「おおっそろそろ出るぞ、よおく見ておくじゃぞ二人とも、これがお前さんらの飲む薬のザーメンじゃぞっ、うっ——」
竿を扱く手が早くなる。我慢汁が潤滑剤となり、激しさを増していくその手が初めて根元までしごいたその瞬間、その先端から白い粘ついた液体が迸った。
右手に持ったビーカーがその液体を受け止めて、瞬く間に一センチを超えるくらい溜まっていく。
「うはぁ……ザーメン♡」
「これが薬なんですね」
「そうじゃこれを今からお前たちは飲むんじゃぞ」
顔の前にまでもってこさせられると、余計にそれが搾りたてのザーメンなんだって分かってしまう。
昇ってくる臭いが湯気を幻視させる。
栗の花にも似た臭いは雄臭く、むせ返りそうなほどに鼻孔を犯してくる。
(これを今から飲む……んはぁ、転生してから人生初の精飲♡ んごっく、んはぁ涎が止まらなくてずっと嚥下しちゃう……なんて健康的でコッテリとしたザーメンなのかしら♡)
白に混じって少し黄ばんだザーメンを見ているだけで自然と呼吸が深くなり、ビーカーの近くで深呼吸を繰り返してしまう。
けれど西園寺さんにはお気に召さなかったようで、ビーカーから立ち昇る臭いに顔を顰めてしまう。
「うぅ、これ凄い臭い……それにドロってしてる……」
「でも薬って臭かったり苦かったりするもんじゃない? これも一緒だよ!」
「確かに、そう言われればそうかも……」
臭いに不満を抱くが、私の言い分に納得した様子を見せる西園寺さん。彼女の抱いた違和感がもしかしたら嘘を見破る切っ掛けになるかもしれないことを考えて、一応のフォローをしておいたのだ。
「その様子じゃと最初に飲むのはインコちゃんかのう、かっかっかっかっ」
心底愉快だと怒張するチンポから我慢汁を滴らせ、ザーメンが注がれたビーカーを手渡してくるシムラ先生。ガラス越しに仄かにザーメンの暖かみを感じる。私はそれを受け取り、生唾を飲み込む。
「さぁ、ぐいっといくんじゃ」
「東雲さん……」
心配そうに見つめてくる西園寺さん。そんな彼女に向って微笑んだ私は、ビーカーに口を付けて一気にそれを傾けた。
(んんぅすんっごい♡ ドロドロすぎて飲むの苦労するわぁ、啜るのがたぁいへん♡ 口に含んでからも、歯から喉にかけて全部に絡んできて中々飲み込めないじゃない♡ 舌で掬い取りながらなんとか喉に流し込んでるけど、嚥下してもしてもぜんぜん胃に落ちてかない♡ 苦しい、喉に絡んで息がしづらい、でもこの感覚最高、ザーメンの踊り食い♡ もっともっとほしい、溺れるくらいのザーメンほちい♡ ザーメンおかわりぃ♡)
「ジュッ、ジュゾゾゾゾゾゾジュルジュゾゾンジュルゾッ、んべるジュルルルルルル♡ んごく、ごっく、じゅぞ……んくんくんくっ♡ んふーふーふー、ジュルルルルルルル、ジュゾッ、ごくごくごっく……」
「いい飲みっぷりじゃのうインコちゃん、それじゃのう、その薬を口に溜めて儂に口の中を見せるんじゃ」
言われるがまま私は最後の一口を口に含んだら、それを大きく口を開けて先生に見せる。
「んふー、ふー、すぅ……ふー、ふー、んんぅ……」
「よしよしいい感じじゃぞインコちゃん。次はうがいじゃ、のどにも悪いモノは溜まるからのう。うがいは悪いモノをやっつけるのに効くから、口の中でぐちゅぐちゅごっくんするんじゃ」
「ふぁい——ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡♡」
私はうがいを始める。口の中に含んだザーメンをぐちゅぐちゅと動かし、歯から歯茎、そして歯周ポケットに至るまで満遍なくしっかりとシムラ先生のザーメンで洗い流していく。
(くっさ~♡ 鼻で息する度に濃厚なザー臭が突き抜けていくのぉ♡ 臭い濃すぎてぇ、臭いだけで孕んじゃいそう♡)
うがいはきっかり一分。三十秒は口の中をゆすぎ、残りの三十秒は上を向いてうがいをする。新鮮だった空気がザーメンの臭いに浸食されて、ザーメン臭い空気が肺に満ちる。
きっとこの後の私の吐く息はザーメン臭い酷いものになっているのだろう。
