ターニャ・デグレチャフ&ヤニねこ姉妹リョナ短編 作:ゴールドフォレスト
原作:ヤニねこ
タグ:R-18 残酷な描写 クロスオーバー リョナ ヒロピン ヒロインピンチ 幼女戦記 ターニャ・デグレチャフ ヤニねこ 佐藤ヤニ子 妹ねこ 佐藤妹子 存在X 腹パン 串刺し 貫通 電流 拷問 全能 チート
串刺し貫通等何度も死ぬ目に遭いますが、最後存在Xを無理矢理倒してハッピーエンドにします!いつもの事ですが。
あと私は、ターニャの前世の「逆恨み」を否定します。殺人は良くないけど、これを逆恨みとして話を終了すると、いつまでも弱者を虐げる社会が横行するので。
「う・・・。」
私、ターニャ・デグレチャフが目を覚ましたのは、薄暗く汚い部屋だった。
床は畳か?随分汚れているが。
な!なんて部屋中臭いんだ!
というか、部屋全体がゴミだらけだ!ここに人が住んでいるとしたら、考えたくないが住んでいるとしたら、相当なダメ人間だ。無視してとっとと帰ろう。
・・・身体を動かしたが身体能力がおかしい。試そう。・・・。
魔導が使えない!身体能力が子供レベルになっている!マズい。マズすぎる。
「にゃ!泥棒のガキか!ここに何も無いニャ!帰れ!」
住んでいるらしい奴が帰ってきた。更にマズい。
・・・人では無かった。何か猫みたいな耳が付いているし。
何とか帰ろうと、猫を無視して玄関を出る。
・・・現代の日本だった。
超マズい。超マズすぎる。
私の前世は現代日本の人間(男)だ。だが、現在は見た目通りの幼い女の子になってしまった。前世が日本人だからって、身体能力無し魔導無しで、この姿かつ戸籍無し身元不明で真っ当に1人生きていけるわけ無いじゃないか。
・・・正直、元の日本(らしい世界)に帰ってみると、ターニャの世界にも帰りたくはあまり無い。酷い世界だから。
手持ちの金は無い。あるのは着ている軍服だけだ。警察等公的機関に頼るのは面倒だ。
どうする?
後ろを見る。何か臭うと思ったら、ヤニ臭いんだこの猫女は。
猫女は私が出た後に、扉も閉めないでポケットから煙草を出して暢気に吸い始めた。
背に腹は代えられない。まずこの女に寄生しよう。そして、もっと良い寄生先がいたら切ろう。そしてターニャの世界に帰る情報を得る。そう計画した。
「あのー。おねぇちゃん?私捨てられちゃったの。良かったら、しばらく泊めてくれる先を教えてくれないかな?」
くそ。下手過ぎる嘘だ。私とした事が、かなり動揺している。
猫女は私に接近し、私の姿を値踏みして、私を持ち上げた。
「お前。結構良い服着ているニャア。金持ちか?」
「ううん?違うよ。これはコスプレ店から盗んできたの。お願いします!何でもするから助けて!」
「・・・ん?今、なんでもって言ったニャね?」
猫女の目つきがいやらしくなった。まさか・・・。まさか私に立ちんぼでもさせる気か?
