 

「はい、り、ました……マネージャーさんのおちんちん……大きくて、熱くて、中で脈打っていて……んっ」

 

「瑠依……」

 

 目尻に涙を浮かべながら、瑠依は何度も大きく息を吐いていた。

 それほどまでに痛かったんだ。けれども彼女は弱音も吐かずに受け入れてくれて。瑠依のことがさらに愛おしくなる。そして、そんな彼女の痛みが少しでも和らぐにはどうしたらいいのか、考えを巡らせる。なにかしてあげたい。

 俺は挿入したまま、瑠依に覆いかぶさって、その顔に近付く。頭の後ろに腕を回して、抱き締める。

 

「マネージャーさん……んんっ……んっ、ぅ……んぅ」

 

 困惑している彼女に口付けをする。唇をくっつけるだけのソフトなキスだ。少しでも瑠依の気が紛れればいい。そう念じながら顔を動かしていく。

 驚いたようなくぐもった声を上げつつも、瑠依は抵抗しない。すぐに俺の動きに合わせて、自分から唇をくっつけて、擦り合わせてくる。

 

「ちゅ、ちゅっ……ちゅぅぅ……んふ、ちゅ、ちゅ、ちゅぷ、ちゅっ……ぢゅ、ぢゅぅぅ……」

 

 瑠依はキスの快感に没頭するかのようにキスが激しくなる。くっつけて、擦り合わせて、吸い付いて、その繰り返し。瑠依には申し訳ないが、正直言って挿入したままのキスは気持ちよすぎる。彼女の中のチンポがビクンと反応してしまわないように。そう思いつつも反応してしまう。そしてそのことは瑠依にバレてしまっている。チンポが反応するたびに、表情が僅かに歪んでいたから。

 けれども、それは最初のほうだけ。キスのおかげか、それともチンポが瑠依のおまんこに馴染んできたのか。痛みがまだ残っていることを感じさせつつも、徐々にその痛々しいしかめっ面は薄らいでいく。その顔に熱が帯びていく。

 

「マネージャーさぁん……ちゅっ、ちゅっ、ぢゅっ、ぢゅぷ……♡ はぁ……♡ キス、上手すぎませんか……ん、ちゅぅ、ぢゅっ♡ キス気持ちよくて……病みつきに、なっちゃいます……ぢゅ、ちゅっ、ぢゅぅ、ぢゅるるっ♡ 痛いの消えて、気持ちいいが止まらなくなって……っ♡ んふ、ぢゅう♡ ちゅっ、ちゅうう、ぢゅぷ、ちゅぱっ……♡ カラダが疼いて、動いてほしくなってるんです……っ♡」

 

「ああっ……動く、からな……っ」

 

 キスとキスの間。積極的に顔を動かして、キスに熱中しながらも、瑠依が甘く囁いてくる。漏れる吐息まで砂糖みたいに甘い。

 瑠依が動いていいと言ってくれるのならば。ジッとしているのも限界だったので、そんな大義名分を得た俺は腰を振り始める。瑠依はハジメテなのだ。彼女は動いてほしいと言ってくれているが、配慮は必要だ。飛ばしたくなる身体を理性で制御して、ゆっくりと腰を引く。ぞぞぞと凄まじい快感が背筋を駆け抜けていった。脳を震わせる気持ちよさ。まだ腰を引かせただけなのにこの快感だ。これをまた押し込んで、引いて、それを繰り返して。気持ちよすぎて早漏になりそうだ。耐えられるだろうか。

 ペースはゆっくり。瑠依に気を遣っての動きではあるが、瑠依のおまんこを味わうように腰を振っていく。

 

「あ……っ♡ くっ……はぁ、ぅぅ……あっ♡ あ……っ♡ ぁ、んんっ、はぁっ……♡ ハジメテなのに……私、気持ちよくなれてる……なっちゃってます……♡ あ、あのっ、マネージャーさん、勘違いしないでくださいね、私エッチな子じゃないですから……マネージャーさんだけですからっ♡」

 

 ハジメテなのに気持ちよくなってしまっている。その事実に瑠依は酷く恥じらい、俺と目を合わせようとしない。こんなに近いのだから逃げたって無駄で、どうしても視線がぶつかってしまう。だからこそ、その言い訳は必死になっているのかな。可愛い。

 

「わかってる。俺の前でだけエッチな子なんだよな、大丈夫だっ」

 

「どこが大丈夫なんですかそれぇ……んんっ、ぁ、ぅぅ♡ でも……そうですね、エッチなのはマネージャーさんにだけですから……マネージャーさんが好きだから、私エッチになってるんです……ん♡ ……だから、もっとおちんちんズボズボして……ああっ♡」

 

 大丈夫じゃないか。俺の前だけでエッチな子なら。瑠依が俺のことを好きで、それでエッチになってしまっているということなのだから。問題はなにもない。

 そんな瑠依の可愛さに、そして今も締め付けておまんこの強い刺激に、俺は興奮する。今もまた、下半身の血流が活発になって、勃起チンポがビクビクと震えそうになる。もはや、ゆったりとした落ち着いた腰振りじゃ我慢できなくなってくる。

