ジャックによるソリュシオンへの一方的な弄びと交わりは、その後ますます激しさを増していった。
収まる気配などまるでない。
むしろ行為は過激さを増し、その種類すら増えていった。
「……今度は、何ですか?」
「ソルちゃん、どうしたんすか?」
「……行ってくるわ」
「……あはぁ♡」
付きまとわれ、弄ばれ、無理やり下着を剥がされて犯される――そんな日常。
だが、いつもなら彼女の胸や尻を揉みながら付いて回っているはずのジャックの姿が見えない日も増えていた。もちろん、それは彼女に安息が訪れたという意味ではない。
別階層へ行ったのかと片目を閉じ、ジャックの位置を確認すれば――
彼は逆に虚空へ向けて指をくい、と動かし、“覗いている”彼女を呼びつけるのだった。
実に傲慢極まりないことに、勃起した男根を晒した全裸のまま。
嘲笑うように。
まるで娼婦でも呼び出すかのように。
当然、拒否などできるはずもない。
嫌々ながら赴けば、
「んぐぉおおっ♡♡♡!?」
「さっさと来やがれ! このクソスライムメイドがぁ!!」
「あっ、ふぐぅっ♡♡♡ あ、ふごぉおっ♡♡♡!?」
結局、いつもこうなった。
部屋へ入った瞬間に下着を剥ぎ取られ、全身を弄ばれ、そのまま強引に交わられる。
一時間近く、容赦なく突き立てられ続け――子宮が破裂するのではと思うほど中へ注ぎ込まれる。
「ちゅぅうっ♡ う、うぶっ♡ ぷはぁ、あ……♡ ふおぉっ♡♡!?」
そんな本気の孕ませ交尾が終われば、朦朧とした意識のまま“後始末”をさせられる。
口内を隅々まで蹂躙され、喉奥まで深く。
その最中も指で弄ばれ、潮を吹かされ、やがて気絶。
意識を取り戻すまで放置される。
……そんな日々だった。
「おっぱいまんこも、なかなか使えるじゃねえか?」
「……う、うぉっ♡♡♡!? ひ、引っ張る、ひぃっ♡♡♡!?!?」
ある時は、彼の要求でパイズリをさせられたこともあった。
ベッドへ腰掛けるジャック。
その前へ膝をつくソリュシオン。
彼女は胸の谷間へたっぷり唾液を垂らし、その間へ男根を挟み込むと、ぬちゅ……ぬちゅ……と動かした。
乳首を摘まれようと、捻られようと、引っ張られようと、動かし続けろという命令に従うしかない。
ジャックが胸へ触れるたび、彼女は軽い絶頂を繰り返した。
射精間近らしく震える男根を見るだけで、身体が熱を帯びる。
それでも動きを止めず、やがて顔へ精液をぶちまけられた時――なぜか腰が抜けたのはソリュシオンの方だった。
はぁ、はぁ、と息を乱しながら、股を濡らしているのは――
間違いなく、無理やりこんなことをさせられている彼女自身だった。
「……今度は、何なんですか……!」
「これもなかなか悪くねぇんだよ。パイズリほど見栄えはしねぇが……刺激はもっと強ぇしなぁ?」
腋すらも同じだった。
彼の望むままに蹂躙された。
汗ばんだ腋を舐められ、さらにはその間へ男根を挟み込まれて前後に擦られる。
理解不能だった。
だがジャックは満足そうに果て、胸の横へ擦りつけるように拭われた精液からは、生臭いながらもどこか思考を鈍らせる匂いが漂っていた。
「……っ。……こんなもの、孕ませ交尾とは関係ないのでは……?」
「せっかくの身体が勿体ねぇだろ? それに、こうやって楽しんだ方が質のいい種が出るんだよ。俺たちの可愛い子供のためになぁ」
足裏すら辱められた。
舐められた。
指の間を、仕事で蒸れた足を。
そして湿った足を掴まれ、その足裏で奉仕を強要される。
渋々ながら動かしたソリュシオンの足裏は、粘つく白濁でべっとり汚された。
当然、拭うことは許されない。
それどころかジャックは、そのままハイヒールを履かせた。
精液塗れのまま。
本来なら即座に溶かして飲み込んでやりたいような所業。
だが、もはや彼女に選択肢など存在しなかった。
結局ソリュシオンは、一日中、精液に満たされた靴を履き続けるしかなかった。
仕事中も、休憩中も。
その不快な感触を味わい続けながら。
「ちゅうぅっ♡♡ う、んっ……♡ ぷはぁ、はぁっ…♡」
「こんな風に見るのは初めてだな。何度突かれてもピンク色のままとは。いやらしい雌め。……はぁっ」
「んふぅっ♡♡♡!?!?」
だからなのかは分からないが、ソリュシャンは彼から初めてシックスナインを求められた時、思っていたほど強い嫌悪感を抱かなかった。
脇や足裏を使わされる行為よりは、まだ“普通”の部類だと思ってしまったのが一番の理由だった。
もっとも、普通だろうが普通でなかろうが、大差ないと改めて考えてしまい、思わず乾いた笑みが漏れる。
彼に染められていく自分の思考が、呪わしくてたまらなかった。
だが、気付いたところで何も変わりはしない。
今さら引き返すにも、拒絶するにも、あまりに遅すぎた。
そもそも――最初から拒否など許されていなかったのだから。
『交尾専用室』へ呼び出されたソリュシャン。
そうして当然のように始まる、ベッドへ横たわったまま互いを舐め合う行為。
ジャックは指で彼女の秘所を開いたり閉じたりした。
指を差し込み、掻き回し、擦り上げる。
普段より短いが、その分ずっと執拗な愛撫だった。
