猫の獣人とその幼馴染の人外百合 作:顔のない女@人外ものしか書けない人
オリジナル:現代/恋愛
タグ:R-18 ガールズラブ 女主人公 現代 百合 手マン 強制絶頂 キス 高校生 喘ぎ 依存 クンニ
二人の関係性の変化やここに至るまでの物語の全容は、通常投稿しているメインストーリー側にて連載中です。ぜひ本編と併せてお楽しみください。
喉の奥に沈んでいった薬は、あまりに即効性があった。
胃の腑から逆流してくるような熱気が、背骨を伝って末梢神経の隅々まで火を付けて回る。
ベッドに押し倒された私の視界で、葵の瞳が濡れたように、それでいて獲物を捕らえた獣のような鋭さを持って光っていた。
「あ……葵……っ」
私の口から漏れたのは、拒絶でも制止でもない、ただ彼女の名を呼ぶだけの形を失った吐息。
長い間ずっとこの瞬間を夢見ていたはずなのに、いざ現実として彼女の体温が全身に圧しかかってくると、心臓が破裂しそうなほどの鼓動を刻み始める。
媚薬の影響だろうか、それともただの私の欲求だろうか。
皮膚の表面が粟立ち、葵の指が触れる場所すべてが、まるで焼け付くような感触を伴って意識を支配していく。
「……んむ」
やがて葵の顔がゆっくりと近づき、再び唇が重なった。
それはさっきまでの口移しのような強引なものではなく、お互いの存在を確かめ合うような、深く、静かで、それでいて狂おしいほど執拗な口づけだった。
彼女の舌が私の口内を丁寧に、隅々までなぞるたび、喉の奥に残った媚薬の余韻がかき混ぜられる。
粘膜が擦れ合う、グチュ、という卑猥な水音が、静まり返った部屋の中で異様なほど鮮明に響いた。
「ん……、ふ、ぁ……っ」
舌が絡み合い、唾液が混ざり合う。
私は葵の首に腕を回し、少しでも彼女との隙間を埋めようとしがみついた。
彼女の吐息は雨に濡れた匂いと、微かな石鹸の香りが混ざり合っている。
それが鼻腔を抜けるたび、私の下腹部はキュンと疼き、自分でも制御できないほどの熱が溜まっていくのが分かった。
「……玲香。耳、ピクピクしてるよ」
耳元で囁かれた掠れた声に、私は自分が今、どんな醜態を晒しているのかを改めて自覚した。
頭の上では、羞恥と快感で小刻みに震える獣耳。
そして背後では、シーツの上でのたうつ尻尾。
私の本能は、葵という飼い主に完全に屈服していた。
葵の唇が離れ、私の顎のラインをなぞりながら、ゆっくりと下方へと移動していく。
まずは肩口。
雨で少し冷えていたはずの肌に、葵の熱い唇が落とされる。
吸い付くような、そして時折甘噛みするような刺激に、私は背中を弓なりに反らせた。
「ひ……ぁ、っ……葵、あ……っ」
唇は鎖骨の窪みを通り、二の腕の内側、そして指先まで。
葵は私の肌を一つ一つ、まるで地図を埋めていくかのような丁寧さで、唇と舌で汚していく。
服の上から、そして布地を避けて直接肌へ。
冷たい外気と彼女の熱い吐息が交互に触れるたび、私の意識はさらに混濁していった。
やがて彼女の顔は私の胸元へと至った。
キャミソールを捲り上げられ、ブラジャーのカップから半分ほど零れ落ちた私のソレを、彼女は愛おしそうに、けれど少し意地悪な力加減で撫でてきた。
「……玲香のここ、さっきからずっとドキドキ言ってるね」
「ぅ……、う、るさ……い、あ、あぁ……ッ」
掌で包み込まれ、指先で先端を弄られるたび、脳髄に甘い痺れが走る。
彼女は何度かその突起の周りを舌で触れた後、意を決したようにブラジャーをずらし、剥き出しになった肌へと直接顔を埋めた。
熱い舌が乳首を捉える。
「ひ、あぁぁぁあッ!!」
絡め取られ、吸い上げられ、そして……。
「いたっ?! あ、んん……ッ、あ……ッ!」
時折軽く歯を立てて甘噛みされる。
その鋭い刺激が、媚薬で酷く火照った私の身体には、最高のご褒美のように感じられてしまうのが恐ろしかった。