 腰を振る速度を上げる。それと亀頭の先端で瑠依の膣内を掻き回す。彼女がより気持ちよくなれるスポットを見つけようと、右へ左へ、上へ下へ、と擦っていく。上のほう、下腹部の辺りを引っ掻くように刺激していくと、膣全体が一際大きく締まった。

 

「あ、ぉ、あっ♡ ぁぁ♡ はぁぁっ……♡ お腹の裏、突かれるとっ……気持ちいいのが大きくなって、広がっていって……ああっ♡ ぅぁ♡ んんっ♡ 私の中が勝手に反応して、おちんちんを強く締めちゃう……っ♡ ぁ♡ ゃ♡ 身体が言うこと、聞いてくれないっ……あぁっ♡」

 

 ……ここがいいらしい。甘い反応と大きくなっていく声で鈍い俺も察した。瑠依はなんとか抑えようと我慢しているが、できないでいた。そんな反応を見せられて、止められるわけがなく。

 瑠依が気持ちよくなってくれたその場所を亀頭の先で抉るように扱く。繰り返し、丹念に、そこを突き上げて責めるように腰を振った。纏わりつく肉襞がその刺激に悦び、俺のチンポに強く吸い付いてくる。瑠依の腰がビク、ビクと制御できないみたいな動きで跳ね、その肩が僅かに震えた。

 

「な、なんで……♡ あっ♡ ぅ♡ あ♡ ううぅっ……♡ そこを、執拗に……突いて、責めてくるんですかぁ♡ あっ♡ ぁぁ♡ はぁっ、んくっ、ぁぁっ♡ そこダメぇ♡ 弱いところですからぁ……♡ んぅ♡ 気持ちよくなっちゃう、気持ちよくなっちゃいますって……んぁ、あっ、あっ♡ はぁ、ん……もっと、気持ちよくなりたい……マネージャーさんのおちんちんほしい……キスもしたい……マネージャーさんと、一番近くで触れ合いたいんですっ……♡」

 

 駄目なんて言っているが……責めるたびに瑠依は嬉しそうに喘ぐじゃないか。それは気持ちよくなれているということ。そして瑠依はもっと気持ちよくなりたいということで。だから俺はそのまま続ける。情欲の赴くままに、雄の本能のままに、より激しく動かしていく。

 ピストンを受け止めながら、瑠依が唇を尖らせて、キス待ち顔を見せてくる。言葉だけじゃなくて、態度でもキスしたいと俺に伝えてくる。その唇に貪りつく。唇を触れ合わせて、擦り合わせて、舌と舌を絡ませ合う。腰を動かしながらのキスはやりづらさがある。それが逆に興奮材料になった。俺も、瑠依も、キスに夢中になってヒートアップしていく。もちろん、腰振りは止めないで。

 

「んん……♡ ちゅっ、ちゅぅ♡ はっ……はぁ、はぁっ♡ はいっ、はいっ、そうです……♡ ん♡ マネージャーさんと、一つに……隙間がなくなるぐらいに……あ♡ そ、それっ……気持ちよすぎて震えがとまらなくなりますっ……♡ おまんこが勝手にビクビクってぇ……ぁ♡ ぁぁ、ああぅ、ぁ♡ あぁぁっ♡」

 

「くっ……締め付け、すごいな……っ」

 

 キスを繰り返し、腰振りを繰り返し。上と下、両方で俺と瑠依は繋がる。俺たちは一つになれている。それがどうしようもなく俺たちを興奮させる。キスをしながらだと簡単ではないが、それでも俺は我慢できなくなって腰振りをさらに速くした。瑠依に気持ちよくなってほしいし、同じぐらいに瑠依のおまんこで気持ちよくなりたかった。より強く、中毒的な快感が欲しくなったのだ。

 締め付けがまたキツくなる。亀頭や竿に絡み付く無数の襞がまるで離さないと言っているみたいに、まるで恋人に甘えるみたいに、その吸い付きを強くする。瑠依は唇だけじゃなく、おまんこでも愛を囁いてきていた。

 あまりにも強い刺激は俺の肉棒は限界を迎えそうになる。出したばかりだというのに、また射精感が高まっていた。お陰様で肉棒はパンパンに膨らんで、瑠依の中でビクビクビクと震えを大きくしていた。

 熱に蕩けた淫靡な表情の瑠依は僅かに目を丸くさせた。そして嬉しそうに、どこか悪戯っぽく微笑んだ。とても艶やかな笑みだ。

 

「ぁ、もしかして……マネージャーさん、射精しそうなんですか……精液、出したいんですか……?」

 

「そ、その通りだが……なんでわかったんだ」

 

「私の中で、硬く膨らんでいってるから……多分もう我慢できないのかなって、思ったんです……♡ んっ♡ ……あ、あの、私に遠慮せずに、射精してくださいね……♡ その、優が言ってたんです、『男の人は気持ちよくなったら射精を我慢できなくなる』って♡ ぁ♡ だからマネージャーさんが気持ちよくなれてるなら、私は嬉しいんです……♡ その……射精を受け止めたいんです♡」

 

