桜咲朱音(阿良川あかね)陵辱リョナ短編 作:ゴールドフォレスト
原作:あかね噺
タグ:R-18 残酷な描写 リョナ ヒロピン ヒロインピンチ 陵辱 レイプ 腹パン 串刺し あかね噺 桜咲朱音 阿良川あかね 阿良川一生 貫通 触手
落語は動きが激しい演目にしました。抵抗出来る様に。
救い主は、あの世からかつての名人達が。作中でも名前は伏せますが。何というかあの方々なら旧神でも木っ端に出来ると思いませんか?やはり経験と実績です。
『舞台で死ねたら本望』
我ら高座に立つ者でも、その言葉を口にした者はごく僅かである。
・・・まさかそれが、本当に死に場所として当たり前になるとは、誰もが想像もしていなかっただろうが。
202X年、地球は突如として宇宙から侵略してきた謎の生命体に支配された。各国の軍隊も核兵器も何の意味も持たなかった。
その生命体は、触手を無数に持ち、同じ個体が1つも無いほど多彩で、全てが醜悪な形状をしていた。それらはあるホラージャンルの旧神そっくりだった。
それらは圧倒的な強さで、世界を支配し、何故か人間の娯楽や文化、スポーツに興味を持った。そして、適当に選んだ選手で、競わせて、試合序盤から弄び、後半から殺しにかかり、生き残れば相手の要求を聞く。奴らの適当な基準の上限死亡率を突破すれば、その分野の関係者皆殺し。というゲームをし始めた。数多くの選手、芸人、文化人、芸能人が陵辱され、拷問され、惨殺された。
当然、落語界もその1つだ。
多くの落語家が震えながら高座に立ち、惨殺された。女流落語家は陵辱された上に、惨殺された。
だが、落語家の惨殺は、ある人物が命と引き換えに高座に立ち、演目を成し遂げたので、いったん中断している。
その人物は、阿良川一生。
彼は、あたしのおっ父、もとい父の阿良川志ん太を権限無く『破門』扱いにした人物。
父はそれを受け入れて、落語界から去った。
確かに父の演目はブレがある。未熟である。だが、それは道を閉ざす理由にはならない。
当然、あたしにとって阿良川一生は、父のカタキだった。
だが、彼と直接話す機会があった。そして、彼が現在の落語界で、最も今後の業界を憂いている人物だと知った。
それ以降、彼はやはり父のカタキではあるが、あたしの師匠となり、目標であり、壁となった。
その一生が、自らの意思で旧神・・・その名で呼びたくないので、以降『タコ』と呼ぶ。
タコが満員御礼の高座に上がった。自らの意思で高座に立ったのは、彼が初である。
一生が選んだ演目は、『文七元結(ぶんしちもっとい)』である。
現存する落語で、最も長い演目の一つであり、一時間以上行う。
その対価として『最後までやりきったら今後落語家に手を出すな。』と要求した。
演目中、凄まじい拷問が一生を襲い続けた。足先からミリ単位で切断され、内臓を引きずり出され、目をゆっくり潰され、耳をゆっくり潰され、全身の骨をゆっくり砕かれ。その他諸々。
人体が破壊される耳を塞ぎたくなる音を打ち消す様に、一生は語り続けた。
一時間過ぎて、全て語り終えた一生は胸から上しか無かった。人として、語るのはもちろん、生きている方がおかしい。しかも、その状態で、演目は、五体満足万全の状態と変わりなく、素晴らしかった。常軌を逸している。
・・・そして演目終了直後、タコは卑劣にも一生の止めを刺しに来た。頭部を切開し、むき出しの脳をいじり続けた。
頭部切開の前から、一生は大笑いを続けた。自分の脳がいじられて、気が狂ったのでは無い。
タコが悔しそうなのが分かるので、大笑いしたのだ。
5分以上大笑いして、一生は肉の塊として死んだ。