反対側の胸を葵の指先が長く、執拗に焦らす。
先端を指の腹で潰すように、あるいは爪の先で弾くように。
私の身体は、葵の意のままに快楽の旋律を奏でる楽器のように、彼女の愛撫の一つ一つに過敏な反応を返してしまう。
やがて葵の指が腹部をなぞり、さらにその下へと伸びる。
「ひ……っ?!」
私の尻尾が、反射的に葵の腕にギュッとしがみつくように絡みついた。
そこを掴まれ、根元から毛並みに逆らって撫で上げられる。
「あ、あぁ……ッ! そこ、だめ……っ、ぁ、んんんッ……!」
尻尾の付け根への刺激は、私の脊髄を直接叩くような強烈な衝撃となって全身を駆け巡った。
葵の膝が私の股の間に割り込んでくる。
スカートの布地が、鼠径部の熱にじっとりと張り付き、摩擦を生んだ。
「あ……、はぁ……っ、ん、んんっ……!」
押し潰されるような圧迫感。
布越しに伝わる葵の体温と、自身の熱い液体が混じり合い、足の付け根がじっとりと濡れていくのが分かった。
彼女が膝をゆっくりと回すたび、一番触れてほしくない、けれど今すぐ抉るように愛してほしい場所がしつこく擦られる。
阻んでいる薄い布地が、もどかしくて仕方がない。
いっそ引き裂いてほしいと願う心とは裏腹に、葵はその焦らしを愉しむかのように、さらに深く、自身の膝を私の秘部に押しつけた。
「玲香、ここ……すごく体が震えてるよ? そんなに私のこと欲しがってるの?」
「ぅ……、う、そ……そんな、こと……っ、んあぁっ!」
否定しようとした唇は、彼女の指先によって強引に塞がれた。
葵の左手が私のスカートの奥、湿り気を帯びた薄衣の境界線へと忍び寄る。
指先がそのショーツの縁に触れた瞬間、私はビクンと身体を跳ねさせた。
彼女の指先は、布の上から私の一番敏感な核を捉え、ゆっくりと、けれど確実な力加減で円を描き始めた。
グチュ、という小さな、耳障りな水音が自身の内側から漏れる。
それは私の理性が完全に決壊したことを告げる、あまりに卑猥な合図だった。
「ひ、あぁぁぁ……っ、あおい、ぁおい……っ!」
葵の指が、濡れそぼった布を巻き込みながら、突起をとても優しく左右に弾き、そして上から押しつぶす。
そのたびに、脊髄を突き抜けるような甘い電流が走り、視界がチカチカと火花を散らした。
私の尻尾は葵の腕をさらに強く、ちぎれんばかりの力で締め付け、獣としての本能を剥き出しにしていく。
葵は私の悶絶をその瞳に焼き付けるように見下ろしながら、今度は指を布の下へと潜り込ませた。
指先が直接、熱い粘膜に触れる。
「あ、あああぁぁぁぁっ!!」
媚薬で過剰なまでに潤った内側は、指を一本受け入れただけで、悲鳴を上げるように激しく脈打った。
葵の指は私の内壁を丹念に、抉るように掻き回していく。
彼女が特定の場所、私の精神を狂わせる一点を捉えるたび、喉から熱い喘ぎが溢れ、意識が真っ白な虚無へと引きずり込まれていく。
「ここ……そんなにいいの?」
「んんぅっ! あ、あ……、ちが、ぅ……あ、あぁぁぁぁぁっ!!」
葵の指使いは、容赦がなかった。
内側を突き上げる指と、親指で直接、突起を転がす残酷なまでの同時刺激。
私はもう、シーツを掴む指の力さえも忘れて、ただ彼女が与える快楽の濁流に溺れることしかできない。
やがて葵は、ゆっくりと顔を私の股の間へと埋めていった。
「あ……、葵……っ、だめ、そこは……汚いですから、っ……!」
葵は私の制止など最初から耳に届いていないようだった。
「汚いわけないじゃん。……玲香の、全部受け止めてあげる」
彼女の吐息が直接肌に触れた瞬間、下腹部が引き絞られるような激しい震えに襲われた。
ずらされた薄い布地の隙間から、熱を孕んだ舌先が、剥き出しになった私の最深部へと滑り込む。
「――っ、ぁ、あぁぁああッ!!」