猫女が、私にやらしたのは家の掃除だった。
それでも重労働だ。汚れていない箇所が無く、ヤニ臭く、獣臭くもある。
ああ・・・。この私が雑巾掛けとは。まぁいい。当面の居住地だ。
ちなみに、このアパートの大家とも知り合い、こっちに寄生しようと思ったが、猫女が邪魔をした。大家に胸をチラ見させ勃起させた。なんだこいつらは。
猫女にとっては、私は体の良い奴隷なんだろう。
完全に初期対応をミスった。この私とした事が。
夏の炎天下、丸1日かかって清掃を終えた。ここまで食事無し!休憩無し!猫女は監視し続け水も飲ませない!疲労と空腹と脱水症状で死にそうだ。そして倒れている私の目の前で、煙草を吸う猫女。せっかく掃除したばかりなのに・・・。
「お姉ちゃん!様子を見に来た・・・何部屋綺麗じゃん!どうしたの・・・その子誰!」
新たな猫女が現れた。言動からして妹らしい。しかし私には反応する体力も無い。
「あぁ。こいつはニャーの家に泥棒に入ろうとしたから制裁として掃除させたニャ。なんか動かなくなったから、この後、服を剥いで売る。」
「ばかぁぁぁぁぁ!!!」
妹猫に殴られている猫女を見てざまぁみろと思いながら、私の意識は消えていった。
こんなボロアパートが私の死に場所だなんて・・・・。
私は、妹猫こと佐藤妹子の献身的な介護により回復した。
猫女・・・佐藤ヤニ子は、妹の家には近づけないらしく自分の家にいる。殺したい。
2人の母親にも会った。・・・彼女に何やら不穏な雰囲気を感じた。ああいうヤニカスが産まれるのも仕方が無いのかも知れない。
「ねぇ!ターニャちゃんは、どこから来たの?」
私は第二次世界大戦を模している様な異世界に転生した顛末を正直に話した。この妹子は信用できる。それに、他に説明しようが無い。正直に話した。
「凄い!異世界転生って本当にあるんだね!」
信じた。何故だ。
どうやら、私が体験した異世界転生は、漫画やライトノベルで数多く量産されているらしい。
大体のテンプレはこんな所。
主人公は、大抵現世で上手くいかない人間。それがトラックに轢かれたりして死亡する。そうしたら神が・・・。私は神が大嫌いだが。神とやらがチートスキルという反則的能力を授け、主に中世ヨーロッパ風で魔法が使える世界に生まれ変わらせたり転送したりするらしい。
は!馬鹿馬鹿しい!来世だと?チートスキルだと?現実における弱者の妄想の具現化ではないか!
こんなジャンルが流行りだと、この国は行く末は長くは無いな。
「そんなこと言わないでよ・・・。現実は不条理で理不尽な事が多すぎるんだよ。だからせめて物語でガス抜きをしようと。」
「下らない。私も神を名乗る奴に会ったが、あれは詐欺師だぞ。自分への信仰の為に甘い汁を吸わせる等あれこれ干渉してくる。そんな神は認めない。
よって私は独力で異世界を生きてきた。前世でもな。」
「それはターニャちゃんが強いからだよ。もっと弱者の気持ちに寄り添ってよ。」
「寄り添わない。助けはするが。
そう、私の第二の人生は戦時中だ。甘えは許されない。才能無き者は戦場から外す。そうしないと、そいつは戦場で確実に死ぬんだぞ?」
「それはそうだけど・・・。ターニャちゃんの前世は、私達みたいな世界だと聞いていたけど、そこでもそんな感じなの?」
「会社の人事部のリストラ担当で、無断欠勤等をした社員達を解雇した。」
「・・・リストラで人を殺しているじゃん。」
「は?」
「リストラされた人が、ちゃんと再就職先を見つけていると思っているの?そんなわけ無いよね?じゃあ生活できないじゃん。人殺しじゃん。
あのさぁ。会社は、その人が必要だから雇ったんだよね?で?使えないからポイ?勝手すぎるよね、育てもしないで。」
「私は人事育成もきちんとした!でも無断欠勤する様なろくでなしがいたんだ!そいつの逆恨みで、私は殺されたんだぞ!」
「それは殺した人が悪いよ。でも『逆恨み』では無い。だって、そういう状況に持っていったのはターニャちゃんだから。
精神の弱い人は『会社を休みます』とすら言えない人がいるんだって。会社が怖いあまりに、更に状況の悪い選択をする。そういう精神の病気なんだって。そういう病気とか知らないの?人事なのに?