あまりにも凄惨な光景なのに、あたしは泣いていた。恐怖では無く、感動で。歓喜で。
なお、これは落語界だけでは無い。世界各国のスポーツ、文化、芸術等の重鎮達が、後進に託す様に見事な散り際を見せた。一生と同じ様な要求をタコ共に突きつけて。
これに素直に応じるタコ共では無かった。
死人が出なかったのは、僅か半年。以降、再びタコ共はゲームを行い始めた。
あたし、桜咲朱音は、皆に内緒で演目をやる事をタコに申請した。タコはインターネットでいつでも受け付けているので、申請は簡単だ。
それが、タコから承認され、あたしはこれから高座に立つ。人生最後の。
演目は『粗忽の釘(そこつのくぎ)』。これを選んだ理由は、動きが激しいからだ。演目の動きと見せかけて、タコの触手を千切ってやる。そう思っていた。
対価は『落語界への3年間の干渉不可』。どうせ反故にされるだろうが。
タコ承認以降、家族が、多くの知り合いが、涙を流して引き留めるのを、あたしは拒絶した。
これが桜咲朱音の生き様なんだ。これが阿良川あかねの死に様なんだ。
そして、誰もいない控え室で、あたしは着流しに着替える。
・・・もう、ここからタコの陵辱は始まっている。
あたしは全裸になった。
タコから与えられた薬を飲む。全身の感度を3,000倍にする薬だ。
エロゲーかよ。ふざけんな。
陵辱準備はそれだけでは終わらない。尻の穴と陰部にバイブレーターペニスを入れなければならない。本物のペニスなんて見た事ないけど、明らかにそれ以上の大きさだ。
あたしは処女だ。自らの手で処女を喪失するとは・・・。かまわない。芸に身も心も捧げると決めたのだから。
・・・でも、流石にいきなり処女喪失の覚悟は無かった。尻の穴からバイブペニスを入れる。
グブブブブブ!ズボボボボボ!
「おふ!お・・・う・・・。くぅお!ふぅ・・・。んく!」・・・
あたしは、全裸で尻に巨大なペニスバイブを片手で突っ込んで、もう片方の手は手前に突き出して、前傾姿勢でフラフラと控え室内を回っている。なんて滑稽な姿なんだ。狂言に見えたらいいな。で、無ければ、奇怪な猿の行動だ。
尻に尻尾みたいなペニスも生えているし、大きくも小さくもない乳房を揺らして喘いでいる猿だ。せめて、美しい喘ぎ声に聞こえていればいいな。
ペニスは、激しく振動しながら勝手にどんどん体内に入っていった。大腸に入り、曲がり角にぶつかりそのまま進む。小腸が押し出されて掻き回されているような感覚。媚薬を飲んだのに気持ちよさを全く感じない。苦しい。痛い。
「うぐぅぅ!お゙ぉ・・・。あ!んぐぅ!はぁ・・・。はぁ・・・。んあ゙ぁ!!」・・・
こんな調子で喘いで彷徨っていた。涎が畳にボタボタ垂れている。いいよね。人生最後だから、綺麗にしなくても。
そして、いよいよ膣に挿入だ。
あたしは切腹するかの様に正座で座って、でも脚は広げて、バイブを膣に入れた。
ズブッ!ズグググググ・・・
「く!ふう・・・。おあぁぁ!あくぅぅぅ!あふぉ!んふぅ・・・。」
血がポタポタ畳の上に落ちていった。本当に処女膜を破ると血が出るものなんだな・・・。
あたしは芸に身も心も捧げると誓った。こんな事位で・・・。
「う・・・。ううう・・・。」
あたしは泣いていた。あたしだって女なんだ。レイプされて処女を失う事に比べればたいした事無いと思うが、それでも涙は止まらなかった。
そして、無情にもバイブはひとりでに膣内に入っていく。
ズググググ・・・。
「んぐぅ!お・・・。ぐはぁ!あふぅ!はぁ・・・。ふぅぅ・・・。」
泣いているのに喘いでいる。身をよがり続けている。何て情けない。しっかりしろ!今のあたしは、桜咲朱音じゃない!阿良川あかねなんだ!