 ……優はなんてことを教えてるんだ。いや間違ってはいないけれども。

 その言葉の通りで、膣襞に心地よくしがみ付かれて、気持ちよくされて……俺は射精したくなっていた。マグマのような熱みたいななにかが付け根の辺りからせり上がってきていて、腰を動かしていないとおかしくなりそうだった。

 いや、このままのペースじゃとても耐えられない。もっと、激しくしなければ……っ。そのために、乱暴な動きができるように抱き締めていた手を解いて、ベッドに手をつく。

 

「あ♡ そうです、もっと激しくっ♡ んっ♡ あっ♡ 我慢せずに、マネージャーさんもそのまま気持ちよくなって、射精してくださいね……♡ ん♡ それで、私の中で射精して……マネージャーさんの女にしてください……っ♡」

 

 腰振りが激しくなったことを肯定してくれて、その上で瑠依は俺を煽ってくる。顔の近くにあった俺の手の首を瑠依はそっと握った。

 おまんこの反応も俺を射精させる気満々で、締め付けがまた強くなる。それだけじゃなく、肉棒を扱くみたいに膣全体がうねってくる。その動きが腰をそわつかせて、金玉に精子を作らせてきた。

 いいのだろうか。そう思ってしまう。俺だけイってしまっても。瑠依はまだ気持ちよくなり始めてばかりだ。自分勝手に気持ちよくなっても、いいのか。

 

「はいっ♡ いいんですっ……だって私、マネージャーさんが好きだから……♡ ああ……♡ ぅ♡ はぁ♡ マネージャーさんが気持ちよくなってくれると、それだけで嬉しいです……♡ はあ……ぁっ♡ ここまで、ハジメテの私のために我慢してくれた分、マネージャーさんの好きなように動いて……精液を出してくださいっ♡ あ♡ ぁっ♡ ん……っ♡ 私に精液の熱を感じさせて、覚えさせて……っ♡」

 

「っっ! 瑠依っ! 好きだっ! 瑠依っ!」

 

 健気な彼女を気持ちよくさせるんだ。イかせるんだ。もう射精しそうで、どこまでやれるのかはわからない。それでも瑠依を絶頂させたいという一心で激しく、そして丹念に突いていく。

 ベッドについていた手を離す。そして手首に触れてきていた瑠依のその手に触れて、握り返した。指と指を絡ませる。瑠依は蕩けたその顔ではにかんだ。

 ずちゅ、ずちゅと愛液とカウパー液が混ざりあって攪拌される音が響く。身体のぶつかり合う音もベッドの軋む音も次第に大きくなっていく。部屋中が淫らな音が満たされていく。大きくなりすぎた音は外に漏れ聞こえてしまうかもしれない……がそんなことを考える余裕も、そんな配慮をする気もない。瑠依をイかせることしか、頭にない。

 愛の言葉を囁き、手をホールドしながら、膣の最奥を突いていく。瑠依の頭に、肉体に、心に、『好き』という言葉を刻み込んでいく。好きだから、愛しているから、俺は瑠依に精液を注ぎ込みたいんだ。もっと気持ちよくなりたいし、気持ちよくなってもらいたい。そのことを伝えていく。

 

「んんんぅ……っっ♡ はぁぁ……♡ ぁっ♡ ま、マネージャーさんっ♡ あっ♡ あ♡ 待って♡ ぁっ♡ 待って、待ってくださいっ♡ なんか、ヘンな感じが♡ あ♡ ぁ♡ あっ♡ なんかキそうで……ああっ♡ んぁ♡ はああっ♡ こ、これが……気持ちよくなるって、ことなのっ♡ ひゃぁ♡ んぁ♡ ぅぅぅ♡ ダメっ、マネージャーさんっ、もう私も……っっ♡」

 

 瑠依の身体が跳ねるみたいに大きく震えた。膣内が急に激しくうねって暴れ出す。明らかに切羽詰まっていて、彼女も限界が近くなっていっているように見えた。

 おまんこだけじゃなくて、繋がれた手の力も強くなった。俺の手の甲に爪を立ててきて、まるで説明ができない暴風のような気持ちよさから自分の意識を守っているようだった。

 そのことが嬉しくて、愛おしくて……。腰振りはラストスパート。できうる限りの全力を振り絞って強く突いていく。

 締め付けながらもわななく瑠依のおまんこと限界まで膨張した俺のチンポ。どちらが先に限界を迎えるのか、わからないぐらいに俺たちはギリギリまで昂っていって。

 それも、俺のほうが先だ。煮えたぎった精液がぐつぐつと昇ってきて、もう吐き出すことしか頭になくなって。もうこの快感に抵抗なんてできなくなって。

 限界を悟った俺は腰を深く深くに押し込んで、瑠依のおまんこの奥深くに亀頭を擦りつけて――そして一気に射精した。ブルブルと竿全体が震えて、鈴口から精液が瑠依の中に流れ込んでいく。オナニーでは出したことのない量と勢いの精液が解き放たれる。

 

「マネージャーさんのおちんちん、脈打って……熱いの、お腹の中で広がって……~~~~っっっ♡♡♡」

 

「ッ――! ぐっ……全部持ってかれる……っ」

 

