※この作品はR-18です。

貞操逆転世界で異能と体質で差別され男性の精液を定期注入されないと動けなくなる ”眠り戦姫” たちを性欲にまかせた婚約セックスで救いまくる話   作:ぽぶきち

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第八十話 図書室えっち(兼高レイア)

 

 

 久しぶりに長い夢を見た気がする。

 

 でも内容はよく覚えていない。

 

 枕元でチェーンネックレスを探す。

 寝る直前までつけていたものだ。

 

 朝食のあとにアジサに充電してもらわないといけない。

 ネックレスの異能の充電とアジサそのものの充電があるらしく、朝はクタシとアジサに両側から張り付かれる時間がある。

 

 アジサ曰く、このネックレスはつけたまま眠ってもいいらしい。

 でも、なるべくそれはしたくない。

 

 ……なんでしたくないんだっけ?

 

 まあ、いいか。

 

 真横に、眠っている青桐先生がいる。

 その頬を撫でる。

 

「先生、朝ですよ」

「……んぅ……」

 

 先生の体が動き、僕を抱き寄せる。

 以前はなかったが、いまの青桐先生には抱きつき癖のようなものがあった。

 

 豊かな胸の感触を味わっていると、青桐先生の目が薄く開く。

 

「だーりん……?」

 

 その寝ぼけた顔の青桐先生に、少し長いキスをする。

 

「ん、んー……」

「先生、朝ですよ。いっしょにシャワー浴びましょう」

「……朝」

 

 脱ぎ捨てた服を拾って、青桐先生に着せていく。

 

「だーりんがいるから、」

「うん?」

「ねるのがこわくなくなった」

 

 少し気恥ずかしい。

 青桐先生の頭を撫でると、気持ちよさそうに目を細める。

 

 そのまま二人で階を下り、シャワーを浴びた。

 

 シャワーを浴びて、青桐先生は正気に戻って蹲っていた。

 

 

 

 ‐‐‐

 

 

 先生に乞われて、学校に行くことになった。

 

 撃剣部に、無事であることを伝えたいらしい。

 

 メトリと、青桐先生と、レイアと、僕。

 今日はこの組み合わせだった。

 呉井さんたちは、アジサなどの訓練に付き合っているのだと思う。

 

 呉井さんは教えるのが上手い。

 ともすればこの学園の教職員になる道もあったんじゃないかと思うほどだ。

 

 特に異能伝導に関しては一家言があるらしく、精力的に指南に取り組んでいる。

 

「そんなことにユウキ様のお手を煩わせるなど」

「あなたにも付いてきて頂いて、感謝しています」

「私はお前の監視をするだけだ」

 

 青桐先生とメトリの仲は悪くはない。

 メトリは青桐先生のことを少しだけライバル視しており、青桐先生はメトリのことを良き友人だと思っているようで、それがメトリにやりづらそうな表情を与えている。

 

 撃剣部に挨拶に行くといっても、僕が傍にいるのは色々と差し障りがあるかもしれない。

 

 そう思って、外で待つことを伝える。

 

 青桐先生と決闘した日に部内で事情説明を行った呉井さん曰く、まだ黒鉄クラハ先輩などは僕を疑っているらしい。

 青桐先生を軟禁したのは事実なのだから、敵愾心を抱かれても仕方がないと思っている。

 思っているから、あまりみんなには冷たく当たらないように言い含めた。

 

「……?」

 

 ふと、廊下を通った人に見覚えがあった。

 

 どこか、最近あったことのある人だ。

 

「すいません、」

「えぇっ? 誰?」

 

 声をかけると、その女子は体を跳ねさせて驚いていた。

 

「男子様……?」

「ごめん、なんというか、えっと……

 君、僕とどこかで会ったことあるっけ?」

 

 下手なナンパのようになってしまった。

 

 女子が少し首を傾げる。

 眉を顰めて、何かを思い出そうとしている。

 

「誠にごめんでございますが……思い出せず……」

「そっか」

「でもしかし、私もどっかでお会いしたことあるような気がする……ような……?」

 

 不思議だ。

 日常的にどこかですれ違っていたのだろうか?