そうだよ。異世界転生ものが流行るのは、ターニャちゃんみたいな人の心を無視する人が社会の上層部にいるからだよ。」
しばらく無言が続き、妹子が言い過ぎたと謝った。
でも、私は反論できなかった。謝る事もしなかった。
私は自分が完璧だと思っているほど自惚れてはいない。だから、ターニャに生まれ変わった時は、前世の轍を踏むまいと行動してきた。つもりだ。
部下の犠牲を出さないよう行動してきた。つもりだ。
だが。前世を否定しきれないのも事実だ。
だって、そうしたら、私の生き方の否定だから。
私は、私を殺せない。殺したくない。
私はしばらく自問自答していた。
その頃、ヤニ子は酒と煙草をかっくらいながら路地をふらつくダメ人間全開だった。
そんなヤニ子に声が聞こえる。
『ヤニ子よ。』
「んー?なんか変な声が聞こえるニャ。飲み過ぎたか。」
『飲み過ぎでは無い。お前に力を授けよう。好きなだけ煙草が吸えて、酒が飲めるぞ。働かなくても良いんだぞ。』
「マジで。マジでぇぇぇぇぇ!!!下さい!力下さい!」
『条件の一つは、私こと神を信仰する事。もう一つはお前の家に居たターニャ・デグレチャフという幼女を嬲り殺せ。』
「え・・・?」
『あの幼女は戦争で何人も人を殺している。そんな大量殺人者で、お前と縁もゆかりも無い幼女を殺すだけで、お前の人生幸福になるのだぞ。よく考えろヤニ子。』
「・・・出来ないニャ。ニャーは身体を売る事と人殺しだけは出来ないニャ!妹ちゃんと約束したから・・・。」
『使えない畜生!じゃぁ貴様を嬲って憂さを晴らす!貴様らのせいでターニャ野垂れ死にというシナリオが防がれた罰だ!』
「にゃにゃにゃにゃにゃーーーーー!」
ヤニ子は、今回の黒幕だった自称神である存在Xに拉致されて異空間に消えた。
ここの箇所は、この書き手のナレーションで行う。
存在Xというモノについて個人的見解を。
このモノは神であるらしい。超越的存在に違いは無い。だが、何故ターニャに固執するのか?よく分からない。信仰が欲しければ他の人間を頼れば良いのだし、無神論者や神という存在が嫌いな者はどの世界どの時代にも存在する。
固執理由として考えられるものは『ターニャに自分に近いもの、シンパシーを感じた』である。存在Xは、同類が欲しいのだ。しかし支配したい。故に信仰心をターニャに持たせたい。要は、自分が上に立つ友情が欲しい的の幼稚な理由だ。
と仮定して、この話では存在Xの思考と行動を進める。ターニャを殺すというのはもちろん嘘である。友人候補を殺す筈がない。だが、支配する為に加虐する。そして、幼稚故にこの話で存在Xは倒される。
そうでないと、神に等しき存在に対し、ターニャに勝ち目など最初から無い筈だから。
「ニャ・・・。」
ヤニ子は目が醒めた。ここは存在Xが作った亜空間。四方が気持ち悪い生きた壁で蠢いている。地面も天井も。
そして、ヤニ子は四肢を拘束されXの字だ。全裸で。
「ニャー!なんでニャーはこんな恥ずかしい格好を!さっきのお前!さては、ニャーにいやらしい事をする気だニャ!」
『しない。ただし拷問の限りを尽くし、嬲り殺す。』
ドボォッ!
「がふ・・・。おう・・・。」
触手の先端がヤニ子の腹を殴った。思いっきりめり込んでいる。
「痛い・・・。もう止めて神様・・・。ニャーは神様の事を信じるから・・・。」
1発で音を上げたヤニ子。だが、そんな事を聞き入れる存在Xでは無い。
『信仰するのは当たり前。私はターニャを嬲り殺せと命令した。出来ないのか?』
「・・・やっぱり出来ないニャ・・・。妹ちゃんが悲しむ・・・。」
『では、お前の妹を殺そう。時間をかけて。筆舌に尽くしがたい殺し方で。』
「ニャ・・・!」
『そうだろう?お前の世界は私の管轄では無いから分からないが、お前は一目見てクズだと分かった。どうしようも無い役立たず。それをせめて1回くらいは役立てようと思ったのだがな。』
「お前何なのニャ!神様の癖に弱い奴を救わないのかニャ!何の為に存在しているんだニャ!」
『私は合理的に世界を運営しているだけだ。使えるものは手駒にし、役立たずは殺す。人間も企業とやらをその様に運営している。私はそれを世界レベルで動かしているだけだ。
あぁ。クズに話しても無駄か。では趣向を変えよう。
これからお前を不死にして拷問する。もし1回でも死を哀願したら、お前の大切な妹を嬲り殺し。世界を跨ぐのも疲れるんだよ。少しばかり楽しみがないとな。』
「・・・やれニャ。」
『一寸の虫にも五分の魂か。笑える。どこまで我慢できるか試してやろう。』
ズブゥッ!