・・・でも、しばらく身悶えし続け、畳の上を転がり続けていた。
ペニスバイブは、子宮に到達。更にグイグイとその先に行きたがっている。全身を激しく震わせて。あたしも全身を痙攣させてよがり続けていた。
「あはぁ!おお・・・ん!んぐぅ!あか・・・。くぉぉ・・・。お・・・。」・・・
(身体が・・・、熱い・・・。)
ようやくペニスバイブに慣れて来た頃に媚薬効果が出てきた。
あたしの陰部から汁がポタポタ垂れている。
もういい。着流しを着よう。
「ああ・・・ん!うお・・・。んぐぅ!はぁ・・・。はぁ・・・。くぅん!」
予想通り衣が肌に触れる度に、頭がおかしくなる様な絶頂が来る。
クソ・・・。耐えろ・・・。ぶち殺されるよりマシだろう。・・・高座でぶち殺される予定なのだが。
何とか着流しを着終わった。顔が真っ赤だ。息が荒い。自分の声じゃない様な、いやらしい声が混じった吐息が聞こえる。いいよ、これも芸だと割り切ろう。
・・・時間だ。あたしは高座へ向かう。せいぜい派手な死に花咲かせてやろうじゃないか!
歩く度に皮膚に衣服が擦れて快感が生じ、喘ぐ声を出すのを何とか耐えて、あたしは高座に座った。
観客は見るも醜悪なタコだらけだ。当然拍手などは無い。
あたしはまず挨拶を。
「えー、相変わらずの所でのお付き合いぶぐぉっ!」
ドゴォッ!メリメリメリ・・・
いきなり触手の腹パンが来た。触手なのでパンチかどうか分からないが。
あたしは、目を見開いて、口から涎か胃液をグビグビと垂らしている。
「阿良ぐぉっ!はぁ・・・。はぁ・・・。か・・・わ・・・。あかぐぶぅっ!・・・ねと、申します・・・。本日は小話ぐはぁっ!・・・を一席・・・。んぐぅ!」
ドブッ!・・・ドゴォッ!・・・ボズッ!・・・ドブゥッ!・・・
いちいち腹を殴ってくるタコ。腹パンに耐え、口からダラダラ体液を出すのにも構わずに挨拶を続けるあたし。痛ってーなぁ・・・。糞。でもいいや。おかげで感度3,000倍とやらが和らいでいる気がするよ・・・。
では、演目開始。粗忽の釘だ。
粗忽の釘の大雑把なあらすじ。
江戸時代。そそっかしい大工が引っ越し先で壁に長い釘を打ち込み、隣の家の仏壇に突き刺したりする騒動を描いた話だ。笑い話だ。・・・あたし自身を笑ったりしたら殺してやる。
「そそっかしい亭主とその女房がおりまして、んくぅっ!はぁ・・・。引越先の長屋でぐぉぉ!ふぅ・・・。」
感度3,000倍の影響でこれだ。アヘ顔?しないよ。んほぉぉ?言わねぇよ。
「女房に、くぅん!ほうきを掛ける釘おうっ!を打っておくれあふぅ!と頼まれ・・・あ。」
ビリビリビリビリ
着流しの脚の部分が千切られて、あたしの脚が、陰部が露わになる。パンツ履いてないんだよ。ブラも付けていない。変態プレイなどでは無い。感度3,000倍でキツいからだ。
あたしは美脚だと結構言われる。健康的な太ももだと。正座すると太ももの筋肉が鍛えられるんだよ。
ドチュゥ!ブジュル!