 

「1-12の兼高ユウキです。よろしく」

「あっ、わっ私、1-21の星トマニっていったり、します」

 

 尻すぼみな自己紹介。

 失礼かどうかを気にしている雰囲気がある。

 そしてその名前にも、やはりどこか聞き覚えがあった。

 

「隣のクラスだよね。確か、毎日登校しているとか……」

「そうです、でも、今日は図書委員の仕事で」

 

 星トマニさんは、少し奥手な雰囲気ながらも、思ったより話好きだった。

 

 具体的には図書委員ではなく蔵書管理部という部活動に属しており、その部活が夏休みの期間の図書室のカウンター業務を行うらしい。

 

 青桐先生から、どうやら少しだけ撃剣部の鍛錬に付き合うようで、少し長くなるかもしれないと連絡があった。

 メトリが激怒ぶっ殺しマークのスタンプを返している。やっぱり仲がいいよね。

 

 だからちょうどいいと、僕は彼女と話しながらその図書室、正確には第一蔵書室に向かう。

 

 トマニさんと話していても、出会ったことがあると予測できるような場所や時間を推し量れる話題はなかった。やはりデジャブなだけだろうか。

 

「私、東北出身なんです。

 もともとは、そこの戦姫育成の学園に通う予定だったんですが……」

 

 この場所以外にも戦姫育成学園が存在することは知っていた。

 歴史上では、この場所に複数の学園が立てられて一極集中状態だったこともあったらしいが、今では地方それぞれに戦姫の育成施設が設置される形になっているようだ。

 

「言語統一があって、私がラボラトリで目覚めたとき、ちょうど大量殺人事件があったんです」

 

 聞き間違いかと思い、一瞬足を止めそうになった。

 が、多分脳内で翻訳したままの意味だ。

 

「眠り戦姫を殺すと叫びながらノコギリを振り回した人に、大勢の一般市民が切りつけられて。

 それで町にいられなくなって、寮のあるこの学園に……」

 

 少しだけ聞いたことがある事件だ。

 始まりの眠り戦姫が田中さんによって殺害されてから、連鎖的に複数の事件が発生した。

 

 そんなニュースで取り上げられやすい残忍な事件が起こってしまったら、その地方の眠り戦姫の立場はますます悪くなっただろう。

 

「元々その学園にいた人は大丈夫だったの?」

「住む場所を追い出されて、上級生としてここに転入した人もいる、みたいです」

 

 寮がないのなら、そもそもの登校が難しいのではないかと思ったが、トマニさん曰く、その学園は私服登校が認められているらしい。通学中でも白い目で見られたり襲われたりすることはあまり無いようだ。

 

 図書室は、人がいなかった。

 鍵で扉を開け、トマニさんは慣れた手つきで図書室をOPENの状態にしていく。

 

 僕はカウンターのPCを起動させるトマニさんをみながら隣に座っていた。

 

「なんか司書って感じがしていいね」

「そうですか?」

「いっしょに図書委員の仕事してるみたいで」

「ふぉっ!?」

 

 素っ頓狂な声をあげながら、トマニさんが近くの本で顔を隠した。

 

 そんな告白のようなことはいっていないつもりだったが、どうやら何かしらの琴線に触れたらしい。

 

「あ、あのっ」

「どうしたの?」

「なんで、名前が見えないんですか?」

 

 名前?