「んぐお・・・。」
いきなり触手でヤニ子は腹を串刺しにされた。
不摂生な生活をしているのに、スタイルだけは良いヤニ子のくびれたウエストの半分近くが触手により潰された。
グジュグジュグジュグジョグジョグジョ・・・
貫通している触手に腹を掻き回されているヤニ子。
「おおおおお!ごふぅ!・・・負けないニャ!妹ちゃんは、妹だけはがはっ!ニャーが守るにゃ!」
ズルズルズル・・・ズブリュ!
「ぐぅぅぅ!お!あぉぉぉ・・・。」
触手が引き抜かれた。ヤニ子の腹から洪水の様に血が吹きだしている。これで死ぬ筈だが、存在Xによって不死にされているため死ねない。
「ぐはっ!はぁはぁはぁ・・・。ごぶ!」
『苦しそうだな。止血をしてやろう。』
存在Xは触手を出した。先端にはデカい煙草が1本あり、火がつけられている。
「嫌・・・。止めて・・・。」
ヤニ子も何をされるのか理解できたようだ。
『妹を守るのでは?これから、嫌がっても妹を殺すとしよう。』
「・・・やれ。」
ドジュゥゥゥゥゥ!!
「ごがぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
煙草はヤニ子の腹の傷と同じくらいの太さがあった。それを押しつけられている。
「ごぼぼぼぼ!!ごふぅぅぅぅぅ!!!」
ヤニ子が上へ向けて物凄い量の煙を吐いている。腹に空いた穴に巨大煙草を入れられているので当然と言える。この時点で狂い死ぬ。・・・狂う事も出来ないが。
『こんな煙を吸いたかったんだろう?感謝しろ。』
「ゲホゲホゲホ!ゴホ!・・・神様は煙草も楽しめないのかニャ?寂しい存在ニャねぇ。」
普段のヤニ子ならとっくに降伏している。
だが妹が人質なんだ。大切な妹すら見捨てるようなら、自分は本当にダメ獣人に成り下がる。ただでさえ人生崖っぷちなのに。
これ以上引けない。引けないんだ。
・・・ヤニ子は生涯最初で最後の意地を通そうとしていた。
「ううん!うぐ!うぐぐぐ!」
ヤニ子の貫通した腹の穴が痛みを伴って再生していく。
「はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。」
ドズジュブ!ズブジュブ!
「か・・・。」
腹の傷が治った途端に、今度は両胸を突き刺された。両方の肺に触手が突き刺さっている感覚がする。
『煙を吸って真っ黒なんだろう?私が綺麗にしてやろう。』
ヤニ子はもう喋れなかった。止めろといいたかったが、それは妹を殺す合図。言えなかった。でも口を開けば、その言葉が出てきそうなので黙っていた。
ガリガリガリ!ギジュグブグブ!
「ぐぼぉぉぉ!ごは!んぐぁぁぁぁぁ!!!」
ヤニ子は、触手で肺の中を引っかかれ続けている。口から黒い物が血と混じって出てくる。健康になる前に死ぬ行為。それをヤニ子は相当な時間味わい続けた。
「ターニャちゃん!お姉ちゃんが帰ってこないの!大家さんから帰ってこないって連絡あった!誘拐された!」
妹子の悲痛な反応に、私は、
「はぁ?どっかほっつき歩いているのでは?」
冷淡だった。
「あり得ない!大体家で寝っ転がっているもの!それにこれをお姉ちゃんの家の近くで見つけた!」
・・・煙草が入ったままのパッケージだった。100円ライターも入っている。
「こういうスタイルはお姉ちゃんだよ!こんな事あり得ない!お姉ちゃんが煙草を落としたままにしているなんて!」
あまりにも馬鹿馬鹿しい推理で『どうでもいい』と言いたくなったが、他にやる事が無いので乗った。
「推理1。強盗に拉致された。」
「あり得ない。お姉ちゃんが、お金を持っているように見える?」
見えない。却下。次。
「推理2。言っちゃ悪いが陵辱目的。」
「あり得ない。ケモナーでもお姉ちゃんの間近に来れば、ヤニ臭過ぎて断念するから。」