「ぐあ!つぅぅぅぅぅぅ!!!!」
その健康的な脚が、正座状態で、四本の触手で串刺しにされた。
あたしは、姿勢を正したまま真正面を向いて耐え続けた。
・・・筋肉も骨もグシャグシャで、もう一生歩けない。
もう、帰る事も出来ないんだ・・・。
ズブズブズブグチュグチュグチュ・・・
「んぐぅぅぅぅぅぅ!!!ふぅぅ!あくぅぅぅぅぅぅ!!!」
触手は脚を貫いた状態で、掻き回し続けている。座布団も畳みも血まみれだ。出血多量で死ぬかと思ったが、そうならず、いつまでもあたしの脚は血飛沫を上げ続けた。タコ、薬になんか混ぜたな。
「ぜぇ・・・。ぜぇ・・・。そうか、じゃぁ長い釘が必要だなぁ!」
あたしは、自分の脚を貫いている触手四本を噛みちぎった。結構できるもんだな。
「と、いう事でこう打ち込みゃぁいいんだろうが!」
ズボァッ!ブバァ!グジュバ!ブバァ!
そして、脚を貫いている触手をぶっこ抜いて、自分の横に突き刺す。
タコ達の悲鳴が心地いい。脚?激痛だよ?さらに感度3,000倍で気が狂いそうだ。・・・いいんだよ。狂ってやるよ、芸に。
「はぁ・・・。はぁ・・・。おや、隣の家まで釘が出ちまったよ。謝るしかねぇなぁ。」
あたしの演目は続く。
「失礼しまーす。すると意外にもお隣さんは大歓迎。」
感度3,000倍に慣れてきたのか、喘ぎ声を出さなくなってきた。よし、このままいけ
ズンッ!
「ぐぉっ・・・。おう・・・。」
あたしの腹が触手で刺された。触手はズブズブとあたしの体内に入っていき、肉を潰し、内臓を掻き分け、そして。
ブジュバ!
・・・背中を貫通した。
「ごふぅぅぅぅ!・・・はは。お客さんもご挨拶ですか。はぁはぁ。いいですねぇ。」
あたしは、血反吐垂らして笑みを浮かべてタコ達に向かい合った。てめぇらの攻撃も侮辱も芸にしてやんよ。腹貫通状態でどの位生きられるのか知らないが。
ビリビリビリビリ!
タコ達は腹を立てたのか、あたしを全裸にした。
はは。18歳のピチピチの裸体だよ。とくとご覧じろ。
・・・腹のほとんどが触手で埋まっているが。
「お隣さんは煙草に灰皿も出してくれた。じゃあ遠慮無しに一服。すぅぅぅぅぅ!!!はぁぁぁぁぁごふぅぅぅ!がはっ!うぐはぁぁ!」
煙草の煙の代わりに大量の血反吐を吐いた。
構わない。続ける。
「もう旦那さんは、うぐ!灰皿に煙草を押しつけて、んぐぐ!何もかも忘れていました!!」
あたしの腹を串刺しにしている触手をつねる。灰皿に煙草を押しつける代わりに。
「更に、旦那さんは、ぐぶ・・・。ところでウチの女房と出会ったのはですなぁと、ぐぉ!自分ののろけ話を始めちまいます。・・・んくぅう!」
タコ達の次の攻撃は、あたしの尻と陰部に入ったペニスバイブを破壊して、尻と陰部に触手をぶち込む事だった。
「あはぁん!んく・・・。おうっ・・・ふ。うん・・・。うん・・・。うん・・・。」
クソ、演目中断して喘いでいるじゃねぇか、あたしは。タコの触手はあたしの陰部を突き進み、そのまま躊躇無く子宮破壊。腹を貫いている触手を避けて、あたしの肉体を破壊しながら進み、
ブバァ!
「ゔぐゔゔゔゔゔゔゔゔ!!!」
触手が、あたしの右乳房の上から飛び出した。そして、乳房に絡みつき、揉みしだく。母乳なんて出た事が無いのに、乳首から代わりに血が母乳の様に吹きだしている。
「ぐぶ!ぐは!あぁぁぁぁん!ぐ!ん・・・はぁ。あふ。おふ。」
子宮を破壊されて、あたしの女は無くなった。でも、結構な美乳だろ?揉めよ。
激痛に身をよがらせながら、血反吐を吐きながら、喘ぎ声を出していたあたしだったが、サービスシーンはここまでだ。続き。
「そして、旦那さんは思い出す。ごふっ!しまった、釘で穴開けた事謝らねぇと!すんません、ぐぶ!壁に長い釘打ったんですが・・・。どこかな?ここかなぁ!!!」
いつまでも、あたしの胸を揉んでいる触手を千切る。花の18歳の乳だぞ。てめぇらにはもったいねぇんだよ。・・・連動で体内の触手が蠢いて痛ぇ!
