※この作品はR-18です。

東雲淫子の奇妙なヤり直し   作:ニートン(2)

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幸せ家族計画1-3

 

 

 うなじから首回り、肩、そして腕へと父の手によって泡が塗り広げられていく。これから父の手によって全身を洗われていく、それが期待という名の性欲を昂らせる。

 

「んぁ……んぅ……あっ♡」

 

 父の手が私の身体を撫でまわすとたまらず喘ぎ声が漏れ出てしまう。ゆっくりと丁寧に洗ってくれる父。早く私の性感帯を触ってほしいと思うほど、このゆっくりとした手付きがまるで焦らしているように感じられてしまう。

 

 触ってほしい、今か今かとその時を待ちわびる。このもどかしさが、さらなる興奮を掻き立てて、ぐつぐつとその熱を性器へと集め始める。

 

 男が性欲を煮えたぎらせて勃起するように私の体にも変化が起きる。

 

 お湯に濡れたものじゃない、明らかに粘度の異なる水滴が太腿を伝う。興奮して分泌された愛液が、水滴を巻き込みその体積を増やしながらより大きな水滴となって、床へ落ちていく。枝分かれをして、内股から足下までを濡らすそれ全てが愛液だった。

 

 湯気と一緒に立ち昇ってくる雌臭さにもっと興奮してしまう。

 

 マンコは濡れそぼり、期待に膨れる乳首は勃起して父の手を待っている。

 

 そんな場所に手が触れでもしたら。そんな期待で昂るこの感覚だけで絶頂してしまいそうになる。

 

 腕を洗い終わり、背中を洗うその手が背筋をなぞると、ゾクゾクと高まる快感に私は息を詰まらせる。

 

「ぁッ♡♡」

 

「ごめんインコ、痛かった?」

 

「ううん……むしろパパの手がね、とぉっても気持ち良かったの♡ だからもっとぉ、良く洗って……ね?」

 

「痛くなかったのならいいんだ」

 

 振り向きながら私は言葉の通り、恍惚とした表情で父に向き合う。生唾を飲み込んだ父は、その胸中でどんな感情を渦巻かせているのか。見透かそうとせずとも、父の下半身を見てみれば火を見るよりも明らかだった。

 

 湯船の縁から顔を出す腫れあがった亀頭。隠しているつもりなんだろうけど、血管が浮き出るほど怒張したチンポがそそり立っているのが見えてしまっている。

 

 こんなにも興奮してる、私の身体で、声で、チンポを勃起させている。父にはもっと、もっと興奮して欲しい。そのために私は、欲望のはけ口になるために両手を広げて、この身体を差し出す。

 

 泡に塗れた身体を前に父は、その身体を洗おうと両手を伸ばす。まだ洗われていない部分。胸へと伸びる その手が一瞬の逡巡を見せて、私の胸へと触れた。

 

「んんぅっ♡ あっ、そこぉ……いっぱいあらってぇ……あぁ♡♡♡」

 

 また新たな一線を越えた父は、その自覚もないまま私の身体を洗っていく。

 

いい具合に父の理性が溶けてきている。腋を洗ったら胸へ。腹を洗ったら胸へ。執拗と言える程に父は、私の胸へその手を伸ばしてくる。

 

 父にその自覚はない。顔を見ればわかる。真剣そのもので、私の身体を洗ってあげている以外の意図は無いと分かる。しかしその父の手は、意図とは別の意思を持って動いていた。

 

 より女を感じる方へ。胸を揉みその柔らかさを楽しみ。勃起した乳首のコリをほぐすように押し込み。小ぶりで形の整った乳を撫でまわして確かめる。そんな手付きからは、父の隠れた欲望が伝わってくるようだった。

 

 条件反射に近い。自らが興奮し、チンポが反応する場所へ手が伸びる。のぼせ上がった意識で、自らの性欲に突き動かされるまま今の父はその手を動かしている。

 

 雌を犯したいという情欲、その欲望の背中を私は押してあげる。

 