実の姉に凄い言い方だな、この妹は。とすると・・・。
怖気が走った。・・・私の案件に巻き込まれたのだ。
存在X。やれるとしたら、奴だろう。
私は熟考した。存在Xが本気になった。私の異世界転移、力の簒奪、ヤニ子誘拐。これらで強制的に私の信仰心を植え付けようとしてきているのだ。
よく考えろ。何の為にヤニ子を?・・・私をヤニ子に嬲らせて屈辱を与える為か。
確かにあんな底辺に嬲られるなんて屈辱過ぎて死んだ方がマシだ。それと引き換えに信仰か。
何故異世界?・・・たまたまヤニ子を何処かで見て利用しようと考えたんだろう。テレビやネットを見て気になった商品を買うようなもんだ。それに異世界なら逃げられない。本気で奥の手でもあるな。
で。これから私はどうすれば?異世界・・・。異世界・・・。
「妹子。異世界とチートスキルについて詳しく教えてくれ。」
私は妹子から情報を聞いた。
その後、存在Xについて話した。奴がヤニ子を誘拐したと予想される事も。
当然妹子は憤慨。予定通り。
そして、私は存在X消去プランを数パターン考えた。そう消去。奴は大がかりな手段に出た。恐らくこれが最後だろう。ミスは許されない。確実に奴を倒す。消し去る。
私は色々な仕込みをした後、妹子と共にヤニ子のアパートの部屋に来た。
「聞こえているんだろう!自称神!・・・存在Xと言った方がいいか?」
初手侮辱。そして異空間が開き、我々は吸い込まれた。
最後の勝負だ。その前にかなりの覚悟をしてきた。私も妹子も。
気が付いたら、私と妹子は触手に四肢を拘束されていた。Xの字。私は軍服。妹子は高校の夏服。そのままの服装だ。
そして、側にヤニ子が同じ体勢で拘束されていた。両胸から大量に血を流して。
「いやぁぁぁぁぁ!!!おねぇちゃぁぁぁぁぁんんん!!!!」
もう妹子は涙目だ。ここまでは良い。服を着ている。妹子が悲しみながら激怒。ヤニ子も生きているようだ。ここまでプラン①の通り。
ここから多分拷問だろう。受けるつもりだ。存在Xを油断させる為に。
「相変わらず趣味が悪いな、狂神。おぐ!」
ボズゥッ!メリ・・・メリ・・・
私の下から触手が伸びてきて、先端で腹を殴られた。その上で更にめり込ませようとしている。
「か・・・あ・・・。」
ビチャビチャビチャ!
大量に涎やら胃液を吐いた。そう惨めな方が良い。
『相変わらず信心浅い者だ、お前は。』
「・・・何が神よ。こんな下劣な事をして!恥を知れんがぁぁ!!」
ドゴォッ!メキ・・・メリ・・・
妹子も腹を殴られた。
「おえぇぇぇ!!」
大量に吐瀉物を吐く。
『黙れ異世界の下等生物。
さて。私は、どうすればお前に信仰心を与えられるかずっと考えていた。屈辱が良いか?苦痛が良いか?では全てにしよう、と考えたのが今回の舞台。私がお前の為にここまで大がかりな事をしたのだ。感謝し敬え。』
「断る、愚神。ぶぐぉ!」
ズボァァ!
私はめり込んだ触手にそのまま腹を貫かれた。
「ターニャちゃん!ぐはぁ!」
ズバァッ!
妹子もだ。
「おご・・・。うぐぅ!がふ!」
「うん!かはっ!くぅぅ・・・。」
私達は血を吐き続けている。
『やはり、そこの死にかけのままにしているクズと同じ目に遭わせないといけないか。面倒だが、これもお前の信心を得る為。』
ビリィ!ビリィ!
妹子が全裸にされた。そして通常サイズの煙草を持った触手が2本出現した。
ジュゥゥゥゥゥ!!!
「あん!んぐぅぅぅぅ!!!」
妹子の両乳首が焼かれている。
更にもう1本煙草付き触手が出現。
ジュゥゥゥゥゥ!!!
「がはぁぁぁぁ!!!」
妹子の綺麗な膣が焼かれていく。
「は!だから、糞だと言うのだ貴様は!」
私の目の前にも煙草付き触手出現。ただしデカい。
ジュブブブブブブ!!!
「ぐぉぉぉぉぉ!!!」
貫かれている腹の上、胸全体に煙草を押しつけられた。
ジュボォォォォォ!!