声にならない絶叫が喉の奥で爆ぜた。
指よりも柔らかく、けれど力強い舌の感触。
それが過敏になりきった粘膜を執拗に、かつ丁寧に抉るようになぞり始める。
彼女は私が一番触れてほしい場所を熟知していた。
中心に位置する突起を舌先で細かく弾き、上下を交互に優しく転がす。
逃げ場のない快感の嵐に、私の尻尾は葵の首筋にきつく巻き付き、頭の上の耳は狂ったようにピクピクと痙攣を繰り返した。
「躾のなってない尻尾さんだね。もっとイタズラしてあげようかな?」
「は、あ、あおい……っ、それ、だめ、すぎ……あ、あ、ああああッ!!」
葵は私の悶絶を栄養にするかのように、さらに深く、その場所を口内へと吸い込んだ。
ジュ、という淫らな水音が、部屋の静寂を容赦なく切り裂く。
舌先を一点に集中させ、震わせる。
かと思えば喉を鳴らすような力強さで、溢れ出す蜜ごと私を啜り上げた。
内側からせり上がってくる熱い塊が、喉元まで届きそうになる。
意識が真っ白な虚無に塗り潰され、私はただ、葵の髪を掻き乱すように掴んで、彼女をさらに自分へと押し付けることしかできなかった。
「イく、あ……ッ、イっちゃう」
「大丈夫だよ。そのままリラックスして」
「あ、あああああぁぁぁぁッ!!」
一回目の絶頂は、抗う間もなく訪れた。
身体が弓なりに反り、指先から尻尾の先までが激しく硬直する。
内側から噴き出した熱い液体が、葵の口内を汚し、彼女の頬を伝って流れ落ちる。
でも葵は止まってくれなかった。
絶頂の余韻で、触れられるだけで痛いほど敏感になっている場所を、彼女はさらに執拗に、今度は奥の粘膜までを掃除するように舐め取っていく。
「ひ、ぁ……っ?! やめ、て……あ、あおい……っ、おかしく、なっちゃ……あ、あ、ああああッ!!」
「だめだめ。もっと気持ちよくならなきゃ」
休む間もなく襲いかかる二度目の波。
一度目の余韻に新しい快感が重なり合い、強烈な不協和音となって私の脳を殴りつける。
葵の舌は私の脚の付け根、鼠径部のあたりまでを広く、熱く、そして深く掠め取っていった。
「あっ、あっ、く、ぅぅぅぅっ!」
やがて二度目の絶頂が、先ほどよりも深い場所から突き上げる。
身体がガクガクと震え、意識が朦朧とする中で、さらに三度目……。
もう、何回イったのかも分からない。
ただ、葵の熱と私の蜜が混ざり合い、自身の身体が液状になって溶け出していくような感覚だけがあった。
「はぁ、はぁ、はぁ……っ……あ、あぁ……ッ」
ようやく、葵がゆっくりと私の股の間から顔を離した。
その顔は私の愛液で酷く濡れそぼり、月明かりの下で妖しく光り輝いている。
彼女は口角に溜まった液体を指先で拭い、それをゆっくりと自分の舌で舐め取ってみせた。
「玲香……すごいね。私の顔、玲香でびしょびしょだよ?」
「っ……! い、わな、いで……っ」
あまりの羞恥心に、私は腕で顔を覆った。
けれど、葵は私のその腕を強引に退け、揶揄うような、けれどどこか寂しげな目で私を見つめた。
「そんなに気持ちよかったんだ。……ねえ、玲香。今度は私のをお願いしていい?」
私はすぐに理解した。
葵も私の愛を――欲求を受けたいと思ってることを。
「…………いいですよ。こういうのはちゃんとお互いが満足するまで、ですからね」
「うん、ありがと」
私は震える腕を伸ばし、彼女の首筋に手を回して、今度は私の方から引き寄せた。
私は葵の身体をベッドへ押し倒すと、彼女は少し驚いたように目を丸くし、それから観念したように柔らかな微笑を浮かべて、すべてを委ねるように背を沈めた。
立場が逆転し、私が見下ろす形になる。
「玲香……?」
「さっき散々やられた分を全力でお返しします。途中で泣き言を言っても、絶対に聞いてやりませんからね」
そして私は彼女の唇を貪るように奪い返した。