 どういうことだろう。

 名札をつける校則はこの学園にはなかったはずだが。

 

「私、『名前を見る異能』が使えるんです……。人の頭の上に、名前が見えるんです。でも、ユウキ様だけは見ることができなくて……」

 

 納得した。

 僕がアジサから渡されたアクセサリーが、異能を弾いているのだろう。

 

 それにしても、名前を見る異能か。

 そういうものまであるんだな。

 

「もしかしたら僕の名前は偽名で、ほんとは名無しなのかもしれないね」

「えっ? いやそれでも……。本当なのですか?」

「ごめん冗談」

 

 アジサについて話すかどうか少しだけ迷っていると、

 図書室の扉がガラリと開いた。

 

 やってきたのは、制服を着た女子だ。

 トマニさんをみつけたあと、僕を見て一瞬固まる。

 

「男子様……? ……じゃなくて、トマニさん、委員長が呼んでたよ!」

「委員長さんが、どうして?」

 

 女子が、早く、と手招きすると、

 トマニさんが僕と女子を見比べた。

 

「いいよ、僕はここで待っておこうかな。やり方もなんとなくわかるし、代わりに受付するよ」

「も、もうしわけないですぅ……病みます」

「病まないで」

 

 トマニさんが来るまでまっておくつもりだけど、時間が置かれたら青桐先生とメトリがやってきて物々しい雰囲気を漂わせてしまうかもしれない。

 

 平身低頭のまま去っていくトマニさんを見送る。

 

 見送って、僕は声をかけた。

 

「……なんで透明化を……?」

「…………」

 

 レイアが透明化を解除して現れる。

 そのまま僕に抱きついてフガフガし始めた。

 

「すぅーー、ふぉ゛♡

 ……あの人、1-21だったので、もしかしたら諜報かもって」

 

 レイアの頭を胸に抱いて撫でる。

 1-21には他の国からのスパイが多い可能性があるというのはメトリの言葉だっただろうか。

 メトリに工作の技術を仕込まれつつあるレイアも、その警戒心を引き継いでいるのかもしれない。

 

「ひさしぶりのゆーきさまのハグすきっ♡♡

 キマるっ、フェロモンき゛まるっ♡♡ く、ぉ♡」

 

 トリップしつつあるレイアを膝に乗せる。

 人がいなくてよかった。

 

「ゆーきさま、ごめんなさいっ♡♡

 すこしあいただけなのに、においかいだら、はつじょうとまらなくてっ♡♡」

「こっそりえっちしよっか。確か、図書室でしたいって言ってたよね」

「ぁ♡ ふ♡」

 

 レイアの下着をずらす。

 僕がチャックから肉棒を露出させると、レイアの息がさらに荒くなった。

 

「ふーっ♡ ふーっ♡ ふーっ♡ ほしいぅ♡ ほしいですっ♡♡」

 

 腰をあげて、僕に囁きねだってくる。

 答えるように、ずっぷりと肉棒をレイアの膣内(なか)に沈めていく。

 

「お゛っ♡♡ ごぉっっ♡♡ ほっ♡♡」

 

 図書室のカウンターで、僕たちは強く密着して繋がった。

 レイアが僕の頬をぺろぺろと舐める。

 腰をぐりぐりと動かしてくる。

 

 その目は完全に発情していた。

 

 僕を椅子に押し付け、がむしゃらに腰を上下し始めた。

 

「ぐぉっ♡♡ おっきい゛ぃい♡♡♡ すごぃっ♡♡ すき、すき゛すき゛すき゛っ♡♡♡」

 

 普段なら、みんな直ぐにイッて自分では動けなくなる。

 しかし、いまのレイアはイきながら動いていた。

 何度も絶頂して身をよじりながらも、僕に舐めたりキスをしたりして次の快感を求めるとともに、精液をねだってくる。

 

 そんなとき、

 

「失礼します」

 

 聞いたことのある声が聞こえた。

 

 蓮顕寺カナウさんだ。

 1年の新入生代表で、病院襲撃事件にて僕の警護官たちと共闘してくれた人。

 

 どうしよう。

 僕たちはいま、セックスしている。

 いや、レイアの異能で見られることはないだろうが。

 