「んぎぃぃぃぃぃ!!!」
尻にデカ煙草触手を当てられた。
ドジュゥゥゥゥゥ!!
「が・・・・がが・・・。」
陰部全体にデカ煙草。
煙草は火が消える事なく、そのまま何時間か経過した。
「やめ・・・るニャ・・・。」
ヤニ子が、気が付いたらしい。
『起きたか、クズ。では、そこにいるターニャを殺せ。』
「いや・・・ニャ・・・。」
正直、私はヤニ子が抵抗していたなど、全く想定外だった。過小評価していた。
プランに変更は無いが。
バチバチバチバチバチ!!
「あぐぅぅぅぅ!ご!ぐぉぉぉぉ!!」
「にゃ!ぎぃぃぃぃぃ!!!」
「あうぅぅぅぅ!!くは!」
私達3人に電流が流された。電気椅子レベルだろう。死ぬ筈が死ねなかった。
やはりこの状態で数時間。
シュゥゥゥゥゥ!!
・・・私達3人は口から煙を吐いている。
『当分煙草はいらないだろう?クズ。さて、ターニャ。私を信仰するか?』
「死ね。糞が。」
『では、お前が普段やっている事で苦難を与えてやろう。』
ズブォォア!
「ぐが!がはぁ!」
腹の触手が抜かれた。大量に血を吐く私。
ビキビキメキメキ!
「あ!あぁぁぁぁぁ!!!」
私の傷が治っていく。痛みを伴って。服も元通りだ。
・・・用意した物は無事なんだろうか?これは賭けるしかない。
私の目の前に3体の私が出現した。狙撃銃を持っている。
私の両胸、腹部に銃口を押しつけられた。そして。
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン・・・・
「ぐお!んぐ!あう!ぐは!うぶ!かは!ごふ!おごぉ!」・・・
銃で撃たれまくる私。幼い肉体が仰け反る。
「止めて・・・!がは!もう止めて・・・!」
「嫌ニャこんなの・・・。ぐふぅ!」
猫姉妹に心配されている。
・・・予定通り。
数時間撃たれ続けた。
・・・予定通り。
「か・・・。か・・・。か・・・。」
私はもう息も絶え絶えだ。血を吐く力も無く、口から大量に垂れ流している。
「お!ぐぼぉぉ!ご!」
やはり痛みを伴って回復。
そして、私は言った。
「降参だ、主よ。信仰する。」
『ほう。やっと音を上げたか。』
上機嫌なのが分かるよ、存在X。
「その代わり、条件がある。1つ目。この姉妹を回復させ、拘束を解け。」
瞬時に猫姉妹は回復。触手も解かれた。
「ターニャ・・・。」
ヤニ子に心配された。妹子は黙っている。
「2つ目。私の拘束も解け。」
即、解かれた。私は気味の悪い地面に立つ。
「3つ目。・・・主はチートスキルを、私に与えられるか?」
『あぁ。最近流行りのアレか。何でも。何が欲しいんだ?』
「全能。」
若干の間があった。
『ふはははは!欲張りな奴め。だが私は気分が良い。与えてやろう。貴様の信仰と引き換えに!』
やはり信仰と同時か。・・・私はポケットに入っている物を握りしめた。
勝負だ。私の信仰に対する反抗心と全能を行使する力との。
・・・私の頭が真っ白になった。
私は数歩歩いて跪く。何か物を落としたらしい。
「主よ。これまでの非礼をお詫びします。そして我が命を、全てを、主に捧げます。
主の御心のままに。」
祈り続けた。
「ん?ニャーの煙草ニャ!」
ヤニ子が飛びついた。そして煙草を抜き、ライターも抜き・・・。
ライターに紙が巻かれているのに気が付いたらしい。
「ん?何だこれ?」
私のもう一つの勝負だ。読んでくれ。
「なになに。
『ターニャ・デグレチャフに、ターニャが存在Xと呼んでいる存在以上の全能の力を与える。』」
私は起き上がった。
同時に目の前に、ターニャに猫耳が付いた存在が出現した。
「な?何だこれは?」
私は、狙撃銃を出現させ、目の前のターニャ=存在Xに銃口を向け、
「おはよう、クソッタレ。」
邪悪な笑みを浮かべた。
「な、何なのだこれは?説明しろ!」
存在Xは慌てている。無理もない。ただの人間、獣人と言うべきか。になったのだから。