タコ達の反撃。あたしの尻に突き刺さっている触手侵入。やはり、私の体内を破壊して進み・・・
スドォッ!
「がふっ!お・・・。お・・・。」
あたしの左乳房上から出た。またしても、あたしは乳を揉まれている。やはり血の母乳。
「あ・・・あん!んあぁぁ!ぶふぅ!ご!ご!・・・あう・・・。はぁ・・・。続けます。」
あたしの命は、もう数分も持たないだろう。でも、もうすぐ演目の最後なんだ。
「隣の人が言いました。ぐふ・・・。あんたの家に帰って、釘の所の壁叩いてみたら?」
そうだよ、宇宙に帰れよタコ共。この皮肉が効いているかどうか。
ズンッ!グブブブブ・・・ズバァ!
「あ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!」
効いてなかった。代わりに右乳房ごと、右胸を貫かれた。
「ごおおお・・・。こふ・・・。んぐぉぉ!がふ・・・。旦那さんは帰ってドンドンと叩きました!!」
あたしの右胸を貫いている触手を、叩き続ける。凄ぇ痛ぇ。
・・・目が見えなくなってきた。まだだ、あと数分維持しろ、あたしの命。
「わかったよ!もう叩かなくていいよ!と、隣の人の声。かはっ!隣の人の家に行くと・・・ぐぶ・・・。なんと仏様の頭に釘が突き刺さっておりました!うぉぉ!」
そう言いながら、未だにあたしの左乳房を揉んでいる触手に横に突き立てた触手の一つを持ち上げて突き刺す。
タコ共の悲鳴が聞こえた。ははは。ざまぁみろ。
ズブジュブゥ!グブブブブ!ブジュル!
「か・・・。」
あたしの左胸が、乳房ごと貫かれた。肺も心臓も潰れた。
・・・もう何も見えない。音も聞こえない。
自分が口からおびただしく血を流しているのが分かる。
もちろん、脚からも、陰部からも、尻からも、腹からも、両胸からも、背中からも大出血だよ。・・・何で生きていられるのか?意地だよ。それ以外に説明しようが無い。
そして最後のオチだ。
「うわー。こぽ・・・。これはえらいこっちゃぁ!お・・・。そんな旦那さんに隣の人は言いました。はぁ・・・。はぁ・・・。これは、ホウキを逆さに立てかけないとねぇ!お隣さん!」
あたしは、隣に突き刺した触手を手に取り、もう一度、勢いよく畳に突き立てる。
これは逆さ箒という『帰れ。二度と来るな。』という意味のオチだ。
そうだよ、てめぇら早く帰れよタコ共。そう言いたかったんだ。あたしの命を犠牲にして。
タコに通じているかな?真っ暗だし、何も聞こえないけど。
「・・・お後が、くぷ・・・。よろしいようで・・・。」
あたしは串刺しにされた状態で、深々と頭を下げる。
演目終了。感想は?
あたしは両腕を触手に掴まれて、無理矢理空中に吊り上げられた。そして、
グジュグジュグジュブジュブジュブジュ!!!
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ!!!お゙お゙お゙お゙お゙お゙ぉ!!!」
あたしの両胸と腹を貫いている触手が、体内を捻り抉っている。尻と陰部から入った触手も動き続けて、あたしの肉体のあちこちがボコボコ蠢いている。
このまま、あたしをバラバラにする気か?いいよ。やれよ。
「ふふふ・・・。あはは!!あーははははは!!!」
あたしは、三段笑いした。一度やってみたかったんだ。もう1分も持たないでしょ?あたしの命。
これにて、桜咲朱音、芸名:阿良川あかねの一生はお開きでございます。ざまぁみろタコ共!