十分に濡れたのを確認した彼は、くつくつと笑う。
ジャック自身も感じ取っていたのだ。元々、下手な娼婦など比べ物にならないほど敏感だったその身体が、自分に触れられるたび、ただ交尾のためだけの身体へ変わっていくのを。
「うひぃっ♡♡!?! ――んっ♡ んぅっ♡♡」
ジャックは乳房を吸っていた時のように、今度は激しく女陰を貪った。
舌を膣へねじ込み、奥まで掻き回す。
唇ではクリトリスをじゅるりと吸い上げ、ちゅくちゅくと刺激した。
膣内の襞が舌使いに合わせてびくびくと震える。
クリトリスは真っ赤に染まり、腰は激しい絶頂を繰り返すように潮を噴きながら跳ね上がった。
挿入性交と変わらぬほどの愛液が、そんなクンニリングスだけで溢れ出していた。
「ふぅっ♡♡♡ んぅっ♡♡」
ソリュシャンも半ば呆けたまま、ジャックの肉棒を口に含んでいた。
根元まで呑み込み、亀頭の辺りで動きを止めると、その裏側を舌先でゆっくりと舐め上げる。
射精が近づいた気配を感じれば、肉棒から口を離し、今度は彼の睾丸を口に含む。
口内で転がしながら、手では肉棒をしごき続けた。
そうして、どうにか射精へ導き出した直後。
交尾が始まった。
妊娠を目的とした、下劣な雄と雌の交尾。
「お、ご……ぉっ♡」
ソリュシャンが意識を取り戻した時には、全身へ精液を浴びせかけられていた。
まるでコーティングでもされたかのように、全身ぶっかけ状態。
子宮の奥には、違和感を覚えるほど大量に注がれているのが分かる。
「――ふごぉっ♡♡♡!?!」
その日は特に、身体の動き出しが鈍かった。
意識もまるで晴れず、頭がぼうっと霞んだまま。
結局ソリュシャンは、力なく横たわっている間に、さらに三度ほどジャックに犯されることになった。
それ以降、ジャックの入浴では、ソリュシャンが裸で世話をするようになった。
それは自発的でも、強制されたわけでもない。
異様なほど頭がぼんやりしていたソリュシャンは、ただこの時間が早く終わることだけを願いながら、ジャックの性欲へ付き合うようになっていたのだ。
既に彼女も半ば諦めていた。
諦めなければ、心も身体もどこか壊れてしまいそうだったから。
乳房で泡を立て、その柔らかな胸だけでジャックの全身を洗っていく。
背中から胸、腹、肉棒、太腿まで……。
大きな乳房が全身を這う感触だけで、彼を興奮させるには十分だった。
彼女は自らの股間で、彼の腕へ泡を塗りつけた。
尻の割れ目で、肉棒や太腿へ泡を広げた。
「くそっ! この淫乱メイドがぁっ!!」
「んひぃっ♡♡♡!!? お、押し込ま、ふごぉっ♡♡!?」
泡を洗い流し、全身へローションを塗り広げた二人。
入浴の世話は、そのままぬるぬるとした浴場での性交へ変わっていった。
淫らな雌スライムの身体を隅々まで。
触れていない場所など存在しないと言わんばかりに、ジャックは熱心に彼女の身体を貪っていった。
そして――
「正気ですか……?」
「今さらか?」
第九階層と第六階層での“裸の散歩”。
さすがのソリュシオンも激しく拒絶した。
だが、ジャックの軽薄な返答を聞いた瞬間、後頭部を殴られたような感覚に襲われる。
プレアデスの前で辱められ、脱がされ、犯された。
一般メイドたちの前でも嬌声を上げた。
孕ませとは無関係の行為すら、数え切れないほど付き合わされてきた。
そして何より――
アインズの命令を言い訳にして、反論もせず従ってきたのは、他ならぬソリュシオン自身だった。
ソリュシオンは唇を噛み締める。
そして――受け入れた。
彼女はジャックから差し出された首輪を、自ら首へ嵌める。
服を脱ぐ。
上着を、スカートを。ゆっくりと。
いつも無理やり剥かれていた彼女が、初めて自分の意志で脱ぎ始めたのだった。
露わになった妖艶な肉体。
何度辱められてもなお淡い桃色を保つ胸と秘所。
火照った肌と相まって、背徳的な色気を放っていた。
「脱いだだけでこんなに濡れるのかよ」
「……これで――」
「これで?」
「……っ!」
その短い問いだけで、ソリュシオンは意味を理解した。
屈辱的極まりない命令。
今までで最も不快な命令。
だが彼女は、しばし躊躇った末、四つん這いになった。
そしてジャックを見上げ、
「……ワン」
とか細く鳴いた。
ジャックは腹を抱えて笑い転げ、彼女の尻を軽く叩く。
「もう濡れてるとか、褒めてやらねぇとなぁ」
「ふぐっ、ぅ……♡ わ、ワン♡!」
「じゃあ行くか!」
こうして始まった、ソリュシオンの裸散歩。
廊下で無理やり突かれ、尻を叩かれ。
通り過ぎる数多のメイドたちや、同じプレアデス、階層守護者たちの困惑した視線を浴びながら。
その前で、犬のように鳴かされるソリュシオン。
「ふごっ、ぉごぉっ♡♡……? ぅほ……♡ ほぉっ♡……!」
「皆の前で孕め! 雌犬みてぇに俺のガキを産めぇ!」
「ふごぉおっ♡♡♡!?!?」
ソリュシオンの頭は、ますます霞んでいく。
心の奥深くに――
決して修復できないほど大きな亀裂が走ってしまったような、そんな感覚だけが残っていた。
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