だが、説明は不要だ。そして勝ち誇る事も不要。速やかに殺す。
「説明しない。死ね。」
魔導を構築し、ターニャの姿をした存在Xを完全に消滅させた。
私達は、元のヤニ子の部屋に戻った。
「勝ったんだね!ターニャちゃん!」
妹子が喜んでいる。
「何が起こったのかニャーは全然分からないニャ。」
分からなくて良いよ。お前は馬鹿のままで。
・・・お前が全能になったなんて教えたくないから。
これが、存在X消去プラン①だ。
存在Xに全能にしてもらう→即私は『ヤニ子を存在Xを超える全能にする。』と願う。→煙草を落とす。そこに入っていたライターに巻き付けた紙の文章を読み、ヤニ子が私を存在X以上の全能にする。
というプラン。存在Xが私を自分を超える全能にするはずがないので、間接的になるしかなかった。まるでとんちだ。だが、奴を超える全能にならない限り存在Xには勝てなかった。
そして、このプランを実行する為に、存在Xを油断させる為に、長時間拷問を受けた。
他のプランもある。
プラン②は、ヤニ子が死んでいた場合。妹子を全能にする。妹子には全てを伝えているので、即私を存在X以上の全能にする。
ちなみに、この可能性は低いと踏んでいた。何故なら、ヤニ子を殺すなら、とっくに死体を私の目の前に寄越すからだ。寄越さないなら人質のようなものだ。そう予想していた。
それに、妹子が従わない場合を恐れていた。あくまで偶然に全能者がその能力を振るう事を願っていた。
プラン③は、チートスキルで全能を存在Xが与えられない場合。
妹子に存在Xを散々罵倒させる。そして、
私は、存在Xが考えつかないような残虐な方法で猫姉妹を惨殺する事を提案。それと引き換えに元の世界に帰るプランだ。
・・・正直プラン③の可能性が最も高いと思っていた。これは当然妹子には伝えていない。
私は全能なんて信じていなかったから。チートスキルすら。
だが、存在Xは全能を与えられた。認めよう。奴は神だ。糞の神だ。
そして、私はそれ以上の存在になった。なるしかなかった。それ以外に存在Xに勝つ方法が思いつかない。
後のプランは、①~③の複合プラン。説明割愛。
とにかく、猫姉妹を殺す事もなく、私は勝った。自由を得た。
遂に私の人生を歩めるんだ!
と、思っていた。
甘かった。
存在Xは、本当に神としての仕事をしていた。そして各世界には神の様な管理者がいないと維持できない事を知った。
私の現在の立場は、『経営陣の1人』だ。
神なんて名乗りたくない。そして1人で世界を維持する自信も無い。
だから、ターニャの世界で能力のある知人部下達を全能にした。誰かは割愛する。
何故なら私のイエスマンでは困るから。書いて『こいつはお前のイエスマンだ』と突っ込まれるのも恥ずかしい。私の側にはそういう人間が多い。そうでない人物かつ人徳がある人物を複数同じ立場に置いた。
何故なら私に人徳が無いから。非情だから。私は、私のストッパーや人徳を上げる存在が欲しいのだ。
そして、ヤニ子も経営陣の1人にするしかなかった。全能にしたから。そしてすぐ暴走するから。
当然妹子も全能にした。ストッパーとして。
だが、基本妹子は姉に甘い。今日も。
「ターニャちゃん、大変!またお姉ちゃんが訳の分からない世界を作ったよ!」
ヤニ子はまた、自分に酒と煙草を献上する独裁世界を作り人々を苦しめていた。
急行。そしてダッシュで煙草を吹かしているヤニ子に駆け寄り、
「また馬鹿やってんのか、このヤニねこぉぉぉぉ!!!」
ドボォォォォ!
「んげぇぇぇぇ!!!」
ヤニ子の腹にダッシュ正拳突きを喰らわせた。
全能と全能の戦いはどうなるか?全能能力を発動させ、相殺し、結局人間レベルの戦闘になるが正解だ。よって正拳突き。
ヤニ子はゲロ吐きながら、
「ニャーは何も悪い事してないのに・・・。」
いつもの弁解をしていた。
私はヤニ子をボコりながら、今日も各世界を運営していく。
私は、いつになったら自由になるんだ!!