「ぅぅ、ぁ……♡ 出て、るぅぅ……♡ ぅ、ぁぁぁ……♡ はぁぁ……♡」

 

 精液の熱のせいなのか。瑠依が高い嬌声を上げて、その身体を酷く激しく痙攣させた。そして、肉棒を絞り上げるみたいにおまんこがぎゅぅぅっと締まる。精液を一滴も残さないような締め付けに俺は呻いた。瑠依はまるでサキュバスみたいに精子を奪っていく。

 己の中の遺伝子を、熱を相手の中に刻み込む行為。全身全霊、俺の持てる体力の全てを使って、精液を放出し、注ぎ込んで、染み込ませていく。それは最後の一滴まで続いた。

 お陰様で、射精をした後はどっと疲労感が押し寄せてきた。呼吸を整えたいのと身体を休めたくて、引き抜いた後後始末もせず、ベッドに……瑠依の隣に寝そべった。

 

「っ、はぁ、はぁ……お腹の中、あつい……じんわりと熱が溜まって、籠っていて……本当に、ここにマネージャーさんの精液があるんですね……」

 

「そう、だな……すまない……」

 

 瑠依も身体をぐったりとさせて、深い呼吸をしていた。俺よりも体力があるであろう瑠依でもこうなるのか。セックスの凄まじさを改めて思い知る。

 自分のお腹を手でゆっくりと擦って、瑠依はお腹にある精液を感じ取っていた。その熱を感じて、うっとりと微笑む瑠依はどこか淫らで、それでいて聖母のように美しかった。

 俺はそれでようやく、瑠依に中出ししてしまったことに気が付いた。アイドルのマネージャーがアイドルに避妊もせずに膣内で射精。いくら恋人のお願いとはいえ、マネージャー失格だ。罪悪感から謝罪の言葉が出てきた。

 瑠依は狐につままれたような顔をしていた。俺の言葉にピンと来ていなかった。

 

「どうして謝るんですか? 私がゴムなしで挿入してくださいってお願いしたんですよ? それに、私、嬉しいんです……マネージャーさんが気持ちよくなってくれて、それで子種を私の中に出してくれたのが……もしかしたら好きな人の子供を宿しちゃうかもって考えてしまって、もっと嬉しくなって……マネージャーさん、私のお腹、触ってみてください。そうしたら、きっと、わかるはずです」

 

「あ、ああ……」

 

 促されるまま、俺は瑠依のお腹にそっと触れる。宝物を扱うように優しく、手を動かして撫でていく。

 

「ん……っ♡」

 

「あぁ……そうか、ここに……」

 

「はい……」

 

 すべすべとした肌触り。瑠依がくすぐったさからか、吐息を漏らす。

 ここに俺の子種があるのだ。動かすたびに湧き上がってくる。もしかしたら、ここに俺の、俺たちの子供が出来てしまうかもしれない。そうしたら……。不幸せな現実よりも、家族三人で暮らす幸せな光景がポツリと浮かんできた。とても幸福な未来だ。そんな幸福を望んでくれている瑠依への愛おしさで胸がいっぱいになる。好きで、愛していて、幸せにしたくなる。

 

「……ありがとう、瑠依。愛してる」

 

「私も。マネージャーさんを愛してます……ちゅ」

 

 ベッドの上で寝そべりながら。俺と瑠依は向かい合って、身体を近付けて、どちらともなく唇を重ねた。

 

「――あ」

 

「いやこれは」

 

 お互いの身体が触れ合うぐらいに近付いていたから瑠依も気付いてしまったようだ。俺の下半身はまだ元気だということに。

 もう、と瑠依は呆れた声を上げた。ただそこには否定的なニュアンスは感じなくて、どちらかと言うと嬉しそうだった。

 

「マネージャーさんのおちんちん、また大きくなっていませんか……? ふふ、一回じゃ足りないんですね、あんなに出したのに…………えっと……また、シたいんですか?」

 

「…………そんなことは」

 

「でも、マネージャーさんのは……そうは言っていないみたいですけど」

 

 瑠依の言う通り……俺の肉棒はまたしても勃起していた。キスをしていたのがトドメになったが、瑠依の近くにいてその匂いを嗅いでその裸体を見ていたら、いずれはこうなるに決まっていた。

 いや。本当は自分でもビックリしている。もう2回も射精しているのに。俺はこんなにも性欲旺盛だったのか。相手が瑠依だからだ、きっと。

 

「……瑠依のことを愛してるからだよ」

 

「へぇ、そうなんですね…………本当のところはどうなんですか? 本当のことを言ってください」

 

「嘘ではないぞ。……ただ瑠依のおまんこが気持ちよすぎたっていうのもある」

 

 瑠依を愛しているのは事実で、だから勃起してしまった。なに一つ嘘は言っていないが、それだけじゃないのも確かだった。

 裸の瑠依とキスしたことで。瑠依の肌にまた触れてしまったことで。それがトリガーになって、さっきまで瑠依とセックスしていたことを考えてしまって。瑠依のおまんこは気持ちよかったなとか、そんなことをぼんやりと思い出してしまったのだ。つまり俺がスケベだってことだ。