あたしは、キリストの様に空中に磔体勢で、ゆっくり首を前に傾けて、動かなくなった。
・・・三味線の音が聞こえる・・・。
「続いて、あたしのつまらねぇ小話を。」
え・・・?あなたは、桂家の・・・。
と、言う事は、あたしは死んだのか・・・。
「死んでねぇし、死んじゃ困るよ、あかねさん。」
あたしは、いつの間にか触手が体内から無くなって、腕に絡んでいた触手も無くなって、誰かに膝枕されて、寝ていた。
触手だけじゃ無い。あたしの身体全てが元通りになっていた。当然感度3,000倍も無い。
「今で言やぁ、オイラは癒やし系キャラだからね。まぁこんな事も出来るってもんで。あ。この言葉も死語か。」
額にゲンコツをかざした。そうだ、あなたは林家の・・・。
今、あたしは天を向いているから分かる。空から、もうこの世にはいない数々の落語家達がやってきた。
そして、彼らは一席ぶつ。あのタコ共が黙って聞いている。いや、動けないんだ。
そして、それが終わるとタコ共は苦しんで消滅していくのだ。
一席語り終えた桂家の人が来た。あたしは膝枕状態で聞いた。無礼だけど、精神的な疲労は回復してないから、もう立つ事が出来ないんだ。
「頑張ったねぇ、あかねさん。」
「・・・何で、今頃来たんですか?」
あたしは、更に無礼な事を聞いた。そうだよ、最初からこの人達が来れば、余計な犠牲は無くて済んだんだ。
「あの世とこの世の壁は厚くてねぇ。この世の人達が頑張らなきゃ、あの世の奴らはこの世に来られない。もちろん、あかねさんだけの頑張りじゃない。あんたはたまたま壁を壊す最後の1発を繰り出したに過ぎない。それでも並大抵の人間じゃあ出来ないけどねぇ。
本当に、この世の上の連中はもっとしっかりしろって話だよ。」
「そう・・・ですか。あたしは、あたしの意地通しただけですけどね。」
桂家の人は、映像を見せた。今起きている世界中の。
世界中様々な娯楽や文化・スポーツの、もうこの世にいない達人名人達が、超人的な技能でタコ達を駆逐していく。この人達も、この世の同じ分野の人達が抵抗したから、この世に来られたんだ。そうか・・・。みんな意地を通したかったんだね・・・。あたしだけじゃなかった。
「ところで、登場される時は、あの番組のオープニング曲使ったりしなかったんですか?あの方が賑やかなのに。」
これは冗談だ。返ってくる答えも分かっている。
「あかねさん、知ってんだろ?あの番組に出ていたあたしらは落語界じゃ邪道扱いだった。今でもそうだよ?精進しろ精進しろ言われ続けてんのさ。まぁ、誰もが永遠に修行中なんだけどね、この道は。」
「はい!」
「いい返事だ。」
24時間後、タコ共は全滅した。
そして、タコ達に惨殺された人達は、全員生き返った。
落語界で最後に生き返ったのは、阿良川一生だった。もう死んだ身だと抵抗したらしい。
そして、歴代の落語家から散々説教リンチを喰らった。
「てめぇはこの道を憂いて自ら悪役になったんだろうが。最後まで悪人として生きて、てめぇの葬式で焼香ぶちまけられる立場になってから来いや。」
そういった言葉が決め手になり、一生は深々と礼をして、この世に舞い戻った。
そして、世界各国の名人達はあの世へ帰っていった。
こうして、あたしの落語の道に箔がついた・・・訳ではない。
あたしのタコ共に対する演目は全て消してもらった。・・・脱がされているし。
大体、こんな事で真打に近づきたくない。
そして、真打になっても道は途中だと、終わりはないんだと改めて気が付かされた。
そう。あたしは、噺続けるんだ、永遠に。