「ががごぉっ、がらがらがらがらがらがらがら——————っ、ゴックン……んっぷ……んぇあ、え~」
そして最後はちゃんと飲めたことをシムラ先生に見せる。
出した舌を掴み引っ張られて、お口の中にザーメンが残っていないかを隅々まで確認される。
「かっかっかっかっ、ちゃんと飲めてえらいのうインコちゃん。どうじゃった薬のお味は?」
「ん~飲めないわけじゃないけど臭いが凄いね。変な味に感じるけど、慣れたら美味しいって思えるようになるかな?」
「かっかっかっかっ、インコちゃんは面白い子じゃのう。じゃがそうじゃのう、まず慣れるためには思い込むことが大事じゃぞ?」
「思い込むこと?」
「そうじゃ。どんな風に感じても、おいしいっ、って思いこむことが大事なんじゃよ。人間言葉には力が宿るものじゃ。口にして信じていればいつか叶うように、おいしいおいしいって口にしていれば、自然と美味しいっておもうようになるってことじゃよ」
「それじゃあ——」
私は舌なめずりをして、蠱惑魔的に微笑みながらザーメン臭い感想を口にした。
「シムラ先生のザーメンお薬ぃ、とぉっても美味しかったです♡」
「そうかそうか、インコちゃんみたいな子に美味しいって言ってもらえると儂も嬉しくなってしまうわい」
そう言ってにこやかな表情を浮かべるシムラ先生とは裏腹に、チンポは怒髪天を突くかの如くそそり立っていた。大量の我慢汁を滴らせて、ビクビクと震えるそれは先生の興奮そのものを表していた。
純粋無垢な存在が雄臭いザーメンを飲み干して、無邪気に美味しいと口にする。これぞ味覚調教の醍醐味。健全な味覚を破壊して、徹底的にザーメンの味を覚え込ませる。
その始まりにシムラ先生はこれまで以上に興奮している様子だった。
「次はマキちゃんじゃのう。少し待っとってほしいんじゃ、直ぐにいっぱい出してあげるからのう——ふっ——ふッ——」
その昂りはチンポを扱く手を早め、玉袋が吐き出して減ったザーメンをぐつぐつと補充していくのが聞こえてくるようだ。
「よぉし先生もイクからのう……それいくぞぉ、˝おおっ、いくぞっ、おおおおいくッ——」
恍惚とした表情で私からビーカーを受け取ったシムラ先生は、ザーメンの残りかすがこびり付くビーカーにチンポを向けると私の時よりも激しく多くのザーメンを吐き出していく。
(いいなぁ、私の時よりもザーメンいっぱいはいってる……♡)
心なしか射精時間も私の時よりも長く、やはり私の時よりも多くのザーメンがビーカーの中におかわりされていた。
そしてそんな私の心の声など届くはずもなく、羨む私の視線を受けながらシムラ先生は手に持ったザーメン入りのビーカーを西園寺さんへ手渡した。
「うっ……ぅぅ……」
匂いに顔をしかめる西園寺さんは、ビーカーを手に持ったまま視線を彷徨わせるばかりで口を付けようとしない。
それでも勇気を出して口を付けようとビーカーを口へ持っていくが、やはり臭いが気になって顔を遠ざけてしまう。それの繰り返しだった。
「ほれ何をしとるんじゃ、ぐいっといかんか」
「うぅ、はい……」
「西園寺さんなら飲めるよ。そうだ、息を止めて飲めば臭いは気にならなくなるよ!」
「東雲さん……うん、頑張ってみる」
そう言った西園寺さんは、目を固くつぶり息を大きく吸い込んで、意を決してビーカーに口を付けて思いっきり傾けた。ドロッとしたザーメンが一気に西園寺さんの口の中へとなだれ込んでいく。
「んんぅ……ちゅる、ちゅぞっ…………んく、ごっく……ちゅるる……すぅ、んごっほぶえっ、ごっほごっほ、おぇっ……くさぃっ、ドロッとしてて、不味い、うぉえっ——」
最初は飲めていた西園寺さんだったが、いかんせん飲む量が少なすぎた。口に含む量が少なくてザーメンがビーカーから全然減らず、案の定、息が続かず息継ぎをしたことで強烈な臭いを嗅いでしまい、えずく西園寺さん。
それでも吐き気を抑えながら懸命に飲み干そうとする。
「ふぅー、ふぅー、ふぅー……っ、ちゅる、ぢゅるる……ごく、ごく、っぷはぁ、はぁ、うぉえっ、ごっ、んぐっ……ふぅー、すぅ、ふぅ……っ、ぢゅるっ、んごく、ちゅるる——」