「ぱぱぁ、下もはやくぅ、まだ洗ってないとこあるよ?」

 

「そう、だよね……わかってる……下も、洗ってあげないと……」

 

 血走った目が徐々に下へと向けられていく。父の頭の中を占める情欲への飢え、それを満たしてあげられるモノを私も持っているんだよと示すため、足を開いて性器を突き出す。

 

「大事なところだから……念入りにおねがいね……パパ♡」

 

 ドロッと糸を引いて、一滴の愛液が垂れ落ちた。

 

 興奮は最高潮に達している。期待に胸を高鳴らせて、身体を洗われることで焦らしに焦らされた私のマンコは、臨界寸前の一歩手前まで快楽の熱を溜め込んでいる。

 

 今日という日を締めくくるメインディッシュ。父の手によってマンコを洗われて、私は絶頂に至る。

 

 その瞬間が、もうすぐ訪れる。

 

 父の左手が腰を掴み、右手がついにマンコへ触れた。

 

「————ぁっ、すぅ……あぁ……♡♡♡」

 

 弾けるように快楽がマンコを中心に広がっていった。期待で昂った所に待ち望んでいた父の手。日々妄想していた幸せな夢の一端が実現して、溢れ出てきた多幸感に絶頂しそうになる。

 

 絶頂したつもりじゃないのに足が震えて、力が入らない。まだ父の手を楽しんでいないのに。ここで倒れたりなんてしたら、父は心配して正気に戻ってしまう。そしたらこの手マンも終わりになってしまう。

 

「ぅんっ……あぁ、はぁっ……ぁ、ふふふ、くすぐったいよぉ……ぱぱ……」

 

 足に力が入らなくなったのは予想外だったけど、父に立ったまま肩を掴んで寄りかかれば立っていられる。これならまだ続けられる。

 

「あの、インコ……足が……」

 

「だってぇ、パパの手がくすぐったいんだもん」

 

 手を引き抜こうとする父に対して、太ももを擦り合わせて抜かせないようにして反対する。

 

 敢えて私は開いていた股を閉じた。父の手が私のマンコを触れた状態で股を閉じれば、柔らかな太腿で 父の手を挟み込むことになる。太腿の肉に挟まれて、圧が増せば手はよりマンコへ密着する。その状態で動いたりしたら、それはもう手を使った素股になる。

 

「がまん、んぅ、するからぁ……このままして、いいよぉ♡」

 

 父がその言葉に反応することは無かった。代わりに太腿に挟み込まれる圧をものともせず、父は洗い始めた。

 

「んふぅ、っく、あっ……くすぐっ……あっ、はっ、くぅ……ぃぃっ♡」

 

 この快楽に取り繕う余裕もない。喋りたくても喘ぎ声で言葉が途切れてしまう。

 

 淫らな音がお風呂場に反響する。私の喘ぐ声。父の手が前後に動く度、ぬっちゅぬっちゅと鳴る音。それと興奮する父の息遣い。三つの音が重なり合って、お風呂場を淫猥な空間へと変えていく。

 

 身体に広がる快楽が、私の息遣いを荒くさせる。その呼吸に呼応するように父の息遣いも荒くなって、手の動きは速さを増していく。

 

 それはもはや洗っているという体を成してはいない。洗い始めて早々に泡は愛液によって流れ落ちてしまい。父のその手は私を綺麗にするどころか、愛液を塗り広げるだけでむしろ汚してしまっている。

 

 それに気づかない父ではない。ただし、普段の父であるならの話ではある。

 

 湯船に浸かり続け、ため込んだ性欲がぶり返した今の父に気づく余裕はない。

 

 私達二人は、完全に正気を失っていた。

 

「はぁっ、はぁっ……ぱぱ、はぁっ……ぱぱぁ……はぁっ……ぱぱぁっ…………♡」

 

 時間にしてみれば十秒にも満たない短さ。たったそれだけの間マンコを擦られただけで、私は絶頂を迎えた。

 