 

「…………マネージャーさんのエッチ」

 

 瑠依にだけだから許してくれ。そう俺が言うと瑠依は呆れながらも嬉しそうに、仕方ないですねとあっさり許してくれた。瑠依がチョロくて可愛い。

 

「わ、私だって、シたいですから……~~~っ! もう一回、私とエッチなこと……マネージャーさんのおちんちん、入れてくださいっ」

 

「瑠依……っ」

 

「――あ……っ♡」

 

 ベッドで二人向き合ったまま、俺は瑠依の片足を抱きかかえて、その状態で挿入していく。精液や愛液などなどでぐちゅぐちゅになった割れ目に亀頭を入れて、奥へと進めていった。さっきに比べるとスムーズな挿入。さっきの挿入と違うのは纏わりついてくるのが膣襞だけじゃなくて精液もだということ。その感触の違いも興奮材料になった。

 

「あっ……はあ、っ、ぁ……んふぅ、ぁぁ……ふぁぁ……っ♡」

 

 チンポを受け入れて、瑠依の息は途切れ途切れで小さな口から漏れる。高くなった声に俺は心配になった。ひょっとしてまだ痛いのだろうか。

 

「い、痛かったか……?」

 

「ち、違いますっ……想像以上に気持ちよかったから……んっ♡ だから、その……入れたばっかりですけど感じてしまって」

 

「そ、そうか、そうなのか……よかった。安心したよ」

 

 彼女は慌て気味に俺の心配を否定してきた。その否定に照れがこれでもかと含まれていて、その言葉が真実なんだと信じられた。よく見れば、目の前の瑠依は茹った表情だ。

 

「……なので、安心して私を求めてくださいね」

 

「っ、瑠依!」

 

 俺を突き動かすための甘ったるい囁き。瑠依の思惑通りに俺の腰は動いてしまう。とはいえ、この体位だと激しく動かせばチンポが抜けてしまいそうだ。動きはスローテンポになる。

 そのせいか、乱暴的な性快楽は生じない。だが瑠依の身体が、その顔が近くにあって。その端正な顔立ちをじっくりと見つめ合いながら交わることができた。さっきの挿入と比べると愛し合っているという感じがする。いや最初の挿入だって愛し合っていたけど……こっちのほうがよりラブラブ感があるというか。持ち上げた瑠依の足が甘えるみたいに俺の足に絡みついてきていた。

 

「あ……っ♡ ぁ、はぁっ、ぁぁ……♡ これ、マネージャーさんの顔、思ったよりも近いですね……ん♡ は、ぁっ♡ あと、密着するので……マネージャーさんの温もりがすごく伝わってきます♡」

 

「そのかわり……激しくはできないけどな」

 

「そうですけどっ……♡ あ♡ んぁ……♡ はぅ♡ こうやって見つめ合いながらすると……気持ちが伝わってくるような、そんな気がして……♡ んん……♡ ぁ……♡ はあ……っ♡ 恋人同士なんだって、実感できて……だから、私は好きです……♡」

 

 目と目が合うと、恥ずかしそうに瞬きさせたあと、照れくさそうにジッと目を合わせてきた。瑠依は見つめ合うことが好きなんだろう。愛情と性欲が混じりに混じった美しい瞳が魅了の魔法を放ってきていて、俺はどこまでも際限なく瑠依に夢中になっていく。

 瑠依のはにかんだ表情には俺への愛が思いっきり表われていて、その感情が希釈されずに原液のままたっぷりとこちらへと流れ込んできた。瑠依だって、俺に夢中なんだ。お互いに夢中になって、愛し合って、もう頭の中には幸せ以外存在していなかった。

 

「俺も好きだよ。瑠依の気持ちよさそうな、トロ顔がよく見えるから」

 

「なっ……ま、マネージャーさんっ……もう、本当にエッチな人ですね♡」

 

 やり返されるとは思っていなかったのか、瑠依は瞳孔を開かせた。初心な反応。もう処女喪失したっていうのに、それでもまだ恥ずかしいのか。可愛い。可愛すぎて、チンポがビクッ、ビクッと震えてしまう。瑠依に対しての情欲が募っていく。

 当然、瑠依も俺のチンポの震えにすぐに気がついて、驚いて……そして蠱惑的な微笑みを浮かべた。

 

「あ……♡ 私の顔を見て……私の、エッチな顔見て……マネージャーさんのおちんちん、ビクビクッて震えてる……本当に、興奮してるんですね……♡ はぁ……♡ 確かにこれは……マネージャーさんのそういうところをじっくり見れるから、いいかも……♡」

 

「そう言われると恥ずかしいけどな」

 

「お互い様ですよ……ぁんっ♡ はぅ……♡ はぁ……♡ あ……っ♡ ……マネージャーさん、キス……キスして欲しいです……♡」

 

 唇を尖らせて、いやらしくおねだりしてくる瑠依。唇のピンクが艶っぽく見えて、またしてもチンポが震える。まだ動かしてもない。それでも瑠依と繋がって、こうやってイチャイチャしているのが気持ちいい。