人生初の精飲が大変なのは私にも覚えがある。吐き気を催すほど臭くて、固形物のように喉にへばりついてきて、飲み干すのも苦労する。でもいつしか精飲の感覚、そののど越しと鼻孔を通して全身に広がる臭いが、何故か美味しくてたまらなく身体を熱くさせるようになってくるのだ。
ようは慣れの話。シムラ先生がいうのもあながち間違っていない。美味しいと飲み続けていれば自ずと美味しくなっていくのが精飲なのだ。
口いっぱいにザーメンを頬張りながら何度もえずく西園寺さんが可愛らしい。特にえずいて身体がびくんっって跳ねるところなんかが見ていて興奮してくる。
そんな西園寺さんは何度もえずいて吐きそうになっているが、着実にビーカーのザーメンを減らしていた。
そして残り少しになったところでシムラ先生がさっきの私にしたようにうがいを命じた。
私がしたのを見ていたからこうなることも西園寺さんは見越していたんだろう。そこに戸惑いや躊躇いは見られなかった。
「ふぅ、ふぅ、げふっ……んく、はぁ、うおえっ、んぐ、すぅ……ッッ!」
最後の一口を口に含んだ彼女は、必死の形相で息を止めてうがいを始める。
「——ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ——!」
頬を大きく膨らませて、口の中を泳ぐ精子の波。口の中で空気を含んで泡立っているザーメンはさぞ強烈で濃厚な臭いを発していることだろう。
その駆け巡る臭いは口を通じて全身に滞留し、呼吸をしたが最後。滞留したザーメン臭は鼻孔を貫き、胃の痙攣が始まり、えずきは止まらなくなることだろう
「——っ、ッッ、んぶッ……ぅっ、ごぉ、ぇぉっ——!」
指示もされていないのに上向きになり、西園寺さんは口の中を見せてくる。その必死の形相は早く飲ませて欲しいと訴えてきているようだった。
全身に力が込められ、小さな震えは徐々に痙攣染みたものへと変わっていく。
「——ごっ、ッ、ぅッ、がっ、ごぽっ——!」
彼女の意思が、身体が新鮮な空気を求めて喘ぎ震える。
それを楽しそうにシムラ先生は笑みを浮かべたまま何も言わず眺めるだけだった。
そして現界は訪れた。
「——すぅ——げぇっ、げうぇっ、がっ、げぇっぼぉえ——ッ!」
肺が汚染された空気を取り込み、胃の痙攣が始まる。一度始まったえずきは止まらず、せり上がってきた胃液とザーメンのミックスジュースと共に口に含んでいたザーメンもろとも西園寺さんは吐き出してしまった。
「——げぇぇぇええええええ、おっ、おえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ——!」
止まらない吐き気、口元でザーメンを炸裂させ白濁に塗れた西園寺さんは止めたくても止められない吐き気に成すすべなくその胃の中のものを吐き出していく。
幸いなことは給食を食べていなかったことだろう。吐き出されたのは胃液とザーメンだけで、固形物は一切含まれていなかった。
「こひゅー、ひゅー……んぼぉえっ、えぉっ、んふー、ひゅー、かひゅー……」
せっかくバスタオルで拭いた身体も白濁した吐瀉物で汚れてしまった。滴る濁液に真っ白に染まる西園寺さんの柔肌、ねっとりと絡みつくザーメンが勿体ないと思ってしまい、自然と私は舌なめずりをしてしまう。
この全部が私の中に入っていたらよかったのにと思わずにはいられない。
胃の中の物を全て吐き出して、ようやく胃の痙攣も収まってきた西園寺さんは、徐々に落ち着きを取り戻していっているようだった。
涙を浮かべ白濁に塗れた口元から出てきた言葉は、絶望だった。
「けほっ、ごっほ、すんっ……あぁうそ、おくすり吐きだっしゃった……これじゃ、私死んじゃう……おくすり飲めないと、飲まないと死んじゃうよぉ……うっ、うぅ……ぐすっ、飲まなきゃ、これ全部飲まないとわたし……!」
虚ろな瞳で吐き出した物を寄せ集めて再び飲もうとするのをシムラ先生がその手を掴んで止める。