「————————ッ♡♡♡」

 

 父の前で盛大にイキ果てる。

 

 実の父の手によってイかされた、その事実が途方もない多幸感となって押し寄せて、私の意識を塗りつぶしていく。

 

 この一回の絶頂が私に生を実感させる。これこそ私の求めていた幸せの絶頂、その瞬間。

 

 一瞬が一〇秒、一分と引き延ばされていくようなこの感覚。引き延ばされて伸びきった私の意識は、ぶっつりと音を立てて途切れた。

 

 けど、それも一瞬のこと。途切れたた私の意識が体に戻ってきた時、目の前にあったのは我に返った父の顔だった。

 

 取り返しのつかないことをしてしまった、そう言わんばかりに青ざめた父の表情。自分の行いを顧みて、 それを反芻し、鑑みる。そしてどう考えても自分は娘を絶頂させてしまったという事実に行き着いてしまう。

 

 良い具合に父の中の父性が揺らいできているのが見て取れる。

 

 確固たる価値観の中で模範とされていた父性が揺らぎ、むき出しの欲望が現れようとしている。それを否定したいがために何度も顧みて反芻するが、結果が変わることはない。

 

 罪悪感は加速し、自らの卑猥さがより明確になっただけ。

 

 だから私は、ここでもう一度父に選択を突きつける。

 

「パパのおっきな手で洗われるの好きぃ、なんか全身がマッサージされてるみたいだった……」

 

 すぐには答えない。というより答えられない。今父は正気に戻ったその頭の中で、父としての側面と性欲を司る男の側面がせめぎ合っている。

 

「い、インコ……パパは……」

 

 罪と向き合い父としての体裁を保つ道か

 

 それとも自らの中に潜む性欲という名の獣性に従って、心を軽くする道か。

 

 どっちを選ぶにしても父の中の罪悪感は、より大きくなることは間違いない。

 

 でもどうせならより堕落する方を選んでくれた方が、計画の進行もスムーズにいくというもの。だから少しだけ父の思考を誘導する。

 

「ねぇパパ、ママに聞こえてなかったかな?」

 

「なに、が?」

 

 父に緊張が走る。自分の中の父性が揺らぎつつある父が、今一番されたくないことは父性の否定だ。図らずも手マンをして愛娘を絶頂させてしまった、その事実を突きつけられたくない。特に娘の口から。罪悪感の象徴でもある私の口から事実を突きつけられることは、まさに父性の否定となる。

 

 でもそれはとどめを刺すことであって、誘導じゃない。

 

 だから私はその父の考えを裏切る様に惚ける。

 

「くすぐったくて変な声出ちゃったから、ママに聞かれてないかなって……だって、あんな声でちゃって、恥ずかしかったんだもん」

 

 私の言葉を聞いて、懸念していたことが杞憂だったと分かり、身体の力を抜いていった。

 

「あ、あぁそういう……大丈夫だよ。だってママのいるところとお風呂は離れてるし、お風呂場の防音性だって……中で、歌っても……きこえない……」

 

 そして喋っている内に何かに気づいた、というよりはいけない事に気づいてしまった、といった様子を父は見せた。

 

 それこそ私が父に気づいて欲しかったこと。

 

 水が上流から下流へと流れる摂理があるように。罪の意識から逃れるためだったら人は、ある程度都合よく物事を考えてしまう生き物なのだ。

 

 父が今考える通り、ここのお風呂場は防音性がそれなりにある。母のいるリビングから離れていることもあって、一番に聞かれたくない人に声が届くことはまずない。

 

 私の喘ぎ声も届いてはいない。

 

 そんな私は惚けた甲斐もあって、父は私に性知識が無いと思い込んでいる。自分が何を体験して、何をされていたのか、何も理解していない。ただマッサージのように気持ち良かったと思っているだけ、と。

 

 そしてここには誰の耳も眼も無い。

 

 そんな状況のお風呂場で、自分と娘の二人きり。

 