 こんな風に可愛くえっちにねだられて、拒絶できるわけがない。いやなんで拒絶しなきゃいけないんだ。恋人同士なんだから、頭が悪くなるぐらいにちゅーしたっていい。ちゅーしよう。

 

「うん、しようか、キス」

 

「はいっ……ん、んんっ♡ ちゅ、ちゅくっ♡ んう、んふっ、はぁ♡ んっ♡ ちゅっ♡ ぢゅぅ♡ すき♡ ん、ふぁ♡ んん♡ マネージャーさん好き……♡ んぅぅ♡ ふぁぅ♡ ぁ、はっ、んんぁっ♡」

 

 お互いに唇尖らせて、目を開けたままでその唇同士を触れ合わせる。唇をくっつける。擦り合わせて、密着させて、それから離す。またくっつけて、今度は吸い付いて、舐め取っていく。一回二回で当然終わらず、何度となく繰り返し。何回したのかなんてわからなくなる。繋がった粘膜が、漏れる息がどうにも悩ましくて、悶々として、またしてもチンピクしてしまう。しっぱなしになってしまう。

 透明なアーチがかかって、落ちて、またかかって。唇の辺りがベタベタとコーティングされていく。ベッドへと零れていく。そんなことは気にせずにちゅーに夢中になる。瑠依だって同じ。

 

「もっと、キスしませんか……♡ 唇がふやけて、舌が溶けてしまうぐらい、もっと♡ ぁ……んんっ♡ んん♡ ぁ♡ ぢゅぅぅ♡ ちゅちゅっ♡ ぇ♡ ぇんっ♡ ちゅぷっ♡ んむぅ――ふぁぁっ♡ あ、あ、あっ……♡ ちゅぅぅ♡ んふぅ、んんぅ♡ ぢゅっ♡ ちゅぅ♡ ん、ぅ、ぁっ♡ んふぅっ♡」

 

 舌を絡ませて、唾液を混ぜ混ぜして、唇が乾く時間もないぐらいに重ね合う。お互いに口内には相手の唾液が溜まって、知らず知らず飲み込んで。時折鼻がぶつかり合うのも快感に変わる。鼻息と唾液が混ざる水音が耳元に響く。

 そんなことを繰り返していたら、瑠依のおまんこもわなわなと震え出して……きゅぅぅぅ、と一気に締まった。瑠依の腰が小さくガクついて、おまんこから飛んできた愛液が繋がっている部分を汚していく。

 軽くイったのか。と俺も、そして瑠依自身も気付いていた。それでもキスが気持ちよすぎて、幸せすぎて、脳内がキスのメイプルシロップでデロデロに溶けていって、キス中毒になっていたから。二人して馬鹿みたいに唇を突き出して、舌を出して、相手のそれと触れ合わせていた。

 欲望に正直になった身体は勝手に身体を動かす。気が付けば、ゆっくりと腰を小刻みに動かしていた。肉棒を押し込んでいた。もっと、気持ちよくなりたい。

 俺の思いは瑠依にも伝わっていて、そして彼女も似たようなものだ。小さく震えながらヘコヘコと自ら腰を振っていた。そのことをはしたないなんて、今の瑠依はまったく思っていなかった。

 

「はぁっ……♡ も、もっと、続けて……ください……♡ ちゅっ、ちゅ♡ ずんずん、って……♡ んっ♡ おちんちん、突いて……♡ あ♡ マネージャーさんの、熱を感じながら……もっと気持ちよく、なりたいんです……っっ♡ んちゅ、ちゅっ、ちゅ、ちゅぅぅ♡ はぅ……♡ あ♡ あっ♡ あぁっ♡ またっ、イ……っっっ♡ ぁ♡ ちゅぷっ♡ ちゅぅ♡ んんぅっ♡ はぁ……ぁ♡ また、キちゃいそう、で……っっ♡ そのまま……イかせて、ください♡ マネージャーさん、私……イきたいですっ♡ ぁっ、~~~~っ♡♡」

 

 またしても軽度の絶頂。瑠依はイくのが癖付いてきているのか。ビクンビクンと震えて、甲高い声を上げる。体勢的にスローテンポでしか動けないのだが、その分キスができて、それが絶頂に繋がっているのだ。

 瑠依が軽くイくたびにチンポが甘く締め付けられる。射精の決定打にはならないが、真綿で首を締めるように、じわじわと快楽が蓄積していく。下半身の血流の巡りは活発になり、金玉で精液がじっくりと生成されていく。そのじれったさを瑠依のエッチな反応とともに楽しむ。

 またイったのかと聞くと、瑠依が首を小さく振って、「はい」と答えてくれた。その瞳は奥深くまで蕩けていた。

 

「はぁ、ふぅ……ぁ……っ、はい……イきました……♡ ぁっ♡ はぁ、はぁ……♡ でもしょうがないじゃないですか……♡ ん……っ♡ ちゅぅ……っ♡ 足が絡み合って、マネージャーさんの肌と触れ合って密着して、こうやってキスもして……なんだか私たちの境界線が溶けていって、一つになりそうで……♡ ちゅ、ちゅ……♡ ぁ……♡ そう思うとまた気持ちいい波が来てっ……あっ♡ ぁぁっ♡ ~~~~っ♡♡」