「兼高ユウキ様……なぜここに……?」

 

 蓮顕寺カナウさんが、普通に僕に気づいた。

 いや待て。様子がおかしい。

 

 振り向いて窓を確認する。

 

 そこには、僕だけが映っていた。

 レイアは映っていない。

 

 もしかして、チェーンネックレスの影響で、レイアと接触している僕の透明化のみが切られたのだろうか。

 

「まぁ、いいです。……お久しぶりですね」

「ああ、う、うん」

「ゆうきさまっ♡♡ すきっ♡♡ いっぱいだしてねっっ♡♡♡」

「……あなたにとって私は不愉快な存在でしょうが、そうもいっていられません」

「いや、不愉快じゃ、う、ないよ」

「あっ♡♡ おちんちんおっきくなってきた♡♡♡ だすんですかっ♡♡ いいよっ、だしてだしてだしてッ♡♡♡」

 

 腰に力を入れて射精感を堪える。

 ここで射精(だ)してしまったら気づかれるかもしれない。

 

 レイアに挿入している肉棒にも気づいていないということは、皮膚に光学迷彩的な何かしらが発生することで透明化しているのだろうか。そんな益体もないことを考えて必死に堪える。

 

 射精(だ)したらだめだ。

 

「だーせ♡♡ だーせ♡♡ びゅっびゅしよっ♡♡? ここすきでしょ♡♡♡ うらがわぞりぞりすきでしょっ♡♡♡」

「く、」

「私たちは体技大会で同じ白組ですわ。対策会も開こうと思っています」

 

 話が頭に入ってこない。

 僕によりかかったレイアが、すべてを搾り取るためにゼロ距離で腰を細かく揺らしている。

 

 頭がどうにかなってしまいそうだ。

 

「よければご参加を。これ、私の連絡先ですわ」

「あ、ありがとうっ」

「がまんするな゛っ♡♡♡ びゅーびゅーほしいっ♡♡♡

 あっ♡ お゛っ♡ お゛ぉっお゛っ♡♡♡」

 

 レイアのイキ声が耳元で発せられる。

 

「あと、ひとつ……」

「なに、かな」

「私はあなたがどちらか、どういう人間か、もうわからなくなりました。

 ので、あなたが野心家という前提で、最悪を考えて動きます」

 

 レイアの膣が締まる。

 

「イっって゛ッ♡♡ イっっけ゛ッ♡♡」

 

 無理矢理、精液を引きずり出された。

 脳が明滅する。

 

 僕は蓮顕寺カナウさんの眼の前で、射精した。

 

 大量の精液が、レイアのなかに射精(だ)される。

 

「ぉお゛ぉぉぉ゛ぉ゛おお゛ッッッッッ♡♡♡♡♡!?!?」

 

 僕にしか聞こえない嬌声が響く。

 量に応じて相当な過剰返済(オーバーフロー)が、レイアに起こっている。

 

 荒い息隠すように、下を向いて口を開ける。

 

「……大丈夫ですか?」

「う、うん……」

「お゛っっくぉ゛♡♡♡♡ いっっ゛ぐ゛♡♡♡♡」

 

 このびゅーびゅーという射精の振動も、僕とレイアにしか共有されていないはずだ。

 

「通常の司書がいないので日を改めます、最後に、忠告を。

 あなたからひどく発情したメスの匂いがします。身辺には気をつけたほうがいいですよ」

 

 蓮顕寺カナウはそう言って去った。

 

 僕は安心とともに、強い脱力感を感じた。

 

「お゛ぉぉお゛ぉッッ♡♡♡♡ おッ゛♡ あぁあ゛ぁ゛ああ゛ッッ♡♡♡」

 

 その後、レイアに数回意趣返しの攻勢えっちをして、

 メトリと青桐先生が合流し、

 用事を終えた星トマニさんが戻ってきた。

 

 

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