 咎める人なんていない。咎めてくるのがあるのだとすれば、それは心の中の良心だけ。

 

「パパ?」

 

「ん? ああ、ごめん考え事してた。泡、流そうか」

 

 全体が黄色く青色の蛙が底の中心に描かれた桶を使って、父は私の体に付いた泡を流していってくれる。

 

 その間も父の思考は自らの理論武装に向けられていた。

 

 どこまでも父にとって都合の良いように事実が列挙されていく。

 

 正しくないにしても、仕方がなかったんだと言える程度に。

 

 言い訳を重ねたところで戻ってくる体裁などありはしないのに、心の防衛機能が取り繕うことをやめさせてくれない。

 

 そして気づく。この苦悩は自分次第でどうとでもなるということに。

 

 自分次第でどうとでも出来てしまうこの状況で、心が楽になる道が目の前に開けていたのなら。

 

魔が差すのは必然と言えた。

 

「こんなに気持ちいいなら毎日洗ってほしいなぁ」

 

 泡が流されて、しっとりと潤った腕の肌を撫でる。父に洗われてこんなにも艶が出るのなら、計画を抜きにしても毎日洗ってほしいと思ってしまう。

 

 父は言葉を受けて困ったような笑顔を浮かべる。さっきまでの狼狽えて、青ざめた表情は打って変わってもうそこには無い。あるのはひとつの選択をした、余裕ともとれる雰囲気だった。

 

「そう言ってくれるのは嬉しいけど、パパも今日より遅く帰ってくる時もあるから毎日は難しいよ」

 

「じゃあ今日みたいな日は一緒に入ってくれるってこと?」

 

「そう……だね。うん、その時は一緒に入ろうか」

 

 黙殺、それが父の選択だった。

 

 事実は父しか知らない。父自身が黙っていれば、その罪が露見することはない。

 

 咎める者がいなければ父としての体裁が失墜することもない。全てが無かったことになれば罪悪感に苛まれる理由も無くなる。

 

 そう考えた父は、何も無かったかのように振舞うことで自らの獣欲を肯定した。

 

 それで心は確かに軽くなったのかもしれない。

 

 だが、覆水盆に返らずとはよく言ったものだ。零れた水というのは二度と戻すことは出来ない。やった事実というのは、決して消えず覆すことなど出来ない。

 

 なぜなら父自身が知っているからだ。自らがしたことを、その興奮を、いきり立つチンポが覚えている。

 

 自分に嘘をつくことは出来ない。罪の意識は、ちゃんと父の中に残っている。

 

 今は都合のいいように考えて、心の重荷を一時的に降ろすことで目を逸らしているに過ぎない。

 

 だからこそ父は私の、毎日洗ってほしい、という頼み事を断ることが出来ない。

 

 せっかく整理のついた問題を再び直視することなんて、もうしたくないだろうからね。

 

今はそれでいい。ここからその罪悪感を育てていけば否応なしに直視することになるのだから。

 

「身体洗ったからお風呂入ってもいいよね?」

 

「うんいいよ、それじゃパパと入れ替わろうか」

 

 そう言うと父は湯船から立ち上がる。もちろん私はチンポへ目線を向けるが、やはり勃起はしていなかった。

 

 父は湯船から出て、入れ替わる様に私は湯船へ入っていく。

 

 片足ずつ湯船に浸けていって、ゆっくりと腰を下ろしていく。

 

 セックスとはまた違った心地よさに全身が包まれていく。座り込み、肩まで浸かって足を伸ばしたら、その気持ち良さに深い吐息を吐き出してしまう。

 

 今日一日の疲れが吹き飛んでいくようだ。やっぱり一仕事終わった後のお風呂こそ最高って思う。

 

 だから今日の所はこれでお終い。父が洗い始めたのを横目に私はお風呂を楽しむ。

 

「次は出来るだけたくさん射精させてあげるからね、パーパ♡」

 

 私のその呟きは、シャワーで頭の泡を洗い流し始めた父に届くことはなかった。

 

 

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