 

 抱きかかえた瑠依の足が俺の足に、身体に密着している。この体勢はお互いの身体が密着していて、それが生まれたままの姿で……相手から伝わってくるものが多すぎる。彼女の温度が直に伝わってくる。皮膚の質感も伝わってくる。天動瑠依をより深く感じることができている。瑠依の言う通り、自分という存在と天動瑠依という存在の境目が消えて、混じり合って、一つになってしまいそうだ。それがまた興奮の燃料になる。

 瑠依の絶頂間隔は短くなっていっている。ガクついた身体の震えは止まらなくなっていった。膣襞の締め付けも止まらない。襞の吸い付きはまるで肉棒に甘えるかのようで、今の瑠依の感情を体現していた。おまんこの締め付けで『好き』を表現してきていた。

 その間もキスを繰り返す。触れるたびに『好き』が伝わってくる。瑠依への愛おしさが膨らんでいく。俺だって負けられない。瑠依が好きだと、身体の全てを持って彼女に伝えていく。愛情と性欲が混じった不純で純粋な『好き』だ。それが瑠依の中で満ちて溢れてくれ、と想いを込めて。

 

「私ばっかり、イって……気持ちよくなっていて……っ♡ ぢゅっ、ちゅっ♡ んぅ……♡ ぁぁ……っ♡ マネージャーさんは、楽しめてますか……♡ ぁっ♡ んんんっ……♡ はぁ、はぁ……♡ ちゅぅぅ……♡ あ♡ んん♡ また私だけ、イってしまって……っっ♡♡」

 

「楽しめてるし、むしろ瑠依のイキ顔を何度も見て凄く興奮してるよ。わかるだろ。俺がもうすぐイきそうだって」

 

「ぁ……♡ は、はい♡ ちゅぅ♡ ぢゅっ、ぢゅっ♡ ん……♡ あ……っっ♡ おちんちん膨らんで、大きくなってて……♡ んっ♡ それに、激しく脈打ってて……♡ あ゛♡ あ゛……っっ♡」

 

 瑠依の心配は杞憂だ。むしろ気持ちよすぎるぐらいなのに。快感を蓄積した俺のチンポを確実に射精へと近付いていっている。竿はパンパンに膨らみ、瑠依のおまんこの中で暴れ馬のように脈打っていた。瑠依もわかってくれたみたいだ。

 

「また、瑠依の中で、射精するからな……っ」

 

「また、あの暖かいのが……♡ あっっ♡ ぁ゛っ♡ はぁぁぁっ……♡ はぁ、はぁ……♡ んぐ……♡ 欲しいです、マネージャーさんの精液……♡ ちゅっ、ちゅっ、ぢゅっっ♡ ぅ♡ ぁ……♡ ああ……っ♡ あの幸せな感覚を、もう一度体験したいんです……っ♡」

 

 もう一度、俺の精液を瑠依へと注ぎ込む。己の遺伝子を刻み込む。孕んでくれ。そんな身勝手な宣言をする。

 そのことに瑠依は気付いているのだろうか。いや気付いているのだ。気付いていて、その上で膣内に欲しいと言っているのだ。瑠依のおまんこが、絡みついた足が、密着した身体が、艶麗な表情が、どこまでも蕩け切った瞳が俺に訴えかけてきていた。瑠依の存在の全部が俺の精液を欲しがっていた。

 あとはもう。その時に向けてお互いに想いをぶつけ合うだけ。キスとゆったりとした腰振りを繰り返していく。瑠依のおまんこの収縮はその間隔を短く、激しくなっていく。

 お陰で、俺の下半身は気持ちよさで真っ白になる。思考が鈍くなる。動物的な本能が腰振りを継続させていた。瑠依のことが好きだということだけが、最後に残った。

 

「はぁぁ♡ あっ♡ んぅぅ……♡ マネージャーさん……っ♡ マネージャーさんっ♡ もう、絶対離しませんっ♡ 好きですっ♡ 大好きですっ♡ 愛してます……っ♡ あっ♡ ぁっ♡ んん♡ ちゅちゅぅ♡ ちゅぷ♡ ちゅぅぅっ♡ もうわたし……っ♡ いく♡ いく♡ あっ♡ あっ♡ ぁっっ♡ おおきいのがきて……♡ いくっ♡ ちゅぅ♡ ちゅ♡ んん♡ ちゅぅ♡ ぢゅぅ♡ んんぅっ♡ ぁ――……~~~~~~~~っっっっ♡♡♡♡♡」

 

 唇は塞がったまま、身体は密着したままで、瑠依は硬直して大きく痙攣を起こした。そして同時に、俺もまた瑠依のおまんこの中で射精する。瑠依は存在の全てで俺の精子を根こそぎ搾り取って自分のものにするかのように、膣襞を一際激しく収縮させて、精液を吐き出させてくる。俺も愛する瑠依を己のものにして離さないように、膣内で射精を何度も繰り返して瑠依を孕ませるぐらいに子種汁をびゅーびゅーと吐き散らかしていく。