「やめるんじゃマキちゃん、地面に落ちたのはばっちいからのう。そんなことせんでもまた新しい薬をだすから、それを飲むんじゃ。もしうがいが苦しいのなら、慣れない内はせんでいいからのう。まずは薬に慣れることが大事じゃ、それでいいのう?」
「だって、先生お薬もきっと出せる量は限りがあるんでしょう? だって私と東雲さんだってイクときは凄い疲れるし、最後は悪いモノも出なくなる。先生もさっきイクっていってた、それって私達のと同じってことなんだよね。だから、私……無駄に出来ないって……」
その理論然とした物言いに舌を巻く私。やっぱり西園寺さんは無知で純粋なだけで馬鹿ではない。言った事は覚えているし、ちゃんと自分の中で事象の関連付けが出来ている。
やはり私の予感の通り、西園寺さんに違和感を与えるのはこの状況を壊すことに繋がることになりかねないと、私は改めて思った。
シムラ先生もそのことには気づいている。舌を巻くほどの物言いに対して、先生は笑って肯定する。なにせ言っていることは何も間違ってはいないのだから。
「かっかっかっかっ、マキちゃんの言う通りじゃ。確かに儂も薬を出せば疲れるし、量にも限りはある」
「だ、だったら!」
「早まっちゃいかんよマキちゃんや。誰が一度や二度で出なくなるって言ったんじゃ。儂はまだまだ薬をだせるぞう」
そう言って自信満々にシムラ先生は自らの勃起するチンポを見せつけてくる。既に二度出しているのにも関わらず、その固さと臭いは健在であった。
「さて、ちょっと床が汚れてしまったのう。ちゃちゃっと片付けて、続きはその後するから少し待っといてくれい二人とも。マキちゃんは水道を使って顔と身体を洗っておきなさい」
言われた西園寺さんは頷くと保健室に備え付けられた水道で口と身体を洗い、バスタオルで拭ってから戻ってくる。
そして下半身を露出したままシムラ先生は掃除道具を持ってくると、言った通りにてきぱきと床に吐き出された吐瀉物を片付けて、消毒まで済ませてしまう。
その手際は明らかに慣れている人のもので、きっと数えきれないくらいの吐瀉物を片付けてきたのだとわかってしまう。同時にそれだけ多くの女性が先生の魔の手にかかっているということも。
「ほいじゃ、続きをするかのう。まずは臭いに慣れてもらうために顔にぶっかけるからちゃんと二人は受け止めるんじゃぞ」
どうやら次は顔射らしい。顔射も私は大好きだ。なんだか自分という存在が汚され貶められているかのように感じられるからだ。
ザーメンで汚され貶められ、白濁に染まった私はきっと人以下の存在にその時はなっているのだ。ザーメンを吐き出すためだけのオナティッシュ。もしくは白濁とした無言の主張。雄の性処理に使われた雌穴という証拠なのかもしれない。
それはまるで犬のマーキングのようで、雄が俺の所有物だと主張するためにザーメンを顔にぶっかけるのかもしれない。現に過去では独占欲のあった人は、度々そうした変態的な行為を好んで行っていたのを覚えている。
目の前のシムラ先生もそう言った類いの人であることは、チンポを扱きながら見せる表情を見れば一目瞭然であった。その目は雄弁に語っている。私達二人を人とも思っていない、これからザーメンを美味しいと感じ、臭いを香しく感じるようなオナホに調教してやるって気持ちが透けて見えてしまっている。
その瞳に見つめられるだけでたまらなく興奮してしまう。子宮がきゅんきゅん疼き、知らず知らずの内に愛液が滴り落ちてしまっている。私も望んでいるのだ、先生の手によって人以下の存在に成り下がり、性処理のためだけに存在するのだと教え込まれることが今の私の学校での楽しみなのだ。
あとそうだ、顔射といえば世界の全てが臭いを通じてザーメン臭くなるのが、これまたたまらなく私の興奮を掻き立てて最高に興奮するってこと。
そんな期待と興奮する私が西園寺さんを盗み見ると、どうやらどうやって受け止めたらいいのか分からず困惑していた。そんな彼女が困った様子で視線を彷徨わせていると私と目が合い、自然と相談という形になった。