 絶頂に浸る目の前の瑠依はどこかこちらを見つめているようで、見ていなかった。どこか虚空を見つめているよう。深い絶頂による快感で頭の中が真っ白になって戻ってこれなくなっている、そういう風に見えた。かく言う俺も視界がチカチカと明滅をしていて、瑠依の唇を貪ることと精液を最後までひり出すための腰振りしかできなくなっていた。

 

「っ……♡ ……はー……っ♡ はぁ……っ♡ ん……はぁ、はぁ、はぁ……♡」

 

 しばらくして、絶頂が少しずつ収まってくる。嵐のような絶頂が収まるのに酷く時間がかかったような気がした。それほどまでに幸せな絶頂だった。

 ただ絶頂が収まってきても、俺も瑠依も呼吸が乱れていて、なかなか喋ることができないでいた。連戦の影響だろうか。それはわからないが、とにかく酸素が欲しかった。しばらくはそのまま、身体が落ち着いてくるのを待った。

 ……ようやく、二人ともなんとか喋れるぐらいには戻ってきた。お互いに向き合ったまま、見つめ合う。まともに瑠依の顔を見るのが久しぶりのような気がした。瑠依のその顔にはまだ快感の影響が残っているように俺には見えた。

 

「……セックス、って……すごいんですね……おくが、ふかいです……♡」

 

「だな……これから、二人でもっと気持ちいいこと……探していこうか」

 

「はい……っ♡」

 

 ぐったりと身体をベッドに預ける。身体を沈ませるマットレスが心地いい。これ以上の連戦は少しインターバルが必要だ。瑠依も似たようなものかとその様子を見て思った。

 流石に汚れた身体を綺麗にする元気まではお互いなかった。肉棒はふにゃふにゃなって、瑠依のおまんこから抜けていた。きっと、瑠依のおまんこの割れ目は精液と愛液で酷いことになっている。見てはないが、俺のチンポも同じだろう。

 甘々ボイスでぽしょぽしょと話す瑠依。きっとそんなつもりはないんだろうが、なんだか媚びられているみたいで俺はニヤケてしまう。

 瑠依はセックスの気持ちよさにどうやらハマってくれたみたいだ。初体験が瑠依にとって最悪の思い出になって、今後の行為を敬遠される……みたいなことにならずに済んだみたいで俺としてはホッとしている。

 むしろウェルカムだ。俺だって、もっと瑠依とセックスしたいのだから。でも、また気持ちいいことができると、そう考えたらまたしても催してしまいそうだ。今はピロートークに浸らせてくれ。

 

「その……マネージャーさんと、いっぱいエッチなことして……たくさん中に出されたら……そうしたら――」

 

「その時は朝倉社長に土下座しに行くよ……娘さんをくださいって」

 

 瑠依が『もしも』の話を口にした。どこか俺を試すような、じゃれてきているような、揶揄ってきているようだ。だが、ありえないことではない。これから何度もしたら間違いなくそうなるだろう。

 だが、問題ない。土下座どころか、殴られる覚悟はできている。瑠依が想像した未来が訪れたら責任を取る。その覚悟がなきゃ、瑠依に手を出してはいない。

 その言葉が瑠依にどう響いたのか。彼女に聞く必要はなかった。目の前の彼女はへにゃりと笑っていた。性交の快感によるものとは違う。

 

「ふふふ……ありがとうございます……その時が楽しみになってきました」

 

「なら、よかったよ。でもその前にプロポーズかな……ああ、いや、まずは同棲か」

 

「あ、そ、そうですね……恋人なんだから、同棲しますよね……同棲……」

 

 瑠依はうわ言のように『同棲』と繰り返し呟く。いつかはわからないが、俺と瑠依で同棲するかもしれない。瑠依はそのことを考えてはいなかったのか、初々しい反応を見せてくれた。もう処女喪失したのに。

 娘さんをくださいと言う前に、まずは瑠依にプロポーズだし、そもそもその前に二人で同棲しなければ。瑠依と二人で、恋人としていくつもある階段を順番にステップアップしていくのだ。朝倉社長にその宣言をするまでに、まだまだ沢山やることがある。恋人同士がすることがいっぱいある。それを一つ一つ、瑠依と楽しんで駆け上がっていこう。

 

「まあでもその前にいっぱいデートしよう」

 

「っ……はい」

 

 まずはデートを何度もしよう。色々なところに二人で行って、恋人らしいことをして、思い出を重ねていこう。瑠依にそう伝えると、小さく息を飲んで、首を振って頷いてくれた。

 ……やっぱり瑠依は綺麗で美しくて可愛い。エッチの時の大人の女性のような顔も、今俺に見せてくれている少女のような顔も……俺は目を奪われて、好きになってしまう。

 瑠依がなにか言いたそうに、身体を寄せてきた。またしても身体同士が密着する。視界が瑠依でいっぱいになる。潤んだ瞳が宝石のようだった。

 

「マネージャーさん……私の恋人になってくれて、ありがとうございます。……その、マネージャーさんのこと、愛してますから」

 

 その言葉と同時に、瑠依の唇がまた重なった。

 




お目汚し失礼いたしました。
ありがとうございました。

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